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&font(#6495ED){所要時間}:約 50 分で読めます
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絶傑とは、デジタルトレーディングカードゲーム『[[Shadowverse]]』に登場するカード群のこと。
第十弾カードパック「十禍絶傑」の目玉カードであり、この[[ゲーム]]初の「[[クラスの境界をまたいで共通性を持ったカード群>サイクル(TCG)]]」である(ただし仕様上ニュートラル以外の絶傑を同時にデッキに入れることはできないが)。
ここでは、それぞれの絶傑と関連性が深いカードも同時に紹介する。
#contents
*【概要】
詳しい説明はゲーム内では特にされていないが、マゼルベイン以外の絶傑はそれぞれ固有の「集団」を率いているリーダー的存在であることが示唆されている。
レアリティはいずれも最高位のレジェンド。そして、それぞれの下に特に名前のないモブとして「従者(ブロンズ)」「信徒(シルバー)」「使徒(ゴールド)」と、スペルorアミュレット(レアリティはそれぞれ異なる)の5種類のカードが存在している。
ただし、前述のようにマゼルベインはただ単独である孤高の存在なので、配下は存在しない。また、なぜかギルネリーゼも使徒とスペルだけしかなく、従者と信徒は存在しない。
次弾の次元湾曲においても「狂信者」と絶傑をテーマとしたスペルが追加された。
ただしニュートラルだけは事情が異なりマゼルベインに狂信者は当然ながら追加されず、ギルネリーゼに関してはそもそも追加無しとなっている。
いずれもレジェンドに相応しい強力な効果を持ったカードばかり……なのだが、実際の環境における強さについてはかなり格差がある。
2019年6月現在の環境における強さを大まかに示すと、
''真実>姦淫・侮蔑・安息>破壊・簒奪・飢餓>不殺>>>>>>越えられない壁>>>>沈黙''といった感じ。基本的には左に行くほど強いと考えて貰えればよい。
実装当初は侮蔑が頭一つ抜けて強かったのだが、ナーフによりかなり弱体化されてしまったため、この立ち位置となった。
マゼルベインはかなり強さにムラがあり、扱うクラスによってもかなり強さが変わってくる事、勝てる時は上位陣を食うほど勝てるが、環境を支配するほどではない、といったところがあるのでランク外とさせてもらった。
以前はライオ、ルルナイ、エズディアが雑魚絶傑と言われていたが、最近はライオは「開闢の予言者」デッキや純粋なスペルウィッチなど様々な場面での採用が増えており、エズディアもローテーションでは【コントロールエルフ】におけるフィニッシャーとして、アンリミテッドでは「古き森の白狼」と「白銀の矢」を組み合わせた1ターンキルデッキへのキーパーツとしての採用がチラホラ見られるように。ルルナイだけは次元歪曲で3/3/3の[[ライバル]]も登場し、元々の不安定さも相まってほぼ姿を見なくなっている。
ちなみに、それぞれの絶傑は「モーゼの十戒」が裏テーマとなっていることが考察されている。
全体的に男性の絶傑のチームは、十戒を拡大解釈し、極端な程に守ろうとしているのに対し、女性の絶傑のチームは十戒を逆に「守ってはならない」とすることをテーマにしている。
また、絶傑の能力は必ずどこかに対応する十戒の数字が存在する。
まぁルルナイやマーウィン、ガルミーユのようにかなり徹底しているパターンもあれば、リーシェナのように「2枚のアーティファクトを使う」のようにやや強引なパターンも見られるが。
オクトリスに至ってはPP回復まで使って無理矢理「8」にしている。((しかし深読みしようとすれば、このカードは3/2/3でこれらの合計は8であり、エンハンス含めて進化した場合ステータスの合計上昇値も8なのでそこまで無理やりではないともいえる))
以下、十戒の順番に沿って紹介していく。
**唯我
>唯我の一刀
>コスト5 ニュートラル スペル ゴールド
>自分のフォロワーが進化したとき、自分の場のフォロワーが1体なら、このカードのコストを3にする。
>相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを破壊する。
スタンダードの確定除去エクスキューションに場が単体の時限定でルーンの貫きのようなコスト軽減効果のついたスペル。
場を単体にする必要があるマゼルベインとの相性は抜群だが惜しむらくはこのカードも1枚しか投入できない点か。
【マゼルベイン】以外にも、横展開を主体としない【ランプドラゴン】等では、ユーティリティの高い除去カードとして採用するのも手だろう。
>唯我の絶傑・マゼルベイン
>コスト6 ニュートラル フォロワー レジェンド(能力修正前)
>コスト&b(){5} ニュートラル フォロワー レジェンド(能力修正後)
>4/4
>ファンファーレ 自分のデッキに重複するカード(唯我の絶傑・マゼルベインを除く)がないなら、このバトル中自分のリーダーは
>「自分のターン終了時、自分の場のフォロワーが1体なら、ランダムな自分のフォロワー1体を+2/+2して、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージと、相手のリーダーに2ダメージ」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たない。
#center(){&color(gray){&size(25){群生する意思、孤高にて絶つ}}}
どことなくプッチ神父に似ている黒人キャラ。絶傑の顔であり、登場回数は最も多い。[[二つ名]]は「絶対信仰」。
対応する十戒は「主が唯一の神であること」
唯我の試練を与える理由は「世界が個として強くなるため」
武器は天地を両断するという「1」本の黒い大剣「信仰剣・ミヒライテ」
シャドウバース史上初の[[ハイランダー>ハイランダー(TCG)]]構築を強要してくるカード。
一応、マゼルベインが効果を発動する際にデッキに重複カードがなければいいので、マゼルベインより先に重複カードを引き切れば非ハイランダーでも使えるが、実際の所あまりに不安定すぎるので結局はハイランダーで構築するのが一番楽だろう。
また、&font(l){2枚以上マゼルベインが当たってしまったというクレームを避けるためか}マゼルベイン自体の重複は許容されるので、厳密な意味でのハイランダーデッキには当たらない。
実戦で使う場合はできるだけ早くマゼルベイン効果を発動しないと話にならないので、マゼルベイン3積みはしておきたいところ。
効果の方は、これでもかというほど強力な効果を詰め込んだファンファーレ能力。ステアップと、バーンと、敵フォロワー排除を同時に行う。
ただし、自分の場にフォロワー1体だけであることが条件。どこまでも「唯我」であることを求めてくるのである。
必然的に、大量展開型のデッキとは相性が悪め。逆に「フォロワーがいない」状況でも効果が発動しないので、毎ターン確実にフォロワーを場に補充し続ける必要がある。
専用構築必須で、ハイランダーの性質上カードの引きに大きく左右されて強さが安定しない節があるが、効果自体は強力。また、扱うクラスによっても強さが大きく左右されるため、ドラゴンやロイヤルなど、単体で性能が完結しているパワーカードが多いクラスであればかなり好相性。逆にネクロマンサーやウィッチ、エルフやネメシスなど単体ではなく他のカードとのシナジーを活かして戦うタイプのデッキとの相性は最悪。この辺は組み方次第ではあるが。
「マゼルベイン3枠を除く37枚を全て違うカードにする」ことを求められるため、普段のデッキ構築とはかなり異なる組み方が求められる。
普段は滅多に使わないようなカードが採用圏内になったりして、「組むだけでも楽しい」という意見もある。最近ではテンポラリーカードと呼ばれる&bold(){前環境までの全てのレジェンドカードを一枚無料で使える}機能が追加、デッキ構築のハードルが大幅に下がった為使ってみるのも一考。
2pickではできれば避けたいカード。
盤面の取り合いが中心になる2pickでは、確かに発動出来れば効果自体は優秀なのだが、そもそも「同名カードを取らずにデッキを組む」こと自体がかなり難しい。
最後の方に選択肢として現れても、''既に同名カード取りまくった後''だったりして何の意味もなかったりすることも。
完全に同名カードを避けきってデッキを構築できるならば、取るのは一手ではあるが……。
余談だが、STRにて「毎ターン、お互いの手札のカードコストをランダムに3軽減、デッキ内に重複するカードがないプレイヤーは10軽減」という能力を持つ「天界の門」という新たなハイランダー構築専用カードが登場している。
ただし、マゼルベインは単体で動ける良質なフォロワーを1体展開し、それを強化したり相手を除去したりして盤面を取るのに対し、こちらは本来ならあり得ない高コストのカードをハイスピードで展開したり、通常はコストの関係上不可能なカードを組み合わせたり、あるいは単純に強力なカードを一気に複数体展開したりするという方向性で能力が組まれており、マゼルベインとの相性が実のところあまりよろしくない。
組み合わせる事自体はもちろん可能だが…。
第16弾実装に伴い、遂にローテ落ちし他の絶傑同様アンリミテッドでしか使えなくなった……のだが、「ハイランダーデッキ専用の特殊なポジションであること」が考慮されたのかなんと''コスト5にされる''上方修正が施された。
別に他の絶傑と比較して極端に弱い、ということもなかったのだが、おそらく「マゼルベインが使えなくなること」によるデッキ構築幅の減少が他のカードよりも大きいことが理由だろう。
そのため、今まではコストの都合で組み合わせにくかった6コストカードを多く入れた新生マゼルベインハイランダーデッキが開発されるに至っている。
アンリミテッドは魔境と称されるほどの激戦区だが、それでも対処を怠ると喰われることもあるなど地雷デッキとしてそれなりの立場は維持している。
#center(){&color(gray){&size(25){世界は進む}}}
**破壊
クラスは[[ネメシス>ユアン(shadowverse)]]。
テーマは「自分の場のフォロワー/アミュレットを破壊して効果発動」。
これに合わせるように「光明齎す発明家」のように「破壊できないアミュレット」を生成する効果を持つカードが追加されたので、
これをターゲットに能力を発動することで盤面上の有利を失わずに能力を発動できる。また、どの道相手ターン終了時に破壊される操り人形をコストにすれば、低コストで効果を使える。
なお、破壊対象にできるのはネメシスのフォロワーとアミュレットだけなので、ニュートラルの「純心の歌い手」のような有用なラストワード持ちを破壊することはできない。
またカウントダウンを持つアミュレットも壊せない。ロボミ発進指令とかと組み合わせて悪用されるからね。
所属するメンバーは「チーム・破壊」。リーシェナを崇める%%ドルオタ集団%%宗教団体である。
対応する十戒は「&ruby(アイドル){偶像}を崇めてはならない」。
>破壊の従者
>コスト3 ネメシス フォロワー ブロンズ
>2/3
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。
平均クラスのスタッツにランダムダメージ効果を持ったドルオタ。
効果自体はそれなりに優秀だが、とりたてて優先するほどでもない、といった感じ。同コスト帯にもっと使いやすいフォロワーも多い事や、スペルではあるがこれより2コストも低くダメージも1多い破壊の愉悦が存在する事が難点。
>破壊の信者
>コスト2 ネメシス フォロワー シルバー
>1/2
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、カードを2枚引く。
スタッツは低めだが、確実なドローソースとして使えるオネエ。ネメシス版《デーモンイーター》
序盤の攻防において手札補充手段として活躍してくれるほか、破壊に耐性があるものを対象にすればノーデメリットで2ドローが可能。
>破壊の使徒
>コスト4 ネメシス フォロワー ゴールド
>3/3
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、それと同名のカードを手札に加え、そのコストを-3する。
#center(){&color(orange){「最も後ろで彼女を見つめる…」 「ボクは彼女を知っている…」 「ボクには分かる」 「尊いなぁ…」}}
かなり悪用ができそうな能力を持ったドルオタ。一見従者に比べて落ち着いた風貌に見えるが、&bold(){台詞をよく聞くとかなりヤバイ空気が漂っている}。
破壊不可能なアミュレットを選択しても、それと同名カードを加えることができるため、白き破壊のアーティファクトや黒き破壊のアーティファクトを加えることもできる。
また、&bold(){リーシェナ本人をこの能力でぶち殺そうとする}のも実は結構有用だったり……&font(l){やっぱりヤバイドルオタな気がする}
&font(l){最近は某自称英雄の黒幕をぶち殺しては8ターン目に15点を超える疾走を実現させたりする事も多く、推し変えしたと揶揄される事も}
>破壊の狂信者
>コスト5 ネメシス フォロワー ブロンズ
>4/5
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウン を持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、アナライズアーティファクト1体を出す。
信者をキャントリップにした代わりに2/1がついてくる感じの効果で、スタッツはコスト相応だが少々重い。
&font(l){他の狂信者カードの破壊ボイスが「狂え」というニュアンスで統一されている中、こいつだけ「抱き枕も作ろうかな」とある意味一番狂ってる。}
>破壊の歌声
>コスト4 ネメシス スペル ゴールド
>自分のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレット1つを選択して破壊する。
>相手のフォロワー全てにXダメージ。Xは「選択したカードのコストの値」である。
全体ダメージスペル。白/黒の破壊のアーティファクトを選択すれば、驚きの''4コスト10点ダメージ''。
準備に手間取るため、汎用性はあまりないが、切り返しの一手としては非常に強力なので、1枚忍ばせておいて損はないだろう。
>破壊の愉悦
>コスト1 ネメシス スペル ブロンズ
>自分のネメシス・フォロワー1体かカウントダウンを持たないネメシス・アミュレット1つを破壊する。相手のフォロワー1体に4ダメージ。
ネメシス版《呪われた忠誠》あるいは《フランの呪い》。
やはり破壊できない効果をもつアミュレットなどと組み合わせるのが良いだろう。
余談だが、Fate とのコラボ時はネメシスはこのカードがコラボカードとしてピックされた。ネメシスのコラボリーダーが言峰だからだろう。
>破壊の絶傑・リーシェナ
>コスト4 ネメシス フォロワー レジェンド
>1/4
>必殺
>このフォロワーは、カードの能力によって破壊されない。(攻撃によるダメージや、能力によるダメージでは破壊される)
>進化時 白き破壊のアーティファクトを手札に加える。
>白き破壊のアーティファクト
>コスト10 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>このアミュレットは、カードの能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。
>ファンファーレ 黒き破壊のアーティファクト1枚を手札に加える。
>黒き破壊のアーティファクト
>コスト10 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>このアミュレットは、カードの能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに5ダメージ。自分の場に白き破壊のアーティファクトがあるなら、5ダメージではなく10ダメージ。
#center(){&color(orange){&size(25){ボクを崇めて信じて祈ってよ!}}}
''シャドバでも非常に希少なボクっ子''%%一部[[男の娘]]派も存在するようだが%%
「チーム・破壊」の頂点に立つトップアイドル。二つ名は「殺戮の歌姫」。
明らかに萌えを全面に押し出したキャラデザで、他の絶傑たちと比べてもかなり異色。
破壊の試練を与える理由は「自身が唯一の&ruby(アイドル){偶像}として君臨するため。」&font(l){使徒もヤバいが彼女自身も大概にヤバい。}
武器は歌声を破壊へと変換する「2」つの像、「白の章」「黒の章」。すなわち効果で加わる2枚のアーティファクトのことである。
単体での効果は、破壊耐性持ちの必殺付きフォロワー。弱くはないが、やはり進化時効果こそが本領。
進化すると、白き破壊のアーティファクトを手札に加え、これをプレイすることでさらに黒き破壊のアーティファクトを手札に加えることができる。
共にコスト10と非常に重いが、自分のフォロワーが破壊される度にコストダウンするので、操り人形などをひたすら突貫させれば割とあっさりとコストは削れる。
白の方は永続回復効果。地味だが、時間稼ぎとしてはそれなりに使える。
黒の方がリーシェナの本体とも言える効果で、使用時は大体白とセットで使うことになるので、''毎ターン全体10ダメージ''というゲームエンド級の火力を叩き出す。
耐性があるのは「破壊」だけなので、フォロワー・アミュレット問わず「堕天使」に変身させる「堕天」には要注意。
また、黒が起動するのは「自分のターン開始時」なので、相手には丸々1ターン動く猶予がある。
白・黒共に直接相手を妨害する能力は何もなく、相手リーサル圏内で出しても悠々とフィニッシュを決められるだけなので出すタイミングには気を付けたい。
#center(){&color(orange){&size(25){世界は進むよ!}}}
**沈黙
クラスは[[ネクロマンサー>ルナ(shadowverse)]]。
テーマは「相手の能力封じ」。
様々な形で、相手の行動手段を間接的に奪うことに長けているタイプ。
その代わり、直接的なパワーカードには少々欠けている面があり、絶傑もゲームの展開を一発でひっくり返すほどの力はない。
また、この手の能力の常として「刺さる相手には劇的に刺さるが、それ以外の相手にはただのバニラにしかならない」というのが難点。メタの対象となるデッキが環境に余程跋扈しているのでもなければ基本的にそこまでの活躍は見込めない。
総じて書かれていること自体は決して弱くはないのだが刺さる局面がかなり限定される為、現状だと使用率はかなり低い。メンバーごとでメタの対象がバラバラな上、能力の性質上仕方ないとはいえ一個の軸として成立し難いのも難点である。
所属するメンバーは「黙する者たち」。
絶傑配下の進化後のフレーバーテキストは「各使徒が説いた教理」が決まりだが、沈黙の使徒だけは手記という形で声にせず説いてるところがとても沈黙らしい。
対応する十戒は「神の名をみだりに唱えてはならない」。
>沈黙の従者
>コスト2 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ
>2/2
>ファンファーレ エンハンス 6; +3/+3する。相手のフォロワー1体は、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
エンハンスすることで相手の能力を失わせることができる。厄介なラストワードを封じたり、守護を無効化して直接相手を殴ったりとなかなか便利。
ただし、エンハンス時のコストが少々重い。
正直、パワーアップ効果はいらないので、もう少し低コストで撃てたら……という感じ。
そもそもネクロマンサーにはコストもスタッツも同じで能力発動条件のみが異なる「禁呪の恋人・サルナーン」というカードが存在する。
こちらはネクロマンス6とやや墓場消費が重いが、エンハンスではないので墓場さえ溜まっていれば低コストで撃てる。
>沈黙の信者
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー シルバー
>1/4
>守護
>交戦時 交戦する相手のフォロワーが疾走 か突進 を持つなら、そのフォロワーを-2/-0する。
>ファンファーレ エンハンス 6; +3/+3する。
突進や疾走能力に対してメタになる守護持ち。
一番刺さるのはメインの除去手段が小型フォロワー突進ネメシス、疾走持ちのゴーストで処理する《幽霊支配人・アーカス》軸のネクロマンサー。
この2つに対してはそれ以外の除去手段がない場合は完全に止まってしまう。
とはいえかなり限定的な能力な感は否めなく、取ってつけたようなエンハンスも微妙。他の沈黙テーマの中でもかなりニッチな需要を突いたフォロワー…だったが、STR期にはアンリミテッドで【アーティファクトネメシス】が大流行。そのメタカードとなるこのカードがネクロの強力な守りの要として機能するまさかの展開を迎えた。その他の流行デッキも【アグロヴァンパイア】、【フェイスドラゴン】等の疾走・突進を重要なギミックとするデッキなので決してピンポイントメタで終わらないのが更に強力。
>沈黙の使徒
>コスト4 ネクロマンサー フォロワー ゴールド
>3/4
>ファンファーレ 守護 を持つ相手のフォロワー1体を破壊する。
守護破壊能力を持ったゴリアテ。
守護で慢心した相手を一気に叩き潰せるため、能力自体は悪くないが、そもそも守護がいないと本当に単なるゴリアテでしかないのが難点。
一応コスト相応の強さはあるので、1枚ぐらい刺しておいてもいいかな、というぐらいな感じ。とは言え現状ではネクロマンサーの主流である【アーカスネクロ】との相性も悪い事も足を引っ張り、見る事は殆どない。
>沈黙の狂信者
>コスト4 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ
>2/4 必殺
沈黙を狂信しすぎていっそ清々しいレベルに簡潔な効果になってしまった狂信者カード。
&font(l){体力寄りのメタのつもりだとしてもむしろこいつがリーシェナあたりに沈黙させられそうな気がしなくもない。}
>沈黙の粛清
>コスト1 ネクロマンサー スペル ブロンズ
>相手のフォロワー1体は、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
>エンハンス 5; そのフォロワーを破壊する。
かなり小回りの利く低コストスペル。厄介な能力をまとめて封じることができるため、立ち回りがかなり楽になる。
5コスト払うと確定除去となり、しかも能力を失わせた後に破壊できる。やっかいなラストワードを持つ相手等には効果抜群。%%こいつを入れてまで対策したい相手が現状存在しない事を除いては%%
「変身」以外の方法で「輝く熾天使・ラピス」を完封できる数少ない手段であることは一応覚えておこう。
>沈黙の詩
>コスト1 ネクロマンサー スペル ゴールド
>カードを1枚引く。
>自分のフォロワー1体は、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
>エンハンス 4; 自分のフォロワー1体ではなくお互いのフォロワーすべては、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う
自分のフォロワーを沈黙させるという変わり種のスペル。能力を持ってないフォロワーに使えば擬似的なキャントリップとして使える。
エンハンスも面倒なフォロワーの能力を失わせたり、こちらのゴーストのターン終了時消滅を失わせたりと小回りが利く。
>[[沈黙の絶傑・ルルナイ]]
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー レジェンド
>3/3
>ファンファーレ ネクロマンス 3; 次の自分のターン開始時まで、相手の手札のスペルすべてのコストを+3する。
#center(){&color(purple){&size(25){音……言葉……消えろ……}}}
3番目の十戒だからか、能力が全部「3」で統一されたなかなかすごい絶傑。二つ名は「黙する怨讐」
沈黙の試練を与える理由は「世界に静寂という名の平等を齎すため」
武器は撒き散らされる怨讐によって周囲を狂わせる「3」枚の刃を持つ巨大な鎌「&ruby(とどろき){轟}」
コスト3でデメリットのないフォロワーの能力値は「2/3」か「3/2」が普通なので、純粋にこのスタッツだけでもそれなりに強い。
ファンファーレ能力は、低コストで撃てる能力としてはかなり強烈なスペル封じ。特にスペル軸のウィッチはこれ一発でほぼ完全に機能停止する。
ただ、「現在の手札」にしか干渉できないので、次のターンに引かれたスペルは元のコストのまま。また、ロイヤルの《魔導狙撃士・ワルツ》やドラゴンの《銀氷のドラゴニュート・フィルレイン》のように、フォロワーをプレイする事で得られる[[トークン]]スペルにも当然効果はかからない。最も刺さると思われたウィッチは実装当時は相性の悪い相手が多い事からそもそもあまり数がいない上、どちらかというとフォロワーを大量に並べるマナリア型が主流なのも逆風だった。
後にスペルウィッチが再び数を増すが、それでも下記する問題のせいで使われる事は殆ど無かった。そしてそのウィッチの中には同じく最弱を競い合っていたライオの姿が…
また、これがかなり大きな穴なのだが、''エンハンスの際のコストには無力''。更に言うと、''アクセラレート効果についても%%スペルとしての扱いでプレイしているにも拘らず%%効果が掛からない''。
加えて、肝心なメタの対象であるウィッチについても''スペルブーストによりコストが軽減される類のスペルに対しては、スペルブーストによるコスト減少でルルナイの効果が相殺される。''例えば、元がコスト8でスペルブーストによりコストがー1されるウィッチスペル《炎の握撃》を11回スペルブーストした場合、ルルナイの効果でコストが+3されたとしてもスペルブーストによるコスト減少と相殺されて0コストのままなのである。
これらの問題が足を引っ張ってか、高めのスタッツと効果から事前評価はかなり高かったのだが蓋を開けてみれば(スペックは決して低くないにもかかわらず)ほぼ環境で見る事はないという残念なカードになってしまった。まあネクロマンサーの場合もう一方のレジェンドが相当強力な代物だったのでバランス的にも仕方なかったのかもしれない。上記の評価ではかつては真実・不殺と並んで最弱評価となっていたが、スペル主軸のウィッチが流行れば強力なメタになる事は事実なので環境によっては活躍できる見込みがある分他の二つに比べれば幾分はマシといえる…と慢心していた結果その2人も出世してしまった事でいよいよ絶傑最弱の称号が確実なものになりつつある。
尚、処理順の関係で、「エンハンスの際のコスト<元のコスト+3<現在のPP」である場合は、エンハンスで使うことができなくなる。ルルナイを使う場合も相手にする場合も覚えておいて損はないだろう。
