二人称(日本語)

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&font(#6495ED){登録日}:2024/08/22 Thu 23:44:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&ruby(ににんしょう){二人称}}とは、自分から見て他人のことを指す言葉だね。 [[一人称>一人称(日本語)]]と同じく、日本だけでなく世界各国にもこの概念はあるけど、 日本語におけるものが種類が豊富なので当項目では&bold(){日本語における二人称}を優先して説明するね。 *概要 ---- 一人称が「自分自身」を指していうものであるなら、二人称はその「自分自身」から見た「他人」に対して使うものだよ。 こちらも一人称と同じく、現実でも欠かせない概念だけど、 それは他者…特に初対面の人から見た自身の第一印象が決まるといっても過言ではないからだね。 無論漫画やアニメ、小説、ドラマといった創作においても欠かせない要因にもなっているね。 何故なら、これまた一人称と同じく二人称もまた[[キャラクターの性格や方向性>役割語]]を左右するものであり、&bold(){個性を付けるには必須}だからよ。 実際他人の事を「お前」とか、「貴様」とか呼ぶような人物が「~だわ」とか、「~ですよ」とかあまり言わないじゃない? それに「アンタ」や「お前」ならば男女問わず威圧的、或いは勝気、 「テメエ」であれば粗野で気性が荒っぽく、「貴様」「うぬ」であれば尊大、 「貴方」であれば丁寧なキャラだったり…といったように個人差はあるにせよ、傾向は出てくるよ。 また、同じ二人称でも表記が変われば印象もガラッと変わるわね。 上で述べたように「貴方」であれば物腰が柔らかく、どこか丁寧な印象となるけど、 「アナタ」になれば一転してキツそうな印象になったりと表記を変えるだけでもその印象は大きく変わるじゃない? そして二人称の面白いところは、今日においては「貴様」や「お前」等のような相手を威圧したり、 罵倒する際に多用するような二人称でも、古い時代においては必ずしもそうとは限らず、 寧ろ&bold(){目上の人を敬う由緒正しいもの}であったというケースもあるという事なんだ。 実際上述の「お前」も語源を辿れば「御前」という言葉であるとされていて、 神や仏を指す際や同じ人間でも貴族に対して使うものだったんだよ。 また、敬称を以って二人称として使うことも古い時代より多々あります。 「部長はゴルフをなさいますか?」「卿はどうお考えですか?」「先生、[[トイレ]]!!」などなど…。 敬称ではないが、子供に対して「坊主」や「少年」と呼ぶのもこのくくりに入るであろうか。 これらまで全て含めるとあまりに多くなってしまうので、以下では取り上げないようにしたいと思います。 その他、[[日本語]]では「その場にいる一番年若い人物を基準に、その人から見た続柄を二人称として使う」という法則もあるんだよ。 分かりにくいかな?例えば、幼児に対して「ボク」と言ったり、その母親に向かって「[[お母さん]]」と呼び掛けたりするようなことだよ。 *★主な二人称 ---- ここからは主な二人称を挙げていくよ。 -お前(おまえ、オマエ、オメェ) 砕けた態度を許しあえるほどの間柄ご用達の二人称の一つだ。 男性が使うことが多いけど、女性が使うことがないわけでもないぞ。 後は、喧嘩の時にもよく使われるかな? 先述の通り元々は「御前」という言葉を起源とする由緒正しい二人称だったりするぜ。 「お前さん」って言葉はたまに年上の人が使うんだよ。 「[[お前は何を言っているんだ]]」 -手前(テメェ) ガラの悪いキャラや気に食わねえ相手に対しての呼び方で多いな。 けど元々は一人称として「てまえ」ってぇ言ってたのが始まりらしいぜ。落語『蝦蟇の油』の売人の口上の「&ruby(てまえ){手前}もちいだしたるは四六の蝦蟇だ」というフレーズがいい例だな。 一人称の場合は「あなたの御前にいる私」という謙譲語なのに対して、二人称の場合は「私の前にいる手前」という謙譲するのは手前の方だという意味になるようだ。 関東地方(江戸)由来の方言の一つとしても知られているな。 -君(きみ、キミ) 恐らくキザ男ご用達であろう二人称だね。 元々は目上の者を指して言うものだったんだけど、 今日では友人等のように対等な関係にある者、或いは後輩など目下の者に対する二人称として定着しているよ。 学園ものだと[[生徒会長]]などの優等生キャラがよく使う傾向にあるかもね。 昔のイヤミな性格のキャラだと「チミ」になる事もあるザンス。 -貴方(あなた、アナタ) 男女ともに使う二人称ね。 敬意を持った相手に対して使う丁寧なもので、妻が夫の事を呼ぶときにも使うわ。 対象が女性の場合は「貴女」と書いて「あなた」と呼ぶこともあります。 基本的に丁寧な印象や、物腰が柔らかそうな印象を持ちやすいけど、 「アナタ」とカタカナ表記になると一転してキツそうな印象になるという不思議な二人称でもあるわね。 より敬った形として「貴方様」になることもございますわ。 -アンタ 上の貴方を砕けた表記にしたものよ! 「お前」ほど砕けてないけど「あなた」ほどかしこまってもない、そんな絶妙な位置にいる二人称よ! 幼い女の子、そうでなくても勝気な女の子が使うイメージが強いけど、 べっ、別に男性が使う事もないわけではないわ! 特に関西では関東より使われることだって多いんだから! -貴様(きさま、キサマ) 尊大なキャラご用達の二人称だな。 そうしたキャラが他人を罵倒する際に使われるイメージが強いが、 元々は「お前」同様に目上の人間を指して使う二人称だったそうだ。 ?「[[イヤミか貴様ッッ>範馬勇次郎]]」 -汝(うぬ) こちらも尊大なキャラご用達の二人称であるな。 今日でいうキサマ、お前と同義…つまり相手を 見下す意図で使う二人称だがこちらは古風なイメージが強いかもしれぬ。 同じ文字で「なんじ」や「なれ」と呼ぶこともあろう。 -お主(おぬし) 時代劇ご用達の二人称で候。 侍や武士、忍者といった和風かつ古風なキャラクターが主に使うでござる。 -其方(そなた、そち) 主に尊大な性格のわらわが身分の低いものに対して使う二人称じゃな。 同じような意味合いで「其処(そこ)」や「其処許(そこもと)」といった表現もあるぞ。 更に格下の相手であれば「足下(そっか)」と呼ぶこともあるな。&font(l){「そっかぁ…」} -ユー 外国人、特に[[アメリカ人>アメリカ人(属性)]]等英語圏の人が使う二人称デース! 語原は英語の「you」デスヨ! でも、なぜかフランス人キャラが「テュ」とか「ヴ」などとは言ったりしないザマス…。 -自分(じぶん) 一人称やんって思うやん? [[関西弁>関西弁(方言)]]やと二人称が自分なるんや。「手前」と同じ感じやな!知らんけど。 コレ知らんかったらめっちゃややこしなるねん。 創作やと[[名探偵コナン]]でも関西弁をよう知らん[[アンドレ・キャメル]]がこのせいで勘違いしたネタがあったりするんや。 -われ、おのれ 上の「自分」や「己」あたりがベースっぽい二人称じゃ。 [[広島弁>広島弁(方言)]]([[はだしのゲン]]とか)なんかの「わりゃ」とかナニワ金融道あたりで見る「おんどれ」とか、 「何しとんじゃワレコラァ!」みたいなのの「ワレ」は一人称ではなく相手を指しとるのう。 わかったかおどりゃ! -お宅(おたく) 男女ともに使われるけど、どちらかというと男性の方が使う二人称だね。 宅という漢字が示す通り語原はその家に住む人を指していると言われているよ。 主に刑事もののドラマなんかで刑事が家を一件一件回って聞き込みをする際に使われたりしているのを想像すればいいかもね。 ちなみに家族や集団に対してはおたくらと言ったりもするよ。 現在でこそよく使われる二人称だけどそのきっかけに関しては諸説あって、 一説には[[超時空要塞マクロス]]がこの二人称を広めた作品と言われているね。 追記・修正はキサマらに任せたぞ! #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 卿とか、貴殿とか、 -- 名無しさん (2024-08-23 01:36:42) - ????「”お前”だとぉー!!?」 -- 名無しさん (2024-08-23 04:33:15) - 喧嘩系だとおのれ、おどれ、ワレあたりもあるな -- 名無しさん (2024-08-23 04:34:55) - レスバで「君」とか使いだす奴のみっともなさは凄い -- 名無しさん (2024-08-23 06:57:13) - 小さい子どもに対して「僕」って呼びかけることがあるのが日本語の不思議なところ -- 名無しさん (2024-08-23 07:56:28) - 人によって二人称が異なるのが日本語の面白い所 -- 名無しさん (2024-08-23 09:22:56) - ↑2 相手の一人称利用なのかなーと。幼児は「ボク」も多いし。 