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オウギワシ - (2025/05/11 (日) 20:30:54) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2017/9/25 (月曜日) 23:28:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約5分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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オウギワシ(Harpia harpyja)とはタカ目タカ科オウギワシ属の一属の猛禽類にして
[[メキシコ]]からアルゼンチン北部にかけて生息している世界最重量級の飛べる鳥類である。
*●特徴
平均して雌は全長100㎝、体重は7.5㎏と猛禽類の中でも&bold(){最も重い。}
対して雄は全長90㎝、体重4.75kgと雌に比べて小柄で軽いがそれでもほかの猛禽類の雄と比べれば十分大柄な方。
羽毛の色は白とやや青みがかった黒の二色で後頭部には名前の由来となった冠羽が扇状に生えており、
[[カギ爪>鈎爪]]はなんと13㎝と[[クマ>クマ(動物)]]よりも長く鋭く翼長は2mにも達するが
ほかの猛禽類と比較するとそれ程長くなく、太短い形状をしている。
そしてこの鳥を有名にしているのが…
#center(){&font(#dc143c){最高で140kgにもなる握力である!}}
もう一度言おう、
#center(){&big(){&font(#dc143c){最高で140kgにもなる握力である!}}}
これは猛禽類はおろか鳥類の中でも&bold(){トップクラス}であり、ナマケモノは勿論のこと自分と同等な
体重のサルやイグアナすら簡単に木から引きはがし、そのまま上に飛び去ることが可能な事になる。
…これだけだと伝わり辛いので人間の握力に置き換えて説明しよう。
オウギワシの握力を人間の握力で換算した場合、なんと&bold(){成人男性の平均の3倍にも相当する}と言えば
その凄まじいパワーがおわかりいただけるだろうか?
先述した長い爪に加えてその握力で握られようものなら人間の大人の腕の骨は&bold(){簡単に折れる}し
&bold(){&font(#dc143c){頭蓋骨ですら穴が開く}}といわれ、子供の頭蓋骨であれば&bold(){&font(#dc143c){穴どころかヒビが入ってしまってもおかしくない。}}
実際に脚を見るとほかの猛禽類の脚が&bold(){比較にならない程にぶっとくマッチョ}であり、
&bold(){剛脚としか言いようのない筋肉質な脚}の為、鳥類界握力ナンバー1と言われるのも頷ける。
とりわけ雌の場合頭部の冠羽と大柄かつ屈強な体つきも相まって&bold(){正にアマゾネスのよう。}
見よ、この剛脚を…
#center(){&blankimg(オウギワシ 剛脚.jpg,width=450,height=330)
&sizex(1){出典:先輩超かっこいいっす!猛禽類最大の鉤爪と握力を誇る、生粋のプレデター「オウギワシ」}
}
上でも述べたが他の猛禽類とは比べ物にならない位ぶっといのである。
[[ヘビクイワシ]]がスレンダーな美人モデルなイメージならばオウギワシはさながら筋肉質な
長身ゴリウーと言ったところか。
また、残念な[[イケメン]]としても知られており、横顔はこの通り確かにイケメンである。
#center(){&blankimg(オウギワシ イケメン.jpg,width=450,height=330)
&sizex(1){出典:wikipedia}
}
