江戸前エルフ

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江戸前エルフ - (2024/12/24 (火) 19:24:47) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2022/08/05 Fri 19:14:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){東京都中央区月島。江戸時代より400年以上の歴史を刻む高耳神社。}} #center(){&bold(){祀られたるそのご神体は、}} #center(){&big(){&bold(){異世界から召喚され、すっかり引きこもったエルフでした。}}} 『江戸前エルフ』とは、日本の漫画作品である。 *【概要】 原作は樋口彰彦氏で、少年マガジンエッジにて2019年7月号より連載開始。 その後マガジンエッジの廃刊に伴い、2023年12月20日よりコミックDAYSでのWEB連載に切り替わっている。 日本の神社に祀られている[[エルフ>エルフ(種族)]]と、その周辺人物の日々を描いた日常系コメディ。 ゆったりまったりとした雰囲気が持ち味なことに加えて、江戸時代の豆知識や雑学も随所に盛り込まれている。 基本的に[[鬱展開]]とは無縁だが、エルフの長寿性と人間社会の移り変わりから醸されるどこか儚げな空気感も感じられる。 2022年秋に[[アニメ化]]が発表され、2023年春から放送された。 制作はC2C。 アニメ版はなぜか英語表記がコミック版の「EDOMAE ELF」ではなく「OTAKU ELF」…ちょっとまてw *【登場人物】 **高耳神社 東京都中央区月島の某所に立つ神社で、400年以上の歴史を持つ。 実は3回ほど遷宮しており、月島の前は佃にあったらしい。%%そもそも月島は明治にできた埋立地である%% ・&bold(){エルダ} [[CV>声優(職業)]]:[[小清水亜美]] 本作の主人公。 高耳神社の御祭神「高耳毘売命」にして、その正体は400年以上前の江戸時代に、あの&bold(){徳川家康}によって異世界から召喚されたエルフであり、本名・&bold(){エルダリエ・イルマ・ファノメネル。} 御年621歳で、家康を君付けで呼ぶ等、友人のような間柄だった模様。 純白の肌に透き通った金髪ロングという麗しい美人だが、実態は&bold(){絵にかいたような引き籠り。} 自室である神社の本殿から出ることは基本的になく、毎日を趣味である[[ゲーム]]に漫画、ネット通販に[[プラモデル]]作りといったことに費やしてダラダラと過ごしている。 ちゃんと着飾れば同性すら見惚れる美貌とプロポーションの持ち主だが、本人の性格と基本猫背の姿勢が台無しにしてしまっている。まさに残念な美人。 本作にてエルフは、「文明を嫌い、自然を愛す」と紹介されているが、そんなエルフの矜持はとうの昔に忘れ去っている模様で、最新式のゲーム機やVRといった物には興味津々で、神社の神事も当たり前のように面倒臭がっている。 これは今に始まった物でも無く、江戸時代真っ只中でも些細な駄々をこねて当時の巫女達を困らせてきた話が回を重ねるにつれて続出している。 しかも&bold(){重度の対人恐怖症}でもあり、初めて出会った人物には例え幼い子供や赤ん坊であろうと人見知りを発動し、顔面蒼白に陥ることも彼女が外出を拒む一因である。 どうしても外に出なければならない時は、常に小糸の後ろに隠れている。 尚、本格的に引き籠り始めたのは60年前からであり、そのきっかけは、当時&font(l){クソガキ}子供だった、現コンビニ店主の喜三郎(70)に、&bold(){「耳デカくね?」}と指摘されたこと。 実際、過度に耳について言及されるのは嫌な模様。 ……と、本人は言っているが、実際のところは長い時間を生きてきた中で親しかった人物との別れを何度も経験し、思い出の街並みも何度も変わっていったことで、その度に寂しさを募らせてきたからであり、「江戸を見守って欲しい」という家康の願いを聞き入れて御祭神となる等、本来は相応に人好きな面もある。 加えて、自分と一緒に暮らしている小金井家の人々のことも大切に思っており、小糸が母親の葬儀の日に行方をくらました時は、自身の外出嫌いを堪えて彼女を探し出し、迎えに行ったこともある。 また、ある種天真爛漫とも言える良くも悪くも裏表のない性格もあり、町の人々からも愛され、甘やかされている。 長年の引き籠り生活のせいで体力や身体能力は壊滅的であり、数時間外を出歩いただけでも筋肉痛を起こして立てなくなる程。 一方、エルフ共通点と言える弓矢の腕前は今なお一級品で衰えていないが、エルフ独特の感覚に頼ったものであるため言語化するのは不得手。 他にも、引き籠り気質故かムラも多い((一例をあげると、メタ的に諸説ある物事についてはあくまで人伝に効いた話として真偽を濁したりしている。))ものの、江戸時代を実際に生き抜き、その歴史的な出来事も見聞きしている為、その時代辺りの知識も大変豊富である。 また歴代の巫女やその家族が赤ん坊だった時は彼女が面倒を見ていた事もあり、子守りが上手という特技も持つ。 流石に神通力の類は使えないが、仲の良い精霊(風の精霊)がおり、それを通して神託(?)を授けるような魔法を使うことができる。 空き瓶コレクターでもあり、気に入った入れ物を日々収集している。 ・&bold(){小金井小糸} CV:尾崎由香 今作のもう一人の主人公。 高耳神社の15代目巫女である16歳の女子高生。 母親である小夜子(CV:[[河瀬茉希]])とは10年前に死別しており、現在はエルダの他に妹の小柚子と祖父の菊次郎との4人暮らし。 