獅子目言彦

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&font(#6495ED){登録日}:2012/11/01 Thu 09:32:08 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#184c02){このジープは新車のようだな…} &font(b,24,#184c02){新しい!!!} } &ruby(ししめ){獅子目} &ruby(いいひこ){言彦}とは、[[漫画]]『[[めだかボックス]]』に出てくる、口癖が「&bold(){新しい}」で笑い方が「げっげっげっ」の新しい登場人物。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *概要 [[不知火]]の里に今なお生きる、御伽噺の「英雄」にして里の「闇」。 ボスとしてのテーマは「勝てない敵」。 頭に角を生やしたり数メートルの巨体だったり化け物のような新しい外見だが、[[安心院さん>安心院なじみ(めだかボックス)]]曰く「人外が初めて勝てなかった&font(#ff0000){人間}」 ……&font(#ff0000){人間}なのである。こんなのでも。 はるか古代の人間でありながら、[[不知火]]の里にて生き続けている。 これは、[[不知火]]の里が源流である半纏の「希少種を保存したい」本能を受け継いでいるため。 里の誰かが言彦の存在バックアップ(本体ではない)となり、「自分であること」を消した上で言彦となる……ということを繰り返して生き続けている。 人のつながりの中にのみ存在する、一種の情報生命体、あるいは「御伽噺」「伝説」そのものといえる。 半袖も20歳になったら言彦を継ぐことが決まっている。 そのためか、言彦も半袖を傷つけることばかりは避け、里にいる限りは外に出ることもない。 「次元の違う」強さを持ち、単純な物理現象を引き起こす&ruby(アブノーマル){「異常」}や「&ruby(マイナス){過負荷}」などのスキルは&bold(){一切通用しない}。 しかし、前述の在り方から「&bold(){言葉は通じる}」ので、言葉によって関係性を操る&ruby(スタイル){「言葉遣い」}は通用する。 …というか、スタイルはそのために[[鶴喰梟]]が発明した技術である。 * 人物 かつての英雄ながらも、今は見る影もなく落ちぶれ、&bold(){「新しい」}楽しみを探して暴れまわるだけの、傲慢で強欲な怪物と化している。 とにかく「新しい」ことにしか興味がなく、娯楽を求める暴君たる彼の姿は&s(){ボケ老人}幼児退行しているようにすら見える。 やたら「!」を多用する。 「言彦」の名の通りというべきか、諺や慣用句を捩ったような煽り方をするのも特徴。 彼の言動は、身内からも &bold(){「やれやれ…また言彦の遊びが始まりましたね」} &bold(){「(いつもの思い込みか?)」} などと持て余され気味の扱いを受ける程。 * 活躍 新しい章の[[不知火]]不知編で初登場。 [[不知火半袖>不知火半袖(めだかボックス)]]が自身の故郷である不知火の里の闇を話そうとした時、不知火帯が連れて&s(){というか振り回されて[[(物理)]]}来る形で[[黒神めだか]]達と対峙する。 その見た目通り化け物じみた能力を持ち ・[[スキル無効>無効化]] ・[[めだか>黒神めだか]]、[[人吉善吉]]、[[球磨川禊]]をまとめてこてんぱんにする ・&bold(){輪ゴム鉄砲で安心院さんを&font(#ff0000){殺害}} ・眼鏡をメリケンサック代わりにした[[パンチ>パンチ(技)]]で&bold(){めだかをワンパン} ・彼から喰らったダメージは&bold(){永遠に回復しない} と正にやりたい放題。 途中[[十三組の十三人]]の「&ruby(フロントシックス){表の六人}」にでんじほうなどの奇襲を受けるも、攻撃どころか「マッサージ」と認識するほど余裕綽々。 [[不知火半纏]]の運転するステルス装甲車に轢かれた際には流石に吹っ飛んだが。 その後も、不知火半袖を「檻迎」していた[[鶴喰梟]]を踏み殺すなど引き続き暴れまわる。 言彦に対抗するために彼が作ったスタイルの数々だが、梟は&bold(){「怒った人間に言葉は通じない」}という当たり前すぎることを見落としていたのだ。 * 能力 &bold(){・『主人公』} 安心院さんに言わせれば、めだかちゃんと同類の 「&bold(){&ruby(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・){理屈じゃなく勝者であると決めつけられた[[主人公体質>主人公補正]]の人間}}」 この体質の人間は千年に一人程度いるらしい。 