レアリティ(MtG)

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&font(#6495ED){登録日}:2020/01/15 Wed 18:48:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは、[[Magic: The Gathering>Magic the Gathering]]におけるカードの[[希少度>レアリティ(TCG)]]について解説する。 #contents() *Magic: The Gatheringにおけるレアリティ事情 最古参のMTGにおいてレアリティは長い間、「コモン」「アンコモン」「レア」の3つというシンプルなものだった。 レアリティはカードの封入枚数で決めるという割と親切な仕様・・・とみせかけて最初期では各レアリティごとに一定の確率で基本土地に入れ替わっている。 いざパックを開けたら基本土地ばっかだったなんて話も結構ある。アルファでレアの島を引いたという笑い話は有名。 さらに、稀にエラーパックとして各レアリティの枚数が規定と異なるなんてこともあった。その為アンコモン枠が全部レアになったレア4枚とかいう恐ろしいパックもありうる…というか実際にそのようなパックの開封動画が存在している。 また、最初期の一部のブースターは8枚入りだった。 最近はブースターの中に基本土地が一枚入っていて、ある意味基本土地は別のレアリティとなりつつある。 一部チェックリストカードに化けたり基本じゃない土地が入ってたりすることがあるエキスパンションもある。 その後、誕生から15年たったアラーラの断片で新しいレアリティ「神話レア」が登場し4段階になった。封入率はブースター8パック中1パックの割合で、レアと入れ替わりで入っている。 現行のドラフト・ブースター((従来のブースターパック。ブースターパックの種類が増えたためこの名称になった。))では11枚のコモンあるいは10枚のコモン&1枚の基本土地、3枚のアンコモン、1枚のレアあるいは神話レアの15枚+トークン1枚が基本的な内容となっている。 レアリティの見分け方はカード中段の右側にある「エキスパンション・シンボル((各商品ごとに用意されたシンボル。次元を現すものやストーリー中の重要アイテム、単なるマークなどが描かれている。))」の色で行なう。 黒がコモン(と基本土地)、銀がアンコモン、金がレア、オレンジが神話レアである。 レアリティを参照する効果は今のところ銀枠を除き存在しないが、コモンのカードのみでデッキを構築する「[[パウパー/Pauper>Pauper(MtG)]]」や、アンコモンまで拡大した「職工」というフォーマットが存在する。 一度でもコモンで刷られていればそんなカードでも入れられるため、意外とパワーカードによる勝負がみられる。 *レアリティの変遷 初期のエキスパンションではレアが存在しないものもあった。 コモン、アンコモンのなかで印刷枚数に差をつけることでレアリティに違いを与え、アンコモンの中には実質レア扱いされているものもある。 マジックではコモンしか使えないルールなども規定されていたりするのだが、 その場合に上記のようなレアが存在しないパックでは「みなし希少度」という概念に従って扱いを変える(コモンの中でも印刷枚数が少ない「コモン1」はアンコモン扱い、同様に「アンコモン1」がレア扱い)。 どういうことかというと初期のパックはその印刷の都合上同じレアリティ分類なのに存在量が異なる場合がある(「変則的な希少度」)ので、 必ずしも「コモンだから手に入りやすくレアだから手に入りにくい」とも限らないというのが理由である。 計算上「『アラビアンナイト』というエキスパンションのアンコモン4は、コモン1より出やすい」と逆転現象まで起こっている。 神話レアの登場時にはマローが説明をしているが記事が曲解されたりして不評が巻き起こったりもしており、後に再度説明をしている。 またそのラインナップはユーザーとの相互の意見交換を含めて展開することが発表されている。 要はショックランドがレアだからとデュアルランドなどの&bold(){優良かつ便利な}カードを上位互換として神話レアにしないってことなんだけど、 これを曲解して「神話レアは出にくいのに弱い」って思われちゃった、という話。 もちろんショック→デュアルはたとえ話で、デュアルは再販禁止カードなので印刷はされない。 まあ他のTCGだと出にくいほど強いTCGも存在するのでこの勘違いもやむなしか。 ただし、神ジェイスや原始のタイタンやオーコなどの神話レアが環境を席巻したこともあってか、一部では「建前だろ」との声も。近年はコモンの上位互換カードがレアに存在することもあるのがそれを後押ししている。 ただ「単なる上位互換として神話レアを使わない」という説明自体はあってる。 あと[[プレインズウォーカー>プレインズウォーカー (MTG)]]は(ストーリーの看板であるからか)神話レアにしか入らないという縛りがあった。[[ティボルト>悪鬼の血脈、ティボルト/Tibalt, the Fiend-Blooded(MtG)]]とかいう使い方が分からない奴も含め。 