三枚のおふだfeatもんむす・くえすと!鏡合わせの英雄譚

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&font(#6495ED){登録日}:2022/6/27 Mon 00:09:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 31 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(yellow,brown){き、聞いたか!?アイツらの習性…!}}} #center(){&size(18){&bold(){&color(yellow,brown){『負ければ妖女に犯される!』…だとよ!!}}}} #center(){&bold(){&color(yellow,brown){恐ろしいナ~}}} 『[[三枚のおふだ]]feat[[もんむす・くえすと!]]鏡合わせの英雄譚』とはミンワ氏が作成した[[モンスター娘]]+[[おねショタ]]を主題にした同人ゲーム[[三枚のおふだ>三枚のおふだ(18禁ゲーム)]]シリーズの一作。 そして[[もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG]]の公式外伝作品である。 #contents() *<概要> [[三枚のおふだ鼎 コドクの妖己]]クリア後にプレイできる番外編シナリオ 白念達も活躍中の『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』における三枚のおふだの相互コラボシナリオ。 もんぱら中章にて、白念達が参戦したコラボシナリオ終了後に、雪のほこらを訪れると、突如起こった時空転移でプロメスティンが飛ばされてしまい、その直後にお土産のお守りを持って帰って来たかと思うと、&bold(){何故か妙にニコニコと白念達に微笑むイベントがある}のだが、 その際に何が起きていたのかを描いたシナリオ。 まほろば山にもんぱら世界から[[スライム]]娘たちを始めとした無数の魔物達がやってくる夢のコラボ作品である。もちろん負ければ妖女に犯される。 コラボシナリオではあるが『コドクの妖己』本編が文字通り孤独感の強い壺の中を舞台にしていたのに比べると、 無数の[[モブキャラ]]達がにぎやかな会話で楽しませてくれる「いつもの三枚のおふだ」といった世界観。 元々もんむすシリーズのファンであるミンワ氏のもんぱらに対するリスペクトが随所で光るテキストと演出の数々は流石の一言。 あくまでも外伝的なシナリオではあるのだが、もんぱら終章における重要キャラクター達の一端が垣間見える。 *<本編からの変更点> 基本的なシステムはコドク本編同様だが、前述の通り舞台が閉塞感の強い壺の中から再びまほろば山へと戻ってきたため、狐やゲストのスライム娘達で賑わう楽しい雰囲気へと戻る。 使用[[BGM]]はいつものおふだシリーズではなく、もんむす・くえすと!シリーズでよく使われているフリー音源が使用されている。 *<あらすじ> いつも通りその日の修行を終えた白念が夜這いに来た無数の妖魔達から逃げようと奮闘していると、突如外から謎の爆音が響き渡る。 やまちちと共に様子を探りに行ってみると、見たこともない妖魔達……いや妖魔とも違う妖女「魔物」達が大量に出現しているのである。 白念は魔物達と共に現れた少女「プロメスティン」と共に事件を調査することになったが、まほろば山にアポトーシス化現象が巻き起こっていることが判明。 あらたなまほろば山の危機を回避するため白念は現象を食い止めるために必要な「勇者の力」を手に入れることになった。 その一方、山の異変と同時に奇妙な言動を見せる妖魔が現れて……? ●魔物 『もんむす・くえすと!』シリーズに登場するモンスター娘達。 &bold(){人間にエロいことをして精力を奪って生きる人外の力を持った生命体}、という点では三枚のおふだの妖魔達と共通しているが、 なんやかんやで根っこは気のいいまほろば山の妖魔と違い、人間を食事的な意味で捕食したり死ぬまで精力を吸いつくしてしまうバイオレンスな種族も少なくない。 ただし本作に登場する三種類の魔物達は基本的には人間にも友好的である 元祖『もんむす・くえすと!』では30年前に起きた『レミナの虐殺』と呼ばれる事件をきっかけに人間と魔物が対立していたものの、 『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』では30年前に起きた『大異変』と呼ばれる世界の危機を人間と魔物が一丸となって乗り越えた結果、 人間と魔物が共存を果たしており、多くの街並みで人間と魔物が共に暮らしている。 ややこしいことにもんむす世界の魔物達の中にも「妖魔」と呼ばれる種族がいるのだが、おふだ世界のモンスター娘の総称であるおふだにおける妖魔と違い あちらでは高い魔力と知性を兼ね備えた特定のエリート種族のことを指す。 もんぱらの方におけるコラボシナリオではこのまま通すとややこしいため、白念やマガツが魔物や妖魔について語る際には「あやかし」という単語に置き換えている。 ●アポトーシス化現象 空間や物体が混沌に侵食される現象。 生物も例外ではなく、現象に巻き込まれると機械と人間や魔物が入り混じった「アポトーシス」と呼ばれる異形の生物と化す。 ここで言う&bold(){「混沌」}とは誕生したばかりの宇宙に満たされていた原初のエネルギーのことであり 現象が進行するとその世界はそのままカオスと言う名の原初に帰る、即ち&bold(){消滅}してしまうのである。 一度本格的に発動したアポトーシス化を完全に抑え込むのはほぼ不可能であり、多くの並行世界がそのまま消滅した。 幸いまほろば山で起きたアポトーシス化現象は本格的に世界そのものがアポトーシス化しているのではなく 並行世界から時空転移で現れたアポトーシスの欠片を起点に起きている物であり、この世界と通じてしまっているワームホールを封じてしまえば解決するらしいのだが…… ●ブレイブドライバ ツクモ博士の研究施設を利用してプロメスティンが作り上げたメカメカしい金属製グローブ。 内部にはプロメスティンがこっそり採取した&bold(){&color(purple){「勇者」}}の遺伝子サンプルが組み込まれており、 ここに勇者が精霊との契約で得た四大元素の力を組み合わせることで「勇者」の力を再現できる。 プロメスティンが語る所によると、彼女がいた世界で唯一混沌に干渉可能で、平行世界への扉を開くことができたのは「勇者」ただ一人であり、 その力さえあれば今回の事件を解決することが可能だという。 グローブ自体は白念の腕に合うように作られており、これを装着することで疑似的に勇者の力を得ることが可能。 あくまでも機械で再現した疑似的な物に過ぎないが、とりあえず&bold(){「ニセ勇者」}にはなれる。 *登場キャラクター **<本編から引き続き登場するキャラクター> ■&bold(){白念} 主人公。今回は魔物のおやつ。もちろん山の妖魔達にも襲われる。 蟲毒の壺騒動から復帰していつも通り日々の修業をこなしていたが、マガツの命で謎の少女プロメスティンと共に魔物の大量出現について調査することに。 色々と危うかったコドク本編に比べると心身ともに健康。 今回は妖魔ではなく魔物達と根競べをすることになるが、基本股間を責めてくる「もんくえ」ではなく真面目に直接攻撃してくる「もんぱら」の魔物達相手なので、 本編の根競べとはやや毛色が違う戦いとなる。 ■&bold(){マガツ} 白念のあこがれのお師匠様。 騒動の中でもいつも通り長老として山の妖魔をまとめ上げ、事態の正常化を図る。 彼女からすると初対面のプロメスティンが「あなたには逆らわない方が良さそう」とその実力を警戒するそぶりを見せていた。 白念が根競べで敗北するともんぱらコラボらしくなんと白念の夢の中で「反省会」を行ってくれる。優しいお師匠様らしくドブ川様と違って毒を吐いたりしない。 ……が早々に&bold(){「一番大事なのは気合」}というとてつもなく投げやりなアドバイスをぶちかまし、白念に呆れられる。 と言っても序盤の相手は適度に練気を吐きつつ気力ゲージ管理さえしっかり行えば負けないような相手ばかりで、 言い換えてしまうと「気合(気力ゲージ)さえあれば勝てる」相手ではあるので気合が大事というのはある意味間違ってはいなかったりする。 中盤以降の気合だけではどうにもならないような強敵相手ではきちんと具体的なアドバイスをしてくれる。 妖狐達が聞いたところによると今でこそ戦うときは妖術師として妖術を駆使しているものの、剛腕に任せて棍棒を振るう正しく「鬼」らしく戦っていた時もあったとか。 もんぱらのパワーファイターっぷりもそのためか。 ■&bold(){やまちち} 白念の頼れる相棒。 前作同様白念の従者として活動し、いざというときは直接戦闘に臨んでくれる頼もしい相方。 出番はそこそこ多いものの、残念ながら新規エロパートは無し。 ■&bold(){アズキ} まほろば山の魔人。銃の名手。 ワルキューレが開催している居合大会に魔銃カンダタで参加している。 彼女に負けると&bold(){&color(#F54738){お姉ちゃんプレイ}}を強いられた後に居合大会用の救済措置アイテムを手に入れることが出来る。 両方の意味で実に実用的なのでぜひ一回は彼女に負けておこう。 ■&bold(){大明海} 牢獄生活中ゆえに出番を作りづらい超A級バストの凄腕退魔師。 シナリオ上では完全に出番がないが「反省会」にしれっと登場。 根性論で片付けようとするマガツに変わって、せめてもの出番が欲しいのか白念にアドバイスをしてくれる。 しかしながら終盤の敵相手ではマガツがきちんと具体的なアドバイスをしてくれるようになるためやっぱり出番が食われる。 ■&bold(){妖狐} まほろば山の愛するモブキャラ達。もんぱらでは夢狐でお馴染み。 コラボ先のもんぱらでもノリの軽さと多様な能力のお陰ですさまじい勢いで馴染んでいるある意味ハイスペックな狐。 突如現れた魔物達の群れにはさすがに驚くも、あまり動揺することなくいつも通り宴会を繰り広げる。 