紫紺の抵抗者・エンネア(shadowverse)

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&font(#6495ED){登録日}:2019/10/14 Mon 10:06:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 26 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「この心はガラクタじゃない……!」}} } 本項目ではスマートフォン/PC向けTCG「[[Shadowverse]]」に登場するエンネアについて説明する。 *概要 機械の世界『アイアロン』の管理者、ベルフォメットの手によって創り出された心を持つ[[機械>機械(Shadowverse)]]の1人。幼い女の子の見た目をしており人見知りで自己肯定感が低い。一人称は「わたし」。 [[モノ>真紅の抗戦者・モノ(shadowverse)]]、[[テトラ>蒼の反逆者・テトラ(shadowverse)]]とは連番個体として生み出されたために『姉妹』の間柄になり、 血縁はない(そもそも機械である彼女らに血縁も何もないが)ために似てはいないが、お互いに「姉妹」として大切に思っている。 名前の元はギリシャ語で9を意味するennea。 CV.[[水瀬いのり]] メインストーリーの「機械反乱編」に登場しているが、まずは彼女のカードの性能の解説に入ろう。 **カードとしてのエンネア ・紫紺の抵抗者 エンネア &bold(){2020年5月21日アップデート以前} >6コスト フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >3/3 >ファンファーレと自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 > >進化後 自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 >5/5 &bold(){2020年5月21日アップデート以降} >&bold(){4コスト} フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >&bold(){2/2} >ファンファーレと自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 > >進化後 自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 >&bold(){4/4} 機械ネクロマンサーデッキの中核となるカード。場にいるだけで優秀な守護フォロワーであるマンマル1号を召喚し続けることができる。 エンネア自身のステータスは低いので、確定除去で取られやすいのは難点だが、裏を返せば相手の除去リソースを吐かせることもできると言えるか。 つかの間の幸福については後述。 2020年5月、ローテーション落ちから1ヶ月前に上方修正が入り、4コスト、攻撃力2、体力2になった。 #center(){ &font(#b8860b){&sizex(5){「エンネアはボクが守ル!!」}} } ・マンマル1号 >4コスト フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >2/2 >守護 >このフォロワーへの2以上のダメージは1になる。 >進化後 進化前と同じ能力。 >3/3 心を持つまん丸な機械。人見知りのエンネアが自身の能力で創り出した唯一の友だち。通称ガシャガシャ。テトラの「彼のことかと」という言葉から性別は男だと思われる。 CV.國立幸 明るいムードメーカー的な性格で、エンネアが心を開いて話すことのできる数少ない相手。常にエンネアのことを考えては、彼女を喜ばせようと頑張っている。 また、身体は小さいが頑丈な素材でできており、巡回している機械歩兵の攻撃にも耐えられる。 この項目では彼に関しても述べていく。ストーリーモードでの彼についても後述する。 性能の評価としては、ステータス自体は控えめなものの、あらゆるダメージを1に抑えるという優秀なダメージカットを持つ。 場にエンネアがいる限り、いくら彼を処理しても現れるため、確定除去のできるカードの少ないデッキにかなり強い。その場をやり過ごすにはかなり効果的なカードと言える。 しかしステータスが低く破壊耐性や選択不能といった効果を持たないため、確定除去や消滅には弱い。 またエンネア自身もステータスが低いため、盤面のフォロワーに1ダメージを与え続けるタイプの除去スペルでは両方あっさり落とされることも。 余談だが、エンネアが実装された「鋼鉄の反逆者」の次弾パック「リバース・オブ・グローリー」で実装された、ドラゴンフォロワーのハルクドラゴニュートが、 マンマル1号と同じダメージカット効果を持つ上、進化すると更に能力・効果による破壊無効を持つことから、「マンマル2号」「マンマル100号」と呼ぶユーザーもいたとか。 ・つかの間の幸福 >1コスト スペル ネクロマンサー レジェンド 機械 >次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーへの6以上のダメージは5になる。 >エンハンス9;それぞれ名前の異なる機械・フォロワー(紫紺の抵抗者・エンネアを除く)をランダムに4枚、自分のデッキから場に出す。 ネクロマンサーのカードでは極めて珍しいダメージカット持ち。 これだけを目当てにエンネアを採用するユーザーもいるが、主な使い方はエンハンス効果による機械フォロワーの展開だろう。 エンネアが機械ネクロデッキの中核となっている最大の理由であり、このカードを使うことで一気に有利な盤面を築き上げることができる。特に呼び出したいカードについては後述。 **評価 エンネアが実装された「鋼鉄の反逆者(以下STR)」期のクラス:ネクロマンサーは幽霊支配人・アーカスが健在だったことから、[[ニコラ>ニコラ(shadowverse)]]以外の機械を使わないミッドレンジ型が主流だった。 機械ネクロは9ターン目の展開力や、エンネア&マンマルの耐久性こそ文句はなかったものの、 ・始動が9ターン目と少し遅いこと ・手札に引くよりも山札にいた方がいいカードが多いこと ・つかの間の幸福から確実に狙ったカードを出すためには、エンネア以外の機械フォロワーが最大4種類までしか搭載できず、デッキが柔軟性に欠けてしまうこと が欠点で、プレイの難易度が高くTier3の位置にいた。 次弾の「リバース・オブ・グローリー(ROG)」期に追加された機械カードもこのデッキにはいまひとつ噛み合わず、エンネアは環境で猛威を振るう姉たちの一方で不遇な期間を過ごした。 それからネクロマンサーはまた別の軸で活躍し、機械ネクロのことも忘れられてきていたところ、第16弾カードパック「ナテラ崩壊」(以下WUP)で再度新規の機械カードが実装される。 それでも機械ネクロ(というよりネクロそのもの)が振るわなかったのだが、アディショナルカードの実装前、エンネアのローテ落ち最後の希望として上方修正が入る。 エンネアのコストが4になった。スタッツはその分下がっているが、先功4ターン目に召喚されたエンネア&マンマル1号のペアを除去するのは難しく、 さらに4ターン目で2人が除去されたとしても、このページの下に載せているスペル「絆の共振」で[[リアニメイト>リアニメイト(Shadowverse)]]することが可能。&footnote(ただしマンマル1号も4コストであるため、エンネアとどちらが出るかはランダム。ドラゴンバスター・イアンのトークンカードであるジェラシードラゴン・アデールを用いた除去が行われた場合は彼女をリアニメイトしてしまう危険性もある。) 格段に実用性が上がり、また後述するギガントスカルの上方修正もあり機械ネクロの立ち位置は大きく改善された。 エンネア自身のスペックが高くなったことで、エンネアは機械ネクロやダメージカット目的だけでなく、自然ネクロやハデスネクロなど別のデッキタイプでも採用されることになった。 この型の多さからの対戦時の予測し辛さも理由にあり、ネクロマンサークラスはアディショナル前に比べて大きく地位を上げることになった。 欠点は、環境トップの機械ヴァンパイアにエンネアと相性の悪いカードが複数存在すること、&bold(){機械ネクロのデッキの作成コストが異常に高いこと}である。 環境に出回っているデッキを作成するのに必要なレッドエーテルは大体40000〜65000個くらいであるのに対し、 &bold(){機械ネクロは安くても70000弱、編成次第では80000を超えるほどの個数のエーテルを使用することにすらなり得る。} テンポラリージェムを使用したり、構築済みデッキを購入したりして、少しでもコストダウンさせたいところ。 **相性の良いカード ・メカニカルゾンビ >コスト5 ネクロマンサー フォロワー シルバー 機械 >2/5 >突進 必殺 つかの間の幸福で場に出てから、相手フォロワー1体を確実に処理することができる。 手札に来た時が貧弱なので注意。 ・鳴動のギガントスカル &bold(){2020年5月21日アップデート以前} >コスト7 ネクロマンサー フォロワー レジェンド 機械 >6/6 >自分のターン終了時、お互いの「機械でないフォロワー」すべてに3ダメージ。 スタッツが大きく、機械ではない相手フォロワーを処理するのに一役買う。相手が機械デッキの場合、力を発揮できないのが難点。 エンネアが使える環境=他のクラスも機械カードをもらえている環境 であったので、このカードは評価されにくい状況にあった……&bold(){のだが、} &bold(){2020年5月21日アップデート以降} >コスト7 ネクロマンサー フォロワー レジェンド 機械 >6/6 >&bold(){自分のターン終了時、自分の場に他の機械・フォロワーがいるなら、相手のフォロワーすべてに4ダメージ。} >&bold(){いないなら、他のフォロワーすべてに4ダメージ。} ダメージ量が増えただけではなく、相手が機械でも全体ダメージが機能するようになった。 WUP環境で猛威を振るう機械ヴァンパイアデッキのキーカードの1枚、「夜明けの吸血鬼・ノイン」に対しても強気に出ることができる。 ・マシンエンジェル >コスト8 ニュートラル フォロワー ゴールド 機械 >6/6 >守護 >(つかの間の幸福で消化された場合は、ファンファーレやアクセラレートが発動しないため省略。) スタッツの大きい守護持ちフォロワーであり、これを無償で出すことができる。 上述の「鳴動のギガントスカル」も大型フォロワーのため、相手側が処理仕切れなかった場合はそのままゲームエンドにも持ち込める。 また8コストのため、後述の「デッドメタルスター」のラストワードから蘇生することもできる。 ・大妖狐・ギンセツ >コスト9 ネクロマンサー フォロワー レジェンド >1/9 >アクセラレート 2; 一ツ尾狐1体を出す。 >アクセラレート 5; 一ツ尾狐3体を出す。 >---------- >自分の場に一ツ尾狐が出るたび、それは+1/+0されて、ドレイン を持つ。 >ファンファーレ 一ツ尾狐4体を出す。 ・一ツ尾狐 >コスト2 ネクロマンサー フォロワー レジェンド >1/3 >突進 >守護 >ラストワード 自分の大妖狐・ギンセツすべてを+2/+0する。 「妖怪ネクロ」のフィニッシャーでお馴染みの[[妖華世界の代表者>〇〇世界の代表者(shadowverse)]]。 9ターン目のこちらの「つかの間の幸福」を警戒して相手が展開した小型の守護持ちフォロワーを「一ツ尾狐」で処理しつつ、ドレイン効果で体力回復したり、 アクセラレートで「一ツ尾狐」を展開し、マンマル1号と共にエンネアを護らせたりと、機械フォロワーではないが役立つ場面が多い。 また、後述の「ナイトメアイーター」や「デッドメタルスター」等、ラストワード持ちフォロワーが多く採用されていることから、 「トート」の起動をサブプランに据えているタイプの機械ネクロには、ラストワード発動回数を稼ぐ目的でもこのカードが採用されることが多い。 ・モーターグレイブディガー >コスト2 ネクロマンサー フォロワー ゴールド 機械 >1/2 >能力によって場に出たとき、突進を持ち、+X/+Xする。Xは「自分の場の他の機械・フォロワーの数」である。 >必殺 >進化時 プロダクトマシーン4体を出す。 >必殺 必殺と進化時にプロダクトマシーンを展開する効果で、素出しでも大型フォロワー除去+展開効果が役立つが、 機械ネクロでは「つかの間の幸福」や「魂の共振」、「デッドメタルスター」等とこのカードを場に出せるカードが多いため、 特に前者二つでこのカードと共に機械フォロワーが多く展開できた場合は、上述の「メカニカルゾンビ」以上のスタッツになることも。 素出しでは貧弱なスタッツもあって進化権がないと必殺が活かせない場面もあるが、「つかの間の幸福」等とのシナジーも考慮され、 「メカニカルゾンビ」と代わる形でこのカードを採用する機械ネクロデッキが多い。 ・デッドメタルスター >コスト10 ネクロマンサー フォロワー レジェンド 機械 >5/5 >アクセラレート 3;プロダクトマシーン3体を出す。コスト9のアクセラレートを持たないデッドメタルスター1枚をデッキに加える。 > >疾走 >守護 >ラストワード リアニメイト 8 「つかの間の幸福」により呼び出せる疾走フォロワー。フィニッシャーにもなり得るカード。 またラストワードのリアニメイト8により、破壊された「マシンエンジェル」を再生させることもできるため、防御面でも役に立つ。 リアニメイト8やアクセラレート、10コストの疾走フォロワーであることを生かして機械ではないまた別のタイプのデッキでの採用も見受けられるがそれはまた別の話。 ・ナイトメアイーター >コスト ネクロマンサー フォロワー レジェンド 自然 >3/3 >突進 >ラストワード 「自分のリーダーを2回復。」「自分の墓場を+2する。」の中から、ランダムに1つの能力が働く。 >ファンファーレ 場が上限枚数になるまで「ネクロマンス 4;ナイトメアイーター1体を出す」をくり返す。 > >進化後 >突進 >ラストワード 「自分のリーダーを2回復。」「自分の墓場を+2する。」の中から、ランダムに1つの能力が働く。 %%果ての果てまで行進しそうな性能をしている%%WUPアディショナルカード。 機械ネクロマンサーデッキは墓地が溜まりやすい反面、有効なその墓地の使い道がなかった。 しかしこのカードの登場により、溜まりに溜まった墓地をしっかりと活用することができるようになった。 エンネアの天敵である「魔獣の女帝・ネレイア」への反撃もできる。 ・神託の大天使・ガブリエル >コスト3 ニュートラル フォロワー レジェンド >2/3 >守護 >ファンファーレ +X/+Xする。自分の他のフォロワー1体を+X/+Xする。Xは自分の残りPPの値である。自分の残りPPをすべて消費する。 このフォロワーをプレイした後の残りPPの分、盤面のフォロワーのステータスをバフする。 マンマル1号の強力なダメージカット性能は高スタッツになるほどより強力になるため、生き残ったマンマル1号をバフするのが効果的。確定除去能力以外で処理するのが困難な守護持ちフォロワーになる。 **リメイク シャドバ5周年を記念してリリースされたパック「リナセント・クロニクル」では、過去のストーリーキャラのカードのリメイクが登場した。 その中の一つで「創出の紫紺・エンネア」のカード名でこのキャラもリメイクされた。 ・創出の紫紺・エンネア >自分のターンごとに1回、自分がネクロマンス したとき、モーターグレイブディガー1体を出す。 >自分のターン終了時、プロダクトマシーン1体を出す。自分の残りEPが相手より多いなら、プロダクトマシーンではなくボーンドローンを出す。(進化可能でないターンの残りEPは0) >ファンファーレ エンハンス 9;デッドメタルスター1体と鳴動のギガントスカル1体を出す。 リメイク前とは異なり、多くの機械のネクロマンサー・フォロワーを展開できるようになった。 特に、1番目の効果であるモーターグレイブディガーを出す効果が非常に強力で非常に緩い条件で最低でも2/3の突進必殺を出すことができ、【機械ネクロ】では重要な「機械の破壊数稼ぎ」「連携((場にフォロワーが出た数を指すキーワード能力))数稼ぎ」「墓場稼ぎ」を担っている。 また、このカードと相性のいいカードとして ・ 鋼鉄の希望 >ネクロマンス 2;カードを1枚引く。 >エンハンス 7;「このバトル中に破壊された自分の機械・フォロワー」と同名のフォロワーを、コスト最大から順にコストが異なるように1体ずつ、場が上限枚数になるまで出す。 ・ マンマル2号 >守護 >これが受ける3以上のダメージは2になる。 >自分のターン終了時、自分の場に他の機械・フォロワーがいるなら、相手のリーダーに2ダメージ。自分のリーダーを2回復。 >ファンファーレ コスト3のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。 が追加された。 鋼鉄の希望は、エンネアの効果を起動できるネクロマンスを持つ1コストのスペルであり、合計4コストで強力な動きが可能。 さらに、マンマル2号はデッキ内の3コストを出すという、名指しこそされていないもののデッキ内の3コストのフォロワーをエンネアに絞ることで確定で出すことが可能なため、実質専用サポートとなっている。 また、既存のカードで相性のいいものとして ・ ボーンフリーク >ラストワード ネクロマンス 1; スケルトン1体を出す。 >ファンファーレ エンハンス 6; スカルギガントに変身する。 があり、ボーンフリークは自身が破壊された分の墓場でネクロマンスが起動できるため、実質ネクロマンス0で機能し、3ターン目に生き残っていればエンネアと組み合わせて強力な盤面を相手に押し付けることが可能。 また、エンネアが破壊されたとしても ・ 輪廻の強制 >場のフォロワー1体を破壊する。 >自分と相手はリアニメイト 3 輪廻の強制によって何度も使いまわすことが可能。 さらに、このカードの破壊の対象は自分のフォロワーではなく相手のフォロワーも選べるため、相手の厄介なフォロワーを自分のエンネアに変換するという動きができ、これまた相性のいいカードとなっている。 **メインストーリーでのエンネア、マンマル1号 エンネアはベルフォメットの手で創り出された、心を持つ最後の機械。 彼女は強力な「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>という様々な機械を創り出す能力を搭載されており、ベルフォメットの自信作……だったのだが、 心優しいエンネアはその能力を争いに使うことはなく、自分の遊び相手を生み出す以外に使うことはなかった、そのことでベルフォメットを激しく失望させてしまった。 これによりベルフォメットから容赦なく罵声を浴びせられてしまったため、人見知りで自己肯定感に欠ける性格になってしまっている。 そしてベルフォメットは&font(#b0c4de){「心を持つ機械は使い物にならない」}と、エンネアを排除するように機械兵に命令した。自分の存在意義を見出せず、抵抗すらできなかったエンネアだったが…… &font(blue){「させません……!彼女は私たちの妹なのですから!」} &font(#dc143c){「こんな小さな子にどうしてそんな乱暴ができるのか。全く理解に苦しむが、君も理解を求めてはいないだろう。ので、消えてくれ」} そこにモノとテトラが駆けつけ、救出される。この時、モノから言われた「家族」という言葉に、ようやくエンネアは自分自身の存在する意味を知ったのだった。 モノとテトラに救出されてから、初めは姉たちとともにいたものの、その後は自分の能力で生み出したマンマル1号とたった2人で、スクラップ置き場の中で過ごすことになった。 以降、自分を助け出した姉2人と別れて頑なに会おうとしない。エンネアは別に2人のことを悪く思っていない、むしろ好きなのだが……。 マンマル1号は「創造ノ九」によって創り出された心を持つ機械。エンネアのことを想っており、いつも一緒に遊んだり変な顔をしたりしてエンネアを喜ばせている。 ルナからは動くたびにガシャガシャ言うことから、「ガシャガシャ」と呼ばれている。 ネクロマンサーのフォロワーということから分かる通り、作中では[[ルナ>ルナ(shadowverse)]]と接することが多い。 テトラを救援するために鋼鉄の世界『アイアロン』へ渡ったルナはまた仲間とバラバラになってしまう。 闇雲に街を歩くルナだったが、前方にキラキラ光る謎の物質を発見、ルナはそれに近づく。その時、巡回する機械歩兵に目をつけられてルナは訳も分からないまま攻撃される。 &font(#800080){「やめてって言ってるでしょっ!」} ルナは反撃するが、それが理由で次々と警戒用の機械歩兵が集まってくる。機械歩兵がルナに攻撃しようとした時…… &font(#b8860b){「危なイ!」} &font(#b8860b){「へーきだヨ!ボク、頑丈なのト、変なカオできるのが取り柄だカラ!ねぇ君、だいじょうブ?ケガしてなイ?」} ルナを庇ったのは喋るまん丸な機械、マンマル1号だった。ルナはマンマル1号に連れられて、安全なところにまで逃げるのだった。 安全なところに着き、マンマル1号は自己紹介をするが…… &font(#800080){「……ルナはルナだよ。まんまるって……変な名前。」} &font(#b8860b){「ガーン……!?そ、そうかナ?エンネアがつけてくれたカラ、好きな名前なんだケド……。」} というのも、ルナはマンマル1号が動くたびにガシャガシャ言うことが気になっていた。 アレスター王国やイズニア国には機械と呼べるものが存在していなかったことから、機械を見るのは初めてであったのだ。&footnote(厳密に言えば1人、機械の青年と会っているがルナは彼を機械とは知らない。一応マンマル1号やモノを見た時どことなく彼と似ていると感じているが) ルナはマンマル1号の提案に乗りってエンネアと会うことにした。 その後、エンネアの元に到着した2人だったが、 &font(#ba55d3){「……マンマル?……っ!?」} エンネアはルナを見るとその場から逃げ出してしまった。マンマル1号はそんなエンネアを追ってルナの元を離れてしまい、ルナは再び独りになってしまう。 そんなルナの元にモノが現れる。難解かつ独特な喋り方のモノにルナは困惑しながらも、マンマル1号を探すために共に行動することになる。 ルナとモノは、スクラップ置き場にいるエンネアとマンマル1号を発見する。ルナはモノに言われ、少し遠くから2人の様子を眺めることにした。 &font(#ba55d3){「わたし……あの子のこと、勝手に、怖がって……悪いこと、しました……。」} &font(#b8860b){「アワワワ……エンネア、元気だしテ!そうダ、ボクと一緒に遊ぼウ?ねッ、楽しいヨ!」} その後、マンマル1号がかくれんぼを提案するとエンネアはそれに賛成、 &font(#b8860b){「ボク、たくさン探すヨ!だからエンネアも、たくさン隠しテ!」} &font(#ba55d3){「うん。たくさん……創ります、ね。」} エンネアはそう言うと自身の能力である「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>を発動、かくれんぼの遊び相手を創り出すのだった。それを見たモノとルナはエンネアに近寄る。 ルナを見て、マンマル1号の後ろに隠れてしまうエンネアだったが、モノは &font(#dc143c){「ルナはとても良い子だよ。君の友達になってくれるだろう。」} とエンネアに伝えるも、 &font(#dc143c){「――エンネアもワタシがいることは望まないだろう。では息災で。何かあったら呼んでくれよ。」} と言い、その場を去っていった。困惑するマンマル1号だったが、エンネアと共にジャンクパーツで山を作り、トンネルを掘る遊びをしていたことをルナに伝え、エンネアとの遊びを再開させる。 なかなか山を作れないエンネアだったが、トンネルを作る遊びをしたことのあるルナがエンネアにアドバイスをすることで山が出来上がった。 そして3人が力を合わせてトンネルを完成させた。ルナとエンネアは他にも様々な遊びを一緒に行い、少しずつ距離を縮めていく。 その後、巡回している機械歩兵に見つかり戦いになってしまうが、ルナが応戦して撃破する。エンネアはそのルナの強さを姉たちみたいだと評し、ルナにモノとテトラの話をする。 エンネアは2人の姉のことが好きで、とても頼りにしている。しかしルナはエンネアが2人と一緒にいないことを不思議に思う。 エンネアは&font(#ba55d3){「2人のそばに自分がいると邪魔になってしまう」}と返すのだが、ルナは腑に落ちなかった。 &font(#800080){「会えるのに会いに行かないなんて、変だよ!言ってること、全然わかんない!」} &font(#ba55d3){「ごめんなさい……でも、だめ、なんです……!」} ルナは姉たちと会おうとしないエンネアと考えが合わず、その場を去ってしまう。 そして、自分を心配して追いかけてきたマンマル1号にモノとテトラの居場所を聞いたルナは、エンネアについて話を聞くことに。 