ローウィンで初登場したPW5枚だけはレア扱いだが、これはこの時点で神話レアが無く、最上級がレアだったため。基本セット再録時に神話レアに格上げされている。 この縛りは灯争大戦で破られ、アンコモン・レアのプレインズウォーカーが登場した。 現代でも特殊なカードが入る場合に変則構成が行われる事がある。 『イニストラードを覆う影』では両面カードをアピールするために「コモン9、アンコモン3、レアor神話レア1に加え、コモンorアンコモン両面カード1、土地orチェックリストカード1」という構成になった。 さらに1/8の確率でコモン枠が「レアor神話レア両面カード1」に入れ替わる(これに加えコモン枠がプレミアムカードに変わるパックもあるため、理論上は神話レア3枚のパックも存在する)。 『ドミナリア』では伝説のクリーチャーが、『灯争大戦』ではプレインズウォーカーが確定で1枚入っている。(パック内のレアリティに影響はない) 『ニクスへの旅』では「神15種類入り」のパックが存在した。神はいずれも神話レアなので神話レア15枚というとんでもないパックである。 なおこれは半分エラーの扱いで、リミテッドの公式大会でこのパックを引き当てた場合はジャッジに申告して、代わりの1パックをもらう必要があった。 MtGでは「レアリティでカードパワーの優劣に差がある」ということは基本的には少ない。どんなにレアリティが高くても構築で適正なレベルのカードとして作られているし、そうでなかったら禁止カード指定される。 最初期にはカードパワーの高いカードをレアにすることで総合的なデッキパワーの調整を行おうとしたことがあったが(最古のサイクル「5ブーンカード」のうち[[青>青/Blue(MtG)]]の《Ancestral Recall》のみがレアで[[パワー9>パワー9(MtG)]]に数えられたことがその傍証とされる)、これは「プレイヤーがそんなに大量のパックを買うはずがない」と想定していたため。もちろん実際は多くのパックを買ってレア4枚集める人が出てきたため、この手法はすぐに廃止となった。 他にレアリティを使ったネタとしては「垂直サイクル」というカード群がある。 2マナ2/2がコモンなので、3マナ3/3がアンコモン、4マナ4/4がレアという、カードの根っこはそのままでレアリティに応じて大きくするもの。 現状、MtGではレアリティは各人が好きなカードでデッキを組む構築戦ではなく、開けたパックから引いたカードでその場でデッキを組んで戦うリミテッドのバランス調整のために用いられている。 封入率の高いコモンやアンコモンに(リミテッド戦で)あまりに強力なパワーカードが入っていると、それが多用されることでゲームバランスが大きく損なわれてしまうためである。 この典型的な例が「X火力呪文」(マナ・コストにXが含まれ、支払ったマナの数だけ威力が増す火力呪文の総称)である。初の日本語版が発売された第4版には[[赤>赤/Red(MtG)]]のコモンに二種類のX火力呪文(《火の玉/Fireball》と《分解/Disintegrate》)が含まれていたのだが、そいつらのせいでリミテッドであっさり焼き殺される事態が多発してしまった。 そうした反省を踏まえ、現在は「X火力呪文」は全てアンコモン以上のレアリティに設定されている。 また、そのようなカードをより上のレアリティに入れた結果、火力や除去など基本的な機能のカードがコモンに無くなってしまうことがある。これはこれで困るので、構築での使用には耐えないがリミテッドのコモンとしては適正なバランスのカードを新たに作り、コモンに入れるという手段が採られることもある。そのため同じセットでコモンの上位互換がレアにあるといった現象も時折見られる。 同様にリミテッドを快適に遊ぶ観点から、だぶついて困るようなカードは手に入りすぎることを防ぐために高いレアリティになる傾向がある。「伝説の」((戦場に同名カードが複数存在できないカード。複数出そうとすると、同じ名前の伝説のカードの中から一枚選んで残りを墓地に送る必要がある。))カードが特に顕著で、伝説のカードは黎明期のカードを除いてコモンには存在しないようになっている。 また、コモンのカードはパックのメカニズムを簡潔に体現するようなカードになっている場合が多い。 これはリミテッドや単純な開封においてパックごとのテーマをより楽しめるようにするためで、高確率で手に入るため少数のカードを手に入れるだけでもそのパック特有の体験を楽しめるようになっている。 「コモンに存在しないテーマはテーマではない」とはマローの言で、コモンのカードがパックを盛り上げてくれることを重視しているようだ。 余談だが、mtgは他の多くのTCGと異なり&bold(){構築済みデッキやプロモーション限定カードであってもレアリティが割り当てられている}((たいていのTCGはレアリティ無しか専用のレアリティが用意される。))。 例えば目玉カードやプレインズウォーカーは神話レアとなっている。 もちろん収録カードや枚数は決まっているためレアリティそのものはパウパーに関わるコモンを除いて((《眷者の装飾品》というカードがパウパーで禁止された際に「統率者デッキのレアリティの都合でコモンなだけ」と言われてしまっている。))