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SCP-3949

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&font(#6495ED){登録日}:2019/11/09 (土曜日) 08:04:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){顔も世代も文化的背景もわからない相手に優しくする義務なんて、ネットにはないのさ。}} SCP-3949はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]である。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は&color(gold){&bold(){Euclid}}からの&font(gray,b){Neutralized}。 *特別収容プロトコル ここからでも特に分かりづらい点はないため、こちらから説明する。 財団のウェブクローラが色々なソーシャルメディアを監視しており、「Penumbra W.A.V.E.」およびそのキャラクターに言及する投稿を[[フラグ]]付けしている。 当該の投稿はただちに機動部隊オミクロン-5("&font(b){真のファン}")に報告される。 機動部隊はそれがSCP-3949によるものかを判断し、もしそうならSCP-3949の削除までそれに反応する。 以上。ウェブ上に現れて財団がそれを探しているタイプなら、発見次第の削除がよくあるタイプ。 しかしコイツに対しては消すのではなく、&font(b){付き合ってやる}のがプロトコルになっている。というより、消すのは向こうが勝手にやってくれるらしい。 どういうことなのか、性質を見てみよう。 *概要 SCP-3949は色々なウェブサイトやフォーラムや掲示板に存在するアカウント群であり、どうやら全て同一の存在によって作られたもののようだ。 SCP-3949の活動は、&font(b){存在しない}アニメである「Penumbra W.A.V.E.」やそのファン・コミュニティについてが中心である。 存在しないので基本的に何を言ってるのかよく分からないが、SCP-3949の投稿からアニメの内容を推測することはできている。 それによるとPenumbra W.A.V.E.はSFアニメであり、第4シーズンまで放送されたがその後は不定期に休止しているとのこと。 この時点ならまあ強めの幻覚を見ている[[オタク]]のアカウントだな、で済むがもちろんそうはいかない。 その異常性はSCP-3949の投稿を見たときに約2%の低確率で発生する。 異常性を被った人はPenumbra W.A.V.E.は本当に存在し、少なくともいずれか1話は見たと思うようになってしまう。幻覚を感染させられるわけだ。しかも作品内容の記憶はどんな人においてもほとんど一貫していて、おそらく財団はここからもPenumbra W.A.V.E.という架空の架空作品がどういうものかを学んでいると思われる。 ついでに、SCP-3949の中の人は何者なのかはわかっていないし、見つけることもできなかった。しかしどういう人なのかは、ある程度分かっている。 特筆すべきことに、中の人の性格は&font(blue,b){非常に憶病}と言える。 普通に話している分には問題ないのだろうが、自身の投稿へのネガティブな反応には数回だけ反応したのち&font(b){アカウント・全投稿を削除する}。 おそらく、相手に罪悪感を与えたいのだろう。そして9~72日の期間を開けて、別の名前で新しいアカウントが建てられる。 アカウントが消えている間、前述の感染した幻覚は消える。しかしアカウントが復活すると記憶も復活するようだ。 要は、架空の物語の話題を垂れ流し続け、ケチをつけられると垢消ししてはほとぼりが醒めるころに復活する、財団からしたら&font(b){絶妙にショボい異常性を伴ったクッソめんどくさいヤツ}である。後述するが、ネガティブな反応というのは別に誹謗中傷とかではなく、単純に&font(b){SCP-3949側に否がある}ことによって寄せられたものが多い。 何がどうなって存在しないアニメを見て、その幻覚を他人に伝染させる能力を得たのかは分からないが、ネットユーザーとしてもその作品の[[オタク]]としても初級者であることは疑いようもないだろう。 *インシデントログ 実験とか遭遇記録ではなく、インシデントの記録である。すなわち、&font(b){SCP-3949の垢消しの記録}と言えよう。 機動部隊は「SCP-3949の削除までそれに反応する」ことが職務になっている。異常性はアカウントが存在している間他人に架空アニメの存在を信じさせることなので、その期間をできるだけ短くするためにも、結果的にはSCP-3949を責めることになる。 悪い言い方をすればネット上でオブジェクトをいじめるのが仕事の機動部隊というのもそうないだろう…しかもその名前が"&font(b){真のファン}"だというのもキツい。実際の所はEN元記事のディスカッションにあった言葉を借りるが、庭に侵入する鳩を追い払い続けるようなものなのだが。 