草(ネット用語)

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&font(#228b22){登録日}:2017/04/21 Fri 11:37:08 &font(#228b22){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=#006400) &font(#228b22){所要時間}:約 5 分で草生えます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,i,green){草を真面目に解説するとか草生えるわ}} ここでは、ネットスラングとしての「草」について解説する。 #contents() *草用法 ネットスラングにおいての「草」は、笑いの感情を表現する手法の一つである。 「本人出てきてて笑う」→「本人出てきてて草」、「笑いすぎて腹痛い」→「草生やしすぎて腹痛い」 というように、元の文の「笑う」の箇所を「草」に置き換えて使用する。 また、「草」一文字だけでも「www」のような笑いの表現として使うことができる。 単に文末の「笑う」を言い換えたいだけなら「草」に置き換えるのみで構わないが、笑うという行為を強調したいときや文中で「草」を用いたい場合には「生える」や「生やす」といった用言を付け加えて活用できるようにすることが望ましい。 「www」が笑いの感情を感覚的に表現しているのに対し、「草」は分析的でどこか冷静に笑いを表現している印象を抱かせやすい。 そのため、何かにツッコみを入れる際に草を用いることで自分自身でツッコみを笑いに昇華させて自己完結させる便利な手段としてもよく使用される。 一般コミュニティでは草と表現する場合、wwwと表現する時と比べてやや呆れ気味な笑いを意味していたりするが、単に気分で使い分ける場合もある。 wwwよりもコンパクトな表現であり、入力しやすいだけでなく文字欄を圧迫しないという利点もある。 なお、「こんなん草生えるwww」のように「草とwwwを同時に使用する」ことは二重表現であるとして避けられる傾向にある。 しかし、細けぇこたぁいいんだよって考えも強いので、草とwを同時に使った程度でわざわざツッコミを入れることも無粋といえる。 また、併用することでどちらか一方では表現しきれなかった独自の笑いの感情を表現できているのも確かである。 …とか言ってるとやっぱり「草に草生やすな」って怒られる。親切に教えてほしいものだ。 *草前史 ネット黎明期において、文字だけのコミュニケーションで自分の表情を示す方法はいくつか試みられていた。 当時はEmoji(絵文字)と呼ばれるものは存在せず(その後登場はしたがキャリアごとに異なるなど共通化が遅れた)、 いわゆる顔文字(((*^^*)←こんなん))とか、「&ruby(かっこわらい){(笑)}」のような表現が使用されていた。 ちなみに、(笑)は第二次世界大戦中の帝国議会における速記や文芸誌・戯曲台本でも使われている&font(#228b22,b){由緒正しい表現}である。 この(笑)→は「わらい」より一文字少なくて済む「わら」に簡略化されここから直接変換できる(ワラ)や(藁)となり、さらに簡略化が進むとその頭文字である「w」を並べることで表現されるようになり、この様を「芝生」「雑草」などと呼び表すようになった。 この「w」については、[[こちらの項目>w(ネット用語)]]も参照。 ・例→「クッソワロタwwwwww」 当初はどちらかと言うと嘲笑の意味を含んでいたが、時代を経るとともに嘲笑の意味合いはやや薄れ、単純な笑いにも使われるようになっていく。 これはチャットやネトゲなどにおいて(笑)と打つのが面倒くさいからという意味合いが強く、今日では単なる笑いを表す省略語として用いられることの方が多い。 逆にそんな中あえて(笑)を嘲笑する用途として使うようになり、今度はこちらが煽りのニュアンスを持つこともあるという逆転現象が起こっている。 もっとも、(笑)を使っているからといって嘲笑とは限らないので注意。 余談だが海外では似たようなネットスラングとして「lol(laughing out loudlyの略)」が使われており、「wwww」と同じく「lolololol」みたいな使い方をされたりもする。 他にも似たような表現は色々とあるが、草に最も似ているのはこれだと思われる。 もちろん使い方を誤ると誤解を生むこともあるので注意。 アラビア語圏では「 هههههههههه 」と表記されることもある。蔦生えててワロタ。 *草繁茂 後に[[真夏の夜の淫夢]]コミュニティが発展し始めると、彼らも当初は「wwwwww」という表現を使っていたのだが((2007年頃のコミュニティを見るとわかる))、 次第に語録が増えていくに連れて「wwwって書くのは臭い」という、ホモビ・スキャンダルで盛り上がってるのを棚上げした感情が生まれるようになった。カワイソス。 そこで元々芝生・雑草を生やす人に向けて「草生やすな」などと書いたり、逆に自分がwwwを抑えきれなくなりそうなことを「草不可避」と表現するようになった。 なお完全に駆逐されたわけではなく、「[[ウッソ>ウッソ・エヴィン]]だろお前www」「知wらwなwいwよwww」といった語録に一部名残を残している。 そしてこれが「草生える」となり、現代では単に「草」一文字だけでも笑いの表現として使われるようになった。 (笑)やwwwの時点でも煽りとしての意味合いは強いため、「草」も当初は煽り表現としての意味合いを持っており、 しかも発祥が発祥だけに一般向けのコミュニティでは当初「使う奴は[[荒らし]]」と考えられていた。 