一航戦/二航戦/五航戦(アズールレーン)

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&font(#6495ED){登録日}:2019/7/3 wed 00:22:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 32 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){一航戦/二航戦/五航戦}とは、艦船擬人化シューティングゲーム『[[アズールレーン]]』に登場するキャラクターのカテゴリ。 史実において日本が建造した空母6隻を擬人化したもの。 また、この記事では派生キャラである&bold(){「赤城ちゃん」「赤城(μ兵装)」「加賀(戦艦)」}についても解説する。 ---- #region(もくじ) #contents(fromhere) #endregion ---- *概要 先述の通り、史実における日本がWW2の前後に製造した空母を擬人化したKAN-SENたちのことをまとめた総称。 五航戦(翔鶴型)を除いてはそれぞれ姉妹艦を持たない独立した艦であるためか、史実において所属していた部隊の名称でカテゴライズされており、 日本をモデルにした陣営・&bold(){重桜}に属している。 **所属KAN-SENの特徴 重桜の所属艦に共通する、「大日本帝国時代の日本の軍装や、和服をモチーフにした衣装」「獣耳など、人外的な器官を持つ」というデザイン的な特徴を持つ。 赤城・加賀は九尾の狐を、蒼龍・飛龍は[[ウサギ]]を、翔鶴・瑞鶴は鶴をそれぞれモチーフとしており、他陣営と比べると艦船擬人化モノながらメカニカルな印象は薄い。 また前述のように翔鶴型を除いてはそれぞれ独立した艦級で姉妹艦ではないのだが、今作では所属していた部隊別に姉妹の関係になっている。 性格は各々 -由緒正しい愛重き[[ヤンデレ]](赤城) -戦いに愉悦を感じるバトルジャンキー(加賀) -姉さまLOVEなイケメンボクっ娘(飛龍) -毒舌と皮肉が冴え渡るシニカル女子(翔鶴) とレッドアクシズ陣営らしい強烈なもの。 **ゲーム的な特徴 どの艦も、SR・SSRレアリティに恥じないハイスペック。 他陣営の正規空母と比較すると、航空・装填では各種ユニオンSSR空母に劣り、耐久に優れる。 そんな彼女たちの本領はスキルにあり、各艦が共通で持つ、一航戦・二航戦・五航戦の艦をそれぞれセットで編成することで得られるバフスキル &bold(){「一航戦」「二航戦」「五航戦」}で高い航空をさらに伸ばすことができる。 一航戦は、初回の航空攻撃のみ装填を短縮するスキル「先手必勝!」による速攻性、 二航戦は飛龍の防御スキル「飛龍ハ健在ナリ」によるタフネスと姉妹共通の攻撃スキル「式機花札」による手数の多さ、 五航戦は翔鶴の艦隊全体へのバフスキル・瑞鶴の自己バフによる火力の高さと、ぞれぞれ違った強みを持つ。 さらに所属が重桜であるため、長門や三笠と同時編成することで長所をさらに伸ばせるという強みもある。 実際、長門と一航戦の組み合わせは特に演習においては有力とされており、 長門のバフのかかった一航戦の航空攻撃と長門の「BIG SEVEN-桜」の弾幕による波状攻撃に泣かされた指揮官は数知れない。 赤城ちゃん、赤城(μ兵装)、加賀(戦艦)については後述する。 最大のネックは&bold(){どの艦もレアリティ故に入手難度が高いこと}。 一航戦・二航戦は建造で出現せず、ドロップもごくごく限られた海域のみ。 特に一航戦はドロップ海域が3-4と限られる上に、ボスマスでしかドロップしない。しかも出現確率は有志の検証によると&font(#ff0000){&bold(){約1%。}} 入手には相当な根気が必要で、数日どころか下手すると数週間掘り続けても出ないこともザラ。 3-4を周回するそんな指揮官たちの合言葉は&bold(){[[「俺は赤城・加賀を掘ってるんじゃない、応急修理装置の設計図を集めているんだ」。>物欲センサー]]} 五航戦は特型建造で落ちる可能性がある(加えて瑞鶴は作戦履歴に常設されたイベントステージ「紅染の来訪者」でドロップする)だけ一航戦よりマシだが、 それでもレアリティSSRだけあってなかなか出てはくれない。 後にμ兵装赤城は特型建造に追加され、戦艦加賀は作戦履歴のD3海域を60回クリアするか演習ショップでの交換と確実に入手できるようになった。 ---- *所属KAN-SEN **一航戦 ***赤城 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){栄光なる一航戦、&ruby(むてきもうどう){無敵艨艟}と讃えられる艦隊の赤城と申します。&br()自慢の艦載機、そして指揮官様と一緒ならどんな戦局でも乗り越えてみせますわ。うふふ、はい、指揮官様と一緒なら…。}}} レア度はSSR。 CV:[[中原麻衣]] 赤と黒を基調にした、モデルとなった空母赤城と和服のデザインを取り入れた、胸元の開いた衣装を着用。 前述の通り「九尾の狐」をモチーフとしており、黒紅色の9本の尻尾と頭上に鎮座する狐耳が特徴。 目元には赤いアイメイクが走っており、赤と黒のカラーリングや妖しい微笑みと相まって禍々しさを感じさせる。 メカニカルな艤装や武器は持たず、左手には艦載機に変ずる式神の札を持ち、左脇には炎で形作られた飛行甲板が浮かぶという、 [[アズールレーン]]陣営とも、轡を並べる[[鉄血陣営>鉄血(アズールレーン)]]の艦ともまるで異なる、独特に過ぎるデザインは否が応にもプレイヤーの目を引く。 この目立つ見た目からか、各種広告に姿を見せることも多い。 性格は前述のとおり、由緒正しいジャパニーズヤンデレ。&bold(){重桜の元祖やべーやつ。} 出会ったときから指揮官に強烈な愛情を抱いており重たい愛を向けてくるほか、 メール一つとっても「ねえ誰?誰からのものなの?」と警戒したり、指揮官が他の艦と話したり、指揮官から他の艦の匂いを感じただけで、 自分の恋路を邪魔する敵と判断して「ソウジ」に向かおうとするなど、その独占欲は凄まじい。 ただ一人、例外的に敵意の対象外なのが妹の加賀。加賀に対しては「指揮官のことを分けてあげてもいい」とまで発言しており、 キャラストーリーでも指揮官と二人での外出中に見かけた加賀を自分から誘っているなど、姉妹仲は良い。 逆に目の敵にしているのが、史実において自身を下した[[エンタープライズ>ヨークタウン級(アズールレーン)]]。 [[アズールレーン]]側の赤城は自制していて指揮官の前では敵意を見せることはないものの、 後述する敵側の赤城は瑞鶴に「そんな(仲間を犠牲にする)やり方では『グレイゴースト』に勝てない」と言われた瞬間に激昂して瑞鶴に襲いかかっている。 また、実の姉に当たる天城に対しては頭が上がらない様子。 キャラストーリー「ヒガンバナの恋」の実装以降は、 「なんだかんだで後輩たちの面倒を見ている」「遠縁の親戚的な関係にあるグラーフ・ツェッペリンを筆頭に、他陣営の艦と交流」 「私情抜きで後輩たちの訓練を指導する」「瑞鶴が指揮官と一緒にいても、『無害』と判断して見逃す」「など指揮官や加賀以外との交流も見せており、 最近では&bold(){「ヤンデレなだけで根は悪くない人なのでは?」}という評価をされつつある。 また、昨今は -包容力の裏に強い独占欲を秘める&bold(){重桜の[[姉なるもの]]・愛宕} -多くの指揮官の股間と財布を撃ち抜いた&bold(){新たなる重桜の爆乳通い妻ヤンデレ・大鳳} -外見はゆるふわ、&bold(){だが心には嫉妬と憎悪が渦巻く&ruby(ゆるふわ){許不和}ガール・ローン -自分を指揮官の「オサナナジミ」と思い込む&bold(){メンヘラ軽空母・隼鷹} -一見すれば優等生キャラ、&bold(){実際は指揮官を異性として見てそのことになると止まらなくなる色情狂・鈴谷} -底なし沼の如き母性で指揮官を包み込む&bold(){闇の聖母・フリードリヒ・デア・グローセ} と赤城以上にヤバいキャラが続々と現れているため、&bold(){「相対的に赤城がマトモに見える」}という指揮官もちらほら。&s(){レッドアクシズヤバい女多すぎ問題} シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 敵としては、シナリオ序盤で[[真珠湾攻撃]]を再現するかのごとく[[アズールレーン]]の基地に奇襲をかけて壊滅させるものの、プレイヤー艦隊を侮った結果[[アズールレーン]]の反撃を許す。 結果、皮肉にもミッドウェー海戦における「運命の5分間」までも再現する結果となり、妹の加賀と二航戦を失うという失態を犯すも、史実と違い赤城自身は撤退し生き延びた。 この「敵側の赤城」はその後もイベントでちょくちょく登場し、重桜の中心人物として暗躍している。 敵側の赤城は指揮官ではなく、重桜の中枢に位置する「カミ」なる存在に忠誠を誓っており、その性格は味方側の赤城よりも残忍。 自分の野望のためには手段を選ばず、イベント「紅染の来訪者」では、 &bold(){暁、伊勢、日向、翔鶴から魂を抜いて傀儡として使役する}など仲間を犠牲にする作戦も平然と行う。 重桜内部ではそのやり方に反発するものも多いようで、イベントでは瑞鶴・翔鶴が赤城一派に反旗を翻し[[アズールレーン]]に接触しているほか、 敵側の山城や野分も表面上は従いながらもそのやり方は好ましく思っていない((「紅染の来訪者」では聖域に入り込んだ瑞鶴に命令上敵対しつつも、わざと手を抜いて瑞鶴を聖域に進ませていた。))。 また「&ruby(はなだ){縹}映る深緋の残響」では、空母に改装される前の「天城型2番艦・赤城」だった頃の彼女が登場している。 味方側としてはキャラストーリーが実装済みなほか、様々なイベントに顔を出す。 『[[うたわれるもの]]』とのコラボイベント「夢幻の邂逅」では、窮地に陥ったクオンたちのもとに駆けつけ、 クオンに励ましの言葉を送るというクロスオーバーを見せている。 本来なら全く接点のない二人だが、何故か赤城はクオンのことを「他人の気がしない」と、クオンは赤城のことを「まるで母さまみたい」と感じており…? &u(){&color(white){ヒントは赤城の声優である中原女史。「うたわれ」で彼女が演じているキャラクターといえば…。}} アニメ版では重桜・レッドアクシズ側のメインヴィランとして登場。原作通り[[アズールレーン]]の基地に先制攻撃を仕掛け、宣戦布告を行う。 性格は原作の「敵側の赤城」準拠で、指揮官ではなく加賀に強い愛を向けている。 重桜上層部には極秘で加賀とともに独自にセイレーンと接触しており、セイレーンの技術を取り入れた重桜の新型艦「オロチ」の開発と、その心臓部となる黒いメンタルキューブの成長に心血を注いでいる。 その行動には、アニメ開始前に命を落とした姉・天城の存在が深く関わっており…。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 「指揮官と綾波のケッコン」というイベントに彼女が黙っているはずもなく、綾波に果たし状を送って一騎打ちを挑む。 「艦載機を全て紙飛行機の外見に偽装し、機種の判別を封じる」という策を用意し綾波を徹底的に叩き潰そうとするが、 黙ってやられる「鬼神」綾波ではなく、戦いは接戦となる。戦いの勝敗、そして赤城と綾波の恋の鞘当ての行方は本編にて。 性能は[[ゲーム]]的な特徴で述べたとおり、SSRらしいハイスペック空母。 装備枠は「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型。 スキル&bold(){「一航戦」}と&bold(){「先手必勝!」}を生かしての問答無用の速攻性が魅力で、 通常海域では早い段階から相手の苛烈な攻撃に対する保険を確保でき、演習では相手編成のエンジンがかかる前に一網打尽にできる。 演習ではまっさきに警戒される艦の一隻であり、演習ガチ勢への道は一航戦コンビ+α系の主力への対策を考えるところから始まると言っても過言ではないレベル。 着せ替えは水着「楽園の彼岸花」と振り袖「梅と雪」が実装。 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){あら、おかえり…指揮官様、今までどこにいらしたの?&br()早く上着を脱いで、赤城がほかの子の匂いがついていないか診させてもらいますわ…うふふ……。}}} 「楽園の彼岸花」は通常の衣装と同じく赤と黒を基調にした露出度の高い水着。腰には小さいパレオを巻き、一輪の彼岸花が刺さった髪留めを付けている。 真紅の炎で作られた飛行甲板はこちらでも健在。 同時期に水着が実装されたロドニーに対抗心を燃やしており、ロドニーと同じく泳ぎ方を教わりたがる。 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){おかえり、指揮官様~ご飯とお風呂は…ううん、先にこの赤城を召し上がって♡}}} 「梅と雪」は胸元の開いた改造振り袖。航空甲板は帯としてアレンジされ、帯の端には可愛らしいフォントで「あ」の一文字が描かれている。 新規のログイン・パイタッチ台詞によると&bold(){いつでも姫はじめOKらしい。} #region(「赤城、この日を待ちわびていましたわ。ふふふ……」) #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){指揮官様、ずっとずっとこの赤城の側にいてくださいね。絶対、絶対に、赤城から離れてはいけませんよ…。}}} 赤城とのケッコンが入手条件の特殊スキン「真紅の雛罌粟」も実装済み。 胸元が開いた布地の少ない改造白無垢で、後頭部には[[ギリシャ文字の「φ(ファイ)」>仮面ライダー555]]&s(){あるいは[[某TCGのやべーやつら>ファイレクシア(MtG)]]}を思わせる赤い紋章が浮かび上がっている。 ケッコン衣装の例に漏れずセリフは大部分が新規に差し替わっているのだが、ケッコンしてリミッターが外れたのか病みの度合いが上がっており、 鎖で指揮官を拘束している様子がうかがえるほか、委託から帰ってきた子に「このまま、帰ってこなければいいのに…」と呟く、「この世界に赤城と指揮官様だけが残っていればいいのに」とまで言い出す。 …中原女史の演技の凄まじさもあってリアルに怖気を感じるような病みっぷりである。 &bold(){もっとも、赤城と結婚した指揮官ならそれらも「承知の上」かもしれないが。} #endregion #region(Z/Xにおいて) #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){目障りなものが多いようね……まず「ソウジ」してから、ゆっくりと親睦を深めましょう。ふふふ……。}}} |E14-013 &font(#ff0000){赤城}(あかぎ)| |コスト5| |重桜/空母| |[自]【有効】チャージ【誘発】あなたの「指揮官」がIGOBする。【効果】カードを1枚引く。| |[起]【P】「指揮官」【有効】手札【コスト】あなたのチャージにあるゼクスを1枚デッキの1番下に置く。【効果】このカードをチャージに置き、カードを1枚引く。この能力はあなたのターンにしかプレイできない。ターン終了時まで、あなたはカード名が「赤城」の能力をプレイできなくなる。| |パワー7500| TCG『[[Z/X>Z/X -Zillions of enemy X-]]』とのコラボにも参戦。 EXブースターに封入の通常版は通常スキンを使用したイラストだが、事前予約キャンペーンでは「梅と雪」を使用したイラストに差し替えられている。 フレーバーテキストは通常が入手時、PR版は何故か「真紅の雛罌粟」入手時のもの。 レッドアクシズだけに赤のカードとして参戦。種族は[重桜/空母]というアズレンコラボ用に用意されたもの カードとしての能力はチャージのゼクス1枚と入れ替わりに手札からチャージに移動する。ドローが付いているので手札自体は減らない。 アズレンに限らずZ/Xのコラボは原作再現が非常に秀逸なのだが、赤城のこの能力は本家にも存在するサイクル。 [重桜]に除外を利用する効果がほとんどないので本家の赤ではなく青の処理になっているのが特徴ではあるが、いろいろな意味で強烈な彼女にしてはあまりぱっとしない。 ……わけがないんだよなぁ。 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){ふふふ……これからは誰であろうとも指揮官様と赤城を別れさせられないの。&br()私のすべてが指揮官様のもの、指揮官様のものすべては私のモノよ……&br()ふふ、ふふふ、うふふふふふふ……。}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&font(#000000,#ff0000){CRIMSON COQUERICOT}}}} #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){指揮官様、無駄な抵抗をしなくてもいいですわ。}}} |E14-052 &font(#ff0000){真紅の雛罌粟 赤城}(しんくのひなげしあかぎ)| |コスト7| |オーバーブースト/重桜/空母| |[常]絶界| |[常]【有効】スクエア【効果】このカードとスクエアにあるすべてのあなたの「加賀」は以下の能力を得る。“レンジ2(このカードは2つ先のスクエアまで攻撃できる。)”| |[起]【有効】スクエア【コスト】あなたのチャージにある[重桜]を1枚トラッシュに置く。【効果】あなたの手札にある[重桜]を1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。| |パワー10500| 案の定、青のイラストリアスと対になる形で赤のイグニッション・オーバーブースト枠に選ばれた。 前述の「赤城」はIGOBするためのサポート枠である。 