自堕落なエルダとは対照的なしっかり者で、毎度突拍子もない言動を取る彼女の良きツッコミ役。 神事も勉学にも一生懸命な頑張り屋だが、時としてエルダに買収されたり、そのペースに飲まれてしまうこともしばしば。 彼女とは日々ささやかな口喧嘩が絶えないものの、家族として大切に思っており、内心では互いに理解し合っている。 10年前の冬、母親の葬儀の日に悲しみから公園で一人泣いていた所を、&bold(){「白い&ruby(ひと){女}」}((正体は厚着しまくったエルダ。#2で本人の口からその時のことが明かされたが、小糸は恥ずかしがってそのことをエルダに話していない。))に励まされて以降、その人物を目標に「大人の女性」になることを目指している。 具体的には、身長を伸ばす為に牛乳を欠かさず飲んでいることや、貯めたお小遣いでブランド物のバッグやコートを集めているのだが、お世辞にも似合うとは言えず、背伸びしがちの域を出られていないのが現状である。 中学時代は陸上部所属であり、運動神経は高いが膝の怪我を切っ掛けにその道を断念し、進路を決めかねていた所を本殿でのエルダを見かけ、巫女になることを決めた。 また、今でこそ短髪だが、中学時代は髪を伸ばしていた。 料理は苦手で、いつも小柚子に任せっきりにしている。 ・&bold(){小金井小柚子} CV:関根瞳 小糸の妹。 エルダは赤ん坊の頃に見覚えがある程度で、#5まで一切対面しなかった。 小学生ながら&bold(){夜明け前から豊洲の魚市場の仲卸に通い(目利き)、}神社の料理を作り(プロ級)((以前料理教室に通っていたことがあるらしく、それに起因していると思われる))、赤ん坊の子守もこなす姉以上のしっかり者。 時として小糸の主導権を握ることもあるが、根は年相応に甘えたがりな面もある。&bold(){マジ天使やろこの子。} [[完璧超人]]のようだが、実は絵を描くのが苦手。 何故か話すたびに汗が飛び出す演出が頻繁に挿し込まれている。&bold(){海外ファンにはアニメ版のこの演出がローディング画面と話題に} **その他周辺人物 ・&bold(){桜庭高麗} CV:相川遥花 小糸の幼馴染の同級生で、通称コマちゃん。 [[ツインテール]]のガーリーな見た目に反し、サバサバとしていて男勝りな性格。 良くも悪くも率直で、思ったことを何でもそのまま発言してしまい、そのせいで小糸やエルダのメンタルをへし折ったり、逆に素直な言葉で彼女らをときめかせている。 小糸曰く天才タイプで、勉強も授業を聞くだけで殆ど理解出来る。 ・&bold(){島田電気のばあちゃん} CV:宮寺智子 電化製品を扱う「島田電気」の店主。通称シマデン。 エルダのことは気安く呼び捨てであり、先代巫女の小夜子とも交友があった。小糸のことも「コイちゃん」と親しげに呼ぶなど小金井家とは親交が深い。 ・&bold(){佐々木茜} CV:内山夕実 江戸時代から続く「佐々木医院」の女医さん。母親の薫は本編時点で引退している。 代々佐々木家はエルダのかかりつけ医であり、人間とは違うエルダの定期検診なども行っている。 男勝りな性格で、注射を嫌がり駄々をこねるエルダに容赦なく治療を行う。 お酒が好き。 何故か小糸から「茜ちゃん」と呼ばれている。 ・&bold(){門井きらら} CV:木村珠莉 もんじゃ焼き屋「もんべえ」の女性店長。 明るくきっぷのいい性格で面倒見も良い姉御肌。 茜とは学生時代の同級生であり、今なお続く凸凹コンビ。 **廣耳神社 [[大阪府]]某所に立つ神社。 ・&bold(){ヨルデ} CV:[[釘宮理恵]] 廣耳神社の御祭神「廣耳比売命」で、本名・&bold(){ヨルデリラ・リラ・フェノメネア。} エルダと同じくエルフだが、背は小さくて子供のような外見で、肌も褐色とエルダとは正反対の姿をしている。 また、見た目に反して年齢は622歳とエルダより年上である。 長い大阪生活がすっかり板についたらしく、地元民並みにコテコテの関西弁を常用している。 あの&bold(){豊臣秀吉}に召喚されたエルフであり、当時の情勢や年齢の関係もあってエルダを一方的にライバル視しており、何かに付けて張り合ってくる。 但し、その内容は子供じみたものばかりであり、彼女自身[[ライバル]]と言うより友人として見ている節がある為、決して険悪と言う訳ではなく、エルダも面倒臭がってはいるものの嫌っている訳ではない。 感情の浮き沈みが激しく、機嫌を損ねても向日葵の言葉で直ぐに持ち直したり、方向音痴故に迷子になって号泣するも、食べ物を与えられたらすぐに笑顔になって人に懐く等、行動パターンは幼児そのもの。 向日葵には手のかかる妹のように接されているが、仲は良好で、アイドルファンという共通の趣味を持っている。 自分を召喚した秀吉のことは、「ウッキー」という渾名で呼んでおり、エルダと家康以上に親しい関係だった様子。 ・&bold(){小日向向日葵} CV:生田輝 廣耳神社の15代目巫女で、小糸と同じく16歳。 勿論関西弁で話す。 世話焼きな性格で、自由奔放なヨルデには手を焼いているものの、結局彼女を放っておけずいつも一緒にいる。 涼しい顔をしてやや強引な話のそらし方をする等、表面上はややクールだが、[[LINE]]での会話では絵文字を多用しており、文面も明るい。 加えて、時には関西人らしいマイペースかつ冗談めかしな振る舞いも見られる。 **麗耳神社 石川県金沢市の某所に立つ神社。 ・&bold(){ハイラ} CV:[[能登麻美子]] 麗耳神社の御祭神「麗耳毘売命」で、本名・&bold(){ハイラリア・アイラ・ミララスタ。} &bold(){前田利家}に召喚されたエルフで、御年726歳と、作中に登場するエルフの中では最年長。 糸目で和傘を愛用しており、上品な口調で話す等、雅で高貴な雰囲気を醸す。 