#center(){&color(purple){&size(25){世界が進む}}}
**安息
クラスは[[ビショップ>イリス(Shadowverse)]]。
テーマは「行動せずにターンを終えることで効果を発揮する」。
全体的にビショップ本来の動きに噛み合っており、使いやすいカードが揃っている。
初心者向けの絶傑と言えるかもしれない。
ただ、上級者の間で流行っている「黄金都市ビショップ」とは相性が悪いので、上級者間での対戦ではあまり姿を見ないだろう。
所属するメンバーは「安息の教団」。
対応する十戒は「安息日を守ること」。
>安息の従者
>コスト3 ビショップ フォロワー ブロンズ
>1/4
>自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを1回復。
>ファンファーレ エンハンス 6; +3/+3して、守護 を持つ。
回復効果を持った耐久型のフォロワー。
「天狐の社」型ビショップではかなり有力なカードの1枚。エンハンスすることで、大型守護持ちになれるため、選択肢が豊富なのがありがたい。
>安息の信者
>コスト2 ビショップ フォロワー シルバー
>2/2
>自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、相手のリーダーに1ダメージ。
2コストの平均的なスタッツに、地味バーン持ち。
守護があっても確実に通るバーンダメージは、ビショップのこのコスト帯では希少なのでその意味ではなかなか有用。
とはいえ、現在主流のビショップとの相性がイマイチなので、あまり採用頻度は高くない。
2pickでは平均レベルのステータスに確実に相手の体力を削れる能力から優先して拾いたいカードの1つ。
>安息の使徒
>4コスト ビショップ フォロワー ゴールド
>1/4
>必殺
>(進化後)自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、攻撃力最大の相手のフォロワー1体を破壊する(攻撃力最大のフォロワーが複数いるなら、その中からランダムに1体)。
>(進化してもステータスは上がらない)
進化権を使うことで、確実に最も攻撃力の高い相手フォロワーを処理できる。「天罰の神父」とかに近いタイプのフォロワー。
ただ、こちらは生存させ続けることで確実に相手を処理し続けることができる上、最悪進化権がない状態で出しても必殺で1:1交換には持ち込めるのが強み。
>安息の狂信者
>コスト4 ビショップ フォロワー ブロンズ
>0/1
>自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、体力2以下の相手のフォロワーすべてを破壊する。
強烈なアグロメタカード。
安息の領域と合わせれば小型を横展開するタイプのデッキはかなり苦しくなる。
欠点としてはこの手のカードの宿命である大型フォロワーメインのデッキには腐ることだろうか。
>安息の領域
>2コスト ビショップ アミュレット ブロンズ
>カウントダウン2
>自分のターン終了時、自分の場に攻撃済み状態のフォロワーがいないなら、次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーへの4以上のダメージは3になり、次の自分のターン開始時まで、自分のビショップ・フォロワーすべては「このフォロワーは攻撃されない」を持つ。
攻撃済み状態のフォロワーがいないことを条件に圧倒的防御力を発揮するアミュレット。
攻撃済み状態のフォロワーがいなければいいため、攻撃しても相打ちで処理してしまえばOK。
「闇食らいの蝙蝠」などのゲームエンド級の大火力を一気に抑制でき、こちらの盤面を確実に整えることができるが、テンポロスに繋がることは間違いないので汎用的に投入するのは難しい。
そもそも攻撃しなくてもOKな「天狐の社」型などでは、なかなか優秀。専用構築で力を発揮するタイプ。
>安息の顕現
>コスト4 ビショップ スペル シルバー
>コスト2以下の、それぞれ名前の異なるカードをランダムに3枚、自分のデッキから手札に加える。
安息系カードとのシナジーがほぼ無いサーチスペル。
2コスト以下を3種類に絞れば確定サーチとなるがかなりデッキが歪むため微妙に使いづらい。
デッキ圧縮としてはかなりの能力なので、【マゼルベイン】で上から引きたくない2コストのフォロワーを排除できるのは優秀。
>安息の絶傑・マーウィン
>4コスト ビショップ フォロワー レジェンド
>4/4
>ファンファーレ 相手のPP最大値を+1する。相手のアミュレットすべてのカウントダウンを1進める。相手のリーダーを1回復。相手はカードを1枚引く。
>自分のPP最大値を+1する。自分のアミュレットすべてのカウントダウンを1進める。自分のリーダーを1回復。自分はカードを1枚引く。
>(進化後)このフォロワーへの4以上のダメージは3になる。
#center(){&color(silver){&size(25){眠れ、世界よ。心のままに}}}
いかにも「安息」を極めたようなでぶっちょなおじさん。4番目の十戒なので、能力は4が目立つ。二つ名は「永遠久遠」。
安息の試練を与える理由は「世界を永遠の眠りにつかせるため」 メインストーリー第1部で起きたこととほぼ同義なのは偶然かはたまた必然か。
武器は突き刺した相手の活動を停止・静止させる「4」本の槍「救世主」
効果がやたら長くてわかりにくいが、要するに「互いにターンを1ターンスキップする」効果と思えばいい。
基本的にはカウントダウン加速効果を目当てに、アミュレットを十分並べた状態で召喚するのがいいだろう。
「相手のアミュレットを加速させる」効果を持った希少なカードであり、ビショップミラーなどでは逆利用される可能性もあるが、制限時間付きの有用なアミュレットの効果時間を無駄に消費させることも期待できる。
PPが増えた状態でターンが回って来るのは、相手の方が先になるので注意。特にドラゴン相手の時は逆利用されがち。とは言え序盤から準備を重ねたうえで終盤に大ダメージを出してくる類のデッキ(ギガントキマイラウィッチなど)に対しては、ターンを早めPPを増やす事で相手がまだ準備を終えていないうちにもう一つのレジェンド《輝く熾天使・ラビス》等を出して特殊勝利を狙う事もできたりする。
いずれにせよ、全体的に癖のある効果なのは間違いない。
進化時のダメージ軽減効果は地味だが、進化による突進効果を合わせれば高確率で1:2交換に持ち込める有用な能力である。体力を増やす事ができれば1:3も可能だ。
どの道、ファンファーレを発動してしまえば場に維持し続ける理由もあまりないので、捨て札として使い捨ててしまっていいだろう。
その主戦場はどちらかと言えばアンリミテッド。
封じられし熾天使を直接採用できる【セラフビショップ】にて盤面確保、ドローソース、熾天使の早期着地、熾天使着地後のカウント促進…と1人で複数役をこなす。【セラフビショップ】が長く環境の上位に位置しているのは、このカードの功績による影響が大きい。
しかしローテーションでも新環境でエイラの祈祷が復活したことにより回復効果とダメージ軽減を持つこのカードに注目が集まりつつある。ミラーマッチになると相手も強化してしまうのは難点だが。
#center(){&color(silver){&size(25){世界は進むのだ}}}
**侮蔑
クラスは[[ドラゴン>ローウェン(shadowverse)]]。
テーマは「フォロワーへのダメージによる能力発動」。
ガルミーユ以外のフォロワーに自分にダメージを与える能力はないので、スペルと組み合わせたり、相手のフォロワーに突貫させたりして能力を発動する必要がある。
これ以前にもドラゴンのカードには「竜の翼」や「氷結のドラゴン」のような「敵味方全体ダメージ効果」が多かったので、それらと組み合わせるのも手。
前述のように少なくともナーフ前は絶傑最強候補とも言われ続けていた。ナーフ後もドラゴンの序~中盤を支える優秀な基盤として活躍中。
所属するメンバーは「侮蔑の兵団」。
対応する十戒は「父母を敬うこと」。一番十戒との関連がわかりにくいチームかもしれないが、恐らく「敬う⇔侮蔑」という感じなのだろう。
>侮蔑の従者
>コスト2 ドラゴン フォロワー ブロンズ
>2/2
>このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、カードを1枚引く。
単体ではそれなりの強さだが、信者や炎爪と組み合わせることで安定したドローソースとして使えるため、侮蔑ドラゴンのベースカードの一つとしてほぼ必須カード扱いされている。
>侮蔑の信者
>コスト1 ドラゴン フォロワー シルバー
>1/1
>ファンファーレ 自分の場に他のフォロワーがいるなら、自分の他のフォロワー1体に1ダメージを与え、カードを1枚引く。
コスト1で能力も最低ランクだが、従者と組み合わせることで一気に2枚ドローができる。
1ターン目に出すのでは[[ゴブリン]]の下位互換にしかならないが、【フェイスドラゴン】に採用している時でかつ序盤からひたすら殴りに行きたい時はちょっとした誤魔化しにはなるので選択肢としては覚えておこう。
>侮蔑の使徒
>コスト4 ドラゴン フォロワー ゴールド
>1/5
>疾走
>このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、+2/+0する。
体力が高めで、除去されにくい疾走持ち。さらにダメージを受ける度にパワーアップしていく。
やはり、信者や炎爪、竜の翼などと組み合わせることで真価を発揮する。
惜しむらくは単独でのアタッカーとして見た時に優秀なライバルがドラゴンには多い事か。
>侮蔑の狂信者
>コスト2 ドラゴン フォロワー ブロンズ
>2/2
>ファンファーレ ランダムな自分の他のフォロワー1体に1ダメージ。ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。
悪くない効果だがどちらもランダムなのが気になるところ。
一応、相手の場にフォロワーが居なくとも侮蔑の効果が発動できるという利点は有るが…。
>侮蔑の炎爪
>コスト1 ドラゴン スペル ゴールド
>自分のフォロワー1体に1ダメージ。相手のフォロワー1体に3ダメージ。
>(このカードは、自分の場と相手の場に選択できるカードがあるなら、プレイできる。)
純粋に1コストダメージスペルとしては火力が高い上、デメリットである自傷ダメージも従者・使徒と組み合わせることで逆利用できる優秀なスペル。特に侮蔑シナジーを考えずに採用してもいいのも嬉しい。
しかし、その有用性からか、レアリティはゴールドとかなり集めにくい。
>侮蔑の嘲笑
>コスト2 ドラゴン スペル ブロンズ
>相手のフォロワー1体に3ダメージ。
>エンハンス 4; その後、お互いのフォロワーすべてに1ダメージ。
定番の2コス3点スペルにエンハンスで竜の翼がついてくるようなスペル。
炎爪と違って場に居なくとも使える反面、コストが1重くエンハンスが足を引っ張ることも考えられる。
肝心の絶傑とは、お互いのエンハンスが邪魔しあってしまい10PPでは組み合わせられないというのも惜しいところ。
>侮蔑の絶傑・ガルミーユ
>コスト5 ドラゴン フォロワー レジェンド
>5/5
>自分のターン中、このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、進化する。
>ファンファーレ エンハンス 7; お互いのフォロワーすべてに1ダメージ。(このフォロワーも含める)
>(進化後)''ターンごとに1回''、このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージと相手のリーダーに3ダメージ。(修正後)
>(進化後)このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージと相手のリーダーに3ダメージ。(修正前)
>(進化してもステータスは上がらない)
#center(){&color(red){&size(25){世界を潰して、塵と灰!}}}
侮蔑ドラゴンが最強クラスのデッキとして君臨してた主因たる女帝。二つ名は「極天爪」。
侮蔑の試練を与える理由は「自身が見下す世界を燃やし尽くす為」
武器は引き裂かれた相手を灰になるまで燃やす「5」本の爪「&ruby(はきょく){覇極}」
基本的にはエンハンスで使い、即座にその場で進化することでダメージ効果を使う戦法になるが、PPが6しかなくても炎爪でダメージを与えて進化させることができるので状況次第。
ダメージを受ける度に、相手フォロワーへの3ダメージと相手リーダーへの3ダメージを乱れ飛ばしていたため、[[中途半端]]なダメージは逆効果となり非常に危険な絶傑であり、絶傑最強格なのは間違いなかった。
しかし、あまりに暴れ過ぎたためか遂に絶傑初の''ナーフ対象''に。
能力そのものに調整は入らなかったが、ダメージ効果が1ターンに1回しか発動しなくなり、殲滅力が大幅に低下した。
これにより、ドラゴンやヴァンパイア、ロイヤルと言った面々の陰でひっそりと相当の勝ち星を挙げていたネクロマンサーが大暴れする事に。というのもこのクラスの主力である《冥界の番犬・[[ケルベロス]]》の進化時効果(場に入るフォロワーにラストワードで相手のフォロワーに1ダメージを与える能力付与)とガルミーユは相性最悪であり、ケルベロスを進化したが最後盤面が強くなるどころかガルミーユの能力により盤面はからっぽ、顔面には12点バーン食らって敢え無く撃沈…といった事態になる事も少なからずあったのである。
ネクロマンサー使いは対ドラゴンを意識してケルベロスの進化時効果と同様の能力を素で持つ《ベレヌス》(ネクロマンサーには数少ないまともな効果を持つ2コス2/2であり、基本的に余程のことが無い限り3積み必須とされる主力カード)をデッキから外す程にまで苦手としていた。その抑止力が消えた以上、こうなる事は必然だったのかもしれないが…いずれにせよ盤面処理とダメージソースの双方を一気に失ったドラゴンの環境上での立ち位置は減衰した。
とはいえ、ナーフされても優秀なAOEであり火力であり、突進であるため、ユーティリティの高い除去カードとして考えると普通に強いカード。
ALT環境以降で【サタンドラゴン】が隆盛すると、このカードは中盤の盤面とり要員として再び環境に顔を出した。
#center(){&color(red){&size(25){世界は進むのね}}}
**不殺
クラスは[[エルフ>アリサ(shadowverse)]]。
テーマは「相手の攻撃力ダウン」。
全体的に延命をメインにしたタイプの効果が多く、基本的なエルフの動きとあまり噛み合っていない傾向にあるため、エルフの主流とはいいがたいものがある。
特に''絶傑であるエズディアのあまりのどうしようもなさ''はちょっと擁護しようがな…かったが…?
所属するメンバーは「不殺の守り人」。
対応する十戒は「殺すことなかれ」。
>不殺の従者
>コスト2 エルフ フォロワー ブロンズ
>2/2
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を、相手のターン終了まで、-1/-0する。
有利交換をしやすくする攻撃力ダウン能力を持ったフォロワー。
1/1のスケルトンやフォレストバットなどをフェアリーで一方的に潰せるようになるのは、地味ながら有用かもしれない。
また、1/4などの耐久型相手なら、刻印と組み合わせて低コストに処理できるが、少々ピンポイントすぎるだろう。
>不殺の信者
>コスト4 エルフ フォロワー シルバー
>3/4
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を、相手のターン終了まで、-4/-0する。
純粋に従者の上位互換というわかりやすい効果。
ただ、このコスト帯となるとそれなりに強い効果のフォロワーも増えてくるので、刻印と組み合わせないと採用は厳しいだろう。
>不殺の使徒
>コスト5 エルフ フォロワー ゴールド
>3/6
>自分のターン終了時、自分のリーダーを「相手の場のフォロワーの数」と同じだけ回復。
>ファンファーレ コスト1以下のスペルをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
コスト相応の能力に加え、癖のない安定した能力を持った使いやすいフォロワー。
従者・信者・刻印・絶傑と比べて一番マシかもしれない。
相手依存とはいえ、安定した回復能力と、コスト1以下スペルを手札に加えるサーチ効果持ち。
エルフはフェアリーサークル・対空射撃・自然の導きなどコスト1スペルへの依存度が高めなので、それを引っ張ってこれるのは強い。
効果的には不殺の刻印を引っ張って来るための効果だろうが、わざわざ不殺同士で組み合わせるよりは単体で起用した方が使いやすいだろう。
>不殺の狂信者
>コスト2 エルフ フォロワー ブロンズ
>2/2
>ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体を-2/-0する。
標準スタッツに永続デバフと不殺の中では堅実で使いやすい効果を持つ。&font(l){ぶっちゃけ不殺の中で一番まとも。}
2コストが激戦区なので入れる余裕が無いことがあるのが悩ましいところ。
>不殺の刻印
>コスト0 エルフ スペル シルバー
>攻撃力0以下の相手のフォロワー1体を消滅させる。
>カードを1枚引く。
>エンハンス 6; 攻撃力0以下ではなく、(攻撃力にかかわらず)相手のフォロワー1体を消滅させる。
まさかのコスト0+ワンドロースペル。ただし、攻撃力0のフォロワーが相手にいないと使えないため、コスト0でプレイ数を稼ぐにはイマイチ使えない。
基本的には、従者・信者と組み合わせて排除を狙うためのスペルだろうが、そこまでしてコンボを狙うほどでもないような……
純粋に6コストの消滅+ワンドロースペルと見た方が使い勝手はいいだろう。
ラストワードを発動させずに確実に処理できる上に手札を切らさずに済むので、2pickでの優先順位は高め。
>不殺の円陣
>コスト3 エルフ アミュレット ブロンズ
>カウントダウン1
>このアミュレットが場にある限り、自分のリーダーへの6以上のダメージは5になる。
>ファンファーレ カードを2枚引く。
ドローソースとしては優秀な部類だが、既にエルフにはドローソースになる優秀なカードがあるのであまり採用はされない。
バーストダメージへの対策としても5ダメージでも割と致命傷な上、1ターンしか保たない中途半端さが目立つ。
>不殺の絶傑・エズディア
>コスト10 エルフ フォロワー レジェンド
>6/6
>ファンファーレ 相手のリーダーの体力の最大値を6にする。
#center(){&color(green){&size(25){腐敗しろ。命、心、あらゆるものよ!}}}
''どうしようもなく使い勝手の悪い能力''を与えられてしまったおじいちゃん。
6番目の十戒なので、能力も6揃い。二つ名は「穿つ煉獄」
不殺の試練を与える理由は「あらゆる生命を嬲り、いたぶるため」&font(l){本当にどうしようもないおじいちゃんである。}
武器は穿った相手に無限の苦痛を与える「6」本の矢「むつらの刻印」
ファンファーレ自体は非常に優秀。6と言えば、大抵のフォロワーでワンパンを狙える体力値であり、ほぼゲームエンド級の能力である。「最大値」変動なので回復することもできない。
だが、絶傑最重量のコスト10が最大のネック。というか、むしろコスト10も払いながら「ワンパンを狙える」だけで''「ワンパンできない」''ことが最大の問題。
コイツ単体ではどうやっても勝つことはできない上に、コイツ自身はコスト10とは思えないほどのスタッツの低さかつ、10コストなので出したターンにはほぼ何もできなくなってしまう。
事前に「オウルベア」などを出して準備をしておくか、「古き森の白狼」などでコストを踏み倒す必要がある。
そして、そこまでの手間をかけるぐらいなら''もっと楽なコンボあるんじゃね?''という疑問が浮かぶ。というか、''その通り''である。
また10ターン目までに相手の体力を6以下にできたならば、''回復を封じる以外のメリットは一切ない''。
エルフ本来の動きとも全く噛み合っておらず、かといって「不殺」同士でのシナジーも皆無という「コンセプトとしてもどうなのよ?」と言いたくなる部分がかなり多い。
そして、能力自体はすこぶる強力なので、下手に上方修正されるのも期待できない、という非常に微妙過ぎるポジション。
一応マゼルベインエルフでのフィニッシャーとしては強い方という意見もあるが、[[ロマン]]が過ぎるだろう。
あと、能力がどう見ても「不殺」と関わっていないのもツッコミどころか。確かに「殺しては」いないが、瀕死ギリギリまで追い詰めるのが「不殺」と言えるかどうか……。
ちなみに同パックでのロイヤルのレジェンド、ジライヤが相手フォロワーのスタッツを1/1に変えるという相手を殺さずに押さえつける特化能力の為に、一部ではジライヤが真の不殺の絶傑とまで言われており立つ瀬がない。
十禍絶傑エルフのもう一つのレジェンドカードである「ロイヤルクリスタリア・イブ」も堅実な効果ではあるが、一気にゲーム展開を支配できるほどではなく、やや魅力に欠けたクラスになってしまっている印象。
12弾「鋼鉄の反逆者」で追加されたレジェンドカード「至高の戦神・[[オーディン]]」により、少々事情が変わってきている。
オーディンは「自分のフォロワーが進化した回数が6回以上ならデッキから直接召喚される」能力を持った攻撃力4の疾走フォロワー。
よって、オーディンの直接召喚条件を満たしつつ、進化権を1回残して10ターン目にエズディアを出せればほぼ勝利確定となる。環境が全体的に遅くなったこともあり、エルフのデッキタイプの一つとして確立しつつある。
進化6回がキツそうに思えるが、鋼鉄の反逆者では自動進化能力を持ったフォロワーが多く追加されており、またエルフには進化権回復が可能な「無窮の輝石・カーバンクル」もいる。「森の女王・リザ」でエズディア確定サーチも可能なので、事故率も低めと意外と安定して回せると好評。ただし、レジェンドカードまみれなのでメチャクチャ高価(エズディアはリザでサーチする前提ならピン挿しで十分だが、少なくともリザとカーバンクルは3積み必須で、オーディンも手札に来る事故を回避するために最低2枚、できれば3積みしたい)。
#center(){&color(green){&size(25){世界は進むか}}}
**姦淫
クラスは[[ヴァンパイア>ユリアス(Shadowverse)]]。
テーマは「リーダーへの自傷ダメージ」。
リーダーにダメージを与える能力が多めで、闇食らいの蝙蝠との相性が抜群。
基本的な復讐ヴァンパイアでも使いやすく、全体的にヴァンパイア本来の動きと噛み合ったカードが多い。
既存カードとのシナジーの良さでヴァンパイアにて非常に歓迎されているカード群であり、侮蔑とは別のベクトルで絶傑最強候補に位置している。
所属するメンバーは「姦淫の城」。
対応する十戒は「姦淫するなかれ」。
なお、「姦淫」は''シャドバでは規制対象語''なので、プレイヤーの名前には使えない。
>姦淫の従者
>コスト2 ヴァンパイア フォロワー ブロンズ
>4/2
>自分のターン中、相手のリーダーへ攻撃してダメージを与えたあと、お互いのリーダーを2回復。
>ファンファーレ 自分のリーダーに1ダメージ。
ファンファーレによる自傷ダメージの他、コスト2とは思えないほど高い攻撃力を持つが、相手リーダーにダメージを与えるとダメージを相殺してしまう。
とはいえ、相殺しても2ダメージは通るので、決してコストに対して火力が低いと言うことはない。また、「ダメージを与えて回復」なので、残り体力4のリーダーへのトドメは問題なくできる。
回復効果が発動するのは、リーダーに攻撃した時だけなので、フォロワー同士の殴り合いにはめっぽう強い。
>姦淫の信者
>コスト1 ヴァンパイア フォロワー シルバー
>1/1
>攻撃時 自分のリーダーに1ダメージ。
>ラストワード 相手のリーダーに1ダメージ。
コスト1で確実に相手リーダーの体力を削れる。攻撃する度に発生する自傷ダメージの管理が少々厄介だが、闇食らいの蝙蝠デッキなら問題ないだろう。
1ターン目から出せるコスト1フォロワーなのが優秀。
>姦淫の使徒
>コスト5 ヴァンパイア フォロワー ゴールド
>5/4
>ファンファーレ 自分のリーダーに2ダメージ。自分はカードを2枚引く。相手のリーダーに1ダメージ。相手はカードを1枚引く。
効果自体はかなり強力だが、従者・信者に比べ採用率は低い印象。
相手にもメリットを与えてしまうこと、ダメージレースとしてはこちらの方が不利なのが痛い。
コスト相応の能力はあり、リソース補充としてはそれなりに優秀。
>姦淫の狂信者
>コスト4 ヴァンパイア フォロワー ブロンズ
>4/3
>ファンファーレ 自分のリーダーに1ダメージ。相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。
効果はスタンダードの1コスト蠢く死霊を小回りを利く形になった感じと無難だが少々重い。
自傷を重ねたいデッキには使いづらいイメージ。
>姦淫の翼
>コスト2 ヴァンパイア スペル シルバー
>自分のフォロワー1体を+2/+2する。そのフォロワーは「自分のターン終了時、自分のリーダーとこのフォロワーに1ダメージ」を持つ。
>エンハンス 4; そのフォロワーはドレイン を持つ。
2コストのステータスアップスペルとしてはそれなりに強力な強化幅。
自傷ダメージが入るが、うまく有効活用してやろう。
むしろエンハンス効果がやや邪魔な印象。別に役に立たない[[というわけ]]ではないが。
ヴィーラとの相性がよく、進化ターンに限るがデメリットを帳消しにしつつ6/6で本人へのダメージを-2する実質守護という怪物を後攻4ターン目に立てることが可能。ちょっと何言ってるかわからないです。
>姦淫の口付け
>コスト1 ヴァンパイア スペル シルバー
>相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>お互いのリーダーを1回復。
回復がついた小回りの利く軽量除去と使いやすいスペル。
相手も回復させてしまうという点も、闇喰らいの蝙蝠を使ったバーストダメージ狙いならさほど気にならないか。
>姦淫の絶傑・ヴァーナレク
>コスト3 ヴァンパイア フォロワー レジェンド
>1/3
>相手のターン開始時、直前の自分のターンに自分のリーダーがダメージを受けていたなら、+1/+1する。
>ファンファーレ 「このバトル中、自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数」が7回以上なら、相手のフォロワー1体を破壊して、+1/+1して、疾走 を持つ。
#center(){&color(pink){&size(25){愛はパトス、テーゼは消える……}}}
姦淫の名通り艶かしさを漂わせる女性。露出度は以外にも低い。二つ名は「愛滅卿」
姦淫の試練を与える理由は「世界と交じり合い、一つになるため」
武器は包み込んだ相手の生命力を奪う「7」枚の翼「抱擁の翼」
