悪魔の迷宮(フリーゲーム)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/06/08(金) 21:34:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(30){&color(red,black){あなたは少女を悪夢に突き落としました}}} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0){もし、あなたに少女を愛でる心があるのなら}}} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0){小さな手を優しく引いて}}} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0){悪夢の出口へと導いてあげてください。}}} 『悪魔の迷宮』とは、サークル「きつねみみ饅頭」が制作した18禁ADV[[フリーゲーム]]。 2007年3月20日に公開開始、現在修正パッチはVer1.03が出ている。 残念ながら2021年10月頃よりきつねみみ饅頭の活動が沈黙し、サークルの公式ホームページもFC2の規約変更による強制移転の影響でアクセス不能になってしまった。 一応ホームページ内のコンテンツページおよびアップローダーは残っているため、検索すれば見つける&ダウンロードが可能。(公式サイトURLの"fc2"の部分を"2nt"に置換すればOK) なおサークル代表にして作者のはむぅ氏自身は2024年現在も[[pixiv]]やTwitterにて活動中。 ADV系フリーゲームではおなじみの吉里吉里を使用し、絵・シナリオは同サークルの手によるもの。 同サークル初期の作品なのでお世辞にも絵はそれほどうまくないものの、これはこれで味があると評価されている。 CG回収しつつじっくりプレイしても2~3時間ほどで終わるため、[[ゲーム]]としてはわりと短い部類に入る。 しかし、その終始ホラーで鬱な内容と、True endの&bold(){衝撃的などんでん返し}でプレイヤーをどん底に叩き落としたことで一時期話題になった。 物語の救いの無さではフリーエロゲーの中でもトップクラス。そもそもゲーム開始時点から記事冒頭の「あなたは~」がデカデカと表示されるため非常に気が滅入る。CGと各エンディングをコンプリートする頃には「きつねみみ饅頭」のロゴとジングル音が[[トラウマ]]になること請け合い。 現在でも恐いフリーゲームの話題になるとよく名前が挙がる。   **【概要】 いわゆるオーソドックスな選択肢式のADVゲームであり、基本は三人称視点で物語は進む。 ゲーム中の選択肢は一部を除き2択で出現。が、間違えた選択肢を選ぶと即[[ゲームオーバー]]。エッチシーン有りのBADENDになる。 基本は選択肢でセーブし総当たり式に攻めていけばクリア可能。 しかし、途中のたくさんの檻がある部屋は時間制限(選択肢を選ぶ行動回数制限)があり、余計なことをしすぎると強制的にBADENDになるので注意。やみくもに調べず、文章をよく見よう。 クリア後にもう一度ゲームを最初からスタートさせると、True endに分岐する選択肢が序盤に出現する。 ……が、この選択肢は"選択肢"としては出現せず、小さな変化に気が付かないと一生辿り着けない。クリア直後のメッセージが大きなヒントになっている。   ***・ホラー・鬱要素 本作は非常にダークで陰鬱に物語が進み、ホラーテイストのシナリオと不安を煽る[[BGM]]でプレイヤーのチンコを萎えさせる。 短いながらもグロシーンやホラーシーンは多く、代表的なのが―― ・山積みになった死体 ・檻から伸びる手と赤い目 ・True endの後日談 などなど。 ん、最後がおかしい? プレイすればわかります。 また、ドッキリ要素で驚かされる場面も多い。 突然怖い画像が出たり大きな音が鳴ったりといった仕掛けはないものの、画面の揺れや血しぶきなどが急に発生するため結構心臓に悪い。 そしてTrue end後の後日談はトラウマレベルの恐怖シーンである。トゥルー=ハッピーとは限らないのだ! BADENDも5種類ながら、精神崩壊・発狂・衰弱死などかなり濃い。 BAD1と3はある意味マシな結末。快感にあえぐ淫乱幼女を見たい人にはオススメ。 初回クリアで辿り着くエンディングもハッピー、もしくはメリーバッドエンドと言えるだろう。 &s(){というか最後の部屋で一生過ごした方が幸せだったんじゃ…} True endを見た後だと、むしろBADのほうが平和に終わっているとの意見多数。 ***・エロ要素 18禁ゲームなので当然エロシーンも存在する。 作者が[[百合]]好きなためか、Hシーンの多くは女の子同士(いわゆるおねロリ)。 牢獄の少女や「お姉ちゃん」たちとの絡みはとてもエロい。 一方で触手視姦に蟲姦にレイプ、&color(#F54738){&bold(){大量の幼虫に腹を喰い破られる}}、&bold(){&color(#F54738){「いただきます」される}}など上級者向けのエグいシーンも。 放尿やオナニーもあるが、上記のインパクトのせいで影に隠れがち。でもオナニーシーンのエロさはガチ(ただし&color(#F54738){&bold(){油断しないこと}})。 **【あらすじ】 目を覚ますと、しおんは薄暗い部屋の床に倒れていた。 「ここ…、どこ……?」 目を凝らして見渡せば、床も天井も粗い石造り。それはまるで牢獄のよう。 しかも何故か裸。 ここはどこなのか。どうして自分がこんな所に居るのか。それすらも判らない。 不安と混乱しかない中で、しおんは必死に脱出を目指すが…… (ゲーム本編より一部抜粋・改変)   **【登場人物】 ・遠野木 しおん((名字は公式サイトに記載されていたもので、本編には登場しない)) 主人公。英知も勇気も無い、ただの弱い女の子。でも心は優しい。 ロリでつるぺた。発言の幼さとか見た目が完全に小○生の少女。というか9s……ゲフンゲフン。 まるで地獄のような悪夢の世界に全裸で放り込まれても、半泣きで脱出しようとあがく芯の強い幼女。 プレイヤーの選択によっては噛み殺されたり、腹を喰い破られたり、発狂したり悲惨な末路を辿る。 また一方では触手やら謎の少女やらに誘われて快楽に溺れることになる。 ・『悪魔』のような男 BADEND4に登場。首から下は褐色大男、首から上がヤギの骸骨。 一部BAD限定の登場だが、ガチロリの処女を無理やり奪い、[[イラマチオ]]したりズコバコして徹底的に凌辱する姿は強いインパクトを残してくれる。 ・檻の中の少女たち 牢獄部屋にいる青髪ロングヘアの娘や赤髪の姉妹っぽい娘。ほとんどが触手に犯されている。 金髪で赤い目の少女は牢獄の主らしく、触手を操れる。さらにもう1つ能力(?)があって…… BADEND3ではみんなと「仲良く」なれます。 唯一伏線回収をされなかった上、特に物語の真相に関わるような描写・補足も無かったため結局何者なのか不明(真相を考えると後述の解釈が妥当と思われるが)。 ・「お姉ちゃん」たち ゲーム終盤及びBADEND5で登場。しおんにそっくりな少女たち。 ある部屋に集団で閉じこもり、誰かを待っているらしい。 迷宮を突破して部屋に辿り着いたしおんを輪k……優しく抱いてくれる。 その正体は……? **【ネタバレ】 ※以下、真相につき[[ネタバレ]]注意 #center(){&size(20){&color(blue){&bold(){「しおん……可哀想な子。どうして檻を出てしまったの」}}}} 主人公しおんは『悪魔』が愉しむための存在であり、「しおん」という人間の少女を元にして作られたクローンの1人である。 オリジナルのしおんが『悪魔』に凌辱されて壊れてしまったので、『悪魔』は代わりを作ったのだ。 暖かな生活を送っていた記憶が断片的なのも、両親の顔が思い出せなかったのも、クローンゆえに記憶の再現が不完全だったため。本当は生まれた時から迷宮にいた。 迷宮を作ったのも『悪魔』で、道中で出会った触手や少女たちも『悪魔』が作った[[人工生物]]なのだろう。 最後の部屋にいたしおん似の「お姉ちゃん」たちは、『悪魔』に捕まったしおんのクローン。 当然その部屋にあった少女の死体もすべて、脱出に失敗したクローンである((これは本編中にミスってBADに行き着いたしおん、つまり「本作のプレイヤー達によって殺された」存在という意味でもある))。 初回クリア時にこのことが判明し、しおんは「お姉ちゃん」の手で安らかな眠りにつかされた。 そしてTrue endでは「お姉ちゃん」の助けで脱出口を見つけることに成功するのだが…… 『悪魔』の追跡を振り切り脱出した彼女の前に広がっていたのは、真っ白な世界。 そこに現れた天使らしき少女から、人類は既に死滅したという事実を告げられる。 家族に会いたいというしおんの願いを少女は聞き入れ、彼女の首に手を掛ける。 しおんは少女の腕に抱かれながら静かに息を引き取り、その魂は天に昇って行った―― ……と、ここまでならある種の[[ハッピーエンド]]で終わりそうだが、 このTrue end後、タイトル画面に「少女を連れ出す」という選択肢が追加される。 