そもそもあの赤城がIGOBという『プレイヤー(=指揮官)と合体して一つになる』システムを聞いて名乗り出ないわけがないのである。 オーバーブーストは「◯◯ 誓いの指輪」というイベントで指輪を渡してIGOBする都合上、重桜でケッコン専用スキンがあるのが彼女を含め数えるほどしかいないというメタ的な事情もあるのだが。 ちなみに"Crimson Coquericot"とはそのまま「真紅の雛罌粟」という意味。 フレーバーテキストは「赤城 誓いの指輪」がケッコン時、「真紅の雛罌粟 赤城」が「真紅の雛罌粟」のメイン2から。 IGOB共通のスペックとしてコスト7とパワー10500と絶界を持つがイベントで誘発登場するので実質コスト3。 能力はスキル「一航戦」の再現で、自身と「加賀」にレンジ2を付与する。 レンジ2のおかげで離れたスクエアに攻撃できるようになるのが強み。 また、こちらもスキル「先手必勝!」の再現か手札から[重桜]を踏み倒す能力もある。 これのおかげでコスト7と重たい加賀を出しやすく、前述の能力を成立させやすい。 レンジ2の付与は既に場にいる加賀にも恩恵があるため、加賀を2体並べたり他の[重桜]と組み合わせてもいい。 #endregion ***赤城ちゃん #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){巡洋戦…あれ?巡洋戦艦じゃないのね。まあいいわ、私は赤城よ。&br()ふふふ、私の子分になれるなんてあなた、幸せにも程があるんじゃない?}}} レア度はSR。 CV:[[中原麻衣]] 見た目はそのまま「幼い赤城」といった感じ。 違いとしては、オリジナルはストレートの長髪だが、こちらは[[ツーサイドアップ]]にまとめている。 先行して実装された、ベルファストの派生キャラ「ベルちゃん」や、 同時実装された「比叡ちゃん」「ツェッペリンちゃん」同様の、夕張・明石のメンタルキューブに関する実験から生まれた[[ゲーム]]オリジナルKAN-SEN。 そのためか、設定としては赤城をもとに生まれた存在だが、重桜陣営の技術開発ポイントの対象にはならない。 性格は、端的に言うなら「女ガキ大将」。 指揮官にとことん尽くすオリジナルとは逆に、指揮官を「子分」「手下」と称して目下に見てくるが、なんだかんだで面倒見はよく、成果を出せばちゃんと褒めてくれる。 まだ幼いこともあってオリジナルの「病み」要素は殆ど感じさせず、好感度的には姉である天城、そして「カミ」の優先順位の方が高い。 …しかし、好感度を上げていくと後の[[ヤンデレ]]ぶりの片鱗がどんどん見えてくる。 特に「ラブ」以降の好感度台詞は「この娘が後にあの赤城になるんだな」と存分に感じさせてくれる。 実装と連動したイベント「母港脱出大作戦?」では、比叡ちゃんとツェッペリンちゃんの母港脱出には参加せず、 二人と、二人を迎えに来たオリジナルの面々を隠れて眺めていた。 性能は、オリジナルに比べるとレア度相応に弱体化している。 しかし、弱体化したと言っても耐久力はSR空母の中では平均以上、装填はSR空母最速((SSRも含めるとオリジナルの赤城やエセックス級より少し低い程度。))、対空・航空は二航戦の二人とほぼ同値。 幼くなっても一航戦ということか、SR空母の中でも高水準を維持している。 装備枠はオリジナルと同じ「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型。 スキルは、艦隊に重桜所属艦が自身を含めて3隻以上いる場合、12秒後に艦爆による航空攻撃を行う&bold(){「先んずれば制す!」}と、 航空攻撃時、味方前衛艦隊の最も残り耐久力が低い艦を最大5秒間絶対回避状態にする&bold(){「紅きカミの加護」}。 「先んずれば制す!」は威力が低くオマケ程度のスキルだが、「紅きカミの加護」はあらゆる攻撃から、短時間ながら前衛を防護できる強力なスキル。 トリガーが航空攻撃、しかも確率発動ではなく絶対に発動するため弱った艦を確実に、最大10秒生き残らせることができる。 低レベルな前衛のレベリングのお供や、前衛単騎の周回編成において役に立ってくれるだろう。 また、この娘も「赤城」なので、加賀の「一航戦」はしっかり発動する。 赤城ちゃん側に恩恵はないものの、赤城との同時編成が前提故に編成が縛られ、持て余しがちな加賀を活かせる場面が増えるのはありがたい。 ***赤城(μ兵装) #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){特殊兵装、重桜空母赤城、押して参ります。&br()指揮官様、此度はいつもとは違う、「アイドル」の趣を取り入れた姿ですが、お手柔らかにお願いしますわ。ふふふふ・・・}}} レア度はSSR。 CV:[[中原麻衣]] 歌の力をエネルギーに変える新型兵装&bold(){「μ兵装」}を装備した赤城。 飛行甲板のデザインは大まかには変わっていないものの、甲板を構成する赤い炎の一部がスピーカーのような文様を甲板の周囲に形作っている。 μ兵装の[[テスト]]のために結成されたアイドルグループ「Polaris」に参加した際の姿で、担当はベース。衣装が変わっただけなので性格はオリジナルと全く変わらない。 ヒッパーほどではないが「Polaris」への参加には愛しの指揮官が関わらないこともあってか気が向かないようだが、 「μ兵装」については大いに興味を持っているようで、他のPolarisメンバーよりもμ兵装に関心を寄せる場面が目立った。 性能はほぼオリジナルと同等で、装備枠もオリジナルと同じ「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型。 スキルは、一回目の自身の航空攻撃の10秒後、味方艦隊内の「μ兵装」艦の数が奇数か偶数かによって内容の異なる航空攻撃を行う&bold(){「連携機デュアリズムμ」}と、 自身の一回目の航空攻撃のクールタイムを短縮し、自艦隊の「μ兵装」艦の数だけ航空値をアップさせる&bold(){「クリムゾン・オーバーチュア」}。 できれば「クリムゾン・オーバーチュア」を活かすためにμ兵装艦と同時編成したくなるスキル構成だが、μ兵装艦なしでもクールタイム短縮効果は発動するので、 加賀or戦艦加賀とのセット運用が前提のオリジナルと比べると柔軟な運用が可能となっている。 また、赤城ちゃん同様彼女も「赤城」として扱われるので、加賀の「一航戦」が発動する。 誰もが考えるであろう「μ兵装ガスコーニュ+μ兵装赤城」の編成だと1枠主力艦隊の枠が余るので、加賀を入れると無駄がない。 ***加賀 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){ここに私を満足させてくれる敵がいるというのか?&br()そうか、ならこれから私はお前のものだ。そうなるのも運命だろう}}} レア度はSSR。 CV:[[茅野愛衣]]→[[井口裕香]] 赤城と同じく「九尾の狐」をモチーフとしており、カラーリングはちょうど赤城の真逆となる白と青に統一されている。 髪も長髪の赤城とは対照的な、短めのボブカット(おかっぱ)。目元には姉よりは控えめだが、姉と同じ赤いアイメイクが走っている。 姉にはない要素として狐の面を常に手にしており、SDキャラではケモミミの下辺りに留められている。 艦載機に変ずる式神の札、青い炎で形作られた飛行甲板など、艤装のデザインは姉と共通。 指揮官への愛に狂う姉とは逆に、冷静沈着でさっぱりとした性格。 任務は真面目にこなし、パイタッチも照れつつ「お前が少しすっきりするというのなら」と許可してくれる。 委託任務から帰った艦に軽食を作ってやったりと面倒見もよく、あの赤城の妹とは思えない常識人――に見えるが、そんな彼女の印象は戦いに連れて行くと一変する。 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){悪あがきで私を楽しませろ…ふふふ…}}} &bold(){やっぱりあの赤城の妹がヤバくないはずがなかった。} こちらもこちらで[[戦いに愉悦を見出すバトルマニア>戦闘狂(属性)]]という危険な側面を持ち、戦いに関しては&bold(){「趣味ではなく、義務」}と言い切るほど。 戦いの際は普段の落ち着きはどこへやら、楽しげに敵を殲滅するバーサーカーと化す。その狂いっぷりは飛龍をして「戦場では赤城先輩より怖い」と言わしめる。 このせいか[[死生観]]も弱肉強食じみており、指揮官に対しても「強いこと」を求めてくる。 敗北時には「10倍にして返す!」とドスの効いたリベンジ宣言を残す。どうやら勝者の情けで命拾いさせられることが一番嫌いな模様。 …しかし、[[ゲーム]]中ではあまり戦闘狂的な側面が強調されることは少なく、「バトルマニアではあるが、赤城に比べれば遥かに人格者」という描写がなされることが多い。 好感度を上げれば「弱き者が淘汰されるのは当然」と言いつつも、指揮官が倒された時の敵討ちを約束してくれるほか、徐々に自分の中の「愛」に気づいていく。 史実では過小評価していた五航戦に対しては「頑張ればそれなりの評価はする」と侮る様子もなく、 赤城が目の敵にしている、史実において自身を討ったエンタープライズに対しても思うところはあるようだが、 少なくとも戦場では怨恨の感情は全く見せず「侮らせるのでないぞ」という一言で済ませている。 正月イベントや一部スキンの台詞などで平和も楽しんでいる様子がうかがえ、 最近では公式に「冷ややかな物言いとは裏腹に情に厚い人物なので、みんなから慕われている」と明言されてしまった。 &s(){あんな姉を間近に見てたらストッパー係の常識人にならざるを得ない、はっきりわかんだね} 姉には一定の信頼をおいているものの、暴走しがちなその性格には困っている様子。 公の場では「赤城」と呼び捨て、母港などでは「姉さま」と親しげに呼ぶ。 赤城同様、シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 敵としては、前述のように赤城と共に[[アズールレーン]]陣営を奇襲するも「運命の5分間」を皮肉にも再現してしまい轟沈。 その後は再び建造されたのか、敵側の赤城と共に行動する。 赤城と志をともにしているが、なりふり構わない彼女の過激な行動に苦言を呈することも多い。要はこちらでもストッパーポジション。 「縹映る深緋の残響」での彼女については後述。 味方側としては赤城・瑞鶴のキャラストーリーほか、様々なイベントに顔を出す。 『[[うたわれるもの]]』とのコラボイベント「夢幻の邂逅」では、窮地に陥ったクオンたちのもとに赤城と共に駆けつけている。 アニメ版では赤城と揃って重桜・レッドアクシズ側のメインヴィランとして登場。 性格は赤城と同じく原作の「敵側の加賀」準拠で、赤城の思惑の達成を第一に行動する。 第1話での&bold(){「艦体を巨大な白狐に変身させる」}という原作にない演出は視聴者の度肝を抜いた。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 こちらでも、指揮官に心惹かれている自分を知りつつも綾波のケッコンを素直に祝福するなど良識人の側面がクローズアップされている。 「指揮官と綾波のケッコン」に平静を失い、何をしでかすかわからない爆弾と化した赤城を止めるべく五航戦や三笠と共に策を練り、 その過程で「2つ目のケッコン指輪」の存在を知ってそれで彼女をなだめようとするも、嫉妬に狂った彼女に通じるはずもなく失敗。 そのため最終手段として、「ある人物」の力を借りることを決意する…。 性能はほぼ赤城と同一だが、攻撃機スロットの補正が高め(赤城は全スロット125%、加賀は戦闘機と爆撃機が110%、攻撃機が150%)。 運用の基本は赤城と同じと考えてよい。 着せ替えは水着「常夏の殺生石」と振り袖「白狐賀正」が実装。 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){『人生短し、心の征くまま進むがよし』&br()どこかで聞いたような言葉だ。指揮官、お前は心を抑えられなくなっているか?}}} 「常夏の殺生石」は赤城の「楽園の彼岸花」と似た青色の水着。 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){戦争を忘れ、祝日を楽しむ…たまにはこうしているのも悪くないな}}} 「白狐賀正」は赤城と違い、露出の少ない正統派振り袖。こちらでも航空甲板は帯としてアレンジされ、帯の端には可愛らしいフォントで「か」の一文字が描かれている。 普段の物騒な台詞は鳴りを潜め、正月らしく休暇を謳歌するようなセリフが多い。 #region(「――これを私に?……ふん、強き者は惹かれ合う運命か?」) #center(){&bold(){&font(#0000cd,#d3d3d3){「&ruby(なんじ){子}の手を執りて、子と&ruby(とも){偕}に老いん」――お前となら、そう悪くないな}}} ケッコンが入手条件の特殊スキン「浄界の君子蘭」も実装済み。 「白狐賀正」と同じ、赤城とは真逆の正統派白無垢。後頭部には円形の青い紋章が浮かび上がっている。 ケッコン衣装の例に漏れずセリフは大部分が新規に差し替わっており、「敵を鏖殺しに行く準備はできているか」等物騒な台詞もあるものの、 ケッコンの後の生活に思いを馳せたり、指揮官を甘えさせたりと指揮官に完全にデレている。 特に母港帰還時の「想い人のために台所に立つのも、意外と面白みがあるな」という台詞は&bold(){完全に新妻のソレ。}&s(){正規空母ならぬ正妻空母ってか} #endregion #region(Z/Xにおいて) |E14-021 &font(#ff0000){加賀}(かが)| |コスト7| |重桜/空母| |[自]【P】「指揮官」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデュナミスに表向きの「真紅の雛罌粟 赤城」が1枚もない場合、カードを1枚引き、あなたのリソースにあるカードを1枚選び、リブートする。| |[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが「真紅の雛罌粟 赤城」の能力で登場する。【効果】あなたの手札にある[重桜]を1枚選び、トラッシュに置いてよい。置いたならば、ノーマルスクエアにあるすべての相手のゼクスに8000ダメージを与える。| |パワー10500| 赤城と同じく加賀もZ/Xに参戦。 イラストは通常版と「白狐賀正」の2種類あり、フレーバーテキストはそれぞれの入手時のもの。 能力はこちらも「先手必勝!」と「一航戦」再現の赤城サポート。 前者は登場時、デュナミスに表向きの「真紅の雛罌粟 赤城」がない(=まだ赤城が撃沈されていない初回出撃時)に1枚ドローと1コスト分の回復。 後者は赤城を指定した踏み倒し誘発による火力。8000ダメージを具体的に言うとコスト5ゼクスのパワーの基準値なので、基本的にそれ以下のゼクスは死ぬと考えていい。 選んでいないので絶界などの選ばれない能力を貫通できるのが強さに拍車をかける。 「真紅の雛罌粟 赤城」(1枚目)の能力で登場していた場合、実質手札消費2の2コストでパワー10500のレンジ2持ちが2体並び、ノーマルスクエア全体に8000ダメージを問答無用でばらまくのはまさに圧巻の一言。 ただし、赤城のサポートに特化しているため[重桜]軸で組んだ場合、赤城が退くと力を発揮できない。 逆に最初から「真紅の雛罌粟 赤城」の入ってないデッキに投入すれば、二つ目の能力が腐るがドローとリソース回復はプレイヤーを指揮官にさえしていれば常時発揮できる。 #endregion 当初は茅野愛衣氏が演じていたが一身上の都合により降板が発表され、2代目として井口裕香氏が担当することになった。[[&bold(){…ん?}>一航戦(艦これ)]]((中国版は差し替え、それ以外はどちらか選ぶことが出来る。ただし茅野版は変更後以降のスキンがボイス無しになる。)) ***加賀(戦艦) #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){強敵に勝つことより楽しいことなどない。違うか?}}} レア度はSSR。 CV:茅野愛衣→[[井口裕香]] 基本的に外見は加賀と同じだが、艦種が変わったので航空甲板が取り払われ、戦艦型の艤装を装備している。ボリュームのある戦艦艤装のせいで尻尾は隠れてしまっている。 しかし、空母版の加賀と比べると顔立ちや細身の体型のせいか若く中性的で、どことなく「青年」っぽさも感じさせるほど。 「まだ”青かった”頃」の暗喩なのか、仮面の色も白から青に変化している。 &s(){一部では「童貞だった頃の加賀さん」なるあだ名も} 加賀が当初は[[長門型戦艦]]の改良型として設計されたものの、ワシントン海軍軍縮条約や[[巡洋戦艦]]・天城の廃棄により空母に設計変更されたことは有名な話だが、 こちらは「加賀型戦艦」として完成を見た加賀がKAN-SENとなったifの姿。 空母になる前の若き日の加賀、所謂[[「加賀・リリィ」>セイバー・リリィ]]的な存在で、落ち着き払った未来の自分とは逆に、戦いのことばかりを考えている血の気の多い性格。 天城との将棋に負け続けてムキになったり、赤城と口論になって人目もはばからず喧嘩に入る((お互い手が出る寸前の険悪な空気になるも、天城の仲裁…仲裁?により未遂。))など、短気で後先を考えない面も目立つ。 指揮官に対しては空母版よりドライで、任務など戦い以外のことには興味薄、パイタッチも許してくれない。 未だ[[大艦巨砲主義]]を信じていた頃の日本を意識しているのか空母の強さは否定しており、自分自身の砲で敵を撃つことにこだわりを持つ。 こちらでは同時実装され、「縹映る深緋の残響」におけるキーパーソンだった天城に関する台詞が多め。 天城のことは心から尊敬しており、強さを求めるのも天城に勝つためというのがひとつ。 