「ボウズ」「小僧」(コナンとかで見る)は外見的特徴として僧侶的である、という所からかな -- 名無しさん (2024-08-23 10:22:46) - お、お前て… -- 名無しさん (2024-08-23 10:51:53) - ブラックジャックが相手に対して「お前さん」と言うの好き -- 名無しさん (2024-08-23 14:41:24) - 特徴的なので言うと某オカマの「ヴァナタ」が思い浮かぶ -- 名無しさん (2024-08-23 16:22:45) - ↑4幼児は相手目線で物事を見るのがまだ難しいからな。「僕のお兄ちゃんは一郎」というのは理解できてもじゃあ一郎の弟は?と聞かれるとまだわからない的な -- 名無しさん (2024-08-23 16:44:20) - 普段の話し言葉(特に丁寧語)では二人称自体相手を威圧してる感じがあってあんまり使うことないな -- 名無しさん (2024-08-23 17:34:41) - 二人称を「俺」という女性に会ったことがある。そういう呼び方をする方言があるのかと思って「お国言葉ですか?」と聞いたら、“お国言葉=外国語”だと勘違いされたらしく「日本人ですけど」と返されて、結局なんでそんな言い方をされたのかはずっと分からずじまい。 -- 名無しさん (2024-08-23 19:14:21) - 種類が多いわりに日常会話で使える丁度いい距離感の二人称って無いよね -- 名無しさん (2024-08-23 19:41:31) - 御剣怜侍はナルホドくんを呼ぶ際の二人称が3パターンくらいあって印象的 -- 名無しさん (2024-08-23 19:41:31) - 貴公… -- 名無しさん (2024-08-23 20:06:35) - … の首は… -- 名無しさん (2024-08-24 11:32:31) - 歌の歌詞だと相手の個人名を避けるために二人称が多い。 -- 名無しさん (2024-08-24 18:00:08) - アニヲタwikiなのにこれまで「おたく」が挙がってないんだな -- 名無しさん (2024-08-25 13:34:39) - 主にゲームブックなどに用いられる、二人称文体についての一説もあるといいなとあなたは感じた。 -- 名無しさん (2024-08-26 20:07:06) - ロジカル語法では貴殿が一般的 -- 名無しさん (2024-08-28 15:01:03) - サンバルカン24話で初代バルイーグル(大鷲)が2代目バルイーグル(飛羽)を「貴様」呼びしていたが、今時はこういう「同期の桜」的に「貴様」を使う人がいなくなってしまった -- 名無しさん (2025-02-19 16:01:55) #comment() #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2024/08/22 Thu 23:44:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &bold(){&ruby(ににんしょう){二人称}}とは、自分から見て他人のことを指す言葉だね。 [[一人称>一人称(日本語)]]と同じく、日本だけでなく世界各国にもこの概念はあるけど、 日本語におけるものが種類が豊富なので当項目では&bold(){日本語における二人称}を優先して説明するね。 *概要 ---- 一人称が「自分自身」を指していうものであるなら、二人称はその「自分自身」から見た「他人」に対して使うものだよ。 こちらも一人称と同じく、現実でも欠かせない概念だけど、 それは他者…特に初対面の人から見た自身の第一印象が決まるといっても過言ではないからだね。 無論漫画やアニメ、小説、ドラマといった創作においても欠かせない要因にもなっているね。 何故なら、これまた一人称と同じく二人称もまた[[キャラクターの性格や方向性>役割語]]を左右するものであり、&bold(){個性を付けるには必須}だからよ。 実際他人の事を「お前」とか、「貴様」とか呼ぶような人物が「~だわ」とか、「~ですよ」とかあまり言わないじゃない? それに「アンタ」や「お前」ならば男女問わず威圧的、或いは勝気、 「テメエ」であれば粗野で気性が荒っぽく、「貴様」「うぬ」であれば尊大、 「貴方」であれば丁寧なキャラだったり…といったように個人差はあるにせよ、傾向は出てくるよ。 また、同じ二人称でも表記が変われば印象もガラッと変わるわね。 上で述べたように「貴方」であれば物腰が柔らかく、どこか丁寧な印象となるけど、 「アナタ」になれば一転してキツそうな印象になったりと表記を変えるだけでもその印象は大きく変わるじゃない? そして二人称の面白いところは、今日においては「貴様」や「お前」等のような相手を威圧したり、 罵倒する際に多用するような二人称でも、古い時代においては必ずしもそうとは限らず、 寧ろ&bold(){目上の人を敬う由緒正しいもの}であったというケースもあるという事なんだ。 