さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち(PS版)

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&font(#6495ED){登録日}:2021/02/03 Wed 20:27:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2000年5月2日に発売された映画『[[さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち]]』及びテレビ版『宇宙戦艦ヤマト2』を元に製作されたPS[[ゲーム]]作品である。 [[宇宙戦艦ヤマト・暗黒星団帝国三部作(PS2)]]につながるゲームシリーズの一つで前作『遥かなる星イスカンダル(以降前作と表記)』の続編にあたり、西暦2201年の[[白色彗星帝国]]との戦いを描く。 続編に『イスカンダルへの追憶』がある。 *概要 似て非なるストーリーを可能な限り纏めると同時に、ゲームの進め方次第で映画かテレビのストーリー分岐が行われるなど双方の魅力を余す所なく盛り込んでいる。 加えてストーリーそのものにも科学的な考証が多く取り入れられており、アニメにあったご都合主義な面はかなり少なくなっている。 ゲーム的にもイベントや会話のスキップができるようになったことで周回プレイがしやすくなり、操作性もややもっさり気味だった前作よりスピーディーになり、指示を出す場面も多い。 ゲームはHEX上でヤマトや艦載機を動かして敵と戦う「戦略」、敵と重なると移行する「3D戦闘」、クルーを直接操作する「白兵戦」から構成されている。 また今作はアニメシーンだけではなく全てのシーンがフルボイスになっており、そのほとんどに原作のキャストが声をあてている。 このためCD-ROM3枚組となっており、容量はカツカツとスタッフがインタビューで語っている。 *キャラクター クルーはヤマトのデフォルトのポジション(第一艦橋や個室)にいる際はHPが回復していき、そうでない時にはHPが徐々に減っていく代わりにヤマトをパワーアップさせることが可能。 敵陣営のキャラデザは基本的に劇場版のものを踏襲しており、唯一ガミラスのタランだけは2及び後作のものに準拠している。 以下は原作にない活躍があるキャラクターのみ記載。 ・[[真田志郎]](CV[[青野武]]) &font(#0000ff){「格言はどうだっていい」} 本作で大幅に増えた天体関連の解説を全て担う。このためセリフや知識量が凄まじいことに。 各種アイテムの生産に必須ではあるが修理に体力を使わなくなったため、前作ほどにブラックな労働を強いられる場面は少ない。 ・山本明(CV岡幸二郎) 「後は……後は任せたぞ……!」 原作では激しい戦いの中で死亡するが、条件を満たすことで戦線離脱扱いとなるものの生存させることができる。 ・南部康雄(CV林一夫) &font(#ff0000){「こうなりゃ弔い合戦だ!迎え撃ちましょう、艦長代理!」} 原作より出番やセリフが増えており、熱血漢な一面が強調されている。 また前作ではゲームユニットとしては古代の下位互換でしかなかったものの、今作では艦砲制御室や対空機銃室に配置することで対応した武装の命中率を上げられるというメリットがついた。 ・太田健二郎(CV安原義人) &font(#008000){「いや、どうせ立ち寄るなら物資も補給したいし、何より食料が心許なくて…」} 南部同様出番が増えており、心許ない食料を気にしたりと大らかで暢気な面が強調されている。 こちらも南部同様に前作では島の下位互換であったが、今作ではヤマトの航行速度を上げることができるようになった。 ・相原義一(CV野村信次) &font(#ffdc00){「原始的な方法ですよ。本来レーダーでやる機能を通信波でまかなってやるんです」} かつての経験から潜宙艦(原作のような迷彩ではなく、本当に宙へ潜る)を炙り出す方法を考案したり、イスカンダルへの航海の中でのホームシックをネタにされたりと特に出番が追加されている。 通信コマンドを使う機会が非常に多く、前作の真田さんに代わる過労死要員となった。 ・[[アナライザー>アナライザー(宇宙戦艦ヤマト)]](CV[[緒方賢一]]) &font(#ff0000){「アア!言ッテルソバカラ!」} 他のクルーが倒れてしまった際には単独で全員に治療を施したが、雪と佐渡先生とミーくんはベッドや布団に運んだものの、「アトの野郎ドモは廊下」とぞんざいに放置したのは語り草。 その後敵からの襲撃を受けるも、攻撃、操舵、修理の全てを一度にこなすという天才[[ロボット]]の名に恥じない働きっぷりを見せる。 ・新米俵太(CV[[三ツ矢雄二]]) &font(#0000ff){「私は、その、このドックの整備士兼清掃員で……」} 原作ではいつの間にかヤマトに乗り込んでいたが、ヤマトへ乗り込むエピソードが追加されている。 ヤマトの海底ドックの整備士兼清掃員をしていたところにクルーの反乱の話をたまたま聞いてしまい、ドックで養われたヤマトへの愛着から乗ることを直談判した。 当初はレーダー員だったが失敗続きで、雪の復帰に伴い技術班所属となった。彼を機械工作室に置くとマップ上での修理速度が上がる。 ・土方竜(CV[[大塚明夫]]) 「古代、死ぬなよ…沖田艦長は死ねとは教えなかったはずだぞ……!」 本作での立場はテレビ版の地球防衛軍総司令官。 ヤマトを見送る際に「あの艦はヤマトと違う」と副官に話したり、心の中でかつての教え子である古代の身を案じるシーンが追加されている。 ・三木幹夫(CV佐倉徹) &font(#808080){「残る道は、一つだ」} ゲーム[[オリジナルキャラクター]]。巡洋艦『すくね』の艦長。 物腰は穏やかだが闘志はヤマト乗組員にも劣らず、すくねの乗組員からの信頼も厚い。 反逆者の汚名が晴れたヤマトに同行するが…… ・参謀長(CV辻村真人) &font(#b8d200){「参謀長としての命令だ。行け、地球を救うのだ…!」} 古代からの報告を聞いても防衛会議にすら挙げない、反乱を起こしたヤマトに独断で無人艦隊を差し向けるなど原作以上に過激な行動を取った。 だがテレサからのメッセージを受けて考えを改め、ヤマト乗組員にも謝罪。自ら主力戦艦『さつま』の艦長として最前線に赴く。 途中で艦橋に被弾、負傷して戦線離脱するも生き延びており、ガニメデ基地で修理を終えたヤマトに対し、「地球を救う」よう命令した。 このときは白色彗星帝国への降伏が発表された後であり、徹底抗戦を決意したヤマト乗組員が責を負わされないよう、軍幹部からの独断命令として自ら責めを被る道筋を立てたのである。 奇しくも、反乱の形で飛び立ったヤマトを止めようとした始まりとは逆の形となった。 ・ナスカ(CV[[石丸博也]]) &font(#008cff){「バカな…こんな…動けぬ敵相手に負けるなど……」} 原作同様高速空母から途中で潜宙艦(潜宙戦艦)に乗り換え、さらにプロキオンの伴星の白色矮星を利用した罠を仕掛ける。だが最後は自分が仕掛けたこの罠によって自滅する。 ・[[デスラー]](CV伊武雅刀) 「言ったはずだ……わたしは屈辱を忘れぬ男だとね……」 テレビ版ルートでは彗星帝国を脱出したサーベラーの前に現れデスラー砲を発射、自身を陥れた借りを返す。 *メカニック 前作ではプレイアブルユニットはヤマトのみだったが、今作では艦載機及び味方の艦艇も操作可能。