敵艦隊前線泊地殴り込み(艦隊これくしょん)

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&font(#6495ED){登録日}:2016/09/24 (土) 09:58:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 19 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(3){&font(#1c305c){[[大淀>大淀(艦これ)]]「貴様らの泊地は一日で終りだ」}}} #center(){&sizex(5){&font(#1c305c){「それでも長すぎた!!」}}} 前回→艦これ始まってない 次回→[[南方海域強襲偵察!>南方海域強襲偵察!(艦隊これくしょん)]] 『[[艦隊これくしょん -艦これ-]]』の2013年春に開催されたイベント。艦隊これくしょんで初めて行われたイベントである。 イベント期間は5/17~6/5の間。 当初はこれより短い期間だったが、難易度を上げすぎて攻略者がほとんど出なかったことと、サーバー不具合の補償として期間を延長、ゲームバランスの調整が行われた。 時は艦これ黎明期であり、現在の横須賀サーバーが名前をつけられる前、全ユーザー数も3万人いるかいないかと言われているなど、翌年の同時期からは考えられないほど[[ゲーム]]の規模は小さかった。 ・もくじ &link_anchor(概要){新規深海棲艦} &link_anchor(操作){海域解説} &link_anchor(いのっち){E-1} &link_anchor(いのに){E-2} &link_anchor(いのさん){E-3} &link_anchor(いのよん){E-4} &aname(概要,option=nolink){ } #blockquote(){新規深海棲艦} ゲーム内に初めて潜水艦と鬼、姫級の[[深海棲艦>深海棲艦(艦これ)]]が参戦した。またボスの随伴として[[たこ焼き]]でお馴染みの浮遊要塞が登場。 E3ボスは泊地棲鬼、E4ボスは泊地棲姫。アニメでも泊地棲姫は岩場に立っていたことや泊地水鬼の存在から基地系ボスに思えるかも知れないが、二人とも戦艦である。 &aname(操作,option=nolink){ } #blockquote(){海域解説} マップは全部で4つ。構成も極めてシンプルで、ボス前分岐があるだけのほとんど一本道構成。ボス前で逸れるマップはその先で100以上の燃料か弾薬を拾えるなど以降のイベントマップに比べると有情といえる。 ただしその一本道という都合上、道中の無慈悲な渦潮を避けることができず、ゲージ回復もある。どちらの要素も開始1週間後のメンテで弱体化した。 また、1度クリアしたマップにはE4以外再出撃不可能。そのため、ドロップ狙いの出撃は基本的に最終マップでのみ行えた。 モチーフは史実での[[真珠湾攻撃]]だが、前述のようにマップが一本道であるため、参加艦によるルート固定などはない。 新規艦娘はドロップで鬼怒、阿武隈、途中追加されたE4ボス限定の[[瑞鶴>五航戦/翔鶴型航空母艦(艦これ)]]。報酬で[[翔鶴>五航戦/翔鶴型航空母艦(艦これ)]]が仲間にできた。 &aname(いのっち,option=nolink){ } #blockquote(){E-1} #openclose(show=詳細){ &bold(){前哨戦/前哨戦 撤退中} >水上機母艦1隻、駆逐艦2隻を含む全6隻の艦隊を編成し、敵泊地海域付近の偵察を実施せよ! 道中からいきなり潜水艦が登場。当時はとにかく火力の高い[[戦艦>戦艦(艦これ)]]で押しきるのが攻略法として成り立っていたため、高火力艦の攻撃を受けず、一方的になぶる潜水艦は初めて現れた天敵であった。 ボスは輸送ワ級が2隻に重巡、軽巡、潜水艦、駆逐艦などの混合艦隊。 撤退中は潜水艦と重巡が軽巡と駆逐艦に変わった。 ところで、このマップで早々に予想外の事態が生じている。 それがバグだと分かるのは後の話になるが、なんと攻略に必須の[[千歳と千代田>千歳型水上機母艦(艦これ)]]に使われたダメージ計算式が間違っており、二人がありえない火力を発揮していたのだ。 そのため、ゲージ回復や当時の装備から考えても難易度は決して高くなく、参加者からは上記の艦隊を編成できるなら印象のないマップだったと言われる。 ドロップで鬼怒と出会える可能性があり、突破報酬は調整前後で変わらず応急修理女神。 } &aname(いのに,option=nolink){ } #blockquote(){E-2} #openclose(show=詳細){ &bold(){警戒線突破/警戒線突破 撤退中} >作戦内容 重巡洋艦2隻、軽巡洋艦1隻を基幹とした全6隻の「高速」艦隊をもって敵泊地警戒線を突破せよ! 前マップと比較して難易度は格段に上昇する。敵に特筆すべき点は特にないが、道中に渦潮が2ヵ所あり、火力と回避率の低下が見過ごせなくなってくる。 高速の[[軽巡>軽巡洋艦(艦これ)]]かつ、改装レベルの早さから五十鈴が酷使されたことは公式四コマでもネタにされた。 また、当時の火力至上主義から高速戦艦の金剛姉妹も好まれ、主砲を積めるだけ積む者、カットインに賭ける者など提督毎に試行錯誤が繰り返された。 ボスパターンは3つと多く、[[ヲ級の空母艦隊>空母ヲ級(艦これ)]]、ル級の戦艦艦隊、リ級の重巡艦隊。撤退中はヲ級の艦隊旗艦がヌ級になり、他も戦艦や重巡の数が減った。 ドロップに前マップ同様鬼怒と、今マップから阿武隈が登場。突破報酬は[[大和>大和型戦艦(艦これ)]]よりお先に登場の46cm三連装砲。フィット補正もなかったので、以降のマップでも適当な戦艦に載せて活躍することになる。 } &aname(いのさん,option=nolink){ } #blockquote(){E-3} #openclose(show=詳細){ &bold(){湾内突入!/湾内突入!撤退中} >航空戦艦2隻を中核とした全6隻の突入艦隊を編成し、敵泊地湾内へ突入せよ! 調整後のマップ名が矛盾の塊みたいなマップ。航空戦艦が必要なこともあり、[[伊勢型>伊勢型戦艦(艦これ)]]が連続回避していそうである。 初戦から空母ヲ級のエリートクラス、以降道中はひたすら潜水艦と2ヵ所の渦潮という、名実ともに本イベント最高難易度のマップ。 潜水艦対策に[[駆逐艦>駆逐艦(艦これ)]]や軽巡を増やしてもいいが、ボスは泊地棲鬼を始め、ル級エリート2隻という戦艦3隻にヲ級エリートまで加えた殺意に溢れる編成で出迎えてくる。ここまで来て火力不足に泣かされたプレイヤーの数は知れない。 調整前のボスは泊地棲鬼、空母ヲ級flagship、戦艦 ル級elite、戦艦ル級elite、軽巡ヘ 級elite、輸送ワ級eliteが輪形陣で迎えるパターンのみ。 撤退中はなぜか4パターンにふえており、ヲ級かル級を含めた輪形陣パターンが3つと多いが、一切空母を含まない代わりに泊地棲鬼とル級フラグシップの2隻の戦艦が単縦陣で迎える編成が1つある。 E4はここほどの難易度はないため、ここでE1報酬の応急修理女神を使ったプレイヤーも多い。 突破報酬は初の報酬艦となる[[翔鶴型航空母艦、翔鶴>五航戦/翔鶴型航空母艦(艦これ)]]。ドロップに鬼怒と阿武隈もいるが、あまりの難易度ゆえにここで掘る意味も理由もない。 } &aname(いのよん,option=nolink){ } #blockquote(){E-4} #openclose(show=詳細){ &bold(){敵泊地強襲!} >作戦内容 決戦用主力艦隊を全6隻で編成し、敵泊地を強襲、その中枢戦力を撃滅せよ! 2013年春イベント最終マップである。道中はボス前分岐もなくなった完全な一本道であり、調整前後で名前の変化もなかった。 二度の潜水艦戦の後、浮遊要塞に戦艦ル級と重巡リ級2隻か、雷巡チ級2隻を含む編成。いずれもエリートやフラグシップを含む。 ボスは戦艦の泊地棲姫。随伴は全てが浮遊要塞であり、輪形陣。戦艦がいれば昼の二巡でまず全滅させられるため、前マップと比べて難易度は大幅に下がっている。 ボス限定ドロップとして瑞鶴が実装されたほか、実質、ここでしか掘りができなかったため、鬼怒と阿武隈は瑞鶴と一緒に探されることとなった。 報酬は震電改。素の対空値15を誇る2016年9月末現在においても最強の艦上戦闘機であり、空母を愛する提督には垂涎の品。 しかし&bold(){次の入手機会が2023年4月の10周年記念期間限定任務による入手}という、&bold(){約10年間もオーパーツと化するほどのレア装備}だった。 横須賀サーバーの提督しか持っていないこと、そもそもこのゲームのタイトルが艦隊これくしょんなことから、呉、佐世保、舞鶴のサーバーができたころから現在に至るまで、ずっとコレクションさせろと訴え続けられている。 また、余談ではあるが、2016年夏までの間、イベント完走の報酬が艦娘ではなく装備だけだったのはこの一度だけである。 さらに余談であるが、難易度低下前にここをクリアしたプレイヤーにはイベント後に彗星一二甲が配布された。 震電改は当初、バグで能力値がゼロになっていたため、メンテナンス後にクリアしたプレイヤーはそちらを羨ましがったそうだが、秋頃にはその評価も逆転することになる。 } #center(){&sizex(3){&font(#1c305c){大淀「殴り込みは失敗です」}}} #center(){&sizex(3){&font(#1c305c){大淀「今は遠い泊地に身を隠しましょう」}}} 追記修正は一週間後にお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) //流石に基本無料の艦これと購入が必要な太平洋の嵐では比較対象としては相応しく無いと思われます。 ここから先は、13年春イベントが開始して一週間の出来事と、当時の艦これがどのようなゲームであったかについて記述する。 なお、以下の記述は、当時の仕様と難易度を参加者が残していた発言や、検証した人達のレポートをもとに文章としてまとめたもので、艦隊これくしょんというゲームを貶める意図がないことは理解していただきたい。 &big(){◇一年越しに明かされた事実} このイベントが開始された時期だが、艦これサービス開始から一ヶ月ほどしかたっていなかった。そのため、 &font(u,#000000,20px){イベント当時、攻略に使えるゲーム内情報は一切存在していなかった。} さらに、運営もまだゲーム運営に慣れていなかったためか不具合も多く、建てられたばかりの艦隊これくしょん本スレでは阿鼻叫喚の様相を呈した。 運営サイドがゲーム運営そのものに不慣れで手探り状態であったのと同じくして、検証勢を含めた当時の艦これプレイヤー全員もまたマスクデータの多さが災いし手探り状態で、まともな情報が揃えるというのが無理難題なのである。 2014年春、本スレにて前年のイベントを振り返る話題が出た際、偶然にも震電改保有(13年春イベント完走)者や、当時のスクリーンショットを残していたプレイヤーが多数集まった。しかしそこで明かされた情報は、 &font(u,#000000,20px){最古参プレイヤーから満場一致でゲームにならないという評価を下された本イベントと、プレイヤーに厳しすぎる内容だった。} その主な理由は、まだ撤退令が出ていなかったイベント開始から一週間の内容にある。 &font(u,#000000,20px){たった2つのイベント要素について説明されただけで、参加意思を失う者が続出したのだ。} &font(u,blue,20px){酷評原因の要素は3つあったにも関わらず。