ゴブリン(Shadowverse)

「ゴブリン(Shadowverse)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ゴブリン(Shadowverse) - (2023/07/13 (木) 10:18:41) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2018/11/09 Fri 02:28:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(#990000){&sizex(7){エモノ発見!イクゾー!}}} &sizex(3){まぁ、見た目はちっとばかし驚くが、中身は大したことはねぇ。} &sizex(3){所詮は魔族の下っ端だし、力もなけりゃ、知恵もねぇな。} &sizex(3){…だが、凶暴な所には気を付けた方がいいぜ。} デジタルカードゲーム『[[Shadowverse]]』に登場するフォロワー。 ここでは、ゴブリンに関連するカードも一緒に紹介する。 *性能 >コスト1 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/2 一切の特殊能力を保持していないいわゆる[[バニラ]]フォロワー。 全てのプレイヤーが最初から3枚持っている「ベーシック」に分類される。 ソロシナリオを進めると、絵が輝いているプレミアム版も手に入る。 ファンタジーにおけるやられ役「[[ゴブリン]]」に相応しく、性能的に見るべき点は一切ない。 体力がちょっと高いが、攻撃力1だし、ある程度カード資産が貯まってきたら速攻でデッキから外されて二度と日の目を見ることがないカード…… ''だと思ったか?'' 実はこのカード、''意外なほどに使用者からの評価は高い''のだ。 評価点①そもそも、「コスト1のニュートラルフォロワー」自体がほとんどいない 他にコスト1で出せるニュートラルフォロワーは、例えば >ワイズマーマン >コスト1 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/1 >ファンファーレ 自分の他のニュートラル・フォロワー1体を+1/+0する とか、 >堅牢なる天使 >コスト1 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/1 >守護 >ファンファーレ エンハンス4; +2/+2する ぐらいしかいない。 どちらも特殊能力を持っているが、体力が1しかないので、フェアリーやスケルトン、フォレストバットと言った1/1トークンと相打ちになるという難点がある。 その点ゴブリンならこれら1/1組を一方的に潰しながら生存できる。意外なほど場持ちがいいのだ。 この辺りがあっという間に完全上位互換が登場して見向きもされなくなった「ファイター」なんかと違うところ。 評価点②クラス別カードに目をやっても、「コスト1の1/2」は滅多にいない 特殊能力ありのコスト1フォロワーは結構いるが、やはりいずれも1/1に設定されている。 例外としては >ヴァンガード >コスト1 ロイヤル フォロワー 兵士 ブロンズ >1/2 というクラス以外全てゴブリンと同じフォロワーもいるが、コイツは既にスタン落ちしている。 また、 >スカルビースト >コスト1 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ >1/2 >ラストワード 自分の墓場を+1する これはラストワードを含めればゴブリンの上位互換だが、やはりスタン落ち済み。 ゴブリンはベーシックカードであるので「決してスタン落ちしない」ことが明確であり、今後も活躍の機会は存在するだろう。 後述するように「ニュートラルである強み」もあるので、アンリミテッドのネクロマンサーであってもゴブリンの枠がないわけではない。 さらに言えば後攻側が1ターン目でこいつを除去できる手段はかなり…というかほぼ存在しない。 スタン落ちしたカード含めてもドラゴンクラスの「相手のフォロワー1体に2ダメージ。」の効果を持つ1コストスペル「ブレイジングブレス」ぐらいである。 また、後続のフォロワーを次々と出していくと、相手はどうしても高コストの危険なフォロワーの対処を優先せざるを得ず、ゴブリンは後回しにされがち。その間にチクチクリーダーを殴ると、ゴブリン1体で5、6ポイントの体力を持っていくことも結構あるので恐ろしい。 ちなみに危険すぎるためか「コスト1の2/1」というゴブリンと逆のスタッツを持つフォロワーはどのクラスを見ても存在しない。 