アリブンタ

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アリブンタ - (2025/08/19 (火) 08:45:10) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2022/10/21 Fri 16:05:49 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&color(yellow,gray){大蟻超獣 アリブンタ}}は『ウルトラマンA』で初登場した[[超獣>超獣(ウルトラ怪獣)]]。 シリーズでの活躍のほか、初登場した際に共演した&bold(){&color(whitesmoke,orange){地底エージェント ギロン人}}についても紹介する。 *&color(yellow,gray){大蟻超獣 アリブンタ} [[身長]]:57m 体重:6万2000t 出身地:[[東京>東京都]]の地底 肉食のアリと宇宙怪獣を合成して作られた超獣。 口から放つ地下鉄もあっさり溶かす威力を誇る霧状の蟻酸と、両手の[[鋏>はさみ]]のような爪から放つ[[火炎放射]]が武器。 また鋏は新幹線を真っ二つにする威力があり、最大瞬間風速30メートルの突風を起こすことが可能な翼を備えている。 O型の女性の血が好物で、東京にいたO型の女性を&bold(){「四次元蟻地獄」}と呼ばれる落とし穴のような空間を通じて巣に落とし餌としていた。&s(){餌の嗜好として血液型はまだしも、それが何故女性限定なのかは不明。} タフネスも中々のもので、ダックビルのロケット弾に全く怯まず反撃を仕掛けたり、&bold(){[[エース>ウルトラマンエース]]の[[メタリウム光線]]を喰らっても耐え抜いた}ほど。 *&color(whitesmoke,orange){地底エージェント ギロン人} 身長:3~46m 体重:600kg~2万6000t 出身地:地底 声:沢りつお アリブンタを操る地底人で、東京を壊滅させ、その地下に要塞を作ろうと企んでいた。 手の先からギロン光線を放って攻撃するほか、杭のようなものを放ち仕掛けた罠をより強力にする。 [[ヤプール>異次元人 ヤプール]]の手下とされているが、劇中では明言されていない。 *『ウルトラマンA』での活躍 第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」で登場。 よみうりランドでコーヒーカップを楽しむも、突如として蟻地獄に吸い込まれてしまった女性。 [[TAC>超獣攻撃隊 TAC]]が捜査に乗り出すものの、コーヒーカップには何の仕掛けもなく異常は見られない。 人々が蟻地獄だった、引き摺り込まれた、と言うものの、「居合わせた者全員が同じ夢を見るのはおかしい」と主張する吉村を除くTACの面々は信じない。 &s(){逆本当なんです!信じてください!状態。} だが次はカップルが車で別れたところで車から降りた女性が蟻地獄に吸い込まれてしまい、次の日にTACが捜査をしていたものの、女性は見つからないままだった。 なお、山中は遊園地と同じ気がする、と言ったが竜はこれ以上掘っても無駄、と言っている。 TAC基地では[[北斗>北斗星司]]が[[ヤプール>異次元人 ヤプール]]の仕業に違いない、と言い、夕子も北斗に同調する。 だが竜からは合同捜索会議の結果では若い娘の失踪事件として警察が対応することになった上に、ホログラフィーで東京を砂漠に見せることが可能で、遊園地で蟻地獄を作ったとしても不思議ではない、とも返されてしまう。 また、誘拐された女性は2人とも[[血液型]]がO型だった。 なおも食い下がる北斗だが、竜から「もしも異次元人の仕業で、何故若い娘を拐う必要がある?その目的はなんだ?」と質問されると、言葉に詰まってしまう。 ホログラフィー説を覆す確証がなければTACが動く必要はない、と返され渋々納得するのであった。 休暇を謳歌する北斗と夕子。 買い物を楽しむ夕子に振り回されていた最中、突如夕子が蟻地獄に吸い込まれてしまい、北斗の活躍で難を逃れたものの、別の女性が吸い込まれてしまう。 北斗たちは地下鉄へ向かうも、何の異常も見られなかった。 また、地下鉄へ向かう中で北斗は夕子に血液型を質問するとO型と答えている。 再びTAC基地。 北斗は地下鉄で目撃した大きな蟻を竜に見せ、不審に思う竜に梶はO型の餌にしている、と語る。 また、今野が蟻の好物は砂糖で何故若い娘を好きになる、と質問すると梶は「蟻の中でも下等な[[ハリアリ>オオハリアリ]]は昆虫を襲って食べる純肉食性だ。人間を襲うことも十分に考えられるな。」と返す。 北斗は調査に乗り出すよう進言。 ホログラフィー説を覆すほどには至っていないが、吉村はヤプールが空間移動装置を使っていたら、自分達が見ていたのは四次元世界だったのか、と言う。 そんな中、地下鉄。 地下鉄が超獣に襲われ、乗っていた乗客は逃げ出そうとするも、蟻酸で溶かされてしまう。 この襲われた人の骨が写るシーンが[[トラウマ]]になった視聴者も多い。((『[[ウルトラマン列伝]]』でA5話が放送された際はカットされた。)) この事態を受けてTACは出撃、蟻酸が関係していることが明らかに。 このままでは東京中が蟻の巣となってしまう。 TACはダックビルを使って地底へ向かうことを決意、竜と今野と美川が出撃することに。 地上での指揮は山中が取り、地底での作戦は、地底でロケット弾を打ち込んで超獣が苦しみ、地上へ姿を現したところを一気に叩くというものである。 地底へ向かったダックビル。 超獣と出くわし、ロケット弾で攻撃するも耐えられてしまい、酸素タンクとオイルタンクがやられてしまう。 2つのタンクに限らず、発射口も破壊されてしまい、3人は脱出を余儀なくされる。 竜は地上へ機関部が損傷したことを連絡、山中に心配され、心配はいらないというも、酸素もなく、このままでは3人の命が危ない。 北斗は竜に地上へ戻れるんですかと言うと、竜は「君の言った通りだった。超獣の後ろには異次元人の野望が秘められている。どんなことをしても叩き潰すんだ。」と返す。 #center(){&b(){地底80m。この暗黒の中で3人が待つものは、死だけであった。}} ダックビルを早く助けたいと思う北斗は夕子に協力を要請する。 夕子にウルトラマンエースは地底へ潜る技術を知らない、どうやって潜るの、と訊かれた北斗は、地底へのルートは蟻地獄だ、と返す。夕子が蟻地獄に落ちたら自分もそこへ飛び込むと。 一度は飲み込まれそうになっただけでなく、同時に女性が犠牲となった姿を見ていたために悩む夕子だが囮を引き受けることを決意。 