SCP-3949に隙がないならもっと強硬な手段を取ったかもしれないが、残念と言うか幸いと言うかそうではなかった。 &font(b){・インシデント014} SCP-3949が投稿したのは一枚のデジタル絵。キャラクター二人が抱き合っているものだった。 "真のファン"隊員「こっちのキャラの肌の色が違うぞ」 割と致命的なミスではないだろうか…?絵まで描けるのに、自分の過去の発言からしか作品内容を知らない相手に突っ込まれるポイントとしては重篤である。 &font(b){・インシデント057} 投稿されたのは18章にも及ぶ二次創作小説。一部ストーリーに変更が加えられているほか、マイナーキャラ2名の恋愛要素が追加されている。 "真のファン"隊員「原作にこの二人の恋愛要素は全くなかったんだが。全体的に会話や文章がアレだし、王のキャラが全然違う」 むしろSCP-3949よりこっちの方がPenumbra W.A.V.E.に詳しくなっている。 &font(b){・インシデント066} 投稿されたのは架空の場面を描いた絵。あるキャラが敗北した敵の上で「ストームソード」を振り回している。 "真のファン"隊員「ここまでの戦闘シーンからしてこの敵が負けるはずがないし、このキャラはこの時点ではストームソードを使えないはずだぞ」 まあif展開を描いてる側からしたら「うるせーオレの中ではこうなんだよ」というのが二次創作と言うものだが、SCP-3949がそういう感じで描いたのか単ににわかを晒しただけなのかは不明。どちらにせよ機動部隊はケチをつけるのが仕事なのでこう言うしかないのだが… &font(b){・インシデント089} 投稿されたのはいわゆるMAD動画で、シーズン1第9話の戦闘シーンにアメリカのバンドFireflightの存在しない曲”My Angel”を合わせたものだった。 "真のファン"隊員「この歌を合わせるなら後のシーズンによりいいシーンがあると思うけど」 存在しないアニメに存在しない曲を合わせたMAD動画ですら作者より高い理解度を示す。まさに真のファンである。&font(b){SCP-3949ではなくPenumbra W.A.V.E.の。} &font(b){・インシデント119} 投稿されたのは、長い文章だった。 SCP-3949の中の人の個人的な生活・原作を見た経験・原作が人生にどのような影響を与えたかを語る、一万語もの長さのものだった。 "真のファン"隊員「&font(red,b){誰も興味ない}」 これを最後に、SCP-3949は復活しなかった。 1年間の無活動期間ののち、SCP-3949はNeutralizedとなった。 財団は残酷ではないが、冷酷である。 無論、"真のファン"もSCP-3949をいじめたかったわけではない。否定的な発言をすることでSCP-3949を財団が介入しないよりも早く削除させ、その異常性の発現件数を減らすことが任務だったからだ。 119回目の時の彼らも、庭の鳩を追い払った。いつもより少し強めに。そして、その鳩はもう来なくなった。それだけのこと。 機動部隊が居なかったとしても、遅かれ早かれ他の誰かが同じような批判をし、同じようなトドメのセリフを吐いただろう。それがネットというものだ。 財団は仕事だからこそ冷酷だ。 ネットは仕事じゃないからこそ冷酷だ。 #center(){{&bold(){&sizex(7){SCP-3949}}}} #center(){{&bold(){&sizex(7){Penumbra W.A.V.E.の一番のファン!}}}} //記事建て時点でのJPでのメタタイトル。ENでは変更されているので反映されしだい要変更。 追記・修正はネットに慣れてからお願いします。 ---- #right(){#openclose(show=▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示){ SCP-3949 - Penumbra W.A.V.E. #1 Fan! by Weryllium http://www.scp-wiki.net/scp-3949 http://ja.scp-wiki.net/scp-3949 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,19) } #include(テンプレ3) #center(){&bold(){本項目ではSCP-3949に直接関与しない事物の記述や議論を推奨しません。}} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメ欄直上の注意書き置いてくれた方ありがとうございます。割とセンシティブな内容の記事を建てるの初めてなので他にも至らない点があったら適宜添削お願いします… -- 名無しさん (2019-11-09 08:22:58) - 読んでる途中でJPオブジェクトじゃないのか何回か確認してしまった  -- 名無しさん (2019-11-09 09:57:05) - 機動部隊の対処が残念ながら当然レベルの返しだけど、財団の収容理念から考えればやらかしともとれるのか。