先攻がいきなり2点ダメージを飛ばせてしまい、先攻有利になりすぎるからだろう。 評価点③「ニュートラルのフォロワー」である強みも多い 具体的にはニュートラルサポートが大量に登場した「ワンダーランドドリーム」パック出身のカードが該当する。 代表例はこの辺り。 >不思議の探究者・アリス >コスト4 ニュートラル フォロワー レジェンド >3/4 >ファンファーレ 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。 このアリスがいた頃のゴブリンは後述のゴブリンリーダー共々最高に輝いていた時期だったと言えるだろう。 コスト1のゴブリンが2/3という中堅クラスのスタッツになり、非常に落とされづらくなるのだ。 ただ、アリスはあまりの暴れっぷりが目に余ったためか、''体力が上昇しない''ようにナーフされてしまった。それでも、ニュートラルサポートのカード自体は多数あるので、それらと組み合わせれば十分仕事はできるだろう。 総じてコスト1のバニラとは思えないほど侮れないポテンシャルを秘めており、小型フォロワーを大量展開するアグロ型デッキの縁の下の力持ちとして、最初期から現在に至るまで採用され続けている希少なカードである。 コイツの強さに気付けると、初心者卒業と言えるかもしれない。 *ゴブリン族に関連するカードたち >ゴブリンマウントデーモン >コスト5 ニュートラル フォロワー シルバー >3/7 >守護 >ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてに3ダメージ。 最初期から存在する騎乗ゴブリン。 デメリットが重いものの体力高めかつパワー3守護持ちのため小型を並べるデッキに強く、横展開しないコントロール系デッキなどでの採用実績がある。 しかしローテ落ちの少し前あたりからはデメリットの重さからほとんど使われなくなっていった。 自傷ダメージを利用するにもダメージが高すぎる(侮蔑の従者やドラゴスネークが破壊されてしまう)ので、アンリミテッドの侮蔑ドラゴンなんかでも入れるのは難しい。 ちなみに「OKM」という略称が存在しているがこれはマウントデーモンを「オークキングマスター」という%%かすりもしていない%%名前で間違えたユーザーがいたのがきっかけ。 後に >ゴブリンマウントオーガ >コスト3 ニュートラル フォロワー シルバー >1/4 >守護 >ファンファーレ エンハンス 5; +2/+2する。 というリメイク版(?)も出た。デメリットはなくなったが、能力的には少々地味すぎるか。 >ゴブリンプリンセス >コスト5 ニュートラル フォロワー シルバー >2/1 >ファンファーレ ゴブリン2体を出す。 >ラストワード ゴブリンキング1枚を手札に加える。 >ゴブリンキング >コスト4 ニュートラル フォロワー ゴールド >5/5 >守護 ゴブリン族のお姫様。コストに対してスタッツは低いが、同時に召喚されるゴブリンを合わせれば合計4/5になってコスト相応にはなる。 ラストワードで手札に加わるゴブリンキングはコスト4でありながら高いスタッツと守護を持つ強力なフォロワー。 1枚で4体のフォロワーを展開できて墓地肥やしに貢献できること、ラストワードの存在からネクロマンサーへの適性が高いフォロワー。 一気に3体展開する関係上、戦乙女の槍なんかと組み合わせると、合計スタッツは7/5とかなりのものになる。 ちなみにキングには「元人間の王子が復讐のために姿を変えた」という超重い裏設定がある。 ちなみにゴブリンキングはゴブリンプリンセスが追加される前にソロプレイのチュートリアルでしれっと登場しており、当時のユーザーの間では謎のカードとして扱われていた。 >ゴブリンリーダー >コスト3 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/2 >自分のターン終了時、ゴブリン1体を出す。 ゴブリン界の超問題児。アリスと同じくワンダーランドドリームズパックで登場。 リーダーでありながら普通のゴブリンと同じスタッツしかないが、ゴブリンを無限に呼び出す能力が極めて危険。 当時の先攻でのゴブリン→適当な2コス→ゴブリンリーダー→アリス(通称123アリス)の流れは、実質的な特殊勝利と呼ばれるほど返す手段の無かった凶悪ムーブ。 やっぱりというべきかナーフ対象になり、スタッツが1/1ずつ上がってリーダーに相応しい能力になったが、その代わりコストが1引き上げられた。 >ゴブリンエンペラー >コスト3 ニュートラル フォロワー ゴールド >2/2 >自分の場に元のコスト1以下のフォロワーが出るたび、それは突進 を持つ。 >ファンファーレ ゴブリン、ゴブリンリーダー、ゴブリンプリンセスの中から、ランダムに1枚を手札に加える。 ゴブリンの皇帝。コスト1中心のアグロ型のデッキで使えそうな能力を持つ。 だが、ファンファーレの対象がランダムすぎてちょっと使いづらいか。本体のスタッツが低めなのも難点。 ゴブリンとプリンセスはともかく、リーダーはコスト1フォロワーを出すタイミングが「ターン終了時」なのでエンペラーと何一つ噛み合っていないという致命的な問題点がある。&font(l){ぶっちゃけゴブリンよりナイトとかフェアリー突進させたほうがよっぽど強い。(勝てるとは言ってない)} >ゴブリンファイター >コスト2 ニュートラル フォロワー ブロンズ >2/1 >ファンファーレ ゴブリン、ゴブリンリーダーの中から、ランダムに1枚を手札に加える。 コストに対して少々スタッツが不安だが、ファンファーレは優秀。 特に手札を切らしたくない2pickでは優先して取りたいカードだ。 >ゴブリンゾンビ >コスト3 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ >2/3 >自分のターン終了時、ネクロマンス 4;+2/+2する。 ゴブリンのなれの果て。なぜか腐っている癖にスタッツは高い。 勝手に墓場を消費していってしまうため、普通のネクロマンサーデッキに組み込むのは難しい。 墓場利用をメインにしないタイプなら、勝手に溜まっていく墓場をいい感じに消費してくれる側面もあるのだが。 >メカゴブリン >コスト2 ニュートラル フォロワー ブロンズ 機械 >2/2 >ラストワード リペアモード1枚を手札に加える。 [[機械タイプ>機械(shadowverse)]]のカードの実装に因んで、&bold(){機械化してしまったゴブリン。} リペアモードは自分のリーダーもしくはフォロワーを1回復、選んだフォロワーが機械フォロワーであれば3回復させるスペル。 機械軸のデッキでの採用率が高く、2ターン目は彼を召喚するかマシンエンジェルのアクセラレート召喚か、都会の鉄板を浮かせるか(ROG環境以降)のどれかになることが多い。 >ゴブリンスクラム >コスト3 ニュートラル スペル シルバー >ゴブリン2体を出す。 >エンハンス 6;2体ではなく5体出す。 >エンハンス 9;さらに、進化していない自分のゴブリンすべてを進化させる。 場にゴブリンを大量展開する。エンハンス9では進化回数を一気に5も稼ぐことが可能。 至高神・ゼウスへの繋ぎとして使われることが多いか、2pickでも優秀。 *ゴブリンを討つ者たち >ゴブリンスレイヤー・ルシウス >コスト5 ニュートラル フォロワー ゴールド >3/4 >ファンファーレ コスト2以上の他のフォロワーすべてに1ダメージ。コスト1のフォロワーすべてに2ダメージ。 全体ダメージを飛ばすフォロワー。しかし、コスト5の癖にスタッツが低い。 ファンファーレは確かにゴブリンはまとめて消し飛ばせるが、それ以外には1点ダメージしか通らない。 それ以外だと「プリンセス」と「ファイター」は倒せるが、「リーダー」も「エンペラー」も「キング」も%%「ゾンビ」も%%倒せないという片手落ち感。 そもそも前述のようにコスト1で体力が2あるフォロワーはゴブリン以外には「ヴァンガード」と「スカルビースト」ぐらいしかいないという有様。 「ゴブリンを狩る者」というか、''「ゴブリンしか狩れない者」''というのが正確だろう。 >ゴブリンブレイカー・ティナ >コスト4 ニュートラル フォロワー ゴールド >3/4→4/5 >進化時 相手のフォロワー1体に2ダメージ。そのフォロワーがニュートラルなら、2ダメージではなく5ダメージ。 ルシウスよりはまだまともなゴブリンハンター。ニュートラルメタな能力を持っており、ワンダーランドドリーム全盛期にはそこそこ採用されたとか。 スタッツも極端に高くはないがルシウスとは違ってコスト相応。 進化権を使うとはいえ、ニュートラルへの5ダメージはかなり強烈。ゴブリン如きに打つにはちょっともったいないが。 現在はニュートラル軸のデッキ自体がマイナー気味なので、メタとしての価値もほぼ喪失気味。 追記・修正はゴブリンを3積みしてからお願いします。 #center(){&color(#990000){&sizex(7){鎧サイコー!武器、サイコー↑!!}}} &sizex(3){多少なりとも心得のある者なら、恐れる必要もねぇ、三下の魔物だ。