実際上述の「お前」も語源を辿れば「御前」という言葉であるとされていて、 神や仏を指す際や同じ人間でも貴族に対して使うものだったんだよ。 また、敬称を以って二人称として使うことも古い時代より多々あります。 「部長はゴルフをなさいますか?」「卿はどうお考えですか?」「先生、[[トイレ]]!!」などなど…。 敬称ではないが、子供に対して「坊主」や「少年」と呼ぶのもこのくくりに入るであろうか。 これらまで全て含めるとあまりに多くなってしまうので、以下では取り上げないようにしたいと思います。 その他、[[日本語]]では「その場にいる一番年若い人物を基準に、その人から見た続柄を二人称として使う」という法則もあるんだよ。 分かりにくいかな?例えば、幼児に対して「ボク」と言ったり、その母親に向かって「[[お母さん]]」と呼び掛けたりするようなことだよ。 *★主な二人称 ---- ここからは主な二人称を挙げていくよ。 -お前(おまえ、オマエ、オメェ) 砕けた態度を許しあえるほどの間柄ご用達の二人称の一つだ。 男性が使うことが多いけど、女性が使うことがないわけでもないぞ。 後は、喧嘩の時にもよく使われるかな? 先述の通り元々は「御前」という言葉を起源とする由緒正しい二人称だったりするぜ。 「お前さん」って言葉はたまに年上の人が使うんだよ。 「[[お前は何を言っているんだ]]」 -手前(テメェ) ガラの悪いキャラや気に食わねえ相手に対しての呼び方で多いな。 けど元々は一人称として「てまえ」ってぇ言ってたのが始まりらしいぜ。落語『蝦蟇の油』の売人の口上の「&ruby(てまえ){手前}もちいだしたるは四六の蝦蟇だ」というフレーズがいい例だな。 一人称の場合は「あなたの御前にいる私」という謙譲語なのに対して、二人称の場合は「私の前にいる手前」という謙譲するのは手前の方だという意味になるようだ。 関東地方(江戸)由来の方言の一つとしても知られているな。 -君(きみ、キミ) 恐らくキザ男ご用達であろう二人称だね。 元々は目上の者を指して言うものだったんだけど、 今日では友人等のように対等な関係にある者、或いは後輩など目下の者に対する二人称として定着しているよ。 学園ものだと[[生徒会長]]などの優等生キャラがよく使う傾向にあるかもね。 昔のイヤミな性格のキャラだと「チミ」になる事もあるザンス。 -貴方(あなた、アナタ) 男女ともに使う二人称ね。 敬意を持った相手に対して使う丁寧なもので、妻が夫の事を呼ぶときにも使うわ。 対象が女性の場合は「貴女」と書いて「あなた」と呼ぶこともあります。 基本的に丁寧な印象や、物腰が柔らかそうな印象を持ちやすいけど、 「アナタ」とカタカナ表記になると一転してキツそうな印象になるという不思議な二人称でもあるわね。 より敬った形として「貴方様」になることもございますわ。 -アンタ 上の貴方を砕けた表記にしたものよ! 「お前」ほど砕けてないけど「あなた」ほどかしこまってもない、そんな絶妙な位置にいる二人称よ! 幼い女の子、そうでなくても勝気な女の子が使うイメージが強いけど、 べっ、別に男性が使う事もないわけではないわ! 特に関西では関東より使われることだって多いんだから! -貴様(きさま、キサマ) 尊大なキャラご用達の二人称だな。 そうしたキャラが他人を罵倒する際に使われるイメージが強いが、 元々は「お前」同様に目上の人間を指して使う二人称だったそうだ。 「[[イヤミか貴様ッッ>範馬勇次郎]]」 -汝(うぬ) こちらも尊大なキャラご用達の二人称であるな。 今日でいうキサマ、お前と同義…つまり相手を 見下す意図で使う二人称だがこちらは古風なイメージが強いかもしれぬ。 同じ文字で「なんじ」や「なれ」と呼ぶこともあろう。 -お主(おぬし) 時代劇ご用達の二人称で候。 侍や武士、忍者といった和風かつ古風なキャラクターが主に使うでござる。 -其方(そなた、そち) 主に尊大な性格のわらわが身分の低いものに対して使う二人称じゃな。 同じような意味合いで「其処(そこ)」や「其処許(そこもと)」といった表現もあるぞ。 更に格下の相手であれば「足下(そっか)」と呼ぶこともあるな。&font(l){「そっかぁ…」} -ユー 外国人、特に[[アメリカ人>アメリカ人(属性)]]等英語圏の人が使う二人称デース! 語原は英語の「you」デスヨ! でも、なぜかフランス人キャラが「テュ」とか「ヴ」などとは言ったりしないザマス…。 -自分(じぶん) 一人称やんって思うやん? 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