スライム娘達のことを「寒天娘」と呼び、お互いの明るく朗らかな性分が合わさり合って、すっかり群れ同士で意気投合して仲良く遊び惚けている。ただしスライム娘達からすると酒臭いらしい。 ある意味彼女らと魔物達の楽しそうな掛け合いがコラボ作品の醍醐味と言えるかもしれない。 ただし、事件の前後から全く意思疎通ができない奇妙な個体が出現するようになり、話が通じないまま白念に襲い掛かってくる。 根競べで勝利するとそのままどこかへ去っていくが…… ■&bold(){あかなめ} まほろば山の愛するモブキャラ達その2。 最近は猫将軍を男湯と女湯のどちらに入れるべきなのか困っているとか。 魔物の大量出現による混乱を防ぐため、山の地下の色町を人間の出入り禁止にする等の緊急対応に迫られており、中々苦労していた様子。 その一方、魔物達の訪問自体は歓迎しており、色町の宿泊施設等を貸し出したりと友好的。 ナメクジの妖魔ということでスライム娘の一部に[[ライバル]]意識を持たれ、可愛らしい喧嘩をしていたりする。 また、妖狐同様全く意思疎通ができない奇妙な個体が出現し、有無を言わさず白念に襲い掛かってくる。 根競べで勝利すると同じようにどこかへ去っていくが…… ■&bold(){クラーケン} 本編同様非常にマイペースな&color(#00bfff){水の属性}を司る妖魔。 霊力が回復したことで本来の巨体を取り戻し、今は山の洞窟の水源に住んでいる。ただし等身大に縮小することも可能な様子。 [[水属性]]の力を借りたいことを伝えると「妖魔らしく力で勝って自分を再び従えてみろ」と白念に勝負を挑もうとするが、緊急事態だという事を伝えると、 &bold(){&color(#00bfff){「緊急事態ならそんなことしてる場合じゃないな」}}と、恐るべき物分かりの良さで力を貸してくれる。 ブレイブドライバを介して白念の心の中に入り、水の気を感じ取って激流のような突進が出来る「水流疾走」が使えるようになる。 ……ウンディーネが見たら唖然としそうな水の技だが、一応明鏡止水らしい。 ■&bold(){ヴァンパイア} すっかり落ち着いてしまった&color(peru){地の属性}をつかさどる妖魔。 白念には感謝こそしているものの、しばらくしたら故郷のルーマニアに帰るつもりと述べていたが、今現在はまほろば山で過ごしている。 蟲毒の壺騒動を終えて一安心すると同時にすっかり緊張の糸が切れてしまい、湯屋の温泉に通いながらのんびりと暮らしている。 壺の中の命がけの戦いですっかり懲りて、かつてのような虚勢を張ることすらしなくなってしまい、白念に協力を要請されても 「もう世界を救うだのなんだのの戦いは二度とごめんだ」と断っていた。 一応、彼女自身が矢面に立って戦うわけではないと説明されてしぶしぶ了承。 ブレイブドライバを介して白念の心の中に入り、読んでそのまま地面を隆起して岩の足場や壁を作る「地面隆起」が使えるようになる。 ■&bold(){ワルキューレ} 母性を備えた戦狂いの&color(tomato){火の属性}を司る妖魔。 山の妖魔達を巻き込んで居合大会を開催するなど山暮らしをエンジョイしている。 白念に対しても度々根競べ勝負を挑んでたまに逆レしているものの、彼の直接戦闘力の高さも認めており、真剣勝負も望んでいる様子。 勝負ごとに拘るだけあってタダでは白念に力を貸してくれず、彼女が開催する大会で優勝する必要がある。 無事彼女との居合対決に勝つと、ブレイブドライバを介して白念の心の中に入り、対象を爆破して攻撃する「火炎爆雷」が使えるようになる。 ■&bold(){アプサラス} &bold(){&color(#d2691e){木の属性}}を司る&color(#3B4EF0){水の精}というややこしい妖魔 コドク騒動を経てすっかり白念に惚れ込んでしまい、天竺には帰るつもりはない様子。 「四大元素のひとつとして「風」が必要だけど五行妖魔の中に風を司る者はいないのでは?」という問題に対し、 「木と風ってなんか似てるし多分行ける(意訳)」というやまちちの提案によってブレイブドライバの風属性ユニットとして協力を頼むことに。 勿論愛する白念の頼みとあって断る理由もなかったのだが、 色町で開催されていたハーピーとのダンス対決で「負けたら何でもしてやる」と豪語したはいいものの、 相手のハーピーはがなんと踊り子レベル10の敏腕ダンサーだった為、ものの見事に敗北。 あかなめの店で数日間働かせられる羽目になり、身柄を捕らえられている。 彼女の身柄を解放するために白念が本作最難関ミニゲームであるハーピーとのダンス対決で奮闘することに。 解放された際には嫌がっていたはずの湯屋の仕事を白念相手にノリノリでこなそうとしていた。 ブレイブドライバを介して白念の心の中に入ってもらうと、相手の動きに合わせて突風を起こす風の技「羽衣返し」を使えるようになる。 ちゃんと風の力が使えて助かった。 ■&bold(){ブンプク} 日本出身だけあってすっかりまほろば山に馴染んでいる&color(gold){金の属性}を司る妖魔。 壺から出た際には「これで好きなだけ商売も男漁りも出来る!」と意気揚々としていたものの、 実際にはかなり白念を気に入ったようで、白念が五行妖魔の助けを求めていることを知って、いの一番に協力を持ちかけてくれた。 しかしながら、ブレイブドライバに必要なのはあくまでも「四大元素」の「風・土・水・火」であり「五行」における「金」は特に必要とされてなかった。 ……要するに用ナシである。 流石にこのままではあんまりな為か、その代わりにある条件を満たすと彼女の新規エロシーンが拝める。 五行妖魔で新規シーンが用意されたのは彼女だけなのでそういう意味では優遇されてると言えなくもない。 ■&bold(){アシメ} ツクモ自慢のカラクリ妖魔。 共有システムを駆使した驚異の情報網でまほろば山中にいる個体同士で連携を取り、事態をいち早く把握した。 主人のダメ妖魔ぶりには相変わらず苦労しているが、そのダメっぷりに容赦なく制裁を入れられるのは信頼関係あってのことか。 ■&bold(){ツクモ} &color(black,yellow){「という訳で、初めましてー。」} &color(black,yellow){「プロメスティンちゃん。可愛いね。少し緊張してる?今、撮られてるよ。」} &color(crimson){「あの……」} &color(black,yellow){「彼氏とかいる?週に何回、一人でする?触られると弱い場所はどこ?本当可愛いよねー。初体験はいつ?あと……」} ザー…ザー…ビガガ &color(darkgray){「当機は空気の読めるカラクリなので回線を切りました。」} 本作のキービジュアルの背景にデカデカと描かれている副長老。 山中に手配していたアシメたちの情報網を駆使して今回の事件について全容を把握。 「この世界の技術水準で問題解決に当たるには20年かけて新しく研究施設を作る必要がある」と語るプロメスティンをも唸らせる自慢の研究施設を提供し、ブレイブドライバ完成に貢献した。 相変わらずの女好きは魔物相手でも発揮されスライム娘達に御馳走を振舞って餌付けしていた。 前述の通り、キービジュアルで如何にも黒幕チックに悪そうな笑みを浮かべているが、その真意は…… #region(ネタバレ注意) 妖狐やコダマ達とは大違いの無垢で愛らしいスライム娘達にドハマりしてしまい、我を忘れて魔物ハーレムを結成することを表明。 アポトーシス化現象そっちのけでスライム娘達にせっせと御馳走を振舞い、彼女らを元の世界に返そうとする白念と対立……というしょーもない動機で図らずも山を危機に陥れてしまう。 最終的に白念に根競べで敗北して懲らしめられた後にアシメたちによってお仕置きされた。 ……意外にも、設定通りの残念副長老キャラとして足を引っ張ったのは今回が初だったりする。 完全に自業自得ではあるが、終盤では汚名返上とばかりにマガツと共に白念の手助けに入る。 #endregion ■&bold(){白羽} マガツに比肩するまほろば山ナンバー2の実力者。コドク本編ではEDでちらりと顔出しする程度だったが本シナリオではまともに会話が可能。 五行妖魔が山の仲間入りしてからは「巨体ではクラーケンがいるし母性という意味ではワルキューレがいるし……」とキャラ被りを懸念する意外と俗っぽい一面も。 自身を神と称するちょっとヤバげな立ち振る舞いは相変わらずだが、白念のことはきちんと住民として受け入れている。 クラーケンや妲己の双牙といった、多くの一流術師達を打ち負かしてきた強力な古代妖魔に勝つほどに成長した白念をして、 「今の自分ではまだまだ及ばない」と言わしめる凄まじい実力の持ち主である。 前作の騒動の後「白羽の理性」がやる気を取り戻してくれたためか、妖狐たちの見張り付きではあるもの安定して過ごしている。 年末イベントでは宴会にもちゃんと参加して派手に飲もうとしており、なんだかんだで彼女にもまほろば山イズムは刻み込まれているらしい。 **<ゲストキャラクター> ■&bold(){プロメスティン} メガネをかけた赤髪の少女。『もんむす・くえすと!』及び『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』でお馴染みのマッドサイエンティスト。 大量に発生した魔物達の中で唯一状況が把握できていた為、長老であるマガツの下で事情を説明。 白念・やまちちと共に問題解決に取り組むこととなる。 やまちちをヒルとタコの[[キメラ]]呼ばわりしたり、妖狐達を「知能が低そう」と言い切ったり、異常事態にあってもマイペースなマッドサイエンティストぶりは相変わらず。 「カン」と「気合」を重視したノリと勢い任せなまほろば山の面々には呆れてしまっているが、何とかうまく対処してくれる。 もんぱらのコラボシナリオ終了後からやってきたため、もんぱら世界では白念やマガツと顔見知りなのだが、本作の白念達から見た彼女は完全に初対面という不思議な関係にある。 もんぱら世界で白念の格闘能力を知っているため、妖魔や魔物相手に根競べで立ち向かう彼に、 &bold(){「そんなまどろっこしいことせずに殴り飛ばしてしまえばいいのでは?」