ブースターパックで再録されない限り意味はない((MTGアリーナで使用可能なカードの場合、同レアリティのワイルドカードと交換できるため無意味ではない。))。 *プレミアムカード レアリティとは別にウルザズ・レガシー以降ランダムで光る加工がされたプレミアムカード(foil)が付加でパック内に入ることになった。 封入率はエキスパンションにより異なるが、パックの裏に割合が書いてある。昔は100枚に1枚の封入率だったが、だんだん優しくなってきて今では45枚に1つくらいの確率になっている。36パック入り箱を買えば6,7枚は入ってる。 対象となるのは高レアリティのカードに限らずパック内にある&bold(){全てのカード}((基本土地含む。))であるため、プレミアムカード登場以前のカードか構築済みデッキ限定カードでない限り原則としてプレミアムカードが存在する。 後述するBOX特典カードや構築済みデッキの目玉カードなど、現状プレミアムカードしか存在しないカードもある。 また、最近のエキスパンションでは1箱買うと必ずフォイルが1枚おまけで貰えるようになった。 イクサランの相克までは既存カードの別イラスト版だったが、ドミナリア以降は完全限定カードになった。 2018-19シーズンのスタンダードでTier1に居た【ネクサス】デッキのキーカード《運命のきずな/Nexus of Fate》はこの枠で登場したカードな為かなり高く、下記の点と合わせて問題視されている。 パック内でフォイルカードが入る枠はエキスパンションごとに異なり、昔は基本土地がフォイルになったりだとか、元の位置にフォイルが入れ替わってる場合もあったが、今は一般エキスパンションの場合コモンのカードが1枚削れる代わりにフォイルが入るようになっている。 だから理論上は神話レアが2枚封入されるブースターも存在する。そしてコモンが基本土地に化けるあんまりなパックも。 特殊ブースターである「Masters」シリーズでは下記の例外を除き1パックに1枚必ずフォイルが入っている。その代わり基本土地は入らない。 フォイル封入率はブースターの袋や今は無きトーナメントパックの箱の裏側に書いてある。親切だが、これは訴訟大国アメリカで危険を避けるのが目的とのうわさ。 光っているとコレクター的価値が上がり、紙レアでもイラストアドがあるものが光ればなかなかの値段が付くこともあるが、 湿度で曲がりやすくなり、通常カードとフォイルを混ぜたデッキを作ると最悪フォイルがマークド(いかさまのためにカードに印をつけること)扱いされ、大きな大会でジャッジキルの可能性があるためフォイルを好まない人もいる。 上述の【ネクサス】でも《運命のきずな》は必ずフォイルになるためこれ4枚のみフォイルにしておくと間違えなくマークドを疑われてしまう。 フルフォイルでも無い限りはジャッジに「フォイルが許容出来ないレベルで反ったので、プロクシ発行してください」と頼み、当日限定のプロクシカードに置き換えて貰うほうが安全。 とはいえ、よっぽどトーナメント実績があるカードでもない限り、あんまり値段が付くわけでもないので光ったからと言ってあまり気にする人はいない。 逆にトーナメントプレイヤーでも「デッキのカードは全て黒枠、ウルザズ・レガシー以降のカードは全てFoil、第4版&ミラージュ以降のカードは全て日本語版」みたいなとんでもないこだわりを持った人も多い。 また、「基本土地は全部ゼンディカーのフルアートFoil」なんて人もいる。 ただし、MtGの世界には&color(red){プレミアムカードであることに意味があるカード}(→《Super Secret Tech》)も存在するため、頑張って集めたらいいことがある! ……………銀枠・アンヒンジドのカードで、トーナメントとかでは使用禁止だけどもね。 ちなみに《撃退/Foil》のFoilカードも存在します。 *スペシャル 特殊なレアリティとして「スペシャル」というものがある。 該当するのは「時のらせん」のタイムシフトカードすべて、「Vintage Masters」におけるパワー9、「Zeindikar Expeditions」を除く「Masterpiece Series」のカードすべて。「ゼンディカー」のトレジャーと「Zeindikar Expeditions」も似たような扱いなのでこちらで解説する。 「時のらせん」におけるスペシャルは1パックに1枚必ず封入されるタイムシフトカード専用のレアリティ。元のカードのレアリティに関わらず一律でこのレアリティになる。このタイムシフトカードは特別に旧枠で印刷されている。 これはセットのカードに含まれる再録として扱われるのでスタンダードなどのフォーマットで使用可能。 Magic Online限定パックである「Vintage Masters」にはパワー9専用レアリティとして「スペシャル」が存在する。約53パックに1枚の割合で封入されており、スペシャルが入っている場合はフォイルが入らない。 また、旧ゼンディカーには720パックに1つと言われる低い確率でパワー9やデュアルランドを含むヴィンテージレベルの希少なカードが封入されている。 