有害超獣(漫画)

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有害超獣(漫画) - (2024/10/28 (月) 11:19:36) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2023/07/22 (土曜日) 11:30:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){日常を脅かす”奴ら”を、我々【区役所】は&br()「有害超獣」と名付けた――。} #right(){――区役所警備部職員より} #center(){&size(24){&bold(){生き残るのは"人"か"獣"か}}} 『有害超獣』はKADOKAWAの漫画配信サイト「ヤングエースUP」にて連載中の漫画。&br()単行本は2023年現在2巻まで刊行。 原作:&ruby(トイ){Toy(e)} 作画・ストーリー構成:&ruby(ニッケン){Nykken} *&color(red){【概 要】} 元自衛隊員のイラストレーター・Toy(e)氏による画集『有害超獣』シリーズのコミカライズ作品。 原作の画集では超獣のイラストや[[フレーバーテキスト>フレーバーテキスト(TCG)]]、設定資料等によって世界観を断片的に物語るような手法が取られているが、本作では漫画オリジナルのキャラクター(一部除く)による詳細なストーリーが展開される。 幾つかの設定については、原作と若干の相違点がある。 第1巻巻末資料によれば、本コミカライズは長らく支持率の低迷に悩んできた区役所の認知度向上・支持拡大のため、区役所企画部が発案した計画「コミックプロトコル」とのこと。原作者Toy(e)氏の肩書は「即応課記録係係長」となっている。 *&color(red){【粗 筋】} 太平洋上に浮かぶ吉備津島にて、季節外れの霧と共に巨大な怪物が出現した。 それを皮切りに異形の生命体「超獣」が続々と姿を現し、島の各地に甚大な被害をもたらし始める。 政府は直ちに治安維持機構を派遣するも、超獣達を相手に現行兵器では歯が立たず、撤退を余儀なくされてしまう。 だがその後、超獣達の支配に対抗するべく結成された組織…通称「区役所」が、 島内に取り残された住民達、ひいては人類を守るための防波堤として戦い続けていた。 初の超獣災害勃発から一年、若き心理学者・如月千騎が区役所の招聘に応じて島にやってくる。 転勤初日早々に目にしたものは、彼自身の想像を遥かに超えるものであった。 軍隊も同然の過酷な職場風景。市街地を闊歩する超獣。そして「魔女」…… *&color(red){【登場人物】} ・&bold(){&ruby(きさらぎ かずき){如月 千騎}} 本作の主人公。区役所警備四課課長。心理学者。 ・&bold(){&ruby(みこしば みこ){御子柴 御子}} 本作のヒロイン。区役所警備四課係員。魔女。 作中では数少ない原作由来のキャラ。 ・&bold(){&ruby(はせがわ){長谷川}すみれ} 区役所警備課主任。 ・&bold(){&ruby(むねひろ ともひこ){宗宏 智彦}} 区役所警備部門長。 ・&bold(){カーター &ruby(てつ){哲}} 区役所警備一課課長。 ・&bold(){&ruby(いずみ){和泉}} 区役所警備一課機動救助班班長。 ・&bold(){&ruby(みくい くいな){御喰 玖伊那}} 区役所警備四課係員。魔女。 ・&bold(){&ruby(かりゅう そういちろう){狩生 聡一郎}} 獣工連生化学主任研究員。 *&color(red){【用 語】} ・&bold(){超獣} 本作の根幹をなす異形の生命体「超自然的鳥獣」の略称。 最初期に確認されたヘキトウ出現以来、島内全域に広がった霧が様々な動植物や物体と結合する形で実体化したもの。中でも人類に害をなすものは「有害超獣」と認定され、追跡・監視・駆除対象となる。&s(){[[某異次元人>異次元人 ヤプール]][[の生物兵器>超獣(ウルトラ怪獣)]]とは無関係。} 霧の外では長く実態を保つことはできず、一定期間で崩壊し霧に戻る。 各超獣の呼称については区役所命規則(後述)に従い、他に意味のある言葉を引用して命名されている。 #openclose(show=登場超獣一覧){ ・&bold(){ヘキトウ} 命名由来:劈頭 第1巻冒頭部に登場。五つの頭部を持つ巨大な超獣であり、突如霧と共に出現し全ての超獣災害の始まりを告げた存在。 ・&bold(){ケイバク}  命名由来:繋縛 発見時の危険度:&color(red){緊急} 2本の角が生えた巨大な超獣。如月が島を訪れて初めて目にした超獣である。 ・&bold(){メウチ} 命名由来:目打ち 発見時の危険度:&color(red){有害} 中型の超獣。山岳地帯や森林に生息し、骨のような形状をした突起や空洞部分を電線などに引っ掛けて移動する。 突起を伸ばし対象を貫く。 ・&bold(){ダホ} 命名由来:拿捕 発見時の危険度:&color(red){有害} 区の港湾内に侵入した巨大なヘラジカのような姿の超獣。船舶を皿状の角に乗せる以外には特に何もしないが、船舶に補給物資が積まれていたため、有害指定される。 ・&bold(){ゼッキョウ} 命名由来:絶叫 発見時の危険度:&color(red){有害} 口腔部より音波を発して周囲を攻撃する巨大な二足歩行型超獣。超獣災害勃発から数えて二例目の激甚指定となった個体。 ・&bold(){コンダク} 命名由来:混濁 水中で捕集した汚染物質を陸に持ってきて吐き出す習性を持つ超獣。通常は海上で出没するが、霧と繋がった川を遡ってきた個体を如月と狩生に目撃される。 ・&bold(){ゲキフン} 命名由来:激憤 赤いものに飛びつく習性のある超獣。霧と繋がった川沿いを徘徊していた個体を如月と狩生に目撃される。 ・&bold(){アクジキ} 命名由来:悪食 普段は地下にもぐっている超獣だが、霧と繋がった川に出現。狩生曰く地上で活動しているのはレアケースとのこと。 ・&bold(){ジョコウ} 命名由来:徐行 自在に動く長い首で獲物を捕らえる肉食の超獣。動くものを狙う。 霧と繋がった川辺で如月と狩生が遭遇。   ・&bold(){アンキョ} 命名由来:暗渠 発見時の危険度:&color(red){緊急} 複数の触腕を持つタコのような超獣。地下空間に生息しており、笠岡農場近郊に出現。 光に弱い。 ・&bold(){ケウケゲン} 命名由来:毛羽毛現 発見時の危険度:&color(red){不明} 極端に長い髪と剥き出した歯のような形状の喉を備えた女性型の超獣。 暴走した魔女が超獣化したもの。 } ・&bold(){超獣因子} 島の霧に多量に含まれる未知のエネルギー体で、超獣の発生に大きく関わる要素とされている。各超獣の体内にはこれらが固形化した「集中点」と呼ばれる箇所が存在しており、超獣を倒すためにはそこを狙う必要がある。単純に部位を破壊するだけでは霧状に戻るだけであり、しかも炎熱・爆発を伴う兵器を使用すると超獣因子を含んだ霧が周囲に拡散してしまう恐れがある。これらの特性が、超獣の駆除を困難にしている要因となっている。 ・&bold(){区役所命名規則} 発見して有害であると認定された超獣に対して命名を行う上で区役所が制定している一定の規則。 超獣災害当初は、区役所側も独自の名前を付けていたが、一部の超獣が&bold(){&color(#F54738){名付けられた名前に合わせて自らを変化・強化させる}}という現象が発生し、多大な被害を受けてしまった。対抗措置として&bold(){既に存在し他の意味を持つ言葉}を超獣の名前として扱うことでその超獣の能力を阻害しすることに成功する。事態の収拾以後、同様の事態を防ぐ予防的措置としてこの命名法が定着し現在に至る。 ・&bold(){&ruby(きびつじま){吉備津島}} 日本本土から約500海里離れた太平洋上の島であり、本作の舞台となる。 日本政府が派遣した治安維持機構が撤退して以後、インフラが途絶し一部の島民が今だ取り残されている。 ・&bold(){区役所} 超獣対応専門組織の通称。超獣災害の勃発後、本土からの救助が途絶えて間もない頃に超獣対応や本土脱出のために集まった有志によって結成。その際の仮称として区役所を名乗ったのが定着し、現在もなお用いられている。 島内の学校校舎を臨時庁舎とし、超獣駆除の他、獣害発生時の避難誘導や救出、破壊された区域の再建までを担っている。 駆除を担当する部署として警備課の他、機甲課や水雷課等があるが、いずれも死傷者の絶えない過酷な職場と化している。 ・&bold(){魔女} 警備四課に所属する戦闘員の通称。超獣因子を体内に宿しており、超人的な能力を発揮する。 区役所における超獣駆除活動の要となる存在だが、他の職員からは気味悪がられたり蔑視されたりと、総じて快く思われていないのが実情である。 人としての精神と超獣としての精神が常にせめぎ合っており、そのバランスを人の側に傾け続けるために全身を特殊コート剤「オシロイ」で&ruby(パッケージ){保護}する&bold(){化粧}というプロセスが必要となる。