ちょっと情報量が多すぎてわかりにくいが、素で出すとコストに対してかなり頼りないスタッツなので、ファンファーレか能力のどちらかは確実に発動しておきたい。
前者の能力の発動は特に難しいことはない。一度発動しておけば、2/4になりまぁレジェンドのコスト3としてはそれなりにはなる。
やはり本命は後者の能力。7回ダメージは結構厳しいが、「不穏なる夜の街」や「眷属への贈り物」などのコスト0の自傷ダメージ効果が揃っている最近のヴァンパイアならさほど難しくはないだろう。
7回ダメージを受けて出せば、2/4疾走で相手を殴れ、さらに次の相手ターンで3/5に成長し、排除にかなりのリソースを要求してくる。
どちらかというとフィニッシャーというよりは、闇食らいの蝙蝠デッキにおける序盤~終盤まで使えるの露払い役というのが基本の動きになるだろうか。
特に終盤は大型フォロワーを僅か3コストで葬りながらダメージを稼ぎ、かつそれなりのスタッツを持つフォロワーを出すことが出来るので、連打で切れば蝙蝠に頼ることすらなく勝利する事も可能。
#center(){&color(pink){&size(25){世界は進むんだね}}}
**簒奪
クラスは[[ロイヤル>エリカ(shadowverse)]]
テーマは「財宝」スペルカードの活用。
ほぼ全員が「財宝」スペルをランダムに生成する能力を持ち、これを活用することで小回りの利いた運用ができるコンセプトになっている。
所属するメンバーは「簒奪の賊」。砂漠の盗賊団のメンバーたち。
今までの「王宮に仕える兵士・騎士」というロイヤルのイメージからは外れたアウトロー揃い。
対応する十戒は「奪うことなかれ」
>黄金の小剣
>コスト1 ロイヤル スペル
>相手のフォロワー1体に1ダメージ
>黄金の杯
>コスト1 ロイヤル スペル
>自分のリーダーか自分のフォロワー1体を2回復
>黄金の靴
>コスト1 ロイヤル スペル
>自分のフォロワー1体は突進を持つ。
>黄金の首飾り
>コスト1 ロイヤル スペル
>自分のフォロワー1体を+1/+1する。
財宝系スペルカード。いずれもコスト1で、地味ながら局面に応じて小回りが利き、どれも非常に有用。特に黄金の靴はニュートラルレジェンド《レジェンダリーファイター》と組み合わせる事で「3/2/2突進・必殺」という相当な性能のカードと化す等、相性のいい組み合わせも多い。入手がランダムという欠点を差し引いても性能はかなり高い。
>簒奪の従者
>コスト2 ロイヤル 兵士・フォロワー ブロンズ
>1/1
>交戦時 +1/+1する。黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
コストに対してスタッツが低く見えるが、交戦時にスタッツが上がるため、実質的には2/2として使える。
ただし、マジック[[ミサイル]]などの1ダメージスペルに交戦前に狙われると弱いので注意。
攻撃力1のフォロワーにやたら強いため、フェアリーやスケルトンが出てきたらボーナスタイム。
低コストでほぼ確実に財宝カード1枚を引っ張ってこれるため、かなり優秀。うまくいけば2枚、3枚と手に入れられる。
信者や使徒と組み合わせるのがいいだろうが、これ単体での起用も十分優秀。
ALTではプロダクトマシーンという、機械軸ではまず間違いなく場に出ることになる1/1トークンが追加された為、カモが増える事となった。
>簒奪の信者
>コスト3 ロイヤル 兵士・フォロワー シルバー
>2/2
>潜伏
>自分が財宝・カードをプレイするたび、+0/+1する。
>攻撃時 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
潜伏しつつ、財宝で成長するフォロワー。
しかし、成長するのが体力というのが微妙な感じ。攻撃力が上がれば一気にフィニッシャーにすることもできただろうが……。まあ潜伏+攻撃アップは危険すぎるので仕方ないだろう。
とは言えロイヤルの主力である《騎士王・アーサー》がナーフされた事で注目を集め、採用例が増えている。体力が増える事や潜伏持ちである事から場持ちも良く、財宝カードも加えられる事が評価されたのだろう。
>簒奪の使徒
>コスト5 ロイヤル 兵士・フォロワー ゴールド
>4/5
>自分が財宝・カードをプレイするたび、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
自分自身で能力が完結しており、使い勝手のいい使徒。さらに従者・信者と組み合わせることでより使いやすくなり拡張性も高い。
6ターン目に出すことで、財宝と合わせてランダム1+2ダメージを狙える。本体の能力もコスト相応で優秀。ロイヤルでは貴重な「永遠の花嫁セレスを上から撃破できるカード」というのも重要
2pickでは単体でほぼ完結しているため、優先して取りたいカードだ。
>簒奪の狂信者
>コスト4 ロイヤル フォロワー ブロンズ
>3/3 突進
>攻撃時 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
先攻4T目の動きに最適なフォロワー。
ただし4コストフォロワーには競合するカードが多いため採用率はあまり高くない。
>簒奪の蛇剣
>コスト2 ロイヤル スペル ブロンズ
>相手のフォロワー1体に3ダメージ。
>黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
純粋にコスト2の3ダメージスペルなので使い勝手は悪くなく、それに加えて財宝も手に入る。
簒奪ベースのデッキならば3積みしておきたいところだが、別にこれだけを普通のロイヤルデッキに組み込んでもそれなりに仕事はしてくれる。
>簒奪の舞
>コスト5 ロイヤル スペル シルバー
>相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
>黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに異なる2枚を手札に加える。
財宝カード付きの2点AoEと環境次第では活躍できそうなスペル。
>簒奪の絶傑・オクトリス
>コスト3 ロイヤル 指揮官・フォロワー レジェンド
>2/3
>ファンファーレ ラストワード 能力を持つ相手のフォロワー1体は、ラストワード 能力すべてを失う。このフォロワーは、失わせたラストワード 能力すべてを持つ。
>エンハンス 8; +2/+2して、「このフォロワーはEPを消費せず進化できる」を持つ。自分のPPを2回復。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)
>進化時 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに異なる2枚を手札に加える。
#center(){&color(gold){&size(25){満ちた世界は今日で飢える}}}
色々と詰め込まれまくった簒奪の絶傑。二つ名は「簒奪腐食」
簒奪の試練を与える理由は「形の有無を問わず、全てを奪うため」
武器は絡みとった相手の全てを奪う「8」つのパーツに分かれる[[蛇腹剣]]「アヴァリティア」
とりあえず、財宝カードとの関連性はそんなにない。
ラストワード奪取能力が特徴的だが、かなり相手を選ぶ能力。うまく使えればいいかな、程度…と事前評価では言われていたのだが。
ラストワードというとネクロマンサーの《永遠の決闘者・モルディカイ》のような大仰な能力を連想するかもしれないが、現状採用するデッキが多い《純真の歌い手》等のラストワードを奪うだけでも相当なアドバンテージを得られる。特にネクロマンサーは序盤の展開でアドバンテージを取るのにラストワードを使う事が多く、意外と対象となる相手は多い事が実装後明らかとなった。ALT環境では、ネクロマンサーとヴァンパイアという刺さるデッキが大いに増えたのも追い風。無論、ウィッチやネメシス、ミラーマッチの場合など刺さりにくい相手が多いのも確かだが。
本命はエンハンス能力の方。実質的に「コスト6 6/7 突進 財宝カードを2枚手札に加える」フォロワーだと思えばいい。
元のコストのまま出しても別に腐るわけではなく、後攻4ターンに進化して財宝カードを併用しつつ動くことも出来るので、出す局面を選ばないのが強み。
総じて非常にハイスペックであり、某沈黙の絶傑とは真逆に事前評価から実装に伴い評価が大幅に上方修正されたカードである。特にラストワード奪取能力については(ただでさえ死に体だった)【リアニメイトネクロ】を完全に潰してしまったこともあり、発表当初はネクロマンサー使いを中心に相当な批判が寄せられた。今後《永遠の決闘者・モルディカイ》や《[[ヨルムンガンド]]》といった大型ラストワードを中心としたデッキはこれ一枚のせいで産まれる前から存在意義が失われてしまう為、現在でも「デッキの多様性が失われる」として少なからず批判を買っており、ネクロマンサーからは当然ながらかなりのヘイトを向けられている。ネクロマンサー使い以外からも上記の様なデッキの多様性といった面や、現状でも既に消滅や変身等ラストワードメタとなる能力が多い事もあってラストワード奪取はやり過ぎだとする声も少なくない。
#center(){&color(gold){&size(25){世界は進みます}}}
**真実
クラスは[[ウィッチ>イザベル(shadowverse)]]。
テーマは「スペルブースト」。アクセラレートで使えるフォロワーが多めで、フォロワーだけでもスペルブーストを稼ぎやすい。
だが、ルルナイでちょっと触れたように十禍絶傑期のウィッチの主力はマナリア型なので、イマイチ噛み合ってない感が強い。
むしろアンリミテッドの超越ウィッチなんかに組み込んだ方が役に立つかもしれない。
所属するメンバーは「真実の協会」。
対応する十戒は「嘘を吐くなかれ」。
>真実の従者
>コスト7 ウィッチ フォロワー ブロンズ
>3/5
>アクセラレート 2; 相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>-----------
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体に4ダメージ。
従者たちの中でも最重量級のコスト7。そしてそれに見合わない異様なスタッツの低さを誇る一番使えない従者。
アクセラレートもファンファーレも相手にダメージを与える効果だが、コスト相応とはとても言えない。
この性能ならブロンズであることを加味してもコスト5ぐらいが妥当なところだろう。なんでこんなに重くなってるのか。
せめてアクセラレート2の効果が3ダメージぐらいあればまだ使えたかもしれないが……。
>真実の信者
>コスト3 ウィッチ フォロワー シルバー
>3/3
>アクセラレート 1; 自分のリーダーを1回復。
>----------
>ファンファーレ 自分のリーダーを1回復。
純粋に3コストのフォロワーとしてはスタッツが優秀で、それにオマケで回復効果が付いているため、従者とは比較にならないほど使える。
とはいえ、ウィッチ本来の動きとはそこまで噛み合っているわけではない。ビショップにいたら神カードだっただろう。
書いてあることは弱くないが、枠がカツカツなウィッチに組み込むには「高めのスタッツ+微妙回復」程度では魅力が足りない、といったところ。
アクセラレートの方は回復量が微妙過ぎるので、よほどスペルブースト数を稼ぎたいのでなければ使わなくていいだろう。
>真実の使徒
>コスト2 ウィッチ フォロワー ゴールド
>2/2
>ファンファーレ スペルブースト を持つ手札のカード1枚を捨てる。捨てた場合、捨てたカードの元のコストより高いコストでスペルブースト を持つカードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加え、捨てたカードの「スペルブースト された回数」と同じだけスペルブースト する。
ご覧のように真実組はレアリティが上がるほどコストが下がっていく。妙なひねくれ具合である。
効果は、スペルブースト回数を維持したままの手札交換。
「サモンスノー」のようにスペルブースト数を稼ぎすぎても意味のないカードや、「精神の締め出し」のように下手にブーストして撃つとデッキ切れを招きかねないカードを交換できる。
ただし、本体の能力はコスト相応というだけで別に高くない。また、「スペルブーストを持つカードを捨てる」は強制効果なので、維持しておきたいカードがある時は下手に出せないというのも使いづらいところ。
>真実の狂信者
>コスト9 ウィッチ フォロワー ブロンズ
>3/5 疾走
>スペルブースト コスト-1
刃の魔術師をより大きくしたようなフォロワー。ウィッチには貴重な疾走なため非常に強力。
何気に開闢の発動と相性の良いスペブで軽くなる9コスト枠かつライオの9回スペルブーストを最大限に活かせる為、十禍絶傑のレジェンドとどちらも噛み合う。
ヘルスが大きいので、相手のフォロワーを一方的に撃破する事も可能で、非常に万能と言えるだろう。
>真実の宣告
>コスト6 ウィッチ スペル シルバー
>ガーディアンゴーレム1体を出し、+X/+Xする。
>相手のリーダーにYダメージ。
>自分のリーダーをZ回復。
>XとYとZは、合計がこのカードの「スペルブースト された回数」になるようにランダムに決まる。
十分にスペルブーストして撃てば、ゲームエンドできる火力を持ったスペル。
ただし、配分はランダムなので、実際にとどめを刺せるかは不定。
運がかなり絡むが、「体力の差を開かせる」という用途ではそれなりに有用。特に貴重な回復と耐久を同時にこなせることからギガントキマイラウィッチでは今や必須級ともいえる性能である。
>真実の掟
>コスト7 ウィッチ スペル ゴールド
>カードを自分の手札が9枚になるまで引く。
>このカードのスペルブースト が9回以上なら、自分のPPを7回復。
手札上限までドローするという豪快な効果。さらにスペブさえあれば実質0コストでプレイできる。
ライオの効果とも相性抜群で、スペブがかかったデッキのカードを引き寄せるのに貢献してくれる。
>真実の絶傑・ライオ
>コスト7 ウィッチ フォロワー レジェンド
>7/7
>ファンファーレ スペルブースト を持つデッキのカードすべてを、9回スペルブースト する。
#center(){&color(blue){&size(25){これが世界の&ruby(まこと){真}の姿}}}
ヴァーナレク以上に「7」を主張しているが、9番目の絶傑。二つ名は「視えざる真実」。
真実の試練を与える理由は「人々の本性を晒すため」
武器は命を侵すことで本能を強制的に呼び覚ます輝く「9」本の小剣「誠実なる友」
「9回スペルブースト」は間違いなく強い。強いのだが、対象が「デッキ内のカード」で、本体のコストが7と重めなのが難点。
スペルブーストしたところで、引けなかったら何の意味もない。「運命の導き」など、ドローソースは多めに用意しておこう。
前述のように、どちらかというとアンリミテッドの超越ウィッチなどの方が活躍が見込めそうな絶傑。
次元湾曲で追加された狂信者と真実の掟のおかげでデッキを回しやすくなったため、[[ファンデッキ]]としては一考の価値がある程度には強化された。
ライオを出した次のターンに掟などでドローを回して炎の握撃・狂信者・フレイムデストロイヤーを引き込めば8T目に開闢の予言者を降臨させることも可能だったり。
しっかりとスペルブーストをデッキに掛けれていれば、コキュートスデッキとすらまともに殴り合えるのも強みだろう。
…と、そこそこの立ち位置だったのだが鋼鉄の反逆者のアディショナルカードで追加された魔術の王・ソロモンが極めて相性抜群なフォロワーだった事によって評価は一転。ソロモンによって課題だったライオを引けない問題が解決されピン刺しでも呼び出せるようになった事で一気に使い勝手が上昇。ローテーション環境におけるスペルウィッチをトップメタへと導く大躍進を遂げた。
#center(){&color(blue){&size(25){世界は進むのだ}}}
**飢餓
クラスはニュートラル。
テーマは「体力を減らして攻撃力アップ」。
使徒とスペルと絶傑しかおらず、集団を形成しているのかどうかは怪しいところがある。
対応する十戒は「貪るなかれ」。
>飢餓の使徒
>コスト5 ニュートラル フォロワー ゴールド
>5/4
>ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体か相手のフォロワー1体を、+3/+0する。そのフォロワーは「攻撃時 このフォロワーに3ダメージ」を持つ。
''見た目はただの狼''。本当に使徒なのか?
能力は敵にも味方にも使える攻撃力アップと攻撃時ダメージ効果。
攻撃時ダメージはヴァンパイアのスペル「致命の刃」と同じで、攻撃する前にダメージが発生するため、体力3以下のフォロワーにかけてやれば実質攻撃を封じられる。
一方攻撃力3アップの効果も自分の体力4以上のフォロワーにかけてやることで、フィニッシャーとして機能させることができる。
なお、ダメージ無効と併用すれば、デメリットは無視できるがそこまでするほどかというと微妙な感じ。
>飢餓の輝き
>コスト3 ニュートラル スペル シルバー
>自分か相手のフォロワー1体を、+4/+0して、そのフォロワーに4ダメージ。
飢餓の使徒の効果をスペルにしたもの。より強化幅とダメージが増している。
どちらかというと、全てのクラスで採用できるコスト3の4ダメージスペルとして使うのが基本か。
一応自分のフォロワーにも使えるとはいえ、体力5以上は体力4以上に比べてグッと数が減るため対象はかなり絞られる。
「疾走と組み合わせて一気に相手を殴ろう」などと考えるとさらに候補は減るだろう。
>飢餓の絶傑・ギルネリーゼ
>コスト7 ニュートラル フォロワー レジェンド
>3/5
>潜伏
>ドレイン
>自分のターン開始時、このターンが自分の10ターン目かそれ以降なら、自分と相手はカードを5枚引く。
>ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてを+2/+0する。
#center(){&color(black){&size(25){無垢な純情……貪り尽くす}}}
あれもこれもとごちゃごちゃに詰め込まれて%%さらにとってつけられたような「10」能力を持った%%10番目の絶傑。二つ名は「飢餓の領域」。
飢餓の試練を与える理由は「あらゆるものを貪り尽くすため」
武器は天地を呑み込み咀嚼するという「10」個のクリスタル「グリザレイ」
基本的には全体強化を狙って大量展開型デッキに採用することになるだろう。
9ターン目以降に繰り出すことで、一気に5枚ドローして勝負を決めることができる。この5枚ドローは相手に渡さず一気にケリをつけたいところ。
潜伏があるので、ドローするまえに潰されないのは強み。
エルフやネクロマンサー、ロイヤルと相性がよさげ。
バフは役に立たなくなるが、マゼルベインに入れられることもある。潜伏で確実に生き残りつつ、5点ドレインできる貴重なニュートラル大型潜伏なので相性はいい。
#center(){&color(black){&size(25){世界は進むわ……}}}
*十禍闘争
様々な世界の強者が絶傑の試練を乗り越え、絶傑たちは塵と消えゆく……
そんなPVで第23弾『Omen of Storms/十禍闘争』は開幕したが、勿論奴らは大人しくしているはずも無かった。
アディショナルカードとして復活を遂げた絶傑たちは、次なる試練を齎す。
全般的に十戒をモチーフとしたテーマや能力は健在だが、フレーバーテキスト上だと十戒に対し
「あえて戒律を破り続けた果てに戒律を守らざるを得なくさせる」「あえて一度戒律に沿った行いの後、より強く戒律を破る」といった具合に
十戒を曲解・逆転したかのような態度をとっている。二つ名に加わった言葉(男性陣は絶○。女性陣は○絶)もこの逆転に絡んでいる。
能力の方も、これに合わせた新たなものとなり、中には元と全く異なる者も。
追加された関連カードはフォロワー「隠者」と「崇拝者」、そしてスペルかアミュレット各1種。
パック初期の隠者は元々の二つ名、アディショナルの崇拝者は新たな二つ名の言葉を冠しており、
それぞれ絶傑の敗北と復活における配下の動向が語られている。
マゼルベインとギルネリーゼは立ち位置が特殊なのか、他8名程逆説に傾いていないし関連フォロワーもいない。
**絶大
引き続き絶傑一人だけで、テーマも「ハイランダー」
ただし、少々緩和されており後付けのハイランダーにも出来る。
各々の意志という、個にとっての「神」を持つことを促した後、その中で『絶大』な唯一の神へと至る試練を課している。
>再臨する絶大
>コスト2 ニュートラル スペル ゴールド
>ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。
>自分のデッキに重複するカードがないなら、さらに、カードを1枚引く。自分のEPを2回復。自分のPPを2回復。
素でもアンタッチャブルや潜伏対策になり得るが、やはり持ち味はハイランダー時の追加効果。
実質ノーコストで手札補充しつつEPまで回復、という正に絶大な効果を発揮する。
下記の新マゼルベインによるハイランダー化を狙う場合は最初からフルスペックにはなりにくいが、
どの道EP回復は序盤では持て余すのであまり問題にはならない。
>絶大の唯我・マゼルベイン
>コスト6 ニュートラル フォロワー レジェンド
>5/5
>ファンファーレ 自分のデッキの重複するカードをそれぞれ1枚になるように消滅させる。
>その後、自分のデッキが20枚以上なら、このバトル中、自分のリーダーは
>「自分のターン終了時、自分の場に「コスト6以下のフォロワー」がいるなら、ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。
>「コスト6以上のフォロワー」がいるなら、相手のリーダーに3ダメージ」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たない。
>7/7
>進化時 絶大の証明1枚を手札に加える。
>絶大の証明
>コスト0 ニュートラル スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体を破壊する。
>自分のデッキが20枚以上なら、相手のリーダーに3ダメージ。
クオンに敗れたと思いきや、愛剣ミヒライテ共々復活したマゼルベイン。ただし貫かれた右眼には眼帯をしている。
構築時ではなくプレイ時にデッキをハイランダー化させ、その後充分に残っていれば場のフォロワーを条件としたダメージ効果をリーダーに付与する。
発動さえすればじわじわと相手を追い詰められるポテンシャルを持つ。
ただ、自分のフォロワー1体という縛りこそなくなったが、やはり発動条件は厳しめ。
特にデッキが20枚以下だとハイランダーだろうと能力は不発になるので、ドローを抑えつつ的確にマゼルベインと発動用のフォロワーを揃える必要があり、
独特な構築とプレイングを要求される。
**奏絶
テーマは「自分のフォロワーの破壊」。
以前は破壊をコストとする能力も多かったが、今回はバンバン破壊しては次を出す物量戦となっている。
一度舞台を去ることによる『奏絶』で供給を絶つことで破壊衝動を溜めさせ、復活時の爆発的な破壊に繋げる&s(){焦らしプレイ}。
>破壊の隠者
>コスト5 ネメシス フォロワー ブロンズ
>5/5
>能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される)
>ファンファーレ ランダムな自分のフォロワー1体とランダムな相手のフォロワー1体を破壊する。
>エンハンス 8; 1体ではなく2体。
>7/7
自身を含めた破壊耐性持ちを利用することで一方的な除去が可能。
制圧力は中々だが、味方も破壊したい奏絶とは噛み合わないことも。
>奏絶の崇拝者
>コスト2 ネメシス フォロワー シルバー
>2/2
>ファンファーレ 自分の他のネメシス・フォロワー1体を破壊する。それと同名のフォロワー1枚を手札に加える。
>ファンファーレ カウントダウンを持たない自分のネメシス・アミュレット1つを破壊する。それと同名のアミュレット1枚を手札に加える。
>4/4
味方破壊数を稼ぎつつ、ファンファーレの再利用などが行える。
破壊されないリーシェナ自身を手札に増やすことも可能なできる信者。
>舞い戻る奏絶
>コスト1 ネメシス スペル ゴールド
>葬送したなら、それと同名のフォロワー1枚を手札に加える。
>その後、このバトル中に破壊された自分のフォロワーが10体以上なら、
>このバトル中に破壊された「コスト3、4の自分のフォロワー」と同名のフォロワー1枚ずつを手札に加える。
>(同じコストのフォロワーが複数あるなら、その中からランダム)
リーシェナの復活ライブ。ネクロマンサー専用キーワードだった「葬送」を持つスペル。
追加効果なしだとこのスペル1枚捨てるだけのアド損になるが、フォロワー破壊回数やアーティファクトの種類を稼ぐことが可能。
追加効果では有用フォロワーの再利用が狙えるが、手札圧迫には要注意。
>奏絶の破壊・リーシェナ
>コスト4 ネメシス フォロワー レジェンド
>2/4
>・新約・白の章 ・新約・黒の章 ・奏絶の独唱
>ファンファーレ チョイス した1枚を手札に加える。このバトル中に破壊された自分のフォロワーが10体以上なら、チョイスではなく、1枚ずつ加える。
>能力によって破壊されない。
>4/6
>進化時 リアニメイト 0、リアニメイト 1、リアニメイト 2
>能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される)
>新約・白の章
>コスト8 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。自分の場に新約・黒の章があるなら、2回復ではなく4回復。
>ファンファーレ 自分のリーダーを4回復
>新約・黒の章
>コスト8 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、相手のリーダーに2ダメージ。自分の場に新約・白の章があるなら、ダメージではなく4ダメージ。
>ファンファーレ 相手のリーダーに4ダメージ
>奏絶の独唱
>コスト0 ネメシス スペル レジェンド
>自分のネメシス・フォロワー1体か、カウントダウン を持たない自分のネメシス・アミュレット1つを破壊する。
>ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージと相手のリーダーに1ダメージ。
一度は音速を超えるララミアに敗れたものの、復活を遂げたアイドル。
自身と破壊耐性を持つトークンによるダメージ&回復は変わらないが、トークンを臨機応変に生成できる上にファンファーレのお陰でスピードが増した。
進化時にはネクロマンサー以外では初となるリアニメイト効果((同等の効果を持つ非ネクロカードは以前からあったが、「リアニメイト」表記は避けられていた))により、次の降臨時に破壊されたフォロワー数10体を満たしやすくできる。