} &sizex(3){とはいえ、武装してる奴らには注意しろよ。} &sizex(3){ちっぽけな小剣だって、当たりゃあ血はでるんだからな。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 獲物発見!行くぞー! -- 名無しさん (2018-11-09 08:12:39) - ルシウスはV組の臨時教師始めてからが本番だから…(震え声) -- 名無しさん (2018-11-09 09:14:49) - 初期かつ一時期のドラゴン(ランプが流行る前のアグロ型)を支えてくれた一枚。「1/2バニラとかいるかぁ?」と半信半疑で入れたら期待以上に働いてくれたなぁ -- 名無しさん (2018-11-09 10:36:33) - ゴブマはROB環境くらいまではミッドレンジ~ランプくらいの中軽量デッキでは準必須枠だったんだけどなぁ……特に対ドロシーウィッチでは進化させて立てとくと、向こうはそのターン動けないことを覚悟しての死の舞踏かドロシー進化させてとるしかなく、そしてそのドロシーのヘルスが2まで落ちるからサラマンダーブレスの範囲に入る -- 名無しさん (2018-11-09 16:40:12) - バフォやアーサー採用だと効果持ち112よりゴブリンの方が優先度上だったりサーチに引っ掛かりにくいのも利点 -- 名無しさん (2018-11-09 17:12:00) - マウントデーモン は昔はかなり採用されてたんだけどな 優秀な守護が増えすぎた -- 名無しさん (2018-11-09 17:33:02) - アリスが流行り始めたころこいつの体力が2だったことを凄く憎んだ -- 名無しさん (2018-11-09 18:56:00) - GMDは舞踏登場で一気に消えた印象 -- 名無しさん (2018-11-09 22:10:22) - このゲームでこいつほどスタン落ち導入の恩恵を受けたカードは無いのではないだろうか -- 名無しさん (2018-11-09 23:16:10) - エモノハッケンイクゾー!ワタシハブタイニサクハナ!オレニシタガエーデテコーイエモノハッケンイクゾーフシギナセカイステキナセカイK.O. -- 名無しさん (2018-11-10 14:18:14) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/11/09 Fri 02:28:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&color(#990000){&sizex(7){エモノ発見!イクゾー!}}} &sizex(3){まぁ、見た目はちっとばかし驚くが、中身は大したことはねぇ。} &sizex(3){所詮は魔族の下っ端だし、力もなけりゃ、知恵もねぇな。} &sizex(3){…だが、凶暴な所には気を付けた方がいいぜ。} デジタルカードゲーム『[[Shadowverse]]』に登場するフォロワー。 ここでは、[[ゴブリン]]に関連するカードも一緒に紹介する。 *性能 >コスト1 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/2 一切の特殊能力を保持していないいわゆる[[バニラ]]フォロワー。 全てのプレイヤーが最初から3枚持っている「ベーシック」に分類される。 ソロシナリオを進めると、絵が輝いているプレミアム版も手に入る。 [[ファンタジー]]におけるやられ役「[[ゴブリン]]」に相応しく、性能的に見るべき点は一切ない。 体力がちょっと高いが、攻撃力1だし、ある程度カード資産が貯まってきたら速攻でデッキから外されて二度と日の目を見ることがないカード…… ''だと思ったか?'' 実はこのカード、''意外なほどに使用者からの評価は高い''のだ。 評価点①そもそも、「コスト1のニュートラルフォロワー」自体がほとんどいない 他にコスト1で出せるニュートラルフォロワーは、例えば >ワイズマーマン >コスト1 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/1 >ファンファーレ 自分の他のニュートラル・フォロワー1体を+1/+0する とか、 >堅牢なる天使 >コスト1 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/1 >守護 >ファンファーレ エンハンス4; +2/+2する ぐらいしかいない。 