逆に赤城のことは、空母時代と違い「自分より火力も装甲も低い[[巡洋戦艦]]」と軽んじている。 シナリオ・イベントでの出番には恵まれないものの、イベント「縹映る深緋の残響」では天城と共に主役級の扱いで登場。 レッドアクシズの離反前、天城に勝つためにストイックに己を鍛えていたものの、 [[アズールレーン]]内で決定された「条約」(史実におけるワシントン海軍軍縮条約)により自身の存在意義が失われることを知ると自暴自棄になり、 セイレーンの支配海域に自殺に等しい突撃を敢行。 しかし自身の不調をおして自分を助けに来た天城らに救われ、戦艦としての最後の戦い――重桜内部での、天城率いる艦隊との演習戦に挑むことになる。 戦うことでしか自分を証明できない、未熟な彼女がいかにして空母時代の彼女に至ったのかを知ることができるエピソードであり、ファンからは人気が高いイベントである。 &s(){天城×加賀の新たなカップリングを開拓したという点でも一部の指揮官から人気が高い} 性能は、SSR戦艦の中では第3位の耐久を持ち火力も戦艦カテゴリではトップテンに入るが、重桜艦の例にもれず対空は低めで装填も中程度。 スキルは、自身の主砲攻撃時に最大50%の確率で特殊弾幕を展開する&bold(){「戦えば勝つ!」}と、 戦闘開始10秒後とに魚雷弾幕を放ち、以降最短20秒のスパンで同様の魚雷弾幕を撃つ&bold(){「征けば獲る!」}。 「戦えば勝つ!」は、ネルソン級やコロラド級の持つ弾幕スキル「BIG SEVEN」と似た砲撃がトリガーの弾幕スキル。 戦艦の砲撃に似た投射される通常弾と、小さな通常弾弾幕を組み合わせた弾幕を放つ。弾幕の密度は例に挙げた「BIG SEVEN」に劣るものの発動確率ではこちらが勝る。 小さな通常弾弾幕は画面奥まで届かないため期待値は低いが、投射弾幕は威力が高く、スキルレベル8で4発→6発の2段撃ちとなるためダメージソースとして期待できる。 「征けば獲る!」は、スキル発動時画面にいる敵艦に向けて、2発1組になった魚雷を最大で8発4組発射するスキル。 魚雷はティルピッツのように追尾能力は持たないものの弾速があり、的の大きいモブの量産型は言わずもがな、足の遅いネームド戦艦~重巡あたりなら命中が期待できる。 威力は前衛艦隊の持つ魚雷に比べれば低いが、道中での雑魚散らしには有用。能動的には狙えないが、自爆ボートを止めてくれることもある。 総じてスペック・スキルともにSSR相応の強さを誇り、道中・ボス戦ともに活躍できる。空母版と違いスキルが単独で完結しているので、編成に縛られにくいのも長所。 若き日の加賀ということで、赤城の「一航戦」発動トリガーになる。 戦艦+空母のバランスの良い組み合わせ、かつ加賀の対空面の弱さを赤城が補ってくれるため、&bold(){互いにSSRなので燃費が極悪なことを除けば}相性は良好。 空母版加賀とのセット運用が基本の赤城の組み合わせの幅が広がるため、様々な理由で赤城を持て余している指揮官にはオススメ。 余談だが、加賀のスキルアイコンは2つとも自身をモチーフにした固有のものなのだが、アイコンで彼女が取っているポーズはよく見ると[[某最高にハイな吸血鬼>ディオ・ブランドー]]に似ている。 「戦えば勝つ!」はわかりやすく[[「俺は人間をやめるぞ!」>石仮面(ジョジョの奇妙な冒険)]]のパロディ、 「征けば獲る!」は「きさま!見ているなッ!」、もしくは3部で承太郎が念写した写真を奪い取って見るシーンっぽい。 …ハーミーズといい長島さんといい、本当にこの[[ゲーム]]中国製なのか…? **二航戦 ***蒼龍 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){私は蒼龍。指揮官、これからは何か変なことをする前に、必ず文書で申請してくださいね。}}} レア度はSR。 CV:御手洗かりん 名前通り濃い目のピーコックブルーを基調にした、振り袖と洋服を折衷したような衣装と髪色が特徴。 頭上にはピンと[[ウサギ]]耳が伸び、対空砲を模した髪留めを側頭部に留めている。そしてアズレンには貴重な[[メガネっ娘]]である。 だが、何より目立つのが額にある、前髪から伸びた半円状の装飾。 これの正体は、指揮官の間でも「変わった髪型説」「鉢金・アクセサリー説」と意見が分かれている。 艤装は腰部分のメカにマウントされた後ろ向きに伸びる飛行甲板を装備するほか、艦載機に変じる花札が周囲に浮遊している。 全体的には姉妹の飛龍ともども、個性的なデザインの一航戦と異なり、ポピュラーな艦船擬人化の範疇に収まるデザインとなっている。 性格は絵に描いたような、理知的で真面目な委員長タイプ。 基本的には仕事第一で指揮官を注意するセリフが多く、メインセリフ3ではなんと艦載機を発艦させて指揮官がサボらないかどうか監視してくる。&bold(){何やったんだ指揮官。} が、真面目一辺倒[[というわけ]]ではなく気配りも効き、母港帰還セリフではきちんと指揮官をねぎらってくれるほか、 強化すると感謝も返してくれるし、好感度が上がると趣味の花札を通じて指揮官と仲を深めていく。 各種イベントでも年下の駆逐艦たちの面倒を見たり、リーダーシップを発揮して各種行事を監督したりと、何かと誰かの世話を焼いていることが多い。 そのせいか[[ネプテューヌシリーズ>超次元ゲイム ネプテューヌ]]とのコラボイベント「別次元からの来訪者」ではついに、先生を自称するユニオンの軽空母・レンジャーに「先生」と言われてしまった。 先生扱いは不本意なようだが、後にキャラストーリー「蒼龍さんといっしょ」では浦風に歴史のことを個人的に教えており、 本人の思惑とは裏腹に先生キャラが公式に定着しつつある。 シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 敵としては、シナリオ序盤で赤城・加賀と共に[[アズールレーン]]への攻撃に参加。史実と同じく、飛龍を残して加賀に続き撃沈。 味方としては「謹賀新年」「記憶回廊」などで母港の各種行事の音頭を取る姿が目立つ。 前述のように「謹賀新年」では、ヤンチャな駆逐艦たちの面倒を見たり、手伝いを申し出たオイゲンを案内したりと面倒見のいい一面が見られた。 また、キャラストーリーでは秘書官業務や花札を通じて指揮官と仲を深める様子が描かれる。 公私はしっかりわけるタイプであるらしく、プライベートで指揮官とデートした際は&bold(){腕を組んでイチャつく}という意外な一面も発揮((他の艦船からも意外だったのか注目の的になっていた。))。 アニメ版では、飛龍と姉妹揃って登場。一航戦・五航戦に比べるとちょっと出番少なめ。 性能は、空母の中では耐久がワーストクラスという大きな弱点があり((これより下なのはレア度が低いワスプと、『うたわれ』コラボのフミルィルのみ。))、 航空も後述のスキル前提なのかユニオンSR空母に劣るものの、装填は僅差でSSRの大鳳や五航戦姉妹より速く回避も五航戦姉妹と同値。 装備枠は「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型で、爆撃機スロットの補正値が高い。 スキルは前述の&bold(){「二航戦」}と、自身の航空攻撃後、一定時間前衛艦隊の与えるダメージがアップする&bold(){「編隊空母」}。 「編隊空母」はユニオンのレキシントン級の持つスキルと同一のもの。 蒼龍単体では爆撃機特化で道中の雑魚散らしに適性があり、「支援砲撃」で手数を増やせるレキシントン級に総合力で劣るので、やはり飛龍と編成して「二航戦」を活かしたい。 飛龍と同時編成すれば、実質の航空値はあのエンタープライズをも上回る。この「二航戦」と、バランス型の装備枠でボスにも対応できる点でレキシントン級と差別化しよう。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){これで強くなったというのなら……指揮官、何をジロジロ見ていますか?まだやるべき仕事があるでしょう?}}} 2018年12月には改造が実装。 腰についていた艤装は、艦首を模したものとなって本人から独立。飛行甲板は艤装側に装備されている。頭部の対空砲型髪留めは廃され、フィン状のものに換装された。 立ち絵ではこの艤装に腰掛けており、右手の煙管と左手の和傘が相まって一気に大人びた印象になっている。 衣装も肩を出したオフショルダー(デタッチドスリーブ)になり、その上に羽織風の外套を羽織る独特のスタイルとなった。 &font(silver){ついでに眼鏡も横長のアンダーリムに新調。} [[ゲーム]]画面ではわかりづらいがTwitterに公開された設定画では煙管の煙が龍の形になっている。 性能面では耐久はそこまで伸びないものの、装填・対空は全空母トップ、回避は全空母中二位、航空も一航戦・五航戦を追い抜く、とハイスペックに進化。 当然その航空に「二航戦」の補正がかかるわけで、実質的な航空は全空母一位と言っても過言ではない。 戦闘機・攻撃機スロットの補正値も上がり、一航戦・五航戦とも十二分に張り合える高性能艦と言える性能に化けた。 新規スキルは戦闘開始15秒後に一回、その後20秒毎にランダムな爆撃攻撃を行う&bold(){「式機花札」}。 航空攻撃の内容は、スキル発動時に表示される花札の「役」によって変化する。 役は五光(5機)、猪鹿蝶(3機)、月見酒(2機)、タネ(1機)。出現確率は「月見酒>タネ>猪鹿蝶>五光」の順。 レキシントン級の「支援砲撃」同様、攻撃の手数が増えることで主に道中の戦いが楽になる。 また、飛龍の同名スキルとは発動間隔が異なり、同時編成すると互いの「式機花札」のクールタイムをカバーし合う形になる。 着せ替えは振り袖「松に鶴」と[[学生服]]「廊下の風紀委員」が実装。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){いつもとは違う格好にしましたが、似合うかどうか……指揮官はどう思います?}}} 「松に鶴」は両肩を出した、後の改造を思わせるピーコックブルーの改造振り袖。 一航戦姉妹の振り袖と同じく飛行甲板は帯にアレンジされている。 長い髪は後頭部にまとめ上げ、和傘と髪のボリュームでわかりにくいが帽子をかぶっている。手には破魔矢と和傘を持ち、足元には頭にみかんを乗っけた柴犬がお供している。 また普段のグラでは着痩せしていたのか、本スキンで&bold(){立派な胸部装甲}を装備していることが判明した。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){風紀委員の蒼龍です。学園の風紀と勉学に励む姿勢を正し、それと……コホン!&br()とにかく、学園の風紀はこの蒼龍にお任せください!}}} 「廊下の風紀委員」は、よくある紺と白のツートンカラーの[[学生服]]。愛宕や高雄のそれと同様に、お腹がチラリするほどに丈が短くなっている。 缶バッチのついた上着を羽織り、腕には着せ替えの名前通りに「風紀」のワッペン。飛行甲板はノートにアレンジされている。 ***飛龍 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){蒼龍級航空母艦の飛龍です。蒼龍姉様とは姉妹艦ですけど、同型艦ではありません。&br()空母ですから、戦闘中は慢心してはいけません。慎重に進み、最高の戦果を目標に戦います!}}} レア度はSR。 CV:[[石上静香]] 衣装・艤装のデザインやウサ耳は姉の蒼龍と共通で、こちらは紺色と白のツートンカラー。航空甲板のマウント位置が逆になっている。 白髪を[[ポニーテール]]にまとめ、さらに鉢金を巻いている。キッとした表情もあって凛々しい印象を受ける。 性格は勇猛果敢で男勝りな[[ボクっ娘]]。 常に鍛錬を怠らず、戦場においては勇敢に敵へと立ち向かう。勝利しても戦果を誇ることもない謙虚さも持ち、まさに「戦士」と呼ぶに相応しいキャラクター。 史実での仇敵・エンタープライズへの遺恨もなく、むしろその強さを尊敬すらしていると、問題児なところのある先輩二人が嘘のような常識人である。 しかし、ログインセリフでは当たると危ないような何か(艦載機?)を指揮官にぶつけかけたり、メールを投げ渡して注意されたりとズボラなところもあり、 戦闘でも姉のスキル発動ボイス「猪・鹿・蝶」を真似てか花札の役名「花見酒」を言おうとするものの、 「花見酒」が二枚で役が揃うことを失念してしまい、結局「ええい!」と気合でごまかしてしまう。 鉄血の[[Z1(レーベレヒト・マース)>Zクラス駆逐艦(アズールレーン)]]やユニオンの[[モントピリア>クリーブランド級軽巡洋艦(アズールレーン)]]など他の男勝り系キャラと違って自分の「女子力のなさ」が軽いコンプレックスになっており、 好感度セリフでは女子力を鍛えるために指揮官に修行を頼み込んでくる。 …が、「でも修行って何をすればいいんだろう」と、&bold(){自分で頼んだにもかかわらず具体的には何も考えていなかった}というアホぶりを見せる。かわいい。 そして、飛龍を語る上で欠かすことができないのが…。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){姉様の脚線美は天下無双よ!}}} &bold(){…姉である蒼龍への過剰なラブである。} ポートランドやドーセットシャーほどの変態ぶりではないものの、メインセリフ2や蒼龍と同一艦隊に編成した際の特殊セリフでは上記のように姉様の脚線美をアピールしたり、 姉様に倣って上述のように花札を艦載機にしてみたりと、姉に対するちょっぴり行き過ぎた尊敬が目立つ。 シナリオでは、敵としてシナリオ序盤に赤城・加賀や蒼龍と共に[[アズールレーン]]への攻撃に参加。 加賀・蒼龍を失い、赤城が撤退してしまったため史実と同じく最後に一人残る形となり奮戦、ヨークタウンと刺し違えて撃沈した。 味方としては蒼龍に比べて出番は少なめ。正月イベントでも姉様と違って着せ替えが実装されないなど、重桜空母の中では出番的には不遇。 尚、シナリオで戦う3-4は一航戦コンビが味方として加入する唯一のエリア。しかもボス戦でしかドロップしないときており、周回する数多の指揮官が必然的に彼女を倒しまくることになった。 そんな飛龍にも遂に転機が訪れ、後に実装されたセイレーン作戦では実質主役と言ってもいい重大な役を務めることとなった。しかし、何やら普段と様子が違うような……? アニメ版では、前述のように蒼龍と姉妹揃って登場。 性能は基本的には蒼龍と同じで、蒼龍とは逆に攻撃機スロットの補正値が高い。 スキルは前述の&bold(){「二航戦」}と、撃沈回避+回避効果の複合スキル&bold(){「飛龍ハ健在ナリ」}。 「飛龍ハ健在ナリ」は1戦闘1回のみ、致命傷を受けた際の撃沈を回避して最大15秒間攻撃を絶対回避+航空攻撃を発動するという飛龍固有のスキル。 同じ回避系スキルではエルドリッジの「レインボー・プラン」が10秒、エンタープライズの「LuckyE」が8秒であることを考えると破格の持続時間であり、 しかもこちらは撃沈が発動トリガーだけに確実に発動する。 また他の艦の回避・無敵系スキルと違い、「飛龍ハ健在ナリ」は炎上や衝突のダメージをも無効化する。 限られた発動条件に相応しい強力なスキルであり、海域や演習での窮地を「飛龍ハ健在ナリ」に救われた、という指揮官も多いだろう。 演習では改造(後述)でSSR並の性能になったこともあり、「飛龍ハ健在ナリ」による生存性を買われて採用されることも。 特に長門+天城との組み合わせ&bold(){「天龍門」}((「天」城+飛「龍」+長「門」。口に出す時は「てんりゅうもん」と呼ばれることが多い。))は強力な編成の一つで、 天城のバフ・デバフと、飛龍改の「飛龍ハ健在ナリ」による粘り+コンスタントな「式機花札」による攻撃、 長門の重桜バフ・特殊弾幕「BIG SEVEN-桜」の隙のないシナジーにより、高い回避率だけでなく炎上耐性も備えた、厄介な構成となっている。 ただし長門・天城の対空の弱さという明確な弱点もあり、何より現時点では長門・天城ともにイベント限定で入手不能なので、 イベントを逃すと編成できないというメタな弱点もある。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){改修完了!空母飛龍、推して参ります!&br()……はははは!ぼくもようやくこのセリフを言えるようになったのですね!これからもよろしくお願いします!}}} 2018年12月には改造が実装。 基本的に衣装デザインは蒼龍と同じだが、こちらは振り袖が廃されている。 煙管と和傘の代わりに右手に軍配を持っており、周囲には燃え上がる花札が浮かんでいる。 新規セリフでは蒼龍のクールぶりを意識してか声のトーンを落としている。が、当の姉からは誤解され「元気がなくて心配」と言われてしまうなど、 どうにもしまらないのが飛龍らしい。 スキル発動セリフは改造前の失敗から学んだか「爆ぜろ五光!」に改められている。凛々しい、気迫の込められたシャウトは必聴。 改造の傾向も蒼龍と同じ。 新規スキルは戦闘開始10秒後に一回、その後20秒毎にランダムな攻撃機による航空攻撃を行う&bold(){「式機花札」}。 蒼龍と同じく航空攻撃の内容は、スキル発動時に表示される花札の「役」によって変化する。 役は五光(5機)、青丹(3機)、花見酒(2機)、カス(1機)。出現確率は「花見酒>カス>青丹>五光」の順。 着せ替えは[[学生服]]「放課後スケバンガール」が実装。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){風紀委員役がいるなら不良役も必要ですね。&br()じゃあ、姉さまに捕まる前に、まずは学園で大暴れとしましょう!…って、一体なにをすればいいでしょうか?}}} 「放課後スケバンガール」は文字通りのスケバンな装い。 丈の短い紺色の改造[[セーラー服]]の上に[[スカジャン]]を羽織り、バッサリとスリットの入ったロングスカート、手には鋲の入った指抜きグローブ、 鉢金は「TOKYO」のローマ字が入った鉢巻になっている…という、古風なスケバンスタイル。