} 結果、2016年春イベントにて、バグで実際に攻略不可能となったイベントが起こるまで、このイベントは艦これ史上最悪難易度のイベントと呼ばれ続け、畏敬の念を持って語られることとなった。 &big(){◇2013年の艦隊これくしょんゲーム環境} ゲーム内情報が皆無ということは先に書いたが、具体的な現在との差異について記述する。 〇システムの差異 ・自然回復と課金以外で資源を稼ぐ方法がない 遠征や任務の数が極めて少なかっただけでなく、収支の黒字も極めて少なかった。敵には潜水艦が導入されたがこちらには一人もいないため[[オリョクル>東部オリョール海(艦これ)]]も存在せず、一定の資材を得るには自然回復を待つか、課金に頼るしかなかった。 当時、既に効率のいい遠征である海上護衛任務や防空射撃演習は解禁されていたようだが、燃費の安い潜水艦が未実装でキラキラを付けての遠征が浸透する前であった事を鑑みると、収入としては赤字に近かったのだろう。 同様の理由でバケツを稼ぐ方法もないので、高速修復材も枯渇していた。だというのに…… ・[[赤城>一航戦(艦これ)]]さんのバグ こんなことが起ころうとは。後に現在まで赤城さんの印象を食っちゃ寝キャラとして決定付けることになった忌まわしきバグである。 少数ながら、似た話は当時の戦艦勢にもあるため、恐らく[[空母>正規空母(艦これ)]]や戦艦全体で起こっていたのかもしれないが、入手の容易さから赤城さんが一番有名になったのだと思われる。 内容は、&color(orange){異常な資材消費量とハードコアでリアリティな修理時間。} レベル1で小破もしてないのに18時間寝ているのは空母のメンテナンス時間としては短いのかもしれないが、ゲームとしては長すぎた。結果、後のメンテナンスで改善された。 ・[[改二>改二(艦これ)]]がいない 初の改二である北上、大井は春イベントより後のこと。 余談ではあるが、瑞鶴の改二実装の際、数名の横須賀提督から、13年春イベントでもようやく攻略可能になったという評価が出た。この言葉の理由は上記の酷評要素に関わるため、後に一括して説明する。 ・[[重巡>重巡洋艦(艦これ)]]のステータス問題 完全に産廃[[というわけ]]ではないが、13秋頃まで重巡はダメージ仕様が現在と異なっており、戦艦の完全な下位互換だった。 重巡のテコ入れが入るまで重巡が「いらない子」だとか「器用貧乏」だとか言われていた事を含めると、春時点の重巡の立場はお察しである。 いて困るものではないものの、その戦力差はイベントにおいて致命的であり、重巡2隻を必須とするE2から難易度が大幅に上がる原因の1つともなってしまう。 また、調整後は好きな艦と一緒に攻略できるようになったのだが、E3以降は当初の仕様だと重巡を使っている余裕はまずなかった。この理由も上記の瑞鶴改二と共通するため後述する。 ・連撃なし そのままの意味。戦闘は[[大人>長門型戦艦(艦これ)]]も[[子ども>駆逐艦(艦これ)]]も[[おねーさん>金剛型戦艦(艦これ)]]も[[おかーさん>駆逐艦(艦これ)]]も空母以外はどの艦種もカットイン狙い。 まるゆもいないので、というか近代化改修にも問題があったので安定性はない。 ・[[レベル上げ]]できる場所がない イベント開始時に解放されていた最終海域は2-4までで、資源も稼げない状況ではそこまで行き着くことすら難しかった。 既に攻略したプレイヤーもいたにはいたが、重課金者がほとんど。 ただ、問題はそこではなく、イベントの推奨レベルが&color(red){練度70以上と高すぎたことにある。} たびたび繰り返すが、当時はまだサービス開始から一ヶ月しかたっていない。今でこそ3-2や5-4などの育成場所が確立しているが、2-4までしか海域が広がっていなかった当時は、今以上にとにかく戦闘を繰り返し、塵を積んで山にする作業が必要だった。 これで一番損を被ったのはそこまで試行回数を取れない社会人提督であった。 ・近代化改修の上昇値が低すぎた これはおそらく、今でいう近代化改修のハズレにあたる確率が高かったのだと思われる。やるぐらいなら育てるという人が大半を占めていた。まあ、問題は上昇値ではなかったのだが…… 〇プレイヤーの経験由来 ・建造レシピ、開発レシピがない 各マップの艦種の縛りに関わった。 艦これサービス開始一ヶ月後という早期に開催されたイベントであったが故に、今日ほど建造/開発レシピの検証も進んでいなかった事に起因する部分も大きい。 悲劇が起きたのはE1。千歳と千代田は最後まで改装すると艦種が変わるが、必要なのは水母。既に二人を改装していた提督は、いきなりイベント参加資格を剥奪された。&font(l){当時秋津洲がいればこんなことにはならなかったかも。} そう簡単に出会える二人ではなく、建造レシピを求める提督でごった返すことに。運営にもイベント直後から意見が多く寄せられ、調整後は水母ではなく千歳か千代田と制限が改められた。 ・中破[[轟沈>轟沈(艦これ)]]説が主流 雑誌が「轟沈の分水嶺は中破」とデマを発信してしまったり、13年秋アイアンボトムサウンドで否定されるまで主流だった説だけに知っているプレイヤーも多いと思われる。 要は中破が出たら即帰還ということ。当然試行回数も増え、資材消費も上がる。 ただ、E3を突破できなかったプレイヤーから、当時既に否定意見が多く出ていた。 アイアンボトムサウンドがそうであったように、ボスにもたどり着けないことで半ばヤケクソになって女神を載せて特攻したプレイヤーが多数いたためである。 E1の報酬で全員応急修理女神をもらっていたこともあり、横須賀鎮守府では中破で轟沈することはないと気づくプレイヤーは少なくなかった。 #blockquote(){艦隊これくしょん2013春イベント 敵艦隊前線泊地殴り込み} 時代の差を抜きにしても、長らく攻略不可能と言われてきた2013年春イベント。その評価を受けた2つの要素がある。 1つは&font(u,White,#000000,20px){無慈悲な渦潮} もう一方は&font(u,White,#000000,20px){ゲージ回復}である。 #blockquote(){無慈悲な渦潮} 本イベントでのみ存在したマップ上トラップ。いつもの渦潮同様燃料か弾薬を削ってくるのだが、&color(red){削られる量が尋常ではない}。少なくとも&color(red){100以上の燃料や弾薬を奪われる。} マップが一本道の仕様上絶対に回避できず、しかもE-2、E-3はこれが2つもある。道中の戦闘消費も合わせると、ボス戦では必ず燃料と弾薬が枯渇。当時の参加者が計算したデータによると、&color(red){ボス戦では強制で火力は60%も低下させられる}。 第一艦隊の燃料残量0、弾薬残量30%強でボス戦スタートとなる[[16年夏イベント>迎撃!第二次マレー沖海戦(艦隊これくしょん)]]と比較しても尋常ではなく、[[速吸>給油艦(艦これ)]]登場から2年も前なのにやりすぎではなかろうか。 これだけでも目を覆いたくなるが、&color(red){トドメのように電探で被害軽減ができない。}というのも、当時はまだ電探の緩和効果がなかったため。一週間後メンテナンスでは奪われる資材の量が減らされ、電探を装備していれば被害を抑えられるように改善された。 そうしたらそうしたで、今度はレシピがないから電探を誰も持っておらず、3個も持ってるなんて米帝という発言が生まれたり、みんな五十鈴に頼ることになったりしたが。 #blockquote(){ゲージ回復} 13年参加提督達の[[トラウマ]]、ゲージ回復も当然この時から存在した。 一番有名なゲージ回復は、やはり13年秋の[[E-4 アイアンボトムサウンド>決戦!鉄底海峡を抜けて!(艦隊これくしょん)]]だろう。 どの戦闘でも一発退場させられる可能性が高い上に、完全にランダムな羅針盤、劣性になると[[逃げる]]ボスと合わさったゲージ回復はトラウマとなるに十分すぎた。 アイアンボトムサウンドでは、一時間あたりのゲージ回復量は全体の約2.1%。およそ2日で完全回復する仕様だったが、13年春はどうだったのかというと、その5倍である。 残念ながら見間違いではない。 #center(){&size(30){ゲージは1時間で10%回復する。}} #center(){&size(40){しかも全マップに実装されている。}} 当時は参加者が他のことで疲弊しすぎていて、「すっげー早いな」とか、「7時間睡眠したら全回復した」とか程度の感想しかなかったが、14年春に動画サイトに残っていた僅かな動画から興味を持った検証勢が&font(l){やめときゃいいのに}検証、驚異の回復力が判明した。 容易に完全回復するゲージに対し、ダメージで減らせる量はどれくらいだったのか。 知っての通り、ゲージが最も削られるのはボスを撃破した場合であり、現在もボスを最低何回倒したらゲージが破壊できるかは難易度の基準の1つになっている。 もう分かっているとは思うが、このときはその削減量も低かった。 とてつもなく低かった。 &color(red){ボスを撃破して7%しか減らせなかった。} ボスにダメージがあったとしても、&color(red){今と違ってピクセル単位でしか減らせなかった。} この場合の変化量と吹雪改二の下着、どちらが見えるかって勝負ができるほど減少量が分からない。 しかも、そんな条件でも1時間たってしまったら10%ゲージが回復してしまうので、1時間に最低2回はボスを撃破できなくては完全に詰む。 仮にボスの撃破をこの2回/hで攻略する場合、1時間で減らせる量は4%。ゲージ破壊には25時間かかる。 この場合、25時間分の回復量も減らさないといけないので、初期値にゲージ量250%が加算、突破するには &font(u,red,20px){350%分のゲージを削らなければならない。ボスの撃破回数換算にして50回!!} さすがにそこまで非効率なことをしたプレイヤーがいたとは思えないが、攻略に相当の時間がかかったのは事実である。 「7%削れるなら15回倒せば突破できるか」 「15回でクリアできるなんて雪風じゃねえとできねえよ」 といった会話が出たのは詰まるプレイヤーが増え始めたころのこと。実際には1時間で15回もボスを撃破するのは物理的に不可能なのだが。 その後、メンテナンスでゲージ回りの仕様も大幅に弱体化。 ・ゲージ回復はE-3、E-4だけに ・回復量が1時間に2%に ・ダメージと撃破での減少量の増加 といった改善が見られた。 「9回ボスを倒しただけでゲージが壊せた!前は15回必要だったのに」 という当時のスレの発言が、どれ程ゲージ回復が苦痛であったかを物語っている。 #blockquote(){第三の要素 こんなの産まれました} ここまでの説明で、戦力を低下させる無慈悲な渦潮と、試行回数を増やすゲージ回復がイベントの難易度を上げていたのは理解していただけただろう。 そして、同時に疑問を抱く提督も少なくないだろう。 #center(){これだけで攻略不可能と言えるだろうか?と} 戦闘を有利に進めるシステムや装備も増え、艦娘も増えたのに、瑞鶴が改二になる2015年秋まで、当時の艦娘や装備をもってしても攻略が疑問視されていたのは何故か。 それは、重視されていたのがステータスではなく、&color(orange){いかに早く戦闘を終わらせられるかだったから}である。 つまり、敵の砲雷撃戦前に空母の先制攻撃で大打撃を与えようということ。本格的な砲雷撃戦前に敵に攻撃できる空母は、少しでも戦闘にかかる時間を減らすために必須だったのだ。 そうしなければ、もしくはしたとしても、&color(purple){無駄に終わることがあまりに多すぎたからである。} ここで、少しゲーム人口について話をさせてもらいたい。 艦隊これくしょんというゲームは、当初、2万人集まればいいね、という考えで作られた。 