True endの後にしおんがどうなったのかという、いわゆる後日談のような補完の物語。 シナリオ自体は短いものの、&u(){このゲームが「ホラーゲーム」であるという事実}を再認識させ、同時にプレイヤーの希望を打ち砕く&color(#F54738){&bold(){最悪の結末}}が待っている。 ※以下、「少女を連れ出す」内容ネタバレ注意 #center(){&size(20){&color(blue){&bold(){「ありがとう……」}}}} 目を覚ますとしおんはベッドの上にいた。 初潮による出血に慌てつつも、すべてが夢だったのだと安心する中、母親が彼女を起こそうと部屋をノックする。 「おかあさんっ…」 泣きじゃくり、思わず走り寄って抱き着くしおん。 恐怖と暗闇の中で必死に探し求め、ようやく会うことができた本物の母親。 半ベソのしおんが顔を上げると…… そ こ に は 「どうしたの? しおんちゃん」 **【余談】 本作タイトルの『悪魔の迷宮』は、ゲーム中の描写をそのまま受け取るなら「悪魔が趣味で作った迷宮」となる。 が、ゲーム起動時の文章を始め、本編外に散りばめられた要素や本編真相を合わせて考えてみると、 「迷宮を探索する少女を自身の選択肢1つでエログロで悲惨な目に遭わせ、その状況に興奮し楽しんでいる&color(#F54738){&bold(){プレイヤーこそ悪魔そのもの}}」 というメタフィクション的なメッセージが浮かび上がってくる。 そりゃそうだ だって #center(){&size(18){&color(red,black){このゲームを起動しなければ}}} #center(){&size(18){&color(red,black){しおんは悲惨な目に遭わなかったんだから}}} ちなみにTrue endクリア後にタイトルに戻り、「『ゲーム』を始める」を選択すると…… 追記修正―― #center(){&size(30){&color(red,black){また…するの…?}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,39) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - …つまり、悪魔=こういう鬼畜エロゲーを楽しむプレイヤー本人という意味なのかこれは -- 名無しさん (2013-12-24 05:35:18) - 幼女を酷い目に合わせたくなければ、DL自体するなというお話 -- 名無しさん (2014-04-05 17:35:05) - 最後が、よく分かんないだけど。 -- メモル (2014-07-16 15:33:39) - やったことあったの無意識に忘れ去ってたくらいトラウマだった。思い出してしまった…… -- 名無しさん (2014-07-16 15:44:40) - 「どう足掻いても絶望」フリーゲーム。 -- はずき (2014-08-03 20:03:55) - バッドエンドだけど、(True Endに比べたらまだ)バッドエンドじゃなかった!!バッドエンドだけど、(上記と同文)バッドエンドじゃなかったああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! -- 成美斗 (2014-08-03 20:11:03) - ↑4しおんはクローンだったため記憶が劣化していて、両親の顔だけ抜け落ちていたという救えないオチ。 (「後味の悪い話まとめサイト @2ch オカルト板」より抜粋) -- 河谷 (2014-08-10 21:44:46) - このゲームって今ダウンロード出来ないのですか? -- 名無しさん (2014-08-13 00:11:10) - ↑「きつねみみ饅頭」と作者さんの名前で検索したら、見つかります。 -- 明定 (2014-08-13 17:33:09) - 真エンディングの母親の左手・・・、形がおかしい・・・・。 -- 向坂 (2014-09-04 10:48:44) - ↑×4どぎついネタバレ持ってきやがったな・・・。 -- 名無しさん (2014-09-04 10:51:22) - trueエンドまで見て出た感想「・・・で?」 -- 名無しさん (2016-01-02 22:00:21) - 他のホラー要素より何より、コンプした後の例の仕様に心底ビビらされた。プレイ中の演出なら構えられるがよぉ、不意打ちでこられるとノーガードなんだから勘弁してくださいよぉ(泣き言) -- 名無しさん (2016-02-12 21:56:19) - この名作を知ってから俺は無料ゲームをやり始めるようになったなぁ……未だに悪魔の迷宮を超える無料ゲーには出会っていないが。 -- 名無しさん (2016-05-03 23:20:34) - この作者の作品の「ボンバーアーメン」はギャグ多めで雰囲気が全然違ってワロタ。 -- 名無しさん (2016-05-03 23:43:05) - ある意味しおんにとっての本当の「悪夢の出口」は、「ウインドウを閉じる」か「ファイルを削除する」 -- 名無しさん (2016-07-03 20:38:00) - 真にしおんが救われるためには誰もこのゲームをプレイしなくなることなんだろうけど、そんな日が来るのはいつになることやら…?それとも、ムーンライトラビリンスみたいに有志がパロディゲーを出してくれるのを期待するとか? -- 名無しさん (2017-05-24 21:46:07) - しばらく経てば顔の無いお母さんにも慣れそうだ -- 名無しさん (2018-10-30 20:51:17) - ↑4 ボンバーアーメンどうやってクリアするんだ……全部の爆破シーン一周目で回収したり、逆にノーミスで行ったり、最後の選択肢で10回位(爆弾が描かれてる)選択肢を選んでもバッドエンドしか見れないぞ…… -- 名無しさん (2019-03-08 18:02:20) - 『顔をあげるとそこには』のところだけで、True後の展開がわかってしまった…… -- 名無しさん (2021-01-07 09:53:37) - 確認したらサイトのDLリンクが死んでいた。もう、しおんを地獄に落とせなくなったんだ……良かったね…… -- 名無しさん (2021-03-18 04:10:34) - ん?ダウンロードできたぞ? -- 名無しさん (2021-04-12 00:12:13) - ↑作品コンテンツのページは残っていてDLも可能だったから、そこ含めて本文の内容編集しておいた -- 名無しさん (2022-05-27 22:01:00) - 昔プレイしたけどTrue endクリア後の演出は知らなかったな -- 名無しさん (2023-04-18 09:07:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/06/08(金) 21:34:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&size(30){&color(red,black){あなたは少女を悪夢に突き落としました}}} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0){もし、あなたに少女を愛でる心があるのなら}}} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0){小さな手を優しく引いて}}} #center(){&bold(){&color(#3B4EF0){悪夢の出口へと導いてあげてください。}}} 『悪魔の迷宮』とは、サークル「きつねみみ饅頭」が制作した18禁ADV[[フリーゲーム]]。 2007年3月20日に公開開始、現在修正パッチはVer1.03が出ている。 残念ながら2021年10月頃よりきつねみみ饅頭の活動が沈黙し、サークルの公式ホームページもFC2の規約変更による強制移転の影響でアクセス不能になってしまった。 一応ホームページ内のコンテンツページおよびアップローダーは残っているため、検索すれば見つける&ダウンロードが可能。(公式サイトURLの"fc2"の部分を"2nt"に置換すればOK) なおサークル代表にして作者のはむぅ氏自身は2024年現在も[[pixiv]]やTwitterにて活動中。 ADV系フリーゲームではおなじみの吉里吉里を使用し、絵・シナリオは同サークルの手によるもの。 同サークル初期の作品なのでお世辞にも絵はそれほどうまくないものの、これはこれで味があると評価されている。 CG回収しつつじっくりプレイしても2~3時間ほどで終わるため、[[ゲーム]]としてはわりと短い部類に入る。 しかし、その終始ホラーで鬱な内容と、True endの&bold(){衝撃的などんでん返し}でプレイヤーをどん底に叩き落としたことで一時期話題になった。 物語の救いの無さではフリーエロゲーの中でもトップクラス。そもそもゲーム開始時点から記事冒頭の「あなたは~」がデカデカと表示されるため非常に気が滅入る。CGと各エンディングをコンプリートする頃には「きつねみみ饅頭」のロゴとジングル音が[[トラウマ]]になること請け合い。 