この情報はプレリリースと呼ばれる発売記念イベントまでまったくの秘密にされ、その話が広まるにつれてパック、ボックスの予約が数倍になったという。 トレジャーカードが人気を博したことから数年後のゼンディカー第二段「戦乱のゼンディカー」発売の際にも特殊なカードが封入されることが発表された。 「戦乱のゼンディカー・ブロック」の二つのセットには「Zeindikar Expeditions」と題してモダンやレガシーでも人気のある土地カードが新規イラストのフルアート、フォイル仕様で封入されている。(確率は神話レアのフォイル程度とされる) これが好評だったことから2016年の「カラデシュ」からすべてのセットでセットのテーマに合わせた人気カードを「Masterpiece Series」と題して再録していた。レアリティも新規に「スペシャル」と設定され、だいたい100〜150パックに1枚(セットにより異なる)の確率で封入されている。 が、実際やってみると頻繁にやり過ぎたことによる質の低下が顕著となり、2017年の「破滅の刻」以降は「素晴らしいことができるときにだけ作る」という方針に変更となった。 トレジャーもMasterpiece Seriesも封入されたセットのものとされないため、最後に印刷された時のセットが使用できるフォーマットでしか使用禁止である。 例えば「ゲートウォッチの誓い」のものには「不毛の大地」が含まれているが最後のエキスパンションはテンペストのままでありレガシーでは使用できるがモダンやスタンダードで使用できない。 この不毛の大地のように使えたらヤバいものも含まれているので当然ではあるが。 「戦乱のゼンディカー」にあったフェッチランドやバトルランドなどはその時期のスタンダードでも使用できた。 また、リミテッドでは使用できる。 地味なコレクターにとっての利点(同時に残念な点でもある)としてMasterPiece Seriesはすべての言語のパックで英語版しか含まれていない。MTGは結構珍しい言語でも印刷されてるほか他言語のコレクターというものも結構いる。日本語は珍しい方なので当然枚数は少なくなる。そうなると入手難度が高くなりすぎる&印刷枚数が少なくなりすぎて印刷コストがかかりすぎる恐れがあった。事実日本語パックに封入されたものと英語パックなどに封入されたものでは光り方が違うと言われている。 「戦乱のゼンディカー」のバトルランドのように同じエキスパンションのカードが含まれることがあるが、MasterPiece Seriesのみで印刷されるカードは存在しない。 何かと話題に上る再録禁止カードリストであるが当然影響を受けている。 旧「ゼンディカー」でP9やらデュアランやらが入っているらしいじゃないかと言われるかもしれないが、このときはWizards社が持っていた在庫を使い、それでも足りない分については全米のカードショップからかき集めてきたとのこと。 再び印刷して封入したではわけではないということらしい。 また、そもそも紙媒体ではない「Vintage Masters」では影響はない。((再録禁止は元の英語ではofficial reprint policy、つまり再印刷に関するポリシーである。ゼンディカー以前は既に印刷されているカードを封入することがなされていなかったので再印刷禁止=再録禁止で問題はなかったが、その後も訳語が改定されなかったために日本国内で混乱を招いた。「レジェンズ」のカードが封入された「団結のドミナリア」でもこの件は問題になっている。)) 灯争大戦では逆に日本語版パック限定で1/2の確率で日本人イラストレーターによる絵のプレインズウォーカーカードが封入されている。中でも天野喜孝イラストのリリアナはオリジナル版の2倍以上の値段で取引されている。 怪獣をフィーチャーしたイコリアではドラフトブースターには1/12の確率で、コレクターブースターには確定1枚でゴジラコラボカードが封入されている。 日本語版パック限定で3種のカード(バトラ、三式機龍、モスラの繭)が追加されている。 これらは大会でも使用可能だが、ルール上では「既存カードのイラスト替え」として扱われる。&s(){[[別のTCG>バトルスピリッツ]]での[[ゴジラコラボ>バトルスピリッツのコラボカード/コラボブースター]]では[[オリジナルのカード>コラボブースター 東宝怪獣大決戦(Battle Spirits)]]なのに。} 『エルドレインの王権』以降は特定カードのイラストや枠デザインをそのパックの世界観・モチーフに合わせたもの(エルドレインであれば絵本のようなデザイン、テーロス還魂記であれば星空、イコリアであればアメコミ。特にカルドハイムや神河など特定の国に元ネタがあるパックでは、モチーフとなった国のイラストレーターを起用している。)にした「ショーケース枠」がランダムで封入されている。 『ドミナリア』や『灯争大戦』同様パック内のレアリティに影響はなく、1パックにショーケース枠が複数枚入っていることもある。 