&bold(){TOKYOとは一体。} 左手には艦載機が一体化し、鎖の巻かれた木製バットを携える。 上記のセリフのように蒼龍の「廊下の風紀委員」を見て不良を演じてみたはいいものの、根が善良なので不良として何をしたらいいかわからないというオチが付いている。 **五航戦 ***翔鶴 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000000){先輩たちが先にいなくなったせいで、航空部隊の要を担当しました。妹と先輩達以上頑張ったのに、何故か弱い印象がついっちゃって……&br()改めまして、重桜艦隊の「被害担当」・翔鶴です。よろしくお願いしますね。うふふ♪}}} 翔鶴型航空母艦1番艦。レア度はSSR。 CV:[[種田梨沙]] 一航戦・二航戦と違い人外を思わせるパーツはないものの「鶴」をモチーフとしており、着用する白い改造着物の袖が鶴の翼を思わせる白と黒のカラーリングとなっている。 髪型は銀髪のストレートロング。 立ち絵では篠笛を奏でており、艤装は腰の左側に飛行甲板をマウントした二航戦に近いタイプ。また飛行甲板の下には刀を差している。 胸は着物で隠れて目立たないものの、&bold(){着物の上からでもわかる大ボリューム}。 外見は優しげに見えるものの、性格はその見た目に似合わぬ毒舌家。 セリフの殆どが大小の毒を含んでおり、特に先輩であり、史実において自身を見下していた一航戦に対して鋭い舌鋒を向ける。 この毒舌に関しては史実において慢心が一因で自身よりも先に撃沈され、五航戦を、ひいては自国を窮地に立たせてしまった先輩たちへの失望、 そして努力しても乗り越えることができなかった彼女たちへの尊敬や羨望など様々な要因が複雑に絡んでおり、 好感度セリフではそんな複雑な胸中をうかがい知ることができる。 また史実で敵となったレキシントン級も先輩たちほどではないものの毒舌の対象。セットで編成すると専用の台詞がある。 しかし、毒舌家ではあるものの常に毒舌全開[[というわけ]]ではなく、ともに窮地を戦い抜いた妹の瑞鶴のことは溺愛しているほか、 指揮官に対してもちょっとした毒舌・冗談はあるものの基本的にはフレンドリー。 他陣営の艦とも基本的には仲良しで、エンタープライズとも友達のような関係である。 シナリオでの出番は少ないものの、イベントでの出番は多め。 初出となったイベント「紅染の来訪者」では敵の赤城に魂を抜き取られ、レッドアクシズから離反した瑞鶴と戦わされたが、 瑞鶴のピンチに魂が復活、とっさに瑞鶴をかばって瑞鶴を聖域に進ませた。 『[[装甲騎兵ボトムズ]]』コラボでは、セイレーンが瑞鶴を惑わすために用意した量産型として登場。 ハロウィンイベントでは皆を楽しませるために瑞鶴、エンタープライズと共にサプライズイベントの裏方として動き回っていた。 『キズナアイ』コラボイベント「仮想繋げし共時性」では、故障したランダムワード生成機の内部に出現したニセキズナアイの使役する艦として登場。 これは実際にキズナアイが[[アズールレーン]]でケッコンしている推し艦であることにちなむ((同じくキズナアイのケッコン艦である高雄、プリンツ・オイゲン、フォーチュンも登場している。))。 アニメ版では、瑞鶴と姉妹揃って登場。瑞鶴とともに幾度も[[アズールレーン]]の艦隊と交戦する。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 瑞鶴や三笠とともに加賀に呼ばれて赤城を止める手段を模索していたが、 赤城を知る者の一人として&bold(){「ちょっと綾波には痛い目にあってもらうしかない」}と血も涙もない解決策を示していた。 一応、これは「赤城はあれでも重桜と重桜の艦を大事に思っている。だから綾波に対して今まで手を出していない」 「もしも指揮官が結婚したのが他陣営の娘だったら、陣営の寮ごと火の海だろう。綾波なら命まで取られることはないのでは?」という考察あってのものであり、 決して解決を諦めて[[丸投げ]]したわけではないのだが、当然加賀も三笠も納得するはずがなくこの案は否決された。 性能は、スペック的には一航戦と遜色ない高性能。 耐久はほぼ一航戦と同等、装填は空母の中では中堅程度で遅れを取るものの対空・航空は一航戦に勝り、改造SR組を除けばトップクラス。 装備枠はバランス型で飛龍と同じく攻撃機スロットの補正が高い。 スキルは前述した&bold(){「五航戦」}と、航空攻撃をトリガーに12秒間味方の与えるダメージをアップ+受けるダメージを減らす&bold(){「守護の鶴」}。 しかし、史実の不運の再現か翔鶴だけは「五航戦」にデメリットがあり、航空は上がるものの被ダメージも増加してしまう。 …なのだが、この被ダメ増加は&bold(){たったの5%しかなく}、「守護の鶴」のスキルレベルを上げると「守護の鶴」の防御バフ効果で帳消しどころかお釣りが来るので、 そこまで痛いデメリットとは言えない。なので彼女も基本的には姉妹の瑞鶴との同時編成が望ましい。 やはり見どころは「守護の鶴」。航空攻撃をトリガーに、必ず最大10%の攻撃力バフを付与できるため、 重桜お得意の雷撃攻撃や、主力の砲撃の前に発動するだけで火力がグンと上がる。 自身も攻撃機補正がかなり高いため、ボス戦でのダメージソースとしては期待値が高い。 総じて「守護」というスキル名に反した攻撃型の空母と言える。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000000){此度のパーティーのために特別に用意した衣装ですが……指揮官、がっかりさせてはいませんよね?うふふ♪}}} 長らく着せ替えが実装されない状況が続いていたが、日本版2周年に合わせてパーティドレス「風と舞う鶴」が満を持して実装。 天女の羽衣ともいうべき純白のドレスを身にまとい、鶴と共に佇む姿はまさに優美の一言。 指揮官とのダンスに興じるため一切の艤装を取り外し誘いを待っているようだ。しかしこのドレス、&font(gray){恐ろしく透け透け(シースルー)}の素材で出来ておりドレス越しからでも胸や太もも、お尻まで見えてしまっている。 加えて彼女は&bold(){パンツをはいていない}。極めつけにこの着せ替えにはLive2D機能が搭載。風の演出が追加され、ただでさえ役割を果たせていないスカート右へ左へと舞い上がってしまい…。 #region(Z/Xにおいて) |E20-016 &font(#ff0000){翔鶴}(しょうかく)| |コスト6| |重桜/空母| |[常]【有効】スクエア【効果】スクエアにあなたの「瑞鶴」がある場合、このカードのパワーを+2000する。| |[*]ウェイカーLv2(あなたのデュナミスに表向きの[ウェイカー]が2枚以上あると有効。)[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたの手札かあなたのトラッシュにある「瑞鶴」を1枚まで選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。| |パワー7500| 先輩方に遅れてコラボ2にて参戦。 フレーバーテキストは入手時のもの。 単体パワーはコスト5級と低めだが、スキル『五航戦』を再現してスクエアに「瑞鶴」がいればパワーが2000上がりコスト6バニラ相当になる。 登場時にウェイカーLv2を達成していれば手札かトラッシュから妹を引っ張ってくることができるため、頭数を増やしつつ攻撃力も挙げられるため厳しめの査定になったものと思われる。 コスト6が少々扱いにくいコスト帯であることは否めないが、2打点を確保できるのは強み。 先輩の赤城に呼び出してもらうのも選択肢の一つ。相手のライフが残り少ないなら一気に畳み掛けよう。 #endregion ***瑞鶴 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#ff0000){重桜航空戦隊所属、かつての大戦最後の精鋭空母――瑞鶴よ!&br()まあ、翔鶴姉がいてくれた方が私の力を最大限に発揮できるの。というわけで、よろしく頼むわ。}}} 翔鶴型航空母艦2番艦。レア度はSSR。 CV:[[種田梨沙]] 基本的に衣装や艤装、腰に刺した刀は翔鶴と同じ。 ただし彼女は着物を着崩して羽織のようにしており、地面に付きそうなほどのロングの長髪を[[ポニーテール]]にしてまとめている。 そして&bold(){そのバストは豊満であった。}だが、彼女いわく&bold(){「翔鶴姉の方が大きくて柔らかい」}らしい。ゴクリ…。 性格は勝ち気で活発な素直娘。 負けず嫌いで、様々な[[ライバル]]――特に史実でも好敵手であったエンタープライズ――に勝つために特訓を怠らない真面目な性格。 しかし赤城のような過剰な敵視や加賀の掲げる弱肉強食主義とは無縁で、エンタープライズとも戦場以外では仲良し。 史実において様々な戦場を渡り歩き戦ったことからか交友関係は広く、イベントやキャラストーリーでは他陣営の艦と絡むことも多い。 かつての連合艦隊旗艦であった三笠のことは尊敬しており、三笠からも「将来の重桜を背負うべき存在」と高評価。 逆に、サラトガだけは何故か苦手としている。また、[[フェニックス]]もその名が[[トラウマ]]である七面鳥を思い出させる為苦手。 …なんというか、史実の経歴も合わせて少年漫画の主人公のようなキャラである。 指揮官に対してもフレンドリーだが色恋沙汰に関してはまるで疎く、 赤城のキャラストーリーでは指揮官の近くにいたにもかかわらず「瑞鶴が指揮官とくっつく心配はない」と判断されて見逃されるほど。 好感度を上げてもそういった話にはならず、好感度ラブまで上げても甘~い雰囲気とは無縁。 だが、それを超えたケッコンセリフの破壊力は全艦の中でも屈指。自分の耳で確かめよう。 シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 初出となったイベント「紅染の来訪者」では赤城・加賀の凶行を止めるべく重桜の「聖域」に侵入。 かつての同胞、そして姉である翔鶴と戦うことになるも、それらを乗り越え赤城・加賀の喉元に迫る。 その後は「軍神の帰還」「墨染まりし鋼の桜」など様々なイベントに登場。 『ボトムズ』コラボではセイレーンから[[「あの男」>キリコ・キュービィー]]を誘い出すための囮として目をつけられ、雪風やプリンツ・オイゲンなど他の「幸運艦」と共に逆境の中戦う羽目に。 専用のキャラストーリー「幸運の鶴」も実装済み。 アニメ版では、翔鶴と姉妹揃って登場。こちらでも「グレイゴースト」――エンタープライズへの[[ライバル]]心を強く持っており、彼女との対決に執着する。 加賀同様、アニメ版オリジナルの「艦載機を炎に変えて刀に纏わせ攻撃する」という演出をエンタープライズとの戦いで披露した。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 翔鶴や三笠とともに加賀に呼ばれて赤城を止める手段を模索していた。瑞鶴自身は有効なアイデアを出せなかったものの、売店にある「2つめのケッコン指輪」を発見。 加賀はそれに一縷の望みを託すが…それがどうなったかは前述の通り。 性能は、翔鶴と同じく一航戦と遜色ないハイスペック。 装填は翔鶴と同じく中堅程度で、対空は翔鶴と違い一航戦に劣るものの、耐久は全空母中トップクラス、航空も翔鶴と同等。 装備枠・装備補正はともにバランス型。わずかに戦闘機の補正値が高い。 スキルは&bold(){「五航戦」}および、航空攻撃をトリガーに、次回の航空攻撃のダメージをアップさせる(最大3回累積)&bold(){「奮進の鶴」}。 「五航戦」には被ダメージダウン効果がついており、翔鶴とセットにした時の耐久力は全空母の中でも屈指。実質的な耐久力は戦艦並みである。 「奮進の鶴」はシンプルな火力バフスキルで、バフが重なりきった4回目の航空攻撃のダメージは、実に&bold(){1回目の&font(#ff0000){1.6倍。}} 長期戦が予想される後半海域では、その耐久力も相まって頼もしい存在となってくれることだろう。 また、様々な手段で装填を盛れば「奮進の鶴」をすばやく回して早期から火力を発揮させることも可能。 逆に言えば、短期決戦となる演習においては「奮進の鶴」が活かしにくくなるため、上述の先輩たちには一歩劣ってしまう。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#ff0000){いつもとは違うって?へへ、これは褒めてるって思っていいかな?&br()まあたまには違う格好を着てみたいものだよ。それでこそ気分転換って感じじゃない?}}} 姉ともども長らく着せ替えが実装されない状況が続いていたが、イベント「母港夏祭り」に合わせて浴衣「祭華の鶴」が実装されている。 黒を基調にした浴衣…なのだが、これが相当に魔改造されており、袖はバッサリカットされて肩が丸見え、裾には腰まで届く切れ込みが入っている。 そして裾の切れ込みからは謎の紐がチラリしている。ふんどしでも履いているのだろうか。 この上に羽織を羽織っており、腰には刀を二振り差し、左手には加賀のような黒い狐の面を手にしている。 おおよそ浴衣には見えないスタイリッシュな魔改造衣装で、黒色と腰に差した刀も相まって「浴衣と言うよりは&bold(){NINJA}っぽい」という指揮官も。 #region(Z/Xにおいて) |E20-014 &font(#ff0000){瑞鶴}(ずいかく)| |コスト5| |重桜/空母| |[常]【有効】スクエア【効果】スクエアにあなたの「翔鶴」がある場合、このカードのパワーを+2000する。| |[*]ウェイカーLv2(あなたのデュナミスに表向きの[ウェイカー]が2枚以上あると有効。)[起]【有効】スクエア【コスト】無0【効果】カードを1枚引く。あなたの手札にあるカードを1枚選び、トラッシュに置いてよい。置いたならば、カードを1枚引く。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。| |パワー7500| 姉ともどもコラボ2にて参戦。 フレーバーテキストは入手時のもの。 ちなみにコストの都合から姉よりコレクター番号が若いので並べると先に来る。 こちらも『五航戦』の再現から「翔鶴」がいれば2000パンプアップ。 加えて登場時に手札の補充と破棄が可能。 彼女自身、上述の翔鶴の能力に限らず踏み倒しが容易なコスト5のため扱いやすい。 手札の破棄もデメリットのようでいて、[重桜]の特色である『手札からトラッシュに置かれた時』という自動能力の誘発条件を満たせる。 おまけに姉妹そろってプレイヤー「指揮官」指定ではないため、出張が容易。 特に瑞鶴は査定が厳しい姉と違いコスト5の平均的なパワーも有しているため、[重桜]に限らず採用が見込める。 原作同様に味方の存在によって使い勝手が変わるその性能を使いこなしてあげよう。 #endregion 追記・修正は一航戦の二人を引き当ててから。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 色で囲っている部分、文字が読みづらいんですけど。特に青で囲っている所が。 -- 名無しさん (2019-07-03 02:54:12) - 凄くいい記事でした。作成お疲れ様でした -- 名無しさん (2019-07-03 05:22:54) - 他ゲームでもそうなんだが、3と4の航空戦隊がピックアップされないのはなんでだろう。戦史詳しくないからアレだが正規空母じゃないとか知名度とかが理由なのかね -- 名無しさん (2019-07-03 14:07:17) - ↑どっちもミッドウェー海戦前後に一旦解隊されて、再編されたのが大戦後期になってからってのが大きいのでは。 -- 名無しさん (2019-07-03 15:03:44) - 気合い入ってるな... -- 名無しさん (2019-07-03 19:17:52) - 3、4航戦は正規空母コンビを擁する1、2、5に比べるとどうしても印象薄くなるしな。アズレンだと開戦時メンバーもまだ揃ってないし -- 名無しさん (2019-07-03 22:35:48) - 五航戦のスキン出してください… -- 名無しさん (2019-07-03 23:33:25) - 赤城さんはいい意味でファッションヤンデレ、愛がクソ重いだけ。ケッコン後のセリフに関しては選ばれて指輪貰ったんだから自制が外れるに決まってるだろうと。 -- 名無しさん (2019-07-04 11:05:24) - 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-07 17:17:09) - 文中で一寸気になったので未所持でピンと来てなかった隼鷹の台詞集見て来たが赤城よりなんかゾクッとするやばさを感じたわ... -- 名無しさん (2019-07-07 18:07:54) - 4↑出たよ -- 名無しさん (2019-08-26 20:04:03) - 瑞鶴超好き。最初に結婚した -- 名無しさん (2020-03-04 23:12:54) - ドスケベレースクイーンスキンがエロすぎる鶴達 -- 名無しさん (2020-07-04 12:56:15) - 加賀のかっこよさにグッと来て始めたのだが何だかんだでいいヤツなんだなあいつ -- 名無しさん (2020-12-09 12:19:27) - メタ飛龍についてはどうしようか -- 名無しさん (2021-02-16 23:33:43) - 書くとしたら飛龍のところに折り畳みでかな -- 名無しさん (2021-02-17 02:37:06) - アニメ加賀の意図せずして睦月たちをビビらせてしまいオロオロする姿のギャップがかわいいのだ -- 名無しさん (2023-09-25 16:26:12) - ありゃ?加賀の声変わったん? -- 名無しさん (2023-09-25 18:42:10) - タグの復旧をお願いします。 -- 名無しさん (2024-12-10 05:17:06) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/7/3 wed 00:22:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 32 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){一航戦/二航戦/五航戦}とは、艦船擬人化シューティングゲーム『[[アズールレーン]]』に登場するキャラクターのカテゴリ。 史実において日本が建造した空母6隻を擬人化したもの。 また、この記事では派生キャラである&bold(){「赤城ちゃん」「赤城(μ兵装)」「加賀(戦艦)」}についても解説する。 ---- #region(もくじ) #contents(fromhere) #endregion ---- *概要 先述の通り、史実における日本がWW2の前後に製造した空母を擬人化したKAN-SENたちのことをまとめた総称。 五航戦(翔鶴型)を除いてはそれぞれ姉妹艦を持たない独立した艦であるためか、史実において所属していた部隊の名称でカテゴライズされており、 日本をモデルにした陣営・&bold(){重桜}に属している。 **所属KAN-SENの特徴 重桜の所属艦に共通する、「大日本帝国時代の日本の軍装や、和服をモチーフにした衣装」「獣耳など、人外的な器官を持つ」というデザイン的な特徴を持つ。 赤城・加賀は九尾の狐を、蒼龍・飛龍は[[ウサギ]]を、翔鶴・瑞鶴は鶴をそれぞれモチーフとしており、他陣営と比べると艦船擬人化モノながらメカニカルな印象は薄い。 また、前述のように翔鶴型を除いてはそれぞれ独立した艦級で姉妹艦ではないのだが、今作では所属していた部隊別に姉妹の関係になっている。 性格は各々 -由緒正しい愛重き[[ヤンデレ]](赤城) -戦いに愉悦を感じるバトルジャンキー(加賀) -姉さまLOVEなイケメンボクっ娘(飛龍) -毒舌と皮肉が冴え渡るシニカル女子(翔鶴) とレッドアクシズ陣営らしい強烈なもの。 **ゲーム的な特徴 どの艦も、SR・SSRレアリティに恥じないハイスペック。 他陣営の正規空母と比較すると、航空・装填では各種ユニオンSSR空母に劣り、耐久に優れる。 そんな彼女たちの本領はスキルにあり、各艦が共通で持つ、一航戦・二航戦・五航戦の艦をそれぞれセットで編成することで得られるバフスキル&bold(){「一航戦」「二航戦」「五航戦」}で高い航空をさらに伸ばせる。 一航戦は、初回の航空攻撃のみ装填を短縮するスキル「先手必勝!」による速攻性、 二航戦は飛龍の防御スキル「飛龍ハ健在ナリ」によるタフネスと姉妹共通の攻撃スキル「式機花札」による手数の多さ、 五航戦は翔鶴の艦隊全体へのバフスキル・瑞鶴の自己バフによる火力の高さと、ぞれぞれ違った強みを持つ。 さらに所属が重桜であるため、長門や三笠と同時編成することで長所をさらに伸ばせるという強みもある。 実際、長門と一航戦の組み合わせは特に演習においては有力とされており、 長門のバフのかかった一航戦の航空攻撃と長門の「BIG SEVEN-桜」の弾幕による波状攻撃に泣かされた指揮官は数知れない。 赤城ちゃん、赤城(μ兵装)、加賀(戦艦)については後述する。 最大のネックは&bold(){どの艦もレアリティ故に入手難度が高いこと}。 一航戦・二航戦は建造で出現せず、ドロップもごくごく限られた海域のみ。 特に一航戦はドロップ海域が3-4と限られる上に、ボスマスでしかドロップしない。しかも出現確率は有志の検証によると&font(#ff0000){&bold(){約1%。}} 入手には相当な根気が必要で、数日どころか下手すると数週間掘り続けても出ないこともザラ。 3-4を周回するそんな指揮官たちの合言葉は&bold(){[[「俺は赤城・加賀を掘ってるんじゃない、応急修理装置の設計図を集めているんだ」。>物欲センサー]]} 五航戦は特型建造で落ちる可能性がある(加えて瑞鶴は作戦履歴に常設されたイベントステージ「紅染の来訪者」でドロップする)だけ一航戦よりマシだが、 それでもレアリティSSRだけあってなかなか出てはくれない。 後にμ兵装赤城は特型建造に追加され、戦艦加賀は作戦履歴のD3海域を60回クリアするか演習ショップでの交換と確実に入手できるようになった。 ---- *所属KAN-SEN **一航戦 ***赤城 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){栄光なる一航戦、&ruby(むてきもうどう){無敵艨艟}と讃えられる艦隊の赤城と申します。&br()自慢の艦載機、そして指揮官様と一緒ならどんな戦局でも乗り越えてみせますわ。うふふ、はい、指揮官様と一緒なら…。}}} レア度はSSR。 CV:[[中原麻衣]] 赤と黒を基調にした、モデルとなった空母赤城と和服のデザインを取り入れた、胸元の開いた衣装を着用。 前述の通り「九尾の狐」をモチーフとしており、黒紅色の9本の尻尾と頭上に鎮座する狐耳が特徴。 目元には赤いアイメイクが走っており、赤と黒のカラーリングや妖しい微笑みと相まって禍々しさを感じさせる。 メカニカルな艤装や武器は持たず、左手には艦載機に変ずる式神の札を持ち、左脇には炎で形作られた飛行甲板が浮かぶという、 [[アズールレーン]]陣営とも、轡を並べる[[鉄血陣営>鉄血(アズールレーン)]]の艦ともまるで異なる、独特に過ぎるデザインは否が応にもプレイヤーの目を引く。 この目立つ見た目からか、各種広告に姿を見せることも多い。 性格は前述のとおり、由緒正しいジャパニーズヤンデレ。&bold(){重桜の元祖やべーやつ。} 出会ったときから指揮官に強烈な愛情を抱いており重たい愛を向けてくるほか、 メール一つとっても「ねえ誰?誰からのものなの?」と警戒したり、指揮官が他の艦と話したり、指揮官から他の艦の匂いを感じただけで、 自分の恋路を邪魔する敵と判断して「ソウジ」に向かおうとするなど、その独占欲は凄まじい。 ただ一人、例外的に敵意の対象外なのが妹の加賀。加賀に対しては「指揮官のことを分けてあげてもいい」とまで発言しており、 キャラストーリーでも指揮官と二人での外出中に見かけた加賀を自分から誘っているなど、姉妹仲は良い。 逆に目の敵にしているのが、史実において自身を下した[[エンタープライズ>ヨークタウン級(アズールレーン)]]。 [[アズールレーン]]側の赤城は自制していて指揮官の前では敵意を見せることはないものの、 後述する敵側の赤城は瑞鶴に「そんな(仲間を犠牲にする)やり方では『グレイゴースト』に勝てない」と言われた瞬間に激昂して瑞鶴に襲いかかっている。 また、実の姉に当たる天城に対しては頭が上がらない様子。 キャラストーリー「ヒガンバナの恋」の実装以降は、 「なんだかんだで後輩たちの面倒を見ている」「遠縁の親戚的な関係にあるグラーフ・ツェッペリンを筆頭に、他陣営の艦と交流」 「私情抜きで後輩たちの訓練を指導する」「瑞鶴が指揮官と一緒にいても、『無害』と判断して見逃す」「など指揮官や加賀以外との交流も見せており、 最近では&bold(){「ヤンデレなだけで根は悪くない人なのでは?」}という評価をされつつある。 また、昨今は -包容力の裏に強い独占欲を秘める&bold(){重桜の[[姉なるもの]]・愛宕} -多くの指揮官の股間と財布を撃ち抜いた&bold(){新たなる重桜の爆乳通い妻ヤンデレ・大鳳} -外見はゆるふわ、&bold(){だが心には嫉妬と憎悪が渦巻く&ruby(ゆるふわ){許不和}ガール・ローン -自分を指揮官の「オサナナジミ」と思い込む&bold(){メンヘラ軽空母・隼鷹} -一見すれば優等生キャラ、&bold(){実際は指揮官を異性として見てそのことになると止まらなくなる色情狂・鈴谷} -底なし沼の如き母性で指揮官を包み込む&bold(){闇の聖母・フリードリヒ・デア・グローセ} と赤城以上にヤバいキャラが続々と現れているため、&bold(){「相対的に赤城がマトモに見える」}という指揮官もちらほら。&s(){レッドアクシズヤバい女多すぎ問題} シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 敵としては、シナリオ序盤で[[真珠湾攻撃]]を再現するかのごとく[[アズールレーン]]の基地に奇襲をかけて壊滅させるものの、プレイヤー艦隊を侮った結果[[アズールレーン]]の反撃を許す。 結果、皮肉にもミッドウェー海戦における「運命の5分間」までも再現する結果となり、妹の加賀と二航戦を失うという失態を犯すも、史実と違い赤城自身は撤退し生き延びた。 この「敵側の赤城」はその後もイベントでちょくちょく登場し、重桜の中心人物として暗躍している。 敵側の赤城は指揮官ではなく、重桜の中枢に位置する「カミ」なる存在に忠誠を誓っており、その性格は味方側の赤城よりも残忍。 自分の野望のためには手段を選ばず、イベント「紅染の来訪者」では、 &bold(){暁、伊勢、日向、翔鶴から魂を抜いて傀儡として使役する}など仲間を犠牲にする作戦も平然と行う。 重桜内部ではそのやり方に反発するものも多いようで、イベントでは瑞鶴・翔鶴が赤城一派に反旗を翻し[[アズールレーン]]に接触しているほか、 敵側の山城や野分も表面上は従いながらもそのやり方は好ましく思っていない((「紅染の来訪者」では聖域に入り込んだ瑞鶴に命令上敵対しつつも、わざと手を抜いて瑞鶴を聖域に進ませていた。))。 また「&ruby(はなだ){縹}映る深緋の残響」では、空母に改装される前の「天城型2番艦・赤城」だった頃の彼女が登場している。 味方側としてはキャラストーリーが実装済みなほか、様々なイベントに顔を出す。 『[[うたわれるもの]]』とのコラボイベント「夢幻の邂逅」では、窮地に陥ったクオンたちのもとに駆けつけ、 クオンに励ましの言葉を送るというクロスオーバーを見せている。 本来なら全く接点のない二人だが、何故か赤城はクオンのことを「他人の気がしない」と、クオンは赤城のことを「まるで母さまみたい」と感じており…? &u(){&color(white){ヒントは赤城の声優である中原麻衣。「うたわれ」で彼女が演じているキャラクターといえば…。}} アニメ版では重桜・レッドアクシズ側のメインヴィランとして登場。原作通り[[アズールレーン]]の基地に先制攻撃を仕掛け、宣戦布告を行う。 性格は原作の「敵側の赤城」準拠で、指揮官ではなく加賀に強い愛を向けている。 重桜上層部には極秘で加賀とともに独自にセイレーンと接触しており、セイレーンの技術を取り入れた重桜の新型艦「オロチ」の開発と、その心臓部となる黒いメンタルキューブの成長に心血を注いでいる。 その行動には、アニメ開始前に命を落とした姉・天城の存在が深く関わっており…。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 「指揮官と綾波のケッコン」というイベントに彼女が黙っているはずもなく、綾波に果たし状を送って一騎打ちを挑む。 「艦載機を全て紙飛行機の外見に偽装し、機種の判別を封じる」という策を用意し綾波を徹底的に叩き潰そうとするが、 黙ってやられる「鬼神」綾波ではなく、戦いは接戦となる。戦いの勝敗、そして赤城と綾波の恋の鞘当ての行方は本編にて。 性能は[[ゲーム]]的な特徴で述べたとおり、SSRらしいハイスペック空母。 装備枠は「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型。 スキル&bold(){「一航戦」}と&bold(){「先手必勝!」}を生かしての問答無用の速攻性が魅力で、 通常海域では早い段階から相手の苛烈な攻撃に対する保険を確保でき、演習では相手編成のエンジンがかかる前に一網打尽にできる。 演習ではまっさきに警戒される艦の一隻であり、演習ガチ勢への道は一航戦コンビ+α系の主力への対策を考えるところから始まると言っても過言ではないレベル。 着せ替えは水着「楽園の彼岸花」と振り袖「梅と雪」が実装。 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){あら、おかえり…指揮官様、今までどこにいらしたの?&br()早く上着を脱いで、赤城がほかの子の匂いがついていないか診させてもらいますわ…うふふ……。}}} 「楽園の彼岸花」は通常の衣装と同じく赤と黒を基調にした露出度の高い水着。腰には小さいパレオを巻き、一輪の彼岸花が刺さった髪留めを付けている。 真紅の炎で作られた飛行甲板はこちらでも健在。 同時期に水着が実装されたロドニーに対抗心を燃やしており、ロドニーと同じく泳ぎ方を教わりたがる。 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){おかえり、指揮官様~ご飯とお風呂は…ううん、先にこの赤城を召し上がって♡}}} 「梅と雪」は胸元の開いた改造振り袖。航空甲板は帯としてアレンジされ、帯の端には可愛らしいフォントで「あ」の一文字が描かれている。 新規のログイン・パイタッチ台詞によると&bold(){いつでも姫はじめOKらしい。} #region(「赤城、この日を待ちわびていましたわ。ふふふ……」) #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){指揮官様、ずっとずっとこの赤城の側にいてくださいね。絶対、絶対に、赤城から離れてはいけませんよ…。}}} 赤城とのケッコンが入手条件の特殊スキン「真紅の雛罌粟」も実装済み。 胸元が開いた布地の少ない改造白無垢で、後頭部には[[ギリシャ文字の「φ(ファイ)」>仮面ライダー555]]&s(){あるいは[[某TCGのやべーやつら>ファイレクシア(MtG)]]}を思わせる赤い紋章が浮かび上がっている。 ケッコン衣装の例に漏れずセリフは大部分が新規に差し替わっているのだが、ケッコンしてリミッターが外れたのか病みの度合いが上がっており、 鎖で指揮官を拘束している様子がうかがえるほか、委託から帰ってきた子に「このまま、帰ってこなければいいのに…」と呟く、「この世界に赤城と指揮官様だけが残っていればいいのに」とまで言い出す。 …中原麻衣の演技の凄まじさもあってリアルに怖気を感じるような病みっぷりである。 &bold(){もっとも、赤城と結婚した指揮官ならそれらも「承知の上」かもしれないが。} #endregion #region(Z/Xにおいて) #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){目障りなものが多いようね……まず「ソウジ」してから、ゆっくりと親睦を深めましょう。ふふふ……。}}} |E14-013 &font(#ff0000){赤城}(あかぎ)| |コスト5| |重桜/空母| |[自]【有効】チャージ【誘発】あなたの「指揮官」がIGOBする。【効果】カードを1枚引く。| |[起]【P】「指揮官」【有効】手札【コスト】あなたのチャージにあるゼクスを1枚デッキの1番下に置く。【効果】このカードをチャージに置き、カードを1枚引く。この能力はあなたのターンにしかプレイできない。ターン終了時まで、あなたはカード名が「赤城」の能力をプレイできなくなる。| |パワー7500| TCG『[[Z/X>Z/X -Zillions of enemy X-]]』とのコラボにも参戦。 EXブースターに封入の通常版は通常スキンを使用したイラストだが、事前予約キャンペーンでは「梅と雪」を使用したイラストに差し替えられている。 フレーバーテキストは通常が入手時、PR版は何故か「真紅の雛罌粟」入手時のもの。 レッドアクシズだけに赤のカードとして参戦。種族は[重桜/空母]というアズレンコラボ用に用意されたもの カードとしての能力はチャージのゼクス1枚と入れ替わりに手札からチャージに移動する。ドローが付いているので手札自体は減らない。 アズレンに限らずZ/Xのコラボは原作再現が非常に秀逸なのだが、赤城のこの能力は本家にも存在するサイクル。 [重桜]に除外を利用する効果がほとんどないので本家の赤ではなく青の処理になっているのが特徴ではあるが、いろいろな意味で強烈な彼女にしてはあまりぱっとしない。 ……わけがないんだよなぁ。 #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){ふふふ……これからは誰であろうとも指揮官様と赤城を別れさせられないの。&br()私のすべてが指揮官様のもの、指揮官様のものすべては私のモノよ……&br()ふふ、ふふふ、うふふふふふふ……。}}} #center(){&sizex(6){&bold(){&font(#000000,#ff0000){CRIMSON COQUERICOT}}}} #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){指揮官様、無駄な抵抗をしなくてもいいですわ。}}} |E14-052 &font(#ff0000){真紅の雛罌粟 赤城}(しんくのひなげしあかぎ)| |コスト7| |オーバーブースト/重桜/空母| |[常]絶界| |[常]【有効】スクエア【効果】このカードとスクエアにあるすべてのあなたの「加賀」は以下の能力を得る。“レンジ2(このカードは2つ先のスクエアまで攻撃できる。)”| |[起]【有効】スクエア【コスト】あなたのチャージにある[重桜]を1枚トラッシュに置く。【効果】あなたの手札にある[重桜]を1枚選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させてよい。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。| |パワー10500| 案の定、青のイラストリアスと対になる形で赤のイグニッション・オーバーブースト枠に選ばれた。 