参考になる -- 名無しさん (2019-11-09 10:20:44) - 長い自分語りに対して「誰も興味ない」はキツイわな -- 名無しさん (2019-11-09 11:05:39) - ネット始めたての自分を思い出していや〜キツイっす -- 名無しさん (2019-11-09 11:25:42) - 機動部隊じゃなくてもトドメの一言言うよ -- 名無しさん (2019-11-09 11:27:18) - なんで財団は身柄を確保しないんだ?元記事だと理由書いてあるの? -- 名無しさん (2019-11-09 11:30:28) - アカウント先探しても財団世界に実体が存在しないから確保できないタイプだからやろ -- 名無しさん (2019-11-09 11:32:05) - 『真のファン』か…いろいろ考えさせられるな -- 名無しさん (2019-11-09 11:41:20) - 世界を滅ぼすよりもなんとも滅入る気分にさせてくれるscp 流石ホラー作家の一団みたいに悪趣味な奴ら -- 名無しさん (2019-11-09 12:03:35) - まぁレスバトルや荒らしをしない(そこまで積極的に感染を拡げない)からまだかわいいレベルやな。しかしネットの人口を考えると2%って割りと洒落にならない数値だよな。 -- 名無しさん (2019-11-09 13:13:10) - アノマリーだからこういう対応もしょうがないけど、それでも見てて可哀想になっちゃうな -- 名無しさん (2019-11-09 19:58:02) - Penumbra W.A.V.E.ha -- 名無しさん (2019-11-10 00:17:23) - Penumbra W.A.V.E.みたいに、ネットで色んなアニメや漫画の感想やファンアートに触れるうち「原作知らないけどこのキャラエロいから好き」を通り越して1話くらいは見た気になっちゃう事がたまにある、恥ずかしながら。SCP-3949はPenumbra W.A.V.E.以外にも日本で架空のアニメの感想やファンアートをネット投稿してたりしてw -- 名無しさん (2019-11-10 00:29:18) - その昔、架空のアニメに登場するロボをプラモデル化したメーカーがあってだな… -- 名無しさん (2019-11-10 00:46:53) - おかしい…観たこと無いはずなのにオープニングを歌える…夢が明日を呼んでいる 魂の叫びさレッツゴーパッション -- 名無しさん (2019-11-10 01:38:30) - いっそ実際にアニメ化して認識災害にかかっているけど気づかない状態にするのも悪くなさそうだけど、コスト考えたらSNS監視して非難するだけのがはるかに安いよな -- 名無しさん (2019-11-10 02:42:58) - 冒頭のフレーバーテキストがまた重くのしかかる…悲しいなぁ -- 名無しさん (2019-11-11 08:32:19) - 個別の十一人見たいな幻覚発症は厄介だな… -- 名無しさん (2019-11-11 11:02:37) - 存在しないアニメのアンソロジーという狂気の企画星色ドロップガールズアンソロジーコミックはもしかしてこれの -- 名無しさん (2019-11-11 11:57:05) - 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2019-11-14 21:47:28) - コレもし世界オカルト連合だったら財団の比じゃないぐらいにボロクソに叩いたり、なにがなんでも特定してガチでコロコロとかするのかな -- 名無しさん (2019-11-14 22:09:28) - ↑7 なんでわざわざオープニングなんだよ・・・エンディングの方がみんなの食いつきいいだろ歌詞的に考えて。 -- 真のファン (2019-12-03 22:41:28) - まじぽかかよ -- 名無しさん (2019-12-11 09:57:14) - んで、SCP-3949が実在する人間で単純にそのアニメファンやめただけなのか、それとも誰もいないのにネット上に書き込まれる現象だったのかは不明のまま? -- 名無しさん (2020-01-19 00:51:47) - あ り え な い 。それは。 -- 名無しさん (2020-03-06 01:16:00) - これがJPじゃないっていうのがね。ネットは洋の東西で大して変わらんのだな -- 名無しさん (2020-07-11 23:05:56) - メタタイトル変更されたみたいですね -- 名無しさん (2020-09-22 17:03:55) - 本家記事のメタタイトル変更に伴い、記事の一部書き換えを行いました -- 名無し (2021-06-23 12:47:09) - 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-03-20 20:19:14) - インシデント"119"なんだよな・・・むしろだいぶメンタル強いんじゃないか? -- 名無しさん (2023-07-03 15:54:08) - 118回は(9~72日のインターバルおいて)戻ってきてたんだもんね… だからこそ"止めの一言"の痛烈さが際立ってて秀逸…つれぇ… -- 名無しさん (2023-10-22 14:03:11) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2019/11/09 (土曜日) 08:04:29 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){顔も世代も文化的背景もわからない相手に優しくする義務なんて、ネットにはないのさ。