追記・修正はデッキの全カードをプレミアムカードにしてる人にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - [[レアリティ(TCG)]]より独立しました -- 名無しさん (2020-01-15 18:51:23) - 「ニクスへの旅」はパック15枚全てがテーロスの15柱の神=神話レアになってるパックがあったのだとか。レア枠とフォイル枠が共に神話レアでなんて事もあるけど、それで両方同じカードを出したことがある。「時の賢者」で反応に困ったけど。 -- 名無しさん (2020-01-15 21:36:07) - 神パック(文字通り)はリミテで引くと話にならないため、フロアジャッジに申告すると追加の1パックと交換してプレイして良いとされたトカ。 -- 名無しさん (2020-01-16 10:13:40) - レア度がいろいろありすぎてよくわからないことになってる弟分や、ここ数年でやたらレアリティが増えた弟のライバルと比べて地味だよな -- 名無しさん (2020-01-17 13:53:08) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2020/01/15 Wed 18:48:03 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 8 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ここでは、[[Magic: The Gathering>Magic the Gathering]]におけるカードの[[希少度>レアリティ(TCG)]]について解説する。 #contents() *Magic: The Gatheringにおけるレアリティ事情 最古参のMTGにおいてレアリティは長い間、「コモン」「アンコモン」「レア」の3つというシンプルなものだった。 レアリティはカードの封入枚数で決めるという割と親切な仕様・・・とみせかけて最初期では各レアリティごとに一定の確率で基本土地に入れ替わっている。 いざパックを開けたら基本土地ばっかだったなんて話も結構ある。アルファでレアの島を引いたという笑い話は有名。 さらに、稀にエラーパックとして各レアリティの枚数が規定と異なるなんてこともあった。その為アンコモン枠が全部レアになったレア4枚とかいう恐ろしいパックもありうる…というか実際にそのようなパックの開封動画が存在している。 また、最初期の一部のブースターは8枚入りだった。 最近はブースターの中に基本土地が一枚入っていて、ある意味基本土地は別のレアリティとなりつつある。 一部チェックリストカードに化けたり基本じゃない土地が入ってたりすることがあるエキスパンションもある。 その後、誕生から15年たったアラーラの断片で新しいレアリティ「神話レア」が登場し4段階になった。封入率はブースター8パック中1パックの割合で、レアと入れ替わりで入っている。 現行のドラフト・ブースター((従来のブースターパック。ブースターパックの種類が増えたためこの名称になった。))では11枚のコモンあるいは10枚のコモン&1枚の基本土地、3枚のアンコモン、1枚のレアあるいは神話レアの15枚+[[トークン]]1枚が基本的な内容となっている。 レアリティの見分け方はカード中段の右側にある「エキスパンション・シンボル((各商品ごとに用意されたシンボル。次元を現すものやストーリー中の重要アイテム、単なるマークなどが描かれている。))」の色で行なう。 黒がコモン(と基本土地)、銀がアンコモン、金がレア、オレンジが神話レアである。 レアリティを参照する効果は今のところ銀枠を除き存在しないが、コモンのカードのみでデッキを構築する「[[パウパー/Pauper>Pauper(MtG)]]」や、アンコモンまで拡大した「職工」というフォーマットが存在する。 一度でもコモンで刷られていればそんなカードでも入れられるため、意外とパワーカードによる勝負がみられる。 *レアリティの変遷 初期のエキスパンションではレアが存在しないものもあった。 コモン、アンコモンのなかで印刷枚数に差をつけることでレアリティに違いを与え、アンコモンの中には実質レア扱いされているものもある。 マジックではコモンしか使えないルールなども規定されていたりするのだが、 その場合に上記のようなレアが存在しないパックでは「みなし希少度」という概念に従って扱いを変える(コモンの中でも印刷枚数が少ない「コモン1」はアンコモン扱い、同様に「アンコモン1」がレア扱い)。 どういうことかというと初期のパックはその印刷の都合上同じレアリティ分類なのに存在量が異なる場合がある(「変則的な希少度」)ので、 必ずしも「コモンだから手に入りやすくレアだから手に入りにくい」とも限らないというのが理由である。 計算上「『アラビアンナイト』というエキスパンションのアンコモン4は、コモン1より出やすい」と逆転現象まで起こっている。 神話レアの登場時にはマローが説明をしているが記事が曲解されたりして不評が巻き起こったりもしており、後に再度説明をしている。 またそのラインナップはユーザーとの相互の意見交換を含めて展開することが発表されている。 