}と首をかしげる一面も。 ちなみにある事情で図らずも彼女と戦闘することになるのだが、その時に流れるBGMはもんくえ・もんぱらにおけるキューピッドやヴァルキリー戦におけるそれと同じ。 本作公開の後に行われたもんぱら中章のアップデートではもんぱらにいる方の白念と絡みがあったが、 前述した通り、向こうの白念には本作のシナリオの記憶はさっぱりなかった。 ■&bold(){スライム娘} スライム系に属する半透明なゼリー状の身体を持った少女のもんむす。[[ブーメラン]]が大好き。 もんぱらではライムや[[ロリアス>創世の女神イリアス(もんむす・くえすと! )]]のお供の片割れである&s(){プルエル}ぷるこでお馴染み。 こちらに来たのはもんぱら世界のイリアスヴィル周辺に住んでいた集団の様子。 基本的にはどの個体も明るく能天気で、異常事態にもほとんど動じることなく、マガツのことを&color(#3B4EF0){「頭にブーメラン刺さってておもしろーい」「服がスケスケー」}などとおちょくっていた。 同じく能天気なまほろば山の妖狐たちとすぐ打ち解け、山で一緒に遊んだり、地下街で歓迎の催し等を楽しんでいた。 湯屋の温泉に浸かった際には、入浴の前後で自分の体積が変化していることを気にしたりする一面も。 もんくえ・もんぱら同様、白念にとっても初めて戦うことになる魔物だが、普通にやってればまず負けないレベル。 それでも負けてしまうと反省会でマガツに&bold(){「ちょっと負けてみたいと思ってただろう?」}と笑顔で揶揄われてしまう。 ■&bold(){ハーピー} 鳥系に属するハーピー族のもんむす。もんぱらではレイナでお馴染み。 こちらに来たのはもんぱら世界のハピネス村に住んでいた集団の様子。 異常事態に驚いてこそいるものの、スライム娘達同様まほろば山の妖魔達とはすっかり打ち解けている。 本作に現れた三種族の中では精神的には一番成熟したもんむすで、御馳走でスライム娘達を餌付けしようとしているツクモに対し「食べ物で釣ることでしか気を引けないなんて可哀そうな方」と冷めた目で見る個体もいる。 道中では突風を起こして妨害するステージギミックを担当することも。 本作屈指の難敵揃いであり、アプサラスをも打ち負かした上級職種に就いている踊り子ハーピーとの対決ではかなり歯ごたえのあるリズムゲームをやることになる上に、 最上級職に就いている傾国の魔娼ハーピーはその名の通り本作屈指の誘惑術の使い手であり、イベント要素抜きの純粋な根競べにおいて最強クラスの難易度である。 ちなみに使われているイラストははもんくえ同様frfr氏の物なのだが、会話ウィンドウや敗北シーンがもんくえ初期のデザインなのに対し、 戦闘時の立ち絵はリファインされたもんくえ後期以降の頭身高めのデザインの物なのでややギャップがある。 ■&bold(){ノビスタドール娘} あのクール教信者がデザインした虫系[[ロリ巨乳]]もんむす。もんぱらではノービィでお馴染み。 真っ当に愛らしいデザインだったスライム娘やハーピーに比べると、上半身は青白いロリ巨乳少女で下半身は芋虫という人外感が強めデザイン。 元ネタはバイオハザードに出てくるあのクリーチャーなのだが、あまりあちらとは似ていない((初出はもんむすシリーズ作者が経営してるHP「モンスター娘百欄」におけるバイオハザードのパロディ小説「ラスト・エスケープ」シリーズに登場したもんむすなのだが、そちらの時点では原典を思わせる羽虫のもんむすだった。全くの余談だが、この小説「戦闘力は高いものの女性と快楽にとことん弱いヘタレ気質で、異形のクリーチャー相手でも人間の女性の部位があれば問題なく勃起できてしまう男主人公」が冒険を通じて[[メインヒロイン]]と強い絆で結ばれるようになる、というもんくえの原型ともいえる作品である。もちろん負ければ妖女に犯される分岐あり))。 明るい性格のスライム娘達と違って憶病な性質で、術を無効化された際にはびくっと怯えるようなしぐさを見せる。 本作に登場するもんぱらキャラの中で唯一中章からの登場ということもあり、基本的なステータスだけで見たら前章序盤に登場するスライム娘やハーピーの比ではない強さなのだが、 勝負の土台が根競べという事もあってかあまり極端な難易度の差はない。 ■&bold(){メタモ・メタモ} 本作初出の新規キャラクターにして[[ラスボス]]。 彼女は単なる魔物ではなく、プロメスティンが言及していたアポトーシス。 姿や能力を自由に変える力があり、道中で白念に襲い掛かって来た奇妙な妖狐やあかなめ、様子のおかしいプロメスティンは彼女が変身したものであった。 終盤になってようやく本来の姿と対面することになるが、その姿は、空間に浮かぶ巨大な口から零れ落ちた黒いタールがそのまま四肢のない女性を形どった異形の魔物だった。 機械的な独り言をぶつぶつ呟くばかりで意思疎通は全く不可能で、有無を言わさず白念に襲い掛かってくる。 変身こそしていないものの、この形態でも十分すぎる強さを持ち、やまちちが全力で攻撃してもほとんどダメージが通らない。 根競べで挑もうにも対処に困った白念だったが、事態の大きさを感じ取ったマガツとツクモが瞬く間に駆けつける。 敵戦力の増加と共に、彼女が持つ『検索システム』でまほろば山の中でマガツ達に勝てる可能性がある存在を調べ上げた後、&bold(){なんと白羽に変身}。 このまま暴走すれば『十二妖女』の暴走事件の再来になりかねず、白念達は変身したてで本領が発揮できないうちに短期決戦を挑むのが得策と判断。 白念が囮になっているうちにマガツが妖力をため込んだ強烈な一撃を叩き込むことで無事仕留めることに成功する。 ……が、マガツの攻撃で倒されたかと思いきや、アポトーシス化した空間から混沌の力を吸収して瞬く間に復活。 そして復活したと同時に自身の力で空間のアポトーシス化を加速させ、山より高く聳え立つ「アポトーシスタワー」を作り上げてしまう。 その正体は…… #region(もんぱらの重要事項ネタバレ注意) 正体は&bold(){最上位アポトーシス}。 下位~上位アポトーシスはあくまでアポトーシス化現象に巻き込まれて異形の姿へと変異した魔物達が殆どだが、 このメタモ・メタモは変身能力だけでなく ・その場に存在するだけで周囲のアポトーシス化を加速させ、瞬く間に世界そのものを混沌へと返す ・一度倒されても周囲の混沌の力を吸収してよりパワーアップして復活 ・倒される度に何度でも復活しその度により力を増していく というもんぱらに登場した同じ最上位アポトーシス「アドラメレク」らと同じ性質を持つ。 プロメスティンは当初「自分たちの世界(もんぱらの世界)からアポトーシスの欠片が時空の乱れを通じてこの世界に辿り着いてしまった」と考えていたが、 実際辿り着いたアポトーシスはアポトーシス化現象を直接引き起こすメタモ・メタモ自身で、 このまま放置しておけばまほろば山はおろか&bold(){「三枚のおふだ」における宇宙そのものが全て混沌へと還され、消滅してしまう一大事であった。} その性質上、正攻法で倒しても延々と復活・強化を繰り返すだけであり、倒すためには混沌に直接干渉する力が必要となる。 この場でそれが出来るのは白念が持つブレイブドライバだけ。 マガツ達はそれを承知して山の妖魔達の避難指示を優先させ、白念は根競べではなくブレイブドライバとアプサラス達の四属性の力で直接立ち向かうこととなる。 その一方、メタモ・メタモは『検索システム』を駆使し「プライムワールド」の中から「白羽以上の実力者」を探し始める。 そして現れたのは―― #region(本作の真のラスボス) #center(){&bold(){&color(purple){大丈夫だよベティおばさん…}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){僕は勇者なんだ!}}}} ■&bold(){&color(purple){勇者ルカ}} メタモ・メタモが白念に勝つために変身したのはなんと『もんむす・くえすと!』シリーズの主人公[[ルカ>ルカ(もんむす・くえすと!)]]であった。 それも行方不明になった父マルケルスを探しに旅立った『[[もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG]]』のルカではなく、 魔王[[アリスフィーズ>アリスフィーズ(もんむす・くえすと!)]]と共に人間と魔物の共存を目指して戦った『[[もんむす・くえすと!]]』のニセ勇者ルカで、その手には異形の剣「堕剣エンジェル・ハイロウ」が握られている。 プロメスティン曰く「現時点ではどこまでオリジナルの力を再現できているかはわからない」とのことだが [[四精霊>四精霊(もんむす・くえすと!)]]召喚による四大属性の操作や&bold(){【死剣・乱れ星】}や&bold(){【魔刀・明鏡止水】}の他、&bold(){【乱刃・気炎万丈】}と言った魔剣を次々と使いこなす。 白念側も四属性の力を駆使して徹底的に攻撃を凌ぐより他はないが、 なんとハインリヒが残した勇者の奥義&bold(){【カドラプル・ギガ】}までぶっ放し、その威力はアポトーシスタワーの上部を消し飛ばすほど。 そこまで防ぎきると&s(){SP切れなのか}魔剣の数々がようやく止まり、初めてまともに戦うことが可能に。 ブレイブドライバという機械で再現されたニセの勇者白念の拳と、女神の洗礼を受けられなかったニセ勇者の剣が激突することとなる。 #center(){&blankimg(鏡合わせの英雄譚.jpg,width=520,height=400)} &sizex(2){出典:ミンワ『三枚のおふだfeatもんむす・くえすと!鏡合わせの英雄譚』} #center(){&bold(){&color(purple){それだけ強いのに、真剣勝負が怖いのか…?&br()本気で戦うのが、そんなに嫌なのか…?}}} #center(){&bold(){&color(blue){…!?}}} #center(){&bold(){&color(purple){僕には、絶対に譲れないものがある!&br()それをお前たちに認めて貰うために、僕は戦っているんだ!