超獣との交戦によって化粧が一定量剥がれ落ちると暴走状態(&bold(){化粧落ち})に陥る。 ・&bold(){こうべ割り} 正式名称は「近距離非常停止装置」。魔女の頭部には暴走した場合に備えて&bold(){小型爆弾}が埋め込まれており、それを起爆させるための起爆スイッチである。管理は警備四課の課長に任されており、本来は現場の責任者に預けるものであるが、如月はこれを使わせないため敢えて自ら所持して現場に付き添うことにしている。 ・&bold(){獣化学工業連合(獣工連)} 超獣の研究と利用のために立ち上げられた企業連合。極度の秘密主義を取っており、協定により一般の区役所職員は立ち入り不可となっている。 追記修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作の持ち味の「色々ヤバい存在もある種の日常として淡々と描く」感じから、なんか熱血ノリで困難に立ち向かってるの、完全に解釈違い -- 名無しさん (2023-07-22 11:44:07) - webで見れる分見てきたけど、これはSCPで言うとこのtaleみたいなものかと思った。 -- 名無しさん (2023-07-22 17:21:09) - 画集の方と比べるとそもそも島の根本設定から違うけど「区役所が作った宣伝のための(当たり障りのないように編纂された)漫画」って設定を鑑みると色々邪推できる作品。 -- 名無しさん (2023-07-22 21:36:27) - SCPとかクトゥルフとか超常現象とか異形の生物とか好きなんだけど、なんか違うんだよなあ。>熱血ノリで、解釈違い -- 名無しさん (2023-07-23 03:57:42) - 作中の区役所がコマーシャルとして作った漫画って考えるとこのノリも納得ではある。個人的には好きだから続いてほしい -- 名無しさん (2023-07-23 05:35:53) - 区役所が作ったプロパガンダ作品という前提なので、解釈違いの熱さや綺麗さ普通さがむしろシニカルでそれらしい -- 名無しさん (2023-07-24 13:04:34) #comment(striction) #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2023/07/22 (土曜日) 11:30:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){日常を脅かす”奴ら”を、我々【区役所】は&br()「有害超獣」と名付けた――。} #right(){――区役所警備部職員より} #center(){&size(24){&bold(){生き残るのは"人"か"獣"か}}} 『有害超獣』はKADOKAWAの漫画配信サイト「ヤングエースUP」にて連載中の漫画。&br()単行本は2023年現在2巻まで刊行。 原作:&ruby(トイ){Toy(e)} 作画・ストーリー構成:&ruby(ニッケン){Nykken} *&color(red){【概 要】} 元自衛隊員のイラストレーター・Toy(e)氏による画集『有害超獣』シリーズのコミカライズ作品。 原作の画集では超獣のイラストや[[フレーバーテキスト>フレーバーテキスト(TCG)]]、設定資料等によって世界観を断片的に物語るような手法が取られているが、本作では漫画オリジナルのキャラクター(一部除く)による詳細なストーリーが展開される。 幾つかの設定については、原作と若干の相違点がある。 第1巻巻末資料によれば、本コミカライズは長らく支持率の低迷に悩んできた区役所の認知度向上・支持拡大のため、区役所企画部が発案した計画「コミックプロトコル」とのこと。原作者Toy(e)氏の肩書は「即応課記録係係長」となっている。 *&color(red){【粗 筋】} 太平洋上に浮かぶ吉備津島にて、季節外れの霧と共に巨大な怪物が出現した。 それを皮切りに異形の生命体「超獣」が続々と姿を現し、島の各地に甚大な被害をもたらし始める。 政府は直ちに治安維持機構を派遣するも、超獣達を相手に現行兵器では歯が立たず、撤退を余儀なくされてしまう。 だがその後、超獣達の支配に対抗するべく結成された組織…通称「区役所」が、 島内に取り残された住民達、ひいては人類を守るための防波堤として戦い続けていた。 初の超獣災害勃発から一年、若き心理学者・如月千騎が区役所の招聘に応じて島にやってくる。 転勤初日早々に目にしたものは、彼自身の想像を遥かに超えるものであった。 