すると、モノとテトラはどちらも、エンネアを大事に思っており、大好きなのだと答えた。 さらにテトラからは、エンネアが頑なに姉たちと会おうとしない理由を聞くことになる。 ベルフォメットに虐げられた過去から自分自身に自信が持てないエンネアは、自分を守りながら戦い、そして傷つく姉たちを見ていられなくなったのだ。 「役に立てない自分が姉たちと一緒にいることで、姉たちを苦しめることになるのではないか」。エンネアはそういう想いから、あえて姉たちと離れて過ごすようになってしまったのだった。 一方のルナはエンネアを羨ましがっていた。 「大好きな家族が生きていて、会うことが出来るなら、いっぱい会っていっぱい好きだと伝えて欲しい」 これが、ある日突然「大好きな家族」を奪われ、会うことも好きだと伝えることも出来なくなった過去を持つルナの素直な想いであった。 ルナはエンネアの元に帰り、再会したエンネアに自分の過去、そして親の魂を現世に縛っていること、パパとママと一緒にいることで2人を苦しめていることを話す。 そして仲直りしたルナは自分の両親との思い出を話すのだったが、その中にダンスパーティの話があった。 貴族の生まれであるルナは家族と共にダンスパーティに行っており、キラキラに装飾された部屋で行われていたそのパーティが一番の思い出として残っていたのだった。 エンネアやマンマル1号はそういったものを見たことがなく、ルナは2人にキラキラを見せようと、その場を去るのだった。 マンマル1号はルナを追いかけるのだが、1人残されたエンネアは、 &font(#ba55d3){「……このままで、いいのかな。」} と自分がスクラップ置き場で何かできることはないかと考えだすのだった。 ルナは、アイアロンにたどり着いてすぐに見かけたキラキラ光る謎の物質を持って帰ることを考えていた。 しかしマンマル1号はそれを魔石だと知っており、機械歩兵たちにより厳重に管理されていることを話す。ルナはそれを聞いた上でエンネアのために魔石を取りに行くと決める。 ルナは前にいた世界「イズニア国」で、両親について罪悪感に苛まれていたところを[[ニコラ>ニコラ(shadowverse)]]と[[マーロン>マーロン(shadowverse)]]に助けてもらった。 この2人がルナにとって大きな心の支えになっており、魔石を持って帰ることについても、 &font(#800080){「だからルナが、あの子のおにいさんとおじさんになってあげたいの。」} とルナがエンネアの心の支えになるためであった。一方のマンマル1号も &font(#b8860b){「そりゃあボクは戦うのっテ苦手だシ、勇気モ……えっト、実ハあんまリないけド……。でモ……ボクもエンネアに笑顔になって欲シイ!もちろん、ルナにモ!」} と答える。マンマル1号が囮になっている間にルナが魔石を回収し、魔石を持って帰ることに成功した。マンマル1号は、ルナがエンネアを笑顔にして、寂しくなくしてくれたことを感謝する。 2人は拠点に戻ったものの、そこにエンネアの姿はなかった。ルナとマンマル1号はスクラップ置き場を飾りつけするのだった。 エンネアが戻ってくると、スクラップ置き場はキラキラとした部屋のようになっていた。それを見て感激したエンネアは、「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>の構えに入る。 彼女は自分のために色んなことをしてくれるルナとマンマル1号のために、スクラップ置き場から少し離れた場所で練習していたのだ。 &font(#ba55d3){「大丈夫です……!今、見せます……ルナがわたしにくれたものを……!」} 次の瞬間、機械でできたたくさんの人形が現れ、その場が一気に賑やかになった。これが、ルナの話してくれたダンスパーティ……感激したルナは、エンネアと共にダンスをすることにしたのだった。 いっぱい踊った3人はさらに距離を縮めた。そしてエンネアはずっと自信が持てず、何もできなかった自分を変えてくれたルナに、 &font(#ba55d3){「わ、わたし。だめって……不良品、って……言われて。役に、立てない……お返し、できない……ずっとそう思って……ひとりで、ここにいました。」} &font(#ba55d3){「でも、もしかしたら……ルナと一緒にいれたら……わたし……もしかしたら……」} こう伝えるのだった。ルナは &font(#800080){「ルナ、一緒にいるよ!だってルナとエンネア……ちょっとだけ同じだもん。」} と快諾、エンネアとガシャガシャはこうしてルナのお友だち2号、3号になった。 そしてエンネアは姉たちに会いに行くと決意を固め、テトラの元に行くのだった。 一方のテトラもイザベルやユアンの言葉により反乱を決意。ルナ、エンネア、マンマル1号の3人も反乱に加勢するのだった。 #region(以下、ネタバレ注意) テトラ率いるレジスタンスは、ベルフォメットが率いる機械歩兵の大軍に太刀打ちするためにも、まずは機械歩兵の製造所を破壊することを第一目標とすることになった。 3つある製造所を破壊すべく役割を分担、ルナとエンネアは後天的に心を持った機械たちと共に行動することになる。一方でマンマル1号は拠点に残る仲間を守ることを命じられる。 マンマル1号は、 &font(#b8860b){「エンネア……ルナ……気を付けてネ!危なくなったラ、助けにいくかラ!約束だヨ!」} と伝え、その場に残るのだった。 その後、エンネアとルナは共に機械歩兵製造所を攻めようとするのだが、突然エンネアが動揺しだす。 &font(#ba55d3){「来ます……来る……『姉さまたち』が……!」} &bold(){&color(green,black){「――目標確認」}} 目の前に現れたのはモノとテトラではなく、巨大な機械歩兵だったーー。 &bold(){&color(green,black){「システムを戦闘モードに移行。破壊杖・クトラジャ、起動します。」}} そうモノ、テトラ、エンネアの名前の元を考えれば分かる通り、この3人以外にも心を持つ機械としてベルフォメットにより生み出された姉妹が6人いた。 その6人はベルフォメットによって破壊されていたのだが、あろうことかベルフォメットは&font(red){その6人を3つの超大型機械歩兵、女神<<エリネイス>>として改造して造り出したのだ。} 女神<<エリネイス>>になってしまった姉妹たちにはもう心も意識もなく、ただ目標の排除を行うためだけに動くようになってしまっている。 また、&bold(){あえて彼女らが改造された後の姿であると分かるように信号を残して、機械の姉妹たちを精神的に追い詰めるように出来上がっている。} ルナとエンネアの前に現れたのは、次女のジーと三女のトリを改造して生み出された女神「アレークト」。破壊杖・クトラジャにより、機械歩兵の能力をハッキング、出力を限界突破させた攻撃を行わせる。 妹であるエンネアの呼びかけも届かず、心を持つ機械たちも次々と倒されてしまう。ルナはエンネアと共に、アレークトが持つ破壊杖・クトラジャを破壊するのを目標に交戦するのだった。 このカードバトル、相手のアレークトは専用のスペルを使用する。 ・破壊杖・クトラジャ >0コスト スペル ネメシス レジェンド 機械 >自分のフォロワー1体を+2/+2する。そのフォロワーは「ラストワード お互いのフォロワーすべてに2ダメージ」を持つ。 この効果によりこちらのフォロワーの横展開が難しく盤面にフォロワー残すのが難しい難敵となる。しかしエンネアが力を貸してくれる。 #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「ルナは傷つけさせません!」}}} ・ルナの友だち・エンネア >3コスト フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >1/1 >このフォロワーへのダメージは0になる。 >このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けない。 >自分のターン終了時、「この自分のターン数」より低いコストでコスト最大のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。 >3/3 山札からフォロワーを引っ張り出し、盤面を強化してくれる。 ただ、呼び出されたカードのファンファーレ効果や疾走突進といった効果は発動しないために、腐ってしまうフォロワーを呼んでしまう可能性もあるが、 上手くこの効果を生かして相手のターンを乗り切ることが必要とされる。 また、クトラジャの効果は敵のフォロワーも巻き込むため、相手の場のフォロワーをどう処理するかがポイントとなる。 このカードバトルの後もアレークトには余力があり、彼女はクトラジャの力を完全解放する。機械歩兵の出力が500%、そして1000%まで上昇しルナとエンネアを激しく追い詰める。 激しい機械歩兵の攻撃に限界を迎えるルナとエンネアだったが、機械歩兵の攻撃は止まず絶体絶命の状況に…… &bold(){&color(green,black){「――総攻撃<<フルファイア>>」}} &font(#800080){&bold(){「だめえええええええっ!」}} &bold(){&font(#b8860b){「……危なク、なったラ、助けに行くっテ。約束……しタ、でショ……。エンネアの信号、危なイって……点滅してたかラ……来てよかった、ナ……。」}} 2人を庇ったのは&font(red){拠点に残ったはずのマンマル1号だった。} エンネアの危機を知り助けに入ったのだが、頑丈な彼でも限界突破した機械歩兵の攻撃は致命傷で、表情を映すモニターが壊れていた……。 &font(#ba55d3){「こんなの……!こんなの……なんで……」} &font(#b8860b){「ボク、頑丈だっテ……知ってるでショ……そ……そんな顔しないデ……笑ッテ……。ボクがヘンな顔……して、あげーー」} 機械歩兵の無慈悲な攻撃に、マンマル1号は散っていった……。 &font(#800080){「嫌だよ……だって……壊れないって……約束したのに……。」} &font(#ba55d3){「どうして……姉さま……どうして……こんな……」} 悲しみに暮れる2人だったが、 &font(#800080){「ガシャガシャは……ルナの……」}&font(#ba55d3){「マンマル1号は……わたしの……わたしの大切な……」} &bold(){&font(#800080){「「友だちだっ}&font(#ba55d3){たのにっ!」」}} 同時にアレークトは2人の激しい怒りを買う。 &font(#800080){「許さない……許さないから……!あなたはルナの敵だよ……!」} &font(#ba55d3){「もうあなたは姉さまじゃない……あなたはわたしの敵です……!」} ルナの怒りの連撃でアレークトがついに装甲がついに損傷、離脱を試みるアレークトだったが、エンネアが「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>で心を持つ機械を作り出し、完全包囲する。そして &font(#800080){「パパ!ママ!」}&font(#ba55d3){「皆さん!」} &bold(){&font(#800080){「「お願い!あれ}&font(#ba55d3){を壊してっ!」」}} &bold(){&color(green,black){「損傷、拡大。外部装甲、破損。排除行動、継続、出来まーーせーー」}} 総攻撃により、アレークトを撃破するのだった。 苦戦の末にアレークトは撃破できたものの、マンマル1号はもう戻ってこない。 &font(#ba55d3){「ごめんね……!ごめんねぇ……!わたしが……!わたしがもっと……!もっと、ちゃんとしてれば……!マンマル1号は……壊れなかったのに……!」} 自分を責めるエンネアにルナが寄り添う。 &font(#800080){「泣いて……いいよ……ルナも……エンネアが泣くと……泣きたくなっちゃうけれど……でも、ルナ……我慢するから……だから、だから……。」} &font(#800080){「ルナの分まで……泣いて。いいよ……。」} &font(#ba55d3){「……う、うぅ。ぅわぁぁん……うわぁぁあぁぁん!」} エンネアは1人じゃない、ルナもいる。みんなもいる……ルナは泣き崩れるエンネアを抱きしめながらそう伝えるのだった……。 その後、製造所を破壊して中央タワーで仲間たちと合流。