それを人為的に生み出すという試みが、箱庭学園で行われていたフラスコ計画の原型にして本懐である。 &bold(){・不可逆の&ruby(デストロイヤー){破壊者}} 上記の通りダメージを回復させない能力を持っている。 ただし、作中でめだかは負傷は治らずとも普通に動けているほか、男二人も[[人吉瞳]]の手によって意識を回復させている。 そのためこれは形ある傷にしか効果がないと思われる。 言彦自身が倒された際には破壊の不可逆性が失われており、「&bold(){それじゃあまるでスタイル}」との指摘がある。 言うなれば「諺使い」だろうか? 孤独な暴君の強さの根源こそは他人とのつながりだった、というまさかのオチである。 * 過去 元は五千年前に存在した人物。 &bold(){「土地を守り民の盾になり、悪を正し弱きを助け、仲間と共にあり女を愛し、戦い続けた五千年前の御伽噺の英雄」}だったと言われる。 しかし、その後守るべき土地も女も失って「生きること」だけが目的となり、それを邪魔する者を挫く暴君となってしまった。 四千年前には「勇気ある少年」を、三千年前には「優しき策略家」を、二千年前には「老獪な魔女」を、千年前には「二刀流の義賊」を打ち倒してきた。 ちなみに五千年前当時は、安心院さんを&bold(){少なく見積もっても一億回以上}負かしたらしい。 *最期 めだかとの対決で一度は敗れるが、半袖に憑依して新たなる言彦へと生まれ変わる形で復活。 しかし善吉の機転で憑依された半袖の意思が覚醒し、半袖が言彦の能力を使って自分自身を「破壊」することで受け継がれた存在としての「言彦」は完全に消滅した。 直後に元の体の言彦は復活したが、本人曰く「残響」とのこと。 外見や口調こそ今までと同じ言彦だが、立ち居振る舞いは今までの言彦とはまるで違う極めておとなしい人物となっている。 *台詞 &font(b,20,#184c02){「げっげっげっげっげっげっげっげっげっげっ!!!」} &font(b,20,#184c02){「あ!!!新しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」} &font(b,20,#184c02){「新しい。」} &font(b,#184c02){「この『かゆみ』新しいぞ!驚いた 下界ではまさか」} &font(b,30,#184c02){「[[蚊>カ]]」} &font(b,#184c02){「がここまで目を瞪る進化を見せておるとは!」} &font(b,#184c02){「だが!されど!いかに大きく育とうと!」} &font(b,#184c02){「蚊は平手で!叩き潰すものと相場が決まっておる!」} &font(b,#184c02){「むう!?五体が破裂しておらんとはどういうことだ…」} &font(b,#184c02){「ははーん さてはこやつ人間だな?」} &font(b,#184c02){「蚊のフリをして儂を謀り手加減を誘うとはなんたる策略家だ」} &font(b,#184c02){「新しい!この言彦恐れ入った」} &font(b,#184c02){「準備完了 たまたま輪ゴムを持っててよかった」} &font(b,#184c02){「貴様と戦うにふさわしい武器だ げっげっげ」} &font(b,#184c02){「儂はこの自動車という機械を見るたび微笑ましい気持ちになる」} &font(b,#184c02){「合理性や機能だけを追求しない」} &font(b,#184c02){「人間のお茶目な側面を感じるからのう」} &font(b,#184c02){「だって移動手段に乗り物を作るって!」} &font(b,#184c02){「げげげげ!遊び心に勝ちすぎだろう!」} &font(20,b,#184c02){「どう考えても走った方が速いのに!」} (眼鏡を弄りながら) &font(b,#184c02){「ういーん がしゃん ういーん がしゃん ういーん がしゃん」} &font(b,#184c02){「がしゃん!完成だ」} &font(b,#184c02){「名付けて『眼鏡ンサック』!」} &font(b,#184c02){「さあ どこからでもかかってくるがよい!」} &font(b,#184c02){「ぐ ぐううううう」} &font(18,b,#184c02){「ぐうぐう」} &font(b,#184c02){「はっ!」} &font(b,#184c02){「あまりの気持ち良さにぐうぐう寝てしまった 言彦の不覚!」} &font(b,#184c02){「足踏みマッサージに針治療に低周波治療!」