そんな雰囲気に反し、年長者ということもあってエルダやヨルデをちゃん付けで呼んで一方的に寵愛しており、アポも無しに会いに来るなど、若干母性が暴走気味。 一方、氏子達への恩返しとして物産展の手伝いも積極的に行っており、ぐーたらなエルダとは正反対の勤勉な人物。 礼儀正しい所作もあり、小糸からも憧れの目で見られているのだが、&bold(){大のギャンブル好き}という致命的な難点が存在する。 本人のギャンブル運は皆無同然にもかかわらず、お賽銭などお金が入る度に使い込むので、初登場時には東京への交通費とホテル代を使い込み、夜行バスで行き来した挙句、エルダ達へのお土産も買えなかった為に、&bold(){道端のぺんぺん草をそれっぽくラッピングして渡していた。} 当然ながら、このギャンブル依存症手前レベルののめり込みようは、いすずからも難色を示されており、そのせいで一時期ギクシャクしていたが、やはり他の神社同様に根は仲が良く、第6巻のおまけ漫画でも二人でまったりとした日々を送っている模様。 得意属性は水で、十八番は魔法を使った水芸。 ・&bold(){小伊万里いすず} CV:市ノ瀬加那 麗耳神社の巫女。地方の巫女に比べると訛りや方言は少ない。 女子高生ながら、インスタのフォロワー15万人を誇るインフルエンサーで、小糸も彼女の大ファン。 どこか無愛想で社交性に乏しいが、打ち解けさえすれば饒舌に話し出してくれる。 ハイラの博打好きに苦言を呈したことが切っ掛けで、やや関係がギクシャクしていたが、本当は8歳から巫女を継いで行動を共にしてきたこともあって彼女のことを愛してやまず、&bold(){そのブロマイドを自作して持ち歩いている}というやや危なげ一面もある。 本人曰く、インフルエンサーとしての収益があった際には、そのほとんどを印刷所にぶち込んでいるのだとか。 加えて、ハイラに冷たげだったのも、いつか来る寿命のせいで彼女を悲しませたくないというエルダと似た動機によるものだったが、小糸との交流から考えを変えた。 アニメ版ではハイラと合わせて、[[どこか>機動戦士ガンダム 水星の魔女]]で見た組み合わせのキャスティングとなったことが話題を呼んだ。&s(){[[フリーレン>フリーレン(葬送のフリーレン)]]といい、エルフの世話に定評のある市ノ瀬加那氏} **円耳神社 宮城県仙台市の某所に立つ神社。 宮司は兼業農家でもあり、作る野菜は近所でも美味しいと評判らしい。 ・&bold(){パンニャ} 円耳神社の御祭神「円耳毘売命」で本名・&bold(){パンニャバラ・ジャマル・バララジャバラ}。 &bold(){伊達政宗}に召喚されたエルフで、御年592歳と、作中登場するエルフの中では最年少。 神名に違わない丸いレンズの伊達眼鏡とエルフたちの中でも[[一番ご立派なもの>巨乳]]を持っているのが特徴。 文筆が趣味で、エルダとは10年ほど前からエルフ語で文通をしており、また30年ほど前からは小説も書いているなど知的な雰囲気を漂わせるが、その本質は&bold(){ヤンキーそのもの。} 激昂すると普段の凛々しい口調から一変、どぎつい仙台弁になり、凄まじい剣幕で相手を怒鳴りつける。 エルダ曰く、約束を破られたり嘘をつかれることが大嫌いとの事で、実際本編でも自分の言いつけを守らなかったつとめにエルダや小糸の目の前で雷を落とし、2人を絶句させた。 加えて、今でこそエルダとは名前で呼び合っているが、その昔は彼女なりの礼儀で「姐さん」と呼んでおり、本人に嫌がられて今の呼び名に代わったらしい。 200年前に佃の高耳神社に来た際には、再会を祝してエルダが気絶するほどの大量の花火を打ち上げるほどの「ヤンチャぶり」を見せた。 ・&bold(){小椿木つとめ} 円耳神社の&bold(){自称}14代目巫女。15歳。 先代の巫女が宮司となったため、巫女不在となっている円耳神社の巫女になりたいと熱望しているが、なぜかパンニャに認められずにいる。 本来はお嬢様学校に通ってる清楚な少女で、学業も推薦で高校進学が既に決まっている等優秀な様子だが、多感な年頃故か不良気質な地のパンニャに憧れており、普段は特攻服を思わせる昔のヤンキーさながらの恰好でいる。 姉がいるらしい。 #region() パンニャが上京してきたのには2つの理由があった。 1つは小説の出版、もう1つが&bold(){円耳神社を畳む}ことを伝えるためであった。 訝しがるエルダにパンニャは語った。 &bold(){つとめには姉がいたこと、そして今は海にいることを…}((明言こそしていないが、所持していた写真の酷さから原因が[[あの地震>東北地方太平洋沖地震]]であることが濃厚)) つとめが成長し姉に似てくるのを見ると、結局自分には何も救えないのだということを思い知ったのだという。 そんなパンニャにエルダは、歴代の巫女たちとの思い出を語りながら言う。 #center(){&color(#FFE921){私達はなにも救えないよ。}} #center(){&color(#FFE921){&big(){&bold(){だけど、私達は誰も忘れない。}}}} #center(){&color(#FFE921){そうだろ?}} 数日後、書籍版「独エル」の見本版とともに届いたパンニャからの手紙には、つとめを正式に巫女と認めた(=円耳神社を存続させる)ことが記されていた。 #endregion *【作中作】 ・&bold(){カエルせんしゃ} その名の通り、蛙と戦車を始めとした兵器を組み合わせた食玩シリーズ。 食玩は勿論、ハンバーガーショップ・ワクドナルドのラッキーセットもある等、それなりに知名度は高いらしい。 エルダ曰く、緩い外観に反したハードな世界観が特徴らしい。 元ネタは『やわらか戦車』辺りだろうか。 ・&bold(){機動武士ゴンゲム} 武士を模した[[ロボット]]が活躍する[[ロボットアニメ]]……らしいのだが、エルダ曰く作風の違いからロボットアニメではないらしい。 プラモデルも発売されている他、息の長いロングセラー作品になっている模様。 元ネタは十中八九[[機動戦士ガンダム]]+東照大&bold(){権現}(家康の神号)だろう。 &bold(){・独眼竜エルフの漫遊記~藩を追放された不老不死のオレは世界各地で旨い物に巡り合います~} 『夜鳳宮龍風夜』ことパンニャが執筆した小説。ネットにあげていたところ出版社の目に留まり、出版打ち合わせのためにパンニャが(隠れてつとめも)上京してくることになった。 エルダも大ファンで、おまけにイラスト担当が推しの漫画家になったことで、パンニャから送ってもらった見本以外にも読む用・保存用・布教用に3冊購入した。 追記修正は、文明を満喫してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この漫画の雰囲気好きなんだよな。 -- 名無しさん (2022-08-05 19:49:19) - 電子書籍版だと作中のノートの文字が潰れて読めないことがある -- 名無しさん (2022-08-05 20:08:49) - 講談社の主要媒体に連載されててアニメ化もするのに未だにWikipediaに項目がないってのもなかなか凄いよね -- 名無しさん (2022-09-16 22:09:04) - 主要人物はほぼ全員女性であり、男性はせいぜいモブに毛が生えた程度。ただし、一人だけ例外あり。 -- 名無しさん (2023-04-27 09:32:57) - アニメ版で直球の「OTAKU ELF」と書いてあったのに吹いた -- 名無しさん (2023-04-27 11:25:08) - 最初はエルダって男なのかと思ってたよ -- 名無しさん (2023-04-27 11:34:13) - 子柚子はなぜか常に頭に汗が飛び出ている(あせっている様子を表すような感じで)。あれはいったいなんなんだろう? -- 名無しさん (2023-04-30 21:17:22) - アニメを見て高耳様の(相対的な?)体格の良さに思わずキュンと来たんだけどちょっと探したくらいだと設定が出て来ない……。果たしてどのくらいの身長なのか気になって仕方ない、せめて肩幅だけでも教えてくれぇ -- 名無しさん (2023-05-06 16:08:03) - 異世界ものかと思ったらほのぼの日常アニメだった。しかも面白い -- 名無しさん (2023-05-06 18:39:11) - コミックス捜してるんだけどなかなか見つかんない。特に最新の7巻がネットショッピングでもないってどういうことなの… -- 名無しさん (2023-05-10 05:57:21) - ハイラといすずはCVのせいで水星の魔女のスレッタとプロスペラにしか見えんな。 -- 名無しさん (2023-05-27 12:44:16) - エルフは全員プリキュア経験者で、巫女は非経験者なんだな。 -- 名無しさん (2023-05-27 13:04:30) - ↑2水星の魔女が(いろんな意味で)盛り上がってきたときに能登&一ノ瀬出演決定だったからw -- 名無しさん (2023-05-30 10:08:49) - 確かエルフの方は実際にその土地出身の声優さんを起用しているんだっけ?小清水→東京、釘宮→大阪 -- 名無しさん (2023-05-31 15:12:10) - ↑×2 こっちは水星女〉ママさんの力順ですね。 -- 名無しさん (2023-05-31 18:49:19) - ↑×2 釘宮さん大阪出身なのね。スピンオフでヨルデ様とハイラ様のサイドの日常作品できそう。 -- 名無しさん (2023-05-31 18:50:49) - 能登と一ノ瀬ちゃん、水星があんな展開だしこの作品に出るのは癒しになってんだろなあ… -- 名無しさん (2023-06-24 00:25:42) - なんでも釘宮さんは本当はエルダでオーディションを受けたそうだが、ついでに受けてみたヨルデで採用されてしまったそうな。そりゃそうでしょうね、としか・・。 -- 名無しさん (2023-07-15 03:18:11) - 最近は仙台のエルフも登場 もちろん召喚した相手は伊達政宗公 -- 名無しさん (2023-10-05 21:40:49) - アニメEDのセット、CGじゃなくて実際に作ったセットだそうな…エルダ&小糸の中の人の生配信で確認したけど驚き -- 名無しさん (2023-10-06 20:08:31) - 連載が長引けば47都道府県に一人(一柱)づつエルフの祭神がいそう。 -- 名無しさん (2023-10-06 20:18:44) - アニメで興味持って原作買った。面白いのだけど、妙にキャラの正面アングル?が多くて一度意識するとそれ以来気になって仕方ない -- 名無しさん (2023-10-13 06:14:14) - 祭神ではヤンチャな時も良いけど落ち着いた時のパンニャ様が最高に好き。巫女だとひまちゃんだけど。 -- 名無しさん (2024-05-08 06:42:57) - 江戸前エルフは、現代の日本人の信仰の形を如実に表してる気がする。本当は御利益とかより何より、神社・神様がとこしえにそこに在ってくれている事に感謝し、親しみ、生活に溶け込んでる。他文化には真摯ではないように見えるかも知れないが、恐らくそう言う事が最も揺ぎ無い民族が、日本人なんではないか。 -- 名無しさん (2024-12-23 04:27:45) - はやくアニメの二期(未定)が観たい -- 名無しさん (2024-12-24 18:57:42) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/08/05 Fri 19:14:18 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&bold(){東京都中央区月島。江戸時代より400年以上の歴史を刻む高耳神社。}} #center(){&bold(){祀られたるそのご神体は、}} #center(){&big(){&bold(){異世界から召喚され、すっかり引きこもったエルフでした。}}} 『江戸前エルフ』とは、日本の漫画作品である。 *【概要】 原作は樋口彰彦氏で、少年マガジンエッジにて2019年7月号より連載開始。 その後マガジンエッジの廃刊に伴い、2023年12月20日よりコミックDAYSでのWEB連載に切り替わっている。 日本の神社に祀られている[[エルフ>エルフ(種族)]]と、その周辺人物の日々を描いた日常系コメディ。 ゆったりまったりとした雰囲気が持ち味なことに加えて、江戸時代の豆知識や雑学も随所に盛り込まれている。 基本的に[[鬱展開]]とは無縁だが、エルフの長寿性と人間社会の移り変わりから醸されるどこか儚げな空気感も感じられる。 2022年秋に[[アニメ化]]が発表され、2023年春から放送された。 制作はC2C。 アニメ版はなぜか英語表記がコミック版の「EDOMAE ELF」ではなく「OTAKU ELF」…ちょっとまてw *【登場人物】 **高耳神社 東京都中央区月島の某所に立つ神社で、400年以上の歴史を持つ。 実は3回ほど遷宮しており、月島の前は佃にあったらしい。%%そもそも月島は明治にできた埋立地である%% ・&bold(){エルダ} [[CV>声優(職業)]]:[[小清水亜美]] 本作の主人公。 高耳神社の御祭神「高耳毘売命」にして、その正体は400年以上前の江戸時代に、あの&bold(){徳川家康}によって異世界から召喚されたエルフであり、本名・&bold(){エルダリエ・イルマ・ファノメネル。} 御年621歳で、家康を君付けで呼ぶ等、友人のような間柄だった模様。 純白の肌に透き通った金髪ロングという麗しい美人だが、実態は&bold(){絵にかいたような引き籠り。} 自室である神社の本殿から出ることは基本的になく、毎日を趣味である[[ゲーム]]に漫画、ネット通販に[[プラモデル]]作りといったことに費やしてダラダラと過ごしている。 ちゃんと着飾れば同性すら見惚れる美貌とプロポーションの持ち主だが、本人の性格と基本猫背の姿勢が台無しにしてしまっている。まさに残念な美人。 本作にてエルフは、「文明を嫌い、自然を愛す」と紹介されているが、そんなエルフの矜持はとうの昔に忘れ去っている模様で、最新式のゲーム機やVRといった物には興味津々で、神社の神事も当たり前のように面倒臭がっている。 これは今に始まった物でも無く、江戸時代真っ只中でも些細な駄々をこねて当時の巫女達を困らせてきた話が回を重ねるにつれて続出している。 しかも&bold(){重度の対人恐怖症}でもあり、初めて出会った人物には例え幼い子供や赤ん坊であろうと人見知りを発動し、顔面蒼白に陥ることも彼女が外出を拒む一因である。 どうしても外に出なければならない時は、常に小糸の後ろに隠れている。 尚、本格的に引き籠り始めたのは60年前からであり、そのきっかけは、当時&font(l){クソガキ}子供だった、現コンビニ店主の喜三郎(70)に、&bold(){「耳デカくね?」}と指摘されたこと。 実際、過度に耳について言及されるのは嫌な模様。 ……と、本人は言っているが、実際のところは長い時間を生きてきた中で親しかった人物との別れを何度も経験し、思い出の街並みも何度も変わっていったことで、その度に寂しさを募らせてきたからであり、「江戸を見守って欲しい」という家康の願いを聞き入れて御祭神となる等、本来は相応に人好きな面もある。 加えて、自分と一緒に暮らしている小金井家の人々のことも大切に思っており、小糸が母親の葬儀の日に行方をくらました時は、自身の外出嫌いを堪えて彼女を探し出し、迎えに行ったこともある。 また、ある種天真爛漫とも言える良くも悪くも裏表のない性格もあり、町の人々からも愛され、甘やかされている。 長年の引き籠り生活のせいで体力や身体能力は壊滅的であり、数時間外を出歩いただけでも筋肉痛を起こして立てなくなる程。 一方、エルフ共通点と言える弓矢の腕前は今なお一級品で衰えていないが、エルフ独特の感覚に頼ったものであるため言語化するのは不得手。 他にも、引き籠り気質故かムラも多い((一例をあげると、メタ的に諸説ある物事についてはあくまで人伝に効いた話として真偽を濁したりしている。))ものの、江戸時代を実際に生き抜き、その歴史的な出来事も見聞きしている為、その時代辺りの知識も大変豊富である。 また歴代の巫女やその家族が赤ん坊だった時は彼女が面倒を見ていた事もあり、子守りが上手という特技も持つ。 流石に神通力の類は使えないが、仲の良い精霊(風の精霊)がおり、それを通して神託(?)を授けるような魔法を使うことができる。 空き瓶コレクターでもあり、気に入った入れ物を日々収集している。 ・&bold(){小金井小糸} CV:尾崎由香 今作のもう一人の主人公。 高耳神社の15代目巫女である16歳の女子高生。 母親である小夜子(CV:[[河瀬茉希]])とは10年前に死別しており、現在はエルダの他に妹の小柚子と祖父の菊次郎との4人暮らし。 自堕落なエルダとは対照的なしっかり者で、毎度突拍子もない言動を取る彼女の良きツッコミ役。 神事も勉学にも一生懸命な頑張り屋だが、時としてエルダに買収されたり、そのペースに飲まれてしまうこともしばしば。 