どちらも特殊能力を持っているが、体力が1しかないので、フェアリーやスケルトン、フォレストバットと言った1/1トークンと相打ちになるという難点がある。 その点[[ゴブリン]]ならこれら1/1組を一方的に潰しながら生存できる。意外なほど場持ちがいいのだ。 この辺りがあっという間に完全上位互換が登場して見向きもされなくなった「ファイター」なんかと違うところ。 評価点②クラス別カードに目をやっても、「コスト1の1/2」は滅多にいない 特殊能力ありのコスト1フォロワーは結構いるが、やはりいずれも1/1に設定されている。 例外としては >ヴァンガード >コスト1 ロイヤル フォロワー 兵士 ブロンズ >1/2 というクラス以外全て[[ゴブリン]]と同じフォロワーもいるが、コイツは既にスタン落ちしている。 また、 >スカルビースト >コスト1 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ >1/2 >ラストワード 自分の墓場を+1する これはラストワードを含めれば[[ゴブリン]]の上位互換だが、やはりスタン落ち済み。 [[ゴブリン]]はベーシックカードであるので「決してスタン落ちしない」ことが明確であり、今後も活躍の機会は存在するだろう。 後述するように「ニュートラルである強み」もあるので、アンリミテッドのネクロマンサーであっても[[ゴブリン]]の枠がないわけではない。 さらに言えば後攻側が1ターン目でこいつを除去できる手段はかなり…というかほぼ存在しない。 スタン落ちしたカード含めてもドラゴンクラスの「相手のフォロワー1体に2ダメージ。」の効果を持つ1コストスペル「ブレイジングブレス」ぐらいである。 また、後続のフォロワーを次々と出していくと、相手はどうしても高コストの危険なフォロワーの対処を優先せざるを得ず、[[ゴブリン]]は後回しにされがち。その間にチクチクリーダーを殴ると、[[ゴブリン]]1体で5、6ポイントの体力を持っていくことも結構あるので恐ろしい。 ちなみに危険すぎるためか「コスト1の2/1」という[[ゴブリン]]と逆のスタッツを持つフォロワーはどのクラスを見ても存在しない。 先攻がいきなり2点ダメージを飛ばせてしまい、先攻有利になりすぎるからだろう。 評価点③「ニュートラルのフォロワー」である強みも多い 具体的にはニュートラルサポートが大量に登場した「ワンダーランドドリーム」パック出身のカードが該当する。 代表例はこの辺り。 >不思議の探究者・アリス >コスト4 ニュートラル フォロワー レジェンド >3/4 >ファンファーレ 自分の手札のニュートラル・フォロワーすべてと自分の他のニュートラル・フォロワーすべてを+1/+1する。 このアリスがいた頃の[[ゴブリン]]は後述のゴブリンリーダー共々最高に輝いていた時期だったと言えるだろう。 コスト1の[[ゴブリン]]が2/3という中堅クラスのスタッツになり、非常に落とされづらくなるのだ。 ただ、アリスはあまりの暴れっぷりが目に余ったためか、''体力が上昇しない''ようにナーフされてしまった。それでも、ニュートラルサポートのカード自体は多数あるので、それらと組み合わせれば十分仕事はできるだろう。 総じてコスト1のバニラとは思えないほど侮れないポテンシャルを秘めており、小型フォロワーを大量展開するアグロ型デッキの縁の下の力持ちとして、最初期から現在に至るまで採用され続けている希少なカードである。 コイツの強さに気付けると、初心者卒業と言えるかもしれない。 *ゴブリン族に関連するカードたち >ゴブリンマウントデーモン >コスト5 ニュートラル フォロワー シルバー >3/7 >守護 >ファンファーレ 自分の他のフォロワーすべてに3ダメージ。 最初期から存在する騎乗[[ゴブリン]]。 デメリットが重いものの体力高めかつパワー3守護持ちのため小型を並べるデッキに強く、横展開しないコントロール系デッキなどでの採用実績がある。 しかしローテ落ちの少し前あたりからはデメリットの重さからほとんど使われなくなっていった。 自傷ダメージを利用するにもダメージが高すぎる(侮蔑の従者やドラゴスネークが破壊されてしまう)ので、アンリミテッドの侮蔑ドラゴンなんかでも入れるのは難しい。 ちなみに「OKM」という略称が存在しているがこれはマウントデーモンを「オークキングマスター」という%%かすりもしていない%%名前で間違えたユーザーがいたのがきっかけ。 後に >ゴブリンマウントオーガ >コスト3 ニュートラル フォロワー シルバー >1/4 >守護 >ファンファーレ エンハンス 5; +2/+2する。 というリメイク版(?)