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ムンドラー(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2026/09/23 Wed 13:56:32
更新日:2026/10/04 Sun 08:33:19
所要時間:約 2 分で読めます





俺は偵察だけの役割だからな




【概要】


ウサギの母親と妹を罠にはめたサイバー詐欺グループにして、ハウラー社関係者以外で「溶岩」を狙う別勢力の一人。
色黒な肌をしたスキンヘッドの男で、フードの所にたくさんの針がついたコートを着ており、足には位置情報を知らせる装置が付けられている。

サイバー詐欺グループの一員ではあるが、ムンドラー自身は大金持ちの老女を毒殺して終身刑になった囚人でサイバー詐欺には関与していない。

「溶岩」を狙う人物からそのスタンド能力を見込まれて司法取引をして刑を取り消してもらい、その見返りにジョディオたちから「溶岩」の存在と情報を確かめる偵察の役割を担っている。
実際は仲間でさえなく、役割の全容すら知らされておらず「溶岩」を狙っている事さえ動物園まで気付いていなかった。


【活躍】


ウサギの母親であるアリソンの男友達、マックスを「ポイント・ブランク・シール」で殺害して罠にし、ジョディオ達にシールを感染させる。
その後、動物園で本格的に攻撃を開始し、死霊の攻撃で「溶岩」の情報を奪う事に成功する。

しかし、ウサギの捨て身の行動で「ポイント・ブランク・シール」を攻略され、人混みの中からドラゴナをナイフで刺そうとするも「スムース・オペレイターズ」で目と口を塞がれて捕らえられる。
その後はパコを中心としたナポリの民謡「Funiculì funiculà」*1のメドレーに合わせた拷問を受けた末に敵の目的を喋らされた。*2

そして、その場は解放されたものの、直後に現れた"発光する棒2本"で構成された正体不明の敵スタンドによって口封じとして惨殺されてしまった。*3


【スタンド】

ポイント・ブランク・シール (至近距離札)


「シール」を貼る事で、この世とあの世の境界線を作る事ができる。

頭を抱えたドクロがデザインされ、「kalakaua AVe」「封 EP」と書かれたシールの形をしている。漢字では「至近距離札」と書く。

このシールを貼られるとシールを「この世とあの世の境界線」にして背後から死霊の声が聴こえるようになり、その声に反応して振り返ってしまうと死霊から直接、物理的な攻撃を受けてしまう。
死霊たちは、シールを貼られた人物の「触れられたくない過去」や「トラウマ」といった「心の奥の想い」を読んで挑発してくるため、能力の詳細を知らなければ防ぐ事は難しい。
要するに前作で登場したスタンドである「シビル・ウォー」や「リンプ・ビズキット」、「キッス」の要素をそれぞれ足して2で割った様な代物。
また、この能力を利用して相手の考えを読み、心に隠している情報を奪う事ができる。

死霊からの攻撃は、死霊たちの「一緒に道連れにして、あの世に連れていく」という動機を利用したもので、攻撃されてしまうと防ぐ事はできない。
攻撃が成立すると一種の催眠状態になり、拳銃で自分を撃つ、自ら猛獣の前に身を躍らせる、窮地で手が滑るなど、自殺するように体や周囲の物体を動かされてしまう。
シールは最初は本体のムンドラーが直接貼らないといけないが、貼られた人物が負傷または死亡し、その血を踏んでしまうと自動的に感染して広がっていく。
言わば本質的には4部に出てくる「振り返ってはいけない小道」がスタンド化して、さらに凶悪化したようなものである。

このシールは一度貼られてしまうと自分では剥がす事はできない。
ただし、攻撃対象はあくまでシールを貼られた者のみのため、シールを貼られていない者なら剥がす事ができる。
また、シールが貼られている部分を物理的に切断する事で能力から逃れる事も可能。
剥がす事ができればシールを攻撃できるようになり、攻撃でダメージがムンドラーにフィードバックすれば自分でもシールが剥がせるようになる。

「ポイント・ブランク・シール」はあくまでこの世とあの世の境界線を作る能力であり、ムンドラーが死霊たちを使役しているわけではない。
それどころかムンドラーは常に死霊たちから干渉され続けており、終身刑になった殺人のきっかけも死霊たちがしつこく財産の話をしてきて魔がさしたため。
そのため、ムンドラーはこの能力を「人生さっぱり良い事なんてなかった」「トラブルばかりで落ちていくだけさ」とまで言ってしまっている。

名前の元ネタはブルース・スプリングスティーンの曲『Point Blank』から。


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最終更新:2026年10月04日 08:33

*1 1880年にナポリで作詞作曲された楽曲で、ヴェスヴィオ火山のロープウェイ開通をきっかけに作られた。日本では童謡「鬼のパンツ」の元ネタとして有名でもある。

*2 その様子は奇しくも一巡前の世界の作品である第5部「黄金の風」に登場した人物のマリオ・ズッケェロが受けた拷問である「ギャングダンス」そのものとなっていた。

*3 口封じをする際は棒2本がシンメトリー状の簡易的な人型へと変形して動いていた。またムンドラーを殺害後は再び2本の棒状な形態へ戻り空へ飛び去った事から遠隔自動操縦型ではないかと読者から考察されている。