}}} #center(){&bold(){&color(blue){…!}}} #center(){&bold(){&color(purple){だからお前も本気を出せ……}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){…アルマエルマ!}}}} #center(){&bold(){&color(blue){誰ですかアルマエルマって!?&br()私は白念!覚えて帰ってもらいますよ!}}} ……しかしながらこのルカ、外見や能力こそ再現されているものの、その意思や性格等の再現についてはさっぱりで、 『もんむす・くえすと!』でルカがしゃべったことを再現するだけのbot状態であった。 #center(){&bold(){&color(purple){植物族との戦いをやめてほしいんだ。&br()聞いてくれなければ、あんたを倒すしかない!}}} #center(){&bold(){&color(blue){え?植物族…}}} #center(){&bold(){&color(purple){断る!リリスとやら、復活なんてさせない…!}}} #center(){&bold(){&color(purple){お前だけは絶対に許さないぞ!&br()何人もの人間をオモチャにして、責め殺すなんて…!}}} #center(){&bold(){&color(blue){私は植物と戦ってもいなければ、リリスとやらも知らないし!&br()人を殺してもいませんよ!}}} #center(){&bold(){&color(purple){アリス…雑草なんて食べちゃダメだよ…むにゃむにゃ…}}} #center(){&bold(){&color(blue){はー…っ。会話は無理だ、これは…。}}} 大真面目なことを言いながら謎の相手に戦いに臨むかと思えば、 突然誰とも知れぬ女性とイチャ付く寝言のような内容まで呟く始末なので、白念も意思疎通を諦める。 その中にはプロメスティンが非道な実験をしたことに対して憤慨するセリフまで混ざっていたので、 白念は「プロメスティンさんは何をやらかしたんだ?」と更に混乱する始末。 #center(){&bold(){&color(purple){違う。それだけは絶対に違うよ。}}} #center(){&bold(){&color(blue){…?}}} #center(){&bold(){&color(purple){僕たち人間が無配慮だったのは否定しない…&br()あんたたちの苦しみを否定する気もない…&br()だけどそれだけは絶対に認めない!}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){人間と魔物が争うのが宿命なんて、僕は認めない!}}}} #center(){&bold(){&color(blue){……っ。}}} しかし、意思疎通はできないまでも、目の前の少年が本来は「人と魔の共存」のために全力で戦ってきた、 まるで白念と&bold(){&color(white,purple){「鏡合わせ」}}のような存在である理解できた。 そんな彼が背負ってきた熱意に応えるが如く、自身に宿る五行妖魔達やプロメスティンの分の気合を乗せた全力の拳を叩き込み、 遂にはニセ勇者のニセモノに引導を渡すことに成功する。 #endregion #endregion **<エピローグにのみ登場するキャラクター> #region(もんぱら終章に関するネタバレ注意) ■&bold(){智の同盟} #center(){&bold(){&color(crimson){計画は成功したようだな……これで、ひとつの世界が破滅から免れた。}}} 今回ワームホールを通じてプロメスティンをまほろば山に送り込んだ張本人。 構成メンバーは&bold(){&color(crimson){「プロメスティン(大人)」}&color(darkgreen){「リリィ」}&color(forestgreen){「ルシア」}&color(slategray){「ラプラス」}「ラ・クロワ」}の5名が確認できる。 本作で活躍したもんぱら前章・中章の&s(){ロリワカメ}少女の姿のプロメスティンのことをプロメスティンβと呼んでいる。 構成しているメンバーの顔触れそのものは『もんむす・くえすと!』終章で登場したプロメスティンが率いる技術者グループと類似しているが、 5名ともそれぞれ異なる並行世界出身で、彼女らの故郷の世界は全て混沌に呑まれ消滅している。 これ以上悲劇を繰り返さないためにいくつもの並行世界を救うために奔走しており、少女プロメスティンを送り込んだのもおふだ世界を救うのが目的だった。 少女プロメスティンでも及ばない叡智を持っているが「使徒」に対抗できるだけの戦力は持ち合わせておらず、 彼女ら自身も存亡の危機にある等、混沌勢との戦況は決して芳しくない様子。 名前の初出はゲーム内で見られるもんぱら終章の予告動画で、その時は異空間から通信で少女プロメスティンを試すだけの謎の存在だったが、今回でその存在が明るみとなった。 後に公開された終章のPVで魔王軍とも天界勢とも違う独自の勢力として活動していることが明らかになった。 ちなみに少女プロメスティンはもんぱら中章の『ループ事件』にて、どこかで接触があったのか、同じ技術者であるクロム(とお供のフレデリカ)と共に『プチ・智の同盟』を結成していた。 ■&bold(){アピロ・ラゴス} 変異したメタモ・メタモの前に現れた白兎。 白念も出演したもんぱらのコラボシナリオ「夜の世界と七つの世界の勇者達」のエピローグに登場した「使徒」。 飄々とした食えない有様は原型となった魔王を導く白兎に似ているが、軽薄な態度でありながら姿勢そのものはルカ達に協力的だった白兎と違い、 底知れない冷たさを感じさせる存在である。 彼女曰く「使徒」は世界の規定システムそのものが意志を持つようになった存在であり、 その目的は「世界を本来あるべき姿(混沌)に戻す」ことにあると語る。 ■&bold(){イデア・ルカス} &color(white,black){検索:ハインリヒ(aka.天使殺し)&br()検索:マルケルス(aka.魔王殺し)&br()検索:ルカ(aka.豺キ豐鯉セ臥宛)} &color(white,black){個体データ、ダウンロード開始……} #center(){&color(white,black){今、分かった……}} #center(){&color(white,black){「私」は「勇者」……「勇者」の血統を統合した存在……}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){私は、&ruby(イデア・ルカス){理想の勇者像}……}}}} ルカの姿をもってしても勝てないと判断したメタモ・メタモが更なる力を求めて到達した勇者の姿。 本編中では完全覚醒する前にプロメスティンが咄嗟の機転によってワームホールを強引に拡大し、 アプサラスが巻き起こした突風によってホールの向こう側に送られたため、その力を振るうことはなかったが、可能性の狭間と呼ばれる地でついに覚醒。 ルカ、その父親の先代勇者マルケルス、そして伝説の勇者ハインリヒの情報を掛け合わせて遂に辿り着いた&bold(){&color(purple){「勇者」という概念そのもの。}} 智の同盟からは「ついに覚醒した第二の使徒」と呼ばれていた。 メタモ・メタモは本来世界の「検索システム」に当たる存在で、異なる並行世界の存在へと変化することが出来たのもそのシステムの力あってこそのもののようだ。 明確な意思があったかも怪しかったメタモ・メタモと違い、使徒としての使命を果たすためその剣を振るわんとする。 背中や片目から翼のような白いオーラを滾らせるその姿はもんくえ終章の覚醒したルカを思わせるものがあるが、もんぱら版マルケルスのように体半分が機械と化している。 アピロ・ラゴスには「その姿を選ぶとは君はずいぶんとお父さんっ子だね」と評されていた。 ここで言う「お父さん」はマルケルスを指しているのか…あるいは…… なお、メタモ・メタモの検索システムが参照にした3人の勇者のデータにおいて、ハインリヒやマルケルスのそれと違い、ルカのaka.((「also known as」の略。『またの名を~』『別名』の意。))のみ「豺キ豐鯉セ臥宛」と文字化けが発生してしまっているが、 これを元の文字へと復元すると&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){混沌ノ父}}}となる。 #endregion &color(crimson){私たち全員、異なるwikiの出身。そしてどのwikiも編集合戦により滅びを迎えた……} &color(slategray){それを阻止するのが、我々の使命。全並行世界の知能を結集し、追記・修正を徹底する――} &color(forestgreen){……これ以上、悲劇を繰り返させないために。} &color(darkgreen){……失われた世界の報復のために。} ……大切な者を、もう失わないために。 &color(crimson){同志達よ、計画を次の段階に進めよう。『アニヲタwiki』は情報不足を克服しなければならない――} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 最終決戦で負けても白念くんがルカさんに掘られないのは深刻なバグ -- 名無しさん (2022-06-27 08:46:11) - ミンワさん作画のルカさんがまたカッコいいんだこれが -- 名無しさん (2022-06-27 17:50:47) - やっぱりくえルカさんは別格なのか -- 名無しさん (2022-06-28 02:21:28) - プロメスティンさんがヒロインすぎる -- 名無しさん (2022-11-19 18:44:53) - 改めてみると白念くんイケメンとかかわいいとかじゃなくて美人って感じだよね男だけど -- 名無しさん (2023-07-13 16:22:57) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/6/27 Mon 00:09:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 31 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){&color(yellow,brown){き、聞いたか!?