彼女とは日々ささやかな口喧嘩が絶えないものの、家族として大切に思っており、内心では互いに理解し合っている。 10年前の冬、母親の葬儀の日に悲しみから公園で一人泣いていた所を、&bold(){「白い&ruby(ひと){女}」}((正体は厚着しまくったエルダ。#2で本人の口からその時のことが明かされたが、小糸は恥ずかしがってそのことをエルダに話していない。))に励まされて以降、その人物を目標に「大人の女性」になることを目指している。 具体的には、身長を伸ばす為に牛乳を欠かさず飲んでいることや、貯めたお小遣いでブランド物のバッグやコートを集めているのだが、お世辞にも似合うとは言えず、背伸びしがちの域を出られていないのが現状である。 中学時代は陸上部所属であり、運動神経は高いが膝の怪我を切っ掛けにその道を断念し、進路を決めかねていた所を本殿でのエルダを見かけ、巫女になることを決めた。 また、今でこそ短髪だが、中学時代は髪を伸ばしていた。 料理は苦手で、いつも小柚子に任せっきりにしている。 ・&bold(){小金井小柚子} CV:関根瞳 小糸の妹。 エルダは赤ん坊の頃に見覚えがある程度で、#5まで一切対面しなかった。 小学生ながら&bold(){夜明け前から豊洲の魚市場の仲卸に通い(目利き)、}神社の料理を作り(プロ級)((以前料理教室に通っていたことがあるらしく、それに起因していると思われる))、赤ん坊の子守もこなす姉以上のしっかり者。 時として小糸の主導権を握ることもあるが、根は年相応に甘えたがりな面もある。&bold(){マジ天使やろこの子。} [[完璧超人]]のようだが、実は絵を描くのが苦手。 何故か話すたびに汗が飛び出す演出が頻繁に挿し込まれている。&s(){海外ファンにはアニメ版のこの演出がローディング画面と話題に…} **その他周辺人物 ・&bold(){桜庭高麗} CV:相川遥花 小糸の幼馴染の同級生で、通称コマちゃん。 [[ツインテール]]のガーリーな見た目に反し、サバサバとしていて男勝りな性格。 良くも悪くも率直で、思ったことを何でもそのまま発言してしまい、そのせいで小糸やエルダのメンタルをへし折ったり、逆に素直な言葉で彼女らをときめかせている。 小糸曰く天才タイプで、勉強も授業を聞くだけで殆ど理解出来る。 ・&bold(){島田電気のばあちゃん} CV:宮寺智子 電化製品を扱う「島田電気」の店主。通称シマデン。 エルダのことは気安く呼び捨てであり、先代巫女の小夜子とも交友があった。小糸のことも「コイちゃん」と親しげに呼ぶなど小金井家とは親交が深い。 ・&bold(){佐々木茜} CV:内山夕実 江戸時代から続く「佐々木医院」の女医さん。母親の薫は本編時点で引退している。 代々佐々木家はエルダのかかりつけ医であり、人間とは違うエルダの定期検診なども行っている。 男勝りな性格で、注射を嫌がり駄々をこねるエルダに容赦なく治療を行う。 お酒が好き。 何故か小糸から「茜ちゃん」と呼ばれている。 ・&bold(){門井きらら} CV:木村珠莉 もんじゃ焼き屋「もんべえ」の女性店長。 明るくきっぷのいい性格で面倒見も良い姉御肌。 茜とは学生時代の同級生であり、今なお続く凸凹コンビ。 **廣耳神社 [[大阪府]]某所に立つ神社。 ・&bold(){ヨルデ} CV:[[釘宮理恵]] 廣耳神社の御祭神「廣耳比売命」で、本名・&bold(){ヨルデリラ・リラ・フェノメネア。} エルダと同じくエルフだが、背は小さくて子供のような外見で、肌も褐色とエルダとは正反対の姿をしている。 また、見た目に反して年齢は622歳とエルダより年上である。 長い大阪生活がすっかり板についたらしく、地元民並みにコテコテの関西弁を常用している。 あの&bold(){豊臣秀吉}に召喚されたエルフであり、当時の情勢や年齢の関係もあってエルダを一方的にライバル視しており、何かに付けて張り合ってくる。 但し、その内容は子供じみたものばかりであり、彼女自身[[ライバル]]と言うより友人として見ている節がある為、決して険悪と言う訳ではなく、エルダも面倒臭がってはいるものの嫌っている訳ではない。 感情の浮き沈みが激しく、機嫌を損ねても向日葵の言葉で直ぐに持ち直したり、方向音痴故に迷子になって号泣するも、食べ物を与えられたらすぐに笑顔になって人に懐く等、行動パターンは幼児そのもの。 向日葵には手のかかる妹のように接されているが、仲は良好で、アイドルファンという共通の趣味を持っている。 自分を召喚した秀吉のことは、「ウッキー」という渾名で呼んでおり、エルダと家康以上に親しい関係だった様子。 ・&bold(){小日向向日葵} CV:生田輝 廣耳神社の15代目巫女で、小糸と同じく16歳。 勿論関西弁で話す。 世話焼きな性格で、自由奔放なヨルデには手を焼いているものの、結局彼女を放っておけずいつも一緒にいる。 涼しい顔をしてやや強引な話のそらし方をする等、表面上はややクールだが、[[LINE]]での会話では絵文字を多用しており、文面も明るい。 加えて、時には関西人らしいマイペースかつ冗談めかしな振る舞いも見られる。 **麗耳神社 石川県金沢市の某所に立つ神社。 ・&bold(){ハイラ} CV:[[能登麻美子]] 麗耳神社の御祭神「麗耳毘売命」で、本名・&bold(){ハイラリア・アイラ・ミララスタ。} &bold(){前田利家}に召喚されたエルフで、御年726歳と、作中に登場するエルフの中では最年長。 糸目で和傘を愛用しており、上品な口調で話す等、雅で高貴な雰囲気を醸す。 そんな雰囲気に反し、年長者ということもあってエルダやヨルデをちゃん付けで呼んで一方的に寵愛しており、アポも無しに会いに来るなど、若干母性が暴走気味。 