そして目論見通りに蟻地獄が発生。夕子は吸い込まれてしまうものの、同時に北斗もそこへ突入し、[[エース>ウルトラマンエース]]に変身する。 エースはアリブンタと激突、[[メタリウム光線]]を放って攻撃するも逃げられてしまい、そこへ何者かの声が響く。 #center(){&bold(){&color(whitesmoke,orange){仕掛けた罠にまんまと嵌ったな、ウルトラマンエース!}} &bold(){&color(whitesmoke,red){あの超獣を操ってるのは、貴様だな!}} &bold(){&color(whitesmoke,orange){そうだ。アリブンタはO型の血液が好物でな、おかげで逞しい超獣に成長してくれた。東京は餌が多い。絶好の飼育場だ!}}} アリブンタを操っていた一連の事件の黒幕であるギロン人が出現、エースは向かっていくも、罠で動けなくなってしまう。 また、この隙にアリブンタは地上へ出現し、TACと交戦している。 #center(){&bold(){&color(whitesmoke,orange){東京を壊滅させ、我々は地底に要塞を築く。人間どもには手出しできまい。&br()脱出は不可能だ、ウルトラマンエース!そこで死ね!}} &bold(){&color(whitesmoke,red){無駄だ…このままでは…TACも東京も全滅してしまう…何とかしなければ…!}} &font(b,i){最悪のピンチ!S.O.S!危機を知らせるウルトラの文字は、遥か宇宙空間を貫き、遠くウルトラの兄弟に向かって飛んでいく!}} 窮地に陥ったエースは[[ウルトラサイン>ウルトラサイン(ウルトラシリーズ)]]で救援を求める。 放たれたサインを受けて[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]の長男、[[ゾフィー]]が&s(){[[セブン>ウルトラセブン]]の没主題歌((現在では「ウルトラセブンのうたPART2」のタイトルでCDに収録されている。『セブン』本編でもゴドラ星人戦等で使用されている。))をバックに}駆けつけ、ギロン人の罠を破壊、装備していたウルトラコンバーターでエースのエネルギーを回復させて先に地上へ向かわせた。 #center(){&font(b,red){ダックビル号は私が助ける。お前はこれを使って、早く地上へ行け!}} その後は地上へ戻れたエースと再び激突。 地上での戦いは互角だった中、ギロン人が入ったことで1VS2の数の暴力で袋叩きにして優勢に立ったものの、ダックビルを救出したゾフィーが駆けつけたことによりエースは体勢を立て直し、2VS2の大乱戦となる。((シリーズで初めて2VS2の戦いとなった。)) &s(){古舘伊知郎「さあ今度は…ギロン人と…ギロン人とエースかゾフィーが、何が何だか分からなくなりました!」} その後も大乱戦は続いたが、最後はギロン人と正面衝突させられて2体纏めて絶命した。 &s(){古舘伊知郎「ヘッドロックで同士討ち!」} #center(){&bold(){&color(whitesmoke,red){ありがとう。ゾフィー兄さん。}} &font(b,red){さようなら。ウルトラマンエース。}} エースはゾフィーにウルトラコンバーターを返却。 ギロン人の計画を見事阻止し、2人の戦士は去っていった。 ゾフィーに救出されたダックビルの竜たちも、蟻地獄に巻き込まれる危険な戦いを経た北斗と南も無事であり、事件は解決したのであった。 *『ウルトラファイトビクトリー』での活躍 『A』の映像を再利用した『[[新世紀ウルトラマン伝説]]』や[[ベリュドラ]]の構成パーツなどを除けば『A』本編以来&bold(){43年ぶりの登場}を果たす。 『[[劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!]]』を経てUPGの一員となり休暇を取っていたショウとサクヤを蟻地獄で襲って現れる。 ショウは[[ビクトリー>ウルトラマンビクトリー]]に変身、ウルトランスで猛攻を仕掛けるも、決まり手にはならず、サクヤに向けて放たれた火炎放射を庇って喰らい、[[カラータイマー]]が赤になって窮地に陥る。 だが窮地に陥ったビクトリーの前に[[ウルトラマンヒカリ>ハンターナイト ツルギ/ウルトラマンヒカリ]]が駆けつけアリブンタを攻撃。 ビクトリーはヒカリから力を託されてナイトティンバーを召喚、ビクトリーナイトへ変身。 これで形勢は一気に逆転し、最後はナイトビクトリウムフラッシュで撃破したのであった。 なお、戦闘中のウルトランスのデータは巨大ヤプールが収集していて[[エースキラー]]を超えた存在、ビクトリーキラーを誕生させる。 *『[[ウルトラマンオーブ]]』での活躍 第6話「入らずの森」に登場。 &bold(){現代の[[ダーク・ゾーン>ペガッサ星人]]}と称される入らずの森で[[ナックル星人ナグス>ナックル星人]]と黒服の男に襲われる[[SSP>SSP(ウルトラマンオーブ)]]とシブカワの前に[[クレナイ ガイ]]が駆けつけて圧倒したところで[[ジャグラス ジャグラー]]が召喚。 ジェッタが「怪獣だ!」と言ったところでジャグラーが&bold(){&color(brown){「怪獣じゃない。超獣アリブンタだ。」}}と言い返すお約束はここから。 &s(){すたこら退散するナグスたちを尻目に}ガイは[[オーブ スペシウムゼペリオン>スペシウムゼペリオン(ウルトラマンオーブ)]]に変身。 激しい格闘戦を繰り広げるも、蟻酸や[[火炎放射]]に苦戦を強いられたために今度は[[バーンマイト>バーンマイト(ウルトラマンオーブ)]]に変身、 #center(){&font(b,#ffdc00,#ff0000){これが爆風消火ってやつさ!}} と言ってストビュームカウンターで炎を消し飛ばしつつ攻撃し一気に優勢に立つ。 最後は[[ハリケーンスラッシュ>ハリケーンスラッシュ(ウルトラマンオーブ)]]に変身、オーブスラッガーランス((オーブが召喚した際には動きを真似するかのような仕草を見せた。)) の攻撃に圧倒されて地中へ逃げ出そうとするも、阻止された上に #center(){&bold(){&color(deepskyblue,blue){おい!この下には、大事な古墳が埋まってるんだ!壊すんじゃねぇ!}}} とガイの怒りを買って空中に投げ出されてしまい、最後はトライデントスラッシュで撃破されたのだった。 何気にオーブの初期3形態を相手取った初の怪獣…ではなく超獣。 この後ジャグラーは[[メフィラス星人 ドン・ノストラ>メフィラス星人]]に貴重な超獣カードを使わせたことを謝罪される。 