} &font(b,#184c02){「なまっておった儂の身体をほぐしてくれるとは新しくも親切な奴らよ!!」} &font(b,#184c02){「だが生憎だな!そのような機嫌取りが儂は一番嫌いなのだ!」} &font(b,#184c02){「こびへつらいおって!どうして正面から戦いを挑まんのだ情けない!!」} *余談 一見なんの繋がりもないような理不尽な能力と強さだが、「物語」と「人間」という「関係性」に注目すると彼のテーマが見えてくる。 要するに彼は、めだか達にとっての「物語」であると同時に、[[めだかボックス]]という「物語」にとっての「読者」のなのだ。 物語の登場人物が[[どんなに完全で完璧で完成された人間だろうと>黒神めだか]]、[[世界を『なかったことにする』能力を持っていようと>球磨川禊]]、[[1京2858兆0519億6763万3865個のスキルがあろうと>安心院なじみ(めだかボックス)]]読者には何の影響も与えられるはずもない。 故に彼にはスキルも攻撃も通じない。 逆に読者が破り捨てたページや塗り潰した文章は、物語の内側で何をやっても直らない。 故に彼は不可逆の破壊者である。 しかし、物語が唯一読者に干渉する手段は、「言葉」が読者に与える感動である。 故に、彼を倒すのは共感と言葉の力である「&ruby(スタイル){言葉遣い}」であり、読者の視点にある[[彼>人吉善吉]]だったのだろう。 この記事の追記・修正された部分は…&bold(){新しい!!!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - サルベージしました -- 名無しさん (2019-06-02 19:47:56) - 文字数が規約に足りていないです。サルベージはいいけど今の規約に違反してないかを確認してからやるべき。 -- 名無しさん (2019-06-02 20:37:32) - ↑失礼しました、今後サルベージするにあたり規約を確認したいのですがどのページを参照すれば良いでしょうか? 一応次のページは読んでいます項目作成時所要時間(アニヲタWiki)[[項目作成時のルール]] -- 名無しさん (2019-06-02 22:05:50) - こいつをスタンドにしたら能力パラメータはどうなるだろう。スタープラチナ -- 名無しさん (2019-11-27 16:14:37) - ↑を -- 名無しさん (2019-11-27 16:15:21) - ↑基準として精密動作は劣ってても破壊力・スピード・射程距離・持続力・成長性は優に上回ってると思う -- 名無しさん (2019-11-27 16:18:35) - 西尾作品の中でもこいつ最強だと思う -- 名無しさん (2020-01-17 23:17:04) - 日本人名だけど英雄時代の姿が日本の衣装じゃないから日本人じゃないのかな 古代ローマかギリシャの戦士みたいだった -- 名無しさん (2020-02-06 20:34:33) - 間違いなくめだか最強キャラだけど、それを善吉が倒したって事が個人的にポイント高い -- 名無しさん (2020-12-18 08:41:00) - 長く存在してるからこそ、刺激や新鮮みを求めて『新しい』って言ってんのかな……? -- 名無しさん (2020-12-18 10:04:12) - 最後、言彦の性格が丸くなったのは、角(つの)が折れたことによって、角(かど)が取れたということか? -- 名無しさん (2020-12-18 11:25:58) - 安心院さんを明確に『倒せる』人。ただあの人は殺しただけではぶっちゃけこの漫画から追放したみたいな理屈にしかならんし完全なる打倒はもっと大きな条件を整える必要はありそう。例えば概念を殺し切るとか -- 名無しさん (2021-03-30 21:34:11) - めだかは体幹ぶっ壊されてそれは治ってないけど捻る動作の勢いで無理矢理手足を動かしてるみたいな事言って無かったっけ? -- 名無しさん (2022-09-09 02:38:18) - 最後の考察、なるほど…確かにそれなら勝ったのが『物語の主役』黒神めだかではなく、『読者視点』の人吉善吉であったのは必然だったのか -- 名無しさん (2023-07-12 03:20:57) - ずっとこいつのことよくわかんないボスだと思ってたけど最後の考察でぐっと解像度高まったわ。なるほどね -- 名無しさん (2024-08-07 13:27:26) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/11/01 Thu 09:32:08 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,#184c02){このジープは新車のようだな…} &font(b,24,#184c02){新しい!!!