現在でも恐いフリーゲームの話題になるとよく名前が挙がる。   **【概要】 いわゆるオーソドックスな選択肢式のADVゲームであり、基本は三人称視点で物語は進む。 ゲーム中の選択肢は一部を除き2択で出現。が、間違えた選択肢を選ぶと即[[ゲームオーバー]]。エッチシーン有りのBADENDになる。 基本は選択肢でセーブし総当たり式に攻めていけばクリア可能。 しかし、途中のたくさんの檻がある部屋は時間制限(選択肢を選ぶ行動回数制限)があり、余計なことをしすぎると強制的にBADENDになるので注意。やみくもに調べず、文章をよく見よう。 クリア後にもう一度ゲームを最初からスタートさせると、True endに分岐する選択肢が序盤に出現する。 ……が、この選択肢は"選択肢"としては出現せず、小さな変化に気が付かないと一生辿り着けない。クリア直後のメッセージが大きなヒントになっている。   ***・ホラー・鬱要素 本作は非常にダークで陰鬱に物語が進み、ホラーテイストのシナリオと不安を煽る[[BGM]]でプレイヤーのチンコを萎えさせる。 短いながらもグロシーンやホラーシーンは多く、代表的なのが―― ・山積みになった死体 ・檻から伸びる手と赤い目 ・True endの後日談 などなど。 ん、最後がおかしい? プレイすればわかります。 また、ドッキリ要素で驚かされる場面も多い。 突然怖い画像が出たり大きな音が鳴ったりといった仕掛けはないものの、画面の揺れや血しぶきなどが急に発生するため結構心臓に悪い。 そしてTrue end後の後日談はトラウマレベルの恐怖シーンである。トゥルー=ハッピーとは限らないのだ! BADENDも5種類ながら、精神崩壊・発狂・衰弱死などかなり濃い。 BAD1と3はある意味マシな結末。快感にあえぐ淫乱幼女を見たい人にはオススメ。 初回クリアで辿り着くエンディングもハッピー、もしくはメリーバッドエンドと言えるだろう。 &s(){というか最後の部屋で一生過ごした方が幸せだったんじゃ…} True endを見た後だと、むしろBADのほうが平和に終わっているとの意見多数。 ***・エロ要素 18禁ゲームなので当然エロシーンも存在する。 作者が[[百合]]好きなためか、Hシーンの多くは女の子同士(いわゆるおねロリ)。 牢獄の少女や「お姉ちゃん」たちとの絡みはとてもエロい。 一方で触手視姦に蟲姦にレイプ、&color(#F54738){&bold(){大量の幼虫に腹を喰い破られる}}、&bold(){&color(#F54738){「いただきます」される}}など上級者向けのエグいシーンも。 放尿やオナニーもあるが、上記のインパクトのせいで影に隠れがち。でもオナニーシーンのエロさはガチ(ただし&color(#F54738){&bold(){油断しないこと}})。 **【あらすじ】 目を覚ますと、しおんは薄暗い部屋の床に倒れていた。 「ここ…、どこ……?」 目を凝らして見渡せば、床も天井も粗い石造り。それはまるで牢獄のよう。 しかも何故か裸。 ここはどこなのか。どうして自分がこんな所に居るのか。それすらも判らない。 不安と混乱しかない中で、しおんは必死に脱出を目指すが…… (ゲーム本編より一部抜粋・改変)   **【登場人物】 ・遠野木 しおん((名字は公式サイトに記載されていたもので、本編には登場しない)) 主人公。英知も勇気も無い、ただの弱い女の子。でも心は優しい。 ロリでつるぺた。発言の幼さとか見た目が完全に小○生の少女。というか9s……ゲフンゲフン。 まるで地獄のような悪夢の世界に全裸で放り込まれても、半泣きで脱出しようとあがく芯の強い幼女。 プレイヤーの選択によっては噛み殺されたり、腹を喰い破られたり、発狂したり悲惨な末路を辿る。 また一方では触手やら謎の少女やらに誘われて快楽に溺れることになる。 ・『悪魔』のような男 BADEND4に登場。首から下は褐色大男、首から上がヤギの骸骨。 一部BAD限定の登場だが、ガチロリの処女を無理やり奪い、[[イラマチオ]]したりズコバコして徹底的に凌辱する姿は強いインパクトを残してくれる。 ・檻の中の少女たち 牢獄部屋にいる青髪ロングヘアの娘や赤髪の姉妹っぽい娘。ほとんどが触手に犯されている。 金髪で赤い目の少女は牢獄の主らしく、触手を操れる。さらにもう1つ能力(?)があって…… BADEND3ではみんなと「仲良く」なれます。 唯一伏線回収をされなかった上、特に物語の真相に関わるような描写・補足も無かったため結局何者なのか不明(真相を考えると後述の解釈が妥当と思われるが)。 ・「お姉ちゃん」たち ゲーム終盤及びBADEND5で登場。