}} SCP-3949はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]]である。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]は&color(gold){&bold(){Euclid}}からの&font(gray,b){Neutralized}。 *特別収容プロトコル ここからでも特に分かりづらい点はないため、こちらから説明する。 財団のウェブクローラが色々なソーシャルメディアを監視しており、「Penumbra W.A.V.E.」およびそのキャラクターに言及する投稿を[[フラグ]]付けしている。 当該の投稿はただちに機動部隊オミクロン-5("&font(b){真のファン}")に報告される。 機動部隊はそれがSCP-3949によるものかを判断し、もしそうならSCP-3949の削除までそれに反応する。 以上。ウェブ上に現れて財団がそれを探しているタイプなら、発見次第の削除がよくあるタイプ。 しかしコイツに対しては消すのではなく、&font(b){付き合ってやる}のがプロトコルになっている。というより、消すのは向こうが勝手にやってくれるらしい。 どういうことなのか、性質を見てみよう。 *概要 SCP-3949は色々なウェブサイトやフォーラムや掲示板に存在するアカウント群であり、どうやら全て同一の存在によって作られたもののようだ。 SCP-3949の活動は、&font(b){存在しない}アニメである「Penumbra W.A.V.E.」やそのファン・コミュニティについてが中心である。 存在しないので基本的に何を言ってるのかよく分からないが、SCP-3949の投稿からアニメの内容を推測することはできている。 それによるとPenumbra W.A.V.E.はSFアニメであり、第4シーズンまで放送されたがその後は不定期に休止しているとのこと。 この時点ならまあ強めの幻覚を見ている[[オタク]]のアカウントだな、で済むがもちろんそうはいかない。 その異常性はSCP-3949の投稿を見たときに約2%の低確率で発生する。 異常性を被った人はPenumbra W.A.V.E.は本当に存在し、少なくともいずれか1話は見たと思うようになってしまう。幻覚を感染させられるわけだ。しかも作品内容の記憶はどんな人においてもほとんど一貫していて、おそらく財団はここからもPenumbra W.A.V.E.という架空の架空作品がどういうものかを学んでいると思われる。 ついでに、SCP-3949の中の人は何者なのかはわかっていないし、見つけることもできなかった。しかしどういう人なのかは、ある程度分かっている。 特筆すべきことに、中の人の性格は&font(blue,b){非常に憶病}と言える。 普通に話している分には問題ないのだろうが、自身の投稿へのネガティブな反応には数回だけ反応したのち&font(b){アカウント・全投稿を削除する}。 おそらく、相手に罪悪感を与えたいのだろう。そして9~72日の期間を開けて、別の名前で新しいアカウントが建てられる。 アカウントが消えている間、前述の感染した幻覚は消える。しかしアカウントが復活すると記憶も復活するようだ。 要は、架空の物語の話題を垂れ流し続け、ケチをつけられると垢消ししてはほとぼりが醒めるころに復活する、財団からしたら&font(b){絶妙にショボい異常性を伴ったクッソめんどくさいヤツ}である。後述するが、ネガティブな反応というのは別に誹謗中傷とかではなく、単純に&font(b){SCP-3949側に否がある}ことによって寄せられたものが多い。 何がどうなって存在しないアニメを見て、その幻覚を他人に伝染させる能力を得たのかは分からないが、ネットユーザーとしてもその作品の[[オタク]]としても初級者であることは疑いようもないだろう。 *インシデントログ 実験とか遭遇記録ではなく、インシデントの記録である。すなわち、&font(b){SCP-3949の垢消しの記録}と言えよう。 機動部隊は「SCP-3949の削除までそれに反応する」ことが職務になっている。異常性はアカウントが存在している間他人に架空アニメの存在を信じさせることなので、その期間をできるだけ短くするためにも、結果的にはSCP-3949を責めることになる。 悪い言い方をすればネット上でオブジェクトをいじめるのが仕事の機動部隊というのもそうないだろう…しかもその名前が"&font(b){真のファン}"だというのもキツい。実際の所はEN元記事のディスカッションにあった言葉を借りるが、庭に侵入する鳩を追い払い続けるようなものなのだが。 SCP-3949に隙がないならもっと強硬な手段を取ったかもしれないが、残念と言うか幸いと言うかそうではなかった。 &font(b){・インシデント014} SCP-3949が投稿したのは一枚のデジタル絵。キャラクター二人が抱き合っているものだった。 "真のファン"隊員「こっちのキャラの肌の色が違うぞ」 割と致命的なミスではないだろうか…?絵まで描けるのに、自分の過去の発言からしか作品内容を知らない相手に突っ込まれるポイントとしては重篤である。 &font(b){・インシデント057} 投稿されたのは18章にも及ぶ二次創作小説。一部ストーリーに変更が加えられているほか、マイナーキャラ2名の恋愛要素が追加されている。 "真のファン"隊員「原作にこの二人の恋愛要素は全くなかったんだが。全体的に会話や文章がアレだし、王のキャラが全然違う」 むしろSCP-3949よりこっちの方がPenumbra W.A.V.E.に詳しくなっている。 &font(b){・インシデント066} 投稿されたのは架空の場面を描いた絵。あるキャラが敗北した敵の上で「ストームソード」を振り回している。 "真のファン"隊員「ここまでの戦闘シーンからしてこの敵が負けるはずがないし、このキャラはこの時点ではストームソードを使えないはずだぞ」 まあif展開を描いてる側からしたら「うるせーオレの中ではこうなんだよ」というのが二次創作と言うものだが、SCP-3949がそういう感じで描いたのか単ににわかを晒しただけなのかは不明。どちらにせよ機動部隊はケチをつけるのが仕事なのでこう言うしかないのだが… &font(b){・インシデント089} 投稿されたのはいわゆるMAD動画で、シーズン1第9話の戦闘シーンにアメリカのバンドFireflightの存在しない曲”My Angel”を合わせたものだった。 "真のファン"隊員「この歌を合わせるなら後のシーズンによりいいシーンがあると思うけど」 存在しないアニメに存在しない曲を合わせたMAD動画ですら作者より高い理解度を示す。まさに真のファンである。&font(b){SCP-3949ではなくPenumbra W.A.V.E.の。} &font(b){・インシデント119} 投稿されたのは、長い文章だった。 SCP-3949の中の人の個人的な生活・原作を見た経験・原作が人生にどのような影響を与えたかを語る、一万語もの長さのものだった。 "真のファン"隊員「&font(red,b){誰も興味ない}」 これを最後に、SCP-3949は復活しなかった。 1年間の無活動期間ののち、SCP-3949はNeutralizedとなった。 財団は残酷ではないが、冷酷である。 無論、"真のファン"もSCP-3949をいじめたかったわけではない。否定的な発言をすることでSCP-3949を財団が介入しないよりも早く削除させ、その異常性の発現件数を減らすことが任務だったからだ。 119回目の時の彼らも、庭の鳩を追い払った。いつもより少し強めに。そして、その鳩はもう来なくなった。それだけのこと。 機動部隊が居なかったとしても、遅かれ早かれ他の誰かが同じような批判をし、同じようなトドメのセリフを吐いただろう。それがネットというものだ。 財団は仕事だからこそ冷酷だ。 ネットは仕事じゃないからこそ冷酷だ。 #center(){{&bold(){&sizex(7){SCP-3949}}}} #center(){{&bold(){&sizex(7){Penumbra W.A.V.E.の一番のファン!}}}} //記事建て時点でのJPでのメタタイトル。ENでは変更されているので反映されしだい要変更。 追記・修正はネットに慣れてからお願いします。 ---- #right(){#openclose(show=▷ CC BY-SA 3.0に基づく表示){ SCP-3949 - Penumbra W.A.V.E. #1 Fan! by Weryllium http://www.scp-wiki.net/scp-3949 http://ja.scp-wiki.net/scp-3949 この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #include(テンプレ3) #center(){&bold(){本項目ではSCP-3949に直接関与しない事物の記述や議論を推奨しません。}} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - コメ欄直上の注意書き置いてくれた方ありがとうございます。割とセンシティブな内容の記事を建てるの初めてなので他にも至らない点があったら適宜添削お願いします… -- 名無しさん (2019-11-09 08:22:58) - 読んでる途中でJPオブジェクトじゃないのか何回か確認してしまった  -- 名無しさん (2019-11-09 09:57:05) - 機動部隊の対処が残念ながら当然レベルの返しだけど、財団の収容理念から考えればやらかしともとれるのか。