だが真正面から見ると…
#center(){&blankimg(オウギワシ 残念.jpg,width=450,height=330)
&sizex(1){出典:【猛禽類】オウギワシさんの画像まとめ}
}
&bold(){&font(#000000){あ、あれれぇ~!?}}
#center(){&big(){&font(#ff69b4){そう、可愛いのである!}}}
せっかくかっこいい横顔を持っているのに正面から見た途端かっこいい雰囲気は何処へやら…な&bold(){真ん丸な可愛い顔}なのである。
でもこの真ん丸な形をした顔はちゃんと意味のあるもの。
何故なら、彼らの生息地は&bold(){&font(#006400){鬱蒼と木々の生い茂る[[ジャングル>ジャングル/熱帯雨林]]}}の中であり、
サルの鳴き声やイグアナの動く音を少しでも聞き逃さないよう進化した結果このような形質となった。
この顔の構造だからこそジャングルの中で生態系の頂点に立つことができたのだ。
*●狩り
多くの猛禽類が開けた環境で狩りをするのに対し、彼らの狩場は先述の通り鬱蒼と木々の生い茂るジャングルであり、
通常の猛禽類のように長くて大きな翼では飛ぶことすらままならない。
そこで彼らは木々の間を飛びやすいように&bold(){翼を短く進化}させ、
わずかな音も聞き逃さぬよう顔を&bold(){パラボラアンテナのような構造}にし、
木々を潜り抜けながら掻っ攫う戦法に特化した身体へ進化させた。
獲物はサルやナマケモノ、イグアナ等だがとりわけサルにとっては&bold(){相当な恐怖の対象}であるらしく、
彼らの気配を感じた途端&bold(){パニックを起こして叫びながら一目散に逃げ回るほど。}
彼らは木から木へと飛び移って[[逃げる]]サルや見つからないよう木にしがみ付く[[ナマケモノ]]、
イグアナを先述した長い爪と凄まじい握力で&bold(){いとも簡単に引き剥がし、}そのまま掻っ攫って獲物にするのである。
このようにジャングルの中での狩りに特化した形質だが後述するように生息地のジャングルが自然破壊によって減少しつつあり、
生息地が狭まり獲物が減った結果子ヤギや子ブタを襲うようになったとも言われているのだ。
&bold(){&font(#8b0000){サル「今日も宴だぜ!餌の木の実もいっぱいあらぁ!」}}
&bold(){&font(#9400d3){オウギワシ「…今日の獲物発見じゃ♪」}}
&bold(){&font(#8b0000){サル「ひ、ひぃぃぃぃ!アイツが来やがった!ずらかるぞおめえらぁ!」}}
&bold(){&font(#9400d3){「愚か者め。わらわの爪から逃れられるとでも思うたか?」}}
&bold(){&font(font(#8b0000){サル「がっ!放しやがぐぐえぇ!?」}}
それは一瞬の出来事だった。
彼女の脚に捕らえられたサルの首の骨は音を立てて折れたのだ…
&bold(){&font(#9400d3){オウギワシ「フッ、わらわから逃げられる。そう思ったのが運の尽き…貴様の首などわらわにかかれば簡単にへし折れるのじゃ。それを覚えておけ、サルども♪」}}
逃げ遅れたサルを仕留め、勝ち誇るオウギワシ。対してサルは木の陰に隠れながら仲間が食われる様を見守ることしかできなかった…
*●その鉤爪の衝撃力は1800J!これは一般的なアサルトライフルの弾の破壊力にも匹敵する!
こう聞くとそんな馬鹿な!?
と思う方々も多いだろうが、[[Wikipedia]]にもちゃんとした研究論文のソース付きで記載されているのである。
そう、信じがたいだろうがオウギワシの鉤爪の破壊力は本当にライフル弾並みなのだ!
すなわちオウギワシの鉤爪は人間はもちろん[[ライオン>ライオン(動物)]]やグリズリーですら一撃で殺傷してしまうほどなのだ!