だがジャグラーが去った後にノストラは最後に笑うのは[[切り札>ウルトラマンベリアル]]を持つものだ、と不敵に笑い、この切り札の存在が後に敵味方問わず[[様々な>マガオロチ]][[大混乱>サンダーブレスター(ウルトラマンオーブ)]]を招くことになるのだった…… 玩具としてのフュージョンカードは[[プレミアムバンダイ]]限定((『ウルトラマン フュージョンファイト!』のプレイアブルキャラ化は残念ながら果たせていない。))。 *『[[ウルトラマンR/B]]』での活躍 第8話「世界中がオレを待っている」に登場。 友人と楽しい時を過ごすアサヒ。 そんな中、突如として市街地の地下から出現。 怪獣を前に騒ぐイサミを前に、ダーリン経由でこの状況を監視していた[[愛染>愛染マコト/チェレーザ]]は&font(b,#cccccc,#ff3399){「怪獣じゃな〜い。アリブンタは超獣だ。」}と発言している。 カツミは[[ロッソ>ウルトラマンロッソ]]ウインドに、イサミは[[ブル>ウルトラマンブル]]フレイムに変身。 ルーブスラッガーロッソ・ブルも交えた2VS1の戦いでも&s(){ブルが戦闘そっちのけでアサヒ達に手を振ったりピースを取っていたために}ロッソは苦戦を強いられる。 #center(){&font(b,#cccccc,#ff3399){な~にがウルトラマンさんカッコいいだ!4カメ、もっとアップにしろ~!}} これまでの作品でも見せてきたタフネスでウルトラマンには不慣れな兄弟を苦しめたものの、最後は&font(b,#d5b8f1,#8000ff){ロッソサイクロン}と&bold(){&color(gold,red){パイロアタック}}を組み合わせた&bold(){&color(gold,red){ファイヤー}&color(#d5b8f1,#8000ff){トルネード}}で撃破されたのであった。 #center(){&font(b,#cccccc,#ff3399){なんだよこいつら~!戦いが終わったらいつまでもその辺にいるな~!減点10!それでもお前らウルトラマンか!}} この様子に苛立った愛染は拉致した人間たちからパワーを無理矢理抽出、錆び付いていた[[「剣」のクリスタル>オーブオリジン(ウルトラマンオーブ)]]から錆を取り除いて使用可能の状態にし、[[自身の憧れ>ウルトラマンオーブ(登場キャラクター)]]を模した[[漆黒の巨人>ウルトラマンオーブダーク]]となり湊兄弟の前に立ち塞がるのであった……。 なお、ルーブクリスタルはDXルーブジャイロに音声がないどころか、発売すらされなかった。 *『[[ウルトラマンタイガ]]』での活躍 第20話「砂のお城」に登場。 [[ヴィラン・ギルド]]の一員で瀬戸宗林を名乗っていた[[ゼットン星人ゾリン>ゼットン星人]]が雇った[[バド星人 エル・レイ>宇宙帝王 バド星人]]が引き連れていて呼び出す個体。 地中からエネクロン社の関連施設を蟻酸で次々に破壊していた。 ホマレとミスティ((ヴィラン・ギルドに潜入していた外事X課の潜入捜査官。ヘイズ星人という宇宙人にして、佐倉警部の部下。))がエル・レイ及びその部下と戦う中で駆けつけた[[ヒロユキ>工藤ヒロユキ]]は[[タイタス>ウルトラマンタイタス]]に変身、タイタスプラネットハンマーで攻撃するも、蟻酸で目をやられてしまい地中からの攻撃や[[火炎放射]]に苦戦を強いられる。 #center(){&bold(){&color(goldenrod,gainsboro){感じろ…。感じるんだ。私のウルトラマッスル!}}} だが地中を移動する際には音を出すことに気づいて反撃、[[タイガ>ウルトラマンタイガ(登場キャラクター)]]にバトンタッチする。 タイガは前回の戦いで得た[[ゴロサンダー]]リングで攻撃し、更に[[トライストリウム>トライストリウム(ウルトラマンタイガ)]]に変身してタイガトライブレードの斬撃で背中の角を破壊して一気に優勢に立ち、最後はトライストリウムバーストで撃破した。 また、エル・レイが逮捕された後にゾリンも逮捕されている。 *『[[ウルトラマンデッカー>ウルトラマンデッカー(作品)]]』での活躍 第18話「異次元からのいざない」に登場。 デッカーへの復讐に燃える[[バズド星人アガムス>アサカゲ ユウイチロウ]]と手を組んだヤプールが送り出す。 [[火炎放射]]と蟻酸攻撃でGUTSグリフォンを翻弄し、[[新生GUTS-SELECT>GUTS-SELECT(ウルトラマンデッカー)]]の地上攻撃チームにも牙を剥けるが、リュウモンとイチカを救うためカナタはデッカーに変身。アリブンタを迎え撃つ。 しかし、怪獣を超える超獣だけのことはあり、両の爪でデッカーを切り刻み、デッカー光弾も火炎放射でかき消して蟻地獄へと引きずり込んでいく。 ストロングタイプで蟻地獄から抜け出したデッカーだが、蟻酸攻撃が直撃。さらに[[テラフェイザー(フェーズ2)>テラフェイザー]]が乱入し、1対2の戦いに持ち込まれてしまう。 アリブンタに羽交い締めにされ、&font(l){八つ当たり気味な}クローアームを何度も受けるが、ミラクルタイプにチェンジしデッカーテレポートで窮地を脱する。 そして、デッカーマジックで二人に分身。スピーディーな攻撃と斬撃でアリブンタ&テラフェイザーに反撃し、『A』を思わせるヘッドロックからの正面衝突で大ダメージを受けたが原作と違い戦闘続行。 しかし結局はダイナミックタイプに圧倒されてデッカーフラッシュダイナミックを喰らい撃破された…が? *余談 ・名前の由来は、1954年のアメリカ映画「黒い絨毯」に登場する架空の集団人食いアリ「マラブンタ」。 ・TACの地底戦車ダックビルであるが、本来の意味は「カモノハシ」のこと。タックファルコンやタックパンサー、「TACのうた」の歌詞にだけ登場するドルフィン2号等と同様に動物の名前を冠した兵器である。&br()他のメンツがだいたい合ってる中で&bold(){なんで地底戦車がカモノハシなのか}気になるが、一応穴を掘って巣を作る生態を持つ。 ・『A』第5話でダックビルがアリブンタに襲われた時、夕子は「ウルトラマンエースは地底に潜る手段がない」旨の発言をしているが、後に第28話の[[ルナチクス]]戦では「エースドリル」という[[高速回転して地面に潜る技>回ればなんとかなる(ウルトラシリーズ)]]を披露している。アリブンタ戦を教訓に密かに特訓したのだろうか? ・ウルトラコンバーターの登場は、長らくギロン人に囚われたエースを救う1回だけだったが、現在ではゾフィーを象徴するアイテムとなっており、『[[ウルトラマンサーガ]]』の前日談にあたる『[[ウルトラマンサーガ ゼロ&ウルトラ兄弟 飛び出す!ハイパーバトル!!]]』