参考になる -- 名無しさん (2019-11-09 10:20:44) - 長い自分語りに対して「誰も興味ない」はキツイわな -- 名無しさん (2019-11-09 11:05:39) - ネット始めたての自分を思い出していや〜キツイっす -- 名無しさん (2019-11-09 11:25:42) - 機動部隊じゃなくてもトドメの一言言うよ -- 名無しさん (2019-11-09 11:27:18) - なんで財団は身柄を確保しないんだ?元記事だと理由書いてあるの? -- 名無しさん (2019-11-09 11:30:28) - アカウント先探しても財団世界に実体が存在しないから確保できないタイプだからやろ -- 名無しさん (2019-11-09 11:32:05) - 『真のファン』か…いろいろ考えさせられるな -- 名無しさん (2019-11-09 11:41:20) - 世界を滅ぼすよりもなんとも滅入る気分にさせてくれるscp 流石ホラー作家の一団みたいに悪趣味な奴ら -- 名無しさん (2019-11-09 12:03:35) - まぁレスバトルや荒らしをしない(そこまで積極的に感染を拡げない)からまだかわいいレベルやな。しかしネットの人口を考えると2%って割りと洒落にならない数値だよな。 -- 名無しさん (2019-11-09 13:13:10) - アノマリーだからこういう対応もしょうがないけど、それでも見てて可哀想になっちゃうな -- 名無しさん (2019-11-09 19:58:02) - Penumbra W.A.V.E.ha -- 名無しさん (2019-11-10 00:17:23) - Penumbra W.A.V.E.みたいに、ネットで色んなアニメや漫画の感想やファンアートに触れるうち「原作知らないけどこのキャラエロいから好き」を通り越して1話くらいは見た気になっちゃう事がたまにある、恥ずかしながら。SCP-3949はPenumbra W.A.V.E.以外にも日本で架空のアニメの感想やファンアートをネット投稿してたりしてw -- 名無しさん (2019-11-10 00:29:18) - その昔、架空のアニメに登場するロボをプラモデル化したメーカーがあってだな… -- 名無しさん (2019-11-10 00:46:53) - おかしい…観たこと無いはずなのにオープニングを歌える…夢が明日を呼んでいる 魂の叫びさレッツゴーパッション -- 名無しさん (2019-11-10 01:38:30) - いっそ実際にアニメ化して認識災害にかかっているけど気づかない状態にするのも悪くなさそうだけど、コスト考えたらSNS監視して非難するだけのがはるかに安いよな -- 名無しさん (2019-11-10 02:42:58) - 冒頭のフレーバーテキストがまた重くのしかかる…悲しいなぁ -- 名無しさん (2019-11-11 08:32:19) - 個別の十一人見たいな幻覚発症は厄介だな… -- 名無しさん (2019-11-11 11:02:37) - 存在しないアニメのアンソロジーという狂気の企画星色ドロップガールズアンソロジーコミックはもしかしてこれの -- 名無しさん (2019-11-11 11:57:05) - 違反コメントを削除しました -- 名無しさん (2019-11-14 21:47:28) - コレもし世界オカルト連合だったら財団の比じゃないぐらいにボロクソに叩いたり、なにがなんでも特定してガチでコロコロとかするのかな -- 名無しさん (2019-11-14 22:09:28) - ↑7 なんでわざわざオープニングなんだよ・・・エンディングの方がみんなの食いつきいいだろ歌詞的に考えて。 -- 真のファン (2019-12-03 22:41:28) - まじぽかかよ -- 名無しさん (2019-12-11 09:57:14) - んで、SCP-3949が実在する人間で単純にそのアニメファンやめただけなのか、それとも誰もいないのにネット上に書き込まれる現象だったのかは不明のまま? -- 名無しさん (2020-01-19 00:51:47) - あ り え な い 。それは。 -- 名無しさん (2020-03-06 01:16:00) - これがJPじゃないっていうのがね。ネットは洋の東西で大して変わらんのだな -- 名無しさん (2020-07-11 23:05:56) - メタタイトル変更されたみたいですね -- 名無しさん (2020-09-22 17:03:55) - 本家記事のメタタイトル変更に伴い、記事の一部書き換えを行いました -- 名無し (2021-06-23 12:47:09) - 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2023-03-20 20:19:14) - インシデント"119"なんだよな・・・むしろだいぶメンタル強いんじゃないか? -- 名無しさん (2023-07-03 15:54:08) - 118回は(9~72日のインターバルおいて)戻ってきてたんだもんね… だからこそ"止めの一言"の痛烈さが際立ってて秀逸…つれぇ… -- 名無しさん (2023-10-22 14:03:11) #comment #areaedit(end) }

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