前述の「赤城」はIGOBするためのサポート枠である。 そもそも、あの赤城がIGOBという『プレイヤー(=指揮官)と合体して一つになる』システムを聞いて名乗り出ないわけがないのである。 オーバーブーストは「◯◯ 誓いの指輪」というイベントで指輪を渡してIGOBする都合上、重桜でケッコン専用スキンがあるのが彼女を含め数えるほどしかいないというメタ的な事情もあるのだが。 ちなみに"Crimson Coquericot"とはそのまま「真紅の雛罌粟」という意味。 フレーバーテキストは「赤城 誓いの指輪」がケッコン時、「真紅の雛罌粟 赤城」が「真紅の雛罌粟」のメイン2から。 IGOB共通のスペックとしてコスト7とパワー10500と絶界を持つがイベントで誘発登場するので実質コスト3。 能力はスキル「一航戦」の再現で、自身と「加賀」にレンジ2を付与する。 レンジ2のおかげで離れたスクエアに攻撃できるようになるのが強み。 また、こちらもスキル「先手必勝!」の再現か手札から[重桜]を踏み倒す能力もある。 これのおかげでコスト7と重たい加賀を出しやすく、前述の能力を成立させやすい。 レンジ2の付与は既に場にいる加賀にも恩恵があるため、加賀を2体並べたり他の[重桜]と組み合わせてもいい。 #endregion ***赤城ちゃん #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){巡洋戦…あれ?巡洋戦艦じゃないのね。まあいいわ、私は赤城よ。&br()ふふふ、私の子分になれるなんてあなた、幸せにも程があるんじゃない?}}} レア度はSR。 CV:[[中原麻衣]] 見た目はそのまま「幼い赤城」といった感じ。 違いとしては、オリジナルはストレートの長髪だが、こちらは[[ツーサイドアップ]]にまとめている。 先行して実装された、ベルファストの派生キャラ「ベルちゃん」や、 同時実装された「比叡ちゃん」「ツェッペリンちゃん」同様の、夕張・明石のメンタルキューブに関する実験から生まれた[[ゲーム]]オリジナルKAN-SEN。 そのためか、設定としては赤城をもとに生まれた存在だが、重桜陣営の技術開発ポイントの対象にはならない。 性格は、端的に言うなら「女ガキ大将」。 指揮官にとことん尽くすオリジナルとは逆に、指揮官を「子分」「手下」と称して目下に見てくるが、なんだかんだで面倒見はよく、成果を出せばちゃんと褒めてくれる。 まだ幼いこともあってオリジナルの「病み」要素は殆ど感じさせず、好感度的には姉である天城、そして「カミ」の優先順位の方が高い。 …しかし、好感度を上げていくと後の[[ヤンデレ]]ぶりの片鱗がどんどん見えてくる。 特に「ラブ」以降の好感度台詞は「この娘が後にあの赤城になるんだな」と存分に感じさせてくれる。 実装と連動したイベント「母港脱出大作戦?」では、比叡ちゃんとツェッペリンちゃんの母港脱出には参加せず、 二人と、二人を迎えに来たオリジナルの面々を隠れて眺めていた。 性能は、オリジナルに比べるとレア度相応に弱体化している。 しかし、弱体化したと言っても耐久力はSR空母の中では平均以上、装填はSR空母最速((SSRも含めるとオリジナルの赤城やエセックス級より少し低い程度。))、対空・航空は二航戦の二人とほぼ同値。 幼くなっても一航戦ということか、SR空母の中でも高水準を維持している。 装備枠はオリジナルと同じ「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型。 スキルは、艦隊に重桜所属艦が自身を含めて3隻以上いる場合、12秒後に艦爆による航空攻撃を行う&bold(){「先んずれば制す!」}と、 航空攻撃時、味方前衛艦隊の最も残り耐久力が低い艦を最大5秒間絶対回避状態にする&bold(){「紅きカミの加護」}。 「先んずれば制す!」は威力が低くオマケ程度のスキルだが、「紅きカミの加護」はあらゆる攻撃から、短時間ながら前衛を防護できる強力なスキル。 トリガーが航空攻撃、しかも確率発動ではなく絶対に発動するため弱った艦を確実に、最大10秒生き残らせることができる。 低レベルな前衛のレベリングのお供や、前衛単騎の周回編成において役に立ってくれるだろう。 また、この娘も「赤城」なので、加賀の「一航戦」はしっかり発動する。 赤城ちゃん側に恩恵はないものの、赤城との同時編成が前提故に編成が縛られ、持て余しがちな加賀を活かせる場面が増えるのはありがたい。 ***赤城(μ兵装) #center(){&bold(){&font(#000000,#ff0000){特殊兵装、重桜空母赤城、押して参ります。&br()指揮官様、此度はいつもとは違う、「アイドル」の趣を取り入れた姿ですが、お手柔らかにお願いしますわ。ふふふふ・・・}}} レア度はSSR。 CV:[[中原麻衣]] 歌の力をエネルギーに変える新型兵装&bold(){「μ兵装」}を装備した赤城。 飛行甲板のデザインは大まかには変わっていないものの、甲板を構成する赤い炎の一部がスピーカーのような文様を甲板の周囲に形作っている。 μ兵装の[[テスト]]のために結成されたアイドルグループ「Polaris」に参加した際の姿で、担当はベース。衣装が変わっただけなので、性格はオリジナルと全く変わらない。 ヒッパーほどではないが「Polaris」への参加には愛しの指揮官が関わらないこともあってか気が向かないようだが、 「μ兵装」については大いに興味を持っているようで、他のPolarisメンバーよりもμ兵装に関心を寄せる場面が目立った。 性能はほぼオリジナルと同等で、装備枠もオリジナルと同じ「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型。 スキルは、一回目の自身の航空攻撃の10秒後、味方艦隊内の「μ兵装」艦の数が奇数か偶数かによって内容の異なる航空攻撃を行う&bold(){「連携機デュアリズムμ」}と、 自身の一回目の航空攻撃のクールタイムを短縮し、自艦隊の「μ兵装」艦の数だけ航空値をアップさせる&bold(){「クリムゾン・オーバーチュア」}。 できれば「クリムゾン・オーバーチュア」を活かすためにμ兵装艦と同時編成したくなるスキル構成だが、μ兵装艦なしでもクールタイム短縮効果は発動するので、 加賀or戦艦加賀とのセット運用が前提のオリジナルと比べると柔軟な運用が可能となっている。 また、赤城ちゃん同様彼女も「赤城」として扱われるので、加賀の「一航戦」が発動する。 誰もが考えるであろう「μ兵装ガスコーニュ+μ兵装赤城」の編成だと1枠主力艦隊の枠が余るので、加賀を入れると無駄がない。 ***加賀 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){ここに私を満足させてくれる敵がいるというのか?&br()そうか、ならこれから私はお前のものだ。そうなるのも運命だろう}}} レア度はSSR。 CV:[[茅野愛衣]]→[[井口裕香]] 赤城と同じく「九尾の狐」をモチーフとしており、カラーリングはちょうど赤城の真逆となる白と青に統一されている。 髪も長髪の赤城とは対照的な、短めのボブカット(おかっぱ)。目元には姉よりは控えめだが、姉と同じ赤いアイメイクが走っている。 姉にはない要素として狐の面を常に手にしており、SDキャラではケモミミの下辺りに留められている。 艦載機に変ずる式神の札、青い炎で形作られた飛行甲板など、艤装のデザインは姉と共通。 指揮官への愛に狂う姉とは逆に、冷静沈着でさっぱりとした性格。 任務は真面目にこなし、パイタッチも照れつつ「お前が少しすっきりするというのなら」と許可してくれる。 委託任務から帰った艦に軽食を作ってやったりと面倒見もよく、あの赤城の妹とは思えない常識人――に見えるが、そんな彼女の印象は戦いに連れて行くと一変する。 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){悪あがきで私を楽しませろ…ふふふ…}}} &bold(){やっぱりあの赤城の妹がヤバくないはずがなかった。} こちらもこちらで[[戦いに愉悦を見出すバトルマニア>戦闘狂(属性)]]という危険な側面を持ち、戦いに関しては&bold(){「趣味ではなく、義務」}と言い切るほど。 戦いの際は普段の落ち着きはどこへやら、楽しげに敵を殲滅するバーサーカーと化す。その狂いっぷりは飛龍をして「戦場では赤城先輩より怖い」と言わしめる。 このせいか[[死生観]]も弱肉強食じみており、指揮官に対しても「強いこと」を求めてくる。 敗北時には「10倍にして返す!」とドスの効いたリベンジ宣言を残す。どうやら勝者の情けで命拾いさせられることが一番嫌いな模様。 …しかし、[[ゲーム]]中ではあまり戦闘狂的な側面が強調されることは少なく、「バトルマニアではあるが、赤城に比べれば遥かに人格者」という描写がなされることが多い。 好感度を上げれば「弱き者が淘汰されるのは当然」と言いつつも、指揮官が倒された時の敵討ちを約束してくれるほか、徐々に自分の中の「愛」に気づいていく。 史実では過小評価していた五航戦に対しては「頑張ればそれなりの評価はする」と侮る様子もなく、 赤城が目の敵にしている、史実において自身を討ったエンタープライズに対しても思うところはあるようだが、 少なくとも戦場では怨恨の感情は全く見せず「侮らせるのでないぞ」という一言で済ませている。 正月イベントや一部スキンの台詞などで平和も楽しんでいる様子がうかがえ、 最近では公式に「冷ややかな物言いとは裏腹に情に厚い人物なので、みんなから慕われている」と明言されてしまった。 &s(){あんな姉を間近に見てたらストッパー係の常識人にならざるを得ない、はっきりわかんだね} 姉には一定の信頼をおいているものの、暴走しがちなその性格には困っている様子。 公の場では「赤城」と呼び捨て、母港などでは「姉さま」と親しげに呼ぶ。 赤城同様、シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 敵としては、前述のように赤城と共に[[アズールレーン]]陣営を奇襲するも「運命の5分間」を皮肉にも再現してしまい轟沈。 その後は再び建造されたのか、敵側の赤城と共に行動する。 赤城と志をともにしているが、なりふり構わない彼女の過激な行動に苦言を呈することも多い。要はこちらでもストッパーポジション。 「縹映る深緋の残響」での彼女については後述。 味方側としては赤城・瑞鶴のキャラストーリーほか、様々なイベントに顔を出す。 『[[うたわれるもの]]』とのコラボイベント「夢幻の邂逅」では、窮地に陥ったクオンたちのもとに赤城と共に駆けつけている。 アニメ版では赤城と揃って重桜・レッドアクシズ側のメインヴィランとして登場。 性格は赤城と同じく原作の「敵側の加賀」準拠で、赤城の思惑の達成を第一に行動する。 第1話での&bold(){「艦体を巨大な白狐に変身させる」}という原作にない演出は視聴者の度肝を抜いた。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 こちらでも、指揮官に心惹かれている自分を知りつつも綾波のケッコンを素直に祝福するなど良識人の側面がクローズアップされている。 「指揮官と綾波のケッコン」に平静を失い、何をしでかすかわからない爆弾と化した赤城を止めるべく五航戦や三笠と共に策を練り、 その過程で「2つ目のケッコン指輪」の存在を知ってそれで彼女をなだめようとするも、嫉妬に狂った彼女に通じるはずもなく失敗。 そのため最終手段として、「ある人物」の力を借りることを決意する…。 性能はほぼ赤城と同一だが、攻撃機スロットの補正が高め(赤城は全スロット125%、加賀は戦闘機と爆撃機が110%、攻撃機が150%)。 運用の基本は赤城と同じと考えてよい。 着せ替えは水着「常夏の殺生石」と振り袖「白狐賀正」が実装。 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){『人生短し、心の征くまま進むがよし』&br()どこかで聞いたような言葉だ。指揮官、お前は心を抑えられなくなっているか?}}} 「常夏の殺生石」は赤城の「楽園の彼岸花」と似た青色の水着。 #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){戦争を忘れ、祝日を楽しむ…たまにはこうしているのも悪くないな}}} 「白狐賀正」は赤城と違い、露出の少ない正統派振り袖。こちらでも航空甲板は帯としてアレンジされ、帯の端には可愛らしいフォントで「か」の一文字が描かれている。 普段の物騒な台詞は鳴りを潜め、正月らしく休暇を謳歌するようなセリフが多い。 #region(「――これを私に?……ふん、強き者は惹かれ合う運命か?」) #center(){&bold(){&font(#0000cd,#d3d3d3){「&ruby(なんじ){子}の手を執りて、子と&ruby(とも){偕}に老いん」――お前となら、そう悪くないな}}} ケッコンが入手条件の特殊スキン「浄界の君子蘭」も実装済み。 「白狐賀正」と同じ、赤城とは真逆の正統派白無垢。後頭部には円形の青い紋章が浮かび上がっている。 ケッコン衣装の例に漏れずセリフは大部分が新規に差し替わっており、「敵を鏖殺しに行く準備はできているか」等物騒な台詞もあるものの、 ケッコンの後の生活に思いを馳せたり、指揮官を甘えさせたりと指揮官に完全にデレている。 特に母港帰還時の「想い人のために台所に立つのも、意外と面白みがあるな」という台詞は&bold(){完全に新妻のソレ。}&s(){正規空母ならぬ正妻空母ってか} #endregion #region(Z/Xにおいて) |E14-021 &font(#ff0000){加賀}(かが)| |コスト7| |重桜/空母| |[自]【P】「指揮官」【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたのデュナミスに表向きの「真紅の雛罌粟 赤城」が1枚もない場合、カードを1枚引き、あなたのリソースにあるカードを1枚選び、リブートする。| |[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが「真紅の雛罌粟 赤城」の能力で登場する。【効果】あなたの手札にある[重桜]を1枚選び、トラッシュに置いてよい。置いたならば、ノーマルスクエアにあるすべての相手のゼクスに8000ダメージを与える。| |パワー10500| 赤城と同じく加賀もZ/Xに参戦。 イラストは通常版と「白狐賀正」の2種類あり、フレーバーテキストはそれぞれの入手時のもの。 能力はこちらも「先手必勝!」と「一航戦」再現の赤城サポート。 前者は登場時、デュナミスに表向きの「真紅の雛罌粟 赤城」がない(=まだ赤城が撃沈されていない初回出撃時)に1枚ドローと1コスト分の回復。 後者は赤城を指定した踏み倒し誘発による火力。8000ダメージを具体的に言うとコスト5ゼクスのパワーの基準値なので、基本的にそれ以下のゼクスは死ぬと考えていい。 選んでいないので絶界などの選ばれない能力を貫通できるのが強さに拍車をかける。 「真紅の雛罌粟 赤城」(1枚目)の能力で登場していた場合、実質手札消費2の2コストでパワー10500のレンジ2持ちが2体並び、ノーマルスクエア全体に8000ダメージを問答無用でばらまくのはまさに圧巻の一言。 ただし、赤城のサポートに特化しているため[重桜]軸で組んだ場合、赤城が退くと力を発揮できない。 逆に最初から「真紅の雛罌粟 赤城」の入ってないデッキに投入すれば、二つ目の能力が腐るがドローとリソース回復はプレイヤーを指揮官にさえしていれば常時発揮できる。 #endregion 当初は茅野愛衣氏が演じていたが一身上の都合により降板が発表され、2代目として井口裕香氏が担当することになった。[[&bold(){…ん?}>一航戦(艦これ)]]((中国版は差し替え、それ以外はどちらか選ぶことが出来る。ただし茅野版は変更後以降のスキンがボイス無しになる。)) ***加賀(戦艦) #center(){&bold(){&font(#fffafa,#0000cd){強敵に勝つことより楽しいことなどない。違うか?}}} レア度はSSR。 CV:茅野愛衣→[[井口裕香]] 基本的に外見は加賀と同じだが、艦種が変わったので航空甲板が取り払われ、戦艦型の艤装を装備している。ボリュームのある戦艦艤装のせいで尻尾は隠れてしまっている。 しかし、空母版の加賀と比べると顔立ちや細身の体型のせいか若く中性的で、どことなく「青年」っぽさも感じさせるほど。 「まだ”青かった”頃」の暗喩なのか、仮面の色も白から青に変化している。 &s(){一部では「童貞だった頃の加賀さん」なるあだ名も} 加賀が当初は[[長門型戦艦]]の改良型として設計されたものの、ワシントン海軍軍縮条約や[[巡洋戦艦]]・天城の廃棄により空母に設計変更されたことは有名な話だが、 こちらは「加賀型戦艦」として完成を見た加賀がKAN-SENとなったifの姿。 空母になる前の若き日の加賀、所謂[[「加賀・リリィ」>セイバー・リリィ]]的な存在で、落ち着き払った未来の自分とは逆に、戦いのことばかりを考えている血の気の多い性格。 天城との将棋に負け続けてムキになったり、赤城と口論になって人目もはばからず喧嘩に入る((お互い手が出る寸前の険悪な空気になるも、天城の仲裁…仲裁?により未遂。))など、短気で後先を考えない面も目立つ。 指揮官に対しては空母版よりドライで、任務など戦い以外のことには興味薄、パイタッチも許してくれない。 未だ[[大艦巨砲主義]]を信じていた頃の日本を意識しているのか空母の強さは否定しており、自分自身の砲で敵を撃つことにこだわりを持つ。 こちらでは同時実装され、「縹映る深緋の残響」におけるキーパーソンだった天城に関する台詞が多め。 天城のことは心から尊敬しており、強さを求めるのも天城に勝つためというのがひとつ。 