要はショックランドがレアだからとデュアルランドなどの&bold(){優良かつ便利な}カードを上位互換として神話レアにしないってことなんだけど、 これを曲解して「神話レアは出にくいのに弱い」って思われちゃった、という話。 もちろんショック→デュアルはたとえ話で、デュアルは再販禁止カードなので印刷はされない。 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最初期にはカードパワーの高いカードをレアにすることで総合的なデッキパワーの調整を行おうとしたことがあったが(最古のサイクル「5ブーンカード」のうち[[青>青/Blue(MtG)]]の《Ancestral Recall》のみがレアで[[パワー9>パワー9(MtG)]]に数えられたことがその傍証とされる)、これは「プレイヤーがそんなに大量のパックを買うはずがない」と想定していたため。もちろん実際は多くのパックを買ってレア4枚集める人が出てきたため、この手法はすぐに廃止となった。 他にレアリティを使ったネタとしては「垂直サイクル」というカード群がある。 2マナ2/2がコモンなので、3マナ3/3がアンコモン、4マナ4/4がレアという、カードの根っこはそのままでレアリティに応じて大きくするもの。 現状、MtGではレアリティは各人が好きなカードでデッキを組む構築戦ではなく、開けたパックから引いたカードでその場でデッキを組んで戦うリミテッドのバランス調整のために用いられている。 封入率の高いコモンやアンコモンに(リミテッド戦で)あまりに強力なパワーカードが入っていると、それが多用されることでゲームバランスが大きく損なわれてしまうためである。 この典型的な例が「X火力呪文」(マナ・コストにXが含まれ、支払ったマナの数だけ威力が増す火力呪文の総称)である。初の日本語版が発売された第4版には[[赤>赤/Red(MtG)]]のコモンに二種類のX火力呪文(《火の玉/Fireball》と《分解/Disintegrate》)が含まれていたのだが、そいつらのせいでリミテッドであっさり焼き殺される事態が多発してしまった。 そうした反省を踏まえ、現在は「X火力呪文」は全てアンコモン以上のレアリティに設定されている。 また、そのようなカードをより上のレアリティに入れた結果、火力や除去など基本的な機能のカードがコモンに無くなってしまうことがある。これはこれで困るので、構築での使用には耐えないがリミテッドのコモンとしては適正なバランスのカードを新たに作り、コモンに入れるという手段が採られることもある。そのため同じセットでコモンの上位互換がレアにあるといった現象も時折見られる。 同様にリミテッドを快適に遊ぶ観点から、だぶついて困るようなカードは手に入りすぎることを防ぐために高いレアリティになる傾向がある。「伝説の」((戦場に同名カードが複数存在できないカード。複数出そうとすると、同じ名前の伝説のカードの中から一枚選んで残りを墓地に送る必要がある。))カードが特に顕著で、伝説のカードは黎明期のカードを除いてコモンには存在しないようになっている。 また、コモンのカードはパックのメカニズムを簡潔に体現するようなカードになっている場合が多い。 これはリミテッドや単純な開封においてパックごとのテーマをより楽しめるようにするためで、高確率で手に入るため少数のカードを手に入れるだけでもそのパック特有の体験を楽しめるようになっている。 「コモンに存在しないテーマはテーマではない」とはマローの言で、コモンのカードがパックを盛り上げてくれることを重視しているようだ。 余談だが、mtgは他の多くのTCGと異なり&bold(){構築済みデッキやプロモーション限定カードであってもレアリティが割り当てられている}((たいていのTCGはレアリティ無しか専用のレアリティが用意される。))。 例えば目玉カードやプレインズウォーカーは神話レアとなっている。 もちろん収録カードや枚数は決まっているためレアリティそのものはパウパーに関わるコモンを除いて((《眷者の装飾品》というカードがパウパーで禁止された際に「統率者デッキのレアリティの都合でコモンなだけ」と言われてしまっている。))ブースターパックで再録されない限り意味はない(([[MTGアリーナ]]で使用可能なカードの場合、同レアリティのワイルドカードと交換できるため無意味ではない。))。 *プレミアムカード レアリティとは別にウルザズ・レガシー以降ランダムで光る加工がされたプレミアムカード(foil)が付加でパック内に入ることになった。 封入率はエキスパンションにより異なるが、パックの裏に割合が書いてある。昔は100枚に1枚の封入率だったが、だんだん優しくなってきて今では45枚に1つくらいの確率になっている。36パック入り箱を買えば6,7枚は入ってる。 対象となるのは高レアリティのカードに限らずパック内にある&bold(){全てのカード}((基本土地含む。))であるため、プレミアムカード登場以前のカードか構築済みデッキ限定カードでない限り原則としてプレミアムカードが存在する。 後述するBOX特典カードや構築済みデッキの目玉カードなど、現状プレミアムカードしか存在しないカードもある。 また、最近のエキスパンションでは1箱買うと必ずフォイルが1枚おまけで貰えるようになった。 