一方、氏子達への恩返しとして物産展の手伝いも積極的に行っており、ぐーたらなエルダとは正反対の勤勉な人物。 礼儀正しい所作もあり、小糸からも憧れの目で見られているのだが、&bold(){大のギャンブル好き}という致命的な難点が存在する。 本人のギャンブル運は皆無同然にもかかわらず、お賽銭などお金が入る度に使い込むので、初登場時には東京への交通費とホテル代を使い込み、夜行バスで行き来した挙句、エルダ達へのお土産も買えなかった為に、&bold(){道端のぺんぺん草をそれっぽくラッピングして渡していた。} 当然ながら、このギャンブル依存症手前レベルののめり込みようは、いすずからも難色を示されており、そのせいで一時期ギクシャクしていたが、やはり他の神社同様に根は仲が良く、第6巻のおまけ漫画でも二人でまったりとした日々を送っている模様。 得意属性は水で、十八番は魔法を使った水芸。 ・&bold(){小伊万里いすず} CV:市ノ瀬加那 麗耳神社の巫女。地方の巫女に比べると訛りや方言は少ない。 女子高生ながら、インスタのフォロワー15万人を誇るインフルエンサーで、小糸も彼女の大ファン。 どこか無愛想で社交性に乏しいが、打ち解けさえすれば饒舌に話し出してくれる。 ハイラの博打好きに苦言を呈したことが切っ掛けで、やや関係がギクシャクしていたが、本当は8歳から巫女を継いで行動を共にしてきたこともあって彼女のことを愛してやまず、&bold(){そのブロマイドを自作して持ち歩いている}というやや危なげ一面もある。 本人曰く、インフルエンサーとしての収益があった際には、そのほとんどを印刷所にぶち込んでいるのだとか。 加えて、ハイラに冷たげだったのも、いつか来る寿命のせいで彼女を悲しませたくないというエルダと似た動機によるものだったが、小糸との交流から考えを変えた。 アニメ版ではハイラと合わせて、[[どこか>機動戦士ガンダム 水星の魔女]]で見た組み合わせのキャスティングとなったことが話題を呼んだ。&s(){[[フリーレン>フリーレン(葬送のフリーレン)]]といい、エルフの世話に定評のある市ノ瀬加那氏} **円耳神社 宮城県仙台市の某所に立つ神社。 宮司は兼業農家でもあり、作る野菜は近所でも美味しいと評判らしい。 ・&bold(){パンニャ} 円耳神社の御祭神「円耳毘売命」で本名・&bold(){パンニャバラ・ジャマル・バララジャバラ}。 &bold(){伊達政宗}に召喚されたエルフで、御年592歳と、作中登場するエルフの中では最年少。 神名に違わない丸いレンズの伊達眼鏡とエルフたちの中でも[[一番ご立派なもの>巨乳]]を持っているのが特徴。 文筆が趣味で、エルダとは10年ほど前からエルフ語で文通をしており、また30年ほど前からは小説も書いているなど知的な雰囲気を漂わせるが、その本質は&bold(){ヤンキーそのもの。} 激昂すると普段の凛々しい口調から一変、どぎつい仙台弁になり、凄まじい剣幕で相手を怒鳴りつける。 エルダ曰く、約束を破られたり嘘をつかれることが大嫌いとの事で、実際本編でも自分の言いつけを守らなかったつとめにエルダや小糸の目の前で雷を落とし、2人を絶句させた。 加えて、今でこそエルダとは名前で呼び合っているが、その昔は彼女なりの礼儀で「姐さん」と呼んでおり、本人に嫌がられて今の呼び名に代わったらしい。 200年前に佃の高耳神社に来た際には、再会を祝してエルダが気絶するほどの大量の花火を打ち上げるほどの「ヤンチャぶり」を見せた。 ・&bold(){小椿木つとめ} 円耳神社の&bold(){自称}14代目巫女。15歳。 先代の巫女が宮司となったため、巫女不在となっている円耳神社の巫女になりたいと熱望しているが、なぜかパンニャに認められずにいる。 本来はお嬢様学校に通ってる清楚な少女で、学業も推薦で高校進学が既に決まっている等優秀な様子だが、多感な年頃故か不良気質な地のパンニャに憧れており、普段は特攻服を思わせる昔のヤンキーさながらの恰好でいる。 姉がいるらしい。 #region() パンニャが上京してきたのには2つの理由があった。 1つは小説の出版、もう1つが&bold(){円耳神社を畳む}ことを伝えるためであった。 訝しがるエルダにパンニャは語った。 &bold(){つとめには姉がいたこと、そして今は海にいることを…}((明言こそしていないが、所持していた写真の酷さから原因が[[あの地震>東北地方太平洋沖地震]]であることが濃厚)) つとめが成長し姉に似てくるのを見ると、結局自分には何も救えないのだということを思い知ったのだという。 そんなパンニャにエルダは、歴代の巫女たちとの思い出を語りながら言う。 #center(){&color(#FFE921){私達はなにも救えないよ。}} #center(){&color(#FFE921){&big(){&bold(){だけど、私達は誰も忘れない。}}}} #center(){&color(#FFE921){そうだろ?}} 数日後、書籍版「独エル」の見本版とともに届いたパンニャからの手紙には、つとめを正式に巫女と認めた(=円耳神社を存続させる)ことが記されていた。 #endregion *【作中作】 ・&bold(){カエルせんしゃ} その名の通り、蛙と戦車を始めとした兵器を組み合わせた食玩シリーズ。 食玩は勿論、ハンバーガーショップ・ワクドナルドのラッキーセットもある等、それなりに知名度は高いらしい。 エルダ曰く、緩い外観に反したハードな世界観が特徴らしい。 元ネタは『やわらか戦車』辺りだろうか。 ・&bold(){機動武士ゴンゲム} 武士を模した[[ロボット]]が活躍する[[ロボットアニメ]]……らしいのだが、エルダ曰く作風の違いからロボットアニメではないらしい。 