登録日:2026/09/24 Thu 03:34:00
更新日:2026/09/24 Thu 10:15:11NEW!
所要時間:天井にぶら下がって約 11 分で読めます
スクリーそして
シュリークバットとは、任天堂のゲーム作品「
メトロイドシリーズ」に登場する生物種である。
【概要】
一言で言えば宇宙コウモリ。
共通しているのは、
- 普段は洞窟等の天井にぶら下がっている。
- 主人公サムスが縄張りに立ち入ると、すぐさま天井を離れ、突進攻撃を行う。
という点。
初代の発売から現在まで続く息の長いゲーム作品ではあるが、そのことごとくに登場し続けている敵キャラクターであり、
初代メトロイド以降の横スクロール視点で進む2Dシリーズにはスクリーが、
サムスの主観視点で進むメトロイドプライムシリーズにはシュリークバット種が主に登場する。
【スクリー】
初代メトロイドより登場する。
主な生息地は惑星ゼーベスと思われ、登場作品も舞台にゼーベスが絡む作品に限られる。
作品毎に細かな違いはあるものの、大まかな外見や挙動は共通している。
小さな胴体からは鉤爪の生えた両足が生え、これを用いて天井にぶら下がっている。
胴体両横には胴体に匹敵する長さを持ち、先端が鋭く尖った形状の翼が生えている。
頭部には目が2つあり、口元には短い牙が生えている。目つきがクッソ悪い
記念すべきシリーズ第1作目。
ゲームを開始したプレイヤーが初めて目にする敵キャラクターを
ジーマとするならば、
プレイヤーが2番目に目にする敵キャラクターがスクリー。
最初のステージである洞窟エリア「
ブリンスタ」にて登場する。
普段は洞窟の天井にぶら下がり、ゆっくりと回転し続けている。気持ち悪くならないのだろうか
そして、サムスが真下を通りがかると突然天井から離れ、まるでドリルのように高速回転しながら急降下してくる。しかも、真っすぐに落下するのではなくある程度左右に軌道修正までしてくるおまけつき。
そして、地面に落下するとしばらく高速回転したのちに自爆する。この際に飛び散る肉片にもダメージ判定があるため、うまく避けられたからといって安心しているとモロに食らってしまう。
とんだ特攻野郎である。
作中ではブリンスタに緑・黃色の個体が、
クレイドが生息するブリンスタ深部にはやや耐久力のある青・赤色の個体が登場する。
シリーズ3作目にして、再び惑星ゼーベスが舞台となった本作にも再登場。
ハードの進化に伴い、グラフィックがかなり精巧になりつつも、基本的な外見や挙動に大きな変化はない。
落下前に短く鳴き声を上げてから突進するようになり、地面に落下した際には回転したまま地面に潜っていくように動作が変更された。
したがって、着地後に発生する攻撃も「自爆して飛び散った肉片」ではなく「地面を掘り進んだ際に飛び散った石」に変更されている。
生息地はクレテリア、ブリンスタ、ノルフェア。
バリエーションとして、翼が金属質に変化したメタリーが登場する。
こちらはサムスの初期装備が一切通じず、スーパーミサイルやスクリューアタック等の強力な装備が必要。
生息地はブリンスタ、ノルフェア。
メトロイド ゼロミッション
1作目をリメイクした作品なだけあって、スクリーも新規にドット絵が描き起こされて登場。
胴体と頭部が茶色、翼が緑色に色分けされている。
モーションも初代に忠実に再現されており、再び自爆特攻野郎に戻った。
また、バリエーションとして胴体と頭が緑色、翼が銀色になった強化個体も登場しており、難易度ハードでは通常個体がこちらに置き換わる。
ついに3D世界に進出した。
作中の舞台はゼーベスではなく、様々な星の環境を再現し、そこで様々な生物を飼育研究しているスペースコロニー ボトルシップ。
施設内でシステムトラブルが発生し、解き放たれた危険な飼育生物が徘徊する危険地帯となっている。
スクリーはメインセクターの通路の天井にぶら下がっており、サムスが近づくと2Dシリーズ作品と同様に急降下攻撃を仕掛けてくる。
今作の舞台はスペースコロニーという人工物であるため、当然ながら地面に潜っていくことは出来ない。地面に落下すると、そのまま2本の足で床に立ち、また回転しながら天井に飛んで戻っていくという新しい動きを披露する。
過去作のわかりやすいドット絵からリアルな3Dモデルに変わったうえ、体格も小さいため暗いステージ背景に同化してしまっており、非常に見つけづらい。攻撃されて初めて存在に気づくレベル。
ビームを連射しながら通路を走っていれば、オートで狙いをつけて天井のスクリーを撃ち落としてくれるので、特に苦労はしない。
バリエーションとして、終盤のメインセクターに色が黒っぽくなった強化版のサイクローも登場する。
しかし、もともと上記の通りに非常に目立たない存在のため、どこがどう変わったのか反応に困るレベル。攻略本を読んで初めて存在に気づくような感じ。いいのかそれで