エンネアはモノとテトラと共にルナ、[[イザベル>イザベル(shadowverse)]]、[[ユリアス>ユリアス(Shadowverse)]]、[[ユアン>ユアン(shadowverse)]]を先に行かせるため、その場の機械歩兵と交戦する。 対ベルフォメット戦の前後会話はどのクラスでベルフォメットと戦うかで変化する。ネクロマンサーを選択すると、ルナとエンネアが中心となる。 戦闘後、ルナの元にエンネアが駆けつけてベルフォメットを追い詰めるが、ベルフォメットはヤケになり、<<管理者>>粛清のネルヴァを呼び出す。 ネルヴァはベルフォメットの力を受け入れ、ベルフォメットにとあることを委ねる…… と機械反乱編はここで終わっている。 ちなみに、アイアロンでない世界に飛ばされた[[残>アリサ(shadowverse)]][[り>エリカ(shadowverse)]][[4>ローウェン(shadowverse)]][[人>イリス(Shadowverse)]]を扱う自然鎮魂編では、マンマル1号に非常に似ている物体が登場しており、 アイアロンと自然鎮魂編の舞台であるナテラの繋がりが示唆されている。 #endregion #region(天地侵略編) ネルヴァの力を得たベルフォメットはアイアロンを離れ、大自然の世界「ナテラ」の侵略を開始する。 アイアロンには置き土産として機械歩兵を大量に残しており、エンネアやルナを含むアイアロン勢はその処理に追われる。 その後その処理が終わってから、ユアンの力を借りてナテラに到着。ルナとエンネアは[[イリス>イリス(Shadowverse)]]と、ベルフォメットが蘇えらせた女神<<エリネイス>>アレークトの前に現れる。 イリスは[[ベイリオン>王たる光・ベイリオン(shadowverse)]]に言われた通りナテラの過去を解き明かしており、ベルフォメットの蘇らせた機械を停止させるには、上述の余談にある「マンマル1号に非常に似ている像」を起動させ、その像が持つ『鍵の杖』が必要があると知っていた。 しかし彼女はその像の元まで到着できたはいいものの、像の起動のさせ方が分からず、アレークトに追いつかれてしまっていた。 ルナとエンネアはイリスとともにアレークトと戦うが、イリスはアレークトを止める方法としてルナに像のことを話す。 &font(#f1c232){「……あの『像』を起動し、『鍵の杖』を用いれば……すべての敵を停止させることができるはずです。」} ルナとエンネアは像に近づく。 &font(#800080){「ガシャガシャだ……!ガシャガシャ、なんで……!?」} &font(#ba55d3){「似てます……すごく……。……この世界の、マンマル……?」} その時、アレークトが攻撃目標をその像に切り替える。2人はこの像を守ろうとするが、アレークトの攻撃は強力になっていく。ルナはアレークトを止めるため1人飛び出した。 &font(#800080){「ガシャガシャのこと知らないくせに。知らないんだ……!知らないからひどいことばっかり!」} &bold(){&font(#800080){「ガシャガシャは優しいんだよ!ガシャガシャは硬いんだよ!ガシャガシャが好きなの!ガシャガシャは笑わせてくれるの!」}} &bold(){&font(#800080){「ガシャガシャはルナのお友だちなの……ずっとずっとずっと!ずっとお友だちなんだよっ!!!!」}}&footnote(ここでルナのイラストが新規のものに変化する。) アレークトは激情をぶつけるルナに向かって攻撃する……が、 &font(#800080){「……え?」} #center(){ &font(#b8860b){&sizex(4){「そんな顔しないデ、笑ッテ!知ってるでショ!ボク、頑丈だカラ!」}} } &font(red){&bold(){マンマル1号によく似た像がマンマル1号として蘇り、ルナを攻撃から庇ったのだ。}} &bold(){&font(#b8860b){「ただイマ!ボク、帰ってきたみタイ!」}} ルナとエンネアはガシャガシャとの思わぬ再会に涙するのだった……。ちなみにナテラの像ボディの彼は「マンマル2号」ということになっているため、以下マンマル2号もしくはガシャガシャと記述する。%%あれっ、ハルクドラゴニュート……%% 一方でイリスが鍵の杖を手に取りその杖の力を解放させる%%と同時に若返る%%。&footnote(ルナと同じく、新規イラストになる。) ベルフォメットが蘇らせた機械たちは機能を停止させ、眠りについた。エンネアは元々は姉であるアレークトに別れを告げるのだった。 これで一件落着……ではなくベルフォメットはとうとうナテラを司る存在である「母なる君」の力を完全に支配し、ナテラを完全に掌握しようとしていた。 ルナとイリスはベルフォメットの元へ急ぎ、エンネアは合流した姉たちやナテラの王のベイリオン、その弟のヴァイディとともに[[アリサ>アリサ(shadowverse)]]たち一行をベルフォメットの元へ行かせるためのサポートに徹した。 その後、アリサやユアンたちの諦めない心により、ベルフォメットの撃破に成功、ナテラの崩壊は免れた。 ルナはアリサたちとともに次の世界に旅立つため、友だちになったエンネアとマンマル2号ともお別れの時が来ようとしていた。 寂しさを紛らわせるためにも、3人は走り回って遊んでいたが、一方でそれを見ていたテトラはマンマル1号が蘇った理由を考えていた。 そんなテトラを見てイリスは、自分の推測を語る。 &font(#f1c232){「……これは、私の推測ですが。おそらくは、ルナさんの力のおかげだと思います。」} &font(#f1c232){「ルナさんは、類まれな死霊術の才能を持っています。その力は強大で、己では制御できないほど。」} &font(#f1c232){「マンマルさんが壊されてしまった時……ルナさんは偶然、死霊術の力を発揮したのでしょう。その時に、マンマルさんの魂を回収し……」} &font(#f1c232){「この世界に来て、あの体に定着させた。……だから、彼は動き出した。」} とても信じられるものではないかもしれないけれども、機械にも心があり魂はある……イリスはそうテトラに伝えるのだった。 ……もしかしたら[[イズニアでの一件もそうだったのかもしれない>ニコラ(shadowverse)]] そしてルナは次の世界に旅立ち、エンネアとマンマル2号はアイアロンに戻れないこともあり、姉たちとともにナテラに残った。 ベルフォメットの侵攻だったため、ナテラでも機械のジャンクパーツを回収することはできるようであり、自身の不調もある程度は修復ができる他、テトラはジャンクパーツを使ってアイアロンとの転移装置を作ることを次の目標としていた。 これで機械反乱編から始まった物語は一先ず完結である。 #endregion #region(期間限定ストーリー 自然再生編) その後ナテラに住むことになったエンネアだが、ラティカやミストリナとは仲良くなっている様子。 またミストリナの父であるベイリオンだけでなく、弟のヴァイディのこともどういう訳か「父さま」と呼んでおり懐いているようだ。&footnote(ヴァイディとエンネアには奇しくも自己肯定感の極端な低さや、大好きな兄or姉の元を自ら立ち去ったなど共通点があり、そこにシンパシーを感じたのかもしれない) マンマル2号の方もムニャールと仲良くやっている様子。モスコの実が好きなようだ。 #endregion **リーダースキン 3周年の誰がリーダースキンとして実装されるかを決める人気投票で、エンネアはネクロマンサー部門の1位を獲得した。 そしてWUPのアディショナルカードととして、リーダースキンが実装された。 第16弾カードパック「ナテラ崩壊」カードパックから低確率で排出される。((第17弾カードパック「運命の神々」のリリースまで行われていた「ナテラ崩壊 アディショナルカードパック」では通常よりもわずかに高い確率で彼女のリーダースキンが排出されていた。)) &bold(){エモート} 挨拶:えっと、あの……。 感謝:あ、ありがとうございます……。 謝罪:ひどいことしました… 称賛:わぁ……! 驚愕:どうして…? 困惑:どうすれば… 決め台詞 :この心がきっと力に…! &bold(){ボイス} 進化:ジェネレイト・ナイン……! → やってみるしか……! → 終わらせます……! 勝利時:か、勝てたんですか……? 敗北時:わたし、負けちゃいました… リタイア:やっぱり、わたしじゃ…… **その他関連カード WUPでは、メインストーリーのキャラが描かれたスペルが全クラスに実装されている。 ネクロマンサークラスには、ルナとエンネアが描かれているスペル「絆の共振」が存在する。 #center(){ &font(#800080){&sizex(5){「ルナだって……!」}} } #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「行きます……」}} } ・絆の共振 >登場カードパック ナテラ崩壊 >コスト5 ネクロマンサー スペル ゴールド >・ルナの本気 >・エンネアの献身 >このコストと同じだけ自分のPPを消費して、チョイスしたカードとしてプレイする。 >ネクロマンス 4;チョイスではなく、リアニメイト 4、リアニメイト 2、リアニメイト 1、自分のリーダーを4回復。つかの間の幸福1枚を手札に加える。 ・ルナの本気 >コスト0 ネクロマンサー スペル ゴールド >リアニメイト 4、リアニメイト 2、リアニメイト 1。 ・エンネアの献身 >コスト0 ネクロマンサー スペル ゴールド >自分のリーダーを4回復。つかの間の幸福1枚を手札に加える。 ルナの本気はうまくそれぞれのコストのフォロワーを再生させることができれば強力な盤面を築き上げることができる。 上方修正により、リアニメイト対象にエンネアやマンマル1号も含まれるようになったため、特にエンネアと「モーターグレイブディガー」等が一緒にリアニメイト出来ると、 それなりにスタッツの高い必殺持ちフォロワーと処理しづらいマンマル1号が並ぶという、相手にとって厄介な盤面をこのカード1枚で展開することが可能。 エンネアの献身は回復もありがたいが、加えてダメージカットに有用な「つかの間の幸福」も加えられる。相手の猛攻を耐えるのに一役買うかもしれない。 %%まあネクロマンス4は条件としては緩いため、意図せず両方の能力を発動させてしまうことが多いだろうが。%% また第21弾「リナセント・クロニクル」でマンマルとともにリメイクされた。 #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「生まれたことには、意味があるから!」}} } ・創出の紫紺・エンネア >登場カードパック リナセント・クロニクル >3コスト フォロワー ネクロマンサー  レジェンド 機械 >2/2 >自分のターンごとに1回、自分がネクロマンスしたとき、モーターグレイブディガー1体を出す。 >自分のターン終了時、プロダクトマシーン1体を出す。自分の残りEPが相手より多いなら、プロダクトマシーンではなくボーンドローンを出す。(進化可能でないターンの残りEPは0) >ファンファーレ エンハンス9; デッドメタルスター1体と鳴動のギガントスカル1体を出す。 盤面に機械フォロワーをとにかく展開する能力。機械ネクロマンサーの新たな格となるカードであり、リアニメイト;3のカードにより盤面に戻ってきたり、後述するマンマル2号のファンファーレにより盤面に現れたりなど、とにかく出てくる。何度でも出てくる。 #center(){ &font(#b8860b){&sizex(5){「ナンでモ言ッテ!ボク、頑張ル!」}} } ・マンマル2号 >登場カードパック リナセント・クロニクル >5コスト フォロワー ネクロマンサー ゴールド  機械 >3/3 >守護 >これが受ける3以上のダメージは2になる。 >自分のターン終了時、自分の場に他の機械・フォロワーがいるなら、相手のリーダーに2ダメージ。自分のリーダーを2回復。 >ファンファーレ コスト3のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。 上述のエンネアと相性の良い機械フォロワー。ダメージカット持ちの守護という特徴はリメイク前から続投。 エンネアだけでなく「常闇の花嫁・セレス」を軸にするデッキとも相性がいい。 &font(#ba55d3){「でも、もしかしたら……wiki籠りさんが追記・修正してくれたら……わたし……もしかしたら……。」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 他のキャラも作るつもりなのか知らんけど、既に[[機械(Shadowverse)]]ってのがあるから、そっちとちゃんと相互リンクしてほしい。 -- 名無しさん (2019-10-14 12:04:19) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/10/14 Mon 10:06:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 26 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「この心はガラクタじゃない……!」}} } 本項目では[[スマートフォン]]/PC向けTCG「[[Shadowverse]]」に登場するエンネアについて説明する。 *概要 機械の世界『アイアロン』の管理者、ベルフォメットの手によって創り出された心を持つ[[機械>機械(Shadowverse)]]の1人。幼い女の子の見た目をしており人見知りで自己肯定感が低い。一人称は「わたし」。 [[モノ>真紅の抗戦者・モノ(shadowverse)]]、[[テトラ>蒼の反逆者・テトラ(shadowverse)]]とは連番個体として生み出されたために『姉妹』の間柄になり、 血縁はない(そもそも機械である彼女らに血縁も何もないが)ために似てはいないが、お互いに「姉妹」として大切に思っている。 名前の元はギリシャ語で9を意味するennea。 CV.[[水瀬いのり]] メインストーリーの「機械反乱編」に登場しているが、まずは彼女のカードの性能の解説に入ろう。 **カードとしてのエンネア ・紫紺の抵抗者 エンネア &bold(){2020年5月21日アップデート以前} >6コスト フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >3/3 >ファンファーレと自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 > >進化後 自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 >5/5 &bold(){2020年5月21日アップデート以降} >&bold(){4コスト} フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >&bold(){2/2} >ファンファーレと自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 > >進化後 自分のターン終了時、自分の場にマンマル1号がいないなら、マンマル1号1体を出す。いるなら、つかの間の幸福1枚を手札に加える。 >&bold(){4/4} 機械ネクロマンサーデッキの中核となるカード。場にいるだけで優秀な守護フォロワーであるマンマル1号を召喚し続けることができる。 エンネア自身のステータスは低いので、確定除去で取られやすいのは難点だが、裏を返せば相手の除去リソースを吐かせることもできると言えるか。 つかの間の幸福については後述。 2020年5月、ローテーション落ちから1ヶ月前に上方修正が入り、4コスト、攻撃力2、体力2になった。 #center(){ &font(#b8860b){&sizex(5){「エンネアはボクが守ル!!」}} } ・マンマル1号 >4コスト フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >2/2 >守護 >このフォロワーへの2以上のダメージは1になる。 >進化後 進化前と同じ能力。 >3/3 心を持つまん丸な機械。人見知りのエンネアが自身の能力で創り出した唯一の友だち。通称ガシャガシャ。テトラの「彼のことかと」という言葉から性別は男だと思われる。 CV.國立幸 明るいムードメーカー的な性格で、エンネアが心を開いて話すことのできる数少ない相手。常にエンネアのことを考えては、彼女を喜ばせようと頑張っている。 また、身体は小さいが頑丈な素材でできており、巡回している機械歩兵の攻撃にも耐えられる。 この項目では彼に関しても述べていく。ストーリーモードでの彼についても後述する。 性能の評価としては、ステータス自体は控えめなものの、あらゆるダメージを1に抑えるという優秀なダメージカットを持つ。 場にエンネアがいる限り、いくら彼を処理しても現れるため、確定除去のできるカードの少ないデッキにかなり強い。その場をやり過ごすにはかなり効果的なカードと言える。 しかしステータスが低く破壊耐性や選択不能といった効果を持たないため、確定除去や消滅には弱い。 またエンネア自身もステータスが低いため、盤面のフォロワーに1ダメージを与え続けるタイプの除去スペルでは両方あっさり落とされることも。 余談だが、エンネアが実装された「鋼鉄の反逆者」の次弾パック「リバース・オブ・グローリー」で実装された、ドラゴンフォロワーのハルクドラゴニュートが、 マンマル1号と同じダメージカット効果を持つ上、進化すると更に能力・効果による破壊無効を持つことから、「マンマル2号」「マンマル100号」と呼ぶユーザーもいたとか。 ・つかの間の幸福 >1コスト スペル ネクロマンサー レジェンド 機械 >次の自分のターン開始時まで、自分のリーダーへの6以上のダメージは5になる。 >エンハンス9;それぞれ名前の異なる機械・フォロワー(紫紺の抵抗者・エンネアを除く)をランダムに4枚、自分のデッキから場に出す。 ネクロマンサーのカードでは極めて珍しいダメージカット持ち。 これだけを目当てにエンネアを採用するユーザーもいるが、主な使い方はエンハンス効果による機械フォロワーの展開だろう。 エンネアが機械ネクロデッキの中核となっている最大の理由であり、このカードを使うことで一気に有利な盤面を築き上げることができる。特に呼び出したいカードについては後述。 **評価 エンネアが実装された「鋼鉄の反逆者(以下STR)」期のクラス:ネクロマンサーは幽霊支配人・アーカスが健在だったことから、[[ニコラ>ニコラ(shadowverse)]]以外の機械を使わないミッドレンジ型が主流だった。 機械ネクロは9ターン目の展開力や、エンネア&マンマルの耐久性こそ文句はなかったものの、 ・始動が9ターン目と少し遅いこと ・手札に引くよりも山札にいた方がいいカードが多いこと ・つかの間の幸福から確実に狙ったカードを出すためには、エンネア以外の機械フォロワーが最大4種類までしか搭載できず、デッキが柔軟性に欠けてしまうこと が欠点で、プレイの難易度が高く[[Tier]]3の位置にいた。 次弾の「リバース・オブ・グローリー(ROG)」期に追加された機械カードもこのデッキにはいまひとつ噛み合わず、エンネアは環境で猛威を振るう姉たちの一方で不遇な期間を過ごした。 それからネクロマンサーはまた別の軸で活躍し、機械ネクロのことも忘れられてきていたところ、第16弾カードパック「ナテラ崩壊」(以下WUP)で再度新規の機械カードが実装される。 それでも機械ネクロ(というよりネクロそのもの)が振るわなかったのだが、アディショナルカードの実装前、エンネアのローテ落ち最後の希望として上方修正が入る。 エンネアのコストが4になった。スタッツはその分下がっているが、先功4ターン目に召喚されたエンネア&マンマル1号のペアを除去するのは難しく、 さらに4ターン目で2人が除去されたとしても、このページの下に載せているスペル「絆の共振」で[[リアニメイト>リアニメイト(Shadowverse)]]することが可能。&footnote(ただしマンマル1号も4コストであるため、エンネアとどちらが出るかはランダム。ドラゴンバスター・イアンのトークンカードであるジェラシードラゴン・アデールを用いた除去が行われた場合は彼女をリアニメイトしてしまう危険性もある。) 格段に実用性が上がり、また後述するギガントスカルの上方修正もあり機械ネクロの立ち位置は大きく改善された。 エンネア自身のスペックが高くなったことで、エンネアは機械ネクロやダメージカット目的だけでなく、自然ネクロやハデスネクロなど別のデッキタイプでも採用されることになった。 この型の多さからの対戦時の予測し辛さも理由にあり、ネクロマンサークラスはアディショナル前に比べて大きく地位を上げることになった。 欠点は、環境トップの機械ヴァンパイアにエンネアと相性の悪いカードが複数存在すること、&bold(){機械ネクロのデッキの作成コストが異常に高いこと}である。 環境に出回っているデッキを作成するのに必要なレッドエーテルは大体40000〜65000個くらいであるのに対し、 &bold(){機械ネクロは安くても70000弱、編成次第では80000を超えるほどの個数のエーテルを使用することにすらなり得る。} テンポラリージェムを使用したり、構築済みデッキを購入したりして、少しでもコストダウンさせたいところ。 **相性の良いカード ・メカニカルゾンビ >コスト5 ネクロマンサー フォロワー シルバー 機械 >2/5 >突進 必殺 つかの間の幸福で場に出てから、相手フォロワー1体を確実に処理することができる。 手札に来た時が貧弱なので注意。 ・鳴動のギガントスカル &bold(){2020年5月21日アップデート以前} >コスト7 ネクロマンサー フォロワー レジェンド 機械 >6/6 >自分のターン終了時、お互いの「機械でないフォロワー」すべてに3ダメージ。 スタッツが大きく、機械ではない相手フォロワーを処理するのに一役買う。相手が機械デッキの場合、力を発揮できないのが難点。 エンネアが使える環境=他のクラスも機械カードをもらえている環境 であったので、このカードは評価されにくい状況にあった……&bold(){のだが、} &bold(){2020年5月21日アップデート以降} >コスト7 ネクロマンサー フォロワー レジェンド 機械 >6/6 >&bold(){自分のターン終了時、自分の場に他の機械・フォロワーがいるなら、相手のフォロワーすべてに4ダメージ。} >&bold(){いないなら、他のフォロワーすべてに4ダメージ。} ダメージ量が増えただけではなく、相手が機械でも全体ダメージが機能するようになった。 WUP環境で猛威を振るう機械ヴァンパイアデッキのキーカードの1枚、「夜明けの[[吸血鬼]]・ノイン」に対しても強気に出ることができる。 ・マシンエンジェル >コスト8 ニュートラル フォロワー ゴールド 機械 >6/6 >守護 >(つかの間の幸福で消化された場合は、ファンファーレやアクセラレートが発動しないため省略。) スタッツの大きい守護持ちフォロワーであり、これを無償で出すことができる。 上述の「鳴動のギガントスカル」も大型フォロワーのため、相手側が処理仕切れなかった場合はそのまま[[ゲーム]]エンドにも持ち込める。 また8コストのため、後述の「デッドメタルスター」のラストワードから蘇生することもできる。 ・大妖狐・ギンセツ >コスト9 ネクロマンサー フォロワー レジェンド >1/9 >アクセラレート 2; 一ツ尾狐1体を出す。 >アクセラレート 5; 一ツ尾狐3体を出す。 >---------- >自分の場に一ツ尾狐が出るたび、それは+1/+0されて、ドレイン を持つ。 >ファンファーレ 一ツ尾狐4体を出す。 ・一ツ尾狐 >コスト2 ネクロマンサー フォロワー レジェンド >1/3 >突進 >守護 >ラストワード 自分の大妖狐・ギンセツすべてを+2/+0する。 「妖怪ネクロ」のフィニッシャーでお馴染みの[[妖華世界の代表者>〇〇世界の代表者(shadowverse)]]。 9ターン目のこちらの「つかの間の幸福」を警戒して相手が展開した小型の守護持ちフォロワーを「一ツ尾狐」で処理しつつ、ドレイン効果で体力回復したり、 アクセラレートで「一ツ尾狐」を展開し、マンマル1号と共にエンネアを護らせたりと、機械フォロワーではないが役立つ場面が多い。 また、後述の「ナイトメアイーター」や「デッドメタルスター」等、ラストワード持ちフォロワーが多く採用されていることから、 「トート」の起動をサブプランに据えているタイプの機械ネクロには、ラストワード発動回数を稼ぐ目的でもこのカードが採用されることが多い。 ・モーターグレイブディガー >コスト2 ネクロマンサー フォロワー ゴールド 機械 >1/2 >能力によって場に出たとき、突進を持ち、+X/+Xする。Xは「自分の場の他の機械・フォロワーの数」である。 >必殺 >進化時 プロダクトマシーン4体を出す。 >必殺 必殺と進化時にプロダクトマシーンを展開する効果で、素出しでも大型フォロワー除去+展開効果が役立つが、 機械ネクロでは「つかの間の幸福」や「魂の共振」、「デッドメタルスター」等とこのカードを場に出せるカードが多いため、 特に前者二つでこのカードと共に機械フォロワーが多く展開できた場合は、上述の「メカニカルゾンビ」以上のスタッツになることも。 