イクサランの相克までは既存カードの別イラスト版だったが、ドミナリア以降は完全限定カードになった。 2018-19シーズンのスタンダードで[[Tier]]1に居た【ネクサス】デッキのキーカード《運命のきずな/Nexus of Fate》はこの枠で登場したカードな為かなり高く、下記の点と合わせて問題視されている。 パック内でフォイルカードが入る枠はエキスパンションごとに異なり、昔は基本土地がフォイルになったりだとか、元の位置にフォイルが入れ替わってる場合もあったが、今は一般エキスパンションの場合コモンのカードが1枚削れる代わりにフォイルが入るようになっている。 だから理論上は神話レアが2枚封入されるブースターも存在する。そしてコモンが基本土地に化けるあんまりなパックも。 特殊ブースターである「Masters」シリーズでは下記の例外を除き1パックに1枚必ずフォイルが入っている。その代わり基本土地は入らない。 フォイル封入率はブースターの袋や今は無きトーナメントパックの箱の裏側に書いてある。親切だが、これは訴訟大国アメリカで危険を避けるのが目的とのうわさ。 光っているとコレクター的価値が上がり、紙レアでもイラストアドがあるものが光ればなかなかの値段が付くこともあるが、 湿度で曲がりやすくなり、通常カードとフォイルを混ぜたデッキを作ると最悪フォイルがマークド(いかさまのためにカードに印をつけること)扱いされ、大きな大会でジャッジキルの可能性があるためフォイルを好まない人もいる。 上述の【ネクサス】でも《運命のきずな》は必ずフォイルになるためこれ4枚のみフォイルにしておくと間違えなくマークドを疑われてしまう。 フルフォイルでも無い限りはジャッジに「フォイルが許容出来ないレベルで反ったので、プロクシ発行してください」と頼み、当日限定のプロクシカードに置き換えて貰うほうが安全。 とはいえ、よっぽどトーナメント実績があるカードでもない限り、あんまり値段が付くわけでもないので光ったからと言ってあまり気にする人はいない。 逆にトーナメントプレイヤーでも「デッキのカードは全て黒枠、ウルザズ・レガシー以降のカードは全てFoil、第4版&ミラージュ以降のカードは全て日本語版」みたいなとんでもないこだわりを持った人も多い。 また、「基本土地は全部ゼンディカーのフルアートFoil」なんて人もいる。 ただし、MtGの世界には&color(red){プレミアムカードであることに意味があるカード}(→《Super Secret Tech》)も存在するため、頑張って集めたらいいことがある! ……………銀枠・アンヒンジドのカードで、トーナメントとかでは使用禁止だけどもね。 ちなみに《撃退/Foil》のFoilカードも存在します。 *スペシャル 特殊なレアリティとして「スペシャル」というものがある。 該当するのは「時のらせん」のタイムシフトカードすべて、「Vintage Masters」におけるパワー9、「Zeindikar Expeditions」を除く「Masterpiece Series」のカードすべて。「ゼンディカー」のトレジャーと「Zeindikar Expeditions」も似たような扱いなのでこちらで解説する。 「時のらせん」におけるスペシャルは1パックに1枚必ず封入されるタイムシフトカード専用のレアリティ。元のカードのレアリティに関わらず一律でこのレアリティになる。このタイムシフトカードは特別に旧枠で印刷されている。 これはセットのカードに含まれる再録として扱われるのでスタンダードなどのフォーマットで使用可能。 Magic Online限定パックである「Vintage Masters」にはパワー9専用レアリティとして「スペシャル」が存在する。約53パックに1枚の割合で封入されており、スペシャルが入っている場合はフォイルが入らない。 また、旧ゼンディカーには720パックに1つと言われる低い確率でパワー9やデュアルランドを含むヴィンテージレベルの希少なカードが封入されている。 この情報はプレリリースと呼ばれる発売記念イベントまでまったくの秘密にされ、その話が広まるにつれてパック、ボックスの予約が数倍になったという。 トレジャーカードが人気を博したことから数年後のゼンディカー第二段「戦乱のゼンディカー」発売の際にも特殊なカードが封入されることが発表された。 「戦乱のゼンディカー・ブロック」の二つのセットには「Zeindikar Expeditions」と題してモダンやレガシーでも人気のある土地カードが新規イラストのフルアート、フォイル仕様で封入されている。(確率は神話レアのフォイル程度とされる) これが好評だったことから2016年の「カラデシュ」からすべてのセットでセットのテーマに合わせた人気カードを「Masterpiece Series」と題して再録していた。レアリティも新規に「スペシャル」と設定され、だいたい100〜150パックに1枚(セットにより異なる)の確率で封入されている。 が、実際やってみると頻繁にやり過ぎたことによる質の低下が顕著となり、2017年の「破滅の刻」以降は「素晴らしいことができるときにだけ作る」という方針に変更となった。 トレジャーもMasterpiece Seriesも封入されたセットのものとされないため、最後に印刷された時のセットが使用できるフォーマットでしか使用禁止である。 例えば「ゲートウォッチの誓い」のものには「不毛の大地」が含まれているが最後のエキスパンションはテンペストのままでありレガシーでは使用できるがモダンやスタンダードで使用できない。 この不毛の大地のように使えたらヤバいものも含まれているので当然ではあるが。 「戦乱のゼンディカー」にあったフェッチランドやバトルランドなどはその時期のスタンダードでも使用できた。 また、リミテッドでは使用できる。 地味なコレクターにとっての利点(同時に残念な点でもある)としてMasterPiece Seriesはすべての言語のパックで英語版しか含まれていない。MTGは結構珍しい言語でも印刷されてるほか他言語のコレクターというものも結構いる。[[日本語]]は珍しい方なので当然枚数は少なくなる。そうなると入手難度が高くなりすぎる&印刷枚数が少なくなりすぎて印刷コストがかかりすぎる恐れがあった。事実[[日本語]]パックに封入されたものと英語パックなどに封入されたものでは光り方が違うと言われている。 「戦乱のゼンディカー」のバトルランドのように同じエキスパンションのカードが含まれることがあるが、MasterPiece Seriesのみで印刷されるカードは存在しない。 何かと話題に上る再録禁止カードリストであるが当然影響を受けている。 旧「ゼンディカー」でP9やらデュアランやらが入っているらしいじゃないかと言われるかもしれないが、このときはWizards社が持っていた在庫を使い、それでも足りない分については全米のカードショップからかき集めてきたとのこと。 再び印刷して封入したではわけではないということらしい。 また、そもそも紙媒体ではない「Vintage Masters」では影響はない。((再録禁止は元の英語ではofficial reprint policy、つまり再印刷に関するポリシーである。ゼンディカー以前は既に印刷されているカードを封入することがなされていなかったので再印刷禁止=再録禁止で問題はなかったが、その後も訳語が改定されなかったために日本国内で混乱を招いた。「レジェンズ」のカードが封入された「団結のドミナリア」でもこの件は問題になっている。)) 灯争大戦では逆に日本語版パック限定で1/2の確率で日本人イラストレーターによる絵のプレインズウォーカーカードが封入されている。中でも天野喜孝イラストのリリアナはオリジナル版の2倍以上の値段で取引されている。 怪獣をフィーチャーしたイコリアではドラフトブースターには1/12の確率で、コレクターブースターには確定1枚でゴジラコラボカードが封入されている。 日本語版パック限定で3種のカード(バトラ、三式機龍、モスラの繭)が追加されている。 これらは大会でも使用可能だが、ルール上では「既存カードのイラスト替え」として扱われる。&s(){[[別のTCG>バトルスピリッツ]]での[[ゴジラコラボ>バトルスピリッツのコラボカード/コラボブースター]]では[[オリジナルのカード>コラボブースター 東宝怪獣大決戦(Battle Spirits)]]なのに。} 『エルドレインの王権』以降は特定カードのイラストや枠デザインをそのパックの世界観・モチーフに合わせたもの(エルドレインであれば絵本のようなデザイン、テーロス還魂記であれば星空、イコリアであればアメコミ。特にカルドハイムや神河など特定の国に元ネタがあるパックでは、モチーフとなった国のイラストレーターを起用している。)にした「ショーケース枠」がランダムで封入されている。 『ドミナリア』や『灯争大戦』同様パック内のレアリティに影響はなく、1パックにショーケース枠が複数枚入っていることもある。 追記・修正はデッキの全カードをプレミアムカードにしてる人にお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - [[レアリティ(TCG)]]より独立しました -- 名無しさん (2020-01-15 18:51:23) - 「ニクスへの旅」はパック15枚全てがテーロスの15柱の神=神話レアになってるパックがあったのだとか。レア枠とフォイル枠が共に神話レアでなんて事もあるけど、それで両方同じカードを出したことがある。「時の賢者」で反応に困ったけど。 -- 名無しさん (2020-01-15 21:36:07) - 神パック(文字通り)はリミテで引くと話にならないため、フロアジャッジに申告すると追加の1パックと交換してプレイして良いとされたトカ。 -- 名無しさん (2020-01-16 10:13:40) - レア度がいろいろありすぎてよくわからないことになってる弟分や、ここ数年でやたらレアリティが増えた弟のライバルと比べて地味だよな -- 名無しさん (2020-01-17 13:53:08) #comment #areaedit(end) }

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