実のところこれには数学と[[物理学]]のトリックが隠されている。
オウギワシの飛行速度は最大で時速約80km、体重は大きな個体で約7.5kgほど。
7.5kgの物体が時速80kmで体当たりすればその運動エネルギーは約1800Jほどになるので上述の数値は完全な間違い[[というわけ]]ではない。
ただしこれはオウギワシの肉体が非常に硬い砲弾であり、この速度で獲物に体当たりすると仮定した場合の話である。
実際は[[動物]]の体は柔軟で関節も稼働するので砲弾のように体の一点に全運動エネルギーを込めて体当たりすることなんて不可能だし、
もし本当にそんなことをすればオウギワシのほうが衝撃で死んでしまう。
それに時速80kmというのは高空から急降下するときの速度なので狩りをする時はもっと遅いスピードで飛んでいる。
実際にオウギワシが狩りをする時は上述の狩りの項目に記載したように鉤爪で掴んで絞め付けたり嘴で突いて獲物を殺すのである。
断じて最大速度で弾丸のごとく体当たりするわけではない。
*●余談
無敵に思われるオウギワシだが生態系の頂点に立つ捕食者の為繁殖力が極めて低く、&bold(){2~3年に一度しか繁殖をしない。}
この致命的ともいえる生態と先述した通り開発が進み生息地が狭まったことが重なった結果急速に数を減らしつつあり、
現在では政府によって&bold(){厳重に保護され、}繁殖計画も進められているという。
特に主要な生息地の一つであるパナマでは国鳥とされており、&bold(){密猟をした不届き者には厳罰が下されるのだとか。}
いくらジャングルでは無敵でも&bold(){人間には敵わないのである。}
[[英語]]では&bold(){Harpy Eagle(ハーピーイーグル)}と[[ギリシャ神話]]に
登場する鳥女・[[ハーピー>ハーピー/ハルピュイア(ギリシャ神話)]]から名前がとられており、&bold(){その名に恥じぬ巨体を持っている。}
その巨体及び握力から最強の猛禽類に挙げられる鳥の一つであり、
フィリピンワシ、オオワシ(或いはカンムリクマタカ)に彼女を含めて&bold(){世界三大猛禽類}と言われる事もあるのだとか。
追記・修正はその剛脚に握られてからお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,8)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 在りし日のテラフォーマーズのアレックスさんの活躍が印象的でした -- 名無しさん (2017-09-26 15:07:41)
- 顔がパラボラアンテナのような構造というのはフクロウを連想する -- 名無しさん (2017-09-28 19:22:27)
- 天使の囀りでこの鳥を知った -- 名無しさん (2019-10-28 21:33:58)
- カッコよさと可愛らしさを併せ持つのを残念とは言わんだろ -- 名無しさん (2021-10-28 23:08:20)
#comment
#areaedit(end)
}
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&font(#6495ED){所要時間}:約5分で読めます
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オウギワシ(Harpia harpyja)とはタカ目タカ科オウギワシ属の一属の猛禽類にして
[[メキシコ]]からアルゼンチン北部にかけて生息している世界最重量級の飛べる鳥類である。
*●特徴
平均して雌は全長100㎝、体重は7.5㎏と猛禽類の中でも&bold(){最も重い。}
対して雄は全長90㎝、体重4.75kgと雌に比べて小柄で軽いがそれでもほかの猛禽類の雄と比べれば十分大柄な方。
羽毛の色は白とやや青みがかった黒の二色で後頭部には名前の由来となった冠羽が扇状に生えており、
[[カギ爪>鈎爪]]はなんと13㎝と[[クマ>クマ(動物)]]よりも長く鋭く翼長は2mにも達するが
ほかの猛禽類と比較するとそれ程長くなく、太短い形状をしている。
そしてこの鳥を有名にしているのが…
#center(){&font(#dc143c){最高で140kgにもなる握力である!}}
もう一度言おう、
#center(){&big(){&font(#dc143c){最高で140kgにもなる握力である!}}}
これは猛禽類はおろか鳥類の中でも&bold(){トップクラス}であり、ナマケモノは勿論のこと自分と同等な
体重のサルやイグアナすら簡単に木から引きはがし、そのまま上に飛び去ることが可能な事になる。
…これだけだと伝わり辛いので人間の握力に置き換えて説明しよう。
オウギワシの握力を人間の握力で換算した場合、なんと&bold(){成人男性の平均の3倍にも相当する}と言えば
その凄まじいパワーがおわかりいただけるだろうか?