} } &ruby(ししめ){獅子目} &ruby(いいひこ){言彦}とは、[[漫画]]『[[めだかボックス]]』に出てくる、口癖が「&bold(){新しい}」で笑い方が「げっげっげっ」の新しい登場人物。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *概要 [[不知火]]の里に今なお生きる、御伽噺の「英雄」にして里の「闇」。 ボスとしてのテーマは「勝てない敵」。 頭に角を生やしたり数メートルの巨体だったり化け物のような新しい外見だが、[[安心院さん>安心院なじみ(めだかボックス)]]曰く「人外が初めて勝てなかった&font(#ff0000){人間}」 ……&font(#ff0000){人間}なのである。こんなのでも。 はるか古代の人間でありながら、[[不知火]]の里にて生き続けている。 これは、[[不知火]]の里が源流である半纏の「希少種を保存したい」本能を受け継いでいるため。 里の誰かが言彦の存在バックアップ(本体ではない)となり、「自分であること」を消した上で言彦となる……ということを繰り返して生き続けている。 人のつながりの中にのみ存在する、一種の情報生命体、あるいは「御伽噺」「伝説」そのものといえる。 半袖も20歳になったら言彦を継ぐことが決まっている。 そのためか、言彦も半袖を傷つけることばかりは避け、里にいる限りは外に出ることもない。 「次元の違う」強さを持ち、単純な物理現象を引き起こす&ruby(アブノーマル){「異常」}や「&ruby(マイナス){過負荷}」などのスキルは&bold(){一切通用しない}。 しかし、前述の在り方から「&bold(){言葉は通じる}」ので、言葉によって関係性を操る&ruby(スタイル){「言葉遣い」}は通用する。 …というか、スタイルはそのために[[鶴喰梟]]が発明した技術である。 * 人物 かつての英雄ながらも、今は見る影もなく落ちぶれ、&bold(){「新しい」}楽しみを探して暴れまわるだけの、傲慢で強欲な怪物と化している。 とにかく「新しい」ことにしか興味がなく、娯楽を求める暴君たる彼の姿は&s(){ボケ老人}幼児退行しているようにすら見える。 やたら「!」を多用する。 「言彦」の名の通りというべきか、諺や慣用句を捩ったような煽り方をするのも特徴。 彼の言動は、身内からも &bold(){「やれやれ…また言彦の遊びが始まりましたね」} &bold(){「(いつもの思い込みか?)」} などと持て余され気味の扱いを受ける程。 * 活躍 新しい章の[[不知火]]不知編で初登場。 [[不知火半袖>不知火半袖(めだかボックス)]]が自身の故郷である不知火の里の闇を話そうとした時、不知火帯が連れて&s(){というか振り回されて[[(物理)]]}来る形で[[黒神めだか]]達と対峙する。 その見た目通り化け物じみた能力を持ち ・[[スキル無効>無効化]] ・[[めだか>黒神めだか]]、[[人吉善吉]]、[[球磨川禊]]をまとめてこてんぱんにする ・&bold(){輪ゴム鉄砲で安心院さんを&font(#ff0000){殺害}} ・眼鏡をメリケンサック代わりにした[[パンチ>パンチ(技)]]で&bold(){めだかをワンパン} ・彼から喰らったダメージは&bold(){永遠に回復しない} と正にやりたい放題。 途中[[十三組の十三人]]の「&ruby(フロントシックス){表の六人}」にでんじほうなどの奇襲を受けるも、攻撃どころか「マッサージ」と認識するほど余裕綽々。 [[不知火半纏]]の運転するステルス装甲車に轢かれた際には流石に吹っ飛んだが。 その後も、不知火半袖を「檻迎」していた[[鶴喰梟]]を踏み殺すなど引き続き暴れまわる。 言彦に対抗するために彼が作ったスタイルの数々だが、梟は&bold(){「怒った人間に言葉は通じない」}という当たり前すぎることを見落としていたのだ。 * 能力 &bold(){・『主人公』} 安心院さんに言わせれば、めだかちゃんと同類の 「&bold(){&ruby(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・){理屈じゃなく勝者であると決めつけられた[[主人公体質>主人公補正]]の人間}}」 この体質の人間は千年に一人程度いるらしい。 それを人為的に生み出すという試みが、箱庭学園で行われていたフラスコ計画の原型にして本懐である。 &bold(){・不可逆の&ruby(デストロイヤー){破壊者}} 上記の通りダメージを回復させない能力を持っている。 ただし、作中でめだかは負傷は治らずとも普通に動けているほか、男二人も[[人吉瞳]]の手によって意識を回復させている。 そのためこれは形ある傷にしか効果がないと思われる。 言彦自身が倒された際には破壊の不可逆性が失われており、「&bold(){それじゃあまるでスタイル}」との指摘がある。 言うなれば「諺使い」だろうか? 孤独な暴君の強さの根源こそは他人とのつながりだった、というまさかのオチである。 * 過去 元は五千年前に存在した人物。 &bold(){「土地を守り民の盾になり、悪を正し弱きを助け、仲間と共にあり女を愛し、戦い続けた五千年前の御伽噺の英雄」}だったと言われる。 しかし、その後守るべき土地も女も失って「生きること」だけが目的となり、それを邪魔する者を挫く暴君となってしまった。 四千年前には「勇気ある少年」を、三千年前には「優しき策略家」を、二千年前には「老獪な魔女」を、千年前には「二刀流の義賊」を打ち倒してきた。 ちなみに五千年前当時は、安心院さんを&bold(){少なく見積もっても一億回以上}負かしたらしい。 *最期 めだかとの対決で一度は敗れるが、半袖に憑依して新たなる言彦へと生まれ変わる形で復活。 しかし善吉の機転で憑依された半袖の意思が覚醒し、半袖が言彦の能力を使って自分自身を「破壊」することで受け継がれた存在としての「言彦」は完全に消滅した。 直後に元の体の言彦は復活したが、本人曰く「残響」とのこと。 外見や口調こそ今までと同じ言彦だが、立ち居振る舞いは今までの言彦とはまるで違う極めておとなしい人物となっている。 *台詞 &font(b,20,#184c02){「げっげっげっげっげっげっげっげっげっげっ!!!」} &font(b,20,#184c02){「あ!!!新しいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」} &font(b,20,#184c02){「新しい。」} &font(b,#184c02){「この『かゆみ』新しいぞ!驚いた 下界ではまさか」} &font(b,30,#184c02){「[[蚊>カ]]」} &font(b,#184c02){「がここまで目を瞪る進化を見せておるとは!」} &font(b,#184c02){「だが!されど!いかに大きく育とうと!」} &font(b,#184c02){「蚊は平手で!叩き潰すものと相場が決まっておる!」} &font(b,#184c02){「むう!?五体が破裂しておらんとはどういうことだ…」} &font(b,#184c02){「ははーん さてはこやつ人間だな?」} &font(b,#184c02){「蚊のフリをして儂を謀り手加減を誘うとはなんたる策略家だ」} &font(b,#184c02){「新しい!この言彦恐れ入った」} &font(b,#184c02){「準備完了 たまたま輪ゴムを持っててよかった」} &font(b,#184c02){「貴様と戦うにふさわしい武器だ げっげっげ」} &font(b,#184c02){「儂はこの自動車という機械を見るたび微笑ましい気持ちになる」} &font(b,#184c02){「合理性や機能だけを追求しない」} &font(b,#184c02){「人間のお茶目な側面を感じるからのう」} &font(b,#184c02){「だって移動手段に乗り物を作るって!」} &font(b,#184c02){「げげげげ!遊び心に勝ちすぎだろう!」} &font(20,b,#184c02){「どう考えても走った方が速いのに!」} (眼鏡を弄りながら) &font(b,#184c02){「ういーん がしゃん ういーん がしゃん ういーん がしゃん」} &font(b,#184c02){「がしゃん!完成だ」} &font(b,#184c02){「名付けて『眼鏡ンサック』!」} &font(b,#184c02){「さあ どこからでもかかってくるがよい!」} &font(b,#184c02){「ぐ ぐううううう」} &font(18,b,#184c02){「ぐうぐう」} &font(b,#184c02){「はっ!」} &font(b,#184c02){「あまりの気持ち良さにぐうぐう寝てしまった 言彦の不覚!」} &font(b,#184c02){「足踏みマッサージに針治療に低周波治療!」} &font(b,#184c02){「なまっておった儂の身体をほぐしてくれるとは新しくも親切な奴らよ!!」} &font(b,#184c02){「だが生憎だな!そのような機嫌取りが儂は一番嫌いなのだ!」