逆に赤城のことは、空母時代と違い「自分より火力も装甲も低い[[巡洋戦艦]]」と軽んじている。 シナリオ・イベントでの出番には恵まれないものの、イベント「縹映る深緋の残響」では天城と共に主役級の扱いで登場。 レッドアクシズの離反前、天城に勝つためにストイックに己を鍛えていたものの、 [[アズールレーン]]内で決定された「条約」(史実におけるワシントン海軍軍縮条約)により自身の存在意義が失われることを知ると自暴自棄になり、 セイレーンの支配海域に自殺に等しい突撃を敢行。 しかし自身の不調をおして自分を助けに来た天城らに救われ、戦艦としての最後の戦い――重桜内部での、天城率いる艦隊との演習戦に挑むことになる。 戦うことでしか自分を証明できない、未熟な彼女がいかにして空母時代の彼女に至ったのかを知ることができるエピソードであり、ファンからは人気が高いイベントである。 &s(){天城×加賀の新たなカップリングを開拓したという点でも一部の指揮官から人気が高い} 性能は、SSR戦艦の中では第3位の耐久を持ち火力も戦艦カテゴリではトップテンに入るが、重桜艦の例にもれず対空は低めで装填も中程度。 スキルは、自身の主砲攻撃時に最大50%の確率で特殊弾幕を展開する&bold(){「戦えば勝つ!」}と、 戦闘開始10秒後とに魚雷弾幕を放ち、以降最短20秒のスパンで同様の魚雷弾幕を撃つ&bold(){「征けば獲る!」}。 「戦えば勝つ!」は、ネルソン級やコロラド級の持つ弾幕スキル「BIG SEVEN」と似た砲撃がトリガーの弾幕スキル。 戦艦の砲撃に似た投射される通常弾と、小さな通常弾弾幕を組み合わせた弾幕を放つ。弾幕の密度は例に挙げた「BIG SEVEN」に劣るものの発動確率ではこちらが勝る。 小さな通常弾弾幕は画面奥まで届かないため期待値は低いが、投射弾幕は威力が高く、スキルレベル8で4発→6発の2段撃ちとなるためダメージソースとして期待できる。 「征けば獲る!」は、スキル発動時画面にいる敵艦に向けて、2発1組になった魚雷を最大で8発4組発射するスキル。 魚雷はティルピッツのように追尾能力は持たないものの弾速があり、的の大きいモブの量産型は言わずもがな、足の遅いネームド戦艦~重巡あたりなら命中が期待できる。 威力は前衛艦隊の持つ魚雷に比べれば低いが、道中での雑魚散らしには有用。能動的には狙えないが、自爆ボートを止めてくれることもある。 総じてスペック・スキルともにSSR相応の強さを誇り、道中・ボス戦ともに活躍できる。空母版と違いスキルが単独で完結しているので、編成に縛られにくいのも長所。 若き日の加賀ということで、赤城の「一航戦」発動トリガーになる。 戦艦+空母のバランスの良い組み合わせ、かつ加賀の対空面の弱さを赤城が補ってくれるため、&bold(){互いにSSRなので燃費が極悪なことを除けば}相性は良好。 空母版加賀とのセット運用が基本の赤城の組み合わせの幅が広がるため、様々な理由で赤城を持て余している指揮官にはオススメ。 余談だが、加賀のスキルアイコンは2つとも自身をモチーフにした固有のものなのだが、アイコンで彼女が取っているポーズはよく見ると[[某最高にハイな吸血鬼>ディオ・ブランドー]]に似ている。 「戦えば勝つ!」はわかりやすく[[「俺は人間をやめるぞ!」>石仮面(ジョジョの奇妙な冒険)]]のパロディ、 「征けば獲る!」は「きさま!見ているなッ!」、もしくは3部で承太郎が念写した写真を奪い取って見るシーンっぽい。 …ハーミーズといい長島さんといい、本当にこの[[ゲーム]]中国製なのか…? **二航戦 ***蒼龍 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){私は蒼龍。指揮官、これからは何か変なことをする前に、必ず文書で申請してくださいね。}}} レア度はSR。 CV:御手洗かりん 名前通り濃い目のピーコックブルーを基調にした、振り袖と洋服を折衷したような衣装と髪色が特徴。 頭上にはピンと[[ウサギ]]耳が伸び、対空砲を模した髪留めを側頭部に留めている。そしてアズレンには貴重な[[メガネっ娘]]である。 だが、何より目立つのが額にある、前髪から伸びた半円状の装飾。 これの正体は、指揮官の間でも「変わった髪型説」「鉢金・アクセサリー説」と意見が分かれている。 艤装は腰部分のメカにマウントされた後ろ向きに伸びる飛行甲板を装備するほか、艦載機に変じる花札が周囲に浮遊している。 全体的には姉妹の飛龍ともども、個性的なデザインの一航戦と異なり、ポピュラーな艦船擬人化の範疇に収まるデザインとなっている。 性格は絵に描いたような、理知的で真面目な委員長タイプ。 基本的には仕事第一で指揮官を注意するセリフが多く、メインセリフ3ではなんと艦載機を発艦させて指揮官がサボらないかどうか監視してくる。&bold(){何やったんだ指揮官。} が、真面目一辺倒[[というわけ]]ではなく気配りも効き、母港帰還セリフではきちんと指揮官をねぎらってくれるほか、 強化すると感謝も返してくれるし、好感度が上がると趣味の花札を通じて指揮官と仲を深めていく。 各種イベントでも年下の駆逐艦たちの面倒を見たり、リーダーシップを発揮して各種行事を監督したりと、何かと誰かの世話を焼いていることが多い。 そのせいか[[ネプテューヌシリーズ>超次元ゲイム ネプテューヌ]]とのコラボイベント「別次元からの来訪者」ではついに、先生を自称するユニオンの軽空母・レンジャーに「先生」と言われてしまった。 先生扱いは不本意なようだが、後にキャラストーリー「蒼龍さんといっしょ」では浦風に歴史のことを個人的に教えており、 本人の思惑とは裏腹に先生キャラが公式に定着しつつある。 シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 敵としては、シナリオ序盤で赤城・加賀と共に[[アズールレーン]]への攻撃に参加。史実と同じく、飛龍を残して加賀に続き撃沈。 味方としては「謹賀新年」「記憶回廊」などで母港の各種行事の音頭を取る姿が目立つ。 前述のように「謹賀新年」では、ヤンチャな駆逐艦たちの面倒を見たり、手伝いを申し出たオイゲンを案内したりと面倒見のいい一面が見られた。 また、キャラストーリーでは秘書官業務や花札を通じて指揮官と仲を深める様子が描かれる。 公私はしっかりわけるタイプであるらしく、プライベートで指揮官とデートした際は&bold(){腕を組んでイチャつく}という意外な一面も発揮((他の艦船からも意外だったのか注目の的になっていた。))。 アニメ版では、飛龍と姉妹揃って登場。一航戦・五航戦に比べるとちょっと出番少なめ。 性能は、空母の中では耐久がワーストクラスという大きな弱点があり((これより下なのはレア度が低いワスプと、『うたわれ』コラボのフミルィルのみ。))、 航空も後述のスキル前提なのかユニオンSR空母に劣るものの、装填は僅差でSSRの大鳳や五航戦姉妹より速く回避も五航戦姉妹と同値。 装備枠は「戦闘機」「爆撃機」「攻撃機」のバランス型で、爆撃機スロットの補正値が高い。 スキルは前述の&bold(){「二航戦」}と、自身の航空攻撃後、一定時間前衛艦隊の与えるダメージがアップする&bold(){「編隊空母」}。 「編隊空母」はユニオンのレキシントン級の持つスキルと同一のもの。 蒼龍単体では爆撃機特化で道中の雑魚散らしに適性があり、「支援砲撃」で手数を増やせるレキシントン級に総合力で劣るので、やはり飛龍と編成して「二航戦」を活かしたい。 飛龍と同時編成すれば、実質の航空値はあのエンタープライズをも上回る。この「二航戦」と、バランス型の装備枠でボスにも対応できる点でレキシントン級と差別化しよう。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){これで強くなったというのなら……指揮官、何をジロジロ見ていますか?まだやるべき仕事があるでしょう?}}} 2018年12月には改造が実装。 腰についていた艤装は、艦首を模したものとなって本人から独立。飛行甲板は艤装側に装備されている。頭部の対空砲型髪留めは廃され、フィン状のものに換装された。 立ち絵ではこの艤装に腰掛けており、右手の煙管と左手の和傘が相まって一気に大人びた印象になっている。 衣装も肩を出したオフショルダー(デタッチドスリーブ)になり、その上に羽織風の外套を羽織る独特のスタイルとなった。 &font(silver){ついでに眼鏡も横長のアンダーリムに新調。} [[ゲーム]]画面ではわかりづらいがTwitterに公開された設定画では煙管の煙が龍の形になっている。 性能面では耐久はそこまで伸びないものの、装填・対空は全空母トップ、回避は全空母中二位、航空も一航戦・五航戦を追い抜く、とハイスペックに進化。 当然その航空に「二航戦」の補正がかかるわけで、実質的な航空は全空母一位と言っても過言ではない。 戦闘機・攻撃機スロットの補正値も上がり、一航戦・五航戦とも十二分に張り合える高性能艦と言える性能に化けた。 新規スキルは戦闘開始15秒後に一回、その後20秒毎にランダムな爆撃攻撃を行う&bold(){「式機花札」}。 航空攻撃の内容は、スキル発動時に表示される花札の「役」によって変化する。 役は五光(5機)、猪鹿蝶(3機)、月見酒(2機)、タネ(1機)。出現確率は「月見酒>タネ>猪鹿蝶>五光」の順。 レキシントン級の「支援砲撃」同様、攻撃の手数が増えることで主に道中の戦いが楽になる。 また、飛龍の同名スキルとは発動間隔が異なり、同時編成すると互いの「式機花札」のクールタイムをカバーし合う形になる。 着せ替えは振り袖「松に鶴」と[[学生服]]「廊下の風紀委員」が実装。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){いつもとは違う格好にしましたが、似合うかどうか……指揮官はどう思います?}}} 「松に鶴」は両肩を出した、後の改造を思わせるピーコックブルーの改造振り袖。 一航戦姉妹の振り袖と同じく飛行甲板は帯にアレンジされている。 長い髪は後頭部にまとめ上げ、和傘と髪のボリュームでわかりにくいが帽子をかぶっている。手には破魔矢と和傘を持ち、足元には頭にみかんを乗っけた柴犬がお供している。 また普段のグラでは着痩せしていたのか、本スキンで&bold(){立派な胸部装甲}を装備していることが判明した。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#008080){風紀委員の蒼龍です。学園の風紀と勉学に励む姿勢を正し、それと……コホン!&br()とにかく、学園の風紀はこの蒼龍にお任せください!}}} 「廊下の風紀委員」は、よくある紺と白のツートンカラーの[[学生服]]。愛宕や高雄のそれと同様に、お腹がチラリするほどに丈が短くなっている。 缶バッチのついた上着を羽織り、腕には着せ替えの名前通りに「風紀」のワッペン。飛行甲板はノートにアレンジされている。 ***飛龍 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){蒼龍級航空母艦の飛龍です。蒼龍姉様とは姉妹艦ですけど、同型艦ではありません。&br()空母ですから、戦闘中は慢心してはいけません。慎重に進み、最高の戦果を目標に戦います!}}} レア度はSR。 CV:[[石上静香]] 衣装・艤装のデザインやウサ耳は姉の蒼龍と共通で、こちらは紺色と白のツートンカラー。航空甲板のマウント位置が逆になっている。 白髪を[[ポニーテール]]にまとめ、さらに鉢金を巻いている。キッとした表情もあって凛々しい印象を受ける。 性格は勇猛果敢で男勝りな[[ボクっ娘]]。 常に鍛錬を怠らず、戦場においては勇敢に敵へと立ち向かう。勝利しても戦果を誇ることもない謙虚さも持ち、まさに「戦士」と呼ぶに相応しいキャラクター。 史実での仇敵・エンタープライズへの遺恨もなく、むしろその強さを尊敬すらしていると、問題児なところのある先輩二人が嘘のような常識人である。 しかし、ログインセリフでは当たると危ないような何か(艦載機?)を指揮官にぶつけかけたり、メールを投げ渡して注意されたりとズボラなところもあり、 戦闘でも姉のスキル発動ボイス「猪・鹿・蝶」を真似てか花札の役名「花見酒」を言おうとするものの、 「花見酒」が二枚で役が揃うことを失念してしまい、結局「ええい!」と気合でごまかしてしまう。 鉄血の[[Z1(レーベレヒト・マース)>Zクラス駆逐艦(アズールレーン)]]やユニオンの[[モントピリア>クリーブランド級軽巡洋艦(アズールレーン)]]など他の男勝り系キャラと違って自分の「女子力のなさ」が軽いコンプレックスになっており、 好感度セリフでは女子力を鍛えるために指揮官に修行を頼み込んでくる。 …が、「でも修行って何をすればいいんだろう」と、&bold(){自分で頼んだにもかかわらず具体的には何も考えていなかった}というアホぶりを見せる。かわいい。 そして、飛龍を語る上で欠かすことができないのが…。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){姉様の脚線美は天下無双よ!}}} &bold(){…姉である蒼龍への過剰なラブである。} ポートランドやドーセットシャーほどの変態ぶりではないものの、メインセリフ2や蒼龍と同一艦隊に編成した際の特殊セリフでは上記のように姉様の脚線美をアピールしたり、 姉様に倣って上述のように花札を艦載機にしてみたりと、姉に対するちょっぴり行き過ぎた尊敬が目立つ。 シナリオでは、敵としてシナリオ序盤に赤城・加賀や蒼龍と共に[[アズールレーン]]への攻撃に参加。 加賀・蒼龍を失い、赤城が撤退してしまったため史実と同じく最後に一人残る形となり奮戦、ヨークタウンと刺し違えて撃沈した。 味方としては蒼龍に比べて出番は少なめ。正月イベントでも姉様と違って着せ替えが実装されないなど、重桜空母の中では出番的には不遇。 尚、シナリオで戦う3-4は一航戦コンビが味方として加入する唯一のエリア。しかもボス戦でしかドロップしないときており、周回する数多の指揮官が必然的に彼女を倒しまくることになった。 そんな飛龍にも遂に転機が訪れ、後に実装されたセイレーン作戦では実質主役と言ってもいい重大な役を務めることとなった。しかし、何やら普段と様子が違うような……? アニメ版では、前述のように蒼龍と姉妹揃って登場。 性能は基本的には蒼龍と同じで、蒼龍とは逆に攻撃機スロットの補正値が高い。 スキルは前述の&bold(){「二航戦」}と、撃沈回避+回避効果の複合スキル&bold(){「飛龍ハ健在ナリ」}。 「飛龍ハ健在ナリ」は1戦闘1回のみ、致命傷を受けた際の撃沈を回避して最大15秒間攻撃を絶対回避+航空攻撃を発動するという飛龍固有のスキル。 同じ回避系スキルではエルドリッジの「レインボー・プラン」が10秒、エンタープライズの「LuckyE」が8秒であることを考えると破格の持続時間であり、 しかもこちらは撃沈が発動トリガーだけに確実に発動する。 また他の艦の回避・無敵系スキルと違い、「飛龍ハ健在ナリ」は炎上や衝突のダメージをも無効化する。 限られた発動条件に相応しい強力なスキルであり、海域や演習での窮地を「飛龍ハ健在ナリ」に救われた、という指揮官も多いだろう。 演習では改造(後述)でSSR並の性能になったこともあり、「飛龍ハ健在ナリ」による生存性を買われて採用されることも。 特に長門+天城との組み合わせ&bold(){「天龍門」}((「天」城+飛「龍」+長「門」。口に出す時は「てんりゅうもん」と呼ばれることが多い。))は強力な編成の一つで、 天城のバフ・デバフと、飛龍改の「飛龍ハ健在ナリ」による粘り+コンスタントな「式機花札」による攻撃、 長門の重桜バフ・特殊弾幕「BIG SEVEN-桜」の隙のないシナジーにより、高い回避率だけでなく炎上耐性も備えた、厄介な構成となっている。 ただし長門・天城の対空の弱さという明確な弱点もあり、何より現時点では長門・天城ともにイベント限定で入手不能なので、 イベントを逃すと編成できないというメタな弱点もある。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){改修完了!空母飛龍、推して参ります!&br()……はははは!ぼくもようやくこのセリフを言えるようになったのですね!これからもよろしくお願いします!}}} 2018年12月には改造が実装。 基本的に衣装デザインは蒼龍と同じだが、こちらは振り袖が廃されている。 煙管と和傘の代わりに右手に軍配を持っており、周囲には燃え上がる花札が浮かんでいる。 新規セリフでは蒼龍のクールぶりを意識してか声のトーンを落としている。が、当の姉からは誤解され「元気がなくて心配」と言われてしまうなど、 どうにもしまらないのが飛龍らしい。 スキル発動セリフは改造前の失敗から学んだか「爆ぜろ五光!」に改められている。凛々しい、気迫の込められたシャウトは必聴。 改造の傾向も蒼龍と同じ。 新規スキルは戦闘開始10秒後に一回、その後20秒毎にランダムな攻撃機による航空攻撃を行う&bold(){「式機花札」}。 蒼龍と同じく航空攻撃の内容は、スキル発動時に表示される花札の「役」によって変化する。 役は五光(5機)、青丹(3機)、花見酒(2機)、カス(1機)。出現確率は「花見酒>カス>青丹>五光」の順。 着せ替えは[[学生服]]「放課後スケバンガール」が実装。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000080){風紀委員役がいるなら不良役も必要ですね。&br()じゃあ、姉さまに捕まる前に、まずは学園で大暴れとしましょう!…って、一体なにをすればいいでしょうか?}}} 「放課後スケバンガール」は文字通りのスケバンな装い。 丈の短い紺色の改造[[セーラー服]]の上に[[スカジャン]]を羽織り、バッサリとスリットの入ったロングスカート、手には鋲の入った指抜きグローブ、 鉢金は「TOKYO」のローマ字が入った鉢巻になっている…という、古風なスケバンスタイル。