でもゾフィーが使用して怪獣兵器[[バードン]]に苦戦する[[ウルトラマンゼロ]]のエネルギーを回復させていて、『A』第5話が放送された『[[ウルトラマン列伝]]』第43話でもゼロがEDでこの件に触れている。&br()フィギュアではULTRA-ACTのゾフィーに付属した他、食玩のHDM創絶ではエースが装着したものがある。 ・上述のように『ウルトラファイトビクトリー』で着ぐるみが新造されて以降の出番が多いが、これは『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』の時期に作られた&bold(){[[ベロクロン]]・[[バキシム]]・[[ドラゴリー]]・[[ルナチクス]]の着ぐるみが撮影用には使えなくなった}ことが起因している。&br()バキシムとドラゴリーはイベント用に回され、ベロクロンに至っては『[[ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA]]』以降、長らく消息不明だったが、展示用でようやく生存が確認されている。ルナチクスは[[モットクレロン]]に改造されて『オーブ』に登場予定だったが途中で企画が中止となったためそのまま廃棄となった。&br()このように撮影に使える超獣の着ぐるみが減少傾向の中、『[[ウルトラマンZ]]』では[[バラバ]]の着ぐるみが新造されて再登場を果たし、『[[ウルトラマンレグロス>ウルトラマンレグロス(作品)]]』にも登場した。&br()&s(){ちなみに親玉の巨大ヤプールも着ぐるみがショー等で使用されていたために『[[ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース]]』ではメビウスキラーに憑依しての登場というややこしい経緯持ちだったりする。} #center(){&font(b,i){最悪のピンチ!S.O.S!危機を知らせるWiki篭りの叫びは、遥かサーバーを貫き、遠くWiki篭りの同士へ向かって飛んでいく!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - どうにも活躍より菅原文太みたいな名前ばかりが印象に残る。由来はなんなんだろう……? -- 名無しさん (2022-10-21 16:42:07) - ↑肉食蟻のパニック映画『黒い絨毯』に出てくる蟻の名前「マラブンタ」 から、らしいよ。 -- 名無しさん (2022-10-21 17:22:23) - ファイトビクトリーのアリブンタがデータ採取の役割をしていたみたいだけどアリブンタの体内にガディバ寄生させていただろヤプール・・・ -- 名無しさん (2022-10-21 19:43:31) - ウルトラマンの映画で古舘が実況してたの覚えてるわ 確か、あとレッドキングとギガスとドラコの時もやってたよね -- 名無しさん (2022-10-21 20:46:40) - きっと今回地中に潜れなくて苦労したから、新しくエースドリルを生み出したんだよ。 -- 名無しさん (2022-10-21 21:09:47) - ノーバやガンQといった初登場時の立ち位置は割とガチで怖かったはずの奴らが(別個体・事故で一時的に本来無関係の人間が変身させられていたなどの事情もあるとはいえ)妙に愛嬌ある仕草で振る舞うコミカルなシーンが描かれたりするウルトラ怪獣の懐の広さよ…… -- 名無しさん (2022-10-21 21:38:27) - まぁ初期ヤプール産超獣にしてはギロン人配下のせいか生物味があるしな。やらかした事はガチのトラウマもんだけど。 -- 名無しさん (2022-10-21 21:59:06) - メビウスの時期に作られた超獣たちの着ぐるみはもう新造や改造で用意できないのか? -- 名無しさん (2022-10-21 22:49:25) - ↑特撮のスーツって基本ナマモノだからねぇ……改造しようにも元が劣化してちゃしょうがないし、今の円谷の体力だと新造も厳しいし、。それと昔はともかく今ヤプール抜きで超獣出したらネットで散々突っこまれるリスクもあるから迂闊に出せない、みたいな演出上の理由もありそう -- 名無しさん (2022-10-21 23:05:41) - 超エリートである防衛チームの隊員が電話一本の通報で出動するのどうなの?と考えたことはあるが、TACみたいにもったいつけられるとさっさと行けと思うので、すぐに出るのが正解なんだな… -- 名無しさん (2022-10-22 01:08:57) - マイナー気味だったけど、ニュージェネのおかげでベロクロン・バキシムに並ぶ超獣代表格になれた感じ。Zでついにバラバへ選手交代しちゃったが…。 -- 名無しさん (2022-10-22 08:51:00) - 小さい頃にUSAと併映されたA第5話で、スクリーンに大映しにされた白骨で大泣きした記憶 -- 名無しさん (2022-10-22 12:14:43) - 着ぐるみの都合もあって最近だと超獣の代表みたいな扱いになってるね -- 名無しさん (2022-10-22 18:38:35) - 「異次元人が何故若い娘を狙うのか?」なんて人間には答えようがないけど、「地球人がホログラフィを使って蟻地獄を見せてまで若い娘をさらう理由」の説明をして欲しいわw ヤプールを隠れ蓑に「怪奇大作戦」的な犯罪が頻発してるんだろうか? -- 名無しさん (2022-10-24 15:12:25) - エース本編での初登場回、youtubeの配信で観たわ。隊長が「こうなったのは私の責任だ」と珍しく尤もな責任発言をしているのに感心した。 -- 名無しさん (2022-10-25 10:51:58) - デッカーにてまたもや登場。そしてパゴス同様地下に潜らせる気満々。バラバが出てきたとはいえまだまだ出番多いな〜、でもスーツ大丈夫かな? -- 名無しさん (2022-11-13 14:48:37) - 漫画家に蜂文太という名前の人がいるけどアリブンタが由来かは不明。一応蟻文太と誤植されていたこともあるらしいけど -- 名無しさん (2022-11-13 15:08:20) - 『A』本編での初登場回、本格的に街に出現して暴れ出したシーンで色んな意味で珍しく竜隊長が「こうなった責任の一端は私にある」と言って、一念発起してたな。 -- 名無しさん (2022-11-29 11:11:59) - デッカーの個体の圧倒的強さ…!