} &font(b,#184c02){「こびへつらいおって!どうして正面から戦いを挑まんのだ情けない!!」} *余談 一見なんの繋がりもないような理不尽な能力と強さだが、「物語」と「人間」という「関係性」に注目すると彼のテーマが見えてくる。 要するに彼は、めだか達にとっての「物語」であると同時に、[[めだかボックス]]という「物語」にとっての「読者」のなのだ。 物語の登場人物が[[どんなに完全で完璧で完成された人間だろうと>黒神めだか]]、[[世界を『なかったことにする』能力を持っていようと>球磨川禊]]、[[1京2858兆0519億6763万3865個のスキルがあろうと>安心院なじみ(めだかボックス)]]読者には何の影響も与えられるはずもない。 故に彼にはスキルも攻撃も通じない。 逆に読者が破り捨てたページや塗り潰した文章は、物語の内側で何をやっても直らない。 故に彼は不可逆の破壊者である。 しかし、物語が唯一読者に干渉する手段は、「言葉」が読者に与える感動である。 故に、彼を倒すのは共感と言葉の力である「&ruby(スタイル){言葉遣い}」であり、読者の視点にある[[彼>人吉善吉]]だったのだろう。 この記事の追記・修正された部分は…&bold(){新しい!!!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - サルベージしました -- 名無しさん (2019-06-02 19:47:56) - 文字数が規約に足りていないです。サルベージはいいけど今の規約に違反してないかを確認してからやるべき。 -- 名無しさん (2019-06-02 20:37:32) - ↑失礼しました、今後サルベージするにあたり規約を確認したいのですがどのページを参照すれば良いでしょうか? 一応次のページは読んでいます項目作成時所要時間(アニヲタWiki)[[項目作成時のルール]] -- 名無しさん (2019-06-02 22:05:50) - こいつをスタンドにしたら能力パラメータはどうなるだろう。スタープラチナ -- 名無しさん (2019-11-27 16:14:37) - ↑を -- 名無しさん (2019-11-27 16:15:21) - ↑基準として精密動作は劣ってても破壊力・スピード・射程距離・持続力・成長性は優に上回ってると思う -- 名無しさん (2019-11-27 16:18:35) - 西尾作品の中でもこいつ最強だと思う -- 名無しさん (2020-01-17 23:17:04) - 日本人名だけど英雄時代の姿が日本の衣装じゃないから日本人じゃないのかな 古代ローマかギリシャの戦士みたいだった -- 名無しさん (2020-02-06 20:34:33) - 間違いなくめだか最強キャラだけど、それを善吉が倒したって事が個人的にポイント高い -- 名無しさん (2020-12-18 08:41:00) - 長く存在してるからこそ、刺激や新鮮みを求めて『新しい』って言ってんのかな……? -- 名無しさん (2020-12-18 10:04:12) - 最後、言彦の性格が丸くなったのは、角(つの)が折れたことによって、角(かど)が取れたということか? -- 名無しさん (2020-12-18 11:25:58) - 安心院さんを明確に『倒せる』人。ただあの人は殺しただけではぶっちゃけこの漫画から追放したみたいな理屈にしかならんし完全なる打倒はもっと大きな条件を整える必要はありそう。例えば概念を殺し切るとか -- 名無しさん (2021-03-30 21:34:11) - めだかは体幹ぶっ壊されてそれは治ってないけど捻る動作の勢いで無理矢理手足を動かしてるみたいな事言って無かったっけ? -- 名無しさん (2022-09-09 02:38:18) - 最後の考察、なるほど…確かにそれなら勝ったのが『物語の主役』黒神めだかではなく、『読者視点』の人吉善吉であったのは必然だったのか -- 名無しさん (2023-07-12 03:20:57) - ずっとこいつのことよくわかんないボスだと思ってたけど最後の考察でぐっと解像度高まったわ。なるほどね -- 名無しさん (2024-08-07 13:27:26) - 今更なんだけど、本編で登場した言彦って言彦を受け継いだ不知火一族の誰かであって、初代の言彦はもう寿命で亡くなってるってことでいいの? -- 名無しさん (2025-04-13 22:34:12) #comment #areaedit(end) }

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