&bold(){TOKYOとは一体。} 左手には艦載機が一体化し、鎖の巻かれた木製バットを携える。 上記のセリフのように蒼龍の「廊下の風紀委員」を見て不良を演じてみたはいいものの、根が善良なので不良として何をしたらいいかわからないというオチが付いている。 **五航戦 ***翔鶴 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000000){先輩たちが先にいなくなったせいで、航空部隊の要を担当しました。妹と先輩達以上頑張ったのに、何故か弱い印象がついっちゃって……&br()改めまして、重桜艦隊の「被害担当」・翔鶴です。よろしくお願いしますね。うふふ♪}}} 翔鶴型航空母艦1番艦。レア度はSSR。 CV:[[種田梨沙]] 一航戦・二航戦と違い人外を思わせるパーツはないものの「鶴」をモチーフとしており、着用する白い改造着物の袖が鶴の翼を思わせる白と黒のカラーリングとなっている。 髪型は銀髪のストレートロング。 立ち絵では篠笛を奏でており、艤装は腰の左側に飛行甲板をマウントした二航戦に近いタイプ。また飛行甲板の下には刀を差している。 胸は着物で隠れて目立たないものの、&bold(){着物の上からでもわかる大ボリューム}。 外見は優しげに見えるものの、性格はその見た目に似合わぬ毒舌家。 セリフの殆どが大小の毒を含んでおり、特に先輩であり、史実において自身を見下していた一航戦に対して鋭い舌鋒を向ける。 この毒舌に関しては史実において慢心が一因で自身よりも先に撃沈され、五航戦を、ひいては自国を窮地に立たせてしまった先輩たちへの失望、 そして努力しても乗り越えることができなかった彼女たちへの尊敬や羨望など様々な要因が複雑に絡んでおり、 好感度セリフではそんな複雑な胸中をうかがい知ることができる。 また史実で敵となったレキシントン級も先輩たちほどではないものの毒舌の対象。セットで編成すると専用の台詞がある。 しかし、毒舌家ではあるものの常に毒舌全開[[というわけ]]ではなく、ともに窮地を戦い抜いた妹の瑞鶴のことは溺愛しているほか、 指揮官に対してもちょっとした毒舌・冗談はあるものの基本的にはフレンドリー。 他陣営の艦とも基本的には仲良しで、エンタープライズとも友達のような関係である。 シナリオでの出番は少ないものの、イベントでの出番は多め。 初出となったイベント「紅染の来訪者」では敵の赤城に魂を抜き取られ、レッドアクシズから離反した瑞鶴と戦わされたが、 瑞鶴のピンチに魂が復活、とっさに瑞鶴をかばって瑞鶴を聖域に進ませた。 『[[装甲騎兵ボトムズ]]』コラボでは、セイレーンが瑞鶴を惑わすために用意した量産型として登場。 ハロウィンイベントでは皆を楽しませるために瑞鶴、エンタープライズと共にサプライズイベントの裏方として動き回っていた。 『キズナアイ』コラボイベント「仮想繋げし共時性」では、故障したランダムワード生成機の内部に出現したニセキズナアイの使役する艦として登場。 これは実際にキズナアイが[[アズールレーン]]でケッコンしている推し艦であることにちなむ((同じくキズナアイのケッコン艦である高雄、プリンツ・オイゲン、フォーチュンも登場している。))。 アニメ版では、瑞鶴と姉妹揃って登場。瑞鶴とともに幾度も[[アズールレーン]]の艦隊と交戦する。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 瑞鶴や三笠とともに加賀に呼ばれて赤城を止める手段を模索していたが、 赤城を知る者の一人として&bold(){「ちょっと綾波には痛い目にあってもらうしかない」}と血も涙もない解決策を示していた。 一応、これは「赤城はあれでも重桜と重桜の艦を大事に思っている。だから綾波に対して今まで手を出していない」 「もしも指揮官が結婚したのが他陣営の娘だったら、陣営の寮ごと火の海だろう。綾波なら命まで取られることはないのでは?」という考察あってのものであり、 決して解決を諦めて[[丸投げ]]したわけではないのだが、当然加賀も三笠も納得するはずがなくこの案は否決された。 性能は、スペック的には一航戦と遜色ない高性能。 耐久はほぼ一航戦と同等、装填は空母の中では中堅程度で遅れを取るものの対空・航空は一航戦に勝り、改造SR組を除けばトップクラス。 装備枠はバランス型で飛龍と同じく攻撃機スロットの補正が高い。 スキルは前述した&bold(){「五航戦」}と、航空攻撃をトリガーに12秒間味方の与えるダメージをアップ+受けるダメージを減らす&bold(){「守護の鶴」}。 しかし、史実の不運の再現か翔鶴だけは「五航戦」にデメリットがあり、航空は上がるものの被ダメージも増加してしまう。 …なのだが、この被ダメ増加は&bold(){たったの5%しかなく}、「守護の鶴」のスキルレベルを上げると「守護の鶴」の防御バフ効果で帳消しどころかお釣りが来るので、 そこまで痛いデメリットとは言えない。なので彼女も基本的には姉妹の瑞鶴との同時編成が望ましい。 やはり見どころは「守護の鶴」。航空攻撃をトリガーに、必ず最大10%の攻撃力バフを付与できるため、 重桜お得意の雷撃攻撃や、主力の砲撃の前に発動するだけで火力がグンと上がる。 自身も攻撃機補正がかなり高いため、ボス戦でのダメージソースとしては期待値が高い。 総じて「守護」というスキル名に反した攻撃型の空母と言える。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#000000){此度のパーティーのために特別に用意した衣装ですが……指揮官、がっかりさせてはいませんよね?うふふ♪}}} 長らく着せ替えが実装されない状況が続いていたが、日本版2周年に合わせてパーティドレス「風と舞う鶴」が満を持して実装。 天女の羽衣ともいうべき純白のドレスを身にまとい、鶴と共に佇む姿はまさに優美の一言。 指揮官とのダンスに興じるため一切の艤装を取り外し誘いを待っているようだ。しかしこのドレス、&font(gray){恐ろしく透け透け(シースルー)}の素材で出来ておりドレス越しからでも胸や太もも、お尻まで見えてしまっている。 加えて彼女は&bold(){パンツをはいていない}。極めつけにこの着せ替えにはLive2D機能が搭載。風の演出が追加され、ただでさえ役割を果たせていないスカート右へ左へと舞い上がってしまい…。 #region(Z/Xにおいて) |E20-016 &font(#ff0000){翔鶴}(しょうかく)| |コスト6| |重桜/空母| |[常]【有効】スクエア【効果】スクエアにあなたの「瑞鶴」がある場合、このカードのパワーを+2000する。| |[*]ウェイカーLv2(あなたのデュナミスに表向きの[ウェイカー]が2枚以上あると有効。)[自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。【効果】あなたの手札かあなたのトラッシュにある「瑞鶴」を1枚まで選び、リブートでゼクスのないノーマルスクエアに登場させる。| |パワー7500| 先輩方に遅れてコラボ2にて参戦。 フレーバーテキストは入手時のもの。 単体パワーはコスト5級と低めだが、スキル『五航戦』を再現してスクエアに「瑞鶴」がいればパワーが2000上がりコスト6バニラ相当になる。 登場時にウェイカーLv2を達成していれば手札かトラッシュから妹を引っ張ってくることができるため、頭数を増やしつつ攻撃力も挙げられるため厳しめの査定になったものと思われる。 コスト6が少々扱いにくいコスト帯であることは否めないが、2打点を確保できるのは強み。 先輩の赤城に呼び出してもらうのも選択肢の一つ。相手のライフが残り少ないなら一気に畳み掛けよう。 #endregion ***瑞鶴 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#ff0000){重桜航空戦隊所属、かつての大戦最後の精鋭空母――瑞鶴よ!&br()まあ、翔鶴姉がいてくれた方が私の力を最大限に発揮できるの。というわけで、よろしく頼むわ。}}} 翔鶴型航空母艦2番艦。レア度はSSR。 CV:[[種田梨沙]] 基本的に衣装や艤装、腰に刺した刀は翔鶴と同じ。 ただし彼女は着物を着崩して羽織のようにしており、地面に付きそうなほどのロングの長髪を[[ポニーテール]]にしてまとめている。 そして&bold(){そのバストは豊満であった。}だが、彼女いわく&bold(){「翔鶴姉の方が大きくて柔らかい」}らしい。ゴクリ…。 性格は勝ち気で活発な素直娘。 負けず嫌いで、様々な[[ライバル]]――特に史実でも好敵手であったエンタープライズ――に勝つために特訓を怠らない真面目な性格。 しかし赤城のような過剰な敵視や加賀の掲げる弱肉強食主義とは無縁で、エンタープライズとも戦場以外では仲良し。 史実において様々な戦場を渡り歩き戦ったことからか交友関係は広く、イベントやキャラストーリーでは他陣営の艦と絡むことも多い。 かつての連合艦隊旗艦であった三笠のことは尊敬しており、三笠からも「将来の重桜を背負うべき存在」と高評価。 逆に、サラトガだけは何故か苦手としている。また、[[フェニックス]]もその名が[[トラウマ]]である七面鳥を思い出させる為苦手。 …なんというか、史実の経歴も合わせて少年漫画の主人公のようなキャラである。 指揮官に対してもフレンドリーだが色恋沙汰に関してはまるで疎く、 赤城のキャラストーリーでは指揮官の近くにいたにもかかわらず「瑞鶴が指揮官とくっつく心配はない」と判断されて見逃されるほど。 好感度を上げてもそういった話にはならず、好感度ラブまで上げても甘~い雰囲気とは無縁。 だが、それを超えたケッコンセリフの破壊力は全艦の中でも屈指。自分の耳で確かめよう。 シナリオ・イベントともに登場する機会は多い。 初出となったイベント「紅染の来訪者」では赤城・加賀の凶行を止めるべく重桜の「聖域」に侵入。 かつての同胞、そして姉である翔鶴と戦うことになるも、それらを乗り越え赤城・加賀の喉元に迫る。 その後は「軍神の帰還」「墨染まりし鋼の桜」など様々なイベントに登場。 『ボトムズ』コラボではセイレーンから[[「あの男」>キリコ・キュービィー]]を誘い出すための囮として目をつけられ、雪風やプリンツ・オイゲンなど他の「幸運艦」と共に逆境の中戦う羽目に。 専用のキャラストーリー「幸運の鶴」も実装済み。 アニメ版では、翔鶴と姉妹揃って登場。こちらでも「グレイゴースト」――エンタープライズへの[[ライバル]]心を強く持っており、彼女との対決に執着する。 加賀同様、アニメ版オリジナルの「艦載機を炎に変えて刀に纏わせ攻撃する」という演出をエンタープライズとの戦いで披露した。 小説で展開されるメディアミックス「綾波、ケッコンするです」にも登場。 翔鶴や三笠とともに加賀に呼ばれて赤城を止める手段を模索していた。瑞鶴自身は有効なアイデアを出せなかったものの、売店にある「2つめのケッコン指輪」を発見。 加賀はそれに一縷の望みを託すが…それがどうなったかは前述の通り。 性能は、翔鶴と同じく一航戦と遜色ないハイスペック。 装填は翔鶴と同じく中堅程度で、対空は翔鶴と違い一航戦に劣るものの、耐久は全空母中トップクラス、航空も翔鶴と同等。 装備枠・装備補正はともにバランス型。わずかに戦闘機の補正値が高い。 スキルは&bold(){「五航戦」}および、航空攻撃をトリガーに、次回の航空攻撃のダメージをアップさせる(最大3回累積)&bold(){「奮進の鶴」}。 「五航戦」には被ダメージダウン効果がついており、翔鶴とセットにした時の耐久力は全空母の中でも屈指。実質的な耐久力は戦艦並みである。 「奮進の鶴」はシンプルな火力バフスキルで、バフが重なりきった4回目の航空攻撃のダメージは、実に&bold(){1回目の&font(#ff0000){1.6倍。}} 長期戦が予想される後半海域では、その耐久力も相まって頼もしい存在となってくれることだろう。 また、様々な手段で装填を盛れば「奮進の鶴」をすばやく回して早期から火力を発揮させることも可能。 逆に言えば、短期決戦となる演習においては「奮進の鶴」が活かしにくくなるため、上述の先輩たちには一歩劣ってしまう。 #center(){&bold(){&font(#ffffff,#ff0000){いつもとは違うって?へへ、これは褒めてるって思っていいかな?&br()まあたまには違う格好を着てみたいものだよ。それでこそ気分転換って感じじゃない?}}} 姉ともども長らく着せ替えが実装されない状況が続いていたが、イベント「母港夏祭り」に合わせて浴衣「祭華の鶴」が実装されている。 黒を基調にした浴衣…なのだが、これが相当に魔改造されており、袖はバッサリカットされて肩が丸見え、裾には腰まで届く切れ込みが入っている。 そして裾の切れ込みからは謎の紐がチラリしている。ふんどしでも履いているのだろうか。 この上に羽織を羽織っており、腰には刀を二振り差し、左手には加賀のような黒い狐の面を手にしている。 おおよそ浴衣には見えないスタイリッシュな魔改造衣装で、黒色と腰に差した刀も相まって「浴衣と言うよりは&bold(){NINJA}っぽい」という指揮官も。 #region(Z/Xにおいて) |E20-014 &font(#ff0000){瑞鶴}(ずいかく)| |コスト5| |重桜/空母| |[常]【有効】スクエア【効果】スクエアにあなたの「翔鶴」がある場合、このカードのパワーを+2000する。| |[*]ウェイカーLv2(あなたのデュナミスに表向きの[ウェイカー]が2枚以上あると有効。)[起]【有効】スクエア【コスト】無0【効果】カードを1枚引く。あなたの手札にあるカードを1枚選び、トラッシュに置いてよい。置いたならば、カードを1枚引く。この能力はあなたのターンにしかプレイできず、1ターンに1回しかプレイできない。| |パワー7500| 姉ともどもコラボ2にて参戦。 フレーバーテキストは入手時のもの。 ちなみにコストの都合から姉よりコレクター番号が若いので並べると先に来る。 こちらも『五航戦』の再現から「翔鶴」がいれば2000パンプアップ。 加えて登場時に手札の補充と破棄が可能。 彼女自身、上述の翔鶴の能力に限らず踏み倒しが容易なコスト5のため扱いやすい。 手札の破棄もデメリットのようでいて、[重桜]の特色である『手札からトラッシュに置かれた時』という自動能力の誘発条件を満たせる。 おまけに姉妹そろってプレイヤー「指揮官」指定ではないため、出張が容易。 特に瑞鶴は査定が厳しい姉と違いコスト5の平均的なパワーも有しているため、[重桜]に限らず採用が見込める。 原作同様に味方の存在によって使い勝手が変わるその性能を使いこなしてあげよう。 #endregion 追記・修正は一航戦の二人を引き当ててから。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 色で囲っている部分、文字が読みづらいんですけど。特に青で囲っている所が。 -- 名無しさん (2019-07-03 02:54:12) - 凄くいい記事でした。作成お疲れ様でした -- 名無しさん (2019-07-03 05:22:54) - 他ゲームでもそうなんだが、3と4の航空戦隊がピックアップされないのはなんでだろう。戦史詳しくないからアレだが正規空母じゃないとか知名度とかが理由なのかね -- 名無しさん (2019-07-03 14:07:17) - ↑どっちもミッドウェー海戦前後に一旦解隊されて、再編されたのが大戦後期になってからってのが大きいのでは。 -- 名無しさん (2019-07-03 15:03:44) - 気合い入ってるな... -- 名無しさん (2019-07-03 19:17:52) - 3、4航戦は正規空母コンビを擁する1、2、5に比べるとどうしても印象薄くなるしな。アズレンだと開戦時メンバーもまだ揃ってないし -- 名無しさん (2019-07-03 22:35:48) - 五航戦のスキン出してください… -- 名無しさん (2019-07-03 23:33:25) - 赤城さんはいい意味でファッションヤンデレ、愛がクソ重いだけ。ケッコン後のセリフに関しては選ばれて指輪貰ったんだから自制が外れるに決まってるだろうと。 -- 名無しさん (2019-07-04 11:05:24) - 荒らしコメントを削除しました -- 名無しさん (2019-07-07 17:17:09) - 文中で一寸気になったので未所持でピンと来てなかった隼鷹の台詞集見て来たが赤城よりなんかゾクッとするやばさを感じたわ... -- 名無しさん (2019-07-07 18:07:54) - 4↑出たよ -- 名無しさん (2019-08-26 20:04:03) - 瑞鶴超好き。最初に結婚した -- 名無しさん (2020-03-04 23:12:54) - ドスケベレースクイーンスキンがエロすぎる鶴達 -- 名無しさん (2020-07-04 12:56:15) - 加賀のかっこよさにグッと来て始めたのだが何だかんだでいいヤツなんだなあいつ -- 名無しさん (2020-12-09 12:19:27) - メタ飛龍についてはどうしようか -- 名無しさん (2021-02-16 23:33:43) - 書くとしたら飛龍のところに折り畳みでかな -- 名無しさん (2021-02-17 02:37:06) - アニメ加賀の意図せずして睦月たちをビビらせてしまいオロオロする姿のギャップがかわいいのだ -- 名無しさん (2023-09-25 16:26:12) - ありゃ?加賀の声変わったん? -- 名無しさん (2023-09-25 18:42:10) - タグの復旧をお願いします。 -- 名無しさん (2024-12-10 05:17:06) #comment #areaedit(end) }

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