先述した長い爪に加えてその握力で握られようものなら人間の大人の腕の骨は&bold(){簡単に折れる}し
&bold(){&font(#dc143c){頭蓋骨ですら穴が開く}}といわれ、子供の頭蓋骨であれば&bold(){&font(#dc143c){穴どころかヒビが入ってしまってもおかしくない。}}
実際に脚を見るとほかの猛禽類の脚が&bold(){比較にならない程にぶっとくマッチョ}であり、
&bold(){剛脚としか言いようのない筋肉質な脚}の為、鳥類界握力ナンバー1と言われるのも頷ける。
とりわけ雌の場合頭部の冠羽と大柄かつ屈強な体つきも相まって&bold(){正にアマゾネスのよう。}
見よ、この剛脚を…
#center(){&blankimg(オウギワシ 剛脚.jpg,width=450,height=330)
&sizex(1){出典:先輩超かっこいいっす!猛禽類最大の鉤爪と握力を誇る、生粋のプレデター「オウギワシ」}
}
上でも述べたが他の猛禽類とは比べ物にならない位ぶっといのである。
[[ヘビクイワシ]]がスレンダーな美人モデルなイメージならばオウギワシはさながら筋肉質な
長身ゴリウーと言ったところか。
また、残念な[[イケメン]]としても知られており、横顔はこの通り確かにイケメンである。
#center(){&blankimg(オウギワシ イケメン.jpg,width=450,height=330)
&sizex(1){出典:wikipedia}
}
だが真正面から見ると…
#center(){&blankimg(オウギワシ 残念.jpg,width=450,height=330)
&sizex(1){出典:【猛禽類】オウギワシさんの画像まとめ}
}
&bold(){&font(#000000){あ、あれれぇ~!?}}
#center(){&big(){&font(#ff69b4){そう、可愛いのである!}}}
せっかくかっこいい横顔を持っているのに正面から見た途端かっこいい雰囲気は何処へやら…な&bold(){真ん丸な可愛い顔}なのである。
でもこの真ん丸な形をした顔はちゃんと意味のあるもの。
何故なら、彼らの生息地は&bold(){&font(#006400){鬱蒼と木々の生い茂る[[ジャングル>ジャングル/熱帯雨林]]}}の中であり、
サルの鳴き声やイグアナの動く音を少しでも聞き逃さないよう進化した結果このような形質となった。
この顔の構造だからこそジャングルの中で生態系の頂点に立つことができたのだ。
*●狩り
多くの猛禽類が開けた環境で狩りをするのに対し、彼らの狩場は先述の通り鬱蒼と木々の生い茂るジャングルであり、
通常の猛禽類のように長くて大きな翼では飛ぶことすらままならない。
そこで彼らは木々の間を飛びやすいように&bold(){翼を短く進化}させ、
わずかな音も聞き逃さぬよう顔を&bold(){パラボラアンテナのような構造}にし、
木々を潜り抜けながら掻っ攫う戦法に特化した身体へ進化させた。
獲物はサルやナマケモノ、イグアナ等だがとりわけサルにとっては&bold(){相当な恐怖の対象}であるらしく、
彼らの気配を感じた途端&bold(){パニックを起こして叫びながら一目散に逃げ回るほど。}
彼らは木から木へと飛び移って[[逃げる]]サルや見つからないよう木にしがみ付く[[ナマケモノ]]、
イグアナを先述した長い爪と凄まじい握力で&bold(){いとも簡単に引き剥がし、}そのまま掻っ攫って獲物にするのである。
このようにジャングルの中での狩りに特化した形質だが後述するように生息地のジャングルが自然破壊によって減少しつつあり、
生息地が狭まり獲物が減った結果子ヤギや子ブタを襲うようになったとも言われているのだ。
&bold(){&font(#8b0000){サル「今日も宴だぜ!餌の木の実もいっぱいあらぁ!」}}
&bold(){&font(#9400d3){オウギワシ「…今日の獲物発見じゃ♪」}}
&bold(){&font(#8b0000){サル「ひ、ひぃぃぃぃ!アイツが来やがった!ずらかるぞおめえらぁ!」}}
&bold(){&font(#9400d3){「愚か者め。わらわの爪から逃れられるとでも思うたか?」}}
&bold(){&font(font(#8b0000){サル「がっ!放しやがぐぐえぇ!?」}}
それは一瞬の出来事だった。
彼女の脚に捕らえられたサルの首の骨は音を立てて折れたのだ…
&bold(){&font(#9400d3){オウギワシ「フッ、わらわから逃げられる。そう思ったのが運の尽き…貴様の首などわらわにかかれば簡単にへし折れるのじゃ。それを覚えておけ、サルども♪」}}
逃げ遅れたサルを仕留め、勝ち誇るオウギワシ。対してサルは木の陰に隠れながら仲間が食われる様を見守ることしかできなかった…
*●その鉤爪の衝撃力は1800J!これは一般的なアサルトライフルの弾の破壊力にも匹敵する!