も出た。デメリットはなくなったが、能力的には少々地味すぎるか。 >[[ゴブリン]]プリンセス >コスト5 ニュートラル フォロワー シルバー >2/1 >ファンファーレ [[ゴブリン]]2体を出す。 >ラストワード ゴブリンキング1枚を手札に加える。 >ゴブリンキング >コスト4 ニュートラル フォロワー ゴールド >5/5 >守護 [[ゴブリン]]族のお姫様。コストに対してスタッツは低いが、同時に召喚される[[ゴブリン]]を合わせれば合計4/5になってコスト相応にはなる。 ラストワードで手札に加わるゴブリンキングはコスト4でありながら高いスタッツと守護を持つ強力なフォロワー。 1枚で4体のフォロワーを展開できて墓地肥やしに貢献できること、ラストワードの存在からネクロマンサーへの適性が高いフォロワー。 一気に3体展開する関係上、戦乙女の槍なんかと組み合わせると、合計スタッツは7/5とかなりのものになる。 ちなみにキングには「元人間の王子が復讐のために姿を変えた」という超重い[[裏設定]]がある。 ちなみにゴブリンキングはゴブリンプリンセスが追加される前にソロプレイのチュートリアルでしれっと登場しており、当時のユーザーの間では謎のカードとして扱われていた。 >[[ゴブリン]]リーダー >コスト3 ニュートラル フォロワー ブロンズ >1/2 >自分のターン終了時、[[ゴブリン]]1体を出す。 [[ゴブリン]]界の超問題児。アリスと同じくワンダーランドドリームズパックで登場。 リーダーでありながら普通の[[ゴブリン]]と同じスタッツしかないが、[[ゴブリン]]を無限に呼び出す能力が極めて危険。 当時の先攻での[[ゴブリン]]→適当な2コス→[[ゴブリン]]リーダー→アリス(通称123アリス)の流れは、実質的な特殊勝利と呼ばれるほど返す手段の無かった凶悪ムーブ。 やっぱりというべきかナーフ対象になり、スタッツが1/1ずつ上がってリーダーに相応しい能力になったが、その代わりコストが1引き上げられた。 >ゴブリンエンペラー >コスト3 ニュートラル フォロワー ゴールド >2/2 >自分の場に元のコスト1以下のフォロワーが出るたび、それは突進 を持つ。 >ファンファーレ [[ゴブリン]]、[[ゴブリン]]リーダー、[[ゴブリン]]プリンセスの中から、ランダムに1枚を手札に加える。 [[ゴブリン]]の皇帝。コスト1中心のアグロ型のデッキで使えそうな能力を持つ。 だが、ファンファーレの対象がランダムすぎてちょっと使いづらいか。本体のスタッツが低めなのも難点。 ゴブリンとプリンセスはともかく、リーダーはコスト1フォロワーを出すタイミングが「ターン終了時」なのでエンペラーと何一つ噛み合っていないという致命的な問題点がある。&font(l){ぶっちゃけゴブリンよりナイトとかフェアリー突進させたほうがよっぽど強い。(勝てるとは言ってない)} >[[ゴブリン]]ファイター >コスト2 ニュートラル フォロワー ブロンズ >2/1 >ファンファーレ [[ゴブリン]]、[[ゴブリン]]リーダーの中から、ランダムに1枚を手札に加える。 コストに対して少々スタッツが不安だが、ファンファーレは優秀。 特に手札を切らしたくない2pickでは優先して取りたいカードだ。 >ゴブリンゾンビ >コスト3 ネクロマンサー フォロワー ブロンズ >2/3 >自分のターン終了時、ネクロマンス 4;+2/+2する。 [[ゴブリン]]のなれの果て。なぜか腐っている癖にスタッツは高い。 勝手に墓場を消費していってしまうため、普通のネクロマンサーデッキに組み込むのは難しい。 墓場利用をメインにしないタイプなら、勝手に溜まっていく墓場をいい感じに消費してくれる側面もあるのだが。 >メカゴブリン >コスト2 ニュートラル フォロワー ブロンズ 機械 >2/2 >ラストワード リペアモード1枚を手札に加える。 [[機械タイプ>機械(shadowverse)]]のカードの実装に因んで、&bold(){機械化してしまったゴブリン。} リペアモードは自分のリーダーもしくはフォロワーを1回復、選んだフォロワーが機械フォロワーであれば3回復させるスペル。 機械軸のデッキでの採用率が高く、2ターン目は彼を召喚するかマシンエンジェルのアクセラレート召喚か、都会の鉄板を浮かせるか(ROG環境以降)のどれかになることが多い。 >[[ゴブリン]]スクラム >コスト3 ニュートラル スペル シルバー >[[ゴブリン]]2体を出す。 >エンハンス 6;2体ではなく5体出す。 >エンハンス 9;さらに、進化していない自分の[[ゴブリン]]すべてを進化させる。 