軍隊も同然の過酷な職場風景。市街地を闊歩する超獣。そして「魔女」…… *&color(red){【登場人物】} ・&bold(){&ruby(きさらぎ かずき){如月 千騎}} 本作の主人公。区役所警備四課課長。心理学者。 ・&bold(){&ruby(みこしば みこ){御子柴 御子}} 本作のヒロイン。区役所警備四課係員。魔女。 作中では数少ない原作由来のキャラ。 ・&bold(){&ruby(はせがわ){長谷川}すみれ} 区役所警備課主任。 ・&bold(){&ruby(むねひろ ともひこ){宗宏 智彦}} 区役所警備部門長。 ・&bold(){カーター &ruby(てつ){哲}} 区役所警備一課課長。 ・&bold(){&ruby(いずみ){和泉}} 区役所警備一課機動救助班班長。 ・&bold(){&ruby(みくい くいな){御喰 玖伊那}} 区役所警備四課係員。魔女。 ・&bold(){&ruby(かりゅう そういちろう){狩生 聡一郎}} 獣工連生化学主任研究員。 *&color(red){【用 語】} ・&bold(){超獣} 本作の根幹をなす異形の生命体「超自然的鳥獣」の略称。 最初期に確認されたヘキトウ出現以来、島内全域に広がった霧が様々な動植物や物体と結合する形で実体化したもの。中でも人類に害をなすものは「有害超獣」と認定され、追跡・監視・駆除対象となる。&s(){[[某異次元人>異次元人 ヤプール]][[の生物兵器>超獣(ウルトラ怪獣)]]とは無関係。} 霧の外では長く実態を保つことはできず、一定期間で崩壊し霧に戻る。 各超獣の呼称については区役所命規則(後述)に従い、他に意味のある言葉を引用して命名されている。 #openclose(show=登場超獣一覧){ ・&bold(){ヘキトウ} 命名由来:劈頭 第1巻冒頭部に登場。五つの頭部を持つ巨大な超獣であり、突如霧と共に出現し全ての超獣災害の始まりを告げた存在。 ・&bold(){ケイバク}  命名由来:繋縛 発見時の危険度:&color(red){緊急} 2本の角が生えた巨大な超獣。如月が島を訪れて初めて目にした超獣である。 ・&bold(){メウチ} 命名由来:目打ち 発見時の危険度:&color(red){有害} 中型の超獣。山岳地帯や森林に生息し、骨のような形状をした突起や空洞部分を電線などに引っ掛けて移動する。 突起を伸ばし対象を貫く。 ・&bold(){ダホ} 命名由来:拿捕 発見時の危険度:&color(red){有害} 区の港湾内に侵入した巨大なヘラジカのような姿の超獣。船舶を皿状の角に乗せる以外には特に何もしないが、船舶に補給物資が積まれていたため、有害指定される。 ・&bold(){ゼッキョウ} 命名由来:絶叫 発見時の危険度:&color(red){有害} 口腔部より音波を発して周囲を攻撃する巨大な二足歩行型超獣。超獣災害勃発から数えて二例目の激甚指定となった個体。 ・&bold(){コンダク} 命名由来:混濁 水中で捕集した汚染物質を陸に持ってきて吐き出す習性を持つ超獣。通常は海上で出没するが、霧と繋がった川を遡ってきた個体を如月と狩生に目撃される。 ・&bold(){ゲキフン} 命名由来:激憤 赤いものに飛びつく習性のある超獣。霧と繋がった川沿いを徘徊していた個体を如月と狩生に目撃される。 ・&bold(){アクジキ} 命名由来:悪食 普段は地下にもぐっている超獣だが、霧と繋がった川に出現。狩生曰く地上で活動しているのはレアケースとのこと。 ・&bold(){ジョコウ} 命名由来:徐行 自在に動く長い首で獲物を捕らえる肉食の超獣。動くものを狙う。 霧と繋がった川辺で如月と狩生が遭遇。   ・&bold(){アンキョ} 命名由来:暗渠 発見時の危険度:&color(red){緊急} 複数の触腕を持つタコのような超獣。地下空間に生息しており、笠岡農場近郊に出現。 光に弱い。 ・&bold(){ケウケゲン} 命名由来:毛羽毛現 発見時の危険度:&color(red){不明} 極端に長い髪と剥き出した歯のような形状の喉を備えた女性型の超獣。 暴走した魔女が超獣化したもの。 } ・&bold(){超獣因子} 島の霧に多量に含まれる未知のエネルギー体で、超獣の発生に大きく関わる要素とされている。各超獣の体内にはこれらが固形化した「集中点」と呼ばれる箇所が存在しており、超獣を倒すためにはそこを狙う必要がある。単純に部位を破壊するだけでは霧状に戻るだけであり、しかも炎熱・爆発を伴う兵器を使用すると超獣因子を含んだ霧が周囲に拡散してしまう恐れがある。