アイツらの習性…!}}} #center(){&size(18){&bold(){&color(yellow,brown){『負ければ妖女に犯される!』…だとよ!!}}}} #center(){&bold(){&color(yellow,brown){恐ろしいナ~}}} 『[[三枚のおふだ]]feat[[もんむす・くえすと!]]鏡合わせの英雄譚』とはミンワ氏が作成した[[モンスター娘]]+[[おねショタ]]を主題にした同人ゲーム[[三枚のおふだ>三枚のおふだ(18禁ゲーム)]]シリーズの一作。 そして[[もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG]]の公式外伝作品である。 #contents() *<概要> [[三枚のおふだ鼎 コドクの妖己]]クリア後にプレイできる番外編シナリオ 白念達も活躍中の『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』における三枚のおふだの相互コラボシナリオ。 もんぱら中章にて、白念達が参戦したコラボシナリオ終了後に、雪のほこらを訪れると、突如起こった時空転移でプロメスティンが飛ばされてしまい、その直後にお土産のお守りを持って帰って来たかと思うと、&bold(){何故か妙にニコニコと白念達に微笑むイベントがある}のだが、 その際に何が起きていたのかを描いたシナリオ。 まほろば山にもんぱら世界から[[スライム]]娘たちを始めとした無数の魔物達がやってくる夢のコラボ作品である。もちろん負ければ妖女に犯される。 コラボシナリオではあるが『コドクの妖己』本編が文字通り孤独感の強い壺の中を舞台にしていたのに比べると、 無数の[[モブキャラ]]達がにぎやかな会話で楽しませてくれる「いつもの三枚のおふだ」といった世界観。 元々もんむすシリーズのファンであるミンワ氏のもんぱらに対するリスペクトが随所で光るテキストと演出の数々は流石の一言。 あくまでも外伝的なシナリオではあるのだが、もんぱら終章における重要キャラクター達の一端が垣間見える。 *<本編からの変更点> 基本的なシステムはコドク本編同様だが、前述の通り舞台が閉塞感の強い壺の中から再びまほろば山へと戻ってきたため、狐やゲストのスライム娘達で賑わう楽しい雰囲気へと戻る。 使用[[BGM]]はいつものおふだシリーズではなく、もんむす・くえすと!シリーズでよく使われているフリー音源が使用されている。 *<あらすじ> いつも通りその日の修行を終えた白念が夜這いに来た無数の妖魔達から逃げようと奮闘していると、突如外から謎の爆音が響き渡る。 やまちちと共に様子を探りに行ってみると、見たこともない妖魔達……いや妖魔とも違う妖女「魔物」達が大量に出現しているのである。 白念は魔物達と共に現れた少女「プロメスティン」と共に事件を調査することになったが、まほろば山にアポトーシス化現象が巻き起こっていることが判明。 あらたなまほろば山の危機を回避するため白念は現象を食い止めるために必要な「勇者の力」を手に入れることになった。 その一方、山の異変と同時に奇妙な言動を見せる妖魔が現れて……? ●魔物 『もんむす・くえすと!』シリーズに登場するモンスター娘達。 &bold(){人間にエロいことをして精力を奪って生きる人外の力を持った生命体}、という点では三枚のおふだの妖魔達と共通しているが、 なんやかんやで根っこは気のいいまほろば山の妖魔と違い、人間を食事的な意味で捕食したり死ぬまで精力を吸いつくしてしまうバイオレンスな種族も少なくない。 ただし本作に登場する三種類の魔物達は基本的には人間にも友好的である 元祖『もんむす・くえすと!』では30年前に起きた『レミナの虐殺』と呼ばれる事件をきっかけに人間と魔物が対立していたものの、 『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』では30年前に起きた『大異変』と呼ばれる世界の危機を人間と魔物が一丸となって乗り越えた結果、 人間と魔物が共存を果たしており、多くの街並みで人間と魔物が共に暮らしている。 ややこしいことにもんむす世界の魔物達の中にも「妖魔」と呼ばれる種族がいるのだが、おふだ世界のモンスター娘の総称であるおふだにおける妖魔と違い あちらでは高い魔力と知性を兼ね備えた特定のエリート種族のことを指す。 もんぱらの方におけるコラボシナリオではこのまま通すとややこしいため、白念やマガツが魔物や妖魔について語る際には「あやかし」という単語に置き換えている。 ●アポトーシス化現象 空間や物体が混沌に侵食される現象。 生物も例外ではなく、現象に巻き込まれると機械と人間や魔物が入り混じった「アポトーシス」と呼ばれる異形の生物と化す。 ここで言う&bold(){「混沌」}とは誕生したばかりの宇宙に満たされていた原初のエネルギーのことであり 現象が進行するとその世界はそのままカオスと言う名の原初に帰る、即ち&bold(){消滅}してしまうのである。 一度本格的に発動したアポトーシス化を完全に抑え込むのはほぼ不可能であり、多くの並行世界がそのまま消滅した。 幸いまほろば山で起きたアポトーシス化現象は本格的に世界そのものがアポトーシス化しているのではなく 並行世界から時空転移で現れたアポトーシスの欠片を起点に起きている物であり、この世界と通じてしまっているワームホールを封じてしまえば解決するらしいのだが…… ●ブレイブドライバ ツクモ博士の研究施設を利用してプロメスティンが作り上げたメカメカしい金属製グローブ。 内部にはプロメスティンがこっそり採取した&bold(){&color(purple){「勇者」}}の遺伝子サンプルが組み込まれており、 ここに勇者が精霊との契約で得た四大元素の力を組み合わせることで「勇者」の力を再現できる。 プロメスティンが語る所によると、彼女がいた世界で唯一混沌に干渉可能で、平行世界への扉を開くことができたのは「勇者」ただ一人であり、 その力さえあれば今回の事件を解決することが可能だという。 グローブ自体は白念の腕に合うように作られており、これを装着することで疑似的に勇者の力を得ることが可能。 あくまでも機械で再現した疑似的な物に過ぎないが、とりあえず&bold(){「ニセ勇者」}にはなれる。 *登場キャラクター **<本編から引き続き登場するキャラクター> ■&bold(){白念} 主人公。今回は魔物のおやつ。もちろん山の妖魔達にも襲われる。 蟲毒の壺騒動から復帰していつも通り日々の修業をこなしていたが、マガツの命で謎の少女プロメスティンと共に魔物の大量出現について調査することに。 色々と危うかったコドク本編に比べると心身ともに健康。 今回は妖魔ではなく魔物達と根競べをすることになるが、基本股間を責めてくる「もんくえ」ではなく真面目に直接攻撃してくる「もんぱら」の魔物達相手なので、 本編の根競べとはやや毛色が違う戦いとなる。 ■&bold(){マガツ} 白念のあこがれのお師匠様。 騒動の中でもいつも通り長老として山の妖魔をまとめ上げ、事態の正常化を図る。 彼女からすると初対面のプロメスティンが「あなたには逆らわない方が良さそう」とその実力を警戒するそぶりを見せていた。 白念が根競べで敗北するともんぱらコラボらしくなんと白念の夢の中で「反省会」を行ってくれる。優しいお師匠様らしくドブ川様と違って毒を吐いたりしない。 ……が早々に&bold(){「一番大事なのは気合」}というとてつもなく投げやりなアドバイスをぶちかまし、白念に呆れられる。 と言っても序盤の相手は適度に練気を吐きつつ気力ゲージ管理さえしっかり行えば負けないような相手ばかりで、 言い換えてしまうと「気合(気力ゲージ)さえあれば勝てる」相手ではあるので気合が大事というのはある意味間違ってはいなかったりする。 中盤以降の気合だけではどうにもならないような強敵相手ではきちんと具体的なアドバイスをしてくれる。 妖狐達が聞いたところによると今でこそ戦うときは妖術師として妖術を駆使しているものの、剛腕に任せて棍棒を振るう正しく「鬼」らしく戦っていた時もあったとか。 もんぱらのパワーファイターっぷりもそのためか。 ■&bold(){やまちち} 白念の頼れる相棒。 前作同様白念の従者として活動し、いざというときは直接戦闘に臨んでくれる頼もしい相方。 出番はそこそこ多いものの、残念ながら新規エロパートは無し。 ■&bold(){アズキ} まほろば山の魔人。銃の名手。 ワルキューレが開催している居合大会に魔銃カンダタで参加している。 彼女に負けると&bold(){&color(#F54738){お姉ちゃんプレイ}}を強いられた後に居合大会用の救済措置アイテムを手に入れることが出来る。 両方の意味で実に実用的なのでぜひ一回は彼女に負けておこう。 ■&bold(){大明海} 牢獄生活中ゆえに出番を作りづらい超A級バストの凄腕退魔師。 シナリオ上では完全に出番がないが「反省会」にしれっと登場。 根性論で片付けようとするマガツに変わって、せめてもの出番が欲しいのか白念にアドバイスをしてくれる。 しかしながら終盤の敵相手ではマガツがきちんと具体的なアドバイスをしてくれるようになるためやっぱり出番が食われる。 ■&bold(){妖狐} まほろば山の愛するモブキャラ達。もんぱらでは夢狐でお馴染み。 コラボ先のもんぱらでもノリの軽さと多様な能力のお陰ですさまじい勢いで馴染んでいるある意味ハイスペックな狐。 突如現れた魔物達の群れにはさすがに驚くも、あまり動揺することなくいつも通り宴会を繰り広げる。 スライム娘達のことを「寒天娘」と呼び、お互いの明るく朗らかな性分が合わさり合って、すっかり群れ同士で意気投合して仲良く遊び惚けている。