【シュリークバット種】
こちらはサムスからの主観視点で物語を進める「メトロイドプライムシリーズ」にて登場する。
何気にプライムシリーズ皆勤賞なポジションの生物種であり、設定においても「宇宙の広範囲に分布する哺乳類」とされている。
縄張り意識が非常に強く、踏み入った相手に対して自爆特攻を仕掛けるという習性を持つ。メトロイド世界の宇宙生物はこんなんばっかりである
名前と外見こそ違うものの、その性質がスクリーと酷似しており、
「スクリーもシュリークバット種の系譜に連なる生物なのではないか?」とも考えられる。
ただし、公式側から明確に関連性が明示されたわけではないことには留意したい。
ストライカー
「
プライム」にて初登場したシュリークバット種。
スクリーに酷似した外見を持ち、胴体両横の長く鋭い翼という特徴が共通している。
しかし、胴体と頭部がほぼ一体となっており、両足も小さい。眼は赤く輝く単眼。
生息域は
チョウゾルーインズであり、集団で天井に密集した状態で張り付いている。サムスが縄張りに入ると雄叫びを上げて回転しつつ、集団で特攻してくる。
体が暗緑色であるため背景に溶け込みやすく視認しづらいが、単眼が光り輝いているためよく見れば判別は可能。
体温が摂氏121℃という高温にまで達するため、温度を視覚化できるサーモバイザーであれば見つけやすくなる。
なおストライカーという名は日本版のものであり、海外名は今作時点でShriek Bat。
メトロイドあるあるの「日本と海外で名前が違う」ケースのひとつである。
「プライム」を題材にしたニンテンドーDSのピンボール作品「メトロイドプライム ピンボール」でも登場。
出現テーブルは何故かフリゲートオルフェオン。
ボール状態から通常のサムスの状態に変形して行うミニゲーム「ストライカーシューティング」で出現。
ゲームが始まると上画面に大群で現れ、しばらく飛び回る。そして、インターバルを置いてから一斉にサムス目掛けて突撃してくる。
1体1体はビーム1発で倒せるが、それを物ともしない物量で襲いかかってくるうえ、仕様上サムスは移動することができないため、頑張って撃ち落とすしかない。
ミニゲームは最大でLv3まで存在し、難易度が上がるごとに出現数も増える。
ミサイルの使い時の判断と最初のインターバルの段階でいかに撃ち落としておくかが肝。
Lv3ノーダメいける人はマジ凄い
同じニンテンドーDS作品である「
メトロイドプライムハンターズ」にも引き続き登場。
舞台は
銀河連邦の勢力圏外である未開領域「アレンビッククラスター」であるが、
そこでも変わらず生息しているあたり、設定通りに銀河の広範囲に分布しているようだ。
本作にはサーモバイザーは無いが、体色が鮮やかなオレンジ色になっているため見つけやすい。
アイスストライカー/アイスシュリークバット
「プライム」に登場するストライカーの亜種。
寒冷地に適応した種で、
アイスバレイに登場する。
期間限定のスキャン対象であり、サーダス撃破後は登場しなくなるため注意が必要。
本編に登場するアイスストライカーは体色が青っぽくなっただけだが、設定画では青と黄色の体色で、氷の結晶のようなトゲが身体から生えた外見をしている。
GC版ではプロローグのオルフェオン内部のカプセルに、
設定画の外見に忠実な3Dモデルのアイスストライカーが保管されているが、リマスタード版では修正されている。
「
フェデレーションフォース」ではアイスシュリークバットが登場。
ついに日本でもストライカー呼びをやめた
外見は「プライム」のアイスストライカーに氷の結晶のようなトゲが生えたような感じ。
銀河連邦の勢力圏外であるバミューダ系の
惑星エクセルシオンに生息している。
なお元々なのか、スペースパイレーツのせいなのか、体格が主人公らが搭乗する
巨人型バトルアーマー「メック」に匹敵するほどの大きさとなっている。
通常の人間サイズで考えたらかなりのデカさである。
シュリークバット
「
プライム2」に登場。
上記の通り、海外設定では前作の時点でシュリークバットだが、日本版では今作で初めて名前が出る。
鳴き声、性質は前作のものと同一だが、外見は全く違う。
例えるならば「アルファベットのUに羽が生えた」ような物凄い形状をしており、空洞になった身体の中心が赤く発光している。
内臓とかどうなってるんだろうか
アモがもったいないが、ライトブラストやダークバーストで一網打尽にしてやると爽快。
B・シュリークバット
「
プライム3」の
惑星ブリオに登場。
モーションに関しては一緒なのだが、その外見は
「ムササビのように四肢と身体の間に皮膜がある」
「頭部は原住種族
レプテリィカスに似た爬虫類のような外見」
等、コウモリというよりは
翼竜のような見た目をしている。
哺乳類じゃなくて爬虫類じゃね?