これからもヤプールのしつこさと超獣の手強さは受け継いでいってほしい -- 名無しさん (2022-11-29 11:50:14) - Wikipediaから丸写しの箇所を削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-21 17:28:51) - 着ぐるみの都合で出番が増えるてスラン星人と似てるなw -- 名無しさん (2023-07-31 20:57:48) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/10/21 Fri 16:05:49 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&color(yellow,gray){大蟻超獣 アリブンタ}}は『[[ウルトラマンA>ウルトラマンA(作品)]]』で初登場した[[超獣>超獣(ウルトラ怪獣)]]。 シリーズでの活躍のほか、初登場した際に共演した&bold(){&color(whitesmoke,orange){地底エージェント ギロン人}}についても紹介する。 *&color(yellow,gray){大蟻超獣 アリブンタ} [[身長]]:57m 体重:6万2000t 出身地:[[東京>東京都]]の地底 肉食のアリと宇宙怪獣を合成して作られた超獣。 口から放つ地下鉄もあっさり溶かす威力を誇る霧状の蟻酸と、両手の[[鋏>はさみ]]のような爪から放つ[[火炎放射]]が武器。 また鋏は新幹線を真っ二つにする威力があり、最大瞬間風速30メートルの突風を起こすことが可能な翼を備えている。 O型の女性の血が好物で、東京にいたO型の女性を&bold(){「四次元蟻地獄」}と呼ばれる落とし穴のような空間を通じて巣に落とし餌としていた。&s(){餌の嗜好として血液型はまだしも、それが何故女性限定なのかは不明。} タフネスも中々のもので、ダックビルのロケット弾に全く怯まず反撃を仕掛けたり、&bold(){[[エース>ウルトラマンエース]]の[[メタリウム光線]]を喰らっても耐え抜いた}ほど。 *&color(whitesmoke,orange){地底エージェント ギロン人} 身長:3~46m 体重:600kg~2万6000t 出身地:地底 声:沢りつお アリブンタを操る地底人で、東京を壊滅させ、その地下に要塞を作ろうと企んでいた。 手の先からギロン光線を放って攻撃するほか、杭のようなものを放ち仕掛けた罠をより強力にする。 [[ヤプール>異次元人 ヤプール]]の手下とされているが、劇中では明言されていない。 *『ウルトラマンA』での活躍 第5話「大蟻超獣対ウルトラ兄弟」で登場。 よみうりランドでコーヒーカップを楽しむも、突如として蟻地獄に吸い込まれてしまった女性。 [[TAC>超獣攻撃隊 TAC]]が捜査に乗り出すものの、コーヒーカップには何の仕掛けもなく異常は見られない。 人々が蟻地獄だった、引き摺り込まれた、と言うものの、「居合わせた者全員が同じ夢を見るのはおかしい」と主張する吉村を除くTACの面々は信じない。 &s(){逆本当なんです!信じてください!状態。} だが次はカップルが車で別れたところで車から降りた女性が蟻地獄に吸い込まれてしまい、次の日にTACが捜査をしていたものの、女性は見つからないままだった。 なお、山中は遊園地と同じ気がする、と言ったが竜はこれ以上掘っても無駄、と言っている。 TAC基地では[[北斗>北斗星司]]が[[ヤプール>異次元人 ヤプール]]の仕業に違いない、と言い、夕子も北斗に同調する。 だが竜からは合同捜索会議の結果では若い娘の失踪事件として警察が対応することになった上に、ホログラフィーで東京を砂漠に見せることが可能で、遊園地で蟻地獄を作ったとしても不思議ではない、とも返されてしまう。 また、誘拐された女性は2人とも[[血液型]]がO型だった。 なおも食い下がる北斗だが、竜から「もしも異次元人の仕業で、何故若い娘を拐う必要がある?その目的はなんだ?」と質問されると、言葉に詰まってしまう。 ホログラフィー説を覆す確証がなければTACが動く必要はない、と返され渋々納得するのであった。 休暇を謳歌する北斗と夕子。 買い物を楽しむ夕子に振り回されていた最中、突如夕子が蟻地獄に吸い込まれてしまい、北斗の活躍で難を逃れたものの、別の女性が吸い込まれてしまう。 北斗たちは地下鉄へ向かうも、何の異常も見られなかった。 また、地下鉄へ向かう中で北斗は夕子に血液型を質問するとO型と答えている。 再びTAC基地。 北斗は地下鉄で目撃した大きな蟻を竜に見せ、不審に思う竜に梶はO型の餌にしている、と語る。 また、今野が蟻の好物は砂糖で何故若い娘を好きになる、と質問すると梶は「蟻の中でも下等な[[ハリアリ>オオハリアリ]]は昆虫を襲って食べる純肉食性だ。人間を襲うことも十分に考えられるな。」と返す。 北斗は調査に乗り出すよう進言。 ホログラフィー説を覆すほどには至っていないが、吉村はヤプールが空間移動装置を使っていたら、自分達が見ていたのは四次元世界だったのか、と言う。 そんな中、地下鉄。 地下鉄が超獣に襲われ、乗っていた乗客は逃げ出そうとするも、蟻酸で溶かされてしまう。 この襲われた人の骨が写るシーンが[[トラウマ]]になった視聴者も多い。((『[[ウルトラマン列伝]]』でA5話が放送された際はカットされた。)) この事態を受けてTACは出撃、蟻酸が関係していることが明らかに。 このままでは東京中が蟻の巣となってしまう。 TACはダックビルを使って地底へ向かうことを決意、竜と今野と美川が出撃することに。 地上での指揮は山中が取り、地底での作戦は、地底でロケット弾を打ち込んで超獣が苦しみ、地上へ姿を現したところを一気に叩くというものである。 地底へ向かったダックビル。 超獣と出くわし、ロケット弾で攻撃するも耐えられてしまい、酸素タンクとオイルタンクがやられてしまう。 2つのタンクに限らず、発射口も破壊されてしまい、3人は脱出を余儀なくされる。 竜は地上へ機関部が損傷したことを連絡、山中に心配され、心配はいらないというも、酸素もなく、このままでは3人の命が危ない。 北斗は竜に地上へ戻れるんですかと言うと、竜は「君の言った通りだった。超獣の後ろには異次元人の野望が秘められている。どんなことをしても叩き潰すんだ。」と返す。 #center(){&b(){地底80m。この暗黒の中で3人が待つものは、死だけであった。}} ダックビルを早く助けたいと思う北斗は夕子に協力を要請する。 夕子にウルトラマンエースは地底へ潜る技術を知らない、どうやって潜るの、と訊かれた北斗は、地底へのルートは蟻地獄だ、と返す。夕子が蟻地獄に落ちたら自分もそこへ飛び込むと。 一度は飲み込まれそうになっただけでなく、同時に女性が犠牲となった姿を見ていたために悩む夕子だが囮を引き受けることを決意。 そして目論見通りに蟻地獄が発生。