素出しでは貧弱なスタッツもあって進化権がないと必殺が活かせない場面もあるが、「つかの間の幸福」等とのシナジーも考慮され、 「メカニカルゾンビ」と代わる形でこのカードを採用する機械ネクロデッキが多い。 ・デッドメタルスター >コスト10 ネクロマンサー フォロワー レジェンド 機械 >5/5 >アクセラレート 3;プロダクトマシーン3体を出す。コスト9のアクセラレートを持たないデッドメタルスター1枚をデッキに加える。 > >疾走 >守護 >ラストワード リアニメイト 8 「つかの間の幸福」により呼び出せる疾走フォロワー。フィニッシャーにもなり得るカード。 またラストワードのリアニメイト8により、破壊された「マシンエンジェル」を再生させることもできるため、防御面でも役に立つ。 リアニメイト8やアクセラレート、10コストの疾走フォロワーであることを生かして機械ではないまた別のタイプのデッキでの採用も見受けられるがそれはまた別の話。 ・ナイトメアイーター >コスト ネクロマンサー フォロワー レジェンド 自然 >3/3 >突進 >ラストワード 「自分のリーダーを2回復。」「自分の墓場を+2する。」の中から、ランダムに1つの能力が働く。 >ファンファーレ 場が上限枚数になるまで「ネクロマンス 4;ナイトメアイーター1体を出す」をくり返す。 > >進化後 >突進 >ラストワード 「自分のリーダーを2回復。」「自分の墓場を+2する。」の中から、ランダムに1つの能力が働く。 %%果ての果てまで行進しそうな性能をしている%%WUPアディショナルカード。 機械ネクロマンサーデッキは墓地が溜まりやすい反面、有効なその墓地の使い道がなかった。 しかしこのカードの登場により、溜まりに溜まった墓地をしっかりと活用することができるようになった。 エンネアの天敵である「魔獣の女帝・ネレイア」への反撃もできる。 ・神託の大天使・ガブリエル >コスト3 ニュートラル フォロワー レジェンド >2/3 >守護 >ファンファーレ +X/+Xする。自分の他のフォロワー1体を+X/+Xする。Xは自分の残りPPの値である。自分の残りPPをすべて消費する。 このフォロワーをプレイした後の残りPPの分、盤面のフォロワーのステータスをバフする。 マンマル1号の強力なダメージカット性能は高スタッツになるほどより強力になるため、生き残ったマンマル1号をバフするのが効果的。確定除去能力以外で処理するのが困難な守護持ちフォロワーになる。 **リメイク シャドバ5周年を記念してリリースされたパック「リナセント・クロニクル」では、過去のストーリーキャラのカードのリメイクが登場した。 その中の一つで「創出の紫紺・エンネア」のカード名でこのキャラもリメイクされた。 ・創出の紫紺・エンネア >自分のターンごとに1回、自分がネクロマンス したとき、モーターグレイブディガー1体を出す。 >自分のターン終了時、プロダクトマシーン1体を出す。自分の残りEPが相手より多いなら、プロダクトマシーンではなくボーンドローンを出す。(進化可能でないターンの残りEPは0) >ファンファーレ エンハンス 9;デッドメタルスター1体と鳴動のギガントスカル1体を出す。 リメイク前とは異なり、多くの機械のネクロマンサー・フォロワーを展開できるようになった。 特に、1番目の効果であるモーターグレイブディガーを出す効果が非常に強力で非常に緩い条件で最低でも2/3の突進必殺を出すことができ、【機械ネクロ】では重要な「機械の破壊数稼ぎ」「連携((場にフォロワーが出た数を指すキーワード能力))数稼ぎ」「墓場稼ぎ」を担っている。 また、このカードと相性のいいカードとして ・ 鋼鉄の希望 >ネクロマンス 2;カードを1枚引く。 >エンハンス 7;「このバトル中に破壊された自分の機械・フォロワー」と同名のフォロワーを、コスト最大から順にコストが異なるように1体ずつ、場が上限枚数になるまで出す。 ・ マンマル2号 >守護 >これが受ける3以上のダメージは2になる。 >自分のターン終了時、自分の場に他の機械・フォロワーがいるなら、相手のリーダーに2ダメージ。自分のリーダーを2回復。 >ファンファーレ コスト3のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。 が追加された。 鋼鉄の希望は、エンネアの効果を起動できるネクロマンスを持つ1コストのスペルであり、合計4コストで強力な動きが可能。 さらに、マンマル2号はデッキ内の3コストを出すという、名指しこそされていないもののデッキ内の3コストのフォロワーをエンネアに絞ることで確定で出すことが可能なため、実質専用サポートとなっている。 また、既存のカードで相性のいいものとして ・ ボーンフリーク >ラストワード ネクロマンス 1; スケルトン1体を出す。 >ファンファーレ エンハンス 6; スカルギガントに変身する。 があり、ボーンフリークは自身が破壊された分の墓場でネクロマンスが起動できるため、実質ネクロマンス0で機能し、3ターン目に生き残っていればエンネアと組み合わせて強力な盤面を相手に押し付けることが可能。 また、エンネアが破壊されたとしても ・ 輪廻の強制 >場のフォロワー1体を破壊する。 >自分と相手はリアニメイト 3 輪廻の強制によって何度も使いまわすことが可能。 さらに、このカードの破壊の対象は自分のフォロワーではなく相手のフォロワーも選べるため、相手の厄介なフォロワーを自分のエンネアに変換するという動きができ、これまた相性のいいカードとなっている。 **メインストーリーでのエンネア、マンマル1号 エンネアはベルフォメットの手で創り出された、心を持つ最後の機械。 彼女は強力な「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>という様々な機械を創り出す能力を搭載されており、ベルフォメットの自信作……だったのだが、 心優しいエンネアはその能力を争いに使うことはなく、自分の遊び相手を生み出す以外に使うことはなかった、そのことでベルフォメットを激しく失望させてしまった。 これによりベルフォメットから容赦なく罵声を浴びせられてしまったため、人見知りで自己肯定感に欠ける性格になってしまっている。 そしてベルフォメットは&font(#b0c4de){「心を持つ機械は使い物にならない」}と、エンネアを排除するように機械兵に命令した。自分の存在意義を見出せず、抵抗すらできなかったエンネアだったが…… &font(blue){「させません……!彼女は私たちの妹なのですから!」} &font(#dc143c){「こんな小さな子にどうしてそんな乱暴ができるのか。全く理解に苦しむが、君も理解を求めてはいないだろう。ので、消えてくれ」} そこにモノとテトラが駆けつけ、救出される。この時、モノから言われた「家族」という言葉に、ようやくエンネアは自分自身の存在する意味を知ったのだった。 モノとテトラに救出されてから、初めは姉たちとともにいたものの、その後は自分の能力で生み出したマンマル1号とたった2人で、スクラップ置き場の中で過ごすことになった。 以降、自分を助け出した姉2人と別れて頑なに会おうとしない。エンネアは別に2人のことを悪く思っていない、むしろ好きなのだが……。 マンマル1号は「創造ノ九」によって創り出された心を持つ機械。エンネアのことを想っており、いつも一緒に遊んだり変な顔をしたりしてエンネアを喜ばせている。 ルナからは動くたびにガシャガシャ言うことから、「ガシャガシャ」と呼ばれている。 ネクロマンサーのフォロワーということから分かる通り、作中では[[ルナ>ルナ(shadowverse)]]と接することが多い。 テトラを救援するために鋼鉄の世界『アイアロン』へ渡ったルナはまた仲間とバラバラになってしまう。 闇雲に街を歩くルナだったが、前方にキラキラ光る謎の物質を発見、ルナはそれに近づく。その時、巡回する機械歩兵に目をつけられてルナは訳も分からないまま攻撃される。 &font(#800080){「やめてって言ってるでしょっ!」} ルナは反撃するが、それが理由で次々と警戒用の機械歩兵が集まってくる。機械歩兵がルナに攻撃しようとした時…… &font(#b8860b){「危なイ!」} &font(#b8860b){「へーきだヨ!ボク、頑丈なのト、変なカオできるのが取り柄だカラ!ねぇ君、だいじょうブ?ケガしてなイ?」} ルナを庇ったのは喋るまん丸な機械、マンマル1号だった。ルナはマンマル1号に連れられて、安全なところにまで[[逃げる]]のだった。 安全なところに着き、マンマル1号は[[自己紹介]]をするが…… &font(#800080){「……ルナはルナだよ。まんまるって……変な名前。」} &font(#b8860b){「ガーン……!?そ、そうかナ?エンネアがつけてくれたカラ、好きな名前なんだケド……。」} というのも、ルナはマンマル1号が動くたびにガシャガシャ言うことが気になっていた。 アレスター王国やイズニア国には機械と呼べるものが存在していなかったことから、機械を見るのは初めてであったのだ。&footnote(厳密に言えば1人、機械の青年と会っているがルナは彼を機械とは知らない。一応マンマル1号やモノを見た時どことなく彼と似ていると感じているが) ルナはマンマル1号の提案に乗りってエンネアと会うことにした。 その後、エンネアの元に到着した2人だったが、 &font(#ba55d3){「……マンマル?……っ!?」} エンネアはルナを見るとその場から逃げ出してしまった。マンマル1号はそんなエンネアを追ってルナの元を離れてしまい、ルナは再び独りになってしまう。 そんなルナの元にモノが現れる。難解かつ独特な喋り方のモノにルナは困惑しながらも、マンマル1号を探すために共に行動することになる。 ルナとモノは、スクラップ置き場にいるエンネアとマンマル1号を発見する。ルナはモノに言われ、少し遠くから2人の様子を眺めることにした。 &font(#ba55d3){「わたし……あの子のこと、勝手に、怖がって……悪いこと、しました……。」} &font(#b8860b){「アワワワ……エンネア、元気だしテ!そうダ、ボクと一緒に遊ぼウ?ねッ、楽しいヨ!」} その後、マンマル1号がかくれんぼを提案するとエンネアはそれに賛成、 &font(#b8860b){「ボク、たくさン探すヨ!だからエンネアも、たくさン隠しテ!」} &font(#ba55d3){「うん。たくさん……創ります、ね。」} エンネアはそう言うと自身の能力である「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>を発動、かくれんぼの遊び相手を創り出すのだった。それを見たモノとルナはエンネアに近寄る。 ルナを見て、マンマル1号の後ろに隠れてしまうエンネアだったが、モノは &font(#dc143c){「ルナはとても良い子だよ。君の友達になってくれるだろう。」} とエンネアに伝えるも、 &font(#dc143c){「――エンネアもワタシがいることは望まないだろう。では息災で。何かあったら呼んでくれよ。」} と言い、その場を去っていった。困惑するマンマル1号だったが、エンネアと共にジャンクパーツで山を作り、トンネルを掘る遊びをしていたことをルナに伝え、エンネアとの遊びを再開させる。 なかなか山を作れないエンネアだったが、トンネルを作る遊びをしたことのあるルナがエンネアにアドバイスをすることで山が出来上がった。 そして3人が力を合わせてトンネルを完成させた。ルナとエンネアは他にも様々な遊びを一緒に行い、少しずつ距離を縮めていく。 その後、巡回している機械歩兵に見つかり戦いになってしまうが、ルナが応戦して撃破する。エンネアはそのルナの強さを姉たちみたいだと評し、ルナにモノとテトラの話をする。 エンネアは2人の姉のことが好きで、とても頼りにしている。しかしルナはエンネアが2人と一緒にいないことを不思議に思う。 エンネアは&font(#ba55d3){「2人のそばに自分がいると邪魔になってしまう」}と返すのだが、ルナは腑に落ちなかった。 &font(#800080){「会えるのに会いに行かないなんて、変だよ!言ってること、全然わかんない!」} &font(#ba55d3){「ごめんなさい……でも、だめ、なんです……!」} ルナは姉たちと会おうとしないエンネアと考えが合わず、その場を去ってしまう。 そして、自分を心配して追いかけてきたマンマル1号にモノとテトラの居場所を聞いたルナは、エンネアについて話を聞くことに。 