友軍は基本的に生き残らせることが評価につながるが、積極的に前線に出して活躍させるのも一興だろう。ここではヤマトと艦載機、そしてこのゲームで新しく登場したメカニックについてのみ触れる。 ・ヤマト 今作でも相変わらず再現度は高め。前作と比較すると実弾系武装の性能が大幅に強化され、ちゃんと実用に耐えうる性能になっている。 ただし、本来あるはずの両舷のミサイル発射管は前作に続いて使えない。敵の艦載機や長距離[[ミサイル]]の迎撃に活用しよう。 また、古代を艦砲制御室に移動させると主砲、副砲の攻撃力が五割増しになる上、徳川を機関室に移動させればエネルギーの回復速度が二倍になる。 敵とマスを重ねての3D戦で主砲二基と副砲一基による力技の攻撃で無双することも可能。 またゲーム中でエクストラを得ることで有用な特殊アイテムを使用可能になる。 敵の砲雷撃を止める閃光弾、ミサイルの誘導を無効化する電磁チャフ、反重力感応機や空間磁力メッキなど多種多彩。 ・コスモタイガーⅡ、コスモゼロ、ブラックゼロ、&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シームレス機}} ヤマトに搭載されている艦載機。前作では3D戦闘中の援護にしか使えなかったが、今作では単独のユニットとして出撃させることができる。 またいずれの機体もステルス機の意匠を取り入れてリデザインされている。武装はオートで撃つパルスレーザーと各種ミサイルで、通常のミサイル以外は真田さんに適宜生産してもらう必要がある。 ゼロ系は随伴機がつかないが、その分機体の性能が高く設定されている。 ブラックゼロはコスモゼロのカラバリであり、加藤及び山本のサブの機体として使用可能になる。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シームレス機は一定条件を満たすと古代のサブ機体として使用可能になる。攻撃力こそ他の機体の半分強しかないが、HEX上での回避率が異常に高く設定されており確実に接敵することが可能。}} ・アンドロメダ 地球防衛軍最新鋭戦艦。主力戦艦の上位互換であり、主砲四基、副砲二基、各種ミサイルおよび対空機銃を装備、各武装二割増しの攻撃補正が掛かっている。 また、この艦の特徴として副砲が舷側に配置されているため戦艦クラスでは唯一艦砲による下方攻撃力を持つ。3D戦における主砲二基、副砲二基による攻撃力は圧巻の一言である。 ただしHEX上は敵艦にひたすら突撃して3D戦に持ち込もうとするので折角の射程3マスの砲撃能力が生かされない、 ヤマトより上の立場であるためプレイヤーからの指示を受け付けないという欠点もあり、少々扱いづらいユニットとなっている。 ・すくね 地球防衛軍の巡洋艦。艦名を漢字で書くと宿禰。冥王星基地所属艦であり、反逆者の汚名を返上したヤマトの航海に随伴してくれる。 武装は前方に向いた3基の主砲と左右後部の副砲、迎撃ミサイルと対空機銃と一通りのものが過不足なく揃っており、敵との戦闘にも充分活躍できる。 なお主砲口径は40㎝でこの砲は宇宙戦艦ヤマト英雄の軌跡のミニゲーム「永年のジュラ」で登場するガミラス艦隊旗艦級戦艦の主砲と同一性能で、現在の戦艦の主砲である46cm口径砲よりもやや射程が短いが、攻撃力は同等であるため、実質的に[[巡洋戦艦]]級の戦力を持った艦である。 戦闘能力の陰に隠れがちだが、巡洋艦という艦種に相応しく、単艦で外宇宙への航海が可能という近海防衛型の宇宙海軍である地球防衛軍にとって貴重な外洋型宇宙戦闘艦であり、すくねがヤマトに同行したのもその能力によるところが大きい。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){大宇宙気流帯において大ワープから強制ワープアウトした際、エンジンに修復不能なレベルの損傷を負ってしまう。そこから同じく損傷を負って動けないヤマトの前に小ワープで強引に前へ出て長距離ミサイルを迎撃。数発を撃ち落としたが無理がたたりエンジンが停止してしまう。最後は三木艦長及び乗員の総意によりヤマトの盾となって爆沈した。}} ・うずしお 地球防衛軍のパトロール艦。英語表記はPatrol Cruiserで、索敵、長距離哨戒任務仕様の巡洋艦である。太陽系カイパーベルトの空洞領域内において彗星帝国の先遣隊と遭遇し、機関部をやられて逃げられなくなってしまったところをヤマトに救助してもらう形となる。 武装は三基の主砲のみで機銃やミサイルの類は一切装備していないため、敵との至近距離戦は自殺行為。特にカイパーベルト後半に出現する爆撃機に突撃されたらまず守りきれない。特にマップ下の空母から発艦する対艦爆撃機は必ずうずしおを狙う上に通信コマンド宣戦布告は一切受け付けないので出来れば発艦前に撃破することが望ましい。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){次回作以降でヤマト艦載機隊に所属する椎名晶は、平行して学んでいたレーダー員訓練生として乗り込んでいたことが後に語られる。}} ・まつしま 地球防衛軍の空母。本作では主力戦艦改級攻撃空母という括りがつけられた。土方司令の命令を受け、フェーベ沖の敵機動部隊への奇襲作戦を行うヤマトに同行する。 他の艦が基本的に原作からそれほど変わってはいないのに対し、この空母は航空戦艦のような主力戦艦の後部に飛行甲板を付けた原作のスタイルを大胆にアレンジし、キエフ級を彷彿させるアングルドデッキが大きな特徴。 主砲口径は40cmであるため射程が短いが、各武装2割増しの攻撃補正を持つため、3D戦ではアンドロメダと同等の攻撃力を持つ。 奇襲作戦後はヤマトと共に主力艦隊への合流を目指すものの、鈍足がたたり敵に袋叩きにされ撃沈される。 ・さつま 地球防衛軍の主力戦艦。参謀長が艦長として乗り込んでおり、土星圏総力戦から戦闘に参加。 この時は艦橋に直撃弾を受けて早々と離脱してしまうが、木星ガニメデ基地に辿り着き修理を行なっていた。 乗員はヤマトの乗組員同様に地球の降伏を拒否し、治療のために艦を降りた参謀長の命令を受けてヤマトに同行してくれる。 武装は三基の主砲と艦橋の副砲、各種ミサイルに対空機銃と巡洋艦の発展ともいえる重装備。HEX上の射程もヤマトと同等のため敵を遠距離から叩いていくといいだろう。 なおこの艦はヤマトのような超長距離航行用設備は持っておらず、地球近海での作戦能力を前提とした海防戦艦的な性格が強い。 ・突撃駆逐艦 土星決戦に参加。武装は主砲が上下各1基、魚雷発射管と垂直軸長射程ミサイルおよび対空機銃が各2基。地球防衛軍艦隊随一の高速宇宙戦闘艦である。 主砲は巡洋艦と同一口径であるため、3D戦においては上下に40cm級の主砲を持つミサイル艦以外の敵側の巡洋艦および駆逐艦よりも砲戦能力は高い。 ヤマト以外では比較的戦いにくい彗星帝国の駆逐艦に対しても機動性能と砲雷撃戦能力でヤマトに次いで戦いやすい艦である。 反面、後方迎撃能力がミサイルのみであるため、対艦載機戦や長距離ミサイル迎撃となると後方攻撃可能な砲を持つ艦船に一歩譲る。 この艦は敵に肉薄しての砲雷撃戦を行なう他、巡洋艦と同一口径の主砲を持つこと、防御力および耐久性能も同等である事から、外洋展開能力を重視した巡洋艦に対し地球近海における巡洋艦戦力を補完する役目も持つ。 なお最初の月軌道ステージでも敵ユニットとして時間切れの際に出てくるが、この時はHPをゼロにしても撃沈扱いにはならず、撤退していく旨がセリフで報告される。 *アイテム 戦闘中に使用できるアイテムがあり、いくつかを紹介。 ・緊急修理ユニットα、β 艦のHPや破損箇所のダメージを回復させる。αが50%、βが100%。破損箇所はその半分ほど。 便利だがそもそもヤマトがダメージを受けると言うことはミッションの評価を落とす原因になる点に注意。 むしろ一斉射撃やワープにより生じた[[波動エンジン]]の損傷をミサイルや艦載機との3D戦で回復すると効果的。 ・波動エネルギーパック/波動エネルギー増幅器 こちらは艦砲射撃で消費する波動エネルギーを回復する。エネルギーパックが50%、増幅器が100%。 3D戦は大きなダメージを受けやすいため、先手必勝を狙うなら多用するといい。 ・広域衝撃波ミサイル。 艦載機用のアイテム。対艦用のミサイルより威力は低いが、その名の通り自機の周囲全体にダメージを与える。 自機に攻撃を誘導する誘導ビーコンと合わせて使用し、敵艦載機や長距離ミサイルを一掃するのは説明書にも載っているお手軽コンボ。 ・反重力感応器 アステロイドに機械を打ち込んで操りアステロイドリングを形成し、魚雷やミサイルを弾き無効化する。 その特性上小アステロイド帯滞在時にのみ使用可能。使える場面は限られるが、砲撃能力を持たない爆撃機や潜宙艦を完封できる。 なお初登場のイベント使用時には長距離ミサイルを防いでいるが、その後の使用時には長距離ミサイルに対応しないので注意。 ・空間磁力メッキ イスカンダルへの航海の最後で使われデスラー砲を跳ね返した「こんなこともあろうかと」真田さんが用意していた最強防御。 使用するとその戦闘中は敵の砲雷撃を完全に無効化できる。 本作ではガニメデ近海でデスラーが先に使用し((元々はガミラス冥王星基地の[[反射衛星砲]]をヒントに真田が開発したものであり、デスラーあるいはガミラス側の技術者もその応用に気付く者がいたということだろう。))、艦にダメージを与えられなくなったことが古代にワープと白兵戦による決着を促す要因となった。 このミッションクリア後に条件を満たしていれば使えるようになるため、ヤマトが使えるのは最後のステージである都市帝国戦のみ。 しかも真田さんの退艦・戦死後は使用不可。 *ステージ 全部で20のマップと34のミッションが存在する。ミッションの目的は敵の殲滅や目的地への到達、味方の救援など多岐に渡り、時間制限が課されているものもある。 各マップのミッションを全てクリアすると評価が行われ、E〜Aまでの5段階の評価と満たした条件に応じたスキルアップが行われる。 なお評価については時間制限を超過したり一部マップの友軍がイベント以外で撃沈されると強制的にEとなる。 スキルアップはHPの上昇、砲やミサイルの威力アップ、新たなアイテムの生産解放などこれまた多岐に渡っている。 このため普通にクリアするのは簡単でも高評価を狙おうとすると厳しかったり、パワーアップを逃してしまうことがあり、[[ゲーマー]]でも唸るような高難易度の場面も存在する。 #region(ネタバレ) ◆地球圏 ・無人攻撃衛星網を突破せよ! 原作同様に戦闘衛星を破壊しつつ月軌道を過ぎて離脱していく。制限時間を過ぎると月の基地から艦隊が出てくる。 最初のミッションだが最上のスキルアップに必要な「11分以内に全ての戦闘衛星を撃墜し離脱」は結構難しい。 ◆地球〜火星間防空圏 ・ステーション防衛網を突破せよ! 長距離ミサイルを発射してくる無人ステーションとの攻防戦。またマップ終盤にはアンドロメダとのニアミスのイベントも存在する。 ここから波動砲が使用可能になる。上手く位置取りをしてミサイルごとステーションを粉砕しよう。 ◆火星〜木星間小惑星帯 ・アステロイド地帯を突破せよ! ・無人艦隊を撃退あるいは突破せよ! 前半はアステロイドに隠れたカムフラージュ砲台の間隙を縫って進み、後半は参謀長配下の無人艦隊と戦う。 ちなみにカムフラージュ砲台はコスモタイガー隊を偵察に出す他、後の潜宙艦戦で使う探信でも見つけることができる。 ◆太陽系最外周宙域 ・第十一番惑星に針路を取れ! ・敵艦隊を撃破せよ! 襲ってくる艦載機をかわしつつ十一番惑星に到達し、そこから現れた敵艦隊と戦う。 その後は惑星地表で白兵戦となる。 ここからはワープが可能になるため、敵機に邪魔されないうちに一気に突っ切るのがオススメ。 高評価取得とスキルアップの条件が相反しているため、本作最初の難関とも言える。 高評価取得の場合は敵の艦載機をひたすら叩き落とせばいいが、スキルアップの場合は逆に敵に艦載機を出撃させずに速攻で撃破(=撃破数をなるべく抑える)必要がある。 ◆子犬座プロキオン宙域 ・潜宙艦を発見し、撃破しつつ進め! ・敵艦隊を撃破せよ! 前半は潜宙艦と戦い、後半はナスカの罠により動けないヤマトで敵艦隊に包囲された状態で戦う。 ここからすくねがヤマトに随伴し、共に戦ってくれる。 先述の罠にもすくねは影響しないため、援護してもらうことも可能。 ただしここに限らないが、すくねが撃沈されると条件を満たしてもスキルアップしないので注意。 ◆双子座ポルックス宙域 ・敵艦隊を撃破せよ! ・光子砲の射程範囲を突破せよ! 波動砲以上の威力と射程を持ち、強力なバリヤーにより破壊不可能な自律行動型光子砲要塞という強敵の攻略がメイン。 この時点では本当に逃げる以外打つ手がないためひたすら逃げよう。すくねが巻き込まれないよう注意。 ◆双子座カストル宙域 ・敵艦隊を撃破、あるいは突破せよ! ・敵光子砲要塞を相撃ちさせよ! 光子砲の射程に追い込もうとする敵艦隊を突破し、その後は要塞同士の相撃ちを狙う。 宙域のゴールにたどり着くと小惑星型工場要塞の白兵戦があり、これをクリアすることで双子座編は終了となる。 この白兵戦は時間制限がある上に衛生兵による回復ができない難関。 ◆大宇宙気流帯 ・大気流帯を突破せよ! ・脱出路を探せ! ・敵艦隊を撃破せよ! &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){強制ワープアウトの余波で動けないヤマトをすくねが庇って撃沈されるところから始まる。}} 敵艦隊及び長距離ミサイルが迫る宇宙気流やサルガッソーを抜けて、敵のミサイル艦隊と戦う。 ちなみに気流と同じ方向に進む場合は航路指定せずにそのまま流された方が早く進める。だが流れを読み間違えて変なところに出ないように注意。 ◆宇宙気流帯出口 ・敵艦隊を撃破し、星系を脱出せよ! ゴーランドのミサイル艦、および破滅ミサイルの攻略がメイン。 原作通り気流帯を抜けた後に破滅ミサイルを巻き込みながら波動砲を撃つことも可能。 ◆アルデバラン宙域 ・アルデバラン宙域を突破せよ! アルデバランは双子星だったという設定((なお現実でもアルデバランの周辺に恒星がいくつか観測されているものの、アルデバランに連星があるという確証は得られていない。))であり、2つの星の間には炎の川と呼ばれる熱流とその中を巨大な火の玉が流れている。 さらに敵がアルデバランをミサイルで刺激したことで火の玉が周囲にばら撒かれてしまう。 火の玉は耐久力こそ低いが被弾時のダメージが凄まじいため、絶対にかわすこと。 ◆牡牛座二つの海峡 ・潜宙艦を発見し、撃破しつつ進め! ・アナライザーのみの単独操艦で危機を脱出せよ! ・敵艦隊を撃破せよ! 潜宙艦と戦い、その後クルーが新種の放射線病で倒れてしまう。 クルーが回復するまではアナライザーのみの操艦で乗り切ることになる。 ◆ヒアデス・灯台星系 ・灯台星系を突破せよ! ・灯台星系Bの空洞惑星に針路を取れ! デスラーが撒いた宇宙ホタルを新米と斉藤が艦内にいれてしまい、これが金属を食らうバクテリアだったため重力制御装置を始めとする艦内設備を破壊されてしまう。 無重力のため艦載機が使用不可な状況で、再現された[[ドメル>ドメル将軍(宇宙戦艦ヤマト)]]戦法により爆撃機が襲い来る。そして空洞惑星での波動砲バックがあるステージ。 とにかく一刻も早くデスラー艦を叩くことが求められる。 ◆テレザート星系 ・敵艦隊を撃破せよ!あるいはテレザート星に到達せよ! テレザート星に到達後は白兵戦となる。 ここで敵の旗艦である潜宙戦艦を倒すと劇場版、倒さずにヤマトを接近させて撤退させるとテレビ版のストーリーに分岐する。 ◆カイパーベルト ・友軍のパトロール艦「うずしお」を救助せよ! ・敵艦隊を撃破せよ! ワープアウト直後に駆逐艦部隊に襲われるうずしおからのSOS受信から始まり、救助に成功すると後半は空母艦隊との戦いになる。 このステージの爆撃機は波動エネルギー爆弾を搭載しておりダメージが跳ね上がっている。 武装も装甲も貧弱なうずしおに到達されたら生存は絶望的なので、なんとしても接敵させずに撃ち落とそう。特にマップ下の空母から発艦する対艦爆撃機は必ず「うずしお」を狙うので空母共々最優先で撃破すること。 コスモタイガー隊を直掩で張り付けておくのが確実だが、艦載機隊は撃墜の他、出撃時間が長くなってパイロットの体力が少なくなると強制的に帰還を始めてしまうのでクルーの体力にも注意。 ちなみにゲーム次作は、うずしおの救援として現れた山本隊の影響で進路を決めた人物が登場する。(他の隊が来てないとは言ってないが、見えたあるいは印象に残ったのが山本隊なのだろう) ◆第十一番惑星近海 ・斉藤機を回収せよ! ・敵艦隊を撃破せよ! 十一番惑星からの長距離ミサイルは斉藤が帰還するまで発射され続ける。 またこのミッションクリア時にうずしおが生存していると先のシナリオで山本が生き延びる。 今後のゲームシリーズではこれが前提として話が進むため、是非とも守ろう。 ◆海王星〜天王星軌道 ・潜航中の潜宙艦を全て早急に発見し、撃破せよ! 探信による索敵と(多くの人は使うであろう)艦載機隊への連絡に加え、地球艦隊に向けた潜宙艦のデータ整理と転送で相原の過労が心配になるミッション。 タイムリミットまでに潜宙艦を撃破し切ると艦載機のブラックゼロが獲得できる。 ◆土星圏・フェーベ軌道 ・敵空母艦隊を発見し、撃破せよ! 空母『まつしま』を同伴させつつ、敵への奇襲を行う。 途中で出てくるエースイーター戦闘機は波動砲で消し飛ばすと楽だが、古代、加藤、山本の戦闘機戦で撃破すると専用のボイスがあるため悩ましい。 敵艦載機を多く撃破しないとランクAが取れないが、スキルアップのためには時間が惜しいという難関ステージでもある。 ◆土星近海・絶対防衛圏 ・地球防衛軍艦隊に合流せよ! ・敵機動部隊を殲滅せよ! フェーベ軌道で共に戦ったまつしまも合流に向かうが基本的に生き延びるのは不可能。 モタモタしてると地球艦隊の拡散波動砲に巻き込まれてゲームオーバーになるので、心苦しいが地球艦隊への合流を優先しよう。 全体的に評価が高いストーリーのゲームだが、賛否両論ある点の一つとしてメダル―ザの火炎直撃砲を封じる流れがストーリーにないことが挙げられる。 放置しておくと地球艦隊が次々と沈められてしまうため、メダル―ザはなるべく早く撃破したい。 最上のスキルアップとなる13時間以内のクリアもかなりの難易度だが、ランクA獲得のためには艦載機を何度か出してもらわなければならない。 どちらを優先するのか決めてプレイしよう。 ◆木星圏・ガニメデ近海 ・敵駆逐艦隊を撃破し、ガニメデに向かえ! ・デスラー艦隊を撃破せよ! 前半はボロボロのヤマトで敵の駆逐艦と戦う。 普通に戦うと苦戦を強いられるが、艦載機は無傷なので艦載機射出口を優先修理して飛ばす、無理を推して接敵して緊急修理ユニットで回復など、いくつか抜け道があるためそれを利用しよう。 後半はデスラーとの決戦。白兵戦もあるので気が抜けない。 戦艦さつまが同伴してくれ、基本的に敵はヤマトを優先して狙ってくるため意外と活躍することも。 ◆地球圏・都市帝国戦 ・都市帝国の猛攻を耐えよ! ・都市帝国を破壊せよ! 多数の敵艦や長距離ミサイル、迎撃戦闘機が襲い来る状況下でありながら波動砲が使用不可。 さらに都市帝国本体からは当たれば即死のタキオン砲が放たれる。 原作通りこの戦いの途中からクルーが戦死離脱していくため、だんだんとヤマトの能力が落ちていく。 都市帝国内部の白兵戦をクリアし、都市帝国を直接砲撃してHPを削りきると…… #region(さらなるネタバレ) ・殲滅戦艦アスタロス 超巨大戦艦の砲門が一台分離し、戦艦としてヤマトに向かってくる。これを撃破するとエンディングになる。 #endregion #endregion 追記・修正は空間磁力メッキを取得してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 実はこれだけではなく、各ステージのデータを記録した上に「永遠のジュラ編」をおまけでプレイできるファンディスクがある。2199なんか影も形も無かった当時によくここまで出せたもんだ -- 名無しさん (2021-02-03 22:08:02) - 参謀長の良いキャラになってるいいゲームだった。無能というよりは規律に厳しいって感じになってたしヤマトの徹底抗戦を私が責任を取るって後押しするとこもいい…。 -- 名無しさん (2021-02-03 22:50:11) - 満身創痍のガニメデ近海前半は艦載機射出口を修理してコスモタイガーで叩いてたな。「太陽系最外周宙域の高評価取得とスキルアップの条件が相反している」とあるけど自分はそこまで気づけなかった。 -- 名無しさん (2021-02-03 23:58:34) - ↑あるいは、強引に接敵して、緊急修理ユニットを使う、という手もあるよね。自分はそれで対応した。 -- 名無しさん (2021-03-03 18:33:57) - ヤマト関連のキャラゲーの中でも、本作と前作(初代ヤマト)は突出して愛されてるイメージがあるな。当時のファミ通でも特集が組まれてるのをよく読んだよ。 -- 名無しさん (2021-03-03 22:03:22) - 本当に、PSのスペックでよくぞここまでのボリュームで作り上げたといわんばかりのヤマト愛 -- 名無しさん (2021-10-17 07:07:42) - 脚本の完成度がほんとめちゃ高い。特に双子座の光子砲要塞や工場要塞との戦いはアニメで見たいほど -- 名無しさん (2021-10-20 19:58:56) - 波動砲ゲーになりやすいから波動砲の使用回数は1回か2回でよかったかも -- 名無しさん (2021-11-27 08:31:08) - 戦い方としては下降して逃げながら第三砲塔で戦うのがセオリーだけど、カッコ悪いからダメージ覚悟で正面切って殴りあいしてた -- 名無しさん (2023-01-04 18:15:25) - 3D戦でアンドロメダや主力戦艦の艦橋の出っ張りが艦橋砲なのがわかる。どうやって射角つけてるんだろうって思うくらいレンジが広いのが謎だが -- 名無しさん (2025-01-24 01:21:52) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/02/03 Wed 20:27:50 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 2000年5月2日に発売された映画『[[さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち]]』及びテレビ版『宇宙戦艦ヤマト2』を元に製作されたPS[[ゲーム]]作品である。 [[宇宙戦艦ヤマト・暗黒星団帝国三部作(PS2)]]につながるゲームシリーズの一つで前作『遥かなる星イスカンダル(以降前作と表記)』の続編にあたり、西暦2201年の[[白色彗星帝国]]との戦いを描く。 続編に『イスカンダルへの追憶』がある。 *概要 似て非なるストーリーを可能な限り纏めると同時に、ゲームの進め方次第で映画かテレビのストーリー分岐が行われるなど双方の魅力を余す所なく盛り込んでいる。 加えてストーリーそのものにも科学的な考証が多く取り入れられており、アニメにあったご都合主義な面はかなり少なくなっている。 ゲーム的にもイベントや会話のスキップができるようになったことで周回プレイがしやすくなり、操作性もややもっさり気味だった前作よりスピーディーになり、指示を出す場面も多い。 ゲームはHEX上でヤマトや艦載機を動かして敵と戦う「戦略」、敵と重なると移行する「3D戦闘」、クルーを直接操作する「白兵戦」から構成されている。 また今作はアニメシーンだけではなく全てのシーンがフルボイスになっており、そのほとんどに原作のキャストが声をあてている。 このためCD-ROM3枚組となっており、容量はカツカツとスタッフがインタビューで語っている。 *キャラクター クルーはヤマトのデフォルトのポジション(第一艦橋や個室)にいる際はHPが回復していき、そうでない時にはHPが徐々に減っていく代わりにヤマトをパワーアップさせることが可能。 敵陣営のキャラデザは基本的に劇場版のものを踏襲しており、唯一ガミラスのタランだけは2及び後作のものに準拠している。 以下は原作にない活躍があるキャラクターのみ記載。 ・[[真田志郎]](CV[[青野武]]) &font(#0000ff){「格言はどうだっていい」} 本作で大幅に増えた天体関連の解説を全て担う。このためセリフや知識量が凄まじいことに。 各種アイテムの生産に必須ではあるが修理に体力を使わなくなったため、前作ほどにブラックな労働を強いられる場面は少ない。 ・山本明(CV岡幸二郎) 「後は……後は任せたぞ……!」 原作では激しい戦いの中で死亡するが、条件を満たすことで戦線離脱扱いとなるものの生存させることができる。 ・南部康雄(CV林一夫) &font(#ff0000){「こうなりゃ弔い合戦だ!迎え撃ちましょう、艦長代理!」} 原作より出番やセリフが増えており、熱血漢な一面が強調されている。 また前作ではゲームユニットとしては古代の下位互換でしかなかったものの、今作では艦砲制御室や対空機銃室に配置することで対応した武装の命中率を上げられるというメリットがついた。 ・太田健二郎(CV安原義人) &font(#008000){「いや、どうせ立ち寄るなら物資も補給したいし、何より食料が心許なくて…」} 南部同様出番が増えており、心許ない食料を気にしたりと大らかで暢気な面が強調されている。 こちらも南部同様に前作では島の下位互換であったが、今作ではヤマトの航行速度を上げることができるようになった。 ・相原義一(CV野村信次) &font(#ffdc00){「原始的な方法ですよ。本来レーダーでやる機能を通信波でまかなってやるんです」} かつての経験から潜宙艦(原作のような迷彩ではなく、本当に宙へ潜る)を炙り出す方法を考案したり、イスカンダルへの航海の中でのホームシックをネタにされたりと特に出番が追加されている。 通信コマンドを使う機会が非常に多く、前作の真田さんに代わる過労死要員となった。 ・[[アナライザー>アナライザー(宇宙戦艦ヤマト)]](CV[[緒方賢一]]) &font(#ff0000){「アア!言ッテルソバカラ!」} 他のクルーが倒れてしまった際には単独で全員に治療を施したが、雪と佐渡先生とミーくんはベッドや布団に運んだものの、「アトの野郎ドモは廊下」とぞんざいに放置したのは語り草。 その後敵からの襲撃を受けるも、攻撃、操舵、修理の全てを一度にこなすという天才[[ロボット]]の名に恥じない働きっぷりを見せる。 ・新米俵太(CV[[三ツ矢雄二]]) &font(#0000ff){「私は、その、このドックの整備士兼清掃員で……」} 原作ではいつの間にかヤマトに乗り込んでいたが、ヤマトへ乗り込むエピソードが追加されている。 ヤマトの海底ドックの整備士兼清掃員をしていたところにクルーの反乱の話をたまたま聞いてしまい、ドックで養われたヤマトへの愛着から乗ることを直談判した。 当初はレーダー員だったが失敗続きで、雪の復帰に伴い技術班所属となった。彼を機械工作室に置くとマップ上での修理速度が上がる。 ・土方竜(CV[[大塚明夫]]) 「古代、死ぬなよ…沖田艦長は死ねとは教えなかったはずだぞ……!」 本作での立場はテレビ版の地球防衛軍総司令官。 ヤマトを見送る際に「あの艦はヤマトと違う」と副官に話したり、心の中でかつての教え子である古代の身を案じるシーンが追加されている。 ・三木幹夫(CV佐倉徹) &font(#808080){「残る道は、一つだ」} ゲーム[[オリジナルキャラクター]]。巡洋艦『すくね』の艦長。 物腰は穏やかだが闘志はヤマト乗組員にも劣らず、すくねの乗組員からの信頼も厚い。 反逆者の汚名が晴れたヤマトに同行するが…… ・参謀長(CV辻村真人) &font(#b8d200){「参謀長としての命令だ。行け、地球を救うのだ…!」} 古代からの報告を聞いても防衛会議にすら挙げない、反乱を起こしたヤマトに独断で無人艦隊を差し向けるなど原作以上に過激な行動を取った。 だがテレサからのメッセージを受けて考えを改め、ヤマト乗組員にも謝罪。自ら主力戦艦『さつま』の艦長として最前線に赴く。 途中で艦橋に被弾、負傷して戦線離脱するも生き延びており、ガニメデ基地で修理を終えたヤマトに対し、「地球を救う」よう命令した。 このときは白色彗星帝国への降伏が発表された後であり、徹底抗戦を決意したヤマト乗組員が責を負わされないよう、軍幹部からの独断命令として自ら責めを被る道筋を立てたのである。 奇しくも、反乱の形で飛び立ったヤマトを止めようとした始まりとは逆の形となった。 ・ナスカ(CV[[石丸博也]]) &font(#008cff){「バカな…こんな…動けぬ敵相手に負けるなど……」} 原作同様高速空母から途中で潜宙艦(潜宙戦艦)に乗り換え、さらにプロキオンの伴星の白色矮星を利用した罠を仕掛ける。だが最後は自分が仕掛けたこの罠によって自滅する。 ・[[デスラー]](CV伊武雅刀) 「言ったはずだ……わたしは屈辱を忘れぬ男だとね……」 テレビ版ルートでは彗星帝国を脱出したサーベラーの前に現れデスラー砲を発射、自身を陥れた借りを返す。 *メカニック 前作ではプレイアブルユニットはヤマトのみだったが、今作では艦載機及び味方の艦艇も操作可能。友軍は基本的に生き残らせることが評価につながるが、積極的に前線に出して活躍させるのも一興だろう。ここではヤマトと艦載機、そしてこのゲームで新しく登場したメカニックについてのみ触れる。 ・ヤマト 今作でも相変わらず再現度は高め。前作と比較すると実弾系武装の性能が大幅に強化され、ちゃんと実用に耐えうる性能になっている。 ただし、本来あるはずの両舷のミサイル発射管は前作に続いて使えない。敵の艦載機や長距離[[ミサイル]]の迎撃に活用しよう。 また、古代を艦砲制御室に移動させると主砲、副砲の攻撃力が五割増しになる上、徳川を機関室に移動させればエネルギーの回復速度が二倍になる。 敵とマスを重ねての3D戦で主砲二基と副砲一基による力技の攻撃で無双することも可能。 またゲーム中でエクストラを得ることで有用な特殊アイテムを使用可能になる。 敵の砲雷撃を止める閃光弾、ミサイルの誘導を無効化する電磁チャフ、反重力感応機や空間磁力メッキなど多種多彩。 ・コスモタイガーⅡ、コスモゼロ、ブラックゼロ、&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シームレス機}} ヤマトに搭載されている艦載機。前作では3D戦闘中の援護にしか使えなかったが、今作では単独のユニットとして出撃させることができる。 またいずれの機体もステルス機の意匠を取り入れてリデザインされている。武装はオートで撃つパルスレーザーと各種ミサイルで、通常のミサイル以外は真田さんに適宜生産してもらう必要がある。 ゼロ系は随伴機がつかないが、その分機体の性能が高く設定されている。 ブラックゼロはコスモゼロのカラバリであり、加藤及び山本のサブの機体として使用可能になる。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){シームレス機は一定条件を満たすと古代のサブ機体として使用可能になる。攻撃力こそ他の機体の半分強しかないが、HEX上での回避率が異常に高く設定されており確実に接敵することが可能。}} ・アンドロメダ 地球防衛軍最新鋭戦艦。主力戦艦の上位互換であり、主砲四基、副砲二基、各種ミサイルおよび対空機銃を装備、各武装二割増しの攻撃補正が掛かっている。 また、この艦の特徴として副砲が舷側に配置されているため戦艦クラスでは唯一艦砲による下方攻撃力を持つ。3D戦における主砲二基、副砲二基による攻撃力は圧巻の一言である。 ただしHEX上は敵艦にひたすら突撃して3D戦に持ち込もうとするので折角の射程3マスの砲撃能力が生かされない、 ヤマトより上の立場であるためプレイヤーからの指示を受け付けないという欠点もあり、少々扱いづらいユニットとなっている。 ・すくね 地球防衛軍の巡洋艦。艦名を漢字で書くと宿禰。冥王星基地所属艦であり、反逆者の汚名を返上したヤマトの航海に随伴してくれる。 武装は前方に向いた3基の主砲と左右後部の副砲、迎撃ミサイルと対空機銃と一通りのものが過不足なく揃っており、敵との戦闘にも充分活躍できる。 なお主砲口径は40㎝でこの砲は宇宙戦艦ヤマト英雄の軌跡のミニゲーム「永年のジュラ」で登場するガミラス艦隊旗艦級戦艦の主砲と同一性能で、現在の戦艦の主砲である46cm口径砲よりもやや射程が短いが、攻撃力は同等であるため、実質的に[[巡洋戦艦]]級の戦力を持った艦である。 戦闘能力の陰に隠れがちだが、巡洋艦という艦種に相応しく、単艦で外宇宙への航海が可能という近海防衛型の宇宙海軍である地球防衛軍にとって貴重な外洋型宇宙戦闘艦であり、すくねがヤマトに同行したのもその能力によるところが大きい。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){大宇宙気流帯において大ワープから強制ワープアウトした際、エンジンに修復不能なレベルの損傷を負ってしまう。そこから同じく損傷を負って動けないヤマトの前に小ワープで強引に前へ出て長距離ミサイルを迎撃。数発を撃ち落としたが無理がたたりエンジンが停止してしまう。最後は三木艦長及び乗員の総意によりヤマトの盾となって爆沈した。}} ・うずしお 地球防衛軍のパトロール艦。英語表記はPatrol Cruiserで、索敵、長距離哨戒任務仕様の巡洋艦である。太陽系カイパーベルトの空洞領域内において彗星帝国の先遣隊と遭遇し、機関部をやられて逃げられなくなってしまったところをヤマトに救助してもらう形となる。 武装は三基の主砲のみで機銃やミサイルの類は一切装備していないため、敵との至近距離戦は自殺行為。特にカイパーベルト後半に出現する爆撃機に突撃されたらまず守りきれない。特にマップ下の空母から発艦する対艦爆撃機は必ず「うずしお」を狙う上に通信コマンドの宣戦布告は一切受け付けないので出来れば発艦前に撃破することが望ましい。方法としては出現した二隊の戦闘機のうち一隊を残してこれを宣戦布告を使って「ヤマト」と「うずしお」の間をうろうろさせて時間を稼ぎ、その間に波動砲の軸線上の位置まで「ヤマト」を進ませるのがベスト。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){次回作以降でヤマト艦載機隊に所属する椎名晶は、平行して学んでいたレーダー員訓練生として乗り込んでいたことが後に語られる。}} ・まつしま 地球防衛軍の空母。本作では主力戦艦改級攻撃空母という括りがつけられた。土方司令の命令を受け、フェーベ沖の敵機動部隊への奇襲作戦を行うヤマトに同行する。 他の艦が基本的に原作からそれほど変わってはいないのに対し、この空母は航空戦艦のような主力戦艦の後部に飛行甲板を付けた原作のスタイルを大胆にアレンジし、キエフ級を彷彿させるアングルドデッキが大きな特徴。 主砲口径は40cmであるため射程が短いが、各武装2割増しの攻撃補正を持つため、3D戦ではアンドロメダと同等の攻撃力を持つ。 奇襲作戦後はヤマトと共に主力艦隊への合流を目指すものの、鈍足がたたり敵に袋叩きにされ撃沈される。 ・さつま 地球防衛軍の主力戦艦。参謀長が艦長として乗り込んでおり、土星圏総力戦から戦闘に参加。 この時は艦橋に直撃弾を受けて早々と離脱してしまうが、木星ガニメデ基地に辿り着き修理を行なっていた。 乗員はヤマトの乗組員同様に地球の降伏を拒否し、治療のために艦を降りた参謀長の命令を受けてヤマトに同行してくれる。 武装は三基の主砲と艦橋の副砲、各種ミサイルに対空機銃と巡洋艦の発展ともいえる重装備。HEX上の射程もヤマトと同等のため敵を遠距離から叩いていくといいだろう。 なおこの艦はヤマトのような超長距離航行用設備は持っておらず、地球近海での作戦能力を前提とした海防戦艦的な性格が強い。 ・突撃駆逐艦 土星決戦に参加。武装は主砲が上下各1基、魚雷発射管と垂直軸長射程ミサイルおよび対空機銃が各2基。地球防衛軍艦隊随一の高速宇宙戦闘艦である。 主砲は巡洋艦と同一口径であるため、3D戦においては上下に40cm級の主砲を持つミサイル艦以外の敵側の巡洋艦および駆逐艦よりも砲戦能力は高い。 ヤマト以外では比較的戦いにくい彗星帝国の駆逐艦に対しても機動性能と砲雷撃戦能力でヤマトに次いで戦いやすい艦である。 反面、後方迎撃能力がミサイルのみであるため、対艦載機戦や長距離ミサイル迎撃となると後方攻撃可能な砲を持つ艦船に一歩譲る。 この艦は敵に肉薄しての砲雷撃戦を行なう他、巡洋艦と同一口径の主砲を持つこと、防御力および耐久性能も同等である事から、外洋展開能力を重視した巡洋艦に対し地球近海における巡洋艦戦力を補完する役目も持つ。 なお最初の月軌道ステージでも敵ユニットとして時間切れの際に出てくるが、この時はHPをゼロにしても撃沈扱いにはならず、撤退していく旨がセリフで報告される。 *アイテム 戦闘中に使用できるアイテムがあり、いくつかを紹介。 ・緊急修理ユニットα、β 艦のHPや破損箇所のダメージを回復させる。αが50%、βが100%。破損箇所はその半分ほど。 便利だがそもそもヤマトがダメージを受けると言うことはミッションの評価を落とす原因になる点に注意。 むしろ一斉射撃やワープにより生じた[[波動エンジン]]の損傷をミサイルや艦載機との3D戦で回復すると効果的。 ・波動エネルギーパック/波動エネルギー増幅器 こちらは艦砲射撃で消費する波動エネルギーを回復する。エネルギーパックが50%、増幅器が100%。 3D戦は大きなダメージを受けやすいため、先手必勝を狙うなら多用するといい。 ・広域衝撃波ミサイル。 艦載機用のアイテム。対艦用のミサイルより威力は低いが、その名の通り自機の周囲全体にダメージを与える。 自機に攻撃を誘導する誘導ビーコンと合わせて使用し、敵艦載機や長距離ミサイルを一掃するのは説明書にも載っているお手軽コンボ。 ・反重力感応器 アステロイドに機械を打ち込んで操りアステロイドリングを形成し、魚雷やミサイルを弾き無効化する。 その特性上小アステロイド帯滞在時にのみ使用可能。使える場面は限られるが、砲撃能力を持たない爆撃機や潜宙艦を完封できる。 なお初登場のイベント使用時には長距離ミサイルを防いでいるが、その後の使用時には長距離ミサイルに対応しないので注意。 ・空間磁力メッキ イスカンダルへの航海の最後で使われデスラー砲を跳ね返した「こんなこともあろうかと」真田さんが用意していた最強防御。 使用するとその戦闘中は敵の砲雷撃を完全に無効化できる。 本作ではガニメデ近海でデスラーが先に使用し((元々はガミラス冥王星基地の[[反射衛星砲]]をヒントに真田が開発したものであり、デスラーあるいはガミラス側の技術者もその応用に気付く者がいたということだろう。))、艦にダメージを与えられなくなったことが古代にワープと白兵戦による決着を促す要因となった。 このミッションクリア後に条件を満たしていれば使えるようになるため、ヤマトが使えるのは最後のステージである都市帝国戦のみ。 しかも真田さんの退艦・戦死後は使用不可。 *ステージ 全部で20のマップと34のミッションが存在する。ミッションの目的は敵の殲滅や目的地への到達、味方の救援など多岐に渡り、時間制限が課されているものもある。 各マップのミッションを全てクリアすると評価が行われ、E〜Aまでの5段階の評価と満たした条件に応じたスキルアップが行われる。 なお評価については時間制限を超過したり一部マップの友軍がイベント以外で撃沈されると強制的にEとなる。 スキルアップはHPの上昇、砲やミサイルの威力アップ、新たなアイテムの生産解放などこれまた多岐に渡っている。 このため普通にクリアするのは簡単でも高評価を狙おうとすると厳しかったり、パワーアップを逃してしまうことがあり、[[ゲーマー]]でも唸るような高難易度の場面も存在する。 #region(ネタバレ) ◆地球圏 ・無人攻撃衛星網を突破せよ! 原作同様に戦闘衛星を破壊しつつ月軌道を過ぎて離脱していく。制限時間を過ぎると月の基地から艦隊が出てくる。 最初のミッションだが最上のスキルアップに必要な「11分以内に全ての戦闘衛星を撃墜し離脱」は結構難しい。 ◆地球〜火星間防空圏 ・ステーション防衛網を突破せよ! 長距離ミサイルを発射してくる無人ステーションとの攻防戦。またマップ終盤にはアンドロメダとのニアミスのイベントも存在する。 ここから波動砲が使用可能になる。上手く位置取りをしてミサイルごとステーションを粉砕しよう。 ◆火星〜木星間小惑星帯 ・アステロイド地帯を突破せよ! ・無人艦隊を撃退あるいは突破せよ! 前半はアステロイドに隠れたカムフラージュ砲台の間隙を縫って進み、後半は参謀長配下の無人艦隊と戦う。 ちなみにカムフラージュ砲台はコスモタイガー隊を偵察に出す他、後の潜宙艦戦で使う探信でも見つけることができる。 ◆太陽系最外周宙域 ・第十一番惑星に針路を取れ! ・敵艦隊を撃破せよ! 襲ってくる艦載機をかわしつつ十一番惑星に到達し、そこから現れた敵艦隊と戦う。 その後は惑星地表で白兵戦となる。 ここからはワープが可能になるため、敵機に邪魔されないうちに一気に突っ切るのがオススメ。 高評価取得とスキルアップの条件が相反しているため、本作最初の難関とも言える。 高評価取得の場合は敵の艦載機をひたすら叩き落とせばいいが、スキルアップの場合は逆に敵に艦載機を出撃させずに速攻で撃破(=撃破数をなるべく抑える)必要がある。 ◆子犬座プロキオン宙域 ・潜宙艦を発見し、撃破しつつ進め! ・敵艦隊を撃破せよ! 前半は潜宙艦と戦い、後半はナスカの罠により動けないヤマトで敵艦隊に包囲された状態で戦う。 ここからすくねがヤマトに随伴し、共に戦ってくれる。 先述の罠にもすくねは影響しないため、援護してもらうことも可能。 ただしここに限らないが、すくねが撃沈されると条件を満たしてもスキルアップしないので注意。 ◆双子座ポルックス宙域 ・敵艦隊を撃破せよ! ・光子砲の射程範囲を突破せよ! 波動砲以上の威力と射程を持ち、強力なバリヤーにより破壊不可能な自律行動型光子砲要塞という強敵の攻略がメイン。 この時点では本当に逃げる以外打つ手がないためひたすら逃げよう。すくねが巻き込まれないよう注意。 ◆双子座カストル宙域 ・敵艦隊を撃破、あるいは突破せよ! ・敵光子砲要塞を相撃ちさせよ! 光子砲の射程に追い込もうとする敵艦隊を突破し、その後は要塞同士の相撃ちを狙う。 宙域のゴールにたどり着くと小惑星型工場要塞の白兵戦があり、これをクリアすることで双子座編は終了となる。 この白兵戦は時間制限がある上に衛生兵による回復ができない難関。 ◆大宇宙気流帯 ・大気流帯を突破せよ! ・脱出路を探せ! ・敵艦隊を撃破せよ! &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){強制ワープアウトの余波で動けないヤマトをすくねが庇って撃沈されるところから始まる。}} 敵艦隊及び長距離ミサイルが迫る宇宙気流やサルガッソーを抜けて、敵のミサイル艦隊と戦う。 ちなみに気流と同じ方向に進む場合は航路指定せずにそのまま流された方が早く進める。だが流れを読み間違えて変なところに出ないように注意。 ◆宇宙気流帯出口 ・敵艦隊を撃破し、星系を脱出せよ! ゴーランドのミサイル艦、および破滅ミサイルの攻略がメイン。 原作通り気流帯を抜けた後に破滅ミサイルを巻き込みながら波動砲を撃つことも可能。 ◆アルデバラン宙域 ・アルデバラン宙域を突破せよ! アルデバランは双子星だったという設定((なお現実でもアルデバランの周辺に恒星がいくつか観測されているものの、アルデバランに連星があるという確証は得られていない。))であり、2つの星の間には炎の川と呼ばれる熱流とその中を巨大な火の玉が流れている。 さらに敵がアルデバランをミサイルで刺激したことで火の玉が周囲にばら撒かれてしまう。 火の玉は耐久力こそ低いが被弾時のダメージが凄まじいため、絶対にかわすこと。 ◆牡牛座二つの海峡 ・潜宙艦を発見し、撃破しつつ進め! ・アナライザーのみの単独操艦で危機を脱出せよ! ・敵艦隊を撃破せよ! 潜宙艦と戦い、その後クルーが新種の放射線病で倒れてしまう。 クルーが回復するまではアナライザーのみの操艦で乗り切ることになる。 ◆ヒアデス・灯台星系 ・灯台星系を突破せよ! ・灯台星系Bの空洞惑星に針路を取れ! デスラーが撒いた宇宙ホタルを新米と斉藤が艦内にいれてしまい、これが金属を食らうバクテリアだったため重力制御装置を始めとする艦内設備を破壊されてしまう。 無重力のため艦載機が使用不可な状況で、再現された[[ドメル>ドメル将軍(宇宙戦艦ヤマト)]]戦法により爆撃機が襲い来る。そして空洞惑星での波動砲バックがあるステージ。 とにかく一刻も早くデスラー艦を叩くことが求められる。 ◆テレザート星系 ・敵艦隊を撃破せよ!あるいはテレザート星に到達せよ! テレザート星に到達後は白兵戦となる。 ここで敵の旗艦である潜宙戦艦を倒すと劇場版、倒さずにヤマトを接近させて撤退させるとテレビ版のストーリーに分岐する。 ◆カイパーベルト ・友軍のパトロール艦「うずしお」を救助せよ! ・敵艦隊を撃破せよ! ワープアウト直後に駆逐艦部隊に襲われるうずしおからのSOS受信から始まり、救助に成功すると後半は空母艦隊との戦いになる。 このステージの爆撃機は波動エネルギー爆弾を搭載しておりダメージが跳ね上がっている。 武装も装甲も貧弱なうずしおに到達されたら生存は絶望的なので、なんとしても接敵させずに撃ち落とそう。特にマップ下の空母から発艦する対艦爆撃機は必ず「うずしお」を狙うので空母共々最優先で撃破すること。 コスモタイガー隊を直掩で張り付けておくのが確実だが、艦載機隊は撃墜の他、出撃時間が長くなってパイロットの体力が少なくなると強制的に帰還を始めてしまうのでクルーの体力にも注意。 ちなみにゲーム次作は、うずしおの救援として現れた山本隊の影響で進路を決めた人物が登場する。(他の隊が来てないとは言ってないが、見えたあるいは印象に残ったのが山本隊なのだろう) ◆第十一番惑星近海 ・斉藤機を回収せよ! ・敵艦隊を撃破せよ! 十一番惑星からの長距離ミサイルは斉藤が帰還するまで発射され続ける。 またこのミッションクリア時にうずしおが生存していると先のシナリオで山本が生き延びる。 今後のゲームシリーズではこれが前提として話が進むため、是非とも守ろう。 ◆海王星〜天王星軌道 ・潜航中の潜宙艦を全て早急に発見し、撃破せよ! 探信による索敵と(多くの人は使うであろう)艦載機隊への連絡に加え、地球艦隊に向けた潜宙艦のデータ整理と転送で相原の過労が心配になるミッション。 タイムリミットまでに潜宙艦を撃破し切ると艦載機のブラックゼロが獲得できる。 ◆土星圏・フェーベ軌道 ・敵空母艦隊を発見し、撃破せよ! 空母『まつしま』を同伴させつつ、敵への奇襲を行う。 途中で出てくるエースイーター戦闘機は波動砲で消し飛ばすと楽だが、古代、加藤、山本の戦闘機戦で撃破すると専用のボイスがあるため悩ましい。 敵艦載機を多く撃破しないとランクAが取れないが、スキルアップのためには時間が惜しいという難関ステージでもある。 ◆土星近海・絶対防衛圏 ・地球防衛軍艦隊に合流せよ! ・敵機動部隊を殲滅せよ! フェーベ軌道で共に戦ったまつしまも合流に向かうが基本的に生き延びるのは不可能。 モタモタしてると地球艦隊の拡散波動砲に巻き込まれてゲームオーバーになるので、心苦しいが地球艦隊への合流を優先しよう。 全体的に評価が高いストーリーのゲームだが、賛否両論ある点の一つとしてメダル―ザの火炎直撃砲を封じる流れがストーリーにないことが挙げられる。 放置しておくと地球艦隊が次々と沈められてしまうため、メダル―ザはなるべく早く撃破したい。 最上のスキルアップとなる13時間以内のクリアもかなりの難易度だが、ランクA獲得のためには艦載機を何度か出してもらわなければならない。 どちらを優先するのか決めてプレイしよう。 ◆木星圏・ガニメデ近海 ・敵駆逐艦隊を撃破し、ガニメデに向かえ! ・デスラー艦隊を撃破せよ! 前半はボロボロのヤマトで敵の駆逐艦と戦う。 普通に戦うと苦戦を強いられるが、艦載機は無傷なので艦載機射出口を優先修理して飛ばす、無理を推して接敵して緊急修理ユニットで回復など、いくつか抜け道があるためそれを利用しよう。 後半はデスラーとの決戦。白兵戦もあるので気が抜けない。 戦艦さつまが同伴してくれ、基本的に敵はヤマトを優先して狙ってくるため意外と活躍することも。 ◆地球圏・都市帝国戦 ・都市帝国の猛攻を耐えよ! ・都市帝国を破壊せよ! 多数の敵艦や長距離ミサイル、迎撃戦闘機が襲い来る状況下でありながら波動砲が使用不可。 さらに都市帝国本体からは当たれば即死のタキオン砲が放たれる。 原作通りこの戦いの途中からクルーが戦死離脱していくため、だんだんとヤマトの能力が落ちていく。 都市帝国内部の白兵戦をクリアし、都市帝国を直接砲撃してHPを削りきると…… #region(さらなるネタバレ) ・殲滅戦艦アスタロス 超巨大戦艦の砲門が一台分離し、戦艦としてヤマトに向かってくる。これを撃破するとエンディングになる。 #endregion #endregion 追記・修正は空間磁力メッキを取得してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 実はこれだけではなく、各ステージのデータを記録した上に「永遠のジュラ編」をおまけでプレイできるファンディスクがある。2199なんか影も形も無かった当時によくここまで出せたもんだ -- 名無しさん (2021-02-03 22:08:02) - 参謀長の良いキャラになってるいいゲームだった。無能というよりは規律に厳しいって感じになってたしヤマトの徹底抗戦を私が責任を取るって後押しするとこもいい…。 -- 名無しさん (2021-02-03 22:50:11) - 満身創痍のガニメデ近海前半は艦載機射出口を修理してコスモタイガーで叩いてたな。「太陽系最外周宙域の高評価取得とスキルアップの条件が相反している」とあるけど自分はそこまで気づけなかった。 -- 名無しさん (2021-02-03 23:58:34) - ↑あるいは、強引に接敵して、緊急修理ユニットを使う、という手もあるよね。自分はそれで対応した。 -- 名無しさん (2021-03-03 18:33:57) - ヤマト関連のキャラゲーの中でも、本作と前作(初代ヤマト)は突出して愛されてるイメージがあるな。当時のファミ通でも特集が組まれてるのをよく読んだよ。 -- 名無しさん (2021-03-03 22:03:22) - 本当に、PSのスペックでよくぞここまでのボリュームで作り上げたといわんばかりのヤマト愛 -- 名無しさん (2021-10-17 07:07:42) - 脚本の完成度がほんとめちゃ高い。特に双子座の光子砲要塞や工場要塞との戦いはアニメで見たいほど -- 名無しさん (2021-10-20 19:58:56) - 波動砲ゲーになりやすいから波動砲の使用回数は1回か2回でよかったかも -- 名無しさん (2021-11-27 08:31:08) - 戦い方としては下降して逃げながら第三砲塔で戦うのがセオリーだけど、カッコ悪いからダメージ覚悟で正面切って殴りあいしてた -- 名無しさん (2023-01-04 18:15:25) - 3D戦でアンドロメダや主力戦艦の艦橋の出っ張りが艦橋砲なのがわかる。どうやって射角つけてるんだろうって思うくらいレンジが広いのが謎だが -- 名無しさん (2025-01-24 01:21:52) #comment(striction) #areaedit(end) }

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