ただ、黒の章は旧約版ほどのダメージは出せないので、フィニッシュに持っていくには別途ダメージを稼ぐことも必要。
**絶叫
テーマ?は「ルルナイの展開」
……何を言っているのか分からないかもしれないが、とにかくルルナイを展開しまくって制圧するのでこう表現せざるを得ない。
全てを黙らせることは出来なかった。なら『絶叫』で他の声をかき消し、「聞こえないなら黙っているのと同じ」という理屈を通す。
>沈黙の隠者
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ
>3/3
>相手のターン中、「疾走 か突進 を持つ相手のフォロワー」が攻撃するとき、それを-2/-0する。
>ファンファーレ エンハンス 6; +2/+2する。相手のフォロワー1体を破壊する。
>5/5
「沈黙の信者」の再来とも言えるフォロワー。
今度も環境内に複数いる小型フォロワーを大量突進させるデッキへのメタとして機能する。
>絶叫の崇拝者
>コスト6 ネクロマンサー フォロワー シルバー
>3/3
>アクセラレート 2; リアニメイト 3
>ファンファーレ リアニメイト 3、リアニメイト 3
>5/5
コスト3に特化したリアニメイト要員。
ルルナイは勿論対象だが、他にも有用な相手は多い。
「他の3コストフォロワーがいると蘇生対象がぶれる」というのがネックになるほど。
>怨讐の絶叫
>コスト1 ネクロマンサー スペル ゴールド
>場のフォロワー1体を選択する。
>相手を選択したなら、それは能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
>自分を選択したなら、それがラストワード 能力を持つなら1回働かせる。
ルルナイの叫び。厄介な能力を持つフォロワーの半無力化、または自フォロワーの強力なラストワードの追加発動。
対象次第ではコスト1とは思えないアドを稼ぐことも可能。
>絶叫の沈黙・ルルナイ
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー レジェンド
>2/1
>突進
>ファンファーレ +X/+0する。Xは「このバトル中に破壊された自分の絶叫の沈黙・ルルナイの数」である。
>Xが10以上なら、相手のリーダーに3ダメージ。ランダムな相手のフォロワー1体とこれは消滅する。
>ラストワード 絶叫の拡散 1枚を手札に加える。
>4/3
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
>絶叫の拡散
>コスト1 ネクロマンサー スペル レジェンド
>コスト1、ラストワードを持たない絶叫の沈黙・ルルナイ X体を出す。Xは「このバトル中に破壊された自分の絶叫の沈黙・ルルナイの数」である。
>ネクロマンス 3; 絶叫の沈黙・ルルナイ 1枚を手札に加える。
宴の中では皆平等、と騒ぐ妖怪に敗れたルルナイ。
ならば叫んで全部台無しにしてやる、とダンマリから迷惑男にチェンジした。
能力も全く別物となっており、破壊されるたびに増えて出てくるというルルナイ地獄をお見舞いする。
最終的にはフォロワー消滅+3ダメージという特攻野郎になる。これで空けた盤面から最後の一撃は他を当たることに。
**絶望
テーマは「攻撃しないでターン終了」
これによりリーダー保護や除去能力を発揮する、コントロール向けのカード群。
相手リーダーにダメージを与える要素は皆無なので、補助的な立ち位置。
安らぎの夢に浸れない者を、代わって『絶望』の現実に捕える。
>安息の隠者
>コスト2 ビショップ フォロワー ブロンズ
>1/4
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。
>ファンファーレ エンハンス 5; 進化する。
>3/6
>守護
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、ランダムな相手のフォロワー3体に3ダメージ。
相手の展開を阻害する能力に優れているが、進化前は守護が無く、自動進化する頃にはマーウィン等も展開できるため居場所は少々確保し辛い。
>絶望の崇拝者
>コスト2 ビショップ フォロワー シルバー
>2/2
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、自分のリーダーは「次に受けるダメージを0にする」を持つ。
>4/4
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、自分のリーダーは「次に受けるダメージを0にする」を持つ。
>進化時 相手のフォロワー1体を破壊する。
1回だけリーダーを守ってくれる。小粒ダメージを重ねる環境下では今一つの評価。
だが、20オーバーだろうが1回は守ってくれるので、環境内のフィニッシャー次第では化ける可能性も?。
>悠久の絶望
>コスト3 ビショップ アミュレット ゴールド
>カウントダウン 3
>自分のターン終了時、自分の場に攻撃済み状態のフォロワーがいないなら、自分のリーダーを2回復。カードを1枚引く。
マーウィンが齎す絶望。回復軸のデッキと好相性の軽量アミュレット。
>絶望の安息・マーウィン
>コスト4 ビショップ フォロワー レジェンド
>4/4
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、他のフォロワーすべてを破壊する。
>これで破壊したフォロワーが4体以上なら、絶望の奔流1枚を手札に加える。
>6/6
>進化前と同じ能力。
>絶望の奔流
>コスト1 ビショップ スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを消滅させる。
自罰的なウィルバートには安息の夢も意味をなさなかった為、彼が望む苦難の現実を用意したマーウィン。
前の姿とは一転して細マッチョに変貌。
「テミスの審判」同様の全体除去に、多数除去後の消滅トークンと除去の鬼。
長期戦になりがちなビショップの盤面を支える一枚となり得る。
**烈絶
テーマは「フォロワーの自傷」
ドラゴンにはデッキ内フォロワーの体力増強カードが充実している為、以前と比べて複数発動が狙いやすくなった。
侮蔑すべきではない同格の相手と『烈絶』の炎で鍛え合い完全な勝利を目指す。
>侮蔑の隠者
>コスト2 ドラゴン フォロワー ブロンズ
>1/4
>守護
>これがダメージを受けたとき、破壊されなかったなら、カードを1枚引く。
>3/5
>進化前と同じ能力。
侮蔑の従者のアレンジ的な効果。序盤のドローソース候補。
>烈絶の崇拝者
>コスト1 ドラゴン フォロワー シルバー
>1/2
>ターンごとに1回、これがダメージを受けたとき、破壊されなかったなら、相手のリーダーに2ダメージ。
>ファンファーレ 覚醒状態なら、他のフォロワー1体に1ダメージ。これに1ダメージ。
>3/4
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
ダメージを負った際のバーン効果で序盤から打点を稼げる。
素ではコスト相応に貧弱なので、強化するか使い捨てと割り切ることは必要。
>灯火の烈絶
>コスト1 ドラゴン スペル ゴールド
>自分のフォロワー1体は「これがダメージを受けたとき、破壊されなかったなら、カードを1枚引く」を持つ。
>それに1ダメージ。
手近なフォロワーをドローソースにしてくれる。「隠者」より少しバトルが進んだ後の手札補充に使えなくもないか。
>烈絶の侮蔑・ガルミーユ
>コスト5 ドラゴン フォロワー レジェンド
>5/5
>ファンファーレ 侮蔑の炎爪1枚を手札に加える。
>自分のPP最大値が10なら、さらに、烈絶の滅牙1枚を手札に加える。
>5/5
>進化時 このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分のフォロワーがダメージを受けたとき、それが破壊されなかったなら、>烈絶の滅牙1枚を手札に加える」を持つ。
>自分のリーダーはこの能力を重複して持たない。
>烈絶の滅牙
>コスト1 ビショップ スペル レジェンド
>自分のフォロワー1体を+1/+1する。それに1ダメージ。
>それが烈絶の侮蔑・ガルミーユなら、さらに、疾走を持つ。相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
フィルレインの冷気に一度は凍らされたガルミーユが、より激しい炎を纏って復活。
バーンこそ無くなったが、トークンによる攻撃力強化とガルミーユ限定の疾走でパワーは十分。
所謂フェイスドラゴン軸での盤面処理に活躍。ただ、その後は更なる火力インフレや効果ダメージ耐性などの逆風を受けることに。
**絶命
テーマは引き続き「相手フォロワーの弱体化」
環境のインフレに呼応して、効果量が増加し永続効果となった為、遅延効果が期待出来るようになった。
殺さずとも命はいつか終わる。その過程で死を畏れ心まで死なないように『絶命』させる。
つまり[[死んでくれ若く強いまま>猗窩座(鬼滅の刃)]]という奴である。
>不殺の隠者
>コスト5 エルフ フォロワー ブロンズ
>3/5
>守護
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を-5/-0する。このターン中に(これを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、進化する。
>5/7
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
デバフ効果や無料進化自体は使いどころがある。
だが、同コストの「陽光のエルフ」や「領域のルナール」が優秀過ぎて評価はいま一つ。
>絶命の崇拝者
>コスト2 エルフ フォロワー シルバー
>2/2
>「相手のフォロワーの攻撃力か体力を-する」能力が働いたとき、カードを1枚引く。
>ファンファーレ 相手のターン終了まで、潜伏を持つ。
>4/4
>「相手のフォロワーの攻撃力か体力を-する」能力が働いたとき、カードを1枚引く。
>進化時 相手のフォロワー1体を-4/-0する。
新たな試練を掲げるエズディアに従う女守り人……なのだが能力はあまり『絶命』していない。
登場時点ではデバフカードが少なすぎて活かしづらかったが、
潜伏で最低限の仕事はしやすく、コントロール軸にも採用されることに。
>腐食の絶命
>コスト1 エルフ スペル ゴールド
>自分のリーダーは「自分のターン終了時、相手のフォロワーすべてを-1/-1する」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たず、この能力は3回働くと失われる。
デバフ効果をリーダー付与。序盤なら脅威の制圧力を発揮する。
後半になると焼石に水になりがちだが、崇拝者と組んでデッキ圧縮等の役目は持てる。
>絶命の不殺・エズディア
>コスト3 エルフ フォロワー レジェンド
>3/3
>ファンファーレ 絶命の痛撃1枚を手札に加える。
>このバトル中、自分のリーダーは「相手のターン開始時、攻撃力0以下のランダムな相手のフォロワー1体を破壊する」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たない。
>5/5
>進化時 自分のリーダーは「自分のターン終了時、攻撃力1以上のランダムな相手のフォロワー1体を-6/-0する」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たず、この能力は3回働くと失われる。
>絶命の痛撃
>コスト1 ビショップ スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体を-6/-0する。
>エンハンス 10; 自分のリーダーは「次の自分のターン開始時、相手のリーダーに20ダメージ」を持つ。
森の力で生まれ変わったアマツへの敗北を機に、殺意全開になったエズディア。
10PPも使ってトドメを刺せない、という欠点から一転、11ターン目を迎えれば必殺ダメージ、という攻撃的なトークン生成能力を得た。
……が、11ターン目と遅い上に効果ダメージなのであっさり防がれるおそれもあるとイマイチ。
本命は攻撃力0の除去と攻撃力-6という強烈なデバフ。
攻撃力0だけど微妙に邪魔になる鐘天使も殴らずに倒せる。
**愛絶
テーマは「狂乱」
あまり能力に統一感や特異性は無く、ヴァンパイアデッキの補強・サブプランとして有用なカードが揃う。
姦淫は他者がいて成立する。その為に『愛絶』=憎悪を以て、人と人を隔てる。
>姦淫の隠者
>コスト2 ヴァンパイア フォロワー ブロンズ
>2/2
>潜伏
>攻撃時 狂乱 状態でないなら、自分のリーダーに1ダメージ。狂乱 状態なら、+2/+2する。
>4/4
>進化前と同じ能力。
序盤に出せば狂乱稼ぎ、中盤以降なら高コスパ打点となる。
潜伏のお陰でいずれの能力も発揮しやすいのが強み。
>愛絶の崇拝者
>コスト1 ヴァンパイア フォロワー シルバー
>1/1
>ファンファーレ 自分のリーダーに1ダメージ。渇望状態なら、+1/+1する。
>3/3
>進化時 狂乱状態なら、相手フォロワーすべてに2ダメージ。
狂乱稼ぎの他、後攻1ターン目なら1/2/2 と出だしを支える。
軽量なのでハンドレス軸とも好相性。
>憎悪する愛絶
>コスト1 ヴァンパイア スペル ゴールド
>自分のヴァンパイア・フォロワー1体はドレインを持つ。
>自分のリーダーに1ダメージ。
回復と自傷を兼ねたヴァンパイアらしい1枚。
手軽だが、デッキを1枚[[埋める]]には少々物足りないか。
>愛絶の姦淫・ヴァーナレク
>コスト2 ヴァンパイア フォロワー レジェンド
>1/2
>疾走
>ファンファーレ 愛絶の飛翔 1枚を手札に加える 。狂乱状態なら、+2/+2する。
>ラストワード 狂乱状態なら、ラストワードを持たない愛絶の姦淫・ヴァーナレク7枚をデッキに加える。
>3/5
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
>愛絶の飛翔
>コスト0 ヴァンパイア スペル レジェンド
>自分のフォロワー1体は「攻撃時 お互いのリーダーとフォロワーすべてに1ダメージ」を持つ。
>エンハンス 2;上述の能力をさらに1つ持つ。
愛も姦淫も醒めて受け流すユヅキに敗北し、可愛さ余って憎さ100倍のヴァーナレク。
トークンで盤面処理しつつ自傷が可能。ただし、自軍も巻き込む点には注意。
そして狂乱時効果では何故か7体に分身する。
低コスト疾走を大量に確保できるが、行先がデッキなのでフィニッシャーとしては不安定。
**空絶
テーマは「財宝」
今回は財宝スペルの発動に呼応する能力や、財宝を融合素材に使うカードが登場。
実装当初はこれで盤面を強化していたのだが、如何せん財宝自体のコスパが相対的に落ちた為、直ぐにオクトリス以外は姿を消していった。
奪った物をあえて返す『空絶』により、次の簒奪への恐怖に抗わせる。
>簒奪の隠者
>コスト3 ロイヤル フォロワー ブロンズ 兵士
>2/3
>ファンファーレ 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。自分のPPを1回復。
>連携 7; 1枚ではなく、2種類を1枚ずつ。1回復ではなく2回復。
>4/5
出てくる財宝こそランダムだが、その場で使うPPが付いてくる。
そのまま使用するもよし、財宝とPPを使い分けるもよしと臨機応変に動ける。
>空絶の崇拝者
>コスト1 ロイヤル フォロワー シルバー 兵士
>1/1
>自分が財宝・カードをプレイしたとき、進化する。
>自分のターン中、自分の他のフォロワーが進化したとき、黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
>2/2
>自分のターン中、自分の他のフォロワーが進化したとき、黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
財宝で進化し、味方が進化すると財宝GET。
単体でも便利だが、2体以上並べることでガンガン財宝を増やすことも。
>極意たる空絶
>コスト1 ロイヤル スペル ゴールド 財宝
>相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>自分がこのバトル中に融合かプレイした財宝・カードの合計が(これを含めず)4枚以上なら、2ダメージではなく4ダメージ。自分のリーダーを4回復。
初のデッキに入れられる財宝。
……だから何だ、という微妙な性能。条件を満たすまでは金色のブレイジングブレス。
>空絶の簒奪・オクトリス
>コスト3 ロイヤル フォロワー レジェンド 指揮官
>3/3
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を選択する。それがラストワードを持つなら、これは同じラストワード を持つ。攻撃時 守護 疾走 必殺 ドレイン 突進 交戦時 も同じ。
>ファンファーレ 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。連携 8; 「EPを消費せず進化できる」を持つ。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)
>5/5
>進化時 空絶の残光1枚を手札に加える。
>空絶の残光
>コスト1 ロイヤル スペル レジェンド
>融合 ; 財宝・カード
>これに融合 したとき、カードを1枚引く。
>
>相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに4ダメージを割りふって与える。
>「これに融合した枚数」が4枚以上なら、4ダメージではなく8ダメージ。
カゲミツの絶技と闘志に敗れるも、更なる戦いを挑むオクトリス。
ラストワード強奪は、複合コピー能力に変化。だが「進化時」などは奪えないので、主にラストワードが目当てになるだろう。
もう一つの目玉は進化時のトークン。振り分け式だが盤面を処理すれば強打を狙える。
財宝特化のスピード不足が目立ってからも、連携で無料進化出来る点から採用されることも。
**絶尽
テーマは「コスト軽減とプレイ数」
極限まで削ったコストでスペルもフォロワーも連発する。
嘘を出し尽くさせる『絶尽』により、残った真実を吐き出させる。
>真実の隠者
>コスト5 ウィッチ フォロワー ブロンズ
>1/1
>ファンファーレ カードを2枚引く。自分のPPを3回復。
>3/3
差し引きコスト2でドロー2枚しつつ1/1が出て来る。
効果は十分なのだが、如何せん序盤に使えない、スペブは稼げない、盤面では貧弱、という欠点が目立ってしまいがち。
>絶尽の崇拝者
>コスト3 ウィッチ フォロワー シルバー
>0/2
>疾走
>自分がカードをプレイするたび、+1/+1する。
>2/4
プレイ枚数に応じてバフがかかる疾走。
決して弱い効果ではないが、手札を整えないと機能しないコスト3、というのが割と使い勝手が悪く、
環境内で居場所を確保できずにいるのが実情。
バフ系のアミュレットが入れ替わりでローテ落ちしたのも痛かった。
>解放の絶尽
>コスト6 ウィッチ スペル ゴールド
>自分のPPを3回復。
>コスト最大のウィッチ・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。そのコストが9以上なら、-2する。
ほぼライオのリクルート専用カード。他のコスト9以上のウィッチフォロワーは大抵スペルブーストが前提となっている。
事前にライオを引かずに使えば次のターンにライオを出せるが、他の高コストカードを採用し辛くなるのが難点。
>絶尽の真実・ライオ
>コスト9 ウィッチ フォロワー レジェンド
>9/9
>自分のターン中、これが自分のデッキから手札に加わるとき、公開して、絶尽の偽証1枚を手札に加える。
>ファンファーレ 自分のデッキのカードすべてのコストを1にする。
>11/11
>進化時 相手のフォロワーすべてに9ダメージ。
>絶尽の偽証
>コスト3 ウィッチ スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体とランダムな相手の他のフォロワー1体の攻撃力/体力を1/1にする。
真実を覆い隠すクオンの陰陽術に敗れたライオは、真実を探るのでなく尽きるまで偽ることを迫る。
リメイク前と違って9尽くしになった豪快なスタッツと能力が持ち味。
ただ、解放の絶尽を使っても降臨は7ターン目と遅め。
しかもコスト1になるのはデッキのカードなのでその後に引かなければ意味が無く、コスト低減を活かすのは非常に難しい。
ライオ自身も耐性が無いので打点にも期待し辛い。
**干絶
2枚しかないカードにドロー位しか共通性が無く、テーマらしいテーマは見当たらない。
『干絶』……ヒントになるフレーバーテキストは少ないが、干上がった世界で否応無しに人々は貪欲になる、ということのようだ。
恋という言葉を交えた言い回しは「女(男)日照り」という言葉も想起させる。
>降誕する干絶
>コスト2 ニュートラル スペル ゴールド
>このバトル中、お互いのリーダーは「ターン終了時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
永続的な手札補充効果を得られる。ただし相手も。
字面ではデメリットが大きいが、元々手札が多くなりがちなウィッチやネメシス相手なら実質自分が安定して手札を稼げるし、
手札0枚を保ちたいハンドレスヴァンプの妨害にも使える。
終盤に来ても完全に腐ってしまう点も含めて、運要素が強めのカード。
>干絶の飢餓・ギルネリーゼ
>コスト2 ニュートラル フォロワー レジェンド
>2/2
>直接召喚 自分のターン開始時、自分と相手のPP最大値が10なら、これを1枚、自分のデッキから場に出す。その後、干絶の甘露 1枚を手札に加える。
>ドレイン
>4/4
>ドレイン
>進化時 場のフォロワー1体を+2/-2する。
>干絶の甘露
>コスト0 ニュートラル スペル レジェンド
>相手のリーダーに5ダメージ。
>自分のリーダーを5回復。
>カードを5枚引く。
>相手のリーダーは「次の自分のターン開始時、手札をランダムに5枚捨てる」を持つ。
特に戦っていた描写が無い為、何しているのかよくわからない人。
フレーバーテキストも[[隠しメッセージ]]含めて絶傑の総括的な内容が多い。
直接召喚時に得られるトークンの効果は凶悪の一言だが「PP10とか遅すぎ」「引いちゃったらおまけつきファイター」とリメイク前同様に前評判は今一つだった。
実装直後においても「9ターン目までのワンターンキルを喰らうと強みが活きない」という弱点が目立っていた。
が、その後環境の変遷で10ターン目までもつれ込みがちになると、トドメの一枚として浮上。
途中で引いてしまっても6回復や耐性持ちの除去にも使える点も価値を増し、新絶傑の中でも採用率は高め。
追記・修正お願いします。
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- バンプアップ……? -- 名無しさん (2018-11-03 23:22:48)
- このテーマの問題はマゼルペインと侮蔑破壊以外に専用構築する意味が薄すぎること -- 名無しさん (2018-11-04 00:02:46)
- なんかどれも色々と惜しいよね…侮蔑はナーフでコンボ性消えたし -- 名無しさん (2018-11-04 00:30:26)
- エズディアはハイランダーエルフだと相性悪くないんだよなあ。まあ一枚しか入れられないから引けなきゃ意味ないんだけど -- 名無しさん (2018-11-04 00:43:27)
- 飢餓と簒奪の位置は違う気がする -- 名無しさん (2018-11-04 00:54:19)
- 一番偉いんだから絶傑から紹介すればいいのに、ついでに全員に使用する武器の設定とか無駄に凝ってるのも触れてほしいわw -- 名無しさん (2018-11-04 03:41:05)
- 侮蔑の絶傑はイラストが最高にエロ -- 名無しさん (2018-11-04 12:08:32)
- わざわざ十傑や設定を用意したのに活かせてない感が半端ない。 -- 名無しさん (2018-11-04 12:46:50)
- シャドバよりもグラブル用のキャラクターって感じがする -- 名無しさん (2018-11-04 16:24:31)
- 不殺ジジィ効果自体はシャドバしてて強いから下手に上方修正も出来ないのもマイナスポイント -- 名無しさん (2018-11-04 20:00:15)
- 開闢の予言者は1~10までの数字をテキストに含むモーセが元ネタっぽいカードだけど、ここに加えるには違うのかな -- 名無しさん (2018-11-04 23:24:17)
- 絶傑と明確な関連性はないから加えるのはなぁ -- 名無しさん (2018-11-05 00:06:42)
- ↑4シエテ「なーんかウチのパクリっぽいよねー」 -- 名無しさん (2018-11-05 09:44:15)
- 確かにグラブルにも出してきそうな感じある -- 名無しさん (2018-11-05 16:02:37)
- 十賢者の実装も遅れてるのにグラブルに出してきたらそれこそ第二次覇空戦争が始まるぞ -- 名無しさん (2018-11-05 16:50:21)
- 荒らしの書き込み削除 -- 名無しさん (2018-11-05 17:04:53)
- セラフは一応テキストによると絶傑と関係あるらしい -- 名無しさん (2018-11-05 23:39:12)
- 開闢の預言者は流用元の神バハでモーセって名前だから逆輸入されたら関連付けされそうな感じ -- 名無しさん (2018-11-06 02:12:37)
- ライオとルルナイがエズディアと同格ってのはなくない?実際どっちも時々ランク戦で姿見るし、効果自体はエズディアより遥かにまともだし。 -- 名無しさん (2018-11-10 18:03:44)
- この調子で絶傑カード追加されるとここも分割しなきゃいけなくなりそうだ -- 名無しさん (2019-02-06 13:48:47)
- リーシェナちゃん単品ならとにかく、メイシアと組み出したのがほんとにヤバイ -- 名無しさん (2019-03-07 12:28:10)
- ライオはスペルウィッチの戦闘力がマシンとの複合や開闢のおかげで高まってきたし、エズディアも環境の低速化とオーディンの登場で中々熱くなってきてる。ルルナイ頑張れ……! -- 名無しさん (2019-04-09 22:55:41)
- 最近だと使われてる度合いは姦淫、簒奪>侮蔑>飢餓>>破壊、真実>>>不殺、安息>>>>>>>>沈黙ぐらいな気がする。 -- 名無しさん (2019-05-08 12:51:24)
- 少し今更だけどガルミーユとリーシェナスキンおめでとう -- 名無しさん (2019-07-02 21:12:54)
- ついにローテ落ちかー -- 名無しさん (2019-12-26 02:05:31)