しかし淫夢の盛り上がりの源泉の一つである[[なんでも実況J]](以後なんJ)で逆輸入され、様々なネットコミュニティに拡散した結果、 現在では若者のネットスラングとして、知らず知らずのうちか普通のコミュニティでもよく使われるようになった。日本人は愚かである。 念のため言及しておくが、元々「w」を芝や草と称することも結構あったため、 「芝」「草」みたいな単語を使っていてもここのコミュニティ発祥のものではない場合もある。 *草代替文化の嚆矢と発展 このように拡散された「草」「草生える」「草不可避」という表現だが、やがて「草」の部分が具体的に改変されることも起きるようになった。 例えばドラッグネタでは「草(weed)」といえばマリファナのことなので、「こんなん大麻生える」といった表現が使われるようになる。 他にも、 ・SCPコミュニティで面白いジョークを言うと「トマト不可避」……あの[[トマト>SCP-504]]はつまんない時の方がツマンネ。□≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ・[[MtG>Magic the Gathering]]では「大草原の川不可避」なんて表現もある。いやそれ避けられないの草原ではなく川では……? ・[[ポケモン>ポケットモンスター]]では「[[グラスフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]生える」など。みんな[[カプ・ブルル]]だったのだろうか。 ・物によっては「生える」の部分がよりふさわしい言葉に変わる場合もある。 煽り表現としての意味合いはいまだ残っているため、あまりよろしくない由来の代替語も多くある。 「麻生える」などは、由来はここで説明しないことが望ましいだろう。 *派生表現 -笑いすぎてどうしようもない→大草原不可避 -wwwって書くな→草生やすな -笑うしかない→草しか生えない -笑えない→草も生えない -笑っていい?→自分、草いいすか? 追記・修正・草刈り・草むしりお願いします。   &font(l){←他力本願ぶりに草生える} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\&font(#228b22){草}/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #center(){&font(b,green){コメント欄ではアニヲタwikiで解説できる由来のものだけでお願いします。&br()じゃないと通報やIP規制・コメ欄に警告設置とかもうオワコンだろ。常識的に考えて。}} #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }
&font(#228b22){登録日}:2017/04/21 Fri 11:37:08 &font(#228b22){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=#006400) &font(#228b22){所要時間}:約 5 分で草生えます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,i,green){草を真面目に解説するとか草生えるわ}} ここでは、ネットスラングとしての「草」について解説する。 #contents() *草用法 ネットスラングにおいての「草」は、笑いの感情を表現する手法の一つである。 「本人出てきてて笑う」→「本人出てきてて草」、「笑いすぎて腹痛い」→「草生やしすぎて腹痛い」 というように、元の文の「笑う」の箇所を「草」に置き換えて使用する。 また、「草」一文字だけでも「www」のような笑いの表現として使うことができる。 単に文末の「笑う」を言い換えたいだけなら「草」に置き換えるのみで構わないが、笑うという行為を強調したいときや文中で「草」を用いたい場合には「生える」や「生やす」といった用言を付け加えて活用できるようにすることが望ましい。 「www」が笑いの感情を感覚的に表現しているのに対し、「草」は分析的でどこか冷静に笑いを表現している印象を抱かせやすい。 そのため、何かにツッコみを入れる際に草を用いることで自分自身でツッコみを笑いに昇華させて自己完結させる便利な手段としてもよく使用される。 一般コミュニティでは草と表現する場合、wwwと表現する時と比べてやや呆れ気味な笑いを意味していたりするが、単に気分で使い分ける場合もある。 wwwよりもコンパクトな表現であり、入力しやすいだけでなく文字欄を圧迫しないという利点もある。 なお、「こんなん草生えるwww」のように「草とwwwを同時に使用する」ことは二重表現であるとして避けられる傾向にある。 しかし、細けぇこたぁいいんだよって考えも強いので、草とwを同時に使った程度でわざわざツッコミを入れることも無粋といえる。 また、併用することでどちらか一方では表現しきれなかった独自の笑いの感情を表現できているのも確かである。 …とか言ってるとやっぱり「草に草生やすな」って怒られる。親切に教えてほしいものだ。 *草前史 ネット黎明期において、文字だけのコミュニケーションで自分の表情を示す方法はいくつか試みられていた。 当時はEmoji(絵文字)と呼ばれるものは存在せず(その後登場はしたがキャリアごとに異なるなど共通化が遅れた)、 いわゆる顔文字(((*^^*)←こんなん))とか、「&ruby(かっこわらい){(笑)}」のような表現が使用されていた。 