登録日:2026/09/23 Wed 01:15
更新日:2026/09/23 Wed 02:12:12NEW!
所要時間:約 ? 分で読めます
概要
希望ヶ峰学園はあらゆる分野で超高校級の生徒のみを集めた学校であり、全員が「超一流」の高校生で構成されているのだが、実はこれはあるビックプロジェクトの建前に過ぎなかった。
それが『カムクライズルプロジェクト』だった。
このプロジェクトはこれまでこの学校で暮らしてきた生徒たちの超高校級の才能を研究し、これら全ての才能を一人に集約するものであり、これに参加した人はほぼ全ての才能を持つチートキャラと化する。
だが、代償として膨大な才能を入れ込むために思考や感情、感性や趣味、更には記憶といった人間に必要な様々なものが事実上失ってしまう。
こうした経緯やなんでも出来るという人の宿命なのか、今までの人生に飽きているらしく「…ツマラナイ。」とよく口にする。
追記・修正はすべての才能を取得してからお願いします。
警告!!
この先はスーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園とダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園における最大級のネタバレ情報があります。
特に『2』本編クリアがまだ、もしくは『3』を見てない方は十分にご注意ください。
才能のある者達の血を吸って肥太り、ひたすら増えるだけの…ダニ。
そんな彼らは、とうとう"希望"すらも作り出そうとしました。
無能な人間にありったけの才能を詰め込んで、超高校級の希望として…
概要(ネタバレ)
その前に日向の詳しい情報に踏み込んでいく。元々彼は
希望ヶ峰学園予備学科生の一人であり、なんの才能を持たないごく普通の高校生だった。当然才能を思い出せないのではなく、元々才能自体がなかったというわけ。
もちろん前作主人公の
苗木誠や『2』で異彩を放っていた
狛枝凪斗と違い、超高校級の幸運枠として入学したわけでもない。
この予備学科というのは、本科76期生の時から導入された新たな学科であり、政府の補助金と卒業生の寄付金では首が回らない状態だった学園がやむを得ずに新設したという経緯があり、そのため学費が超高額となっている。
しかし、完全スカウト制を貫いてきた希望ヶ峰学園がようやく開いた門戸だったこともあり出願者は膨大な人数に膨れ上がった。
だれよりも強い希望への憧れを胸にこの学園を目指したかった日向もその一人であり、この大人数で行われる入試に合格したのだった。あれ?これだったら超高校級のインテリとして名乗れるんじゃね?
しかし、所詮は予備学科。学園に入れる範囲は限られており、しかも無事に卒業できたとしても本科とは異なり何の才能の証明にもならない。
おまけに予備学科に対する差別や冷遇が横行しており、彼らの状況は次第に悪化する一方だった。
日向からカムクラへ
実績次第で超高校級の生徒が学ぶ本科に編入できるという噂もあり予備学科に入学した日向だったが、才能を見いだせないことに焦りとコンプレックスを抱くようになる。すると、そんな彼にある提案が持ち掛けられる。
それは先程の「カムクラプロジェクト」の被験者になる代わりに学費が免除になるというもの。
誰よりも才能を渇望していた日向にとってこれは最大のチャンスであり、この提案を承認しようとしていたが、それに待ったをかけたのが
超高校級のゲーマー七海千秋だった。
休み時間で彼女とゲームで交流していた時、彼女から「人生は才能だけじゃない」という言葉を受けて先ほどの提案に思いとどまる日向。
しかし、ある事件が起きてしまう。
同じく才能を渇望していた
九頭竜冬彦の妹だった九頭龍菜摘が何者かに殺され、さらにサトウが不審死するという事件が起きる。
この事件を受けて日向はこの事件の真相を探そうと本科校舎への立ち入り許可を求めたのだが、逆蔵十三から容赦ない暴力を振るわれ、しかも誹謗中傷まで浴びられた結果、日向はついにタガが外れ…
カムクラプロジェクトの被験体となることを決意する。
これにより、念願だった才能を獲得することができた日向もといカムクラ。だが、自分自身の過去や人格は失われ、「日向創」としては退学処分となり存在を抹消された。
全てがツマラナくなった日常、そして最悪の出会い
あらゆる才能を持つようになったカムクラだが、その宿命故なのか全てを予測できてしまうようになり、今の日常をツマラナイと思うようになってしまう。