- 今さらだけどリメイクおめでとう -- 名無しさん (2022-02-28 21:11:28)
- 「侮蔑の隠者」の内容が「安息の隠者」の物になっていたので修正しました。 -- 名無しさん (2023-07-20 00:26:33)
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&font(#6495ED){登録日}:2018/11/03 Sat 22:02:27
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&font(#6495ED){所要時間}:約 50 分で読めます
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絶傑とは、デジタルトレーディングカードゲーム『[[Shadowverse]]』に登場するカード群のこと。
第十弾カードパック「十禍絶傑」の目玉カードであり、この[[ゲーム]]初の「[[クラスの境界をまたいで共通性を持ったカード群>サイクル(TCG)]]」である(ただし仕様上ニュートラル以外の絶傑を同時にデッキに入れることはできないが)。
ここでは、それぞれの絶傑と関連性が深いカードも同時に紹介する。
#contents
*【概要】
詳しい説明はゲーム内では特にされていないが、マゼルベイン以外の絶傑はそれぞれ固有の「集団」を率いているリーダー的存在であることが示唆されている。
レアリティはいずれも最高位のレジェンド。そして、それぞれの下に特に名前のないモブとして「従者(ブロンズ)」「信徒(シルバー)」「使徒(ゴールド)」と、スペルorアミュレット(レアリティはそれぞれ異なる)の5種類のカードが存在している。
ただし、前述のようにマゼルベインはただ単独である孤高の存在なので、配下は存在しない。また、なぜかギルネリーゼも使徒とスペルだけしかなく、従者と信徒は存在しない。
次弾の次元湾曲においても「狂信者」と絶傑をテーマとしたスペルが追加された。
ただしニュートラルだけは事情が異なりマゼルベインに狂信者は当然ながら追加されず、ギルネリーゼに関してはそもそも追加無しとなっている。
いずれもレジェンドに相応しい強力な効果を持ったカードばかり……なのだが、実際の環境における強さについてはかなり格差がある。
2019年6月現在の環境における強さを大まかに示すと、
''真実>姦淫・侮蔑・安息>破壊・簒奪・飢餓>不殺>>>>>>越えられない壁>>>>沈黙''といった感じ。基本的には左に行くほど強いと考えて貰えればよい。
実装当初は侮蔑が頭一つ抜けて強かったのだが、ナーフによりかなり弱体化されてしまったため、この立ち位置となった。
マゼルベインはかなり強さにムラがあり、扱うクラスによってもかなり強さが変わってくる事、勝てる時は上位陣を食うほど勝てるが、環境を支配するほどではない、といったところがあるのでランク外とさせてもらった。
以前はライオ、ルルナイ、エズディアが雑魚絶傑と言われていたが、最近はライオは「開闢の予言者」デッキや純粋なスペルウィッチなど様々な場面での採用が増えており、エズディアもローテーションでは【コントロールエルフ】におけるフィニッシャーとして、アンリミテッドでは「古き森の白狼」と「白銀の矢」を組み合わせた1ターンキルデッキへのキーパーツとしての採用がチラホラ見られるように。ルルナイだけは次元歪曲で3/3/3の[[ライバル]]も登場し、元々の不安定さも相まってほぼ姿を見なくなっている。
ちなみに、それぞれの絶傑は「モーゼの十戒」が裏テーマとなっていることが考察されている。
全体的に男性の絶傑のチームは、十戒を拡大解釈し、極端な程に守ろうとしているのに対し、女性の絶傑のチームは十戒を逆に「守ってはならない」とすることをテーマにしている。
また、絶傑の能力は必ずどこかに対応する十戒の数字が存在する。
まぁルルナイやマーウィン、ガルミーユのようにかなり徹底しているパターンもあれば、リーシェナのように「2枚のアーティファクトを使う」のようにやや強引なパターンも見られるが。
オクトリスに至ってはPP回復まで使って無理矢理「8」にしている。((しかし深読みしようとすれば、このカードは3/2/3でこれらの合計は8であり、エンハンス含めて進化した場合ステータスの合計上昇値も8なのでそこまで無理やりではないともいえる))
以下、十戒の順番に沿って紹介していく。
**唯我
>唯我の一刀
>コスト5 ニュートラル スペル ゴールド
>自分のフォロワーが進化したとき、自分の場のフォロワーが1体なら、このカードのコストを3にする。
>相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを破壊する。
スタンダードの確定除去エクスキューションに場が単体の時限定でルーンの貫きのようなコスト軽減効果のついたスペル。
場を単体にする必要があるマゼルベインとの相性は抜群だが惜しむらくはこのカードも1枚しか投入できない点か。
【マゼルベイン】以外にも、横展開を主体としない【ランプドラゴン】等では、ユーティリティの高い除去カードとして採用するのも手だろう。
>唯我の絶傑・マゼルベイン
>コスト6 ニュートラル フォロワー レジェンド(能力修正前)
>コスト&b(){5} ニュートラル フォロワー レジェンド(能力修正後)
>4/4
>ファンファーレ 自分のデッキに重複するカード(唯我の絶傑・マゼルベインを除く)がないなら、このバトル中自分のリーダーは
>「自分のターン終了時、自分の場のフォロワーが1体なら、ランダムな自分のフォロワー1体を+2/+2して、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージと、相手のリーダーに2ダメージ」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たない。
#center(){&color(gray){&size(25){群生する意思、孤高にて絶つ}}}
どことなくプッチ神父に似ている黒人キャラ。絶傑の顔であり、登場回数は最も多い。[[二つ名]]は「絶対信仰」。
対応する十戒は「主が唯一の神であること」
唯我の試練を与える理由は「世界が個として強くなるため」
武器は天地を両断するという「1」本の黒い大剣「信仰剣・ミヒライテ」
シャドウバース史上初の[[ハイランダー>ハイランダー(TCG)]]構築を強要してくるカード。
一応、マゼルベインが効果を発動する際にデッキに重複カードがなければいいので、マゼルベインより先に重複カードを引き切れば非ハイランダーでも使えるが、実際の所あまりに不安定すぎるので結局はハイランダーで構築するのが一番楽だろう。
また、&font(l){2枚以上マゼルベインが当たってしまったというクレームを避けるためか}マゼルベイン自体の重複は許容されるので、厳密な意味でのハイランダーデッキには当たらない。
実戦で使う場合はできるだけ早くマゼルベイン効果を発動しないと話にならないので、マゼルベイン3積みはしておきたいところ。
効果の方は、これでもかというほど強力な効果を詰め込んだファンファーレ能力。ステアップと、バーンと、敵フォロワー排除を同時に行う。
ただし、自分の場にフォロワー1体だけであることが条件。どこまでも「唯我」であることを求めてくるのである。
必然的に、大量展開型のデッキとは相性が悪め。逆に「フォロワーがいない」状況でも効果が発動しないので、毎ターン確実にフォロワーを場に補充し続ける必要がある。
専用構築必須で、ハイランダーの性質上カードの引きに大きく左右されて強さが安定しない節があるが、効果自体は強力。また、扱うクラスによっても強さが大きく左右されるため、ドラゴンやロイヤルなど、単体で性能が完結しているパワーカードが多いクラスであればかなり好相性。逆にネクロマンサーやウィッチ、エルフやネメシスなど単体ではなく他のカードとのシナジーを活かして戦うタイプのデッキとの相性は最悪。この辺は組み方次第ではあるが。
「マゼルベイン3枠を除く37枚を全て違うカードにする」ことを求められるため、普段のデッキ構築とはかなり異なる組み方が求められる。
普段は滅多に使わないようなカードが採用圏内になったりして、「組むだけでも楽しい」という意見もある。最近ではテンポラリーカードと呼ばれる&bold(){前環境までの全てのレジェンドカードを一枚無料で使える}機能が追加、デッキ構築のハードルが大幅に下がった為使ってみるのも一考。
2pickではできれば避けたいカード。
盤面の取り合いが中心になる2pickでは、確かに発動出来れば効果自体は優秀なのだが、そもそも「同名カードを取らずにデッキを組む」こと自体がかなり難しい。
最後の方に選択肢として現れても、''既に同名カード取りまくった後''だったりして何の意味もなかったりすることも。
完全に同名カードを避けきってデッキを構築できるならば、取るのは一手ではあるが……。
余談だが、STRにて「毎ターン、お互いの手札のカードコストをランダムに3軽減、デッキ内に重複するカードがないプレイヤーは10軽減」という能力を持つ「天界の門」という新たなハイランダー構築専用カードが登場している。
ただし、マゼルベインは単体で動ける良質なフォロワーを1体展開し、それを強化したり相手を除去したりして盤面を取るのに対し、こちらは本来ならあり得ない高コストのカードをハイスピードで展開したり、通常はコストの関係上不可能なカードを組み合わせたり、あるいは単純に強力なカードを一気に複数体展開したりするという方向性で能力が組まれており、マゼルベインとの相性が実のところあまりよろしくない。
組み合わせる事自体はもちろん可能だが…。
第16弾実装に伴い、遂にローテ落ちし他の絶傑同様アンリミテッドでしか使えなくなった……のだが、「ハイランダーデッキ専用の特殊なポジションであること」が考慮されたのかなんと''コスト5にされる''上方修正が施された。
別に他の絶傑と比較して極端に弱い、ということもなかったのだが、おそらく「マゼルベインが使えなくなること」によるデッキ構築幅の減少が他のカードよりも大きいことが理由だろう。
そのため、今まではコストの都合で組み合わせにくかった6コストカードを多く入れた新生マゼルベインハイランダーデッキが開発されるに至っている。
アンリミテッドは魔境と称されるほどの激戦区だが、それでも対処を怠ると喰われることもあるなど地雷デッキとしてそれなりの立場は維持している。
#center(){&color(gray){&size(25){世界は進む}}}
**破壊
クラスは[[ネメシス>ユアン(shadowverse)]]。
テーマは「自分の場のフォロワー/アミュレットを破壊して効果発動」。
これに合わせるように「光明齎す発明家」のように「破壊できないアミュレット」を生成する効果を持つカードが追加されたので、
これをターゲットに能力を発動することで盤面上の有利を失わずに能力を発動できる。また、どの道相手ターン終了時に破壊される操り人形をコストにすれば、低コストで効果を使える。
なお、破壊対象にできるのはネメシスのフォロワーとアミュレットだけなので、ニュートラルの「純心の歌い手」のような有用なラストワード持ちを破壊することはできない。
またカウントダウンを持つアミュレットも壊せない。ロボミ発進指令とかと組み合わせて悪用されるからね。
所属するメンバーは「チーム・破壊」。リーシェナを崇める%%ドルオタ集団%%宗教団体である。
対応する十戒は「&ruby(アイドル){偶像}を崇めてはならない」。
>破壊の従者
>コスト3 ネメシス フォロワー ブロンズ
>2/3
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージ。
平均クラスのスタッツにランダムダメージ効果を持ったドルオタ。
効果自体はそれなりに優秀だが、とりたてて優先するほどでもない、といった感じ。同コスト帯にもっと使いやすいフォロワーも多い事や、スペルではあるがこれより2コストも低くダメージも1多い破壊の愉悦が存在する事が難点。
>破壊の信者
>コスト2 ネメシス フォロワー シルバー
>1/2
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、カードを2枚引く。
スタッツは低めだが、確実なドローソースとして使えるオネエ。ネメシス版《デーモンイーター》
序盤の攻防において手札補充手段として活躍してくれるほか、破壊に耐性があるものを対象にすればノーデメリットで2ドローが可能。
>破壊の使徒
>コスト4 ネメシス フォロワー ゴールド
>3/3
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、それと同名のカードを手札に加え、そのコストを-3する。
#center(){&color(orange){「最も後ろで彼女を見つめる…」 「ボクは彼女を知っている…」 「ボクには分かる」 「尊いなぁ…」}}
かなり悪用ができそうな能力を持ったドルオタ。一見従者に比べて落ち着いた風貌に見えるが、&bold(){台詞をよく聞くとかなりヤバイ空気が漂っている}。
破壊不可能なアミュレットを選択しても、それと同名カードを加えることができるため、白き破壊のアーティファクトや黒き破壊のアーティファクトを加えることもできる。
また、&bold(){リーシェナ本人をこの能力でぶち殺そうとする}のも実は結構有用だったり……&font(l){やっぱりヤバイドルオタな気がする}
&font(l){最近は某自称英雄の黒幕をぶち殺しては8ターン目に15点を超える疾走を実現させたりする事も多く、推し変えしたと揶揄される事も}
>破壊の狂信者
>コスト5 ネメシス フォロワー ブロンズ
>4/5
>ファンファーレ 自分の場に他のネメシス・フォロワーかカウントダウン を持たないネメシス・アミュレットがあるなら、その中から1枚を破壊して、アナライズアーティファクト1体を出す。
信者をキャントリップにした代わりに2/1がついてくる感じの効果で、スタッツはコスト相応だが少々重い。
&font(l){他の狂信者カードの破壊ボイスが「狂え」というニュアンスで統一されている中、こいつだけ「抱き枕も作ろうかな」とある意味一番狂ってる。}
>破壊の歌声
>コスト4 ネメシス スペル ゴールド
>自分のネメシス・フォロワーかカウントダウンを持たないネメシス・アミュレット1つを選択して破壊する。
>相手のフォロワー全てにXダメージ。Xは「選択したカードのコストの値」である。
全体ダメージスペル。白/黒の破壊のアーティファクトを選択すれば、驚きの''4コスト10点ダメージ''。
準備に手間取るため、汎用性はあまりないが、切り返しの一手としては非常に強力なので、1枚忍ばせておいて損はないだろう。
>破壊の愉悦
>コスト1 ネメシス スペル ブロンズ
>自分のネメシス・フォロワー1体かカウントダウンを持たないネメシス・アミュレット1つを破壊する。相手のフォロワー1体に4ダメージ。
ネメシス版《呪われた忠誠》あるいは《フランの呪い》。
やはり破壊できない効果をもつアミュレットなどと組み合わせるのが良いだろう。
余談だが、Fate とのコラボ時はネメシスはこのカードがコラボカードとしてピックされた。ネメシスのコラボリーダーが言峰だからだろう。
>破壊の絶傑・リーシェナ
>コスト4 ネメシス フォロワー レジェンド
>1/4
>必殺
>このフォロワーは、カードの能力によって破壊されない。(攻撃によるダメージや、能力によるダメージでは破壊される)
>進化時 白き破壊のアーティファクトを手札に加える。
>白き破壊のアーティファクト
>コスト10 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>このアミュレットは、カードの能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。
>ファンファーレ 黒き破壊のアーティファクト1枚を手札に加える。
>黒き破壊のアーティファクト
>コスト10 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>このアミュレットは、カードの能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、相手のリーダーと相手のフォロワーすべてに5ダメージ。自分の場に白き破壊のアーティファクトがあるなら、5ダメージではなく10ダメージ。
#center(){&color(orange){&size(25){ボクを崇めて信じて祈ってよ!}}}
''シャドバでも非常に希少なボクっ子''%%一部[[男の娘]]派も存在するようだが%%
「チーム・破壊」の頂点に立つトップアイドル。二つ名は「殺戮の歌姫」。
明らかに萌えを全面に押し出したキャラデザで、他の絶傑たちと比べてもかなり異色。
破壊の試練を与える理由は「自身が唯一の&ruby(アイドル){偶像}として君臨するため。」&font(l){使徒もヤバいが彼女自身も大概にヤバい。}
武器は歌声を破壊へと変換する「2」つの像、「白の章」「黒の章」。すなわち効果で加わる2枚のアーティファクトのことである。
単体での効果は、破壊耐性持ちの必殺付きフォロワー。弱くはないが、やはり進化時効果こそが本領。
進化すると、白き破壊のアーティファクトを手札に加え、これをプレイすることでさらに黒き破壊のアーティファクトを手札に加えることができる。
共にコスト10と非常に重いが、自分のフォロワーが破壊される度にコストダウンするので、操り人形などをひたすら突貫させれば割とあっさりとコストは削れる。
白の方は永続回復効果。地味だが、時間稼ぎとしてはそれなりに使える。
黒の方がリーシェナの本体とも言える効果で、使用時は大体白とセットで使うことになるので、''毎ターン全体10ダメージ''というゲームエンド級の火力を叩き出す。
耐性があるのは「破壊」だけなので、フォロワー・アミュレット問わず「堕天使」に変身させる「堕天」には要注意。
また、黒が起動するのは「自分のターン開始時」なので、相手には丸々1ターン動く猶予がある。
白・黒共に直接相手を妨害する能力は何もなく、相手リーサル圏内で出しても悠々とフィニッシュを決められるだけなので出すタイミングには気を付けたい。
#center(){&color(orange){&size(25){世界は進むよ!}}}
**沈黙
クラスは[[ネクロマンサー>ルナ(shadowverse)]]。
テーマは「相手の能力封じ」。
様々な形で、相手の行動手段を間接的に奪うことに長けているタイプ。
その代わり、直接的なパワーカードには少々欠けている面があり、絶傑もゲームの展開を一発でひっくり返すほどの力はない。
また、この手の能力の常として「刺さる相手には劇的に刺さるが、それ以外の相手にはただのバニラにしかならない」というのが難点。メタの対象となるデッキが環境に余程跋扈しているのでもなければ基本的にそこまでの活躍は見込めない。
総じて書かれていること自体は決して弱くはないのだが刺さる局面がかなり限定される為、現状だと使用率はかなり低い。メンバーごとでメタの対象がバラバラな上、能力の性質上仕方ないとはいえ一個の軸として成立し難いのも難点である。
所属するメンバーは「黙する者たち」。
絶傑配下の進化後のフレーバーテキストは「各使徒が説いた教理」が決まりだが、沈黙の使徒だけは手記という形で声にせず説いてるところがとても沈黙らしい。
対応する十戒は「神の名をみだりに唱えてはならない」。
>沈黙の従者
>コスト2 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ
>2/2
>ファンファーレ エンハンス 6; +3/+3する。相手のフォロワー1体は、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
エンハンスすることで相手の能力を失わせることができる。厄介なラストワードを封じたり、守護を無効化して直接相手を殴ったりとなかなか便利。
ただし、エンハンス時のコストが少々重い。
正直、パワーアップ効果はいらないので、もう少し低コストで撃てたら……という感じ。
そもそもネクロマンサーにはコストもスタッツも同じで能力発動条件のみが異なる「禁呪の恋人・サルナーン」というカードが存在する。
こちらはネクロマンス6とやや墓場消費が重いが、エンハンスではないので墓場さえ溜まっていれば低コストで撃てる。
>沈黙の信者
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー シルバー
>1/4
>守護
>交戦時 交戦する相手のフォロワーが疾走 か突進 を持つなら、そのフォロワーを-2/-0する。
>ファンファーレ エンハンス 6; +3/+3する。
突進や疾走能力に対してメタになる守護持ち。
一番刺さるのはメインの除去手段が小型フォロワー突進ネメシス、疾走持ちのゴーストで処理する《幽霊支配人・アーカス》軸のネクロマンサー。
この2つに対してはそれ以外の除去手段がない場合は完全に止まってしまう。
とはいえかなり限定的な能力な感は否めなく、取ってつけたようなエンハンスも微妙。他の沈黙テーマの中でもかなりニッチな需要を突いたフォロワー…だったが、STR期にはアンリミテッドで【アーティファクトネメシス】が大流行。そのメタカードとなるこのカードがネクロの強力な守りの要として機能するまさかの展開を迎えた。その他の流行デッキも【アグロヴァンパイア】、【フェイスドラゴン】等の疾走・突進を重要なギミックとするデッキなので決してピンポイントメタで終わらないのが更に強力。
>沈黙の使徒
>コスト4 ネクロマンサー フォロワー ゴールド
>3/4
>ファンファーレ 守護 を持つ相手のフォロワー1体を破壊する。
守護破壊能力を持ったゴリアテ。
守護で慢心した相手を一気に叩き潰せるため、能力自体は悪くないが、そもそも守護がいないと本当に単なるゴリアテでしかないのが難点。
一応コスト相応の強さはあるので、1枚ぐらい刺しておいてもいいかな、というぐらいな感じ。とは言え現状ではネクロマンサーの主流である【アーカスネクロ】との相性も悪い事も足を引っ張り、見る事は殆どない。
>沈黙の狂信者
>コスト4 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ
>2/4 必殺
沈黙を狂信しすぎていっそ清々しいレベルに簡潔な効果になってしまった狂信者カード。
&font(l){体力寄りのメタのつもりだとしてもむしろこいつがリーシェナあたりに沈黙させられそうな気がしなくもない。}
>沈黙の粛清
>コスト1 ネクロマンサー スペル ブロンズ
>相手のフォロワー1体は、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
>エンハンス 5; そのフォロワーを破壊する。
かなり小回りの利く低コストスペル。厄介な能力をまとめて封じることができるため、立ち回りがかなり楽になる。
5コスト払うと確定除去となり、しかも能力を失わせた後に破壊できる。やっかいなラストワードを持つ相手等には効果抜群。%%こいつを入れてまで対策したい相手が現状存在しない事を除いては%%
「変身」以外の方法で「輝く熾天使・ラピス」を完封できる数少ない手段であることは一応覚えておこう。
>沈黙の詩
>コスト1 ネクロマンサー スペル ゴールド
>カードを1枚引く。
>自分のフォロワー1体は、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
>エンハンス 4; 自分のフォロワー1体ではなくお互いのフォロワーすべては、能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う
自分のフォロワーを沈黙させるという変わり種のスペル。能力を持ってないフォロワーに使えば擬似的なキャントリップとして使える。
エンハンスも面倒なフォロワーの能力を失わせたり、こちらのゴーストのターン終了時消滅を失わせたりと小回りが利く。
>[[沈黙の絶傑・ルルナイ]]
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー レジェンド
>3/3
>ファンファーレ ネクロマンス 3; 次の自分のターン開始時まで、相手の手札のスペルすべてのコストを+3する。
#center(){&color(purple){&size(25){音……言葉……消えろ……}}}
3番目の十戒だからか、能力が全部「3」で統一されたなかなかすごい絶傑。二つ名は「黙する怨讐」
沈黙の試練を与える理由は「世界に静寂という名の平等を齎すため」
武器は撒き散らされる怨讐によって周囲を狂わせる「3」枚の刃を持つ巨大な鎌「&ruby(とどろき){轟}」
コスト3でデメリットのないフォロワーの能力値は「2/3」か「3/2」が普通なので、純粋にこのスタッツだけでもそれなりに強い。
ファンファーレ能力は、低コストで撃てる能力としてはかなり強烈なスペル封じ。特にスペル軸のウィッチはこれ一発でほぼ完全に機能停止する。
ただ、「現在の手札」にしか干渉できないので、次のターンに引かれたスペルは元のコストのまま。また、ロイヤルの《魔導狙撃士・ワルツ》やドラゴンの《銀氷のドラゴニュート・フィルレイン》のように、フォロワーをプレイする事で得られる[[トークン]]スペルにも当然効果はかからない。最も刺さると思われたウィッチは実装当時は相性の悪い相手が多い事からそもそもあまり数がいない上、どちらかというとフォロワーを大量に並べるマナリア型が主流なのも逆風だった。
後にスペルウィッチが再び数を増すが、それでも下記する問題のせいで使われる事は殆ど無かった。そしてそのウィッチの中には同じく最弱を競い合っていたライオの姿が…
また、これがかなり大きな穴なのだが、''エンハンスの際のコストには無力''。更に言うと、''アクセラレート効果についても%%スペルとしての扱いでプレイしているにも拘らず%%効果が掛からない''。
加えて、肝心なメタの対象であるウィッチについても''スペルブーストによりコストが軽減される類のスペルに対しては、スペルブーストによるコスト減少でルルナイの効果が相殺される。''例えば、元がコスト8でスペルブーストによりコストがー1されるウィッチスペル《炎の握撃》を11回スペルブーストした場合、ルルナイの効果でコストが+3されたとしてもスペルブーストによるコスト減少と相殺されて0コストのままなのである。
これらの問題が足を引っ張ってか、高めのスタッツと効果から事前評価はかなり高かったのだが蓋を開けてみれば(スペックは決して低くないにもかかわらず)ほぼ環境で見る事はないという残念なカードになってしまった。まあネクロマンサーの場合もう一方のレジェンドが相当強力な代物だったのでバランス的にも仕方なかったのかもしれない。上記の評価ではかつては真実・不殺と並んで最弱評価となっていたが、スペル主軸のウィッチが流行れば強力なメタになる事は事実なので環境によっては活躍できる見込みがある分他の二つに比べれば幾分はマシといえる…と慢心していた結果その2人も出世してしまった事でいよいよ絶傑最弱の称号が確実なものになりつつある。