すると、モノとテトラはどちらも、エンネアを大事に思っており、大好きなのだと答えた。 さらにテトラからは、エンネアが頑なに姉たちと会おうとしない理由を聞くことになる。 ベルフォメットに虐げられた過去から自分自身に自信が持てないエンネアは、自分を守りながら戦い、そして傷つく姉たちを見ていられなくなったのだ。 「役に立てない自分が姉たちと一緒にいることで、姉たちを苦しめることになるのではないか」。エンネアはそういう想いから、あえて姉たちと離れて過ごすようになってしまったのだった。 一方のルナはエンネアを羨ましがっていた。 「大好きな家族が生きていて、会うことが出来るなら、いっぱい会っていっぱい好きだと伝えて欲しい」 これが、ある日突然「大好きな家族」を奪われ、会うことも好きだと伝えることも出来なくなった過去を持つルナの素直な想いであった。 ルナはエンネアの元に帰り、再会したエンネアに自分の過去、そして親の魂を現世に縛っていること、パパとママと一緒にいることで2人を苦しめていることを話す。 そして仲直りしたルナは自分の両親との思い出を話すのだったが、その中にダンスパーティの話があった。 貴族の生まれであるルナは家族と共にダンスパーティに行っており、キラキラに装飾された部屋で行われていたそのパーティが一番の思い出として残っていたのだった。 エンネアやマンマル1号はそういったものを見たことがなく、ルナは2人にキラキラを見せようと、その場を去るのだった。 マンマル1号はルナを追いかけるのだが、1人残されたエンネアは、 &font(#ba55d3){「……このままで、いいのかな。」} と自分がスクラップ置き場で何かできることはないかと考えだすのだった。 ルナは、アイアロンにたどり着いてすぐに見かけたキラキラ光る謎の物質を持って帰ることを考えていた。 しかしマンマル1号はそれを魔石だと知っており、機械歩兵たちにより厳重に管理されていることを話す。ルナはそれを聞いた上でエンネアのために魔石を取りに行くと決める。 ルナは前にいた世界「イズニア国」で、両親について罪悪感に苛まれていたところを[[ニコラ>ニコラ(shadowverse)]]と[[マーロン>マーロン(shadowverse)]]に助けてもらった。 この2人がルナにとって大きな心の支えになっており、魔石を持って帰ることについても、 &font(#800080){「だからルナが、あの子のおにいさんとおじさんになってあげたいの。」} とルナがエンネアの心の支えになるためであった。一方のマンマル1号も &font(#b8860b){「そりゃあボクは戦うのっテ苦手だシ、勇気モ……えっト、実ハあんまリないけド……。でモ……ボクもエンネアに笑顔になって欲シイ!もちろん、ルナにモ!」} と答える。マンマル1号が囮になっている間にルナが魔石を回収し、魔石を持って帰ることに成功した。マンマル1号は、ルナがエンネアを笑顔にして、寂しくなくしてくれたことを感謝する。 2人は拠点に戻ったものの、そこにエンネアの姿はなかった。ルナとマンマル1号はスクラップ置き場を飾りつけするのだった。 エンネアが戻ってくると、スクラップ置き場はキラキラとした部屋のようになっていた。それを見て感激したエンネアは、「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>の構えに入る。 彼女は自分のために色んなことをしてくれるルナとマンマル1号のために、スクラップ置き場から少し離れた場所で練習していたのだ。 &font(#ba55d3){「大丈夫です……!今、見せます……ルナがわたしにくれたものを……!」} 次の瞬間、機械でできたたくさんの人形が現れ、その場が一気に賑やかになった。これが、ルナの話してくれたダンスパーティ……感激したルナは、エンネアと共にダンスをすることにしたのだった。 いっぱい踊った3人はさらに距離を縮めた。そしてエンネアはずっと自信が持てず、何もできなかった自分を変えてくれたルナに、 &font(#ba55d3){「わ、わたし。だめって……不良品、って……言われて。役に、立てない……お返し、できない……ずっとそう思って……ひとりで、ここにいました。」} &font(#ba55d3){「でも、もしかしたら……ルナと一緒にいれたら……わたし……もしかしたら……」} こう伝えるのだった。ルナは &font(#800080){「ルナ、一緒にいるよ!だってルナとエンネア……ちょっとだけ同じだもん。」} と快諾、エンネアとガシャガシャはこうしてルナのお友だち2号、3号になった。 そしてエンネアは姉たちに会いに行くと決意を固め、テトラの元に行くのだった。 一方のテトラもイザベルやユアンの言葉により反乱を決意。ルナ、エンネア、マンマル1号の3人も反乱に加勢するのだった。 #region(以下、ネタバレ注意) テトラ率いるレジスタンスは、ベルフォメットが率いる機械歩兵の大軍に太刀打ちするためにも、まずは機械歩兵の製造所を破壊することを第一目標とすることになった。 3つある製造所を破壊すべく役割を分担、ルナとエンネアは後天的に心を持った機械たちと共に行動することになる。一方でマンマル1号は拠点に残る仲間を守ることを命じられる。 マンマル1号は、 &font(#b8860b){「エンネア……ルナ……気を付けてネ!危なくなったラ、助けにいくかラ!約束だヨ!」} と伝え、その場に残るのだった。 その後、エンネアとルナは共に機械歩兵製造所を攻めようとするのだが、突然エンネアが動揺しだす。 &font(#ba55d3){「来ます……来る……『姉さまたち』が……!」} &bold(){&color(green,black){「――目標確認」}} 目の前に現れたのはモノとテトラではなく、巨大な機械歩兵だったーー。 &bold(){&color(green,black){「システムを戦闘モードに移行。破壊杖・クトラジャ、起動します。」}} そうモノ、テトラ、エンネアの名前の元を考えれば分かる通り、この3人以外にも心を持つ機械としてベルフォメットにより生み出された姉妹が6人いた。 その6人はベルフォメットによって破壊されていたのだが、あろうことかベルフォメットは&font(red){その6人を3つの超大型機械歩兵、女神<<エリネイス>>として改造して造り出したのだ。} 女神<<エリネイス>>になってしまった姉妹たちにはもう心も意識もなく、ただ目標の排除を行うためだけに動くようになってしまっている。 また、&bold(){あえて彼女らが改造された後の姿であると分かるように信号を残して、機械の姉妹たちを精神的に追い詰めるように出来上がっている。} ルナとエンネアの前に現れたのは、次女のジーと三女のトリを改造して生み出された女神「アレークト」。破壊杖・クトラジャにより、機械歩兵の能力をハッキング、出力を限界突破させた攻撃を行わせる。 妹であるエンネアの呼びかけも届かず、心を持つ機械たちも次々と倒されてしまう。ルナはエンネアと共に、アレークトが持つ破壊杖・クトラジャを破壊するのを目標に交戦するのだった。 このカードバトル、相手のアレークトは専用のスペルを使用する。 ・破壊杖・クトラジャ >0コスト スペル ネメシス レジェンド 機械 >自分のフォロワー1体を+2/+2する。そのフォロワーは「ラストワード お互いのフォロワーすべてに2ダメージ」を持つ。 この効果によりこちらのフォロワーの横展開が難しく盤面にフォロワー残すのが難しい難敵となる。しかしエンネアが力を貸してくれる。 #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「ルナは傷つけさせません!」}}} ・ルナの友だち・エンネア >3コスト フォロワー ネクロマンサー レジェンド 機械 >1/1 >このフォロワーへのダメージは0になる。 >このフォロワーは、他のカードの能力(攻撃力/体力への能力は除く)を受けない。 >自分のターン終了時、「この自分のターン数」より低いコストでコスト最大のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。 >3/3 山札からフォロワーを引っ張り出し、盤面を強化してくれる。 ただ、呼び出されたカードのファンファーレ効果や疾走突進といった効果は発動しないために、腐ってしまうフォロワーを呼んでしまう可能性もあるが、 上手くこの効果を生かして相手のターンを乗り切ることが必要とされる。 また、クトラジャの効果は敵のフォロワーも巻き込むため、相手の場のフォロワーをどう処理するかがポイントとなる。 このカードバトルの後もアレークトには余力があり、彼女はクトラジャの力を完全解放する。機械歩兵の出力が500%、そして1000%まで上昇しルナとエンネアを激しく追い詰める。 激しい機械歩兵の攻撃に限界を迎えるルナとエンネアだったが、機械歩兵の攻撃は止まず絶体絶命の状況に…… &bold(){&color(green,black){「――総攻撃<<フルファイア>>」}} &font(#800080){&bold(){「だめえええええええっ!」}} &bold(){&font(#b8860b){「……危なク、なったラ、助けに行くっテ。約束……しタ、でショ……。エンネアの信号、危なイって……点滅してたかラ……来てよかった、ナ……。」}} 2人を庇ったのは&font(red){拠点に残ったはずのマンマル1号だった。} エンネアの危機を知り助けに入ったのだが、頑丈な彼でも限界突破した機械歩兵の攻撃は致命傷で、表情を映すモニターが壊れていた……。 &font(#ba55d3){「こんなの……!こんなの……なんで……」} &font(#b8860b){「ボク、頑丈だっテ……知ってるでショ……そ……そんな顔しないデ……笑ッテ……。ボクがヘンな顔……して、あげーー」} 機械歩兵の無慈悲な攻撃に、マンマル1号は散っていった……。 &font(#800080){「嫌だよ……だって……壊れないって……約束したのに……。」} &font(#ba55d3){「どうして……姉さま……どうして……こんな……」} 悲しみに暮れる2人だったが、 &font(#800080){「ガシャガシャは……ルナの……」}&font(#ba55d3){「マンマル1号は……わたしの……わたしの大切な……」} &bold(){&font(#800080){「「友だちだっ}&font(#ba55d3){たのにっ!」」}} 同時にアレークトは2人の激しい怒りを買う。 &font(#800080){「許さない……許さないから……!あなたはルナの敵だよ……!」} &font(#ba55d3){「もうあなたは姉さまじゃない……あなたはわたしの敵です……!」} ルナの怒りの連撃でアレークトがついに装甲がついに損傷、離脱を試みるアレークトだったが、エンネアが「創造の九」<<ジェネレイト・ナイン>>で心を持つ機械を作り出し、完全包囲する。そして &font(#800080){「パパ!ママ!」}&font(#ba55d3){「皆さん!」} &bold(){&font(#800080){「「お願い!あれ}&font(#ba55d3){を壊してっ!」」}} &bold(){&color(green,black){「損傷、拡大。外部装甲、破損。排除行動、継続、出来まーーせーー」}} 総攻撃により、アレークトを撃破するのだった。 苦戦の末にアレークトは撃破できたものの、マンマル1号はもう戻ってこない。 &font(#ba55d3){「ごめんね……!ごめんねぇ……!わたしが……!わたしがもっと……!もっと、ちゃんとしてれば……!マンマル1号は……壊れなかったのに……!」} 自分を責めるエンネアにルナが寄り添う。 &font(#800080){「泣いて……いいよ……ルナも……エンネアが泣くと……泣きたくなっちゃうけれど……でも、ルナ……我慢するから……だから、だから……。」} &font(#800080){「ルナの分まで……泣いて。いいよ……。」} &font(#ba55d3){「……う、うぅ。ぅわぁぁん……うわぁぁあぁぁん!」} エンネアは1人じゃない、ルナもいる。みんなもいる……ルナは泣き崩れるエンネアを抱きしめながらそう伝えるのだった……。 その後、製造所を破壊して中央タワーで仲間たちと合流。エンネアはモノとテトラと共にルナ、[[イザベル>イザベル(shadowverse)]]、[[ユリアス>ユリアス(Shadowverse)]]、[[ユアン>ユアン(shadowverse)]]を先に行かせるため、その場の機械歩兵と交戦する。 対ベルフォメット戦の前後会話はどのクラスでベルフォメットと戦うかで変化する。