夕子は吸い込まれてしまうものの、同時に北斗もそこへ突入し、[[エース>ウルトラマンエース]]に変身する。 エースはアリブンタと激突、[[メタリウム光線]]を放って攻撃するも逃げられてしまい、そこへ何者かの声が響く。 #center(){&bold(){&color(whitesmoke,orange){仕掛けた罠にまんまと嵌ったな、ウルトラマンエース!}} &bold(){&color(whitesmoke,red){あの超獣を操ってるのは、貴様だな!}} &bold(){&color(whitesmoke,orange){そうだ。アリブンタはO型の血液が好物でな、おかげで逞しい超獣に成長してくれた。東京は餌が多い。絶好の飼育場だ!}}} アリブンタを操っていた一連の事件の黒幕であるギロン人が出現、エースは向かっていくも、罠で動けなくなってしまう。 また、この隙にアリブンタは地上へ出現し、TACと交戦している。 #center(){&bold(){&color(whitesmoke,orange){東京を壊滅させ、我々は地底に要塞を築く。人間どもには手出しできまい。&br()脱出は不可能だ、ウルトラマンエース!そこで死ね!}} &bold(){&color(whitesmoke,red){無駄だ…このままでは…TACも東京も全滅してしまう…何とかしなければ…!}} &font(b,i){最悪のピンチ!S.O.S!危機を知らせるウルトラの文字は、遥か宇宙空間を貫き、遠くウルトラの兄弟に向かって飛んでいく!}} 窮地に陥ったエースは[[ウルトラサイン>ウルトラサイン(ウルトラシリーズ)]]で救援を求める。 放たれたサインを受けて[[ウルトラ兄弟>ウルトラ兄弟(ウルトラシリーズ)]]の長男、[[ゾフィー]]が&s(){[[セブン>ウルトラセブン]]の没主題歌((現在では「ウルトラセブンのうたPART2」のタイトルでCDに収録されている。『セブン』本編でもゴドラ星人戦等で使用されている。))をバックに}駆けつけ、ギロン人の罠を破壊、装備していたウルトラコンバーターでエースのエネルギーを回復させて先に地上へ向かわせた。 #center(){&font(b,red){ダックビル号は私が助ける。お前はこれを使って、早く地上へ行け!}} その後は地上へ戻れたエースと再び激突。 地上での戦いは互角だった中、ギロン人が入ったことで1VS2の数の暴力で袋叩きにして優勢に立ったものの、ダックビルを救出したゾフィーが駆けつけたことによりエースは体勢を立て直し、2VS2の大乱戦となる。((シリーズで初めて2VS2の戦いとなった。)) &s(){古舘伊知郎「さあ今度は…ギロン人と…ギロン人とエースかゾフィーが、何が何だか分からなくなりました!」} その後も大乱戦は続いたが、最後はギロン人と正面衝突させられて2体纏めて絶命した。 &s(){古舘伊知郎「ヘッドロックで同士討ち!」} #center(){&bold(){&color(whitesmoke,red){ありがとう。ゾフィー兄さん。}} &font(b,red){さようなら。ウルトラマンエース。}} エースはゾフィーにウルトラコンバーターを返却。 ギロン人の計画を見事阻止し、2人の戦士は去っていった。 ゾフィーに救出されたダックビルの竜たちも、蟻地獄に巻き込まれる危険な戦いを経た北斗と南も無事であり、事件は解決したのであった。 *『ウルトラファイトビクトリー』での活躍 『A』の映像を再利用した『[[新世紀ウルトラマン伝説]]』や[[ベリュドラ]]の構成パーツなどを除けば『A』本編以来&bold(){43年ぶりの登場}を果たす。 『[[劇場版 ウルトラマンギンガS 決戦!ウルトラ10勇士!!]]』を経てUPGの一員となり休暇を取っていたショウとサクヤを蟻地獄で襲って現れる。 ショウは[[ビクトリー>ウルトラマンビクトリー]]に変身、ウルトランスで猛攻を仕掛けるも、決まり手にはならず、サクヤに向けて放たれた火炎放射を庇って喰らい、[[カラータイマー]]が赤になって窮地に陥る。 だが窮地に陥ったビクトリーの前に[[ウルトラマンヒカリ>ハンターナイト ツルギ/ウルトラマンヒカリ]]が駆けつけアリブンタを攻撃。 ビクトリーはヒカリから力を託されてナイトティンバーを召喚、ビクトリーナイトへ変身。 これで形勢は一気に逆転し、最後はナイトビクトリウムフラッシュで撃破したのであった。 なお、戦闘中のウルトランスのデータは巨大ヤプールが収集していて[[エースキラー]]を超えた存在、ビクトリーキラーを誕生させる。 *『[[ウルトラマンオーブ]]』での活躍 第6話「入らずの森」に登場。 &bold(){現代の[[ダーク・ゾーン>ペガッサ星人]]}と称される入らずの森で[[ナックル星人ナグス>ナックル星人]]と黒服の男に襲われる[[SSP>SSP(ウルトラマンオーブ)]]とシブカワの前に[[クレナイ ガイ]]が駆けつけて圧倒したところで[[ジャグラス ジャグラー]]が召喚。 ジェッタが「怪獣だ!」と言ったところでジャグラーが&bold(){&color(brown){「怪獣じゃない。超獣アリブンタだ。」}}と言い返すお約束はここから。 &s(){すたこら退散するナグスたちを尻目に}ガイは[[オーブ スペシウムゼペリオン>スペシウムゼペリオン(ウルトラマンオーブ)]]に変身。 激しい格闘戦を繰り広げるも、蟻酸や[[火炎放射]]に苦戦を強いられたために今度は[[バーンマイト>バーンマイト(ウルトラマンオーブ)]]に変身、 #center(){&font(b,#ffdc00,#ff0000){これが爆風消火ってやつさ!}} と言ってストビュームカウンターで炎を消し飛ばしつつ攻撃し一気に優勢に立つ。 最後は[[ハリケーンスラッシュ>ハリケーンスラッシュ(ウルトラマンオーブ)]]に変身、オーブスラッガーランス((オーブが召喚した際には動きを真似するかのような仕草を見せた。)) の攻撃に圧倒されて地中へ逃げ出そうとするも、阻止された上に #center(){&bold(){&color(deepskyblue,blue){おい!この下には、大事な古墳が埋まってるんだ!壊すんじゃねぇ!}}} とガイの怒りを買って空中に投げ出されてしまい、最後はトライデントスラッシュで撃破されたのだった。 何気にオーブの初期3形態を相手取った初の怪獣…ではなく超獣。 この後ジャグラーは[[メフィラス星人 ドン・ノストラ>メフィラス星人]]に貴重な超獣カードを使わせたことを謝罪される。 だがジャグラーが去った後にノストラは最後に笑うのは[[切り札>ウルトラマンベリアル]]を持つものだ、と不敵に笑い、この切り札の存在が後に敵味方問わず[[様々な>マガオロチ]][[大混乱>サンダーブレスター(ウルトラマンオーブ)]]を招くことになるのだった…… 玩具としてのフュージョンカードは[[プレミアムバンダイ]]限定((『ウルトラマン フュージョンファイト!』