こう聞くとそんな馬鹿な!?
と思う方々も多いだろうが、[[Wikipedia]]にもちゃんとした研究論文のソース付きで記載されているのである。
そう、信じがたいだろうがオウギワシの鉤爪の破壊力は本当にライフル弾並みなのだ!
すなわちオウギワシの鉤爪は人間はもちろん[[ライオン>ライオン(動物)]]やグリズリーですら一撃で殺傷してしまうほどなのだ!
実のところこれには数学と[[物理学]]のトリックが隠されている。
オウギワシの飛行速度は最大で時速約80km、体重は大きな個体で約7.5kgほど。
7.5kgの物体が時速80kmで体当たりすればその運動エネルギーは約1800Jほどになるので上述の数値は完全な間違い[[というわけ]]ではない。
ただしこれはオウギワシの肉体が非常に硬い砲弾であり、この速度で獲物に体当たりすると仮定した場合の話である。
実際は[[動物]]の体は柔軟で関節も稼働するので砲弾のように体の一点に全運動エネルギーを込めて体当たりすることなんて不可能だし、
もし本当にそんなことをすればオウギワシのほうが衝撃で死んでしまう。
それに時速80kmというのは高空から急降下するときの速度なので狩りをする時はもっと遅いスピードで飛んでいる。
実際にオウギワシが狩りをする時は上述の狩りの項目に記載したように鉤爪で掴んで絞め付けたり嘴で突いて獲物を殺すのである。
断じて最大速度で弾丸のごとく体当たりするわけではない。
*●余談
無敵に思われるオウギワシだが生態系の頂点に立つ捕食者の為繁殖力が極めて低く、&bold(){2~3年に一度しか繁殖をしない。}
この致命的ともいえる生態と先述した通り開発が進み生息地が狭まったことが重なった結果急速に数を減らしつつあり、
現在では政府によって&bold(){厳重に保護され、}繁殖計画も進められているという。
特に主要な生息地の一つであるパナマでは国鳥とされており、&bold(){密猟をした不届き者には厳罰が下されるのだとか。}
いくらジャングルでは無敵でも&bold(){人間には敵わないのである。}
[[英語]]では&bold(){Harpy Eagle(ハーピーイーグル)}と[[ギリシャ神話]]に
登場する鳥女・[[ハーピー>ハーピー/ハルピュイア(ギリシャ神話)]]から名前がとられており、&bold(){その名に恥じぬ巨体を持っている。}
その巨体及び握力から最強の猛禽類に挙げられる鳥の一つであり、
フィリピンワシ、オオワシ(或いはカンムリクマタカ)に彼女を含めて&bold(){世界三大猛禽類}と言われる事もあるのだとか。
追記・修正はその剛脚に握られてからお願いします。
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,8)
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- 在りし日のテラフォーマーズのアレックスさんの活躍が印象的でした -- 名無しさん (2017-09-26 15:07:41)
- 顔がパラボラアンテナのような構造というのはフクロウを連想する -- 名無しさん (2017-09-28 19:22:27)
- 天使の囀りでこの鳥を知った -- 名無しさん (2019-10-28 21:33:58)
- カッコよさと可愛らしさを併せ持つのを残念とは言わんだろ -- 名無しさん (2021-10-28 23:08:20)
- 「ヒャクジュウガッタイ」ではヤシガニと合体し、スラッシュ・クラブ・ハーピィになっていた。超握力+巨大バサミという強力な組み合わせだが、相手が斬撃無効のプラナリアだったので…… -- 名無しさん (2025-05-11 20:30:54)
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