ただしスライム娘達からすると酒臭いらしい。 ある意味彼女らと魔物達の楽しそうな掛け合いがコラボ作品の醍醐味と言えるかもしれない。 ただし、事件の前後から全く意思疎通ができない奇妙な個体が出現するようになり、話が通じないまま白念に襲い掛かってくる。 根競べで勝利するとそのままどこかへ去っていくが…… ■&bold(){あかなめ} まほろば山の愛するモブキャラ達その2。 最近は猫将軍を男湯と女湯のどちらに入れるべきなのか困っているとか。 魔物の大量出現による混乱を防ぐため、山の地下の色町を人間の出入り禁止にする等の緊急対応に迫られており、中々苦労していた様子。 その一方、魔物達の訪問自体は歓迎しており、色町の宿泊施設等を貸し出したりと友好的。 ナメクジの妖魔ということでスライム娘の一部に[[ライバル]]意識を持たれ、可愛らしい喧嘩をしていたりする。 また、妖狐同様全く意思疎通ができない奇妙な個体が出現し、有無を言わさず白念に襲い掛かってくる。 根競べで勝利すると同じようにどこかへ去っていくが…… ■&bold(){クラーケン} 本編同様非常にマイペースな&color(#00bfff){水の属性}を司る妖魔。 霊力が回復したことで本来の巨体を取り戻し、今は山の洞窟の水源に住んでいる。ただし等身大に縮小することも可能な様子。 [[水属性]]の力を借りたいことを伝えると「妖魔らしく力で勝って自分を再び従えてみろ」と白念に勝負を挑もうとするが、緊急事態だという事を伝えると、 &bold(){&color(#00bfff){「緊急事態ならそんなことしてる場合じゃないな」}}と、恐るべき物分かりの良さで力を貸してくれる。 ブレイブドライバを介して白念の心の中に入り、水の気を感じ取って激流のような突進が出来る「水流疾走」が使えるようになる。 ……ウンディーネが見たら唖然としそうな水の技だが、一応明鏡止水らしい。 ■&bold(){ヴァンパイア} すっかり落ち着いてしまった&color(peru){地の属性}をつかさどる妖魔。 白念には感謝こそしているものの、しばらくしたら故郷のルーマニアに帰るつもりと述べていたが、今現在はまほろば山で過ごしている。 蟲毒の壺騒動を終えて一安心すると同時にすっかり緊張の糸が切れてしまい、湯屋の温泉に通いながらのんびりと暮らしている。 壺の中の命がけの戦いですっかり懲りて、かつてのような虚勢を張ることすらしなくなってしまい、白念に協力を要請されても 「もう世界を救うだのなんだのの戦いは二度とごめんだ」と断っていた。 一応、彼女自身が矢面に立って戦うわけではないと説明されてしぶしぶ了承。 ブレイブドライバを介して白念の心の中に入り、読んでそのまま地面を隆起して岩の足場や壁を作る「地面隆起」が使えるようになる。 ■&bold(){ワルキューレ} 母性を備えた戦狂いの&color(tomato){火の属性}を司る妖魔。 山の妖魔達を巻き込んで居合大会を開催するなど山暮らしをエンジョイしている。 白念に対しても度々根競べ勝負を挑んでたまに逆レしているものの、彼の直接戦闘力の高さも認めており、真剣勝負も望んでいる様子。 勝負ごとに拘るだけあってタダでは白念に力を貸してくれず、彼女が開催する大会で優勝する必要がある。 無事彼女との居合対決に勝つと、ブレイブドライバを介して白念の心の中に入り、対象を爆破して攻撃する「火炎爆雷」が使えるようになる。 ■&bold(){アプサラス} &bold(){&color(#d2691e){木の属性}}を司る&color(#3B4EF0){水の精}というややこしい妖魔 コドク騒動を経てすっかり白念に惚れ込んでしまい、天竺には帰るつもりはない様子。 「四大元素のひとつとして「風」が必要だけど五行妖魔の中に風を司る者はいないのでは?」という問題に対し、 「木と風ってなんか似てるし多分行ける(意訳)」というやまちちの提案によってブレイブドライバの風属性ユニットとして協力を頼むことに。 勿論愛する白念の頼みとあって断る理由もなかったのだが、 色町で開催されていたハーピーとのダンス対決で「負けたら何でもしてやる」と豪語したはいいものの、 相手のハーピーはがなんと踊り子レベル10の敏腕ダンサーだった為、ものの見事に敗北。 あかなめの店で数日間働かせられる羽目になり、身柄を捕らえられている。 彼女の身柄を解放するために白念が本作最難関ミニゲームであるハーピーとのダンス対決で奮闘することに。 解放された際には嫌がっていたはずの湯屋の仕事を白念相手にノリノリでこなそうとしていた。 ブレイブドライバを介して白念の心の中に入ってもらうと、相手の動きに合わせて突風を起こす風の技「羽衣返し」を使えるようになる。 ちゃんと風の力が使えて助かった。 ■&bold(){ブンプク} 日本出身だけあってすっかりまほろば山に馴染んでいる&color(gold){金の属性}を司る妖魔。 壺から出た際には「これで好きなだけ商売も男漁りも出来る!」と意気揚々としていたものの、 実際にはかなり白念を気に入ったようで、白念が五行妖魔の助けを求めていることを知って、いの一番に協力を持ちかけてくれた。 しかしながら、ブレイブドライバに必要なのはあくまでも「四大元素」の「風・土・水・火」であり「五行」における「金」は特に必要とされてなかった。 ……要するに用ナシである。 流石にこのままではあんまりな為か、その代わりにある条件を満たすと彼女の新規エロシーンが拝める。 五行妖魔で新規シーンが用意されたのは彼女だけなのでそういう意味では優遇されてると言えなくもない。 ■&bold(){アシメ} ツクモ自慢のカラクリ妖魔。 共有システムを駆使した驚異の情報網でまほろば山中にいる個体同士で連携を取り、事態をいち早く把握した。 主人のダメ妖魔ぶりには相変わらず苦労しているが、そのダメっぷりに容赦なく制裁を入れられるのは信頼関係あってのことか。 ■&bold(){ツクモ} &color(black,yellow){「という訳で、初めましてー。」} &color(black,yellow){「プロメスティンちゃん。可愛いね。少し緊張してる?今、撮られてるよ。」} &color(crimson){「あの……」} &color(black,yellow){「彼氏とかいる?週に何回、一人でする?触られると弱い場所はどこ?本当可愛いよねー。初体験はいつ?あと……」} ザー…ザー…ビガガ &color(darkgray){「当機は空気の読めるカラクリなので回線を切りました。」} 本作のキービジュアルの背景にデカデカと描かれている副長老。 山中に手配していたアシメたちの情報網を駆使して今回の事件について全容を把握。 「この世界の技術水準で問題解決に当たるには20年かけて新しく研究施設を作る必要がある」と語るプロメスティンをも唸らせる自慢の研究施設を提供し、ブレイブドライバ完成に貢献した。 相変わらずの女好きは魔物相手でも発揮されスライム娘達に御馳走を振舞って餌付けしていた。 前述の通り、キービジュアルで如何にも黒幕チックに悪そうな笑みを浮かべているが、その真意は…… #region(ネタバレ注意) 妖狐やコダマ達とは大違いの無垢で愛らしいスライム娘達にドハマりしてしまい、我を忘れて魔物ハーレムを結成することを表明。 アポトーシス化現象そっちのけでスライム娘達にせっせと御馳走を振舞い、彼女らを元の世界に返そうとする白念と対立……というしょーもない動機で図らずも山を危機に陥れてしまう。 最終的に白念に根競べで敗北して懲らしめられた後にアシメたちによってお仕置きされた。 ……意外にも、設定通りの残念副長老キャラとして足を引っ張ったのは今回が初だったりする。 完全に自業自得ではあるが、終盤では汚名返上とばかりにマガツと共に白念の手助けに入る。 #endregion ■&bold(){白羽} マガツに比肩するまほろば山ナンバー2の実力者。コドク本編ではEDでちらりと顔出しする程度だったが本シナリオではまともに会話が可能。 五行妖魔が山の仲間入りしてからは「巨体ではクラーケンがいるし母性という意味ではワルキューレがいるし……」とキャラ被りを懸念する意外と俗っぽい一面も。 自身を神と称するちょっとヤバげな立ち振る舞いは相変わらずだが、白念のことはきちんと住民として受け入れている。 クラーケンや妲己の双牙といった、多くの一流術師達を打ち負かしてきた強力な古代妖魔に勝つほどに成長した白念をして、 「今の自分ではまだまだ及ばない」と言わしめる凄まじい実力の持ち主である。 前作の騒動の後「白羽の理性」がやる気を取り戻してくれたためか、妖狐たちの見張り付きではあるもの安定して過ごしている。 年末イベントでは宴会にもちゃんと参加して派手に飲もうとしており、なんだかんだで彼女にもまほろば山イズムは刻み込まれているらしい。 **<ゲストキャラクター> ■&bold(){プロメスティン} メガネをかけた赤髪の少女。『もんむす・くえすと!』及び『もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG』でお馴染みのマッドサイエンティスト。 大量に発生した魔物達の中で唯一状況が把握できていた為、長老であるマガツの下で事情を説明。 白念・やまちちと共に問題解決に取り組むこととなる。 やまちちをヒルとタコの[[キメラ]]呼ばわりしたり、妖狐達を「知能が低そう」と言い切ったり、異常事態にあってもマイペースなマッドサイエンティストぶりは相変わらず。 「カン」と「気合」を重視したノリと勢い任せなまほろば山の面々には呆れてしまっているが、何とかうまく対処してくれる。 もんぱらのコラボシナリオ終了後からやってきたため、もんぱら世界では白念やマガツと顔見知りなのだが、本作の白念達から見た彼女は完全に初対面という不思議な関係にある。 もんぱら世界で白念の格闘能力を知っているため、妖魔や魔物相手に根競べで立ち向かう彼に、 &bold(){「そんなまどろっこしいことせずに殴り飛ばしてしまえばいいのでは?」}と首をかしげる一面も。 