のプレイアブルキャラ化は残念ながら果たせていない。))。 *『[[ウルトラマンR/B]]』での活躍 第8話「世界中がオレを待っている」に登場。 友人と楽しい時を過ごすアサヒ。 そんな中、突如として市街地の地下から出現。 怪獣を前に騒ぐイサミを前に、ダーリン経由でこの状況を監視していた[[愛染>愛染マコト/チェレーザ]]は&font(b,#cccccc,#ff3399){「怪獣じゃな〜い。アリブンタは超獣だ。」}と発言している。 カツミは[[ロッソ>ウルトラマンロッソ]]ウインドに、イサミは[[ブル>ウルトラマンブル]]フレイムに変身。 ルーブスラッガーロッソ・ブルも交えた2VS1の戦いでも&s(){ブルが戦闘そっちのけでアサヒ達に手を振ったりピースを取っていたために}ロッソは苦戦を強いられる。 #center(){&font(b,#cccccc,#ff3399){な~にがウルトラマンさんカッコいいだ!4カメ、もっとアップにしろ~!}} これまでの作品でも見せてきたタフネスでウルトラマンには不慣れな兄弟を苦しめたものの、最後は&font(b,#d5b8f1,#8000ff){ロッソサイクロン}と&bold(){&color(gold,red){パイロアタック}}を組み合わせた&bold(){&color(gold,red){ファイヤー}&color(#d5b8f1,#8000ff){トルネード}}で撃破されたのであった。 #center(){&font(b,#cccccc,#ff3399){なんだよこいつら~!戦いが終わったらいつまでもその辺にいるな~!減点10!それでもお前らウルトラマンか!}} この様子に苛立った愛染は拉致した人間たちからパワーを無理矢理抽出、錆び付いていた[[「剣」のクリスタル>オーブオリジン(ウルトラマンオーブ)]]から錆を取り除いて使用可能の状態にし、[[自身の憧れ>ウルトラマンオーブ(登場キャラクター)]]を模した[[漆黒の巨人>ウルトラマンオーブダーク]]となり湊兄弟の前に立ち塞がるのであった……。 なお、ルーブクリスタルはDXルーブジャイロに音声がないどころか、発売すらされなかった。 *『[[ウルトラマンタイガ]]』での活躍 第20話「砂のお城」に登場。 [[ヴィラン・ギルド]]の一員で瀬戸宗林を名乗っていた[[ゼットン星人ゾリン>ゼットン星人]]が雇った[[バド星人 エル・レイ>宇宙帝王 バド星人]]が引き連れていて呼び出す個体。 地中からエネクロン社の関連施設を蟻酸で次々に破壊していた。 ホマレとミスティ((ヴィラン・ギルドに潜入していた外事X課の潜入捜査官。ヘイズ星人という宇宙人にして、佐倉警部の部下。))がエル・レイ及びその部下と戦う中で駆けつけた[[ヒロユキ>工藤ヒロユキ]]は[[タイタス>ウルトラマンタイタス]]に変身、タイタスプラネットハンマーで攻撃するも、蟻酸で目をやられてしまい地中からの攻撃や[[火炎放射]]に苦戦を強いられる。 #center(){&bold(){&color(goldenrod,gainsboro){感じろ…。感じるんだ。私のウルトラマッスル!}}} だが地中を移動する際には音を出すことに気づいて反撃、[[タイガ>ウルトラマンタイガ(登場キャラクター)]]にバトンタッチする。 タイガは前回の戦いで得た[[ゴロサンダー]]リングで攻撃し、更に[[トライストリウム>トライストリウム(ウルトラマンタイガ)]]に変身してタイガトライブレードの斬撃で背中の角を破壊して一気に優勢に立ち、最後はトライストリウムバーストで撃破した。 また、エル・レイが逮捕された後にゾリンも逮捕されている。 *『[[ウルトラマンデッカー>ウルトラマンデッカー(作品)]]』での活躍 第18話「異次元からのいざない」に登場。 デッカーへの復讐に燃える[[バズド星人アガムス>アサカゲ ユウイチロウ]]と手を組んだヤプールが送り出す。 [[火炎放射]]と蟻酸攻撃でGUTSグリフォンを翻弄し、[[新生GUTS-SELECT>GUTS-SELECT(ウルトラマンデッカー)]]の地上攻撃チームにも牙を剥けるが、リュウモンとイチカを救うためカナタはデッカーに変身。アリブンタを迎え撃つ。 しかし、怪獣を超える超獣だけのことはあり、両の爪でデッカーを切り刻み、デッカー光弾も火炎放射でかき消して蟻地獄へと引きずり込んでいく。 ストロングタイプで蟻地獄から抜け出したデッカーだが、蟻酸攻撃が直撃。さらに[[テラフェイザー(フェーズ2)>テラフェイザー]]が乱入し、1対2の戦いに持ち込まれてしまう。 アリブンタに羽交い締めにされ、&font(l){八つ当たり気味な}クローアームを何度も受けるが、ミラクルタイプにチェンジしデッカーテレポートで窮地を脱する。 そして、デッカーマジックで二人に分身。スピーディーな攻撃と斬撃でアリブンタ&テラフェイザーに反撃し、『A』を思わせるヘッドロックからの正面衝突で大ダメージを受けたが原作と違い戦闘続行。 しかし結局はダイナミックタイプに圧倒されてデッカーフラッシュダイナミックを喰らい撃破された…が? *余談 ・名前の由来は、1954年のアメリカ映画「黒い絨毯」に登場する架空の集団人食いアリ「マラブンタ」。 ・TACの地底戦車ダックビルであるが、本来の意味は「カモノハシ」のこと。タックファルコンやタックパンサー、「TACのうた」の歌詞にだけ登場するドルフィン2号等と同様に動物の名前を冠した兵器である。&br()他のメンツがだいたい合ってる中で&bold(){なんで地底戦車がカモノハシなのか}気になるが、一応穴を掘って巣を作る生態を持つ。 ・『A』第5話でダックビルがアリブンタに襲われた時、夕子は「ウルトラマンエースは地底に潜る手段がない」旨の発言をしているが、後に第28話の[[ルナチクス]]戦では「エースドリル」という[[高速回転して地面に潜る技>回ればなんとかなる(ウルトラシリーズ)]]を披露している。アリブンタ戦を教訓に密かに特訓したのだろうか? ・ウルトラコンバーターの登場は、長らくギロン人に囚われたエースを救う1回だけだったが、現在ではゾフィーを象徴するアイテムとなっており、『[[ウルトラマンサーガ]]』の前日談にあたる『[[ウルトラマンサーガ ゼロ&ウルトラ兄弟 飛び出す!ハイパーバトル!!]]』でもゾフィーが使用して怪獣兵器[[バードン]]に苦戦する[[ウルトラマンゼロ]]のエネルギーを回復させていて、『A』第5話が放送された『[[ウルトラマン列伝]]』第43話でもゼロがEDでこの件に触れている。