プラモデルも発売されている他、息の長いロングセラー作品になっている模様。 元ネタは十中八九[[機動戦士ガンダム]]+東照大&bold(){権現}(家康の神号)だろう。 &bold(){・独眼竜エルフの漫遊記~藩を追放された不老不死のオレは世界各地で旨い物に巡り合います~} 『夜鳳宮龍風夜』ことパンニャが執筆した小説。ネットにあげていたところ出版社の目に留まり、出版打ち合わせのためにパンニャが(隠れてつとめも)上京してくることになった。 エルダも大ファンで、おまけにイラスト担当が推しの漫画家になったことで、パンニャから送ってもらった見本以外にも読む用・保存用・布教用に3冊購入した。 追記修正は、文明を満喫してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - この漫画の雰囲気好きなんだよな。 -- 名無しさん (2022-08-05 19:49:19) - 電子書籍版だと作中のノートの文字が潰れて読めないことがある -- 名無しさん (2022-08-05 20:08:49) - 講談社の主要媒体に連載されててアニメ化もするのに未だにWikipediaに項目がないってのもなかなか凄いよね -- 名無しさん (2022-09-16 22:09:04) - 主要人物はほぼ全員女性であり、男性はせいぜいモブに毛が生えた程度。ただし、一人だけ例外あり。 -- 名無しさん (2023-04-27 09:32:57) - アニメ版で直球の「OTAKU ELF」と書いてあったのに吹いた -- 名無しさん (2023-04-27 11:25:08) - 最初はエルダって男なのかと思ってたよ -- 名無しさん (2023-04-27 11:34:13) - 子柚子はなぜか常に頭に汗が飛び出ている(あせっている様子を表すような感じで)。あれはいったいなんなんだろう? -- 名無しさん (2023-04-30 21:17:22) - アニメを見て高耳様の(相対的な?)体格の良さに思わずキュンと来たんだけどちょっと探したくらいだと設定が出て来ない……。果たしてどのくらいの身長なのか気になって仕方ない、せめて肩幅だけでも教えてくれぇ -- 名無しさん (2023-05-06 16:08:03) - 異世界ものかと思ったらほのぼの日常アニメだった。しかも面白い -- 名無しさん (2023-05-06 18:39:11) - コミックス捜してるんだけどなかなか見つかんない。特に最新の7巻がネットショッピングでもないってどういうことなの… -- 名無しさん (2023-05-10 05:57:21) - ハイラといすずはCVのせいで水星の魔女のスレッタとプロスペラにしか見えんな。 -- 名無しさん (2023-05-27 12:44:16) - エルフは全員プリキュア経験者で、巫女は非経験者なんだな。 -- 名無しさん (2023-05-27 13:04:30) - ↑2水星の魔女が(いろんな意味で)盛り上がってきたときに能登&一ノ瀬出演決定だったからw -- 名無しさん (2023-05-30 10:08:49) - 確かエルフの方は実際にその土地出身の声優さんを起用しているんだっけ?小清水→東京、釘宮→大阪 -- 名無しさん (2023-05-31 15:12:10) - ↑×2 こっちは水星女〉ママさんの力順ですね。 -- 名無しさん (2023-05-31 18:49:19) - ↑×2 釘宮さん大阪出身なのね。スピンオフでヨルデ様とハイラ様のサイドの日常作品できそう。 -- 名無しさん (2023-05-31 18:50:49) - 能登と一ノ瀬ちゃん、水星があんな展開だしこの作品に出るのは癒しになってんだろなあ… -- 名無しさん (2023-06-24 00:25:42) - なんでも釘宮さんは本当はエルダでオーディションを受けたそうだが、ついでに受けてみたヨルデで採用されてしまったそうな。そりゃそうでしょうね、としか・・。 -- 名無しさん (2023-07-15 03:18:11) - 最近は仙台のエルフも登場 もちろん召喚した相手は伊達政宗公 -- 名無しさん (2023-10-05 21:40:49) - アニメEDのセット、CGじゃなくて実際に作ったセットだそうな…エルダ&小糸の中の人の生配信で確認したけど驚き -- 名無しさん (2023-10-06 20:08:31) - 連載が長引けば47都道府県に一人(一柱)づつエルフの祭神がいそう。 -- 名無しさん (2023-10-06 20:18:44) - アニメで興味持って原作買った。面白いのだけど、妙にキャラの正面アングル?が多くて一度意識するとそれ以来気になって仕方ない -- 名無しさん (2023-10-13 06:14:14) - 祭神ではヤンチャな時も良いけど落ち着いた時のパンニャ様が最高に好き。巫女だとひまちゃんだけど。 -- 名無しさん (2024-05-08 06:42:57) - 江戸前エルフは、現代の日本人の信仰の形を如実に表してる気がする。本当は御利益とかより何より、神社・神様がとこしえにそこに在ってくれている事に感謝し、親しみ、生活に溶け込んでる。他文化には真摯ではないように見えるかも知れないが、恐らくそう言う事が最も揺ぎ無い民族が、日本人なんではないか。 -- 名無しさん (2024-12-23 04:27:45) - はやくアニメの二期(未定)が観たい -- 名無しさん (2024-12-24 18:57:42) #comment(striction) #areaedit(end) }

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