尚、処理順の関係で、「エンハンスの際のコスト<元のコスト+3<現在のPP」である場合は、エンハンスで使うことができなくなる。ルルナイを使う場合も相手にする場合も覚えておいて損はないだろう。
#center(){&color(purple){&size(25){世界が進む}}}
**安息
クラスは[[ビショップ>イリス(Shadowverse)]]。
テーマは「行動せずにターンを終えることで効果を発揮する」。
全体的にビショップ本来の動きに噛み合っており、使いやすいカードが揃っている。
初心者向けの絶傑と言えるかもしれない。
ただ、上級者の間で流行っている「黄金都市ビショップ」とは相性が悪いので、上級者間での対戦ではあまり姿を見ないだろう。
所属するメンバーは「安息の教団」。
対応する十戒は「安息日を守ること」。
>安息の従者
>コスト3 ビショップ フォロワー ブロンズ
>1/4
>自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、自分のリーダーと自分のフォロワーすべてを1回復。
>ファンファーレ エンハンス 6; +3/+3して、守護 を持つ。
回復効果を持った耐久型のフォロワー。
「天狐の社」型ビショップではかなり有力なカードの1枚。エンハンスすることで、大型守護持ちになれるため、選択肢が豊富なのがありがたい。
>安息の信者
>コスト2 ビショップ フォロワー シルバー
>2/2
>自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、相手のリーダーに1ダメージ。
2コストの平均的なスタッツに、地味バーン持ち。
守護があっても確実に通るバーンダメージは、ビショップのこのコスト帯では希少なのでその意味ではなかなか有用。
とはいえ、現在主流のビショップとの相性がイマイチなので、あまり採用頻度は高くない。
2pickでは平均レベルのステータスに確実に相手の体力を削れる能力から優先して拾いたいカードの1つ。
>安息の使徒
>4コスト ビショップ フォロワー ゴールド
>1/4
>必殺
>(進化後)自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、攻撃力最大の相手のフォロワー1体を破壊する(攻撃力最大のフォロワーが複数いるなら、その中からランダムに1体)。
>(進化してもステータスは上がらない)
進化権を使うことで、確実に最も攻撃力の高い相手フォロワーを処理できる。「天罰の神父」とかに近いタイプのフォロワー。
ただ、こちらは生存させ続けることで確実に相手を処理し続けることができる上、最悪進化権がない状態で出しても必殺で1:1交換には持ち込めるのが強み。
>安息の狂信者
>コスト4 ビショップ フォロワー ブロンズ
>0/1
>自分のターン終了時、このフォロワーが攻撃していない状態なら、体力2以下の相手のフォロワーすべてを破壊する。
強烈なアグロメタカード。
安息の領域と合わせれば小型を横展開するタイプのデッキはかなり苦しくなる。
欠点としてはこの手のカードの宿命である大型フォロワーメインのデッキには腐ることだろうか。
>安息の領域
>2コスト ビショップ アミュレット ブロンズ
>カウントダウン2
>自分のターン終了時、自分の場に攻撃済み状態のフォロワーがいないなら、次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーへの4以上のダメージは3になり、次の自分のターン開始時まで、自分のビショップ・フォロワーすべては「このフォロワーは攻撃されない」を持つ。
攻撃済み状態のフォロワーがいないことを条件に圧倒的防御力を発揮するアミュレット。
攻撃済み状態のフォロワーがいなければいいため、攻撃しても相打ちで処理してしまえばOK。
「闇食らいの蝙蝠」などのゲームエンド級の大火力を一気に抑制でき、こちらの盤面を確実に整えることができるが、テンポロスに繋がることは間違いないので汎用的に投入するのは難しい。
そもそも攻撃しなくてもOKな「天狐の社」型などでは、なかなか優秀。専用構築で力を発揮するタイプ。
>安息の顕現
>コスト4 ビショップ スペル シルバー
>コスト2以下の、それぞれ名前の異なるカードをランダムに3枚、自分のデッキから手札に加える。
安息系カードとのシナジーがほぼ無いサーチスペル。
2コスト以下を3種類に絞れば確定サーチとなるがかなりデッキが歪むため微妙に使いづらい。
デッキ圧縮としてはかなりの能力なので、【マゼルベイン】で上から引きたくない2コストのフォロワーを排除できるのは優秀。
>安息の絶傑・マーウィン
>4コスト ビショップ フォロワー レジェンド
>4/4
>ファンファーレ 相手のPP最大値を+1する。相手のアミュレットすべてのカウントダウンを1進める。相手のリーダーを1回復。相手はカードを1枚引く。
>自分のPP最大値を+1する。自分のアミュレットすべてのカウントダウンを1進める。自分のリーダーを1回復。自分はカードを1枚引く。
>(進化後)このフォロワーへの4以上のダメージは3になる。
#center(){&color(silver){&size(25){眠れ、世界よ。心のままに}}}
いかにも「安息」を極めたようなでぶっちょなおじさん。4番目の十戒なので、能力は4が目立つ。二つ名は「永遠久遠」。
安息の試練を与える理由は「世界を永遠の眠りにつかせるため」 メインストーリー第1部で起きたこととほぼ同義なのは偶然かはたまた必然か。
武器は突き刺した相手の活動を停止・静止させる「4」本の槍「救世主」
効果がやたら長くてわかりにくいが、要するに「互いにターンを1ターンスキップする」効果と思えばいい。
基本的にはカウントダウン加速効果を目当てに、アミュレットを十分並べた状態で召喚するのがいいだろう。
「相手のアミュレットを加速させる」効果を持った希少なカードであり、ビショップミラーなどでは逆利用される可能性もあるが、制限時間付きの有用なアミュレットの効果時間を無駄に消費させることも期待できる。
PPが増えた状態でターンが回って来るのは、相手の方が先になるので注意。特にドラゴン相手の時は逆利用されがち。とは言え序盤から準備を重ねたうえで終盤に大ダメージを出してくる類のデッキ(ギガントキマイラウィッチなど)に対しては、ターンを早めPPを増やす事で相手がまだ準備を終えていないうちにもう一つのレジェンド《輝く熾天使・ラビス》等を出して特殊勝利を狙う事もできたりする。
いずれにせよ、全体的に癖のある効果なのは間違いない。
進化時のダメージ軽減効果は地味だが、進化による突進効果を合わせれば高確率で1:2交換に持ち込める有用な能力である。体力を増やす事ができれば1:3も可能だ。
どの道、ファンファーレを発動してしまえば場に維持し続ける理由もあまりないので、捨て札として使い捨ててしまっていいだろう。
その主戦場はどちらかと言えばアンリミテッド。
封じられし熾天使を直接採用できる【セラフビショップ】にて盤面確保、ドローソース、熾天使の早期着地、熾天使着地後のカウント促進…と1人で複数役をこなす。【セラフビショップ】が長く環境の上位に位置しているのは、このカードの功績による影響が大きい。
しかしローテーションでも新環境でエイラの祈祷が復活したことにより回復効果とダメージ軽減を持つこのカードに注目が集まりつつある。ミラーマッチになると相手も強化してしまうのは難点だが。
#center(){&color(silver){&size(25){世界は進むのだ}}}
**侮蔑
クラスは[[ドラゴン>ローウェン(shadowverse)]]。
テーマは「フォロワーへのダメージによる能力発動」。
ガルミーユ以外のフォロワーに自分にダメージを与える能力はないので、スペルと組み合わせたり、相手のフォロワーに突貫させたりして能力を発動する必要がある。
これ以前にもドラゴンのカードには「竜の翼」や「氷結のドラゴン」のような「敵味方全体ダメージ効果」が多かったので、それらと組み合わせるのも手。
前述のように少なくともナーフ前は絶傑最強候補とも言われ続けていた。ナーフ後もドラゴンの序~中盤を支える優秀な基盤として活躍中。
所属するメンバーは「侮蔑の兵団」。
対応する十戒は「父母を敬うこと」。一番十戒との関連がわかりにくいチームかもしれないが、恐らく「敬う⇔侮蔑」という感じなのだろう。
>侮蔑の従者
>コスト2 ドラゴン フォロワー ブロンズ
>2/2
>このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、カードを1枚引く。
単体ではそれなりの強さだが、信者や炎爪と組み合わせることで安定したドローソースとして使えるため、侮蔑ドラゴンのベースカードの一つとしてほぼ必須カード扱いされている。
>侮蔑の信者
>コスト1 ドラゴン フォロワー シルバー
>1/1
>ファンファーレ 自分の場に他のフォロワーがいるなら、自分の他のフォロワー1体に1ダメージを与え、カードを1枚引く。
コスト1で能力も最低ランクだが、従者と組み合わせることで一気に2枚ドローができる。
1ターン目に出すのでは[[ゴブリン]]の下位互換にしかならないが、【フェイスドラゴン】に採用している時でかつ序盤からひたすら殴りに行きたい時はちょっとした誤魔化しにはなるので選択肢としては覚えておこう。
>侮蔑の使徒
>コスト4 ドラゴン フォロワー ゴールド
>1/5
>疾走
>このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、+2/+0する。
体力が高めで、除去されにくい疾走持ち。さらにダメージを受ける度にパワーアップしていく。
やはり、信者や炎爪、竜の翼などと組み合わせることで真価を発揮する。
惜しむらくは単独でのアタッカーとして見た時に優秀なライバルがドラゴンには多い事か。
>侮蔑の狂信者
>コスト2 ドラゴン フォロワー ブロンズ
>2/2
>ファンファーレ ランダムな自分の他のフォロワー1体に1ダメージ。ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。
悪くない効果だがどちらもランダムなのが気になるところ。
一応、相手の場にフォロワーが居なくとも侮蔑の効果が発動できるという利点は有るが…。
>侮蔑の炎爪
>コスト1 ドラゴン スペル ゴールド
>自分のフォロワー1体に1ダメージ。相手のフォロワー1体に3ダメージ。
>(このカードは、自分の場と相手の場に選択できるカードがあるなら、プレイできる。)
純粋に1コストダメージスペルとしては火力が高い上、デメリットである自傷ダメージも従者・使徒と組み合わせることで逆利用できる優秀なスペル。特に侮蔑シナジーを考えずに採用してもいいのも嬉しい。
しかし、その有用性からか、レアリティはゴールドとかなり集めにくい。
>侮蔑の嘲笑
>コスト2 ドラゴン スペル ブロンズ
>相手のフォロワー1体に3ダメージ。
>エンハンス 4; その後、お互いのフォロワーすべてに1ダメージ。
定番の2コス3点スペルにエンハンスで竜の翼がついてくるようなスペル。
炎爪と違って場に居なくとも使える反面、コストが1重くエンハンスが足を引っ張ることも考えられる。
肝心の絶傑とは、お互いのエンハンスが邪魔しあってしまい10PPでは組み合わせられないというのも惜しいところ。
>侮蔑の絶傑・ガルミーユ
>コスト5 ドラゴン フォロワー レジェンド
>5/5
>自分のターン中、このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、進化する。
>ファンファーレ エンハンス 7; お互いのフォロワーすべてに1ダメージ。(このフォロワーも含める)
>(進化後)''ターンごとに1回''、このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージと相手のリーダーに3ダメージ。(修正後)
>(進化後)このフォロワーがダメージを受けたとき、このフォロワーが破壊されなかったなら、ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージと相手のリーダーに3ダメージ。(修正前)
>(進化してもステータスは上がらない)
#center(){&color(red){&size(25){世界を潰して、塵と灰!}}}
侮蔑ドラゴンが最強クラスのデッキとして君臨してた主因たる女帝。二つ名は「極天爪」。
侮蔑の試練を与える理由は「自身が見下す世界を燃やし尽くす為」
武器は引き裂かれた相手を灰になるまで燃やす「5」本の爪「&ruby(はきょく){覇極}」
基本的にはエンハンスで使い、即座にその場で進化することでダメージ効果を使う戦法になるが、PPが6しかなくても炎爪でダメージを与えて進化させることができるので状況次第。
ダメージを受ける度に、相手フォロワーへの3ダメージと相手リーダーへの3ダメージを乱れ飛ばしていたため、[[中途半端]]なダメージは逆効果となり非常に危険な絶傑であり、絶傑最強格なのは間違いなかった。
しかし、あまりに暴れ過ぎたためか遂に絶傑初の''ナーフ対象''に。
能力そのものに調整は入らなかったが、ダメージ効果が1ターンに1回しか発動しなくなり、殲滅力が大幅に低下した。
これにより、ドラゴンやヴァンパイア、ロイヤルと言った面々の陰でひっそりと相当の勝ち星を挙げていたネクロマンサーが大暴れする事に。というのもこのクラスの主力である《冥界の番犬・[[ケルベロス]]》の進化時効果(場に入るフォロワーにラストワードで相手のフォロワーに1ダメージを与える能力付与)とガルミーユは相性最悪であり、ケルベロスを進化したが最後盤面が強くなるどころかガルミーユの能力により盤面はからっぽ、顔面には12点バーン食らって敢え無く撃沈…といった事態になる事も少なからずあったのである。
ネクロマンサー使いは対ドラゴンを意識してケルベロスの進化時効果と同様の能力を素で持つ《ベレヌス》(ネクロマンサーには数少ないまともな効果を持つ2コス2/2であり、基本的に余程のことが無い限り3積み必須とされる主力カード)をデッキから外す程にまで苦手としていた。その抑止力が消えた以上、こうなる事は必然だったのかもしれないが…いずれにせよ盤面処理とダメージソースの双方を一気に失ったドラゴンの環境上での立ち位置は減衰した。
とはいえ、ナーフされても優秀なAOEであり火力であり、突進であるため、ユーティリティの高い除去カードとして考えると普通に強いカード。
ALT環境以降で【サタンドラゴン】が隆盛すると、このカードは中盤の盤面とり要員として再び環境に顔を出した。
#center(){&color(red){&size(25){世界は進むのね}}}
**不殺
クラスは[[エルフ>アリサ(shadowverse)]]。
テーマは「相手の攻撃力ダウン」。
全体的に延命をメインにしたタイプの効果が多く、基本的なエルフの動きとあまり噛み合っていない傾向にあるため、エルフの主流とはいいがたいものがある。
特に''絶傑であるエズディアのあまりのどうしようもなさ''はちょっと擁護しようがな…かったが…?
所属するメンバーは「不殺の守り人」。
対応する十戒は「殺すことなかれ」。
>不殺の従者
>コスト2 エルフ フォロワー ブロンズ
>2/2
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を、相手のターン終了まで、-1/-0する。
有利交換をしやすくする攻撃力ダウン能力を持ったフォロワー。
1/1のスケルトンやフォレストバットなどをフェアリーで一方的に潰せるようになるのは、地味ながら有用かもしれない。
また、1/4などの耐久型相手なら、刻印と組み合わせて低コストに処理できるが、少々ピンポイントすぎるだろう。
>不殺の信者
>コスト4 エルフ フォロワー シルバー
>3/4
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を、相手のターン終了まで、-4/-0する。
純粋に従者の上位互換というわかりやすい効果。
ただ、このコスト帯となるとそれなりに強い効果のフォロワーも増えてくるので、刻印と組み合わせないと採用は厳しいだろう。
>不殺の使徒
>コスト5 エルフ フォロワー ゴールド
>3/6
>自分のターン終了時、自分のリーダーを「相手の場のフォロワーの数」と同じだけ回復。
>ファンファーレ コスト1以下のスペルをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。
コスト相応の能力に加え、癖のない安定した能力を持った使いやすいフォロワー。
従者・信者・刻印・絶傑と比べて一番マシかもしれない。
相手依存とはいえ、安定した回復能力と、コスト1以下スペルを手札に加えるサーチ効果持ち。
エルフはフェアリーサークル・対空射撃・自然の導きなどコスト1スペルへの依存度が高めなので、それを引っ張ってこれるのは強い。
効果的には不殺の刻印を引っ張って来るための効果だろうが、わざわざ不殺同士で組み合わせるよりは単体で起用した方が使いやすいだろう。
>不殺の狂信者
>コスト2 エルフ フォロワー ブロンズ
>2/2
>ラストワード ランダムな相手のフォロワー1体を-2/-0する。
標準スタッツに永続デバフと不殺の中では堅実で使いやすい効果を持つ。&font(l){ぶっちゃけ不殺の中で一番まとも。}
2コストが激戦区なので入れる余裕が無いことがあるのが悩ましいところ。
>不殺の刻印
>コスト0 エルフ スペル シルバー
>攻撃力0以下の相手のフォロワー1体を消滅させる。
>カードを1枚引く。
>エンハンス 6; 攻撃力0以下ではなく、(攻撃力にかかわらず)相手のフォロワー1体を消滅させる。
まさかのコスト0+ワンドロースペル。ただし、攻撃力0のフォロワーが相手にいないと使えないため、コスト0でプレイ数を稼ぐにはイマイチ使えない。
基本的には、従者・信者と組み合わせて排除を狙うためのスペルだろうが、そこまでしてコンボを狙うほどでもないような……
純粋に6コストの消滅+ワンドロースペルと見た方が使い勝手はいいだろう。
ラストワードを発動させずに確実に処理できる上に手札を切らさずに済むので、2pickでの優先順位は高め。
>不殺の円陣
>コスト3 エルフ アミュレット ブロンズ
>カウントダウン1
>このアミュレットが場にある限り、自分のリーダーへの6以上のダメージは5になる。
>ファンファーレ カードを2枚引く。
ドローソースとしては優秀な部類だが、既にエルフにはドローソースになる優秀なカードがあるのであまり採用はされない。
バーストダメージへの対策としても5ダメージでも割と致命傷な上、1ターンしか保たない中途半端さが目立つ。
>不殺の絶傑・エズディア
>コスト10 エルフ フォロワー レジェンド
>6/6
>ファンファーレ 相手のリーダーの体力の最大値を6にする。
#center(){&color(green){&size(25){腐敗しろ。命、心、あらゆるものよ!}}}
''どうしようもなく使い勝手の悪い能力''を与えられてしまったおじいちゃん。
6番目の十戒なので、能力も6揃い。二つ名は「穿つ煉獄」
不殺の試練を与える理由は「あらゆる生命を嬲り、いたぶるため」&font(l){本当にどうしようもないおじいちゃんである。}
武器は穿った相手に無限の苦痛を与える「6」本の矢「むつらの刻印」
ファンファーレ自体は非常に優秀。6と言えば、大抵のフォロワーでワンパンを狙える体力値であり、ほぼゲームエンド級の能力である。「最大値」変動なので回復することもできない。
だが、絶傑最重量のコスト10が最大のネック。というか、むしろコスト10も払いながら「ワンパンを狙える」だけで''「ワンパンできない」''ことが最大の問題。
コイツ単体ではどうやっても勝つことはできない上に、コイツ自身はコスト10とは思えないほどのスタッツの低さかつ、10コストなので出したターンにはほぼ何もできなくなってしまう。
事前に「オウルベア」などを出して準備をしておくか、「古き森の白狼」などでコストを踏み倒す必要がある。
そして、そこまでの手間をかけるぐらいなら''もっと楽なコンボあるんじゃね?''という疑問が浮かぶ。というか、''その通り''である。
また10ターン目までに相手の体力を6以下にできたならば、''回復を封じる以外のメリットは一切ない''。
エルフ本来の動きとも全く噛み合っておらず、かといって「不殺」同士でのシナジーも皆無という「コンセプトとしてもどうなのよ?」と言いたくなる部分がかなり多い。
そして、能力自体はすこぶる強力なので、下手に上方修正されるのも期待できない、という非常に微妙過ぎるポジション。
一応マゼルベインエルフでのフィニッシャーとしては強い方という意見もあるが、[[ロマン]]が過ぎるだろう。
あと、能力がどう見ても「不殺」と関わっていないのもツッコミどころか。確かに「殺しては」いないが、瀕死ギリギリまで追い詰めるのが「不殺」と言えるかどうか……。
ちなみに同パックでのロイヤルのレジェンド、ジライヤが相手フォロワーのスタッツを1/1に変えるという相手を殺さずに押さえつける特化能力の為に、一部ではジライヤが真の不殺の絶傑とまで言われており立つ瀬がない。
十禍絶傑エルフのもう一つのレジェンドカードである「ロイヤルクリスタリア・イブ」も堅実な効果ではあるが、一気にゲーム展開を支配できるほどではなく、やや魅力に欠けたクラスになってしまっている印象。
12弾「鋼鉄の反逆者」で追加されたレジェンドカード「至高の戦神・[[オーディン]]」により、少々事情が変わってきている。
オーディンは「自分のフォロワーが進化した回数が6回以上ならデッキから直接召喚される」能力を持った攻撃力4の疾走フォロワー。
よって、オーディンの直接召喚条件を満たしつつ、進化権を1回残して10ターン目にエズディアを出せればほぼ勝利確定となる。環境が全体的に遅くなったこともあり、エルフのデッキタイプの一つとして確立しつつある。
進化6回がキツそうに思えるが、鋼鉄の反逆者では自動進化能力を持ったフォロワーが多く追加されており、またエルフには進化権回復が可能な「無窮の輝石・カーバンクル」もいる。「森の女王・リザ」でエズディア確定サーチも可能なので、事故率も低めと意外と安定して回せると好評。ただし、レジェンドカードまみれなのでメチャクチャ高価(エズディアはリザでサーチする前提ならピン挿しで十分だが、少なくともリザとカーバンクルは3積み必須で、オーディンも手札に来る事故を回避するために最低2枚、できれば3積みしたい)。
#center(){&color(green){&size(25){世界は進むか}}}
**姦淫
クラスは[[ヴァンパイア>ユリアス(Shadowverse)]]。
テーマは「リーダーへの自傷ダメージ」。
リーダーにダメージを与える能力が多めで、闇食らいの蝙蝠との相性が抜群。
基本的な復讐ヴァンパイアでも使いやすく、全体的にヴァンパイア本来の動きと噛み合ったカードが多い。
既存カードとのシナジーの良さでヴァンパイアにて非常に歓迎されているカード群であり、侮蔑とは別のベクトルで絶傑最強候補に位置している。
所属するメンバーは「姦淫の城」。
対応する十戒は「姦淫するなかれ」。
なお、「姦淫」は''シャドバでは規制対象語''なので、プレイヤーの名前には使えない。
>姦淫の従者
>コスト2 ヴァンパイア フォロワー ブロンズ
>4/2
>自分のターン中、相手のリーダーへ攻撃してダメージを与えたあと、お互いのリーダーを2回復。
>ファンファーレ 自分のリーダーに1ダメージ。
ファンファーレによる自傷ダメージの他、コスト2とは思えないほど高い攻撃力を持つが、相手リーダーにダメージを与えるとダメージを相殺してしまう。
とはいえ、相殺しても2ダメージは通るので、決してコストに対して火力が低いと言うことはない。また、「ダメージを与えて回復」なので、残り体力4のリーダーへのトドメは問題なくできる。
回復効果が発動するのは、リーダーに攻撃した時だけなので、フォロワー同士の殴り合いにはめっぽう強い。
>姦淫の信者
>コスト1 ヴァンパイア フォロワー シルバー
>1/1
>攻撃時 自分のリーダーに1ダメージ。
>ラストワード 相手のリーダーに1ダメージ。
コスト1で確実に相手リーダーの体力を削れる。攻撃する度に発生する自傷ダメージの管理が少々厄介だが、闇食らいの蝙蝠デッキなら問題ないだろう。
1ターン目から出せるコスト1フォロワーなのが優秀。
>姦淫の使徒
>コスト5 ヴァンパイア フォロワー ゴールド
>5/4
>ファンファーレ 自分のリーダーに2ダメージ。自分はカードを2枚引く。相手のリーダーに1ダメージ。相手はカードを1枚引く。
効果自体はかなり強力だが、従者・信者に比べ採用率は低い印象。
相手にもメリットを与えてしまうこと、ダメージレースとしてはこちらの方が不利なのが痛い。
コスト相応の能力はあり、リソース補充としてはそれなりに優秀。
>姦淫の狂信者
>コスト4 ヴァンパイア フォロワー ブロンズ
>4/3
>ファンファーレ 自分のリーダーに1ダメージ。相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。
効果はスタンダードの1コスト蠢く死霊を小回りを利く形になった感じと無難だが少々重い。
自傷を重ねたいデッキには使いづらいイメージ。
>姦淫の翼
>コスト2 ヴァンパイア スペル シルバー
>自分のフォロワー1体を+2/+2する。そのフォロワーは「自分のターン終了時、自分のリーダーとこのフォロワーに1ダメージ」を持つ。
>エンハンス 4; そのフォロワーはドレイン を持つ。
2コストのステータスアップスペルとしてはそれなりに強力な強化幅。
自傷ダメージが入るが、うまく有効活用してやろう。
むしろエンハンス効果がやや邪魔な印象。別に役に立たない[[というわけ]]ではないが。
ヴィーラとの相性がよく、進化ターンに限るがデメリットを帳消しにしつつ6/6で本人へのダメージを-2する実質守護という怪物を後攻4ターン目に立てることが可能。ちょっと何言ってるかわからないです。
>姦淫の口付け
>コスト1 ヴァンパイア スペル シルバー
>相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>お互いのリーダーを1回復。
回復がついた小回りの利く軽量除去と使いやすいスペル。
相手も回復させてしまうという点も、闇喰らいの蝙蝠を使ったバーストダメージ狙いならさほど気にならないか。
>姦淫の絶傑・ヴァーナレク
>コスト3 ヴァンパイア フォロワー レジェンド
>1/3
>相手のターン開始時、直前の自分のターンに自分のリーダーがダメージを受けていたなら、+1/+1する。
>ファンファーレ 「このバトル中、自分のターン中に自分のリーダーがダメージを受けた回数」が7回以上なら、相手のフォロワー1体を破壊して、+1/+1して、疾走 を持つ。