他の大手オンラインゲームを見てみると、CAPCOMのモンスターハンターフロンティアが13年春当時約3万人いたと考えると、十分な人数に思えるだろう。その当初の予定は、イベント時には達成されていた。 察しのいい方はもうお分かりだろう。それはイベント前からずっと提督と一緒にいたが、数々の負荷と、イベントに伴うアクセス集中により成熟、ついに名前を得た。 #center(){&font(#ffdc00,25px){エラー爆☆誕☆}} #center(){&blankimg(20130427101554458.jpg,width=540,height=300)} 画像出典:艦隊これくしょん -艦これ-ゲーム内スクリーンショットより (C)2013 - 2016 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved イベントは始まり、ついに[[エラー娘/エラー猫>エラー猫/エラー娘(艦これ)]]が本気を出した。 渦潮は無慈悲だった。 ゲージは何度も[[ベホマ>ホイミ系]]を唱えた。 だが、エラーによって無に帰った回数に比べれば微々たるもの。それほどまでにエラーは強かった。つまり、このイベントの難易度は敵の強さだけでも、マップ仕様の凶悪さだけでもない。 #center(){&font(#ffdc00,25px){エラーでゲーム自体プレイできなかったのだ。}} 太平洋の嵐が比較に出た理由はここにある。 #blockquote(){主な被害} 〇エラーの原因と症状 サービス開始時の艦これサーバーはとにかく脆弱で、ことあるごとにエラーでゲームを中断された。理由は現在とはデータ管理方法が違うことによる。 大雑把な説明になるが、13年春時点では、艦これの大元サーバーでゲームに関わる全てのデータを管理していた。 それにはタイトル画面から所属する艦娘、装備や家具の一つ一つまでであり、画面内に変化が起きるたびに情報をサーバーに送信→サーバーから結果を送信→画面の変化が完了というあまりにも迂遠な方法をとっていた。 当然、サーバーには尋常ではない負荷がかかっていた。ゲーム動作も遅いなんてものではなく、 ・ゲームを始めるたびに100MBの読み込みが発生。30秒またされるかエラー。 ・装備を変えようとしたら読み込みが発生、待つかエラー。 ・海に出たら ・戦闘に入ったら と、&color(purple){もはやクリックしたらエラーが起きる}と言い換えられるほど。 特に酷かったのは負荷の増える情報量が多いページで、近代化改修のページと、辞典は任意でエラーを起こせたと言われるほど。近代化改修が嫌われた理由はこれである。 〇夜、休日の艦これ これだけサーバーが脆弱だったため、アクセス集中でエラーが多発したわけだが、それはイベントだけに限らなかった。 夜間や、仕事のない土日祝日などはやはりエラーが多発している。特に帰宅民が家に落ち着く平日夜7時前後は魔の時間帯と呼ばれ、ログインできないし強制ログアウトされると話題になっている。 そしてイベント時、エラーはこの要素を取り込んで進化した。 #center(){&blankimg(20130427101554458.jpg,width=540,height=300)} #center(){&font(#ffdc00){最高にハイなエラーの図}} 夜と休日まともにプレイできないということは、平日、昼の間にゲージを破壊できなければ絶対に勝てないということである。 #center(){負荷がかかれば落としてログインさせない} #center(){海域に挑めばボス前でそらす} #center(){ボスにたどり着いても渦潮の余波で火力が足りない} #center(){&font(#ffdc00,20px){夜まで耐えれば全回復させられる}} 時間さえかければゲージは回復する。その時間稼ぎの手段が見事に揃い、ほとんどのプレイヤーはまともにゲームをすることも出来ず、ただエラーの顔を眺めるだけだった。 #blockquote(){エラーの終焉と一週間後メンテナンス} イベント開始から一週間たち、攻略できたのはわずか30人しかいなかった。 運営はアンケートを行い、意見をもとにイベントの難易度を低下させるメンテナンスを行った。同時にサーバーの強化と今日の基準となっているデータ管理方式への転換が行われ、サーバーにかかる負荷は減少。エラーの頻度は目に見えて低下した。 そしてプレイヤーの目に写ったのは、 #center(){&font(#ffdc00,20px){全回復したゲージの姿だった。}} つまり、エラーが起きてログインできないというのはサーバーが落ちているためで、その間にたった時間に比例してゲージは回復していた。 時間がたちさえすれば、それがエラーでもメンテナンスでも区別はなかったのである。 こうして多くのプレイヤーは再びイベントに挑み、今度こそ海域突破を成し遂げたのだった。 ◇最後に 考察において瑞鶴がずいぶんもてはやされたが、これはおそらく13年春時点では雷巡と[[味方潜水艦>潜水艦(艦これ)]]が存在せず、敵に先制攻撃できる方法が空母しかなかったことから出た発言だと思われる。 さらに、16年夏には五十鈴を始めとした対潜値100以上の艦娘が先制対潜水攻撃を行えるようになったため、恐れられていた難易度は完全に過去のものと言っていいだろう。 追記修正は折れない心でお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- ヤバいな…… 「◇最後に」とキッパリ言ったばかりなのに… &font(b){スマン、ありゃウソだった。} &font(b){あのイベントから3年。奴らは帰って来た。} 舞台をアーケードゲーム「[[艦これアーケード]]」に移し、艦これ初のイベントは帰って来たのである。 ボスは同じく泊地棲鬼(及び姫)。 難易度は甲はなく丙と乙のみだが、乙作戦に関しては''丙作戦を全攻略しなければ受けられない''仕様になっている。 その代わり乙作戦を解放した後はどちらを攻略する事も可能。 また、最低条件として鎮守府海域を完全攻略しておく必要がある。 今回のイベント報酬艦は翔鶴・瑞鶴・瑞鳳。E-4突破後の「掃討戦」を攻略する事でいずれか一人を入手する事が出来る。入手後もE-1からやり直せば再び入手可能。 また、祥鳳も海域ドロップとして追加されている。 イベントの基軸は似たような感じである為、ここでは海域の簡単な紹介にとどめる事にする。 #blockquote(){E-1} #openclose(show=詳細){ &bold(){前哨戦} >敵泊地へ強襲作戦が発令された! 主作戦に先立ち、敵泊地海域付近の 偵察を実施せよ! ・丙作戦 道中の敵は大幅に弱体化。潜水艦はいなくなった。%%まあ1-4攻略直後で潜水艦とか地獄でしかない%% 1-4まで突破できた提督ならば力押しでも十分突破可能であり、そこまで苦労する事はない。 但し後の海域共々''道中敵の撃破でもゲージが減る''と言う仕様のせいでいつも通り燃料弾薬を温存しようとして''計算ミスってボス撃破したのにゲージが壊れてない''と言う事態に陥った提督も数知れず。 さらに、''ゲージ破壊はボス旗艦でしかできない''という恐ろしい仕様がある。 どういう事かというと、''ボス戦で敵艦を全て沈めればゲージを破壊できたのに、真っ先にボス旗艦が沈んだためゲージを削り切っても破壊する術がなくもう一周''となる事もあるのである…… ・乙作戦 ''★3詐欺''。丙作戦クリアが前提なのか''道中の敵に戦艦はいるわ空母はいるわみんなeliteだわとやりたい放題''。 その上こちらは''駆逐艦2隻に水上機母艦or軽空母1隻が必須''であり、必然的に総合火力が大幅に落ちるという有様。 残りのメンバーでどうにかして火力を補強しないとクリアすらままならない。 } #blockquote(){E-2} #openclose(show=詳細){ &bold(){警戒線突破} >先の偵察作戦により敵深海勢力が判明した。高速艦隊をもって 敵泊地警戒線を突破せよ! ・丙作戦 このマップの敵も弱い。 何故かというとボスが''重巡リ級固定''であり、相変わらず戦艦も空母もいない。警戒線薄すぎだろ。 と言うよりHPだけは多い輸送ワ級すらいなくなったせいで''見たくれの総合HPは減っている''。 但しイベント海域独特の''敵連合艦隊''を組まれやすいという難点もあり、ほぼ確実に挟み撃ちを余儀なくされる。まあ雑魚ばかりなのだが。 また、どうせE-4のラストは強制的に敵連合艦隊が相手となるので今のうちに連合艦隊戦の仕様になれるのも手ではある。 ・乙作戦 顔ぶれが一気に変わって''安定の戦艦空母+全elite''。おまけに何故か空母だけ''flagship''になると言うファンサービス。 そしてやはり連合を組まれやすい。特に''戦艦と空母で組まれた時は戦艦の大火力と空母の広範囲がやたら噛み合って逃げ足を奪ってくる''。 固定枠は軽巡1+重巡2。 } #blockquote(){E-3} #openclose(show=詳細){ &bold(){湾内突入!} >我が艦隊は敵泊地警戒線の突破に成功した。突入艦隊を編成し、敵泊地湾内へ強行突入せよ! ・丙作戦 やっと戦艦と空母が出てくる。元のイベントと違い泊地棲鬼は登場しない。その為ボスは戦艦ル級。 戦艦+空母の連合を組まれる事もあるが、eliteどころか''通常の戦艦空母''である為、乙E-2と比べれば大分マシ。 ただゲージの削れ方が若干おかしく、フル撃破で3戦終わらせても''何故かほんの少しだけゲージが残ってしまう''。 ・乙作戦 戦艦ル級がボスだからか、道中に戦艦が出ない代わりに空母部隊が2部隊に変更。 …だけならまだいい。 なんと道中の敵が一隻残らず''flagship''と化す。みんな揃って真っ黄色である。 戦艦の攻撃は痛い、空母の攻撃は早い、''戦艦+空母の合わせ技で逃げ道を潰してくる''…この辺から''乙作戦ってなんだっけ状態になる''。 悲劇はそれだけで終わらなかった。 この海域、元イベントと同じく''航空戦艦2隻を要求してくる''のである。 一端話を巻き戻そう。 2016年9月20日。艦これアーケード公式サイトでは本イベント開催を予告するとともに、以下の出撃制限がある事が発表された。 #center(){''一部の海域で、航空戦艦や水上機母艦などが必要となります。''} 航空戦艦は''改しか存在しない艦種''であり、必然的に該当の艦娘の改カードを入手する必要がある。 が、改カードはとにかく出にくい。「改か!?」と思ったら初期形態なんてことは日常茶飯事なのである。 ''この時点では丙作戦と乙作戦に分かれることも丙作戦では出撃制限がない事も明かされておらず''、 アーケード提督達は「初イベントなのに参加資格すら渡さないのか!?」と騒然となった。 その後、続報として丙作戦では出撃制限がない事とドロップする艦娘は同じことが発表され、騒ぎは収まった。 その航空戦艦を2隻である。 その為揃えきれずに乙作戦がここで詰まった…と言う提督も少なくない。&font(l){まぁ、そもそも予告されていたので乙に行かなかった提督も多いが} そして実際揃えて出したところで硬い・強い・''遅い''の航空戦艦では相手の攻撃を捌き切れないという異常事態に。 ''航空戦艦は置き去りにして4隻でボス戦''と言うとんでもない方法が考えられた事も。 } #blockquote(){E-4} #openclose(show=詳細){ &bold(){敵泊地強襲!} >敵深海勢力の夾撃戦術に対するべく決戦用主力艦隊を編成し、敵泊地を強襲、その中枢戦力を撃滅せよ! ここでようやく泊地棲鬼が登場。HPは当時の''倍''の360に増強された。 