ちなみにある事情で図らずも彼女と戦闘することになるのだが、その時に流れるBGMはもんくえ・もんぱらにおけるキューピッドやヴァルキリー戦におけるそれと同じ。 本作公開の後に行われたもんぱら中章のアップデートではもんぱらにいる方の白念と絡みがあったが、 前述した通り、向こうの白念には本作のシナリオの記憶はさっぱりなかった。 ■&bold(){スライム娘} スライム系に属する半透明なゼリー状の身体を持った少女のもんむす。[[ブーメラン]]が大好き。 もんぱらではライムや[[ロリアス>創世の女神イリアス(もんむす・くえすと! )]]のお供の片割れである&s(){プルエル}ぷるこでお馴染み。 こちらに来たのはもんぱら世界のイリアスヴィル周辺に住んでいた集団の様子。 基本的にはどの個体も明るく能天気で、異常事態にもほとんど動じることなく、マガツのことを&color(#3B4EF0){「頭にブーメラン刺さってておもしろーい」「服がスケスケー」}などとおちょくっていた。 同じく能天気なまほろば山の妖狐たちとすぐ打ち解け、山で一緒に遊んだり、地下街で歓迎の催し等を楽しんでいた。 湯屋の温泉に浸かった際には、入浴の前後で自分の体積が変化していることを気にしたりする一面も。 もんくえ・もんぱら同様、白念にとっても初めて戦うことになる魔物だが、普通にやってればまず負けないレベル。 それでも負けてしまうと反省会でマガツに&bold(){「ちょっと負けてみたいと思ってただろう?」}と笑顔で揶揄われてしまう。 ■&bold(){ハーピー} 鳥系に属するハーピー族のもんむす。もんぱらではレイナでお馴染み。 こちらに来たのはもんぱら世界のハピネス村に住んでいた集団の様子。 異常事態に驚いてこそいるものの、スライム娘達同様まほろば山の妖魔達とはすっかり打ち解けている。 本作に現れた三種族の中では精神的には一番成熟したもんむすで、御馳走でスライム娘達を餌付けしようとしているツクモに対し「食べ物で釣ることでしか気を引けないなんて可哀そうな方」と冷めた目で見る個体もいる。 道中では突風を起こして妨害するステージギミックを担当することも。 本作屈指の難敵揃いであり、アプサラスをも打ち負かした上級職種に就いている踊り子ハーピーとの対決ではかなり歯ごたえのあるリズムゲームをやることになる上に、 最上級職に就いている傾国の魔娼ハーピーはその名の通り本作屈指の誘惑術の使い手であり、イベント要素抜きの純粋な根競べにおいて最強クラスの難易度である。 ちなみに使われているイラストははもんくえ同様frfr氏の物なのだが、会話ウィンドウや敗北シーンがもんくえ初期のデザインなのに対し、 戦闘時の立ち絵はリファインされたもんくえ後期以降の頭身高めのデザインの物なのでややギャップがある。 ■&bold(){ノビスタドール娘} あのクール教信者がデザインした虫系[[ロリ巨乳]]もんむす。もんぱらではノービィでお馴染み。 真っ当に愛らしいデザインだったスライム娘やハーピーに比べると、上半身は青白いロリ巨乳少女で下半身は芋虫という人外感が強めデザイン。 元ネタはバイオハザードに出てくるあのクリーチャーなのだが、あまりあちらとは似ていない((初出はもんむすシリーズ作者が経営してるHP「モンスター娘百欄」におけるバイオハザードのパロディ小説「ラスト・エスケープ」シリーズに登場したもんむすなのだが、そちらの時点では原典を思わせる羽虫のもんむすだった。全くの余談だが、この小説「戦闘力は高いものの女性と快楽にとことん弱いヘタレ気質で、異形のクリーチャー相手でも人間の女性の部位があれば問題なく勃起できてしまう男主人公」が冒険を通じて[[メインヒロイン]]と強い絆で結ばれるようになる、というもんくえの原型ともいえる作品である。もちろん負ければ妖女に犯される分岐あり))。 明るい性格のスライム娘達と違って憶病な性質で、術を無効化された際にはびくっと怯えるようなしぐさを見せる。 本作に登場するもんぱらキャラの中で唯一中章からの登場ということもあり、基本的なステータスだけで見たら前章序盤に登場するスライム娘やハーピーの比ではない強さなのだが、 勝負の土台が根競べという事もあってかあまり極端な難易度の差はない。 ■&bold(){メタモ・メタモ} 本作初出の新規キャラクターにして[[ラスボス]]。 彼女は単なる魔物ではなく、プロメスティンが言及していたアポトーシス。 姿や能力を自由に変える力があり、道中で白念に襲い掛かって来た奇妙な妖狐やあかなめ、様子のおかしいプロメスティンは彼女が変身したものであった。 終盤になってようやく本来の姿と対面することになるが、その姿は、空間に浮かぶ巨大な口から零れ落ちた黒いタールがそのまま四肢のない女性を形どった異形の魔物だった。 機械的な独り言をぶつぶつ呟くばかりで意思疎通は全く不可能で、有無を言わさず白念に襲い掛かってくる。 変身こそしていないものの、この形態でも十分すぎる強さを持ち、やまちちが全力で攻撃してもほとんどダメージが通らない。 根競べで挑もうにも対処に困った白念だったが、事態の大きさを感じ取ったマガツとツクモが瞬く間に駆けつける。 敵戦力の増加と共に、彼女が持つ『検索システム』でまほろば山の中でマガツ達に勝てる可能性がある存在を調べ上げた後、&bold(){なんと白羽に変身}。 このまま暴走すれば『十二妖女』の暴走事件の再来になりかねず、白念達は変身したてで本領が発揮できないうちに短期決戦を挑むのが得策と判断。 白念が囮になっているうちにマガツが妖力をため込んだ強烈な一撃を叩き込むことで無事仕留めることに成功する。 ……が、マガツの攻撃で倒されたかと思いきや、アポトーシス化した空間から混沌の力を吸収して瞬く間に復活。 そして復活したと同時に自身の力で空間のアポトーシス化を加速させ、山より高く聳え立つ「アポトーシスタワー」を作り上げてしまう。 その正体は…… #region(もんぱらの重要事項ネタバレ注意) 正体は&bold(){最上位アポトーシス}。 下位~上位アポトーシスはあくまでアポトーシス化現象に巻き込まれて異形の姿へと変異した魔物達が殆どだが、 このメタモ・メタモは変身能力だけでなく ・その場に存在するだけで周囲のアポトーシス化を加速させ、瞬く間に世界そのものを混沌へと返す ・一度倒されても周囲の混沌の力を吸収してよりパワーアップして復活 ・倒される度に何度でも復活しその度により力を増していく というもんぱらに登場した同じ最上位アポトーシス「アドラメレク」らと同じ性質を持つ。 プロメスティンは当初「自分たちの世界(もんぱらの世界)からアポトーシスの欠片が時空の乱れを通じてこの世界に辿り着いてしまった」と考えていたが、 実際辿り着いたアポトーシスはアポトーシス化現象を直接引き起こすメタモ・メタモ自身で、 このまま放置しておけばまほろば山はおろか&bold(){「三枚のおふだ」における宇宙そのものが全て混沌へと還され、消滅してしまう一大事であった。} その性質上、正攻法で倒しても延々と復活・強化を繰り返すだけであり、倒すためには混沌に直接干渉する力が必要となる。 この場でそれが出来るのは白念が持つブレイブドライバだけ。 マガツ達はそれを承知して山の妖魔達の避難指示を優先させ、白念は根競べではなくブレイブドライバとアプサラス達の四属性の力で直接立ち向かうこととなる。 その一方、メタモ・メタモは『検索システム』を駆使し「プライムワールド」の中から「白羽以上の実力者」を探し始める。 そして現れたのは―― #region(本作の真のラスボス) #center(){&bold(){&color(purple){大丈夫だよベティおばさん…}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){僕は勇者なんだ!}}}} ■&bold(){&color(purple){勇者ルカ}} メタモ・メタモが白念に勝つために変身したのはなんと『もんむす・くえすと!』シリーズの主人公[[ルカ>ルカ(もんむす・くえすと!)]]であった。 それも行方不明になった父マルケルスを探しに旅立った『[[もんむす・くえすと!ぱらどっくすRPG]]』のルカではなく、 魔王[[アリスフィーズ>アリスフィーズ(もんむす・くえすと!)]]と共に人間と魔物の共存を目指して戦った『[[もんむす・くえすと!]]』のニセ勇者ルカで、その手には異形の剣「堕剣エンジェル・ハイロウ」が握られている。 プロメスティン曰く「現時点ではどこまでオリジナルの力を再現できているかはわからない」とのことだが [[四精霊>四精霊(もんむす・くえすと!)]]召喚による四大属性の操作や&bold(){【死剣・乱れ星】}や&bold(){【魔刀・明鏡止水】}の他、&bold(){【乱刃・気炎万丈】}と言った魔剣を次々と使いこなす。 白念側も四属性の力を駆使して徹底的に攻撃を凌ぐより他はないが、 なんとハインリヒが残した勇者の奥義&bold(){【カドラプル・ギガ】}までぶっ放し、その威力はアポトーシスタワーの上部を消し飛ばすほど。 そこまで防ぎきると&s(){SP切れなのか}魔剣の数々がようやく止まり、初めてまともに戦うことが可能に。 ブレイブドライバという機械で再現されたニセの勇者白念の拳と、女神の洗礼を受けられなかったニセ勇者の剣が激突することとなる。 #center(){&blankimg(鏡合わせの英雄譚.jpg,width=520,height=400)} &sizex(2){出典:ミンワ『三枚のおふだfeatもんむす・くえすと!鏡合わせの英雄譚』} #center(){&bold(){&color(purple){それだけ強いのに、真剣勝負が怖いのか…?&br()本気で戦うのが、そんなに嫌なのか…?}}} #center(){&bold(){&color(blue){…!?}}} #center(){&bold(){&color(purple){僕には、絶対に譲れないものがある!&br()それをお前たちに認めて貰うために、僕は戦っているんだ!}}} #center(){&bold(){&color(blue){…!