#center(){&color(pink){&size(25){愛はパトス、テーゼは消える……}}}
姦淫の名通り艶かしさを漂わせる女性。露出度は以外にも低い。二つ名は「愛滅卿」
姦淫の試練を与える理由は「世界と交じり合い、一つになるため」
武器は包み込んだ相手の生命力を奪う「7」枚の翼「抱擁の翼」
ちょっと情報量が多すぎてわかりにくいが、素で出すとコストに対してかなり頼りないスタッツなので、ファンファーレか能力のどちらかは確実に発動しておきたい。
前者の能力の発動は特に難しいことはない。一度発動しておけば、2/4になりまぁレジェンドのコスト3としてはそれなりにはなる。
やはり本命は後者の能力。7回ダメージは結構厳しいが、「不穏なる夜の街」や「眷属への贈り物」などのコスト0の自傷ダメージ効果が揃っている最近のヴァンパイアならさほど難しくはないだろう。
7回ダメージを受けて出せば、2/4疾走で相手を殴れ、さらに次の相手ターンで3/5に成長し、排除にかなりのリソースを要求してくる。
どちらかというとフィニッシャーというよりは、闇食らいの蝙蝠デッキにおける序盤~終盤まで使えるの露払い役というのが基本の動きになるだろうか。
特に終盤は大型フォロワーを僅か3コストで葬りながらダメージを稼ぎ、かつそれなりのスタッツを持つフォロワーを出すことが出来るので、連打で切れば蝙蝠に頼ることすらなく勝利する事も可能。
#center(){&color(pink){&size(25){世界は進むんだね}}}
**簒奪
クラスは[[ロイヤル>エリカ(shadowverse)]]
テーマは「財宝」スペルカードの活用。
ほぼ全員が「財宝」スペルをランダムに生成する能力を持ち、これを活用することで小回りの利いた運用ができるコンセプトになっている。
所属するメンバーは「簒奪の賊」。砂漠の盗賊団のメンバーたち。
今までの「王宮に仕える兵士・騎士」というロイヤルのイメージからは外れたアウトロー揃い。
対応する十戒は「奪うことなかれ」
>黄金の小剣
>コスト1 ロイヤル スペル
>相手のフォロワー1体に1ダメージ
>黄金の杯
>コスト1 ロイヤル スペル
>自分のリーダーか自分のフォロワー1体を2回復
>黄金の靴
>コスト1 ロイヤル スペル
>自分のフォロワー1体は突進を持つ。
>黄金の首飾り
>コスト1 ロイヤル スペル
>自分のフォロワー1体を+1/+1する。
財宝系スペルカード。いずれもコスト1で、地味ながら局面に応じて小回りが利き、どれも非常に有用。特に黄金の靴はニュートラルレジェンド《レジェンダリーファイター》と組み合わせる事で「3/2/2突進・必殺」という相当な性能のカードと化す等、相性のいい組み合わせも多い。入手がランダムという欠点を差し引いても性能はかなり高い。
>簒奪の従者
>コスト2 ロイヤル 兵士・フォロワー ブロンズ
>1/1
>交戦時 +1/+1する。黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
コストに対してスタッツが低く見えるが、交戦時にスタッツが上がるため、実質的には2/2として使える。
ただし、マジック[[ミサイル]]などの1ダメージスペルに交戦前に狙われると弱いので注意。
攻撃力1のフォロワーにやたら強いため、フェアリーやスケルトンが出てきたらボーナスタイム。
低コストでほぼ確実に財宝カード1枚を引っ張ってこれるため、かなり優秀。うまくいけば2枚、3枚と手に入れられる。
信者や使徒と組み合わせるのがいいだろうが、これ単体での起用も十分優秀。
ALTではプロダクトマシーンという、機械軸ではまず間違いなく場に出ることになる1/1トークンが追加された為、カモが増える事となった。
>簒奪の信者
>コスト3 ロイヤル 兵士・フォロワー シルバー
>2/2
>潜伏
>自分が財宝・カードをプレイするたび、+0/+1する。
>攻撃時 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
潜伏しつつ、財宝で成長するフォロワー。
しかし、成長するのが体力というのが微妙な感じ。攻撃力が上がれば一気にフィニッシャーにすることもできただろうが……。まあ潜伏+攻撃アップは危険すぎるので仕方ないだろう。
とは言えロイヤルの主力である《騎士王・アーサー》がナーフされた事で注目を集め、採用例が増えている。体力が増える事や潜伏持ちである事から場持ちも良く、財宝カードも加えられる事が評価されたのだろう。
>簒奪の使徒
>コスト5 ロイヤル 兵士・フォロワー ゴールド
>4/5
>自分が財宝・カードをプレイするたび、ランダムな相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>ファンファーレ 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に1ダメージ。黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
自分自身で能力が完結しており、使い勝手のいい使徒。さらに従者・信者と組み合わせることでより使いやすくなり拡張性も高い。
6ターン目に出すことで、財宝と合わせてランダム1+2ダメージを狙える。本体の能力もコスト相応で優秀。ロイヤルでは貴重な「永遠の花嫁セレスを上から撃破できるカード」というのも重要
2pickでは単体でほぼ完結しているため、優先して取りたいカードだ。
>簒奪の狂信者
>コスト4 ロイヤル フォロワー ブロンズ
>3/3 突進
>攻撃時 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
先攻4T目の動きに最適なフォロワー。
ただし4コストフォロワーには競合するカードが多いため採用率はあまり高くない。
>簒奪の蛇剣
>コスト2 ロイヤル スペル ブロンズ
>相手のフォロワー1体に3ダメージ。
>黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
純粋にコスト2の3ダメージスペルなので使い勝手は悪くなく、それに加えて財宝も手に入る。
簒奪ベースのデッキならば3積みしておきたいところだが、別にこれだけを普通のロイヤルデッキに組み込んでもそれなりに仕事はしてくれる。
>簒奪の舞
>コスト5 ロイヤル スペル シルバー
>相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
>黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに異なる2枚を手札に加える。
財宝カード付きの2点AoEと環境次第では活躍できそうなスペル。
>簒奪の絶傑・オクトリス
>コスト3 ロイヤル 指揮官・フォロワー レジェンド
>2/3
>ファンファーレ ラストワード 能力を持つ相手のフォロワー1体は、ラストワード 能力すべてを失う。このフォロワーは、失わせたラストワード 能力すべてを持つ。
>エンハンス 8; +2/+2して、「このフォロワーはEPを消費せず進化できる」を持つ。自分のPPを2回復。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)
>進化時 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに異なる2枚を手札に加える。
#center(){&color(gold){&size(25){満ちた世界は今日で飢える}}}
色々と詰め込まれまくった簒奪の絶傑。二つ名は「簒奪腐食」
簒奪の試練を与える理由は「形の有無を問わず、全てを奪うため」
武器は絡みとった相手の全てを奪う「8」つのパーツに分かれる[[蛇腹剣]]「アヴァリティア」
とりあえず、財宝カードとの関連性はそんなにない。
ラストワード奪取能力が特徴的だが、かなり相手を選ぶ能力。うまく使えればいいかな、程度…と事前評価では言われていたのだが。
ラストワードというとネクロマンサーの《永遠の決闘者・モルディカイ》のような大仰な能力を連想するかもしれないが、現状採用するデッキが多い《純真の歌い手》等のラストワードを奪うだけでも相当なアドバンテージを得られる。特にネクロマンサーは序盤の展開でアドバンテージを取るのにラストワードを使う事が多く、意外と対象となる相手は多い事が実装後明らかとなった。ALT環境では、ネクロマンサーとヴァンパイアという刺さるデッキが大いに増えたのも追い風。無論、ウィッチやネメシス、ミラーマッチの場合など刺さりにくい相手が多いのも確かだが。
本命はエンハンス能力の方。実質的に「コスト6 6/7 突進 財宝カードを2枚手札に加える」フォロワーだと思えばいい。
元のコストのまま出しても別に腐るわけではなく、後攻4ターンに進化して財宝カードを併用しつつ動くことも出来るので、出す局面を選ばないのが強み。
総じて非常にハイスペックであり、某沈黙の絶傑とは真逆に事前評価から実装に伴い評価が大幅に上方修正されたカードである。特にラストワード奪取能力については(ただでさえ死に体だった)【リアニメイトネクロ】を完全に潰してしまったこともあり、発表当初はネクロマンサー使いを中心に相当な批判が寄せられた。今後《永遠の決闘者・モルディカイ》や《[[ヨルムンガンド]]》といった大型ラストワードを中心としたデッキはこれ一枚のせいで産まれる前から存在意義が失われてしまう為、現在でも「デッキの多様性が失われる」として少なからず批判を買っており、ネクロマンサーからは当然ながらかなりのヘイトを向けられている。ネクロマンサー使い以外からも上記の様なデッキの多様性といった面や、現状でも既に消滅や変身等ラストワードメタとなる能力が多い事もあってラストワード奪取はやり過ぎだとする声も少なくない。
#center(){&color(gold){&size(25){世界は進みます}}}
**真実
クラスは[[ウィッチ>イザベル(shadowverse)]]。
テーマは「スペルブースト」。アクセラレートで使えるフォロワーが多めで、フォロワーだけでもスペルブーストを稼ぎやすい。
だが、ルルナイでちょっと触れたように十禍絶傑期のウィッチの主力はマナリア型なので、イマイチ噛み合ってない感が強い。
むしろアンリミテッドの超越ウィッチなんかに組み込んだ方が役に立つかもしれない。
所属するメンバーは「真実の協会」。
対応する十戒は「嘘を吐くなかれ」。
>真実の従者
>コスト7 ウィッチ フォロワー ブロンズ
>3/5
>アクセラレート 2; 相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>-----------
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体に4ダメージ。
従者たちの中でも最重量級のコスト7。そしてそれに見合わない異様なスタッツの低さを誇る一番使えない従者。
アクセラレートもファンファーレも相手にダメージを与える効果だが、コスト相応とはとても言えない。
この性能ならブロンズであることを加味してもコスト5ぐらいが妥当なところだろう。なんでこんなに重くなってるのか。
せめてアクセラレート2の効果が3ダメージぐらいあればまだ使えたかもしれないが……。
>真実の信者
>コスト3 ウィッチ フォロワー シルバー
>3/3
>アクセラレート 1; 自分のリーダーを1回復。
>----------
>ファンファーレ 自分のリーダーを1回復。
純粋に3コストのフォロワーとしてはスタッツが優秀で、それにオマケで回復効果が付いているため、従者とは比較にならないほど使える。
とはいえ、ウィッチ本来の動きとはそこまで噛み合っているわけではない。ビショップにいたら神カードだっただろう。
書いてあることは弱くないが、枠がカツカツなウィッチに組み込むには「高めのスタッツ+微妙回復」程度では魅力が足りない、といったところ。
アクセラレートの方は回復量が微妙過ぎるので、よほどスペルブースト数を稼ぎたいのでなければ使わなくていいだろう。
>真実の使徒
>コスト2 ウィッチ フォロワー ゴールド
>2/2
>ファンファーレ スペルブースト を持つ手札のカード1枚を捨てる。捨てた場合、捨てたカードの元のコストより高いコストでスペルブースト を持つカードをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加え、捨てたカードの「スペルブースト された回数」と同じだけスペルブースト する。
ご覧のように真実組はレアリティが上がるほどコストが下がっていく。妙なひねくれ具合である。
効果は、スペルブースト回数を維持したままの手札交換。
「サモンスノー」のようにスペルブースト数を稼ぎすぎても意味のないカードや、「精神の締め出し」のように下手にブーストして撃つとデッキ切れを招きかねないカードを交換できる。
ただし、本体の能力はコスト相応というだけで別に高くない。また、「スペルブーストを持つカードを捨てる」は強制効果なので、維持しておきたいカードがある時は下手に出せないというのも使いづらいところ。
>真実の狂信者
>コスト9 ウィッチ フォロワー ブロンズ
>3/5 疾走
>スペルブースト コスト-1
刃の魔術師をより大きくしたようなフォロワー。ウィッチには貴重な疾走なため非常に強力。
何気に開闢の発動と相性の良いスペブで軽くなる9コスト枠かつライオの9回スペルブーストを最大限に活かせる為、十禍絶傑のレジェンドとどちらも噛み合う。
ヘルスが大きいので、相手のフォロワーを一方的に撃破する事も可能で、非常に万能と言えるだろう。
>真実の宣告
>コスト6 ウィッチ スペル シルバー
>ガーディアンゴーレム1体を出し、+X/+Xする。
>相手のリーダーにYダメージ。
>自分のリーダーをZ回復。
>XとYとZは、合計がこのカードの「スペルブースト された回数」になるようにランダムに決まる。
十分にスペルブーストして撃てば、ゲームエンドできる火力を持ったスペル。
ただし、配分はランダムなので、実際にとどめを刺せるかは不定。
運がかなり絡むが、「体力の差を開かせる」という用途ではそれなりに有用。特に貴重な回復と耐久を同時にこなせることからギガントキマイラウィッチでは今や必須級ともいえる性能である。
>真実の掟
>コスト7 ウィッチ スペル ゴールド
>カードを自分の手札が9枚になるまで引く。
>このカードのスペルブースト が9回以上なら、自分のPPを7回復。
手札上限までドローするという豪快な効果。さらにスペブさえあれば実質0コストでプレイできる。
ライオの効果とも相性抜群で、スペブがかかったデッキのカードを引き寄せるのに貢献してくれる。
>真実の絶傑・ライオ
>コスト7 ウィッチ フォロワー レジェンド
>7/7
>ファンファーレ スペルブースト を持つデッキのカードすべてを、9回スペルブースト する。
#center(){&color(blue){&size(25){これが世界の&ruby(まこと){真}の姿}}}
ヴァーナレク以上に「7」を主張しているが、9番目の絶傑。二つ名は「視えざる真実」。
真実の試練を与える理由は「人々の本性を晒すため」
武器は命を侵すことで本能を強制的に呼び覚ます輝く「9」本の小剣「誠実なる友」
「9回スペルブースト」は間違いなく強い。強いのだが、対象が「デッキ内のカード」で、本体のコストが7と重めなのが難点。
スペルブーストしたところで、引けなかったら何の意味もない。「運命の導き」など、ドローソースは多めに用意しておこう。
前述のように、どちらかというとアンリミテッドの超越ウィッチなどの方が活躍が見込めそうな絶傑。
次元湾曲で追加された狂信者と真実の掟のおかげでデッキを回しやすくなったため、[[ファンデッキ]]としては一考の価値がある程度には強化された。
ライオを出した次のターンに掟などでドローを回して炎の握撃・狂信者・フレイムデストロイヤーを引き込めば8T目に開闢の予言者を降臨させることも可能だったり。
しっかりとスペルブーストをデッキに掛けれていれば、コキュートスデッキとすらまともに殴り合えるのも強みだろう。
…と、そこそこの立ち位置だったのだが鋼鉄の反逆者のアディショナルカードで追加された魔術の王・ソロモンが極めて相性抜群なフォロワーだった事によって評価は一転。ソロモンによって課題だったライオを引けない問題が解決されピン刺しでも呼び出せるようになった事で一気に使い勝手が上昇。ローテーション環境におけるスペルウィッチをトップメタへと導く大躍進を遂げた。
#center(){&color(blue){&size(25){世界は進むのだ}}}
**飢餓
クラスはニュートラル。
テーマは「体力を減らして攻撃力アップ」。
使徒とスペルと絶傑しかおらず、集団を形成しているのかどうかは怪しいところがある。
対応する十戒は「貪るなかれ」。
>飢餓の使徒
>コスト5 ニュートラル フォロワー ゴールド
>5/4
>ファンファーレ 自分の他のフォロワー1体か相手のフォロワー1体を、+3/+0する。そのフォロワーは「攻撃時 このフォロワーに3ダメージ」を持つ。
''見た目はただの狼''。本当に使徒なのか?
能力は敵にも味方にも使える攻撃力アップと攻撃時ダメージ効果。
攻撃時ダメージはヴァンパイアのスペル「致命の刃」と同じで、攻撃する前にダメージが発生するため、体力3以下のフォロワーにかけてやれば実質攻撃を封じられる。
一方攻撃力3アップの効果も自分の体力4以上のフォロワーにかけてやることで、フィニッシャーとして機能させることができる。
なお、ダメージ無効と併用すれば、デメリットは無視できるがそこまでするほどかというと微妙な感じ。
>飢餓の輝き
>コスト3 ニュートラル スペル シルバー
>自分か相手のフォロワー1体を、+4/+0して、そのフォロワーに4ダメージ。
飢餓の使徒の効果をスペルにしたもの。より強化幅とダメージが増している。
どちらかというと、全てのクラスで採用できるコスト3の4ダメージスペルとして使うのが基本か。
一応自分のフォロワーにも使えるとはいえ、体力5以上は体力4以上に比べてグッと数が減るため対象はかなり絞られる。
「疾走と組み合わせて一気に相手を殴ろう」などと考えるとさらに候補は減るだろう。
>飢餓の絶傑・ギルネリーゼ
>コスト7 ニュートラル フォロワー レジェンド
>3/5
>潜伏
>ドレイン
>自分のターン開始時、このターンが自分の10ターン目かそれ以降なら、自分と相手はカードを5枚引く。
>ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてを+2/+0する。
#center(){&color(black){&size(25){無垢な純情……貪り尽くす}}}
あれもこれもとごちゃごちゃに詰め込まれて%%さらにとってつけられたような「10」能力を持った%%10番目の絶傑。二つ名は「飢餓の領域」。
飢餓の試練を与える理由は「あらゆるものを貪り尽くすため」
武器は天地を呑み込み咀嚼するという「10」個のクリスタル「グリザレイ」
基本的には全体強化を狙って大量展開型デッキに採用することになるだろう。
9ターン目以降に繰り出すことで、一気に5枚ドローして勝負を決めることができる。この5枚ドローは相手に渡さず一気にケリをつけたいところ。
潜伏があるので、ドローするまえに潰されないのは強み。
エルフやネクロマンサー、ロイヤルと相性がよさげ。
バフは役に立たなくなるが、マゼルベインに入れられることもある。潜伏で確実に生き残りつつ、5点ドレインできる貴重なニュートラル大型潜伏なので相性はいい。
#center(){&color(black){&size(25){世界は進むわ……}}}
*十禍闘争
様々な世界の強者が絶傑の試練を乗り越え、絶傑たちは塵と消えゆく……
そんなPVで第23弾『Omen of Storms/十禍闘争』は開幕したが、勿論奴らは大人しくしているはずも無かった。
アディショナルカードとして復活を遂げた絶傑たちは、次なる試練を齎す。
全般的に十戒をモチーフとしたテーマや能力は健在だが、フレーバーテキスト上だと十戒に対し
「あえて戒律を破り続けた果てに戒律を守らざるを得なくさせる」「あえて一度戒律に沿った行いの後、より強く戒律を破る」といった具合に
十戒を曲解・逆転したかのような態度をとっている。二つ名に加わった言葉(男性陣は絶○。女性陣は○絶)もこの逆転に絡んでいる。
能力の方も、これに合わせた新たなものとなり、中には元と全く異なる者も。
追加された関連カードはフォロワー「隠者」と「崇拝者」、そしてスペルかアミュレット各1種。
パック初期の隠者は元々の二つ名、アディショナルの崇拝者は新たな二つ名の言葉を冠しており、
それぞれ絶傑の敗北と復活における配下の動向が語られている。
マゼルベインとギルネリーゼは立ち位置が特殊なのか、他8名程逆説に傾いていないし関連フォロワーもいない。
**絶大
引き続き絶傑一人だけで、テーマも「ハイランダー」
ただし、少々緩和されており後付けのハイランダーにも出来る。
各々の意志という、個にとっての「神」を持つことを促した後、その中で『絶大』な唯一の神へと至る試練を課している。
>再臨する絶大
>コスト2 ニュートラル スペル ゴールド
>ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。
>自分のデッキに重複するカードがないなら、さらに、カードを1枚引く。自分のEPを2回復。自分のPPを2回復。
素でもアンタッチャブルや潜伏対策になり得るが、やはり持ち味はハイランダー時の追加効果。
実質ノーコストで手札補充しつつEPまで回復、という正に絶大な効果を発揮する。
下記の新マゼルベインによるハイランダー化を狙う場合は最初からフルスペックにはなりにくいが、
どの道EP回復は序盤では持て余すのであまり問題にはならない。
>絶大の唯我・マゼルベイン
>コスト6 ニュートラル フォロワー レジェンド
>5/5
>ファンファーレ 自分のデッキの重複するカードをそれぞれ1枚になるように消滅させる。
>その後、自分のデッキが20枚以上なら、このバトル中、自分のリーダーは
>「自分のターン終了時、自分の場に「コスト6以下のフォロワー」がいるなら、ランダムな相手のフォロワー1体に5ダメージ。
>「コスト6以上のフォロワー」がいるなら、相手のリーダーに3ダメージ」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たない。
>7/7
>進化時 絶大の証明1枚を手札に加える。
>絶大の証明
>コスト0 ニュートラル スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体を破壊する。
>自分のデッキが20枚以上なら、相手のリーダーに3ダメージ。
クオンに敗れたと思いきや、愛剣ミヒライテ共々復活したマゼルベイン。ただし貫かれた右眼には眼帯をしている。
構築時ではなくプレイ時にデッキをハイランダー化させ、その後充分に残っていれば場のフォロワーを条件としたダメージ効果をリーダーに付与する。
発動さえすればじわじわと相手を追い詰められるポテンシャルを持つ。
ただ、自分のフォロワー1体という縛りこそなくなったが、やはり発動条件は厳しめ。
特にデッキが20枚以下だとハイランダーだろうと能力は不発になるので、ドローを抑えつつ的確にマゼルベインと発動用のフォロワーを揃える必要があり、
独特な構築とプレイングを要求される。
**奏絶
テーマは「自分のフォロワーの破壊」。
以前は破壊をコストとする能力も多かったが、今回はバンバン破壊しては次を出す物量戦となっている。
一度舞台を去ることによる『奏絶』で供給を絶つことで破壊衝動を溜めさせ、復活時の爆発的な破壊に繋げる&s(){焦らしプレイ}。
>破壊の隠者
>コスト5 ネメシス フォロワー ブロンズ
>5/5
>能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される)
>ファンファーレ ランダムな自分のフォロワー1体とランダムな相手のフォロワー1体を破壊する。
>エンハンス 8; 1体ではなく2体。
>7/7
自身を含めた破壊耐性持ちを利用することで一方的な除去が可能。
制圧力は中々だが、味方も破壊したい奏絶とは噛み合わないことも。
>奏絶の崇拝者
>コスト2 ネメシス フォロワー シルバー
>2/2
>ファンファーレ 自分の他のネメシス・フォロワー1体を破壊する。それと同名のフォロワー1枚を手札に加える。
>ファンファーレ カウントダウンを持たない自分のネメシス・アミュレット1つを破壊する。それと同名のアミュレット1枚を手札に加える。
>4/4
味方破壊数を稼ぎつつ、ファンファーレの再利用などが行える。
破壊されないリーシェナ自身を手札に増やすことも可能なできる信者。
>舞い戻る奏絶
>コスト1 ネメシス スペル ゴールド
>葬送したなら、それと同名のフォロワー1枚を手札に加える。
>その後、このバトル中に破壊された自分のフォロワーが10体以上なら、
>このバトル中に破壊された「コスト3、4の自分のフォロワー」と同名のフォロワー1枚ずつを手札に加える。
>(同じコストのフォロワーが複数あるなら、その中からランダム)
リーシェナの復活ライブ。ネクロマンサー専用キーワードだった「葬送」を持つスペル。
追加効果なしだとこのスペル1枚捨てるだけのアド損になるが、フォロワー破壊回数やアーティファクトの種類を稼ぐことが可能。
追加効果では有用フォロワーの再利用が狙えるが、手札圧迫には要注意。
>奏絶の破壊・リーシェナ
>コスト4 ネメシス フォロワー レジェンド
>2/4
>・新約・白の章 ・新約・黒の章 ・奏絶の独唱
>ファンファーレ チョイス した1枚を手札に加える。このバトル中に破壊された自分のフォロワーが10体以上なら、チョイスではなく、1枚ずつ加える。
>能力によって破壊されない。
>4/6
>進化時 リアニメイト 0、リアニメイト 1、リアニメイト 2
>能力によって破壊されない。(攻撃か能力によるダメージでは破壊される)
>新約・白の章
>コスト8 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、自分のリーダーを2回復。自分の場に新約・黒の章があるなら、2回復ではなく4回復。
>ファンファーレ 自分のリーダーを4回復
>新約・黒の章
>コスト8 ネメシス アミュレット レジェンド
>自分のフォロワーが破壊されるたび、自分の手札のこのカードのコストを-1する。
>能力によって破壊されない。
>自分のターン開始時、相手のリーダーに2ダメージ。自分の場に新約・白の章があるなら、ダメージではなく4ダメージ。
>ファンファーレ 相手のリーダーに4ダメージ
>奏絶の独唱
>コスト0 ネメシス スペル レジェンド
>自分のネメシス・フォロワー1体か、カウントダウン を持たない自分のネメシス・アミュレット1つを破壊する。
>ランダムな相手のフォロワー1体に3ダメージと相手のリーダーに1ダメージ。
一度は音速を超えるララミアに敗れたものの、復活を遂げたアイドル。