勿論%%たこ焼き%%浮遊要塞も健在であり、泊地棲鬼に向かって飛んできた''航空攻撃以外''をかばわせて来る。 ''たとえ大破してようが魚雷が飛んでこようが浮遊要塞が飛び出してくる''。%%中間管理職の悲しい性か%% 浮遊要塞が海に突っ込んで魚雷を受ける姿はなんか涙を禁じ得ない。 但し低確率で''貫通してダメージが通る''。 やはりボスと言う事か攻撃は熾烈。 物凄く広い上二''5個''も出る砲撃サークル、扇状に''3way''で飛ばしてくる魚雷、超広範囲の航空攻撃…。&color(silver){赤が七分に海が三分!赤が七分に海が三分だ!} 特に航空攻撃は戦艦すらワンパン大破に持ち込む超火力を誇る。何としても副砲の至近弾で阻止するかフルスロットルでかわすかしたいところ。 そして''カットイン砲撃持ち''。出されたら回避とか無理である。 おまけに''強制的に専用の連合艦隊が組まれている''為随伴艦隊の動きにも注意しなければならない。 ゲージの減り方は道中敵撃破+泊地棲鬼のHP減少に変更された。 なお、徹甲弾の他三式弾も特効となった。 三式弾があると恐ろしくダメージが跳ね上がるため、三式弾の有無で露骨に難易度が変わる。 イベント中の開発は資源という意味でも時間という意味でも間に合わないので、事前に開発しておいた方が有利だったあたりはブラウザ版と同じ。 また、航空攻撃は庇われることはないが、浮遊要塞には艦攻は強制的にミスになる事を考えると 空母の艦載機は艦爆にするのも手ではある ここまで読んで気づいた方は少なくないだろう。「何故最終ステージなのに泊地棲姫がいないのか」…と。 実は泊地棲姫の出現条件は今回''ゲージ半分以下の時に泊地棲鬼を殴る''事であり、この瞬間デモ付きで泊地棲姫に変化し''本人と浮遊要塞が完全復活する''。 しかもデモは泊地棲鬼が爆発する⇒泊地棲姫が降り立つ⇒艦娘が驚愕の表情を見せると言うものだったり。%%まさに「やったか!?」を地で行く演出である%% ちなみに殴るのは航空攻撃でも良い為、航空攻撃で変化させると''「艦娘が驚愕の表情を見せるシーン」がカットされる''為「誰もいないところで勝手に悟る泊地棲姫」と言うシュールな場面になってしまう事も。 泊地棲姫のHPを0にした時点でゲージを吹っ飛ばせは見事作戦終了となり、新規艦娘確定の「掃討戦」に参加できる。 ・丙作戦 泊地棲姫のHPは''600''。浮遊要塞はHP108のものが3体。 随伴艦隊は戦艦が1隻いるが他は雑魚揃いである為、最低限戦艦を黙らせておけば脅威にはならない。 道中敵は空母がいる為、道中撤退の可能性はゼロではないが、そこまで脅威と言う程ではない。 &font(l){そもそも空母がいるルートは避けて行く方が楽} ただし、うっかりボスの偵察機に見つかって航空攻撃を仕掛けられると道中撤退の可能性はある。 ただやはり600と言う膨大なHPを削るのはなかなかに骨。 三式弾の特効を活かしたり、なければ戦艦のバ火力で吹っ飛ばすのが有効。 尤も、着任したばかりで三式弾がなかった提督はHPを削り取るのも苦労する羽目になる。 ちなみにブラウザ版同様三式弾は開発限定で入手だが、''なかなか出ない。本当に出ない。'' 三式弾レシピを回していたら、徹甲弾が大量に出来てたなんてよくある事。 掃討戦の相手は拍子抜けするほど弱い。 ・乙作戦 泊地棲姫のHPは驚異の''800''。浮遊要塞はHP176のものが''5体''。総HPは''1680''である。%%…本当に乙作戦?%% これだけでは済まない。なんと随伴艦隊も''驚異の攻撃範囲を誇る戦艦タ級3隻(言うまでもなくflagship)''含む6隻なのである。 泊地棲鬼(姫)とタ級の超範囲に囲まれるそれはまさに地獄絵図である。 道中の敵もやはり''真っ黄色''であり、空母はもとより普通に戦艦タ級がうろついている。%%だから本当に乙作戦?%% 力押し上等の丙作戦とは違い、三式弾は''必須''である。無いと随伴艦隊の足止めや浮遊要塞のかばい行為に邪魔される分削りが間に合わなくなる。 手数も欲しくなるので''主力にすべきは戦艦ではなく重巡''と言うのが通説。 掃討戦にも戦艦タ級が3隻いる。%%掃討させる気ないだろ%% } 追記修正は伊勢型改と扶桑型改と千歳型のカードをコンプし、戦艦と重巡に三式弾を積み込んで乙作戦に挑んでからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - エラー娘のページから画像を借りようと思ったんですが、アニヲタwiki(仮)内の別ページの画像を同じように表示することはできないんでしょうか? -- 名無しさん (2016-09-24 10:32:43) - 最後にちょろっとだけアーケード版についてのネタをブチ込んでみた。 -- 名無しさん (2016-09-24 11:30:53) - アンチ・ハセカラ・らん豚の艦これネガ目的のクソ記事かと思ったら違った。「艦これのネガキャンをもくてきとした記事ではない」旨がいるかなと思った -- 名無しさん (2016-09-24 12:29:07) - 「ローマは1日にしてならず」の2015年春イベとかまだ項目ないんだよね。 -- 名無しさん (2016-09-24 12:35:12) - ↑2後半始めにつけておきました。 -- 名無しさん (2016-09-24 12:54:57) - 三式弾が必要かと思いきや、それ以前に航空戦艦(改カード)とちとちよが必要になったAC。 -- 名無しさん (2016-09-24 14:32:47) - ヒラコーショックで入ったクチで13春イベは体験してなかったんだがこんなおっかない状態だったのか・・・1時間で10%回復って・・・ -- 名無しさん (2016-09-24 16:53:40) - 力作だった…記事作成お疲れさまです。初期仕様は苦行タイプのソシャゲの全盛期だったにしても凄まじいっすなあ… -- 名無しさん (2016-09-24 19:45:46) - ↑初作成でそこまで評価していただけるとは恐縮です。あと、各種リンクや大平洋の嵐について追記していただいた方、ありがとうございました。 -- 名無しさん (2016-09-24 21:56:17) - 某花騎士ゲームみたいに、過去のイベントを復刻してもう一回遊べるようにしてくれないかと時々思うが、流石にこのイベントだけは仕様変更してくれなきゃクリアできんと思うわw -- 名無しさん (2016-09-25 00:32:12) - 艦これのイベント項目で、まだないのはあと13夏、14秋、15春だな -- 名無しさん (2016-09-25 01:06:09) - 初期の初期で文献とか当時のプレイヤーのログが埋もれてる中これだけのページ作れるのは凄いな。ていうか1時間10%のゲージ回復とかちとちよ高火力バグとかいろいろ運営が初々しかったんだな・・・ -- 名無しさん (2016-09-25 06:13:17) - 当時の阿鼻叫喚っぷりをアンチ方面に寄らずによく書けたな、作成お疲れ様 -- 名無しさん (2016-09-25 16:51:03) - アーケードネタについてちょっと修正。やっといてなんだがさすがに冗長過ぎる気がしてきた -- 名無しさん (2016-09-25 20:21:57) - ゲージ回復とエラー猫以外は何とかできそう…できそうじゃない?(麻痺 -- 名無しさん (2016-09-26 00:57:24) - 初期の遠征状況について調べてみたが、一応海上護衛・防空射撃演習はあったっぽい。とはいえキラ付け遠征も浸透してないから貯まり具合は少なかったんだろうなあ… -- 名無しさん (2016-09-26 04:45:55) - 相手がベホマ仕様でエラーで雲隠れするのになんで30人も攻略できてんだ・・・ -- 名無しさん (2016-09-26 13:10:10) - AC版のとこ、ジョジョとコマンドー混ざってるぞ。 -- 名無しさん (2016-09-26 13:38:50) - アーケードでイベントって出撃→行列最後尾→出撃→最後尾・・・でゲージ割るまで続けるのか? -- 名無しさん (2016-09-26 20:56:04) - ↑もしかしたら堀りもあるかもしれん -- 名無しさん (2016-09-26 22:34:49) - 初参加のイベントは13夏でそれも着任直後でロクにできず、実質13秋が本格参戦だったが、まさか最初のイベントがここまでとは…そりゃ震電改もオーパーツ扱いになるわ。ACは…何よりも金がえらいことになりそうね -- 名無しさん (2016-09-26 22:54:09) - ACは据え置きにでも移植されてからのんびりやるわ -- 名無しさん (2016-09-26 23:00:10) - アーケード版は丙作戦は艦種制限なしで丙作戦クリア後解放の乙作戦のみ制限ありにするそうな -- 名無しさん (2016-10-04 11:14:41) - ↑2 あれをそのまんま家庭用移植なんかしたら大ブーイング不可避だろ… -- 名無しさん (2016-10-17 11:49:25) - AC版は泊地棲鬼の迫力がとんでもないことになってる。もうほとんどヤガランデかなんかじゃないですかやだー! -- 名無しさん (2016-10-25 10:09:37) - イベント開始前:せめて望みは航戦と水母 イベント開始後:せめて望みは三式弾 -- 名無しさん (2016-11-06 17:51:09) - ACのイベントやってみた。龍驤改が育ってる分乙E-1は突破出来たが、E-2は…… -- 名無しさん (2016-11-06 21:32:09) - 今日やっと乙突破!ズイズイとずほしょほはゲット済み。あとは翔鶴姉だけだ。 -- 名無しさん (2016-11-06 21:48:59) - 一応アケ版のイベント概要も作ってみた。つたない概要になっていると思うので、修正ガンガンやってくれてかまいません。 -- 名無しさん (2016-11-11 13:14:39) - 俺が知らなかっただけかもしれないが当時は夜戦装備も不明だった。主砲3つ乗せてた記憶がある。ついでに中破轟沈説も確立してなくて小破で撤退してた。そんな苛烈な環境で取った震電改はぶっとび装備どころか「これぐらいじゃなきゃ割に合わない」という代物だよ。 -- 名無しさん (2016-11-27 14:08:44) - 初代提督の決断の真珠湾攻撃も異様に難しい -- 名無しさん (2016-12-08 21:10:31) - とりあえず、あと一ヶ月で直されないと記事が削除されるそうなので、後々の長い部分をもっと削って前の方に持っていって、攻略法の当たりにでも組み込んでいったほうがいい。もうちょっとマイルドな書き方で。大きな文章とかそういうのを使わずに。 -- 名無しさん (2017-01-27 22:47:26) - ↑削除ってなぜ? -- 名無しさん (2017-02-01 14:30:39) - ↑この項目が修正依頼項目に載せられてるんだけど、元の議論が相談所スレになくて理由が分からない。とりあえず当時の批判内容と冗長だったスレの引用文は修正したんだけど、どうなるだろうか。 -- 名無しさん (2017-02-01 15:08:09) - 彗星一二甲の配布ですが、難易度低下前にE-3を攻略していれば1つ、E-4を攻略していたらさらにもう一つ貰えました -- 名無しさん (2018-07-31 22:14:09) - 修正前に攻略できたのは30人て書いてるけどもっと少ないよ。30人は「E-3まで」クリアした人の数。この30人は名前が掲載されて顕彰されるという牧歌的な時代だった。 -- 名無しさん (2018-09-11 01:12:57) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/09/24 (土) 09:58:20 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 19 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(3){&font(#1c305c){[[大淀>大淀(艦これ)]]「貴様らの泊地は一日で終りだ」}}} #center(){&sizex(5){&font(#1c305c){「それでも長すぎた!!」}}} 前回→艦これ始まってない 次回→[[南方海域強襲偵察!>南方海域強襲偵察!(艦隊これくしょん)]] 『[[艦隊これくしょん -艦これ-]]』の2013年春に開催されたイベント。艦隊これくしょんで初めて行われたイベントである。 イベント期間は5/17~6/5の間。 当初はこれより短い期間だったが、難易度を上げすぎて攻略者がほとんど出なかったことと、サーバー不具合の補償として期間を延長、ゲームバランスの調整が行われた。 時は艦これ黎明期であり、現在の横須賀サーバーが名前をつけられる前、全ユーザー数も3万人いるかいないかと言われているなど、翌年の同時期からは考えられないほど[[ゲーム]]の規模は小さかった。 ・もくじ &link_anchor(概要){新規深海棲艦} &link_anchor(操作){海域解説} &link_anchor(いのっち){E-1} &link_anchor(いのに){E-2} &link_anchor(いのさん){E-3} &link_anchor(いのよん){E-4} &aname(概要,option=nolink){ } #blockquote(){新規深海棲艦} ゲーム内に初めて潜水艦と鬼、姫級の[[深海棲艦>深海棲艦(艦これ)]]が参戦した。またボスの随伴として[[たこ焼き]]でお馴染みの浮遊要塞が登場。 E3ボスは泊地棲鬼、E4ボスは泊地棲姫。アニメでも泊地棲姫は岩場に立っていたことや泊地水鬼の存在から基地系ボスに思えるかも知れないが、二人とも戦艦である。 &aname(操作,option=nolink){ } #blockquote(){海域解説} マップは全部で4つ。構成も極めてシンプルで、ボス前分岐があるだけのほとんど一本道構成。ボス前で逸れるマップはその先で100以上の燃料か弾薬を拾えるなど以降のイベントマップに比べると有情といえる。 ただしその一本道という都合上、道中の無慈悲な渦潮を避けることができず、ゲージ回復もある。どちらの要素も開始1週間後のメンテで弱体化した。 また、1度クリアしたマップにはE4以外再出撃不可能。そのため、ドロップ狙いの出撃は基本的に最終マップでのみ行えた。 モチーフは史実での[[真珠湾攻撃]]だが、前述のようにマップが一本道であるため、参加艦によるルート固定などはない。 新規艦娘はドロップで鬼怒、阿武隈、途中追加されたE4ボス限定の[[瑞鶴>五航戦/翔鶴型航空母艦(艦これ)]]。報酬で[[翔鶴>五航戦/翔鶴型航空母艦(艦これ)]]が仲間にできた。 &aname(いのっち,option=nolink){ } #blockquote(){E-1} #openclose(show=詳細){ &bold(){前哨戦/前哨戦 撤退中} >水上機母艦1隻、駆逐艦2隻を含む全6隻の艦隊を編成し、敵泊地海域付近の偵察を実施せよ! 道中からいきなり潜水艦が登場。当時はとにかく火力の高い[[戦艦>戦艦(艦これ)]]で押しきるのが攻略法として成り立っていたため、高火力艦の攻撃を受けず、一方的になぶる潜水艦は初めて現れた天敵であった。 ボスは輸送ワ級が2隻に重巡、軽巡、潜水艦、駆逐艦などの混合艦隊。 撤退中は潜水艦と重巡が軽巡と駆逐艦に変わった。 ところで、このマップで早々に予想外の事態が生じている。 それがバグだと分かるのは後の話になるが、なんと攻略に必須の[[千歳と千代田>千歳型水上機母艦(艦これ)]]に使われたダメージ計算式が間違っており、二人がありえない火力を発揮していたのだ。 そのため、ゲージ回復や当時の装備から考えても難易度は決して高くなく、参加者からは上記の艦隊を編成できるなら印象のないマップだったと言われる。 ドロップで鬼怒と出会える可能性があり、突破報酬は調整前後で変わらず応急修理女神。 } &aname(いのに,option=nolink){ } #blockquote(){E-2} #openclose(show=詳細){ &bold(){警戒線突破/警戒線突破 撤退中} >作戦内容 重巡洋艦2隻、軽巡洋艦1隻を基幹とした全6隻の「高速」艦隊をもって敵泊地警戒線を突破せよ! 前マップと比較して難易度は格段に上昇する。敵に特筆すべき点は特にないが、道中に渦潮が2ヵ所あり、火力と回避率の低下が見過ごせなくなってくる。 高速の[[軽巡>軽巡洋艦(艦これ)]]かつ、改装レベルの早さから五十鈴が酷使されたことは公式四コマでもネタにされた。 また、当時の火力至上主義から高速戦艦の金剛姉妹も好まれ、主砲を積めるだけ積む者、カットインに賭ける者など提督毎に試行錯誤が繰り返された。 ボスパターンは3つと多く、[[ヲ級の空母艦隊>空母ヲ級(艦これ)]]、ル級の戦艦艦隊、リ級の重巡艦隊。撤退中はヲ級の艦隊旗艦がヌ級になり、他も戦艦や重巡の数が減った。 ドロップに前マップ同様鬼怒と、今マップから阿武隈が登場。突破報酬は[[大和>大和型戦艦(艦これ)]]よりお先に登場の46cm三連装砲。フィット補正もなかったので、以降のマップでも適当な戦艦に載せて活躍することになる。 } &aname(いのさん,option=nolink){ } #blockquote(){E-3} #openclose(show=詳細){ &bold(){湾内突入!/湾内突入!撤退中} >航空戦艦2隻を中核とした全6隻の突入艦隊を編成し、敵泊地湾内へ突入せよ! 調整後のマップ名が矛盾の塊みたいなマップ。航空戦艦が必要なこともあり、[[伊勢型>伊勢型戦艦(艦これ)]]が連続回避していそうである。 初戦から空母ヲ級のエリートクラス、以降道中はひたすら潜水艦と2ヵ所の渦潮という、名実ともに本イベント最高難易度のマップ。 潜水艦対策に[[駆逐艦>駆逐艦(艦これ)]]や軽巡を増やしてもいいが、ボスは泊地棲鬼を始め、ル級エリート2隻という戦艦3隻にヲ級エリートまで加えた殺意に溢れる編成で出迎えてくる。ここまで来て火力不足に泣かされたプレイヤーの数は知れない。 調整前のボスは泊地棲鬼、空母ヲ級flagship、戦艦 ル級elite、戦艦ル級elite、軽巡ヘ 級elite、輸送ワ級eliteが輪形陣で迎えるパターンのみ。 撤退中はなぜか4パターンにふえており、ヲ級かル級を含めた輪形陣パターンが3つと多いが、一切空母を含まない代わりに泊地棲鬼とル級フラグシップの2隻の戦艦が単縦陣で迎える編成が1つある。 E4はここほどの難易度はないため、ここでE1報酬の応急修理女神を使ったプレイヤーも多い。 突破報酬は初の報酬艦となる[[翔鶴型航空母艦、翔鶴>五航戦/翔鶴型航空母艦(艦これ)]]。ドロップに鬼怒と阿武隈もいるが、あまりの難易度ゆえにここで掘る意味も理由もない。 } &aname(いのよん,option=nolink){ } #blockquote(){E-4} #openclose(show=詳細){ &bold(){敵泊地強襲!} >作戦内容 決戦用主力艦隊を全6隻で編成し、敵泊地を強襲、その中枢戦力を撃滅せよ! 2013年春イベント最終マップである。道中はボス前分岐もなくなった完全な一本道であり、調整前後で名前の変化もなかった。 二度の潜水艦戦の後、浮遊要塞に戦艦ル級と重巡リ級2隻か、雷巡チ級2隻を含む編成。いずれもエリートやフラグシップを含む。 ボスは戦艦の泊地棲姫。随伴は全てが浮遊要塞であり、輪形陣。戦艦がいれば昼の二巡でまず全滅させられるため、前マップと比べて難易度は大幅に下がっている。 ボス限定ドロップとして瑞鶴が実装されたほか、実質、ここでしか掘りができなかったため、鬼怒と阿武隈は瑞鶴と一緒に探されることとなった。 報酬は震電改。素の対空値15を誇る2016年9月末現在においても最強の艦上戦闘機であり、空母を愛する提督には垂涎の品。 しかし&bold(){次の入手機会が2023年4月の10周年記念期間限定任務による入手}という、&bold(){約10年間もオーパーツと化するほどのレア装備}だった。 横須賀サーバーの提督しか持っていないこと、そもそもこのゲームのタイトルが艦隊これくしょんなことから、呉、佐世保、舞鶴のサーバーができたころから現在に至るまで、ずっとコレクションさせろと訴え続けられている。 また、余談ではあるが、2016年夏までの間、イベント完走の報酬が艦娘ではなく装備だけだったのはこの一度だけである。 さらに余談であるが、難易度低下前にここをクリアしたプレイヤーにはイベント後に彗星一二甲が配布された。 震電改は当初、バグで能力値がゼロになっていたため、メンテナンス後にクリアしたプレイヤーはそちらを羨ましがったそうだが、秋頃にはその評価も逆転することになる。 } #center(){&sizex(3){&font(#1c305c){大淀「殴り込みは失敗です」}}} #center(){&sizex(3){&font(#1c305c){大淀「今は遠い泊地に身を隠しましょう」}}} 追記修正は一週間後にお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) //流石に基本無料の艦これと購入が必要な太平洋の嵐では比較対象としては相応しく無いと思われます。 ここから先は、13年春イベントが開始して一週間の出来事と、当時の艦これがどのようなゲームであったかについて記述する。 なお、以下の記述は、当時の仕様と難易度を参加者が残していた発言や、検証した人達のレポートをもとに文章としてまとめたもので、艦隊これくしょんというゲームを貶める意図がないことは理解していただきたい。 &big(){◇一年越しに明かされた事実} このイベントが開始された時期だが、艦これサービス開始から一ヶ月ほどしかたっていなかった。そのため、 &font(u,#000000,20px){イベント当時、攻略に使えるゲーム内情報は一切存在していなかった。} さらに、運営もまだゲーム運営に慣れていなかったためか不具合も多く、建てられたばかりの艦隊これくしょん本スレでは阿鼻叫喚の様相を呈した。 運営サイドがゲーム運営そのものに不慣れで手探り状態であったのと同じくして、検証勢を含めた当時の艦これプレイヤー全員もまたマスクデータの多さが災いし手探り状態で、まともな情報が揃えるというのが無理難題なのである。 2014年春、本スレにて前年のイベントを振り返る話題が出た際、偶然にも震電改保有(13年春イベント完走)者や、当時のスクリーンショットを残していたプレイヤーが多数集まった。しかしそこで明かされた情報は、 &font(u,#000000,20px){最古参プレイヤーから満場一致でゲームにならないという評価を下された本イベントと、プレイヤーに厳しすぎる内容だった。} その主な理由は、まだ撤退令が出ていなかったイベント開始から一週間の内容にある。 &font(u,#000000,20px){たった2つのイベント要素について説明されただけで、参加意思を失う者が続出したのだ。} &font(u,blue,20px){酷評原因の要素は3つあったにも関わらず。} 結果、2016年春イベントにて、バグで実際に攻略不可能となったイベントが起こるまで、このイベントは艦これ史上最悪難易度のイベントと呼ばれ続け、畏敬の念を持って語られることとなった。 &big(){◇2013年の艦隊これくしょんゲーム環境} ゲーム内情報が皆無ということは先に書いたが、具体的な現在との差異について記述する。 〇システムの差異 ・自然回復と課金以外で資源を稼ぐ方法がない 遠征や任務の数が極めて少なかっただけでなく、収支の黒字も極めて少なかった。敵には潜水艦が導入されたがこちらには一人もいないため[[オリョクル>東部オリョール海(艦これ)]]も存在せず、一定の資材を得るには自然回復を待つか、課金に頼るしかなかった。 当時、既に効率のいい遠征である海上護衛任務や防空射撃演習は解禁されていたようだが、燃費の安い潜水艦が未実装でキラキラを付けての遠征が浸透する前であった事を鑑みると、収入としては赤字に近かったのだろう。 同様の理由でバケツを稼ぐ方法もないので、高速修復材も枯渇していた。だというのに…… ・[[赤城>一航戦(艦これ)]]さんのバグ こんなことが起ころうとは。後に現在まで赤城さんの印象を食っちゃ寝キャラとして決定付けることになった忌まわしきバグである。 少数ながら、似た話は当時の戦艦勢にもあるため、恐らく[[空母>正規空母(艦これ)]]や戦艦全体で起こっていたのかもしれないが、入手の容易さから赤城さんが一番有名になったのだと思われる。 内容は、&color(orange){異常な資材消費量とハードコアでリアリティな修理時間。} レベル1で小破もしてないのに18時間寝ているのは空母のメンテナンス時間としては短いのかもしれないが、ゲームとしては長すぎた。結果、後のメンテナンスで改善された。 ・[[改二>改二(艦これ)]]がいない 初の改二である北上、大井は春イベントより後のこと。 余談ではあるが、瑞鶴の改二実装の際、数名の横須賀提督から、13年春イベントでもようやく攻略可能になったという評価が出た。この言葉の理由は上記の酷評要素に関わるため、後に一括して説明する。 ・[[重巡>重巡洋艦(艦これ)]]のステータス問題 完全に産廃[[というわけ]]ではないが、13秋頃まで重巡はダメージ仕様が現在と異なっており、戦艦の完全な下位互換だった。 重巡のテコ入れが入るまで重巡が「いらない子」だとか「器用貧乏」だとか言われていた事を含めると、春時点の重巡の立場はお察しである。 いて困るものではないものの、その戦力差はイベントにおいて致命的であり、重巡2隻を必須とするE2から難易度が大幅に上がる原因の1つともなってしまう。 また、調整後は好きな艦と一緒に攻略できるようになったのだが、E3以降は当初の仕様だと重巡を使っている余裕はまずなかった。この理由も上記の瑞鶴改二と共通するため後述する。 ・連撃なし そのままの意味。戦闘は[[大人>長門型戦艦(艦これ)]]も[[子ども>駆逐艦(艦これ)]]も[[おねーさん>金剛型戦艦(艦これ)]]も[[おかーさん>駆逐艦(艦これ)]]も空母以外はどの艦種もカットイン狙い。 まるゆもいないので、というか近代化改修にも問題があったので安定性はない。 ・[[レベル上げ]]できる場所がない イベント開始時に解放されていた最終海域は2-4までで、資源も稼げない状況ではそこまで行き着くことすら難しかった。 既に攻略したプレイヤーもいたにはいたが、重課金者がほとんど。 ただ、問題はそこではなく、イベントの推奨レベルが&color(red){練度70以上と高すぎたことにある。} たびたび繰り返すが、当時はまだサービス開始から一ヶ月しかたっていない。第一期時点で3-2や5-4などの育成場所が確立していたが、2-4までしか海域が広がっていなかった当時は、今以上にとにかく戦闘を繰り返し、塵を積んで山にする作業が必要だった。 これで一番損を被ったのはそこまで試行回数を取れない社会人提督であった。 ・近代化改修の上昇値が低すぎた これはおそらく、今でいう近代化改修のハズレにあたる確率が高かったのだと思われる。やるぐらいなら育てるという人が大半を占めていた。まあ、問題は上昇値ではなかったのだが…… 〇プレイヤーの経験由来 ・建造レシピ、開発レシピがない 各マップの艦種の縛りに関わった。 艦これサービス開始一ヶ月後という早期に開催されたイベントであったが故に、今日ほど建造/開発レシピの検証も進んでいなかった事に起因する部分も大きい。 悲劇が起きたのはE1。千歳と千代田は最後まで改装すると艦種が変わるが、必要なのは水母。既に二人を改装していた提督は、いきなりイベント参加資格を剥奪された。&font(l){当時秋津洲がいればこんなことにはならなかったかも。} そう簡単に出会える二人ではなく、建造レシピを求める提督でごった返すことに。運営にもイベント直後から意見が多く寄せられ、調整後は水母ではなく千歳か千代田と制限が改められた。 ・中破[[轟沈>轟沈(艦これ)]]説が主流 雑誌が「轟沈の分水嶺は中破」とデマを発信してしまったり、13年秋アイアンボトムサウンドで否定されるまで主流だった説だけに知っているプレイヤーも多いと思われる。 要は中破が出たら即帰還ということ。当然試行回数も増え、資材消費も上がる。 ただ、E3を突破できなかったプレイヤーから、当時既に否定意見が多く出ていた。 アイアンボトムサウンドがそうであったように、ボスにもたどり着けないことで半ばヤケクソになって女神を載せて特攻したプレイヤーが多数いたためである。 E1の報酬で全員応急修理女神をもらっていたこともあり、横須賀鎮守府では中破で轟沈することはないと気づくプレイヤーは少なくなかった。 #blockquote(){艦隊これくしょん2013春イベント 敵艦隊前線泊地殴り込み} 時代の差を抜きにしても、長らく攻略不可能と言われてきた2013年春イベント。その評価を受けた2つの要素がある。 1つは&font(u,White,#000000,20px){無慈悲な渦潮} もう一方は&font(u,White,#000000,20px){ゲージ回復}である。 #blockquote(){無慈悲な渦潮} 本イベントでのみ存在したマップ上トラップ。いつもの渦潮同様燃料か弾薬を削ってくるのだが、&color(red){削られる量が尋常ではない}。少なくとも&color(red){100以上の燃料や弾薬を奪われる。} マップが一本道の仕様上絶対に回避できず、しかもE-2、E-3はこれが2つもある。道中の戦闘消費も合わせると、ボス戦では必ず燃料と弾薬が枯渇。当時の参加者が計算したデータによると、&color(red){ボス戦では強制で火力は60%も低下させられる}。 第一艦隊の燃料残量0、弾薬残量30%強でボス戦スタートとなる[[16年夏イベント>迎撃!第二次マレー沖海戦(艦隊これくしょん)]]と比較しても尋常ではなく、[[速吸>給油艦(艦これ)]]登場から2年も前なのにやりすぎではなかろうか。 これだけでも目を覆いたくなるが、&color(red){トドメのように電探で被害軽減ができない。}というのも、当時はまだ電探の緩和効果がなかったため。一週間後メンテナンスでは奪われる資材の量が減らされ、電探を装備していれば被害を抑えられるように改善された。 そうしたらそうしたで、今度はレシピがないから電探を誰も持っておらず、3個も持ってるなんて米帝という発言が生まれたり、みんな五十鈴に頼ることになったりしたが。 #blockquote(){ゲージ回復} 13年参加提督達の[[トラウマ]]、ゲージ回復も当然この時から存在した。 一番有名なゲージ回復は、やはり13年秋の[[E-4 アイアンボトムサウンド>決戦!鉄底海峡を抜けて!(艦隊これくしょん)]]だろう。 どの戦闘でも一発退場させられる可能性が高い上に、完全にランダムな羅針盤、劣性になると[[逃げる]]ボスと合わさったゲージ回復はトラウマとなるに十分すぎた。 アイアンボトムサウンドでは、一時間あたりのゲージ回復量は全体の約2.1%。およそ2日で完全回復する仕様だったが、13年春はどうだったのかというと、その5倍である。 残念ながら見間違いではない。 #center(){&size(30){ゲージは1時間で10%回復する。}} #center(){&size(40){しかも全マップに実装されている。}} 当時は参加者が他のことで疲弊しすぎていて、「すっげー早いな」とか、「7時間睡眠したら全回復した」とか程度の感想しかなかったが、14年春に動画サイトに残っていた僅かな動画から興味を持った検証勢が&font(l){やめときゃいいのに}検証、驚異の回復力が判明した。 容易に完全回復するゲージに対し、ダメージで減らせる量はどれくらいだったのか。 知っての通り、ゲージが最も削られるのはボスを撃破した場合であり、現在もボスを最低何回倒したらゲージが破壊できるかは難易度の基準の1つになっている。 もう分かっているとは思うが、このときはその削減量も低かった。 とてつもなく低かった。 &color(red){ボスを撃破して7%しか減らせなかった。} ボスにダメージがあったとしても、&color(red){今と違ってピクセル単位でしか減らせなかった。} この場合の変化量と吹雪改二の下着、どちらが見えるかって勝負ができるほど減少量が分からない。 しかも、そんな条件でも1時間たってしまったら10%ゲージが回復してしまうので、1時間に最低2回はボスを撃破できなくては完全に詰む。 仮にボスの撃破をこの2回/hで攻略する場合、1時間で減らせる量は4%。ゲージ破壊には25時間かかる。 この場合、25時間分の回復量も減らさないといけないので、初期値にゲージ量250%が加算、突破するには &font(u,red,20px){350%分のゲージを削らなければならない。ボスの撃破回数換算にして50回!!} さすがにそこまで非効率なことをしたプレイヤーがいたとは思えないが、攻略に相当の時間がかかったのは事実である。 「7%削れるなら15回倒せば突破できるか」 「15回でクリアできるなんて雪風じゃねえとできねえよ」 といった会話が出たのは詰まるプレイヤーが増え始めたころのこと。実際には1時間で15回もボスを撃破するのは物理的に不可能なのだが。 その後、メンテナンスでゲージ回りの仕様も大幅に弱体化。 ・ゲージ回復はE-3、E-4だけに ・回復量が1時間に2%に ・ダメージと撃破での減少量の増加 といった改善が見られた。 「9回ボスを倒しただけでゲージが壊せた!前は15回必要だったのに」 という当時のスレの発言が、どれ程ゲージ回復が苦痛であったかを物語っている。 #blockquote(){第三の要素 こんなの産まれました} ここまでの説明で、戦力を低下させる無慈悲な渦潮と、試行回数を増やすゲージ回復がイベントの難易度を上げていたのは理解していただけただろう。 そして、同時に疑問を抱く提督も少なくないだろう。 #center(){これだけで攻略不可能と言えるだろうか?と} 戦闘を有利に進めるシステムや装備も増え、艦娘も増えたのに、瑞鶴が改二になる2015年秋まで、当時の艦娘や装備をもってしても攻略が疑問視されていたのは何故か。 それは、重視されていたのがステータスではなく、&color(orange){いかに早く戦闘を終わらせられるかだったから}である。 つまり、敵の砲雷撃戦前に空母の先制攻撃で大打撃を与えようということ。本格的な砲雷撃戦前に敵に攻撃できる空母は、少しでも戦闘にかかる時間を減らすために必須だったのだ。 そうしなければ、もしくはしたとしても、&color(purple){無駄に終わることがあまりに多すぎたからである。} ここで、少しゲーム人口について話をさせてもらいたい。 艦隊これくしょんというゲームは、当初、2万人集まればいいね、という考えで作られた。 他の大手オンラインゲームを見てみると、CAPCOMのモンスターハンターフロンティアが13年春当時約3万人いたと考えると、十分な人数に思えるだろう。