}}} #center(){&bold(){&color(purple){だからお前も本気を出せ……}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){…アルマエルマ!}}}} #center(){&bold(){&color(blue){誰ですかアルマエルマって!?&br()私は白念!覚えて帰ってもらいますよ!}}} ……しかしながらこのルカ、外見や能力こそ再現されているものの、その意思や性格等の再現についてはさっぱりで、 『もんむす・くえすと!』でルカがしゃべったことを再現するだけのbot状態であった。 #center(){&bold(){&color(purple){植物族との戦いをやめてほしいんだ。&br()聞いてくれなければ、あんたを倒すしかない!}}} #center(){&bold(){&color(blue){え?植物族…}}} #center(){&bold(){&color(purple){断る!リリスとやら、復活なんてさせない…!}}} #center(){&bold(){&color(purple){お前だけは絶対に許さないぞ!&br()何人もの人間をオモチャにして、責め殺すなんて…!}}} #center(){&bold(){&color(blue){私は植物と戦ってもいなければ、リリスとやらも知らないし!&br()人を殺してもいませんよ!}}} #center(){&bold(){&color(purple){アリス…雑草なんて食べちゃダメだよ…むにゃむにゃ…}}} #center(){&bold(){&color(blue){はー…っ。会話は無理だ、これは…。}}} 大真面目なことを言いながら謎の相手に戦いに臨むかと思えば、 突然誰とも知れぬ女性とイチャ付く寝言のような内容まで呟く始末なので、白念も意思疎通を諦める。 その中にはプロメスティンが非道な実験をしたことに対して憤慨するセリフまで混ざっていたので、 白念は「プロメスティンさんは何をやらかしたんだ?」と更に混乱する始末。 #center(){&bold(){&color(purple){違う。それだけは絶対に違うよ。}}} #center(){&bold(){&color(blue){…?}}} #center(){&bold(){&color(purple){僕たち人間が無配慮だったのは否定しない…&br()あんたたちの苦しみを否定する気もない…&br()だけどそれだけは絶対に認めない!}}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){人間と魔物が争うのが宿命なんて、僕は認めない!}}}} #center(){&bold(){&color(blue){……っ。}}} しかし、意思疎通はできないまでも、目の前の少年が本来は「人と魔の共存」のために全力で戦ってきた、 まるで白念と&bold(){&color(white,purple){「鏡合わせ」}}のような存在である理解できた。 そんな彼が背負ってきた熱意に応えるが如く、自身に宿る五行妖魔達やプロメスティンの分の気合を乗せた全力の拳を叩き込み、 遂にはニセ勇者のニセモノに引導を渡すことに成功する。 #endregion #endregion **<エピローグにのみ登場するキャラクター> #region(もんぱら終章に関するネタバレ注意) ■&bold(){智の同盟} #center(){&bold(){&color(crimson){計画は成功したようだな……これで、ひとつの世界が破滅から免れた。}}} 今回ワームホールを通じてプロメスティンをまほろば山に送り込んだ張本人。 構成メンバーは&bold(){&color(crimson){「プロメスティン(大人)」}&color(darkgreen){「リリィ」}&color(forestgreen){「ルシア」}&color(slategray){「ラプラス」}「ラ・クロワ」}の5名が確認できる。 本作で活躍したもんぱら前章・中章の&s(){ロリワカメ}少女の姿のプロメスティンのことをプロメスティンβと呼んでいる。 構成しているメンバーの顔触れそのものは『もんむす・くえすと!』終章で登場したプロメスティンが率いる技術者グループと類似しているが、 5名ともそれぞれ異なる並行世界出身で、彼女らの故郷の世界は全て混沌に呑まれ消滅している。 これ以上悲劇を繰り返さないためにいくつもの並行世界を救うために奔走しており、少女プロメスティンを送り込んだのもおふだ世界を救うのが目的だった。 少女プロメスティンでも及ばない叡智を持っているが「使徒」に対抗できるだけの戦力は持ち合わせておらず、 彼女ら自身も存亡の危機にある等、混沌勢との戦況は決して芳しくない様子。 名前の初出はゲーム内で見られるもんぱら終章の予告動画で、その時は異空間から通信で少女プロメスティンを試すだけの謎の存在だったが、今回でその存在が明るみとなった。 後に公開された終章のPVで魔王軍とも天界勢とも違う独自の勢力として活動していることが明らかになった。 ちなみに少女プロメスティンはもんぱら中章の『ループ事件』にて、どこかで接触があったのか、同じ技術者であるクロム(とお供のフレデリカ)と共に『プチ・智の同盟』を結成していた。 ■&bold(){アピロ・ラゴス} 変異したメタモ・メタモの前に現れた白兎。 白念も出演したもんぱらのコラボシナリオ「夜の世界と七つの世界の勇者達」のエピローグに登場した「使徒」。 飄々とした食えない有様は原型となった魔王を導く白兎に似ているが、軽薄な態度でありながら姿勢そのものはルカ達に協力的だった白兎と違い、 底知れない冷たさを感じさせる存在である。 彼女曰く「使徒」は世界の規定システムそのものが意志を持つようになった存在であり、 その目的は「世界を本来あるべき姿(混沌)に戻す」ことにあると語る。 ■&bold(){イデア・ルカス} &color(white,black){検索:ハインリヒ(aka.天使殺し)&br()検索:マルケルス(aka.魔王殺し)&br()検索:ルカ(aka.豺キ豐鯉セ臥宛)} &color(white,black){個体データ、ダウンロード開始……} #center(){&color(white,black){今、分かった……}} #center(){&color(white,black){「私」は「勇者」……「勇者」の血統を統合した存在……}} #center(){&sizex(5){&bold(){&color(purple){私は、&ruby(イデア・ルカス){理想の勇者像}……}}}} ルカの姿をもってしても勝てないと判断したメタモ・メタモが更なる力を求めて到達した勇者の姿。 本編中では完全覚醒する前にプロメスティンが咄嗟の機転によってワームホールを強引に拡大し、 アプサラスが巻き起こした突風によってホールの向こう側に送られたため、その力を振るうことはなかったが、可能性の狭間と呼ばれる地でついに覚醒。 ルカ、その父親の先代勇者マルケルス、そして伝説の勇者ハインリヒの情報を掛け合わせて遂に辿り着いた&bold(){&color(purple){「勇者」という概念そのもの。}} 智の同盟からは「ついに覚醒した第二の使徒」と呼ばれていた。 メタモ・メタモは本来世界の「検索システム」に当たる存在で、異なる並行世界の存在へと変化することが出来たのもそのシステムの力あってこそのもののようだ。 明確な意思があったかも怪しかったメタモ・メタモと違い、使徒としての使命を果たすためその剣を振るわんとする。 背中や片目から翼のような白いオーラを滾らせるその姿はもんくえ終章の覚醒したルカを思わせるものがあるが、もんぱら版マルケルスのように体半分が機械と化している。 アピロ・ラゴスには「その姿を選ぶとは君はずいぶんとお父さんっ子だね」と評されていた。 ここで言う「お父さん」はマルケルスを指しているのか…あるいは…… なお、メタモ・メタモの検索システムが参照にした3人の勇者のデータにおいて、ハインリヒやマルケルスのそれと違い、ルカのaka.((「also known as」の略。『またの名を~』『別名』の意。))のみ「豺キ豐鯉セ臥宛」と文字化けが発生してしまっているが、 これを元の文字へと復元すると&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){混沌ノ父}}}となる。 #endregion &color(crimson){私たち全員、異なるwikiの出身。そしてどのwikiも編集合戦により滅びを迎えた……} &color(slategray){それを阻止するのが、我々の使命。全並行世界の知能を結集し、追記・修正を徹底する――} &color(forestgreen){……これ以上、悲劇を繰り返させないために。} &color(darkgreen){……失われた世界の報復のために。} ……大切な者を、もう失わないために。 &color(crimson){同志達よ、計画を次の段階に進めよう。『アニヲタwiki』は情報不足を克服しなければならない――} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 最終決戦で負けても白念くんがルカさんに掘られないのは深刻なバグ -- 名無しさん (2022-06-27 08:46:11) - ミンワさん作画のルカさんがまたカッコいいんだこれが -- 名無しさん (2022-06-27 17:50:47) - やっぱりくえルカさんは別格なのか -- 名無しさん (2022-06-28 02:21:28) - プロメスティンさんがヒロインすぎる -- 名無しさん (2022-11-19 18:44:53) - 改めてみると白念くんイケメンとかかわいいとかじゃなくて美人って感じだよね男だけど -- 名無しさん (2023-07-13 16:22:57) #comment(striction) #areaedit(end) }

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