自身と破壊耐性を持つトークンによるダメージ&回復は変わらないが、トークンを臨機応変に生成できる上にファンファーレのお陰でスピードが増した。
進化時にはネクロマンサー以外では初となるリアニメイト効果((同等の効果を持つ非ネクロカードは以前からあったが、「リアニメイト」表記は避けられていた))により、次の降臨時に破壊されたフォロワー数10体を満たしやすくできる。
ただ、黒の章は旧約版ほどのダメージは出せないので、フィニッシュに持っていくには別途ダメージを稼ぐことも必要。
**絶叫
テーマ?は「ルルナイの展開」
……何を言っているのか分からないかもしれないが、とにかくルルナイを展開しまくって制圧するのでこう表現せざるを得ない。
全てを黙らせることは出来なかった。なら『絶叫』で他の声をかき消し、「聞こえないなら黙っているのと同じ」という理屈を通す。
>沈黙の隠者
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ
>3/3
>相手のターン中、「疾走 か突進 を持つ相手のフォロワー」が攻撃するとき、それを-2/-0する。
>ファンファーレ エンハンス 6; +2/+2する。相手のフォロワー1体を破壊する。
>5/5
「沈黙の信者」の再来とも言えるフォロワー。
今度も環境内に複数いる小型フォロワーを大量突進させるデッキへのメタとして機能する。
>絶叫の崇拝者
>コスト6 ネクロマンサー フォロワー シルバー
>3/3
>アクセラレート 2; リアニメイト 3
>ファンファーレ リアニメイト 3、リアニメイト 3
>5/5
コスト3に特化したリアニメイト要員。
ルルナイは勿論対象だが、他にも有用な相手は多い。
「他の3コストフォロワーがいると蘇生対象がぶれる」というのがネックになるほど。
>怨讐の絶叫
>コスト1 ネクロマンサー スペル ゴールド
>場のフォロワー1体を選択する。
>相手を選択したなら、それは能力すべて(攻撃力/体力はそのまま)を失う。
>自分を選択したなら、それがラストワード 能力を持つなら1回働かせる。
ルルナイの叫び。厄介な能力を持つフォロワーの半無力化、または自フォロワーの強力なラストワードの追加発動。
対象次第ではコスト1とは思えないアドを稼ぐことも可能。
>絶叫の沈黙・ルルナイ
>コスト3 ネクロマンサー フォロワー レジェンド
>2/1
>突進
>ファンファーレ +X/+0する。Xは「このバトル中に破壊された自分の絶叫の沈黙・ルルナイの数」である。
>Xが10以上なら、相手のリーダーに3ダメージ。ランダムな相手のフォロワー1体とこれは消滅する。
>ラストワード 絶叫の拡散 1枚を手札に加える。
>4/3
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
>絶叫の拡散
>コスト1 ネクロマンサー スペル レジェンド
>コスト1、ラストワードを持たない絶叫の沈黙・ルルナイ X体を出す。Xは「このバトル中に破壊された自分の絶叫の沈黙・ルルナイの数」である。
>ネクロマンス 3; 絶叫の沈黙・ルルナイ 1枚を手札に加える。
宴の中では皆平等、と騒ぐ妖怪に敗れたルルナイ。
ならば叫んで全部台無しにしてやる、とダンマリから迷惑男にチェンジした。
能力も全く別物となっており、破壊されるたびに増えて出てくるというルルナイ地獄をお見舞いする。
最終的にはフォロワー消滅+3ダメージという特攻野郎になる。これで空けた盤面から最後の一撃は他を当たることに。
**絶望
テーマは「攻撃しないでターン終了」
これによりリーダー保護や除去能力を発揮する、コントロール向けのカード群。
相手リーダーにダメージを与える要素は皆無なので、補助的な立ち位置。
安らぎの夢に浸れない者を、代わって『絶望』の現実に捕える。
>安息の隠者
>コスト2 ビショップ フォロワー ブロンズ
>1/4
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、ランダムな相手のフォロワー1体に1ダメージ。
>ファンファーレ エンハンス 5; 進化する。
>3/6
>守護
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、ランダムな相手のフォロワー3体に3ダメージ。
相手の展開を阻害する能力に優れているが、進化前は守護が無く、自動進化する頃にはマーウィン等も展開できるため居場所は少々確保し辛い。
>絶望の崇拝者
>コスト2 ビショップ フォロワー シルバー
>2/2
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、自分のリーダーは「次に受けるダメージを0にする」を持つ。
>4/4
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、自分のリーダーは「次に受けるダメージを0にする」を持つ。
>進化時 相手のフォロワー1体を破壊する。
1回だけリーダーを守ってくれる。小粒ダメージを重ねる環境下では今一つの評価。
だが、20オーバーだろうが1回は守ってくれるので、環境内のフィニッシャー次第では化ける可能性も?。
>悠久の絶望
>コスト3 ビショップ アミュレット ゴールド
>カウントダウン 3
>自分のターン終了時、自分の場に攻撃済み状態のフォロワーがいないなら、自分のリーダーを2回復。カードを1枚引く。
マーウィンが齎す絶望。回復軸のデッキと好相性の軽量アミュレット。
>絶望の安息・マーウィン
>コスト4 ビショップ フォロワー レジェンド
>4/4
>自分のターン終了時、これが攻撃していない状態なら、他のフォロワーすべてを破壊する。
>これで破壊したフォロワーが4体以上なら、絶望の奔流1枚を手札に加える。
>6/6
>進化前と同じ能力。
>絶望の奔流
>コスト1 ビショップ スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを消滅させる。
自罰的なウィルバートには安息の夢も意味をなさなかった為、彼が望む苦難の現実を用意したマーウィン。
前の姿とは一転して細マッチョに変貌。
「テミスの審判」同様の全体除去に、多数除去後の消滅トークンと除去の鬼。
長期戦になりがちなビショップの盤面を支える一枚となり得る。
**烈絶
テーマは「フォロワーの自傷」
ドラゴンにはデッキ内フォロワーの体力増強カードが充実している為、以前と比べて複数発動が狙いやすくなった。
侮蔑すべきではない同格の相手と『烈絶』の炎で鍛え合い完全な勝利を目指す。
>侮蔑の隠者
>コスト2 ドラゴン フォロワー ブロンズ
>1/4
>守護
>これがダメージを受けたとき、破壊されなかったなら、カードを1枚引く。
>3/5
>進化前と同じ能力。
侮蔑の従者のアレンジ的な効果。序盤のドローソース候補。
>烈絶の崇拝者
>コスト1 ドラゴン フォロワー シルバー
>1/2
>ターンごとに1回、これがダメージを受けたとき、破壊されなかったなら、相手のリーダーに2ダメージ。
>ファンファーレ 覚醒状態なら、他のフォロワー1体に1ダメージ。これに1ダメージ。
>3/4
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
ダメージを負った際のバーン効果で序盤から打点を稼げる。
素ではコスト相応に貧弱なので、強化するか使い捨てと割り切ることは必要。
>灯火の烈絶
>コスト1 ドラゴン スペル ゴールド
>自分のフォロワー1体は「これがダメージを受けたとき、破壊されなかったなら、カードを1枚引く」を持つ。
>それに1ダメージ。
手近なフォロワーをドローソースにしてくれる。「隠者」より少しバトルが進んだ後の手札補充に使えなくもないか。
>烈絶の侮蔑・ガルミーユ
>コスト5 ドラゴン フォロワー レジェンド
>5/5
>ファンファーレ 侮蔑の炎爪1枚を手札に加える。
>自分のPP最大値が10なら、さらに、烈絶の滅牙1枚を手札に加える。
>5/5
>進化時 このバトル中、自分のリーダーは「自分のターンごとに1回、自分のフォロワーがダメージを受けたとき、それが破壊されなかったなら、>烈絶の滅牙1枚を手札に加える」を持つ。
>自分のリーダーはこの能力を重複して持たない。
>烈絶の滅牙
>コスト1 ビショップ スペル レジェンド
>自分のフォロワー1体を+1/+1する。それに1ダメージ。
>それが烈絶の侮蔑・ガルミーユなら、さらに、疾走を持つ。相手のフォロワーすべてに2ダメージ。
フィルレインの冷気に一度は凍らされたガルミーユが、より激しい炎を纏って復活。
バーンこそ無くなったが、トークンによる攻撃力強化とガルミーユ限定の疾走でパワーは十分。
所謂フェイスドラゴン軸での盤面処理に活躍。ただ、その後は更なる火力インフレや効果ダメージ耐性などの逆風を受けることに。
**絶命
テーマは引き続き「相手フォロワーの弱体化」
環境のインフレに呼応して、効果量が増加し永続効果となった為、遅延効果が期待出来るようになった。
殺さずとも命はいつか終わる。その過程で死を畏れ心まで死なないように『絶命』させる。
つまり[[死んでくれ若く強いまま>猗窩座(鬼滅の刃)]]という奴である。
>不殺の隠者
>コスト5 エルフ フォロワー ブロンズ
>3/5
>守護
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を-5/-0する。このターン中に(これを含めず)カードを2枚以上プレイしていたなら、進化する。
>5/7
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
デバフ効果や無料進化自体は使いどころがある。
だが、同コストの「陽光のエルフ」や「領域のルナール」が優秀過ぎて評価はいま一つ。
>絶命の崇拝者
>コスト2 エルフ フォロワー シルバー
>2/2
>「相手のフォロワーの攻撃力か体力を-する」能力が働いたとき、カードを1枚引く。
>ファンファーレ 相手のターン終了まで、潜伏を持つ。
>4/4
>「相手のフォロワーの攻撃力か体力を-する」能力が働いたとき、カードを1枚引く。
>進化時 相手のフォロワー1体を-4/-0する。
新たな試練を掲げるエズディアに従う女守り人……なのだが能力はあまり『絶命』していない。
登場時点ではデバフカードが少なすぎて活かしづらかったが、
潜伏で最低限の仕事はしやすく、コントロール軸にも採用されることに。
>腐食の絶命
>コスト1 エルフ スペル ゴールド
>自分のリーダーは「自分のターン終了時、相手のフォロワーすべてを-1/-1する」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たず、この能力は3回働くと失われる。
デバフ効果をリーダー付与。序盤なら脅威の制圧力を発揮する。
後半になると焼石に水になりがちだが、崇拝者と組んでデッキ圧縮等の役目は持てる。
>絶命の不殺・エズディア
>コスト3 エルフ フォロワー レジェンド
>3/3
>ファンファーレ 絶命の痛撃1枚を手札に加える。
>このバトル中、自分のリーダーは「相手のターン開始時、攻撃力0以下のランダムな相手のフォロワー1体を破壊する」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たない。
>5/5
>進化時 自分のリーダーは「自分のターン終了時、攻撃力1以上のランダムな相手のフォロワー1体を-6/-0する」を持つ。
>リーダーはこの能力を重複して持たず、この能力は3回働くと失われる。
>絶命の痛撃
>コスト1 ビショップ スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体を-6/-0する。
>エンハンス 10; 自分のリーダーは「次の自分のターン開始時、相手のリーダーに20ダメージ」を持つ。
森の力で生まれ変わったアマツへの敗北を機に、殺意全開になったエズディア。
10PPも使ってトドメを刺せない、という欠点から一転、11ターン目を迎えれば必殺ダメージ、という攻撃的なトークン生成能力を得た。
……が、11ターン目と遅い上に効果ダメージなのであっさり防がれるおそれもあるとイマイチ。
本命は攻撃力0の除去と攻撃力-6という強烈なデバフ。
攻撃力0だけど微妙に邪魔になる鐘天使も殴らずに倒せる。
**愛絶
テーマは「狂乱」
あまり能力に統一感や特異性は無く、ヴァンパイアデッキの補強・サブプランとして有用なカードが揃う。
姦淫は他者がいて成立する。その為に『愛絶』=憎悪を以て、人と人を隔てる。
>姦淫の隠者
>コスト2 ヴァンパイア フォロワー ブロンズ
>2/2
>潜伏
>攻撃時 狂乱 状態でないなら、自分のリーダーに1ダメージ。狂乱 状態なら、+2/+2する。
>4/4
>進化前と同じ能力。
序盤に出せば狂乱稼ぎ、中盤以降なら高コスパ打点となる。
潜伏のお陰でいずれの能力も発揮しやすいのが強み。
>愛絶の崇拝者
>コスト1 ヴァンパイア フォロワー シルバー
>1/1
>ファンファーレ 自分のリーダーに1ダメージ。渇望状態なら、+1/+1する。
>3/3
>進化時 狂乱状態なら、相手フォロワーすべてに2ダメージ。
狂乱稼ぎの他、後攻1ターン目なら1/2/2 と出だしを支える。
軽量なのでハンドレス軸とも好相性。
>憎悪する愛絶
>コスト1 ヴァンパイア スペル ゴールド
>自分のヴァンパイア・フォロワー1体はドレインを持つ。
>自分のリーダーに1ダメージ。
回復と自傷を兼ねたヴァンパイアらしい1枚。
手軽だが、デッキを1枚[[埋める]]には少々物足りないか。
>愛絶の姦淫・ヴァーナレク
>コスト2 ヴァンパイア フォロワー レジェンド
>1/2
>疾走
>ファンファーレ 愛絶の飛翔 1枚を手札に加える 。狂乱状態なら、+2/+2する。
>ラストワード 狂乱状態なら、ラストワードを持たない愛絶の姦淫・ヴァーナレク7枚をデッキに加える。
>3/5
>進化前と同じ能力。(ファンファーレ能力を除く)
>愛絶の飛翔
>コスト0 ヴァンパイア スペル レジェンド
>自分のフォロワー1体は「攻撃時 お互いのリーダーとフォロワーすべてに1ダメージ」を持つ。
>エンハンス 2;上述の能力をさらに1つ持つ。
愛も姦淫も醒めて受け流すユヅキに敗北し、可愛さ余って憎さ100倍のヴァーナレク。
トークンで盤面処理しつつ自傷が可能。ただし、自軍も巻き込む点には注意。
そして狂乱時効果では何故か7体に分身する。
低コスト疾走を大量に確保できるが、行先がデッキなのでフィニッシャーとしては不安定。
**空絶
テーマは「財宝」
今回は財宝スペルの発動に呼応する能力や、財宝を融合素材に使うカードが登場。
実装当初はこれで盤面を強化していたのだが、如何せん財宝自体のコスパが相対的に落ちた為、直ぐにオクトリス以外は姿を消していった。
奪った物をあえて返す『空絶』により、次の簒奪への恐怖に抗わせる。
>簒奪の隠者
>コスト3 ロイヤル フォロワー ブロンズ 兵士
>2/3
>ファンファーレ 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。自分のPPを1回復。
>連携 7; 1枚ではなく、2種類を1枚ずつ。1回復ではなく2回復。
>4/5
出てくる財宝こそランダムだが、その場で使うPPが付いてくる。
そのまま使用するもよし、財宝とPPを使い分けるもよしと臨機応変に動ける。
>空絶の崇拝者
>コスト1 ロイヤル フォロワー シルバー 兵士
>1/1
>自分が財宝・カードをプレイしたとき、進化する。
>自分のターン中、自分の他のフォロワーが進化したとき、黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
>2/2
>自分のターン中、自分の他のフォロワーが進化したとき、黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。
財宝で進化し、味方が進化すると財宝GET。
単体でも便利だが、2体以上並べることでガンガン財宝を増やすことも。
>極意たる空絶
>コスト1 ロイヤル スペル ゴールド 財宝
>相手のフォロワー1体に2ダメージ。
>自分がこのバトル中に融合かプレイした財宝・カードの合計が(これを含めず)4枚以上なら、2ダメージではなく4ダメージ。自分のリーダーを4回復。
初のデッキに入れられる財宝。
……だから何だ、という微妙な性能。条件を満たすまでは金色のブレイジングブレス。
>空絶の簒奪・オクトリス
>コスト3 ロイヤル フォロワー レジェンド 指揮官
>3/3
>ファンファーレ 相手のフォロワー1体を選択する。それがラストワードを持つなら、これは同じラストワード を持つ。攻撃時 守護 疾走 必殺 ドレイン 突進 交戦時 も同じ。
>ファンファーレ 黄金の小剣、黄金の杯、黄金の靴、黄金の首飾りの中から、ランダムに1枚を手札に加える。連携 8; 「EPを消費せず進化できる」を持つ。(1ターンに1体しか進化できない制限はある)
>5/5
>進化時 空絶の残光1枚を手札に加える。
>空絶の残光
>コスト1 ロイヤル スペル レジェンド
>融合 ; 財宝・カード
>これに融合 したとき、カードを1枚引く。
>
>相手のフォロワーすべてと相手のリーダーに4ダメージを割りふって与える。
>「これに融合した枚数」が4枚以上なら、4ダメージではなく8ダメージ。
カゲミツの絶技と闘志に敗れるも、更なる戦いを挑むオクトリス。
ラストワード強奪は、複合コピー能力に変化。だが「進化時」などは奪えないので、主にラストワードが目当てになるだろう。
もう一つの目玉は進化時のトークン。振り分け式だが盤面を処理すれば強打を狙える。
財宝特化のスピード不足が目立ってからも、連携で無料進化出来る点から採用されることも。
**絶尽
テーマは「コスト軽減とプレイ数」
極限まで削ったコストでスペルもフォロワーも連発する。
嘘を出し尽くさせる『絶尽』により、残った真実を吐き出させる。
>真実の隠者
>コスト5 ウィッチ フォロワー ブロンズ
>1/1
>ファンファーレ カードを2枚引く。自分のPPを3回復。
>3/3
差し引きコスト2でドロー2枚しつつ1/1が出て来る。
効果は十分なのだが、如何せん序盤に使えない、スペブは稼げない、盤面では貧弱、という欠点が目立ってしまいがち。
>絶尽の崇拝者
>コスト3 ウィッチ フォロワー シルバー
>0/2
>疾走
>自分がカードをプレイするたび、+1/+1する。
>2/4
プレイ枚数に応じてバフがかかる疾走。
決して弱い効果ではないが、手札を整えないと機能しないコスト3、というのが割と使い勝手が悪く、
環境内で居場所を確保できずにいるのが実情。
バフ系のアミュレットが入れ替わりでローテ落ちしたのも痛かった。
>解放の絶尽
>コスト6 ウィッチ スペル ゴールド
>自分のPPを3回復。
>コスト最大のウィッチ・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。そのコストが9以上なら、-2する。
ほぼライオのリクルート専用カード。他のコスト9以上のウィッチフォロワーは大抵スペルブーストが前提となっている。
事前にライオを引かずに使えば次のターンにライオを出せるが、他の高コストカードを採用し辛くなるのが難点。
>絶尽の真実・ライオ
>コスト9 ウィッチ フォロワー レジェンド
>9/9
>自分のターン中、これが自分のデッキから手札に加わるとき、公開して、絶尽の偽証1枚を手札に加える。
>ファンファーレ 自分のデッキのカードすべてのコストを1にする。
>11/11
>進化時 相手のフォロワーすべてに9ダメージ。
>絶尽の偽証
>コスト3 ウィッチ スペル レジェンド
>相手のフォロワー1体とランダムな相手の他のフォロワー1体の攻撃力/体力を1/1にする。
真実を覆い隠すクオンの陰陽術に敗れたライオは、真実を探るのでなく尽きるまで偽ることを迫る。
リメイク前と違って9尽くしになった豪快なスタッツと能力が持ち味。
ただ、解放の絶尽を使っても降臨は7ターン目と遅め。
しかもコスト1になるのはデッキのカードなのでその後に引かなければ意味が無く、コスト低減を活かすのは非常に難しい。
ライオ自身も耐性が無いので打点にも期待し辛い。
**干絶
2枚しかないカードにドロー位しか共通性が無く、テーマらしいテーマは見当たらない。
『干絶』……ヒントになるフレーバーテキストは少ないが、干上がった世界で否応無しに人々は貪欲になる、ということのようだ。
恋という言葉を交えた言い回しは「女(男)日照り」という言葉も想起させる。
>降誕する干絶
>コスト2 ニュートラル スペル ゴールド
>このバトル中、お互いのリーダーは「ターン終了時、自分の手札が5枚以下なら、カードを1枚引く」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たない。
永続的な手札補充効果を得られる。ただし相手も。
字面ではデメリットが大きいが、元々手札が多くなりがちなウィッチやネメシス相手なら実質自分が安定して手札を稼げるし、
手札0枚を保ちたいハンドレスヴァンプの妨害にも使える。
終盤に来ても完全に腐ってしまう点も含めて、運要素が強めのカード。
>干絶の飢餓・ギルネリーゼ
>コスト2 ニュートラル フォロワー レジェンド
>2/2
>直接召喚 自分のターン開始時、自分と相手のPP最大値が10なら、これを1枚、自分のデッキから場に出す。その後、干絶の甘露 1枚を手札に加える。
>ドレイン
>4/4
>ドレイン
>進化時 場のフォロワー1体を+2/-2する。
>干絶の甘露
>コスト0 ニュートラル スペル レジェンド
>相手のリーダーに5ダメージ。
>自分のリーダーを5回復。
>カードを5枚引く。
>相手のリーダーは「次の自分のターン開始時、手札をランダムに5枚捨てる」を持つ。
特に戦っていた描写が無い為、何しているのかよくわからない人。
フレーバーテキストも[[隠しメッセージ]]含めて絶傑の総括的な内容が多い。
直接召喚時に得られるトークンの効果は凶悪の一言だが「PP10とか遅すぎ」「引いちゃったらおまけつきファイター」とリメイク前同様に前評判は今一つだった。
実装直後においても「9ターン目までのワンターンキルを喰らうと強みが活きない」という弱点が目立っていた。
が、その後環境の変遷で10ターン目までもつれ込みがちになると、トドメの一枚として浮上。
途中で引いてしまっても6回復や耐性持ちの除去にも使える点も価値を増し、新絶傑の中でも採用率は高め。
追記・修正お願いします。
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- バンプアップ……? -- 名無しさん (2018-11-03 23:22:48)
- このテーマの問題はマゼルペインと侮蔑破壊以外に専用構築する意味が薄すぎること -- 名無しさん (2018-11-04 00:02:46)
- なんかどれも色々と惜しいよね…侮蔑はナーフでコンボ性消えたし -- 名無しさん (2018-11-04 00:30:26)
- エズディアはハイランダーエルフだと相性悪くないんだよなあ。まあ一枚しか入れられないから引けなきゃ意味ないんだけど -- 名無しさん (2018-11-04 00:43:27)
- 飢餓と簒奪の位置は違う気がする -- 名無しさん (2018-11-04 00:54:19)
- 一番偉いんだから絶傑から紹介すればいいのに、ついでに全員に使用する武器の設定とか無駄に凝ってるのも触れてほしいわw -- 名無しさん (2018-11-04 03:41:05)
- 侮蔑の絶傑はイラストが最高にエロ -- 名無しさん (2018-11-04 12:08:32)
- わざわざ十傑や設定を用意したのに活かせてない感が半端ない。 -- 名無しさん (2018-11-04 12:46:50)
- シャドバよりもグラブル用のキャラクターって感じがする -- 名無しさん (2018-11-04 16:24:31)
- 不殺ジジィ効果自体はシャドバしてて強いから下手に上方修正も出来ないのもマイナスポイント -- 名無しさん (2018-11-04 20:00:15)
- 開闢の予言者は1~10までの数字をテキストに含むモーセが元ネタっぽいカードだけど、ここに加えるには違うのかな -- 名無しさん (2018-11-04 23:24:17)
- 絶傑と明確な関連性はないから加えるのはなぁ -- 名無しさん (2018-11-05 00:06:42)
- ↑4シエテ「なーんかウチのパクリっぽいよねー」 -- 名無しさん (2018-11-05 09:44:15)
- 確かにグラブルにも出してきそうな感じある -- 名無しさん (2018-11-05 16:02:37)
- 十賢者の実装も遅れてるのにグラブルに出してきたらそれこそ第二次覇空戦争が始まるぞ -- 名無しさん (2018-11-05 16:50:21)
- 荒らしの書き込み削除 -- 名無しさん (2018-11-05 17:04:53)
- セラフは一応テキストによると絶傑と関係あるらしい -- 名無しさん (2018-11-05 23:39:12)
- 開闢の預言者は流用元の神バハでモーセって名前だから逆輸入されたら関連付けされそうな感じ -- 名無しさん (2018-11-06 02:12:37)
- ライオとルルナイがエズディアと同格ってのはなくない?実際どっちも時々ランク戦で姿見るし、効果自体はエズディアより遥かにまともだし。 -- 名無しさん (2018-11-10 18:03:44)
- この調子で絶傑カード追加されるとここも分割しなきゃいけなくなりそうだ -- 名無しさん (2019-02-06 13:48:47)
- リーシェナちゃん単品ならとにかく、メイシアと組み出したのがほんとにヤバイ -- 名無しさん (2019-03-07 12:28:10)
- ライオはスペルウィッチの戦闘力がマシンとの複合や開闢のおかげで高まってきたし、エズディアも環境の低速化とオーディンの登場で中々熱くなってきてる。ルルナイ頑張れ……! -- 名無しさん (2019-04-09 22:55:41)
- 最近だと使われてる度合いは姦淫、簒奪>侮蔑>飢餓>>破壊、真実>>>不殺、安息>>>>>>>>沈黙ぐらいな気がする。 -- 名無しさん (2019-05-08 12:51:24)
- 少し今更だけどガルミーユとリーシェナスキンおめでとう -- 名無しさん (2019-07-02 21:12:54)
- ついにローテ落ちかー -- 名無しさん (2019-12-26 02:05:31)
- 今さらだけどリメイクおめでとう -- 名無しさん (2022-02-28 21:11:28)
- 「侮蔑の隠者」の内容が「安息の隠者」の物になっていたので修正しました。 -- 名無しさん (2023-07-20 00:26:33)
- 今度は信奉者側もレジェンドに -- 名無しさん (2025-08-22 06:31:48)
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