その当初の予定は、イベント時には達成されていた。 察しのいい方はもうお分かりだろう。それはイベント前からずっと提督と一緒にいたが、数々の負荷と、イベントに伴うアクセス集中により成熟、ついに名前を得た。 #center(){&font(#ffdc00,25px){エラー爆☆誕☆}} #center(){&blankimg(20130427101554458.jpg,width=540,height=300)} 画像出典:艦隊これくしょん -艦これ-ゲーム内スクリーンショットより (C)2013 - 2016 DMM.com/KADOKAWA GAMES All Rights Reserved イベントは始まり、ついに[[エラー娘/エラー猫>エラー猫/エラー娘(艦これ)]]が本気を出した。 渦潮は無慈悲だった。 ゲージは何度も[[ベホマ>ホイミ系]]を唱えた。 だが、エラーによって無に帰った回数に比べれば微々たるもの。それほどまでにエラーは強かった。つまり、このイベントの難易度は敵の強さだけでも、マップ仕様の凶悪さだけでもない。 #center(){&font(#ffdc00,25px){エラーでゲーム自体プレイできなかったのだ。}} 太平洋の嵐が比較に出た理由はここにある。 #blockquote(){主な被害} 〇エラーの原因と症状 サービス開始時の艦これサーバーはとにかく脆弱で、ことあるごとにエラーでゲームを中断された。理由は現在とはデータ管理方法が違うことによる。 大雑把な説明になるが、13年春時点では、艦これの大元サーバーでゲームに関わる全てのデータを管理していた。 それにはタイトル画面から所属する艦娘、装備や家具の一つ一つまでであり、画面内に変化が起きるたびに情報をサーバーに送信→サーバーから結果を送信→画面の変化が完了というあまりにも迂遠な方法をとっていた。 当然、サーバーには尋常ではない負荷がかかっていた。ゲーム動作も遅いなんてものではなく、 ・ゲームを始めるたびに100MBの読み込みが発生。30秒またされるかエラー。 ・装備を変えようとしたら読み込みが発生、待つかエラー。 ・海に出たら ・戦闘に入ったら と、&color(purple){もはやクリックしたらエラーが起きる}と言い換えられるほど。 特に酷かったのは負荷の増える情報量が多いページで、近代化改修のページと、辞典は任意でエラーを起こせたと言われるほど。近代化改修が嫌われた理由はこれである。 〇夜、休日の艦これ これだけサーバーが脆弱だったため、アクセス集中でエラーが多発したわけだが、それはイベントだけに限らなかった。 夜間や、仕事のない土日祝日などはやはりエラーが多発している。特に帰宅民が家に落ち着く平日夜7時前後は魔の時間帯と呼ばれ、ログインできないし強制ログアウトされると話題になっている。 そしてイベント時、エラーはこの要素を取り込んで進化した。 #center(){&blankimg(20130427101554458.jpg,width=540,height=300)} #center(){&font(#ffdc00){最高にハイなエラーの図}} 夜と休日まともにプレイできないということは、平日、昼の間にゲージを破壊できなければ絶対に勝てないということである。 #center(){負荷がかかれば落としてログインさせない} #center(){海域に挑めばボス前でそらす} #center(){ボスにたどり着いても渦潮の余波で火力が足りない} #center(){&font(#ffdc00,20px){夜まで耐えれば全回復させられる}} 時間さえかければゲージは回復する。その時間稼ぎの手段が見事に揃い、ほとんどのプレイヤーはまともにゲームをすることも出来ず、ただエラーの顔を眺めるだけだった。 #blockquote(){エラーの終焉と一週間後メンテナンス} イベント開始から一週間たち、攻略できたのはわずか30人しかいなかった。 運営はアンケートを行い、意見をもとにイベントの難易度を低下させるメンテナンスを行った。同時にサーバーの強化と今日の基準となっているデータ管理方式への転換が行われ、サーバーにかかる負荷は減少。エラーの頻度は目に見えて低下した。 そしてプレイヤーの目に写ったのは、 #center(){&font(#ffdc00,20px){全回復したゲージの姿だった。}} つまり、エラーが起きてログインできないというのはサーバーが落ちているためで、その間にたった時間に比例してゲージは回復していた。 時間がたちさえすれば、それがエラーでもメンテナンスでも区別はなかったのである。 こうして多くのプレイヤーは再びイベントに挑み、今度こそ海域突破を成し遂げたのだった。 ◇最後に 考察において瑞鶴がずいぶんもてはやされたが、これはおそらく13年春時点では雷巡と[[味方潜水艦>潜水艦(艦これ)]]が存在せず、敵に先制攻撃できる方法が空母しかなかったことから出た発言だと思われる。 さらに、16年夏には五十鈴を始めとした対潜値100以上の艦娘が先制対潜水攻撃を行えるようになったため、恐れられていた難易度は完全に過去のものと言っていいだろう。 追記修正は折れない心でお願いします。 ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- ヤバいな…… 「◇最後に」とキッパリ言ったばかりなのに… &font(b){スマン、ありゃウソだった。} &font(b){あのイベントから3年。奴らは帰って来た。} 舞台をアーケードゲーム「[[艦これアーケード]]」に移し、艦これ初のイベントは帰って来たのである。 ボスは同じく泊地棲鬼(及び姫)。 難易度は甲はなく丙と乙のみだが、乙作戦に関しては''丙作戦を全攻略しなければ受けられない''仕様になっている。 その代わり乙作戦を解放した後はどちらを攻略する事も可能。 また、最低条件として鎮守府海域を完全攻略しておく必要がある。 今回のイベント報酬艦は翔鶴・瑞鶴・瑞鳳。E-4突破後の「掃討戦」を攻略する事でいずれか一人を入手する事が出来る。入手後もE-1からやり直せば再び入手可能。 また、祥鳳も海域ドロップとして追加されている。 イベントの基軸は似たような感じである為、ここでは海域の簡単な紹介にとどめる事にする。 #blockquote(){E-1} #openclose(show=詳細){ &bold(){前哨戦} >敵泊地へ強襲作戦が発令された! 主作戦に先立ち、敵泊地海域付近の 偵察を実施せよ! ・丙作戦 道中の敵は大幅に弱体化。潜水艦はいなくなった。%%まあ1-4攻略直後で潜水艦とか地獄でしかない%% 1-4まで突破できた提督ならば力押しでも十分突破可能であり、そこまで苦労する事はない。 但し後の海域共々''道中敵の撃破でもゲージが減る''と言う仕様のせいでいつも通り燃料弾薬を温存しようとして''計算ミスってボス撃破したのにゲージが壊れてない''と言う事態に陥った提督も数知れず。 さらに、''ゲージ破壊はボス旗艦でしかできない''という恐ろしい仕様がある。 どういう事かというと、''ボス戦で敵艦を全て沈めればゲージを破壊できたのに、真っ先にボス旗艦が沈んだためゲージを削り切っても破壊する術がなくもう一周''となる事もあるのである…… ・乙作戦 ''★3詐欺''。丙作戦クリアが前提なのか''道中の敵に戦艦はいるわ空母はいるわみんなeliteだわとやりたい放題''。 その上こちらは''駆逐艦2隻に水上機母艦or軽空母1隻が必須''であり、必然的に総合火力が大幅に落ちるという有様。 残りのメンバーでどうにかして火力を補強しないとクリアすらままならない。 } #blockquote(){E-2} #openclose(show=詳細){ &bold(){警戒線突破} >先の偵察作戦により敵深海勢力が判明した。高速艦隊をもって 敵泊地警戒線を突破せよ! ・丙作戦 このマップの敵も弱い。 何故かというとボスが''重巡リ級固定''であり、相変わらず戦艦も空母もいない。警戒線薄すぎだろ。 と言うよりHPだけは多い輸送ワ級すらいなくなったせいで''見たくれの総合HPは減っている''。 但しイベント海域独特の''敵連合艦隊''を組まれやすいという難点もあり、ほぼ確実に挟み撃ちを余儀なくされる。まあ雑魚ばかりなのだが。 また、どうせE-4のラストは強制的に敵連合艦隊が相手となるので今のうちに連合艦隊戦の仕様になれるのも手ではある。 ・乙作戦 顔ぶれが一気に変わって''安定の戦艦空母+全elite''。おまけに何故か空母だけ''flagship''になると言うファンサービス。 そしてやはり連合を組まれやすい。特に''戦艦と空母で組まれた時は戦艦の大火力と空母の広範囲がやたら噛み合って逃げ足を奪ってくる''。 固定枠は軽巡1+重巡2。 } #blockquote(){E-3} #openclose(show=詳細){ &bold(){湾内突入!} >我が艦隊は敵泊地警戒線の突破に成功した。突入艦隊を編成し、敵泊地湾内へ強行突入せよ! ・丙作戦 やっと戦艦と空母が出てくる。元のイベントと違い泊地棲鬼は登場しない。その為ボスは戦艦ル級。 戦艦+空母の連合を組まれる事もあるが、eliteどころか''通常の戦艦空母''である為、乙E-2と比べれば大分マシ。 ただゲージの削れ方が若干おかしく、フル撃破で3戦終わらせても''何故かほんの少しだけゲージが残ってしまう''。 ・乙作戦 戦艦ル級がボスだからか、道中に戦艦が出ない代わりに空母部隊が2部隊に変更。 …だけならまだいい。 なんと道中の敵が一隻残らず''flagship''と化す。みんな揃って真っ黄色である。 戦艦の攻撃は痛い、空母の攻撃は早い、''戦艦+空母の合わせ技で逃げ道を潰してくる''…この辺から''乙作戦ってなんだっけ状態になる''。 悲劇はそれだけで終わらなかった。 この海域、元イベントと同じく''航空戦艦2隻を要求してくる''のである。 一端話を巻き戻そう。 2016年9月20日。艦これアーケード公式サイトでは本イベント開催を予告するとともに、以下の出撃制限がある事が発表された。 #center(){''一部の海域で、航空戦艦や水上機母艦などが必要となります。''} 航空戦艦は''改しか存在しない艦種''であり、必然的に該当の艦娘の改カードを入手する必要がある。 が、改カードはとにかく出にくい。「改か!?」と思ったら初期形態なんてことは日常茶飯事なのである。 ''この時点では丙作戦と乙作戦に分かれることも丙作戦では出撃制限がない事も明かされておらず''、 アーケード提督達は「初イベントなのに参加資格すら渡さないのか!?」と騒然となった。 その後、続報として丙作戦では出撃制限がない事とドロップする艦娘は同じことが発表され、騒ぎは収まった。 その航空戦艦を2隻である。 その為揃えきれずに乙作戦がここで詰まった…と言う提督も少なくない。&font(l){まぁ、そもそも予告されていたので乙に行かなかった提督も多いが} そして実際揃えて出したところで硬い・強い・''遅い''の航空戦艦では相手の攻撃を捌き切れないという異常事態に。 ''航空戦艦は置き去りにして4隻でボス戦''と言うとんでもない方法が考えられた事も。 } #blockquote(){E-4} #openclose(show=詳細){ &bold(){敵泊地強襲!} >敵深海勢力の夾撃戦術に対するべく決戦用主力艦隊を編成し、敵泊地を強襲、その中枢戦力を撃滅せよ! ここでようやく泊地棲鬼が登場。HPは当時の''倍''の360に増強された。 勿論%%たこ焼き%%浮遊要塞も健在であり、泊地棲鬼に向かって飛んできた''航空攻撃以外''をかばわせて来る。 ''たとえ大破してようが魚雷が飛んでこようが浮遊要塞が飛び出してくる''。%%中間管理職の悲しい性か%% 浮遊要塞が海に突っ込んで魚雷を受ける姿はなんか涙を禁じ得ない。 但し低確率で''貫通してダメージが通る''。 やはりボスと言う事か攻撃は熾烈。 物凄く広い上二''5個''も出る砲撃サークル、扇状に''3way''で飛ばしてくる魚雷、超広範囲の航空攻撃…。&color(silver){赤が七分に海が三分!赤が七分に海が三分だ!} 特に航空攻撃は戦艦すらワンパン大破に持ち込む超火力を誇る。何としても副砲の至近弾で阻止するかフルスロットルでかわすかしたいところ。 そして''カットイン砲撃持ち''。出されたら回避とか無理である。 おまけに''強制的に専用の連合艦隊が組まれている''為随伴艦隊の動きにも注意しなければならない。 ゲージの減り方は道中敵撃破+泊地棲鬼のHP減少に変更された。 なお、徹甲弾の他三式弾も特効となった。 三式弾があると恐ろしくダメージが跳ね上がるため、三式弾の有無で露骨に難易度が変わる。 イベント中の開発は資源という意味でも時間という意味でも間に合わないので、事前に開発しておいた方が有利だったあたりはブラウザ版と同じ。 また、航空攻撃は庇われることはないが、浮遊要塞には艦攻は強制的にミスになる事を考えると 空母の艦載機は艦爆にするのも手ではある ここまで読んで気づいた方は少なくないだろう。「何故最終ステージなのに泊地棲姫がいないのか」…と。 実は泊地棲姫の出現条件は今回''ゲージ半分以下の時に泊地棲鬼を殴る''事であり、この瞬間デモ付きで泊地棲姫に変化し''本人と浮遊要塞が完全復活する''。 しかもデモは泊地棲鬼が爆発する⇒泊地棲姫が降り立つ⇒艦娘が驚愕の表情を見せると言うものだったり。%%まさに「やったか!?」を地で行く演出である%% ちなみに殴るのは航空攻撃でも良い為、航空攻撃で変化させると''「艦娘が驚愕の表情を見せるシーン」がカットされる''為「誰もいないところで勝手に悟る泊地棲姫」と言うシュールな場面になってしまう事も。 泊地棲姫のHPを0にした時点でゲージを吹っ飛ばせは見事作戦終了となり、新規艦娘確定の「掃討戦」に参加できる。 ・丙作戦 泊地棲姫のHPは''600''。浮遊要塞はHP108のものが3体。 随伴艦隊は戦艦が1隻いるが他は雑魚揃いである為、最低限戦艦を黙らせておけば脅威にはならない。 道中敵は空母がいる為、道中撤退の可能性はゼロではないが、そこまで脅威と言う程ではない。 &font(l){そもそも空母がいるルートは避けて行く方が楽} ただし、うっかりボスの偵察機に見つかって航空攻撃を仕掛けられると道中撤退の可能性はある。 ただやはり600と言う膨大なHPを削るのはなかなかに骨。 三式弾の特効を活かしたり、なければ戦艦のバ火力で吹っ飛ばすのが有効。 尤も、着任したばかりで三式弾がなかった提督はHPを削り取るのも苦労する羽目になる。 ちなみにブラウザ版同様三式弾は開発限定で入手だが、''なかなか出ない。本当に出ない。'' 三式弾レシピを回していたら、徹甲弾が大量に出来てたなんてよくある事。 掃討戦の相手は拍子抜けするほど弱い。 ・乙作戦 泊地棲姫のHPは驚異の''800''。浮遊要塞はHP176のものが''5体''。総HPは''1680''である。%%…本当に乙作戦?%% これだけでは済まない。なんと随伴艦隊も''驚異の攻撃範囲を誇る戦艦タ級3隻(言うまでもなくflagship)''含む6隻なのである。 泊地棲鬼(姫)とタ級の超範囲に囲まれるそれはまさに地獄絵図である。 道中の敵もやはり''真っ黄色''であり、空母はもとより普通に戦艦タ級がうろついている。%%だから本当に乙作戦?%% 力押し上等の丙作戦とは違い、三式弾は''必須''である。無いと随伴艦隊の足止めや浮遊要塞のかばい行為に邪魔される分削りが間に合わなくなる。 手数も欲しくなるので''主力にすべきは戦艦ではなく重巡''と言うのが通説。 掃討戦にも戦艦タ級が3隻いる。%%掃討させる気ないだろ%% } 追記修正は伊勢型改と扶桑型改と千歳型のカードをコンプし、戦艦と重巡に三式弾を積み込んで乙作戦に挑んでからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - エラー娘のページから画像を借りようと思ったんですが、アニヲタwiki(仮)内の別ページの画像を同じように表示することはできないんでしょうか? -- 名無しさん (2016-09-24 10:32:43) - 最後にちょろっとだけアーケード版についてのネタをブチ込んでみた。 -- 名無しさん (2016-09-24 11:30:53) - アンチ・ハセカラ・らん豚の艦これネガ目的のクソ記事かと思ったら違った。「艦これのネガキャンをもくてきとした記事ではない」旨がいるかなと思った -- 名無しさん (2016-09-24 12:29:07) - 「ローマは1日にしてならず」の2015年春イベとかまだ項目ないんだよね。 -- 名無しさん (2016-09-24 12:35:12) - ↑2後半始めにつけておきました。 -- 名無しさん (2016-09-24 12:54:57) - 三式弾が必要かと思いきや、それ以前に航空戦艦(改カード)とちとちよが必要になったAC。 -- 名無しさん (2016-09-24 14:32:47) - ヒラコーショックで入ったクチで13春イベは体験してなかったんだがこんなおっかない状態だったのか・・・1時間で10%回復って・・・ -- 名無しさん (2016-09-24 16:53:40) - 力作だった…記事作成お疲れさまです。初期仕様は苦行タイプのソシャゲの全盛期だったにしても凄まじいっすなあ… -- 名無しさん (2016-09-24 19:45:46) - ↑初作成でそこまで評価していただけるとは恐縮です。あと、各種リンクや大平洋の嵐について追記していただいた方、ありがとうございました。 -- 名無しさん (2016-09-24 21:56:17) - 某花騎士ゲームみたいに、過去のイベントを復刻してもう一回遊べるようにしてくれないかと時々思うが、流石にこのイベントだけは仕様変更してくれなきゃクリアできんと思うわw -- 名無しさん (2016-09-25 00:32:12) - 艦これのイベント項目で、まだないのはあと13夏、14秋、15春だな -- 名無しさん (2016-09-25 01:06:09) - 初期の初期で文献とか当時のプレイヤーのログが埋もれてる中これだけのページ作れるのは凄いな。ていうか1時間10%のゲージ回復とかちとちよ高火力バグとかいろいろ運営が初々しかったんだな・・・ -- 名無しさん (2016-09-25 06:13:17) - 当時の阿鼻叫喚っぷりをアンチ方面に寄らずによく書けたな、作成お疲れ様 -- 名無しさん (2016-09-25 16:51:03) - アーケードネタについてちょっと修正。やっといてなんだがさすがに冗長過ぎる気がしてきた -- 名無しさん (2016-09-25 20:21:57) - ゲージ回復とエラー猫以外は何とかできそう…できそうじゃない?(麻痺 -- 名無しさん (2016-09-26 00:57:24) - 初期の遠征状況について調べてみたが、一応海上護衛・防空射撃演習はあったっぽい。とはいえキラ付け遠征も浸透してないから貯まり具合は少なかったんだろうなあ… -- 名無しさん (2016-09-26 04:45:55) - 相手がベホマ仕様でエラーで雲隠れするのになんで30人も攻略できてんだ・・・ -- 名無しさん (2016-09-26 13:10:10) - AC版のとこ、ジョジョとコマンドー混ざってるぞ。 -- 名無しさん (2016-09-26 13:38:50) - アーケードでイベントって出撃→行列最後尾→出撃→最後尾・・・でゲージ割るまで続けるのか? -- 名無しさん (2016-09-26 20:56:04) - ↑もしかしたら堀りもあるかもしれん -- 名無しさん (2016-09-26 22:34:49) - 初参加のイベントは13夏でそれも着任直後でロクにできず、実質13秋が本格参戦だったが、まさか最初のイベントがここまでとは…そりゃ震電改もオーパーツ扱いになるわ。ACは…何よりも金がえらいことになりそうね -- 名無しさん (2016-09-26 22:54:09) - ACは据え置きにでも移植されてからのんびりやるわ -- 名無しさん (2016-09-26 23:00:10) - アーケード版は丙作戦は艦種制限なしで丙作戦クリア後解放の乙作戦のみ制限ありにするそうな -- 名無しさん (2016-10-04 11:14:41) - ↑2 あれをそのまんま家庭用移植なんかしたら大ブーイング不可避だろ… -- 名無しさん (2016-10-17 11:49:25) - AC版は泊地棲鬼の迫力がとんでもないことになってる。もうほとんどヤガランデかなんかじゃないですかやだー! -- 名無しさん (2016-10-25 10:09:37) - イベント開始前:せめて望みは航戦と水母 イベント開始後:せめて望みは三式弾 -- 名無しさん (2016-11-06 17:51:09) - ACのイベントやってみた。龍驤改が育ってる分乙E-1は突破出来たが、E-2は…… -- 名無しさん (2016-11-06 21:32:09) - 今日やっと乙突破!ズイズイとずほしょほはゲット済み。あとは翔鶴姉だけだ。 -- 名無しさん (2016-11-06 21:48:59) - 一応アケ版のイベント概要も作ってみた。つたない概要になっていると思うので、修正ガンガンやってくれてかまいません。 -- 名無しさん (2016-11-11 13:14:39) - 俺が知らなかっただけかもしれないが当時は夜戦装備も不明だった。主砲3つ乗せてた記憶がある。ついでに中破轟沈説も確立してなくて小破で撤退してた。そんな苛烈な環境で取った震電改はぶっとび装備どころか「これぐらいじゃなきゃ割に合わない」という代物だよ。 -- 名無しさん (2016-11-27 14:08:44) - 初代提督の決断の真珠湾攻撃も異様に難しい -- 名無しさん (2016-12-08 21:10:31) - とりあえず、あと一ヶ月で直されないと記事が削除されるそうなので、後々の長い部分をもっと削って前の方に持っていって、攻略法の当たりにでも組み込んでいったほうがいい。もうちょっとマイルドな書き方で。大きな文章とかそういうのを使わずに。 -- 名無しさん (2017-01-27 22:47:26) - ↑削除ってなぜ? -- 名無しさん (2017-02-01 14:30:39) - ↑この項目が修正依頼項目に載せられてるんだけど、元の議論が相談所スレになくて理由が分からない。とりあえず当時の批判内容と冗長だったスレの引用文は修正したんだけど、どうなるだろうか。 -- 名無しさん (2017-02-01 15:08:09) - 彗星一二甲の配布ですが、難易度低下前にE-3を攻略していれば1つ、E-4を攻略していたらさらにもう一つ貰えました -- 名無しさん (2018-07-31 22:14:09) - 修正前に攻略できたのは30人て書いてるけどもっと少ないよ。30人は「E-3まで」クリアした人の数。この30人は名前が掲載されて顕彰されるという牧歌的な時代だった。 -- 名無しさん (2018-09-11 01:12:57) #comment #areaedit(end) }

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