&br()フィギュアではULTRA-ACTのゾフィーに付属した他、食玩のHDM創絶ではエースが装着したものがある。 ・上述のように『ウルトラファイトビクトリー』で着ぐるみが新造されて以降の出番が多いが、これは『[[ウルトラマンメビウス>ウルトラマンメビウス(作品)]]』の時期に作られた&bold(){[[ベロクロン]]・[[バキシム]]・[[ドラゴリー]]・[[ルナチクス]]の着ぐるみが撮影用には使えなくなった}ことが起因している。&br()バキシムとドラゴリーはイベント用に回され、ベロクロンに至っては『[[ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGA]]』以降、長らく消息不明だったが、展示用でようやく生存が確認されている。ルナチクスは[[モットクレロン]]に改造されて『オーブ』に登場予定だったが途中で企画が中止となったためそのまま廃棄となった。&br()このように撮影に使える超獣の着ぐるみが減少傾向の中、『[[ウルトラマンZ]]』では[[バラバ]]の着ぐるみが新造されて再登場を果たし、『[[ウルトラマンレグロス>ウルトラマンレグロス(作品)]]』にも登場した。&br()&s(){ちなみに親玉の巨大ヤプールも着ぐるみがショー等で使用されていたために『[[ウルトラマンメビウス外伝 ゴーストリバース]]』ではメビウスキラーに憑依しての登場というややこしい経緯持ちだったりする。} #center(){&font(b,i){最悪のピンチ!S.O.S!危機を知らせるWiki篭りの叫びは、遥かサーバーを貫き、遠くWiki篭りの同士へ向かって飛んでいく!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - どうにも活躍より菅原文太みたいな名前ばかりが印象に残る。由来はなんなんだろう……? -- 名無しさん (2022-10-21 16:42:07) - ↑肉食蟻のパニック映画『黒い絨毯』に出てくる蟻の名前「マラブンタ」 から、らしいよ。 -- 名無しさん (2022-10-21 17:22:23) - ファイトビクトリーのアリブンタがデータ採取の役割をしていたみたいだけどアリブンタの体内にガディバ寄生させていただろヤプール・・・ -- 名無しさん (2022-10-21 19:43:31) - ウルトラマンの映画で古舘が実況してたの覚えてるわ 確か、あとレッドキングとギガスとドラコの時もやってたよね -- 名無しさん (2022-10-21 20:46:40) - きっと今回地中に潜れなくて苦労したから、新しくエースドリルを生み出したんだよ。 -- 名無しさん (2022-10-21 21:09:47) - ノーバやガンQといった初登場時の立ち位置は割とガチで怖かったはずの奴らが(別個体・事故で一時的に本来無関係の人間が変身させられていたなどの事情もあるとはいえ)妙に愛嬌ある仕草で振る舞うコミカルなシーンが描かれたりするウルトラ怪獣の懐の広さよ…… -- 名無しさん (2022-10-21 21:38:27) - まぁ初期ヤプール産超獣にしてはギロン人配下のせいか生物味があるしな。やらかした事はガチのトラウマもんだけど。 -- 名無しさん (2022-10-21 21:59:06) - メビウスの時期に作られた超獣たちの着ぐるみはもう新造や改造で用意できないのか? -- 名無しさん (2022-10-21 22:49:25) - ↑特撮のスーツって基本ナマモノだからねぇ……改造しようにも元が劣化してちゃしょうがないし、今の円谷の体力だと新造も厳しいし、。それと昔はともかく今ヤプール抜きで超獣出したらネットで散々突っこまれるリスクもあるから迂闊に出せない、みたいな演出上の理由もありそう -- 名無しさん (2022-10-21 23:05:41) - 超エリートである防衛チームの隊員が電話一本の通報で出動するのどうなの?と考えたことはあるが、TACみたいにもったいつけられるとさっさと行けと思うので、すぐに出るのが正解なんだな… -- 名無しさん (2022-10-22 01:08:57) - マイナー気味だったけど、ニュージェネのおかげでベロクロン・バキシムに並ぶ超獣代表格になれた感じ。Zでついにバラバへ選手交代しちゃったが…。 -- 名無しさん (2022-10-22 08:51:00) - 小さい頃にUSAと併映されたA第5話で、スクリーンに大映しにされた白骨で大泣きした記憶 -- 名無しさん (2022-10-22 12:14:43) - 着ぐるみの都合もあって最近だと超獣の代表みたいな扱いになってるね -- 名無しさん (2022-10-22 18:38:35) - 「異次元人が何故若い娘を狙うのか?」なんて人間には答えようがないけど、「地球人がホログラフィを使って蟻地獄を見せてまで若い娘をさらう理由」の説明をして欲しいわw ヤプールを隠れ蓑に「怪奇大作戦」的な犯罪が頻発してるんだろうか? -- 名無しさん (2022-10-24 15:12:25) - エース本編での初登場回、youtubeの配信で観たわ。隊長が「こうなったのは私の責任だ」と珍しく尤もな責任発言をしているのに感心した。 -- 名無しさん (2022-10-25 10:51:58) - デッカーにてまたもや登場。そしてパゴス同様地下に潜らせる気満々。バラバが出てきたとはいえまだまだ出番多いな〜、でもスーツ大丈夫かな? -- 名無しさん (2022-11-13 14:48:37) - 漫画家に蜂文太という名前の人がいるけどアリブンタが由来かは不明。一応蟻文太と誤植されていたこともあるらしいけど -- 名無しさん (2022-11-13 15:08:20) - 『A』本編での初登場回、本格的に街に出現して暴れ出したシーンで色んな意味で珍しく竜隊長が「こうなった責任の一端は私にある」と言って、一念発起してたな。 -- 名無しさん (2022-11-29 11:11:59) - デッカーの個体の圧倒的強さ…!これからもヤプールのしつこさと超獣の手強さは受け継いでいってほしい -- 名無しさん (2022-11-29 11:50:14) - Wikipediaから丸写しの箇所を削除しました。 -- 名無しさん (2023-01-21 17:28:51) - 着ぐるみの都合で出番が増えるてスラン星人と似てるなw -- 名無しさん (2023-07-31 20:57:48) #comment(striction) #areaedit(end) }

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