性質は変わらず、縄張りに入った相手に向けて自爆特攻を行う。
なお、今作は惑星ノリオンとフェイザ以外の星にそれぞれ違うシュリークバット種が登場するという好待遇。
やはりこの宇宙には特攻野郎が多過ぎである。
E・シュリークバット
「プライム3」の惑星エリシアに登場。
しかしその見た目は「金属のパーツが組み合わさり、弾頭部分から顔らしき赤いホログラムが投影されたミサイル」としか形容できないもの。
「何言ってんの?」と思った方は正しい。
コイツはシュリークバットではなく、その生態を模して製作されたドローンなのだ。インチキじゃねーか
ログブックにおいては、「初期設計は数百サイクル前、用途は不明」と記載されている。
年数から逆算して、設計を行なったのは現地施設「スカイタウン」に住まう機械生命体エリシアンであろうが、作中ではフェイゾン汚染によってまともな意識が無くなっているため、真意はマジで謎。
U・シュリークバット
「プライム3」の惑星ウルトラガスに登場。
外見に関しては「プライム2」に登場したシュリークバットの色違いのコンパチである。
ログブックにて、体の中央で発光している物はエネルギーコアであると記載された。
重度のフェイゾン汚染が進行したため、体色は毒々しい黒と赤。おまけにエネルギーコアの光の周辺にまるで銀河系の星々のような白いモヤが漂うなど、見た目の迫力は増している。
でも相変わらずの特攻野郎
P・シュリークバット
「プライム3」の
銀河連邦軍戦艦ヴァルハラに登場。
こいつも純粋なシュリークバット種
ではなく、似たような習性を持つ生物に進化したフェイゾン生命体である。
インチキその2
外見ももはやコウモリではなく、「細長い身体の各部からトゲが生えた
ムカデみたいな生物」としか言えないもの。
腐海あたりに生息してそうである。
なんで飛べるのって?知らねーよそんなもん
ダートウィング
別時空の宇宙が舞台となる「
プライム4」に登場。
まずシュリークバット種ではないものの、性質は極めて酷似している。違う宇宙でも似たようなのが出てくるあたり、やはり収斂進化か何かなのだろうか。
見た目は「ちっちゃくなったストライカー」。ただし、単眼ではなく両目が存在するため、どちらかといえば
スクリーに原点回帰したような感じのデザイン。
挙動もほぼ同じで、縄張りに入った相手に対し、天井から離れ滑空しつつ突進を行う。そのため、ストライカーほど飛来速度が速くなく簡単に迎撃出来てしまう。
おまけに、「視覚が退化しているため聴覚によって相手を感知している」とログブックに記載があり、最初に物音を検知した場所に向かって一目散に突進を行うため、素早く動くと壁や障害物に当たって自滅するという。
少なくとも初めから特攻ありきなわけではないため、こっちの宇宙の特攻野郎とはえらい違いである。
ただし被弾するとバイザーが飛び散った体液で汚れるため、違う方向にウザくなった
スピン・ダートウィング
「プライム4」に登場するダートウィングの亜種。見た目はほぼ変わらず。
通常種との違いは、「飛行の際に左右の翼の皮膜の角度を調整し、身体を回転させる」こと。
これにより飛来速度が上昇し、よりストライカーやスクリーに近づいた。
その反面、体力の消耗が激しく航続距離が落ちたという欠点も。
【余談】
シリーズ作品の多数に登場するものの、「スマブラシリーズ」等の外部出演は無い。
ジーマは出てるのに…
今後の作品でまた種類が増えるのだろうか?
追記・修正は、作品を跨いでも性質の変わらないただひとつの特攻野郎がお願いします。
最終更新:2026年09月24日 10:15