場に[[ゴブリン]]を大量展開する。エンハンス9では進化回数を一気に5も稼ぐことが可能。 至高神・[[ゼウス]]への繋ぎとして使われることが多いか、2pickでも優秀。 *ゴブリンを討つ者たち >[[ゴブリンスレイヤー]]・ルシウス >コスト5 ニュートラル フォロワー ゴールド >3/4 >ファンファーレ コスト2以上の他のフォロワーすべてに1ダメージ。コスト1のフォロワーすべてに2ダメージ。 全体ダメージを飛ばすフォロワー。しかし、コスト5の癖にスタッツが低い。 ファンファーレは確かに[[ゴブリン]]はまとめて消し飛ばせるが、それ以外には1点ダメージしか通らない。 それ以外だと「プリンセス」と「ファイター」は倒せるが、「リーダー」も「エンペラー」も「キング」も%%「[[ゾンビ]]」も%%倒せないという片手落ち感。 そもそも前述のようにコスト1で体力が2あるフォロワーは[[ゴブリン]]以外には「ヴァンガード」と「スカルビースト」ぐらいしかいないという有様。 「[[ゴブリン]]を狩る者」というか、''「[[ゴブリン]]しか狩れない者」''というのが正確だろう。 >ゴブリンブレイカー・ティナ >コスト4 ニュートラル フォロワー ゴールド >3/4→4/5 >進化時 相手のフォロワー1体に2ダメージ。そのフォロワーがニュートラルなら、2ダメージではなく5ダメージ。 ルシウスよりはまだまともなゴブリンハンター。ニュートラルメタな能力を持っており、ワンダーランドドリーム全盛期にはそこそこ採用されたとか。 スタッツも極端に高くはないがルシウスとは違ってコスト相応。 進化権を使うとはいえ、ニュートラルへの5ダメージはかなり強烈。[[ゴブリン]]如きに打つにはちょっともったいないが。 現在はニュートラル軸のデッキ自体がマイナー気味なので、メタとしての価値もほぼ喪失気味。 追記・修正は[[ゴブリン]]を3積みしてからお願いします。 #center(){&color(#990000){&sizex(7){鎧サイコー!武器、サイコー↑!!}}} &sizex(3){多少なりとも心得のある者なら、恐れる必要もねぇ、三下の魔物だ。} &sizex(3){とはいえ、武装してる奴らには注意しろよ。} &sizex(3){ちっぽけな小剣だって、当たりゃあ血はでるんだからな。} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 獲物発見!行くぞー! -- 名無しさん (2018-11-09 08:12:39) - ルシウスはV組の臨時教師始めてからが本番だから…(震え声) -- 名無しさん (2018-11-09 09:14:49) - 初期かつ一時期のドラゴン(ランプが流行る前のアグロ型)を支えてくれた一枚。「1/2バニラとかいるかぁ?」と半信半疑で入れたら期待以上に働いてくれたなぁ -- 名無しさん (2018-11-09 10:36:33) - ゴブマはROB環境くらいまではミッドレンジ~ランプくらいの中軽量デッキでは準必須枠だったんだけどなぁ……特に対ドロシーウィッチでは進化させて立てとくと、向こうはそのターン動けないことを覚悟しての死の舞踏かドロシー進化させてとるしかなく、そしてそのドロシーのヘルスが2まで落ちるからサラマンダーブレスの範囲に入る -- 名無しさん (2018-11-09 16:40:12) - バフォやアーサー採用だと効果持ち112よりゴブリンの方が優先度上だったりサーチに引っ掛かりにくいのも利点 -- 名無しさん (2018-11-09 17:12:00) - マウントデーモン は昔はかなり採用されてたんだけどな 優秀な守護が増えすぎた -- 名無しさん (2018-11-09 17:33:02) - アリスが流行り始めたころこいつの体力が2だったことを凄く憎んだ -- 名無しさん (2018-11-09 18:56:00) - GMDは舞踏登場で一気に消えた印象 -- 名無しさん (2018-11-09 22:10:22) - このゲームでこいつほどスタン落ち導入の恩恵を受けたカードは無いのではないだろうか -- 名無しさん (2018-11-09 23:16:10) - エモノハッケンイクゾー!ワタシハブタイニサクハナ!オレニシタガエーデテコーイエモノハッケンイクゾーフシギナセカイステキナセカイK.O. -- 名無しさん (2018-11-10 14:18:14) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: