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異世界美少女受肉おじさんと - (2024/02/14 (水) 23:42:08) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2022/03/19 Sat 10:11:00
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#center(){&bold(){&font(#ff69b4){「行くぞ神宮司」}}
&bold(){&font(#191970){「ああ、俺たちで魔王を倒す」}}
&sizex(6){&bold(){&font(#ff69b4){「俺たちが、互いに}&font(#191970){惚れる前に!!」}}}
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&bold(){『&font(#3cb371){&ruby(ファンタジー){異世界}}}&bold(){&font(#3cb371){美少女}}&bold(){&font(#ff69b4){受肉おじさんと}』}とは日本の漫画作品。
Cygamesの運営する「サイコミ」で連載。
2022年にオー・エル・エム製作でアニメ化した。
公式の略称は&bold(){&font(#ff69b4){『ファ美肉おじさん』}}か&bold(){&font(#ff69b4){『ファ美肉』}}
作品内容と併せて、近年流行している「[[バ美肉]]」が元ネタだろう。
作者は『[[箱入りドロップス]]』『SA07』の津留崎優がネームを、作画は津留崎の夫%%にして氏の最推し絵師%%である池澤真が担当。
(対外的には『[[偉人おーだー>教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]』作者と[[はじめちゃん>セイバークラス(Fate)]]の絵師が組んだという説明になってしまうのだが……)
よく勘違いされるが[[なろう>小説家になろう]]作品ではない。[[異世界おじさん]]とも無関係。
#contents
*【あらすじ】
32歳独身のおっさんリーマン・&bold(){&ruby(たちばな){橘}}&bold(){&ruby(ひなた){日向}}は平均的すぎるスペックとイケメン完璧超人の幼馴染・&bold(){&ruby(じんぐうじ){神宮寺}}&bold(){&ruby(つかさ){司}}の存在から女にモテない日々を送っていた((神宮寺曰く、モテないのは根性のなさ等も原因らしい。作者からは、本当はモテても良いはずだが神宮寺が邪魔とコメントされている。))。
ある日、泥酔した勢いで「こんなにモテないなら、いっそ美少女になってチヤホヤされたい」と愚痴を零していた所、突如出現した女神により司と共に異世界転移させられてしまう。
そして目が覚めた時、橘の体は美少女として再構成されていた。
女神によると、橘たちは魔王を倒し世界を救うために召喚されたという
願いを叶えたにもかかわらず反抗的な態度を取る彼らに((泥酔していた時に口にした願いだったため、橘自身は願いを叶えてもらったという自覚はなかった。))、女神は「是が非でも世界を救いたくなるような呪い」をかけ姿を消してしまう。
気が付くとお互いを異性として意識するようになってしまっていた二人。
これを女神の呪いのせいと考えた彼らは、相手を本気で好きになってしまう前に魔王を倒し元の姿と生活を取り戻すことを決意する。
*【世界観】
世界が始まる前、男神ウノスと大母神アイラが降り立ち、アイラは十二の女神を産んだ後大陸そのものとなった。((大陸の形が膝を抱えた女性のシルエットになっている。))
その女神の血を受け継いだ血族がその身に紋章の力を宿す。
女神に選ばれて召喚された存在である勇者もまた紋章を宿し、その意味では上記の血族と対等の存在である。
*【主な登場人物】
**&bold(){◆勇者たち}
#center(){&bold(){&font(#ff69b4){なんで俺が俺のまま}}&br()&bold(){&font(#ff69b4){まるで思い描いた理想の女子に!?}}}
&bold(){&font(#ff69b4){橘 日向}}
CV:[[M・A・O>市道真央(M・A・O)]](女)/伊東健人(男)/菊池紗矢香(幼少期)
主人公。
男の頃の外見はギャルゲ主人公めいたメカクレヘアーな事以外は身長も体重も全て平均値な無個性の32歳。
凄まじくモテる神宮寺と幼馴染ということもあり男の頃は完全な非モテだったが、異世界転移するや否やスライム状態から肉体が再構成され、&bold(){&font(#ffd700){金髪}}&bold(){&font(#00ced1){碧眼}}&s(){ギザ歯}の美少女に。女神の紋章はうなじにある。
運が高い以外ステータスはクソ雑魚だが、相手をほぼ無差別に魅了するスキル「絶世の美貌」を持つ。
しかしもう1つのスキル「トラブルメーカー」により魅了した相手の欲望を暴走状態にしてしまうという問題点がある。
しばらくは紙袋で顔を隠していたがこれはこれで目立つので、[[人目除けのエンチャント>隠蔽能力]]が施されたティアラを金貨300枚((この世界の公務員の年収3年分ぐらい。))で買い、普段はこれを装着することに。
幼少期は同級生にイジメられており、神宮寺に助けられたことがきっかけで友達になった。
根性なしで子供っぽいところはあるが、コミュ力は高く困っている人を自然に助けようとする優しさを持つ。
年の離れた妹がおり、橘が一人暮らしになってからも時折部屋に泊まりに来ていたらしい((その妹はアニメ最終話アイキャッチで後ろ姿のみ登場。おそらくは津留崎氏の別作品『SA07』(まんがタイムきららフォワード連載・現在休載中)の主人公・橘 茉愛(まちか)と思われる。外見こそかわいらしいが色々な意味で『橘 日向の妹』というべき性格をしている。))。
#center(){&bold(){&font(#191970){俺のオアシスを奪いやがって…!!!}}&br()&bold(){&font(#191970){人は水が無ければ生きてはいけないとわかってるのか!!}}}
&bold(){&font(#191970){神宮寺 司}}
CV:[[日野聡]]/高宮彩織(幼少期)
橘の親友で、事実上もう一人の主人公にあたる。
高身長[[イケメン]]文武両道という[[完璧超人]]であり、学生時代から常にモテ続けてきた。
反面、長年自分を取り合う女性たちの醜い面を見続けたせいで女性不信に陥っており、橘に対しても自分が認めた女性としか付き合うことを許さないつもりでいる。
しかし実際は橘を女性に取られるのが嫌なだけのようだ。
橘と共に異世界へ召喚され、スキル「理想の肉体」もあり絶大なパワーを発揮するが、橘との繋がりに問題が生じると力が落ちる様子。((力が落ちてしまう正確な条件は、現時点で明言されていない。))
一方で、橘が近くにいたらいたで呪い+橘のスキルのせいで「魅了」状態になって、動きが止まってしまうリスクも抱えている。
さらに橘の自宅に戻れるスキル「楽園の扉」もある((外界から遮断されているので街には出られない。また、扉は神宮寺の意思で出現・消去させられるが、神宮寺だけが異世界で死ぬと橘も出られなくなる可能性があるので、橘だけを扉の中に匿うのは避けている。))ので水や電気、ガス等を使える((ただし食料品は橘が一食分しか買い置きしてなかっため、以降は全て異世界で確保している。))。
幼少期から「人のためになることをしろ。そのために自分を犠牲にしろ」という教育を受け続けてきた。
橘のことを「自分のように言われたままではなく、いざという時に自然と人の為に行動できる存在」だと思っている。
なお上記のセリフからも分かる通り、ぶっちゃけ呪い云々を抜きにしても橘に対して内面ではベッタベタに依存&感情拗らせまくりなのだが、本人的には女嫌いなだけで性癖自体はホモではなくストレートらしい。&s(){ホントか?}
#center(){&bold(){&font(#2f4f4){久しぶりの感情の昂ぶりに呼応して闇の力が溢れ出してくる…!}}&br()&bold(){&font(#2f4f4){そろそろ…出しちゃおうかなぁ…俺の本気…}}}
&bold(){&font(#2f4f4f){シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム}}
CV:[[石川界人]]
橘たちと同様、[[日本>日本国]]から異世界へ転生された存在で、夜の女神に選ばれた勇者。愛称は「シュバくん」&s(){または「偽[[キリト>キリト/桐ヶ谷和人]]」}。女神の紋章は右手の甲にある。
当然ながら上記の名前は本名ではなく、何かしらコンプレックスがあるのか伏せておきたい様子。&s(){なろうだけでなく[[銀英伝>銀河英雄伝説]]ファンでもあるのかもしれない}
[[厨二病]]をこじらせており、気の合う女神にその妄想を具現化させてもらったチート武器「[[聖剣グラム>何でも斬れる剣]]((なお実際の神話のグラムは「魔剣」で、神宮寺から突っ込まれていた。))」を与えられた。
当初は自分でも剣の威力にビビったり((動き自体は訓練された騎士にも劣らないため、剣を鞘に納めたままでもその辺の賊程度は瞬殺できる。))敵に奪われたりしたが、後に大量のモブの装備を切断することで精神操作を解くなど使いこなしている。
厨二病以外の部分では明るく人助けにも積極的な好青年で、イシュルナの戦いでは勇者の名に相応しい活躍を見せた。
**&bold(){◆女神}
#center(){&bold(){&font(#db7093){見事魔王を打ち破りこの世界を救うのです!}}&br()&bold(){&font(#db7093){さすればなんでも一つだけ願いごとを叶えてさしあげましょう!}}}
&bold(){&font(#db7093){愛と美の女神}}
CV:[[釘宮理恵]]
橘たちに魔王を倒す使命を与えた&font(l){怪奇!半裸LED女}女神。
見た目はうさ耳生やして全身にLEDを散りばめた痴女((服を着ていないのでアニメだと全身くまなく光に覆われている。))。
冒頭から「美少女になりたい」という愚痴をこぼした橘を&bold(){光の矢で射殺して}異世界に勇者として召喚するという暴挙に出る。
また「召喚は1柱につき1人の勇者のみ」というルールをクリアするため、勇者の権利である「最も強いと思う武器」扱いとして神宮寺を召喚。
しかし願いを叶えたにもかかわらず感謝されないどころか侮辱されたことに腹を立て、二人に呪いをかけ姿を消してしまった。
その後、イシュルナ王に&s(){ふざけた}神託を授けたりしている。
地上のかわい子チャンを見ながら、イカをつまみに晩酌するのが趣味。
橘が精神攻撃を受けると、紋章を通じて異常を察知することができる。
#center(){&bold(){&font(#4b0082){召喚した勇者に己が司る加護と望んだ能力・武器を与える}}&br()&bold(){&font(#4b0082){それが我らの定めた決まりごとよ}}}
&bold(){&font(#4b0082){夜の女神}}
CV:[[能登麻美子]]
シュバルツを召喚し、加護を与えた女神。
夜の女神らしく昼夜逆転の生活を送っており、登場時にはナイトキャップを被っていた。
[[言葉遣いが大仰>厨二病]]だが、同じ属性のシュバルツには通じる。
シュバルツのスキルで召喚された際、最初は天に届くほどの大きさだったが、人間サイズになることも可能。
シュバルツと気が合い、上記の&font(l){半裸LED女}駄女神と違いこの世界のルールについてもしっかり説明している。
彼女の登場でシュバルツが自称ではない本当の勇者であることが周知されたほか、橘たちも情報を得ることができた。
**&bold(){◆女神の血族とその関係者}
#center(){&bold(){&font(#deb887){愛の女神に召喚されし勇者たちよ!}}&br()&bold(){&font(#deb887){我が女神の威光を示すためにもなんとしても一番最初に魔の王を倒すのだ!}}}
&bold(){&font(#deb887){ヴァンダム}}
CV:[[速水奨]]
イシュルナの国王。ヅラ。
魔王打倒のため、勇者たちへの援助を申し出る。愛と美の女神の神託の内容を弾き語りするシーンは腹筋崩壊モノ。
ユグレインに反乱を起こされムリアもあっさり捕ままってしまったため、シュバルツに救援を依頼する。
#center(){&bold(){&font(#ffb6c1){しょーもないことだけど気は紛れたわ}}&br()&bold(){&font(#ffb6c1){ありがとう 私 けっこうあなたは好きよ}}}
&bold(){&font(#ffb6c1){ユグレイン}}
CV:[[牧野由依]]
イシュルナの姫。
過保護な王に育てられ城の外にも自由に出られない生活にうんざりしている&s(){が、一人で着替えもできずお気に入りのタオルがないと寝られない}。
人々を惑わす美しさを備えており、魅了の効果は橘にも負けないほど。
わがままな性格で、橘が城の外に出るのを手伝ってあげた結果、魅了した人々で反乱軍を結成し王の交代と世襲制からの脱却を要求する。
しかし、自分がわがままであるという自覚はあり、民衆への被害を避けるために自らの要求を取り下げようとするだけの度量は持っている。
#center(){&bold(){&font(#dc143c){御身は我らが美の女神様に作られし宝…}}&br()&bold(){&font(#dc143c){そういった意味では王族と唯一対等なお方なのですよ}}}
&bold(){&font(#dc143c){ムリア}}
CV:芹澤優
イシュルナの諜報部の長。
教会で橘たちが異教徒として狙われた際、彼らが女神に選ばれた存在だと明かし解放するよう指示する。
その後も十二女神の存在やこの世界の成り立ちを説明してくれる等、会話内容は比較的まとも。
しかし役職の割にポンコツであり、反乱軍への潜入任務を請け負った際にはあっさり捕まってしまった。
#center(){&bold(){&font(#808000){しかし神宮寺さんには何故私の正体がバレてしまったんですかね…}}&br()&bold(){&font(#808000){いやバレてはいない…? 気配に鋭いだけか…?}}}
&bold(){&font(#808000){シェン}}
CV:[[諏訪部順一]]
イカの村で神宮寺と知り合った商人で、以降彼につきまとうようになる&s(){ガチホモ}。
ルーを奴隷として売渡し、暗殺術の使い手だったり&s(){糸目だったり}と見るからに胡散臭い。
薬を盛った状態とはいえ、神宮寺と格闘で渡り合えるほどの実力を誇る。
後にイシュルナに仕える諜報部員だと判明し、橘たちへの案内を買って出る。
**&bold(){◆魔族の幹部}
#center(){&bold(){&font(#ffdab9){我が名は絶腕のヴィズド!魔王軍幹部が1人!!!}}&br()&bold(){&font(#ffdab9){人間ども冥府への土産とするがいい!!!}}}
&bold(){&font(#ffdab9){ヴィズド}}
CV:[[山崎はるか]]
「絶腕のヴィズド」の異名を取る小柄な少女。
幹部の中では最弱らしく、性格もすぐ駄々をこねたり泣きわめくなど見た目通り子供っぽい。
リビングアーマー等の魔導兵器の扱いに長け、当初はマジックアイテムを目当てにメルクス領付近で追い剥ぎをしていた。
聖剣グラムを取り込み、シュバルツやルシウスの&bold(){服を剥いだ}が、神宮寺には通用せずアーマーを破壊された。
イシュルナではカームと共謀し、愛と美の女神が用意した国防兵器メーポンを奪い取り襲撃をかけてくる。
#center(){&bold(){&font(#9932cc){危険に晒されるのはその美しさ故…何もできないのは身体の弱さ故と考えると…}}&br()&bold(){&font(#9932cc){すべて女神様が原因なのでは?}}}
&bold(){&font(#9932cc){カーム}}
CV:[[愛美>愛美(声優)]]
隠密に特化した能力の持ち主で、イシュルナにメイドとして潜入していた。
魔力により地面を抉り取ることができるが、式の展開までの間が長く動いているものには向かない。
人心誘導や洗脳といった力も持っているようで、イシュルナ陥落のためユグレインや橘を利用しようとする。
しかしその下準備のために一年かけてメイド長まで上り詰め、相当ストレスを溜めてたりとどこか憎めない。
**&bold(){◆その他}
#center(){&bold(){&font(#90ee90){おまえが死ねば私がこの場で一番美しい存在となる…}}&br()&bold(){&font(#90ee90){私のために死ねー!!!}}}
&bold(){&font(#90ee90){ティロリロ・リリリ・ルー}}((長らく頭目と呼ばれ名前は決められていなかったが、アニメ化の際「名前があった方が良い」と言われたため急遽命名された。名前の由来は、某ハンバーガーチェーンのポテトが揚がる時の音。))
CV:藤井ゆきよ
愛と美の女神の信徒である[[エルフ族>エルフ(種族)]]の頭目。自らの美しさに自信を持つ&s(){露出魔}((アニメでは露出の度合いが抑えめ。))。
神宮寺が森の守護神を殺した((気づかない内にテリトリーに入ってしまい襲われた形なので正当防衛ではあり、神宮寺本人もそう主張している。))ことや森の木を焼いた((捕まった仲間を逃がすために野盗が火をつけた。))ことに抗議するため近隣の村を訪れる。
しかし謝罪を受けられないばかりか、自慢の美貌に対する評価で橘に完敗したことでプライドを傷つけられ、橘を殺して勝負を無効にしようとする。
神宮寺の投石により、エルフの威厳の象徴たる髪の一部を切断されたショックで無力化されるが、以後散々な目に遭いながらも二人を追ってくる。&s(){ショック状態の頭目はかわいい}
実際の所、信仰心よりも常に自分のプライドや感情のために行動している。
弓や魔法、刃物の扱いなど戦闘能力は低くないが致命的に抜けている。
#center(){&bold(){&font(#8b4513){これは王の勅命である! このまま解散すればよし!}}&br()&bold(){&font(#8b4513){さもなければ剣の露となり散ってもらう}}}
&bold(){&font(#8b4513){ルシウス}}
CV:[[喜多村英梨]]
メルクス領自警団の団長兼尋問官。年収は金貨100枚。
真面目な性格で、暴走している相手は領主だろうと力ずくで止める。
街中で聖剣の力を解放し騒ぎを起こしたシュバルツを捕縛し、当初は彼が勇者だという話も信じていなかった((神託騒ぎ以降「自称」勇者が大量に湧いたせいでもある。勇者の証である女神の紋章も偽造したものだと思っていた。))。
後に、夜の女神が出現したことで正式に勇者だと判明してからは、お目付役として彼の旅に同行するようになる。
剣技に優れ、鋼鉄程度なら容易く破壊できる。精神攻撃にもある程度の耐性があり、電撃のような術を使うこともできる((電撃の威力で精神攻撃を解くことが可能。おそらく、尋問で使用すると思われる。戦闘で使用できるほどの威力が出せるのかは不明。))。
*【その他設定】
・ステータスウィンドウ
ドラクエ風デザインのステータスウィンドウを開くことができ、名前(ひらがな)、職業、性別、レベル、ちから、すばやさ、かしこさ、うんのよさ、スキル(パッシブスキルとアクティブスキル)が表示される。
ステータスウィンドウは転生者((主に神宮寺))が表示することが多く、現地の住人がステータスウィンドウを開く描写はない。((夜の女神を召喚するまでシュバルツが勇者であると認められていなかったことから、現地の住人はステータスウィンドウを開くことができないものと思われる。もし現地の住人もステータスを閲覧することが可能なら、シュバルツが勇者であることはすぐに認められたはず。))
ステータスを閲覧するのに相手の同意は必要なく、作中で神宮寺は一方的に視認しただけの野盗のステータスをチェックしている。
一方で、魔王軍幹部ヴィズトのステータスは保護がかかっており、「データなし」と表示されるだけで見ることができない。
スキルの具体的な効果はステータスウィンドウから確認することができず、スキルの保持者であっても正確な効果は分からない。スキルの効果を正しく認識した時に「情報開示」というウィンドウでその効果が表示される((正しく認識できた場合のみ表示され、認識に誤りがある場合は表示されない。また、全ての情報が開示されるわけでなく、認識できた情報が開示されるのみのため、情報開示のウィンドウは「認識が正しいか間違っているかを確認する」程度にしか使うことができない。))。
・状態異常
状態異常が発生すると、頭の上にアイコンが表示される。
♡魅了:本来の趣味・嗜好に関係なく、対象に対して強烈に心惹かれる。ビンタや電撃などの痛みで解除できる。
・病気
この世界に病気はなく、人が亡くなる原因は寿命・怪我・呪いによる。((病気がない理由は、病気が絡んだ話は深刻になってしまうからとのこと。))
*【主題歌】
**OP「暁のサラリーマン」
アニメ版のOPは『[[マクロス7]]』の歌[[バサラ>熱気バサラ]]や『[[武装錬金]]』の「[[真赤な誓い]]」、そして[[JAM Project]]のメンバーとして有名な福山芳樹が今作のために作曲。作詞は妻の福山恭子が手掛けている。
勇者である以前にサラリーマンである橘と神宮司の冒険を、&font(l){ギャグアニメであることを忘れさせるくらいに}熱く歌い上げる。
**ED「"FA"NTASYと」
Luce Twinkle Winkが歌い上げるこの曲は、OPと打って変わり2010年代のアニソンを思わせるポップでキュートな曲調がウリ。作詞は『[[苺ましまろ]]』『[[ハヤテのごとく!]]』など&font(l){の電波ソング}を書き上げたくまのきよみ。
美少女ボディになったものの色々苦労が絶えない橘の百面相が見られるED映像も必見。
*【余談】
アニメ化に際して『[[プリンセスコネクト!re:dive]]』とのコラボ漫画がサイコミ及びプリコネアプリ内で配信された。
「主人公二人組がアストルムに転移して【美食殿】の面々と出会う」という内容で、時系列的にはプリコネ内掲載漫画→サイコミ掲載漫画の順番になっている。
なお両者は「同期にアニメが放送」「同じCygamesコンテンツ出身」「主人公格の一人の声優をM・A・Oが担当」……などなど共通点が多い。
#center(){&color(#deb887){&bold(){&big()Dear冥殿元気してる~?ウェーイ!&br()wiki盛り上げるためにアニヲタ史上バキ↑バキ↓にエモい項目を作成したよ♥&br()主愛レベチ♥みーんな好きになっちゃうほんま草生える何これ&br()推しタグつけといたんでコメしてね♥全力で\ポチッよろぴ♥&br()ってことでとりま荒らしもヤメでおなしゃーす↑&br()追記・修正しゅきしゅき♥ばいちゅ}}}
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#vote3(time=600,11)
}
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#areaedit()
- 追記修正文のオチで笑った -- 名無しさん (2022-03-19 20:25:13)
- wikiの新記事で並びが『異世界美少女受肉おじさんと プリンちゃん/エクレアさん』になるなw -- 名無しさん (2022-03-19 22:26:17)
- 上司に怒られたり補習受けたりらしいけど、優秀な神宮寺と小中学校はともかく高校大学と一緒みたいだし、橘も十分優秀だと思うんだよね。比較対象を見て卑屈になってるだけで。 -- 名無しさん (2022-03-20 03:28:30)
- お互いに「アイツ凄い」と思ってるけど自信に満ち溢れた(というか橘が凄いと言ってくれてた)神宮寺は自信に溢れてる一方で、橘はその感情がコンプレックスに直結して -- 名無しさん (2022-03-20 10:55:18)
- 神宮寺はホモではないな、ズブズブのヤンホモになる素質があるってだけの話で -- 名無しさん (2022-03-20 14:06:29)
- 設定はなろうっぽいが、ちゃんとプロの人が書いてるだけあって質が高い -- 名無しさん (2022-03-20 17:03:37)
- 何気にTSネタとしては一昔前なら商業だと出しても即NGなコンセプトなんだよね。加えて、あざといシーンに頼らずギャグ自体の面白さで勝負しているのが良い。 -- 名無しさん (2022-03-21 15:13:50)
- 速水ボイスの「ほんま草生える♪」は流石に草を抑えられなかった -- 名無しさん (2022-03-21 15:43:55)
- プリコネコラボ漫画で知ってアニメ見て見たけど面白いなw -- 名無しさん (2022-03-21 21:37:08)
- アニメ主題歌がまさかのアニキ -- 名無しさん (2022-03-22 11:44:03)
- 橘がモテまくるからか、神宮寺が女性にモテる描写殆どないね。むしろ敵対心持たれてる方が多い -- 名無しさん (2022-03-22 14:46:41)
- 私見だけど、恋人と親友の違いって、対話の手段にセクロスがあるか否かだけだと思う。なので女橘と神宮寺がくっつこうともその関係の変化なんざ誤差範囲だと思う。だからもうくっつけ(暴論) -- 名無しさん (2022-03-22 17:59:41)
- シュバくんはおそらく普通に死んで異世界転生したと思われるんで、周囲の人々の反応を想像すると辛い -- 名無しさん (2022-03-25 23:18:56)
- 神宮寺、声優が同じだからかなんとなくウルトラマンタイタスに似ている気がする -- 名無しさん (2022-03-29 20:34:22)
- ↑それを言ったら橘なんてゴーカイイエローだしね。声の雰囲気はトリガーのマルゥルっぽいけど -- 名無しさん (2022-04-06 17:57:41)
- 橘は自己評価は低いけど自己肯定感はそれほど低くないと思う。神宮寺はその辺逆で。 -- 名無しさん (2022-04-06 23:31:17)
- 10巻読んだ。「あーそりゃそっちもあるよな」という気持ちと「タチバナヲ…カエシテ…」という気持ちが大喧嘩してて全く気持ちの整理がつかないんだが、どうすりゃいいんだ… -- 名無しさん (2023-07-23 12:59:35)
#comment
#areaedit(end)
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Cygamesの運営する「サイコミ」で連載。
2022年にオー・エル・エム製作で[[アニメ化]]した。
公式の略称は&bold(){&font(#ff69b4){『ファ美肉おじさん』}}か&bold(){&font(#ff69b4){『ファ美肉』}}
作品内容と併せて、近年流行している「[[バ美肉]]」が元ネタだろう。
作者は『[[箱入りドロップス]]』『SA07』の津留崎優がネームを、作画は津留崎の夫%%にして氏の最推し絵師%%である池澤真が担当。
(対外的には『[[偉人おーだー>教えてFGO! 偉人と神話のぐらんどおーだー]]』作者と[[はじめちゃん>セイバークラス(Fate)]]の絵師が組んだという説明になってしまうのだが……)
よく勘違いされるが[[なろう>小説家になろう]]作品ではない。[[異世界おじさん]]とも無関係。
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*【あらすじ】
32歳独身のおっさんリーマン・&bold(){&ruby(たちばな){橘}}&bold(){&ruby(ひなた){日向}}は平均的すぎるスペックとイケメン完璧超人の幼馴染・&bold(){&ruby(じんぐうじ){神宮寺}}&bold(){&ruby(つかさ){司}}の存在から女にモテない日々を送っていた((神宮寺曰く、モテないのは根性のなさ等も原因らしい。作者からは、本当はモテても良いはずだが神宮寺が邪魔とコメントされている。))。
ある日、泥酔した勢いで「こんなにモテないなら、いっそ美少女になってチヤホヤされたい」と愚痴を零していた所、突如出現した女神により司と共に異世界転移させられてしまう。
そして目が覚めた時、橘の体は美少女として再構成されていた。
女神によると、橘たちは魔王を倒し世界を救うために召喚されたという
願いを叶えたにもかかわらず反抗的な態度を取る彼らに((泥酔していた時に口にした願いだったため、橘自身は願いを叶えてもらったという自覚はなかった。))、女神は「是が非でも世界を救いたくなるような呪い」をかけ姿を消してしまう。
気が付くとお互いを異性として意識するようになってしまっていた二人。
これを女神の呪いのせいと考えた彼らは、相手を本気で好きになってしまう前に魔王を倒し元の姿と生活を取り戻すことを決意する。
*【世界観】
世界が始まる前、男神ウノスと大母神アイラが降り立ち、アイラは十二の女神を産んだ後大陸そのものとなった。((大陸の形が膝を抱えた女性のシルエットになっている。))
その女神の血を受け継いだ血族がその身に紋章の力を宿す。
女神に選ばれて召喚された存在である勇者もまた紋章を宿し、その意味では上記の血族と対等の存在である。
*【主な登場人物】
**&bold(){◆勇者たち}
#center(){&bold(){&font(#ff69b4){なんで俺が俺のまま}}&br()&bold(){&font(#ff69b4){まるで思い描いた理想の女子に!?}}}
&bold(){&font(#ff69b4){橘 日向}}
CV:[[M・A・O>市道真央(M・A・O)]](女)/伊東健人(男)/菊池紗矢香(幼少期)
主人公。
男の頃の外見はギャルゲ主人公めいたメカクレヘアーな事以外は身長も体重も全て平均値な無個性の32歳。
凄まじくモテる神宮寺と幼馴染ということもあり男の頃は完全な非モテだったが、異世界転移するや否やスライム状態から肉体が再構成され、&bold(){&font(#ffd700){金髪}}&bold(){&font(#00ced1){碧眼}}&s(){ギザ歯}の美少女に。女神の紋章はうなじにある。
運が高い以外ステータスはクソ雑魚だが、相手をほぼ無差別に魅了するスキル「絶世の美貌」を持つ。
しかしもう1つのスキル「トラブルメーカー」により魅了した相手の欲望を暴走状態にしてしまうという問題点がある。
しばらくは紙袋で顔を隠していたがこれはこれで目立つので、[[人目除けのエンチャント>隠蔽能力]]が施されたティアラを金貨300枚((この世界の公務員の年収3年分ぐらい。))で買い、普段はこれを装着することに。
幼少期は同級生にイジメられており、神宮寺に助けられたことがきっかけで友達になった。
根性なしで子供っぽいところはあるが、コミュ力は高く困っている人を自然に助けようとする優しさを持つ。
年の離れた妹がおり、橘が[[一人暮らし]]になってからも時折部屋に泊まりに来ていたらしい((その妹はアニメ最終話アイキャッチで後ろ姿のみ登場。おそらくは津留崎氏の別作品『SA07』(まんがタイムきららフォワード連載・現在休載中)の主人公・橘 茉愛(まちか)と思われる。外見こそかわいらしいが色々な意味で『橘 日向の妹』というべき性格をしている。))。
#center(){&bold(){&font(#191970){俺のオアシスを奪いやがって…!!!}}&br()&bold(){&font(#191970){人は水が無ければ生きてはいけないとわかってるのか!!}}}
&bold(){&font(#191970){神宮寺 司}}
CV:[[日野聡]]/高宮彩織(幼少期)
橘の親友で、事実上もう一人の主人公にあたる。
高身長[[イケメン]]文武両道という[[完璧超人]]であり、学生時代から常にモテ続けてきた。
反面、長年自分を取り合う女性たちの醜い面を見続けたせいで女性不信に陥っており、橘に対しても自分が認めた女性としか付き合うことを許さないつもりでいる。
しかし実際は橘を女性に取られるのが嫌なだけのようだ。
橘と共に異世界へ召喚され、スキル「理想の肉体」もあり絶大なパワーを発揮するが、橘との繋がりに問題が生じると力が落ちる様子。((力が落ちてしまう正確な条件は、現時点で明言されていない。))
一方で、橘が近くにいたらいたで呪い+橘のスキルのせいで「魅了」状態になって、動きが止まってしまうリスクも抱えている。
さらに橘の自宅に戻れるスキル「楽園の扉」もある((外界から遮断されているので街には出られない。また、扉は神宮寺の意思で出現・消去させられるが、神宮寺だけが異世界で死ぬと橘も出られなくなる可能性があるので、橘だけを扉の中に匿うのは避けている。))ので水や電気、ガス等を使える((ただし食料品は橘が一食分しか買い置きしてなかっため、以降は全て異世界で確保している。))。
幼少期から「人のためになることをしろ。そのために自分を犠牲にしろ」という教育を受け続けてきた。
橘のことを「自分のように言われたままではなく、いざという時に自然と人の為に行動できる存在」だと思っている。
なお上記のセリフからも分かる通り、ぶっちゃけ呪い云々を抜きにしても橘に対して内面ではベッタベタに依存&感情拗らせまくりなのだが、本人的には女嫌いなだけで性癖自体はホモではなくストレートらしい。&s(){ホントか?}
#center(){&bold(){&font(#2f4f4){久しぶりの感情の昂ぶりに呼応して闇の力が溢れ出してくる…!}}&br()&bold(){&font(#2f4f4){そろそろ…出しちゃおうかなぁ…俺の本気…}}}
&bold(){&font(#2f4f4f){シュバルツ・フォン・リヒテンシュタイン・ローエングラム}}
CV:[[石川界人]]
橘たちと同様、[[日本>日本国]]から異世界へ転生された存在で、夜の女神に選ばれた勇者。愛称は「シュバくん」&s(){または「偽[[キリト>キリト/桐ヶ谷和人]]」}。女神の紋章は右手の甲にある。
当然ながら上記の名前は本名ではなく、何かしらコンプレックスがあるのか伏せておきたい様子。&s(){なろうだけでなく[[銀英伝>銀河英雄伝説]]ファンでもあるのかもしれない}
[[厨二病]]をこじらせており、気の合う女神にその妄想を具現化させてもらったチート武器「[[聖剣グラム>何でも斬れる剣]]((なお実際の神話のグラムは「魔剣」で、神宮寺から突っ込まれていた。))」を与えられた。
当初は自分でも剣の威力にビビったり((動き自体は訓練された騎士にも劣らないため、剣を鞘に納めたままでもその辺の賊程度は瞬殺できる。))敵に奪われたりしたが、後に大量のモブの装備を切断することで精神操作を解くなど使いこなしている。
厨二病以外の部分では明るく人助けにも積極的な好青年で、イシュルナの戦いでは勇者の名に相応しい活躍を見せた。
**&bold(){◆女神}
#center(){&bold(){&font(#db7093){見事魔王を打ち破りこの世界を救うのです!}}&br()&bold(){&font(#db7093){さすればなんでも一つだけ願いごとを叶えてさしあげましょう!}}}
&bold(){&font(#db7093){愛と美の女神}}
CV:[[釘宮理恵]]
橘たちに魔王を倒す使命を与えた&font(l){怪奇!半裸LED女}女神。
見た目はうさ耳生やして全身にLEDを散りばめた痴女((服を着ていないのでアニメだと全身くまなく光に覆われている。))。
冒頭から「美少女になりたい」という愚痴をこぼした橘を&bold(){光の矢で射殺して}異世界に勇者として召喚するという暴挙に出る。
また「召喚は1柱につき1人の勇者のみ」というルールをクリアするため、勇者の権利である「最も強いと思う武器」扱いとして神宮寺を召喚。
しかし願いを叶えたにもかかわらず感謝されないどころか侮辱されたことに腹を立て、二人に呪いをかけ姿を消してしまった。
その後、イシュルナ王に&s(){ふざけた}神託を授けたりしている。
地上のかわい子チャンを見ながら、イカをつまみに晩酌するのが趣味。
橘が精神攻撃を受けると、紋章を通じて異常を察知することができる。
#center(){&bold(){&font(#4b0082){召喚した勇者に己が司る加護と望んだ能力・武器を与える}}&br()&bold(){&font(#4b0082){それが我らの定めた決まりごとよ}}}
&bold(){&font(#4b0082){夜の女神}}
CV:[[能登麻美子]]
シュバルツを召喚し、加護を与えた女神。
夜の女神らしく昼夜逆転の生活を送っており、登場時にはナイトキャップを被っていた。
[[言葉遣いが大仰>厨二病]]だが、同じ属性のシュバルツには通じる。
シュバルツのスキルで召喚された際、最初は天に届くほどの大きさだったが、人間サイズになることも可能。
シュバルツと気が合い、上記の&font(l){半裸LED女}駄女神と違いこの世界のルールについてもしっかり説明している。
彼女の登場でシュバルツが自称ではない本当の勇者であることが周知されたほか、橘たちも情報を得ることができた。
**&bold(){◆女神の血族とその関係者}
#center(){&bold(){&font(#deb887){愛の女神に召喚されし勇者たちよ!}}&br()&bold(){&font(#deb887){我が女神の威光を示すためにもなんとしても一番最初に魔の王を倒すのだ!}}}
&bold(){&font(#deb887){ヴァンダム}}
CV:[[速水奨]]
イシュルナの国王。ヅラ。
魔王打倒のため、勇者たちへの援助を申し出る。愛と美の女神の神託の内容を弾き語りするシーンは腹筋崩壊モノ。
ユグレインに反乱を起こされムリアもあっさり捕ままってしまったため、シュバルツに救援を依頼する。
#center(){&bold(){&font(#ffb6c1){しょーもないことだけど気は紛れたわ}}&br()&bold(){&font(#ffb6c1){ありがとう 私 けっこうあなたは好きよ}}}
&bold(){&font(#ffb6c1){ユグレイン}}
CV:[[牧野由依]]
イシュルナの姫。
過保護な王に育てられ城の外にも自由に出られない生活にうんざりしている&s(){が、一人で着替えもできずお気に入りのタオルがないと寝られない}。
人々を惑わす美しさを備えており、魅了の効果は橘にも負けないほど。
わがままな性格で、橘が城の外に出るのを手伝ってあげた結果、魅了した人々で反乱軍を結成し王の交代と世襲制からの脱却を要求する。
しかし、自分がわがままであるという自覚はあり、民衆への被害を避けるために自らの要求を取り下げようとするだけの度量は持っている。
#center(){&bold(){&font(#dc143c){御身は我らが美の女神様に作られし宝…}}&br()&bold(){&font(#dc143c){そういった意味では王族と唯一対等なお方なのですよ}}}
&bold(){&font(#dc143c){ムリア}}
CV:芹澤優
イシュルナの諜報部の長。
教会で橘たちが異教徒として狙われた際、彼らが女神に選ばれた存在だと明かし解放するよう指示する。
その後も十二女神の存在やこの世界の成り立ちを説明してくれる等、会話内容は比較的まとも。
しかし役職の割にポンコツであり、反乱軍への潜入任務を請け負った際にはあっさり捕まってしまった。
#center(){&bold(){&font(#808000){しかし神宮寺さんには何故私の正体がバレてしまったんですかね…}}&br()&bold(){&font(#808000){いやバレてはいない…? 気配に鋭いだけか…?}}}
&bold(){&font(#808000){シェン}}
CV:[[諏訪部順一]]
イカの村で神宮寺と知り合った商人で、以降彼につきまとうようになる&s(){ガチホモ}。
ルーを奴隷として売渡し、暗殺術の使い手だったり&s(){糸目だったり}と見るからに胡散臭い。
薬を盛った状態とはいえ、神宮寺と格闘で渡り合えるほどの実力を誇る。
後にイシュルナに仕える諜報部員だと判明し、橘たちへの案内を買って出る。
**&bold(){◆魔族の幹部}
#center(){&bold(){&font(#ffdab9){我が名は絶腕のヴィズド!魔王軍幹部が1人!!!}}&br()&bold(){&font(#ffdab9){人間ども冥府への土産とするがいい!!!}}}
&bold(){&font(#ffdab9){ヴィズド}}
CV:[[山崎はるか]]
「絶腕のヴィズド」の異名を取る小柄な少女。
幹部の中では最弱らしく、性格もすぐ駄々をこねたり泣きわめくなど見た目通り子供っぽい。
リビングアーマー等の魔導兵器の扱いに長け、当初はマジックアイテムを目当てにメルクス領付近で追い剥ぎをしていた。
聖剣グラムを取り込み、シュバルツやルシウスの&bold(){服を剥いだ}が、神宮寺には通用せずアーマーを破壊された。
イシュルナではカームと共謀し、愛と美の女神が用意した国防兵器メーポンを奪い取り襲撃をかけてくる。
#center(){&bold(){&font(#9932cc){危険に晒されるのはその美しさ故…何もできないのは身体の弱さ故と考えると…}}&br()&bold(){&font(#9932cc){すべて女神様が原因なのでは?}}}
&bold(){&font(#9932cc){カーム}}
CV:[[愛美>愛美(声優)]]
隠密に特化した能力の持ち主で、イシュルナに[[メイド]]として潜入していた。
魔力により地面を抉り取ることができるが、式の展開までの間が長く動いているものには向かない。
人心誘導や洗脳といった力も持っているようで、イシュルナ陥落のためユグレインや橘を利用しようとする。
しかしその下準備のために一年かけてメイド長まで上り詰め、相当ストレスを溜めてたりとどこか憎めない。
**&bold(){◆その他}
#center(){&bold(){&font(#90ee90){おまえが死ねば私がこの場で一番美しい存在となる…}}&br()&bold(){&font(#90ee90){私のために死ねー!!!}}}
&bold(){&font(#90ee90){ティロリロ・リリリ・ルー}}((長らく頭目と呼ばれ名前は決められていなかったが、アニメ化の際「名前があった方が良い」と言われたため急遽命名された。名前の由来は、某ハンバーガーチェーンのポテトが揚がる時の音。))
CV:藤井ゆきよ
愛と美の女神の信徒である[[エルフ族>エルフ(種族)]]の頭目。自らの美しさに自信を持つ&s(){露出魔}((アニメでは露出の度合いが抑えめ。))。
神宮寺が森の守護神を殺した((気づかない内にテリトリーに入ってしまい襲われた形なので[[正当防衛]]ではあり、神宮寺本人もそう主張している。))ことや森の木を焼いた((捕まった仲間を逃がすために野盗が火をつけた。))ことに抗議するため近隣の村を訪れる。
しかし謝罪を受けられないばかりか、自慢の美貌に対する評価で橘に完敗したことでプライドを傷つけられ、橘を殺して勝負を無効にしようとする。
神宮寺の投石により、エルフの威厳の象徴たる髪の一部を切断されたショックで無力化されるが、以後散々な目に遭いながらも二人を追ってくる。&s(){ショック状態の頭目はかわいい}
実際の所、信仰心よりも常に自分のプライドや感情のために行動している。
弓や魔法、刃物の扱いなど戦闘能力は低くないが致命的に抜けている。
#center(){&bold(){&font(#8b4513){これは王の勅命である! このまま解散すればよし!}}&br()&bold(){&font(#8b4513){さもなければ剣の露となり散ってもらう}}}
&bold(){&font(#8b4513){ルシウス}}
CV:[[喜多村英梨]]
メルクス領自警団の団長兼尋問官。年収は金貨100枚。
真面目な性格で、暴走している相手は領主だろうと力ずくで止める。
街中で聖剣の力を解放し騒ぎを起こしたシュバルツを捕縛し、当初は彼が勇者だという話も信じていなかった((神託騒ぎ以降「自称」勇者が大量に湧いたせいでもある。勇者の証である女神の紋章も偽造したものだと思っていた。))。
後に、夜の女神が出現したことで正式に勇者だと判明してからは、お目付役として彼の旅に同行するようになる。
剣技に優れ、鋼鉄程度なら容易く破壊できる。精神攻撃にもある程度の耐性があり、電撃のような術を使うこともできる((電撃の威力で精神攻撃を解くことが可能。おそらく、尋問で使用すると思われる。戦闘で使用できるほどの威力が出せるのかは不明。))。
*【その他設定】
・ステータスウィンドウ
ドラクエ風デザインのステータスウィンドウを開くことができ、名前(ひらがな)、職業、性別、レベル、ちから、すばやさ、かしこさ、うんのよさ、スキル(パッシブスキルとアクティブスキル)が表示される。
ステータスウィンドウは転生者((主に神宮寺))が表示することが多く、現地の住人がステータスウィンドウを開く描写はない。((夜の女神を召喚するまでシュバルツが勇者であると認められていなかったことから、現地の住人はステータスウィンドウを開くことができないものと思われる。もし現地の住人もステータスを閲覧することが可能なら、シュバルツが勇者であることはすぐに認められたはず。))
ステータスを閲覧するのに相手の同意は必要なく、作中で神宮寺は一方的に視認しただけの野盗のステータスをチェックしている。
一方で、魔王軍幹部ヴィズトのステータスは保護がかかっており、「データなし」と表示されるだけで見ることができない。
スキルの具体的な効果はステータスウィンドウから確認することができず、スキルの保持者であっても正確な効果は分からない。スキルの効果を正しく認識した時に「情報開示」というウィンドウでその効果が表示される((正しく認識できた場合のみ表示され、認識に誤りがある場合は表示されない。また、全ての情報が開示されるわけでなく、認識できた情報が開示されるのみのため、情報開示のウィンドウは「認識が正しいか間違っているかを確認する」程度にしか使うことができない。))。
・状態異常
状態異常が発生すると、頭の上にアイコンが表示される。
♡魅了:本来の趣味・嗜好に関係なく、対象に対して強烈に心惹かれる。ビンタや電撃などの痛みで解除できる。
・病気
この世界に病気はなく、人が亡くなる原因は寿命・怪我・呪いによる。((病気がない理由は、病気が絡んだ話は深刻になってしまうからとのこと。))
*【主題歌】
**OP「暁のサラリーマン」
アニメ版のOPは『[[マクロス7]]』の歌[[バサラ>熱気バサラ]]や『[[武装錬金]]』の「[[真赤な誓い]]」、そして[[JAM Project]]のメンバーとして有名な福山芳樹が今作のために作曲。作詞は妻の福山恭子が手掛けている。
勇者である以前にサラリーマンである橘と神宮司の冒険を、&font(l){ギャグアニメであることを忘れさせるくらいに}熱く歌い上げる。
**ED「"FA"NTASYと」
Luce Twinkle Winkが歌い上げるこの曲は、OPと打って変わり2010年代のアニソンを思わせるポップでキュートな曲調がウリ。作詞は『[[苺ましまろ]]』『[[ハヤテのごとく!]]』など&font(l){の電波ソング}を書き上げたくまのきよみ。
美少女ボディになったものの色々苦労が絶えない橘の百面相が見られるED映像も必見。
*【余談】
アニメ化に際して『[[プリンセスコネクト!re:dive]]』とのコラボ漫画がサイコミ及びプリコネアプリ内で配信された。
「主人公二人組がアストルムに転移して【美食殿】の面々と出会う」という内容で、時系列的にはプリコネ内掲載漫画→サイコミ掲載漫画の順番になっている。
なお両者は「同期にアニメが放送」「同じCygamesコンテンツ出身」「主人公格の一人の声優をM・A・Oが担当」……などなど共通点が多い。
#center(){&color(#deb887){&bold(){&big()Dear冥殿元気してる~?ウェーイ!&br()wiki盛り上げるためにアニヲタ史上バキ↑バキ↓にエモい項目を作成したよ♥&br()主愛レベチ♥みーんな好きになっちゃうほんま草生える何これ&br()推しタグつけといたんでコメしてね♥全力で\ポチッよろぴ♥&br()ってことでとりま荒らしもヤメでおなしゃーす↑&br()追記・修正しゅきしゅき♥ばいちゅ}}}
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#vote3(time=600,11)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 追記修正文のオチで笑った -- 名無しさん (2022-03-19 20:25:13)
- wikiの新記事で並びが『異世界美少女受肉おじさんと プリンちゃん/エクレアさん』になるなw -- 名無しさん (2022-03-19 22:26:17)
- 上司に怒られたり補習受けたりらしいけど、優秀な神宮寺と小中学校はともかく高校大学と一緒みたいだし、橘も十分優秀だと思うんだよね。比較対象を見て卑屈になってるだけで。 -- 名無しさん (2022-03-20 03:28:30)
- お互いに「アイツ凄い」と思ってるけど自信に満ち溢れた(というか橘が凄いと言ってくれてた)神宮寺は自信に溢れてる一方で、橘はその感情がコンプレックスに直結して -- 名無しさん (2022-03-20 10:55:18)
- 神宮寺はホモではないな、ズブズブのヤンホモになる素質があるってだけの話で -- 名無しさん (2022-03-20 14:06:29)
- 設定はなろうっぽいが、ちゃんとプロの人が書いてるだけあって質が高い -- 名無しさん (2022-03-20 17:03:37)
- 何気にTSネタとしては一昔前なら商業だと出しても即NGなコンセプトなんだよね。加えて、あざといシーンに頼らずギャグ自体の面白さで勝負しているのが良い。 -- 名無しさん (2022-03-21 15:13:50)
- 速水ボイスの「ほんま草生える♪」は流石に草を抑えられなかった -- 名無しさん (2022-03-21 15:43:55)
- プリコネコラボ漫画で知ってアニメ見て見たけど面白いなw -- 名無しさん (2022-03-21 21:37:08)
- アニメ主題歌がまさかのアニキ -- 名無しさん (2022-03-22 11:44:03)
- 橘がモテまくるからか、神宮寺が女性にモテる描写殆どないね。むしろ敵対心持たれてる方が多い -- 名無しさん (2022-03-22 14:46:41)
- 私見だけど、恋人と親友の違いって、対話の手段にセクロスがあるか否かだけだと思う。なので女橘と神宮寺がくっつこうともその関係の変化なんざ誤差範囲だと思う。だからもうくっつけ(暴論) -- 名無しさん (2022-03-22 17:59:41)
- シュバくんはおそらく普通に死んで異世界転生したと思われるんで、周囲の人々の反応を想像すると辛い -- 名無しさん (2022-03-25 23:18:56)
- 神宮寺、声優が同じだからかなんとなくウルトラマンタイタスに似ている気がする -- 名無しさん (2022-03-29 20:34:22)
- ↑それを言ったら橘なんてゴーカイイエローだしね。声の雰囲気はトリガーのマルゥルっぽいけど -- 名無しさん (2022-04-06 17:57:41)
- 橘は自己評価は低いけど自己肯定感はそれほど低くないと思う。神宮寺はその辺逆で。 -- 名無しさん (2022-04-06 23:31:17)
- 10巻読んだ。「あーそりゃそっちもあるよな」という気持ちと「タチバナヲ…カエシテ…」という気持ちが大喧嘩してて全く気持ちの整理がつかないんだが、どうすりゃいいんだ… -- 名無しさん (2023-07-23 12:59:35)
#comment
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