さらに、学園の極秘情報として完全に秘匿され、そして保護されてしまったことも退屈さという火に油を注いでしまう。
そんな退屈な日常のなか、『
超高校級の"絶望シスターズ"』
江ノ島盾子と
戦刃むくろの2人と接触してしまう。
2人は極秘とされていた彼の存在を知っており、彼を自身たちのものにしようと暗躍していたが、カムクラも江ノ島の先の読めない破滅的行動に興味を抱いており、結果として両者の利害が一致してしまう事態に。
そんな中、江ノ島によって
希望ヶ峰学園史上最大最悪の事件が起きてしまう。
カムクラは江ノ島達に連れてこられ、コロシアイの会場を傍観していたが、江ノ島によって事件の犯人に仕立てられてしまう。
江ノ島との一時的な決別、そして"修学旅行"へ
江ノ島を暗殺しようとした『超高校級の幸運』狛枝凪斗、そしてかつてカムクラになることを一旦踏みとどまるきっかけを作った七海との出会い・再会を経たカムクラだったが、直後に悲劇が訪れる。
七海が絶望に洗脳されていたクラスメイト達によっておしおきを受けて死亡してしまった。
瀕死の七海を目の当たりにしたカムクラは彼女の遺言を聞き、そして彼女のヘアピンを拾ったが、この時感情を失ったはずのカムクラは珍しく涙を流しており、自分の過去を失いつつも彼女の遺した希望に興味を持つようになった。
その後、希望ヶ峰学園の崩壊と77期生たちの旅立ちを見届けたカムクラは、「希望と絶望、どちらが僕にとって予想できないものか確かめたい」と言って江ノ島の元から去る。
そして、未来機関に捕まり処刑されると思いきや、
ある男の裁量で新世界プログラムにかけられ、日向創として
修学旅行へ…
彼が仕掛けた罠、そして…
だが、死んだ江ノ島の意志はカムクラを通じて残っており、新世界プログラムにてアルターエゴとしてインストールされ、結果としてカムクラのせいで修学旅行は絶望と暴力が跋扈する凄惨なコロシアイ修学旅行と化してしまう。
しかし、カムクラは日向としての人格に戻っているためか、自分がコロシアイを仕掛けた元凶であるという自覚がないままコロシアイ修学旅行を過ごしていくなか、最後の卒業試験で江ノ島から自分の今の姿を暴露され、茫然となり現実逃避してしまった。
だが、そんな彼に一つの声が届く。
違うよ…
みんなはゲームなんかじゃないでしょ…
ゲームなのは私だけ…みんなはそうじゃないでしょ。
直前に消滅したはずの七海千秋だった。
自分が消えても彼女がいたという存在はなくならないという七海の言葉を受けるが、それでも未来は選べないと怖がる日向。
すると、「ほら、『やればなんとかなる』ってヤツだよ!」と言わんばかりに選べないなら創ればいいという七海からの言葉を受け、日向は江ノ島からの呪縛を振り払う。
できこっこない…!
アンタなんかに何もできっこない!
それは違うぞ!
呪縛を振りほどいた彼は、この世界で失ったはずの才能……"超高校級の希望"カムクライズルの才能に覚醒。
未来を創り出すべく彼は江ノ島盾子を打ち倒し、そし自分自身によって引き起こしたコロシアイ修学旅行を終わらせた。
未来へ
この新世界プログラムによってカムクラ、もとい日向は才能とかつての人格・記憶を持つという奇跡を起こしていた。
そして、コロシアイの犠牲者となり植物人間となってしまったクラスメイトを治療し回復、そして絶望状態から脱させる。
ちなみにこの時の出来事がV3のOVA『スーパーダンガンロンパ2.5 狛枝凪斗と世界の破壊者』で描かれている。
一連の騒動が収まった後、「希望のビデオ」を公開しようとしていた御手洗亮太を説得し、公開を取り下げさせた後、
未来編で起きたコロシアイは自分たちがやったと嘘をついて配信し、未来機関の瓦解を防いだ。
その後はクラスメイトと共に御手洗を連れて船で旅立った。
全てを予測出来る『彼』の到達点が『希望も絶望も覚悟して未知の可能性を信じる』という『未来』であったのは、皮肉ではなく全てに意味があったという事だろう。
余談
- 由来は希望ヶ峰学園の創設者である神座出流から。
- 外見はかなりの長髪をしており、服装は学生服姿あるいはスーツ姿であるが、日向が迷いから断ち切る際のノンストップ議論では、服装は日向と全く同じものになっている。
- 存在自体がネタバレという関係上、戦刃と豚神と共にネタバレ解禁まで記事作成が実質禁止されていた。
"追記・編集"程度のツマラナイ才能なら持っているんですよ。
最終更新:2026年09月23日 02:12