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釘原広志(龍が如く)

登録日:2026/09/24 Thu 00:36:28
更新日:2026/09/24 Thu 22:51:36
所要時間:約 6 分で読もうぜぇ?







もっと俺らと仲良く楽しもうぜぇ?


釘原(くぎはら)広志(ひろし)とは、龍が如くシリーズの登場人物である。


概要

『龍が如く5 夢、叶えし者』第2部にて登場。
公式のWEBカレンダー『龍が如く』DRAGON CALENDARによれば1972年10月4日生まれでAB型。

冴島や馬場と同じく網走刑務所に収監されている囚人。
まだ収監されて半年ほどのはずなのに既に木工作業班のリーダー扱いされているなど謎が多い。

人物

囚人なので囚人服姿だが、それ以上に強烈なビジュアルをしている。
ところどころ血管が浮き出たスキンヘッド、頭頂部から左目下まで走る大きな傷、白濁した左目、不健康そうな色白でひょろっとした体格と
「『バイオハザード』辺りのキャラでは?」と思わせる異様でグロテスクな風貌だが、間違いなく『龍が如く』シリーズのキャラである。

サディスティックで残忍かつ狡猾な性格。
劇中では同じ囚人からも「頭が壊れてる」と称されている。執拗ないじめにあった同房の若い囚人が自殺しかけたという噂もある。

劇中での動向


初登場シーン以前から刑務所の運動時間中に冴島を呼び出して痛め付けていた事が語られている。
その初登場時も冴島の傷口を更にいたぶって苦しめるという卑劣なもの。

その後は仮釈放を目前としていた馬場も巻き込んで冴島を更に挑発。
「表での仕事を紹介してやる代わりに同房の冴島の寝首を掻け」という誘いをかけたが、馬場に断られたのが原因らしい。

遂に我慢の限界に達した冴島にボコボコにされるも、釘原は「自分の目的は冴島の刑期延長であり、それには成功した」「殺すつもりなら初めっからそうしてる 手ェ出してくるのを待ってたんだ」「俺はただ上から命令されただけ」と謎めいた言葉を残す。

紆余曲折あって副所長の高坂から頼まれて脱獄しようとする冴島と馬場の前に尚も立ちはだかる。
新たに移送されてきた囚人という名目の凶悪犯100名という刺客付き。
建物の窓から必死に呼び掛ける高坂を強引に引っ込ませ、
「どこに行くつもりだ 冴島」「テメェに逃げられちまったら、せっかく呼び寄せた兵隊たち無駄になっちまうじゃねぇかよ!」「もっと俺らと仲良く楽しもうぜぇ?」と挑発するシーンは正にパニックホラー映画の1シーンのような迫力。

最終的には自ら出陣するも敗れる。
冴島からは左手首を執拗に踏み付けられる制裁を受けるも、命乞いの成果もあって何とか生存、
隠し持っていた銃で冴島を撃とうとするも駆け付けた日村(冴島の同房の元刑事)に先に撃たれて阻止される。
物語上の出番はここまで。脱獄して追跡してきたりもしない。完全に失敗してるし、既に心身ともに折れてたので無理だったのだろうが。
生死は不明だが、意外とあっさりした退場となった。冴島以外の主人公とも一切関わらない。










実は『龍が如く5』黒幕一派の人間であり、馬場の部下。
執拗に責め苦を味わわせたのは修行感覚で刑務所に居座らせないため。
「冴島を東京に向かわせて始末し、東城会(3万人とも言われる兵隊全ても含む)を名実ともに手に入れる最終目的のために刑期を延ばす」→「黒幕の都合の良いタイミングで脱獄させる」という計画だったようだが、
冴島が苛烈な拷問にもまるで屈服しないせいで異常な執着を見せるようになってしまった形らしい。
……釘原の本来の役目である調整役としては滅茶苦茶ダメな男である。


戦闘

性格通りの異様なモーションをしており、両手を前に突き出して、ユラユラと動く気味が悪い構えが特徴的。
釘原の外見と合わせて、見ているだけで不安になってくる。
攻撃に転ずると回転から裏拳や手刀を見舞ってくる。
冴島もまだ未強化の時期なのがツラいが、序盤の敵なのでガードが多少固いだけでそこまで強くはない。
戦闘時のBGMは汎用ボス戦曲の「Extermination」(1戦目)、汎用集団戦の「Fullscale offensive」(2戦目)であり、専用曲無し。
究極闘技では桐生も戦えるが、投げからのバウンドホールドで余裕なので特に強敵ではない。

異様なモーションだが、実は酔拳モチーフらしい。
釘原のモーションは『0』闘技場の千鳥和弥、『極1』闘技場の日暮健三が流用している。

考察

比較的わかりやすい外道キャラだが、釘原は釘原で意外とよく分からない部分が多いキャラである。

+ 諸々の考察
1.そもそもどういう素性なのか分からない。
馬場と同じく、どういう経歴なのかがよく分からない。
明らかにカタギじゃないし、近江連合の構成員などなのかもしれないが詳細不明。
あの顔の傷もどうやって負ったのかは不明。網走刑務所内でずっと行動していたはずなのでメイク等ではなさそうだが…。
釘原はあくまで敵役の一人であり、別に重要キャラではないのでそこまで問題でもないが。

2.黒幕の計画をどこまで把握していたのか分からない
馬場の部下という設定だが、その事実が明らかになるのは物語上の出番が終わった後であり、釘原が馬場に対してどう思ってたのかは一切わからない。「馬場が自分の上役に当たる」という事を知っていたのかすらも不明。

そもそも釘原は黒幕一派の中でどれぐらいのポジションなのかがハッキリしないが、
仮に深いところまで把握していたとすると、自分の執着のせいで上役かつ計画において重要な狙撃手である馬場まで犠牲にしかけた事になってしまう。