これらの特性が、超獣の駆除を困難にしている要因となっている。 ・&bold(){区役所命名規則} 発見して有害であると認定された超獣に対して命名を行う上で区役所が制定している一定の規則。 超獣災害当初は、区役所側も独自の名前を付けていたが、一部の超獣が&bold(){&color(#F54738){名付けられた名前に合わせて自らを変化・強化させる}}という現象が発生し、多大な被害を受けてしまった。対抗措置として&bold(){既に存在し他の意味を持つ言葉}を超獣の名前として扱うことでその超獣の能力を阻害しすることに成功する。事態の収拾以後、同様の事態を防ぐ予防的措置としてこの命名法が定着し現在に至る。 ・&bold(){&ruby(きびつじま){吉備津島}} 日本本土から約500海里離れた太平洋上の島であり、本作の舞台となる。 日本政府が派遣した治安維持機構が撤退して以後、インフラが途絶し一部の島民が今だ取り残されている。 ・&bold(){区役所} 超獣対応専門組織の通称。超獣災害の勃発後、本土からの救助が途絶えて間もない頃に超獣対応や本土脱出のために集まった有志によって結成。その際の仮称として区役所を名乗ったのが定着し、現在もなお用いられている。 島内の学校校舎を臨時庁舎とし、超獣駆除の他、獣害発生時の避難誘導や救出、破壊された区域の再建までを担っている。 駆除を担当する部署として警備課の他、機甲課や水雷課等があるが、いずれも死傷者の絶えない過酷な職場と化している。 ・&bold(){魔女} 警備四課に所属する戦闘員の通称。超獣因子を体内に宿しており、超人的な能力を発揮する。 区役所における超獣駆除活動の要となる存在だが、他の職員からは気味悪がられたり蔑視されたりと、総じて快く思われていないのが実情である。 人としての精神と超獣としての精神が常にせめぎ合っており、そのバランスを人の側に傾け続けるために全身を特殊コート剤「オシロイ」で&ruby(パッケージ){保護}する&bold(){化粧}というプロセスが必要となる。超獣との交戦によって化粧が一定量剥がれ落ちると暴走状態(&bold(){化粧落ち})に陥る。 ・&bold(){こうべ割り} 正式名称は「近距離非常停止装置」。魔女の頭部には暴走した場合に備えて&bold(){小型爆弾}が埋め込まれており、それを起爆させるための起爆スイッチである。管理は警備四課の課長に任されており、本来は現場の責任者に預けるものであるが、如月はこれを使わせないため敢えて自ら所持して現場に付き添うことにしている。 ・&bold(){獣化学工業連合(獣工連)} 超獣の研究と利用のために立ち上げられた企業連合。極度の秘密主義を取っており、協定により一般の区役所職員は立ち入り不可となっている。 追記修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 原作の持ち味の「色々ヤバい存在もある種の日常として淡々と描く」感じから、なんか熱血ノリで困難に立ち向かってるの、完全に解釈違い -- 名無しさん (2023-07-22 11:44:07) - webで見れる分見てきたけど、これはSCPで言うとこのtaleみたいなものかと思った。 -- 名無しさん (2023-07-22 17:21:09) - 画集の方と比べるとそもそも島の根本設定から違うけど「区役所が作った宣伝のための(当たり障りのないように編纂された)漫画」って設定を鑑みると色々邪推できる作品。 -- 名無しさん (2023-07-22 21:36:27) - SCPとかクトゥルフとか超常現象とか異形の生物とか好きなんだけど、なんか違うんだよなあ。>熱血ノリで、解釈違い -- 名無しさん (2023-07-23 03:57:42) - 作中の区役所がコマーシャルとして作った漫画って考えるとこのノリも納得ではある。個人的には好きだから続いてほしい -- 名無しさん (2023-07-23 05:35:53) - 区役所が作ったプロパガンダ作品という前提なので、解釈違いの熱さや綺麗さ普通さがむしろシニカルでそれらしい -- 名無しさん (2023-07-24 13:04:34) - 今年の10月21日に全19話で完結したな -- 名無しさん (2024-10-28 11:19:36) #comment(striction) #areaedit(end) }

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