ネクロマンサーを選択すると、ルナとエンネアが中心となる。 戦闘後、ルナの元にエンネアが駆けつけてベルフォメットを追い詰めるが、ベルフォメットはヤケになり、<<管理者>>粛清のネルヴァを呼び出す。 ネルヴァはベルフォメットの力を受け入れ、ベルフォメットにとあることを委ねる…… と機械反乱編はここで終わっている。 ちなみに、アイアロンでない世界に飛ばされた[[残>アリサ(shadowverse)]][[り>エリカ(shadowverse)]][[4>ローウェン(shadowverse)]][[人>イリス(Shadowverse)]]を扱う自然鎮魂編では、マンマル1号に非常に似ている物体が登場しており、 アイアロンと自然鎮魂編の舞台であるナテラの繋がりが示唆されている。 #endregion #region(天地侵略編) ネルヴァの力を得たベルフォメットはアイアロンを離れ、大自然の世界「ナテラ」の侵略を開始する。 アイアロンには置き土産として機械歩兵を大量に残しており、エンネアやルナを含むアイアロン勢はその処理に追われる。 その後その処理が終わってから、ユアンの力を借りてナテラに到着。ルナとエンネアは[[イリス>イリス(Shadowverse)]]と、ベルフォメットが蘇えらせた女神<<エリネイス>>アレークトの前に現れる。 イリスは[[ベイリオン>王たる光・ベイリオン(shadowverse)]]に言われた通りナテラの過去を解き明かしており、ベルフォメットの蘇らせた機械を停止させるには、上述の余談にある「マンマル1号に非常に似ている像」を起動させ、その像が持つ『鍵の杖』が必要があると知っていた。 しかし彼女はその像の元まで到着できたはいいものの、像の起動のさせ方が分からず、アレークトに追いつかれてしまっていた。 ルナとエンネアはイリスとともにアレークトと戦うが、イリスはアレークトを止める方法としてルナに像のことを話す。 &font(#f1c232){「……あの『像』を起動し、『鍵の杖』を用いれば……すべての敵を停止させることができるはずです。」} ルナとエンネアは像に近づく。 &font(#800080){「ガシャガシャだ……!ガシャガシャ、なんで……!?」} &font(#ba55d3){「似てます……すごく……。……この世界の、マンマル……?」} その時、アレークトが攻撃目標をその像に切り替える。2人はこの像を守ろうとするが、アレークトの攻撃は強力になっていく。ルナはアレークトを止めるため1人飛び出した。 &font(#800080){「ガシャガシャのこと知らないくせに。知らないんだ……!知らないからひどいことばっかり!」} &bold(){&font(#800080){「ガシャガシャは優しいんだよ!ガシャガシャは硬いんだよ!ガシャガシャが好きなの!ガシャガシャは笑わせてくれるの!」}} &bold(){&font(#800080){「ガシャガシャはルナのお友だちなの……ずっとずっとずっと!ずっとお友だちなんだよっ!!!!」}}&footnote(ここでルナのイラストが新規のものに変化する。) アレークトは激情をぶつけるルナに向かって攻撃する……が、 &font(#800080){「……え?」} #center(){ &font(#b8860b){&sizex(4){「そんな顔しないデ、笑ッテ!知ってるでショ!ボク、頑丈だカラ!」}} } &font(red){&bold(){マンマル1号によく似た像がマンマル1号として蘇り、ルナを攻撃から庇ったのだ。}} &bold(){&font(#b8860b){「ただイマ!ボク、帰ってきたみタイ!」}} ルナとエンネアはガシャガシャとの思わぬ再会に涙するのだった……。ちなみにナテラの像ボディの彼は「マンマル2号」ということになっているため、以下マンマル2号もしくはガシャガシャと記述する。%%あれっ、ハルクドラゴニュート……%% 一方でイリスが鍵の杖を手に取りその杖の力を解放させる%%と同時に若返る%%。&footnote(ルナと同じく、新規イラストになる。) ベルフォメットが蘇らせた機械たちは機能を停止させ、眠りについた。エンネアは元々は姉であるアレークトに別れを告げるのだった。 これで一件落着……ではなくベルフォメットはとうとうナテラを司る存在である「母なる君」の力を完全に支配し、ナテラを完全に掌握しようとしていた。 ルナとイリスはベルフォメットの元へ急ぎ、エンネアは合流した姉たちやナテラの王のベイリオン、その弟のヴァイディとともに[[アリサ>アリサ(shadowverse)]]たち一行をベルフォメットの元へ行かせるためのサポートに徹した。 その後、アリサやユアンたちの諦めない心により、ベルフォメットの撃破に成功、ナテラの崩壊は免れた。 ルナはアリサたちとともに次の世界に旅立つため、友だちになったエンネアとマンマル2号ともお別れの時が来ようとしていた。 寂しさを紛らわせるためにも、3人は走り回って遊んでいたが、一方でそれを見ていたテトラはマンマル1号が蘇った理由を考えていた。 そんなテトラを見てイリスは、自分の推測を語る。 &font(#f1c232){「……これは、私の推測ですが。おそらくは、ルナさんの力のおかげだと思います。」} &font(#f1c232){「ルナさんは、類まれな死霊術の才能を持っています。その力は強大で、己では制御できないほど。」} &font(#f1c232){「マンマルさんが壊されてしまった時……ルナさんは偶然、死霊術の力を発揮したのでしょう。その時に、マンマルさんの魂を回収し……」} &font(#f1c232){「この世界に来て、あの体に定着させた。……だから、彼は動き出した。」} とても信じられるものではないかもしれないけれども、機械にも心があり魂はある……イリスはそうテトラに伝えるのだった。 ……もしかしたら[[イズニアでの一件もそうだったのかもしれない>ニコラ(shadowverse)]] そしてルナは次の世界に旅立ち、エンネアとマンマル2号はアイアロンに戻れないこともあり、姉たちとともにナテラに残った。 ベルフォメットの侵攻だったため、ナテラでも機械のジャンクパーツを回収することはできるようであり、自身の不調もある程度は修復ができる他、テトラはジャンクパーツを使ってアイアロンとの転移装置を作ることを次の目標としていた。 これで機械反乱編から始まった物語は一先ず完結である。 #endregion #region(期間限定ストーリー 自然再生編) その後ナテラに住むことになったエンネアだが、ラティカやミストリナとは仲良くなっている様子。 またミストリナの父であるベイリオンだけでなく、弟のヴァイディのこともどういう訳か「父さま」と呼んでおり懐いているようだ。&footnote(ヴァイディとエンネアには奇しくも自己肯定感の極端な低さや、大好きな兄or姉の元を自ら立ち去ったなど共通点があり、そこにシンパシーを感じたのかもしれない) マンマル2号の方もムニャールと仲良くやっている様子。モスコの実が好きなようだ。 #endregion **リーダースキン 3周年の誰がリーダースキンとして実装されるかを決める[[人気投票]]で、エンネアはネクロマンサー部門の1位を獲得した。 そしてWUPのアディショナルカードととして、リーダースキンが実装された。 第16弾カードパック「ナテラ崩壊」カードパックから低確率で排出される。((第17弾カードパック「運命の神々」のリリースまで行われていた「ナテラ崩壊 アディショナルカードパック」では通常よりもわずかに高い確率で彼女のリーダースキンが排出されていた。)) &bold(){エモート} 挨拶:えっと、あの……。 感謝:あ、ありがとうございます……。 謝罪:ひどいことしました… 称賛:わぁ……! 驚愕:どうして…? 困惑:どうすれば… [[決め台詞]] :この心がきっと力に…! &bold(){ボイス} 進化:ジェネレイト・ナイン……! → やってみるしか……! → 終わらせます……! 勝利時:か、勝てたんですか……? 敗北時:わたし、負けちゃいました… リタイア:やっぱり、わたしじゃ…… **その他関連カード WUPでは、メインストーリーのキャラが描かれたスペルが全クラスに実装されている。 ネクロマンサークラスには、ルナとエンネアが描かれているスペル「絆の共振」が存在する。 #center(){ &font(#800080){&sizex(5){「ルナだって……!」}} } #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「行きます……」}} } ・絆の共振 >登場カードパック ナテラ崩壊 >コスト5 ネクロマンサー スペル ゴールド >・ルナの本気 >・エンネアの献身 >このコストと同じだけ自分のPPを消費して、チョイスしたカードとしてプレイする。 >ネクロマンス 4;チョイスではなく、リアニメイト 4、リアニメイト 2、リアニメイト 1、自分のリーダーを4回復。つかの間の幸福1枚を手札に加える。 ・ルナの本気 >コスト0 ネクロマンサー スペル ゴールド >リアニメイト 4、リアニメイト 2、リアニメイト 1。 ・エンネアの献身 >コスト0 ネクロマンサー スペル ゴールド >自分のリーダーを4回復。つかの間の幸福1枚を手札に加える。 ルナの本気はうまくそれぞれのコストのフォロワーを再生させることができれば強力な盤面を築き上げることができる。 上方修正により、リアニメイト対象にエンネアやマンマル1号も含まれるようになったため、特にエンネアと「モーターグレイブディガー」等が一緒にリアニメイト出来ると、 それなりにスタッツの高い必殺持ちフォロワーと処理しづらいマンマル1号が並ぶという、相手にとって厄介な盤面をこのカード1枚で展開することが可能。 エンネアの献身は回復もありがたいが、加えてダメージカットに有用な「つかの間の幸福」も加えられる。相手の猛攻を耐えるのに一役買うかもしれない。 %%まあネクロマンス4は条件としては緩いため、意図せず両方の能力を発動させてしまうことが多いだろうが。%% また第21弾「リナセント・クロニクル」でマンマルとともにリメイクされた。 #center(){ &font(#ba55d3){&sizex(5){「生まれたことには、意味があるから!」}} } ・創出の紫紺・エンネア >登場カードパック リナセント・クロニクル >3コスト フォロワー ネクロマンサー  レジェンド 機械 >2/2 >自分のターンごとに1回、自分がネクロマンスしたとき、モーターグレイブディガー1体を出す。 >自分のターン終了時、プロダクトマシーン1体を出す。自分の残りEPが相手より多いなら、プロダクトマシーンではなくボーンドローンを出す。(進化可能でないターンの残りEPは0) >ファンファーレ エンハンス9; デッドメタルスター1体と鳴動のギガントスカル1体を出す。 盤面に機械フォロワーをとにかく展開する能力。機械ネクロマンサーの新たな格となるカードであり、リアニメイト;3のカードにより盤面に戻ってきたり、後述するマンマル2号のファンファーレにより盤面に現れたりなど、とにかく出てくる。何度でも出てくる。 #center(){ &font(#b8860b){&sizex(5){「ナンでモ言ッテ!ボク、頑張ル!」}} } ・マンマル2号 >登場カードパック リナセント・クロニクル >5コスト フォロワー ネクロマンサー ゴールド  機械 >3/3 >守護 >これが受ける3以上のダメージは2になる。 >自分のターン終了時、自分の場に他の機械・フォロワーがいるなら、相手のリーダーに2ダメージ。自分のリーダーを2回復。 >ファンファーレ コスト3のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す。 上述のエンネアと相性の良い機械フォロワー。ダメージカット持ちの守護という特徴はリメイク前から続投。 エンネアだけでなく「常闇の花嫁・セレス」を軸にするデッキとも相性がいい。 &font(#ba55d3){「でも、もしかしたら……wiki籠りさんが追記・修正してくれたら……わたし……もしかしたら……。」} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 他のキャラも作るつもりなのか知らんけど、既に[[機械(Shadowverse)]]ってのがあるから、そっちとちゃんと相互リンクしてほしい。 -- 名無しさん (2019-10-14 12:04:19) #comment #areaedit(end) }

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