逆に計画の細かいところは把握していない捨て駒扱いであり、馬場への「表での仕事を紹介してやる」という誘いは素で言っていた可能性もある。
馬場にしてみれば反応に困っただろう。立場的に「何ワケのわからねぇこと言ってんだ さっきから……!」とは言えない
ただ、これだと収監されて半年ほどのはずなのに既に木工作業班のリーダー扱いされている状態に疑問も持たない変なキャラになってしまう。
冴島を痛めつける時には人目に付かない場所で発覚しにくい位置を狙っていたり、馬場の件で詰め寄られても「手ェ出されたのはこっちの方だろうが」と言い逃れしたりと劇中で頭脳プレイも行っているため、釘原が「何か分からないけど半年で木工作業班のリーダーになってる!ラッキー!」という超絶バカキャラという事はなさそう。たぶん……。

馬場に「表での仕事を紹介してやる」と言った件はそもそも作り話、状況の把握具合はちょうど間ぐらいと考えるのが自然だろうか。

3.根本的に計画がガバガバ過ぎる。
これは釘原というより黒幕一派自体の問題だが、相当な綱渡りの連続。
冴島の出所タイミングを操作するにしても他に幾らでも方法あるだろというのも真実。
そもそも、もう少しマトモな人材を用意するべきだったのでは……。

4.調整要員としての釘原
全然ダメ。
後述する『維新!』の山崎の影響か「釘原も指示を忠実に実行したプロフェッショナル」扱いされる時期もあったが、劇中では全うできてない。
「焼かれて焼かれて、真っ黒なるまで焦げて、脂落として味磨くんや」と言っていた冴島が刑務所に居座りすぎないようにする・仮釈放されないように刑期を延ばすについては成功したのは事実だが、『真島の死亡報道が冴島を脱獄させるサイン』という話なので釘原の役目は既に終わってる。
凶悪犯100名も刑務所で暴動を起こして冴島と馬場を脱出させやすくするための人員のはずであり、別に冴島抹殺の刺客ではない可能性のほうが高い。
なのに自分の拷問に屈しなかったからといって冴島に執着し、殺す気で襲撃したのでは完全に本末転倒。隠し持っていた銃で冴島を撃とうとした辺り釘原は計画の趣旨を全く理解できていない。「目的は達成できたし、あとは好きにさせてもらうぜぇ」「自分に屈しなかった冴島は確実に始末してやる!」という考えだったのかもしれないが、黒幕の計画にしてみれば暴走に他ならない。
「プロフェッショナル」どころか、タガが外れると自分の執着のままに暴走する厄介なタイプの存在である。
「テメェに逃げられちまったら、せっかく呼び寄せた兵隊たち無駄になっちまうじゃねぇかよ!」「もっと俺らと仲良く楽しもうぜぇ?」とか言ってる場合じゃなかった。
冴島と一緒に脱獄する馬場にしてみればブチ切れたい気分だっただろう。
釘原が馬場の部下だった設定がそもそも無理があり、考察において一番のノイズなのも否定できない

それでも、入所してからあっという間に手下を増やして一大グループを築いたり、凶悪犯100名を呼び寄せて従えている辺り、一種のカリスマ性はあるのかもしれないが、脱獄後の冴島(と馬場)への追手から「くそっ、釘原の野郎しくじりやがったな!」と言われているのも事実。
追手も「あいつらを逃がすんじゃねぇぞ!」と発言しており、計画の趣旨を理解していない辺り、黒幕一派自体が下にはマトモに連絡していない可能性も高いので仕方ない部分もあるが。

【龍が如く 維新!】

新選組監察の山崎蒸として登場。
詳しくはそちらの項目を参照してほしいが、山崎は慇懃無礼な性格であり、『5』の釘原とは一味違うキャラクターになっている。
モブに混じって潜伏しているシーンもあるが変装が非常に上手く、気付かずにビビるプレイヤーが続出した。

【龍が如くONLINE】

SSR【嗜虐の怪人】とSSR【監獄の狂人】が実装されている。
【嗜虐の怪人】は「大根おろしの極み」、【監獄の狂人】は狡猾醜行の極みという名前のスキル持ち。
キャラ実装はされているのだが……実装時期の関係もあって釘原にはキャラクターストーリーが実装されていない。
囚人番号1356(『1』『極』でCV:鈴置洋孝だった囚人)ですらアイドルと写真集を利用して刑務所内で勢力争いをするカオスなキャラクターストーリーで掘り下げされてるのに……
というわけで、釘原が顔面にあの傷を負った経緯などは不明のままである。
え、別に知りたくないって?

余談

劇中では死亡したかどうかは不明だったが、公式イベント展【散った男たち展】にて取り上げられており、最期は不明ながら公式的には死亡しているとされる。
日村に銃撃されたのが死因かどうかは不明。だとすれば、恐らく正当防衛の部類として認められただろうが…。
元から捨て駒扱いであり、黒幕一派に始末された可能性もある。
黒幕一派にしてみれば釘原は「暴走して計画外の要らない事をした使えない駒」扱いであり、密かに始末されていてもおかしくない。

『龍が如く1』の7章『龍と鯉』にて登場する壺振りのテツはスキンヘッドで外見は微妙に似てる(特に『極』版モデリング)けど、声が明らかに違うので過去の釘原ではない…はず。

担当声優がこの手の狂気キャラを演じるのは割と珍しい。
釘原のボイス自体はかなりイキイキと演じており、楽しそうですらある。


釘原からの責め苦に耐えつつ追記・修正お願いします

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最終更新:2026年09月24日 22:51