しおんにそっくりな少女たち。 ある部屋に集団で閉じこもり、誰かを待っているらしい。 迷宮を突破して部屋に辿り着いたしおんを輪k……優しく抱いてくれる。 その正体は……? **【ネタバレ】 ※以下、真相につき[[ネタバレ]]注意 #center(){&size(20){&color(blue){&bold(){「しおん……可哀想な子。どうして檻を出てしまったの」}}}} 主人公しおんは『悪魔』が愉しむための存在であり、「しおん」という人間の少女を元にして作られたクローンの1人である。 オリジナルのしおんが『悪魔』に凌辱されて壊れてしまったので、『悪魔』は代わりを作ったのだ。 暖かな生活を送っていた記憶が断片的なのも、両親の顔が思い出せなかったのも、クローンゆえに記憶の再現が不完全だったため。本当は生まれた時から迷宮にいた。 迷宮を作ったのも『悪魔』で、道中で出会った触手や少女たちも『悪魔』が作った[[人工生物]]なのだろう。 最後の部屋にいたしおん似の「お姉ちゃん」たちは、『悪魔』に捕まったしおんのクローン。 当然その部屋にあった少女の死体もすべて、脱出に失敗したクローンである((これは本編中にミスってBADに行き着いたしおん、つまり「本作のプレイヤー達によって殺された」存在という意味でもある))。 初回クリア時にこのことが判明し、しおんは「お姉ちゃん」の手で安らかな眠りにつかされた。 そしてTrue endでは「お姉ちゃん」の助けで脱出口を見つけることに成功するのだが…… 『悪魔』の追跡を振り切り脱出した彼女の前に広がっていたのは、真っ白な世界。 そこに現れた天使らしき少女から、人類は既に死滅したという事実を告げられる。 家族に会いたいというしおんの願いを少女は聞き入れ、彼女の首に手を掛ける。 しおんは少女の腕に抱かれながら静かに息を引き取り、その魂は天に昇って行った―― ……と、ここまでならある種の[[ハッピーエンド]]で終わりそうだが、 このTrue end後、タイトル画面に「少女を連れ出す」という選択肢が追加される。 True endの後にしおんがどうなったのかという、いわゆる後日談のような補完の物語。 シナリオ自体は短いものの、&u(){このゲームが「ホラーゲーム」であるという事実}を再認識させ、同時にプレイヤーの希望を打ち砕く&color(#F54738){&bold(){最悪の結末}}が待っている。 ※以下、「少女を連れ出す」内容ネタバレ注意 #center(){&size(20){&color(blue){&bold(){「ありがとう……」}}}} 目を覚ますとしおんはベッドの上にいた。 初潮による出血に慌てつつも、すべてが夢だったのだと安心する中、母親が彼女を起こそうと部屋をノックする。 「おかあさんっ…」 泣きじゃくり、思わず走り寄って抱き着くしおん。 恐怖と暗闇の中で必死に探し求め、ようやく会うことができた本物の母親。 半ベソのしおんが顔を上げると…… そ こ に は 「どうしたの? しおんちゃん」 **【余談】 本作タイトルの『悪魔の迷宮』は、ゲーム中の描写をそのまま受け取るなら「悪魔が趣味で作った迷宮」となる。 が、ゲーム起動時の文章を始め、本編外に散りばめられた要素や本編真相を合わせて考えてみると、 「迷宮を探索する少女を自身の選択肢1つでエログロで悲惨な目に遭わせ、その状況に興奮し楽しんでいる&color(#F54738){&bold(){プレイヤーこそ悪魔そのもの}}」 というメタフィクション的なメッセージが浮かび上がってくる。 そりゃそうだ だって #center(){&size(18){&color(red,black){このゲームを起動しなければ}}} #center(){&size(18){&color(red,black){しおんは悲惨な目に遭わなかったんだから}}} ちなみにTrue endクリア後にタイトルに戻り、「『ゲーム』を始める」を選択すると…… 追記修正―― #center(){&size(30){&color(red,black){また…するの…?}}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,39) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - …つまり、悪魔=こういう鬼畜エロゲーを楽しむプレイヤー本人という意味なのかこれは -- 名無しさん (2013-12-24 05:35:18) - 幼女を酷い目に合わせたくなければ、DL自体するなというお話 -- 名無しさん (2014-04-05 17:35:05) - 最後が、よく分かんないだけど。 -- メモル (2014-07-16 15:33:39) - やったことあったの無意識に忘れ去ってたくらいトラウマだった。思い出してしまった…… -- 名無しさん (2014-07-16 15:44:40) - 「どう足掻いても絶望」フリーゲーム。 -- はずき (2014-08-03 20:03:55) - バッドエンドだけど、(True Endに比べたらまだ)バッドエンドじゃなかった!!バッドエンドだけど、(上記と同文)バッドエンドじゃなかったああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!! -- 成美斗 (2014-08-03 20:11:03) - ↑4しおんはクローンだったため記憶が劣化していて、両親の顔だけ抜け落ちていたという救えないオチ。 (「後味の悪い話まとめサイト @2ch オカルト板」より抜粋) -- 河谷 (2014-08-10 21:44:46) - このゲームって今ダウンロード出来ないのですか? -- 名無しさん (2014-08-13 00:11:10) - ↑「きつねみみ饅頭」と作者さんの名前で検索したら、見つかります。 -- 明定 (2014-08-13 17:33:09) - 真エンディングの母親の左手・・・、形がおかしい・・・・。 -- 向坂 (2014-09-04 10:48:44) - ↑×4どぎついネタバレ持ってきやがったな・・・。 -- 名無しさん (2014-09-04 10:51:22) - trueエンドまで見て出た感想「・・・で?」 -- 名無しさん (2016-01-02 22:00:21) - 他のホラー要素より何より、コンプした後の例の仕様に心底ビビらされた。プレイ中の演出なら構えられるがよぉ、不意打ちでこられるとノーガードなんだから勘弁してくださいよぉ(泣き言) -- 名無しさん (2016-02-12 21:56:19) - この名作を知ってから俺は無料ゲームをやり始めるようになったなぁ……未だに悪魔の迷宮を超える無料ゲーには出会っていないが。 -- 名無しさん (2016-05-03 23:20:34) - この作者の作品の「ボンバーアーメン」はギャグ多めで雰囲気が全然違ってワロタ。 -- 名無しさん (2016-05-03 23:43:05) - ある意味しおんにとっての本当の「悪夢の出口」は、「ウインドウを閉じる」か「ファイルを削除する」 -- 名無しさん (2016-07-03 20:38:00) - 真にしおんが救われるためには誰もこのゲームをプレイしなくなることなんだろうけど、そんな日が来るのはいつになることやら…?それとも、ムーンライトラビリンスみたいに有志がパロディゲーを出してくれるのを期待するとか? -- 名無しさん (2017-05-24 21:46:07) - しばらく経てば顔の無いお母さんにも慣れそうだ -- 名無しさん (2018-10-30 20:51:17) - ↑4 ボンバーアーメンどうやってクリアするんだ……全部の爆破シーン一周目で回収したり、逆にノーミスで行ったり、最後の選択肢で10回位(爆弾が描かれてる)選択肢を選んでもバッドエンドしか見れないぞ…… -- 名無しさん (2019-03-08 18:02:20) - 『顔をあげるとそこには』のところだけで、True後の展開がわかってしまった…… -- 名無しさん (2021-01-07 09:53:37) - 確認したらサイトのDLリンクが死んでいた。もう、しおんを地獄に落とせなくなったんだ……良かったね…… -- 名無しさん (2021-03-18 04:10:34) - ん?ダウンロードできたぞ? -- 名無しさん (2021-04-12 00:12:13) - ↑作品コンテンツのページは残っていてDLも可能だったから、そこ含めて本文の内容編集しておいた -- 名無しさん (2022-05-27 22:01:00) - 昔プレイしたけどTrue endクリア後の演出は知らなかったな -- 名無しさん (2023-04-18 09:07:30) - こんな趣味的な作品はフリーゲームでももう出てこないよな…今はもう懐かしく感じる -- 名無しさん (2025-06-15 03:14:08) #comment #areaedit(end) }

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