ちなみに、(笑)は第二次世界大戦中の帝国議会における速記や文芸誌・戯曲台本でも使われている&font(#228b22,b){由緒正しい表現}である。 この(笑)→は「わらい」より一文字少なくて済む「わら」に簡略化されここから直接変換できる(ワラ)や(藁)となり、さらに簡略化が進むとその頭文字である「w」を並べることで表現されるようになり、この様を「芝生」「雑草」などと呼び表すようになった。 この「w」については、[[こちらの項目>w(ネット用語)]]も参照。 ・例→「クッソワロタwwwwww」 当初はどちらかと言うと嘲笑の意味を含んでいたが、時代を経るとともに嘲笑の意味合いはやや薄れ、単純な笑いにも使われるようになっていく。 これはチャットやネトゲなどにおいて(笑)と打つのが面倒くさいからという意味合いが強く、今日では単なる笑いを表す省略語として用いられることの方が多い。 逆にそんな中あえて(笑)を嘲笑する用途として使うようになり、今度はこちらが煽りのニュアンスを持つこともあるという逆転現象が起こっている。 もっとも、(笑)を使っているからといって嘲笑とは限らないので注意。 余談だが海外では似たようなネットスラングとして「lol(laughing out loudlyの略)」が使われており、「wwww」と同じく「lolololol」みたいな使い方をされたりもする。 他にも似たような表現は色々とあるが、草に最も似ているのはこれだと思われる。 もちろん使い方を誤ると誤解を生むこともあるので注意。 アラビア語圏では「 هههههههههه 」と表記されることもある。蔦生えててワロタ。 *草繁茂 後に[[真夏の夜の淫夢]]コミュニティが発展し始めると、彼らも当初は「wwwwww」という表現を使っていたのだが((2007年頃のコミュニティを見るとわかる))、 次第に語録が増えていくに連れて「wwwって書くのは臭い」という、ホモビ・スキャンダルで盛り上がってるのを棚上げした感情が生まれるようになった。カワイソス。 そこで元々芝生・雑草を生やす人に向けて「草生やすな」などと書いたり、逆に自分がwwwを抑えきれなくなりそうなことを「草不可避」と表現するようになった。 なお完全に駆逐されたわけではなく、「[[ウッソ>ウッソ・エヴィン]]だろお前www」「知wらwなwいwよwww」といった語録に一部名残を残している。 そしてこれが「草生える」となり、現代では単に「草」一文字だけでも笑いの表現として使われるようになった。 (笑)やwwwの時点でも煽りとしての意味合いは強いため、「草」も当初は煽り表現としての意味合いを持っており、 しかも発祥が発祥だけに一般向けのコミュニティでは当初「使う奴は[[荒らし]]」と考えられていた。 しかし淫夢の盛り上がりの源泉の一つである[[なんでも実況J]](以後なんJ)で逆輸入され、様々なネットコミュニティに拡散した結果、 現在では若者のネットスラングとして、知らず知らずのうちか普通のコミュニティでもよく使われるようになった。日本人は愚かである。 念のため言及しておくが、元々「w」を芝や草と称することも結構あったため、 「芝」「草」みたいな単語を使っていてもここのコミュニティ発祥のものではない場合もある。 *草代替文化の嚆矢と発展 このように拡散された「草」「草生える」「草不可避」という表現だが、やがて「草」の部分が具体的に改変されることも起きるようになった。 例えばドラッグネタでは「草(weed)」といえばマリファナのことなので、「こんなん大麻生える」といった表現が使われるようになる。 他にも、 ・SCPコミュニティで面白いジョークを言うと「トマト不可避」……あの[[トマト>SCP-504]]はつまんない時の方がツマンネ。□≡≡≡≡≡≡≡≡≡ ・[[MtG>Magic the Gathering]]では「大草原の川不可避」なんて表現もある。いやそれ避けられないの草原ではなく川では……? ・[[ポケモン>ポケットモンスター]]では「[[グラスフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]生える」など。みんな[[カプ・ブルル]]だったのだろうか。 ・物によっては「生える」の部分がよりふさわしい言葉に変わる場合もある。 煽り表現としての意味合いはいまだ残っているため、あまりよろしくない由来の代替語も多くある。 「麻生える」などは、由来はここで説明しないことが望ましいだろう。 *派生表現 -笑いすぎてどうしようもない→大草原不可避 -wwwって書くな→草生やすな -笑うしかない→草しか生えない -笑えない→草も生えない -笑っていい?→自分、草いいすか? 追記・修正・草刈り・草むしりお願いします。   &font(l){←他力本願ぶりに草生える} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\&font(#228b22){草}/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #center(){&font(b,green){コメント欄ではアニヲタwikiで解説できる由来のものだけでお願いします。&br()じゃないと通報やIP規制・コメ欄に警告設置とかもうオワコンだろ。常識的に考えて。}} #openclose(show=▷ コメント欄){ #lsd() #comment_num2(num=30) }

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