登録日:2025/07/06 Sun 07:50:00
更新日:2025/07/09 Wed 07:38:55NEW!
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※この項目には「マギアレコード」メインストーリー第II部のネタバレが含まれています
私の悲しみを癒せるのは、怒りだけよぉ…
■概要
2019年10月15日に開催されたイベント「Crimson Resolve〜真紅の決断〜」にて初登場(正確な初登場は「深碧の巫」クリア後に流れたII部予告ムービー)した魔法少女。
イベント終了直後から配信が開始されたメインストーリー第II部「
集結の百禍編」では、自動浄化システムを狙う魔法少女グループ
「プロミストブラッド(PROMISED BLOOD)」のリーダーとして登場する。
瞳の色は黄色、ソウルジェムの色は赤。
金棒を武器として使う。
ストーリー内で変身後の姿が(一部)変化した珍しい魔法少女。
変化後は頭に鬼を思わせる角が生え、ソウルジェムの位置が変わっている。
■性格・人物像
プロミストブラッドの中心に立つ三姉妹の長女。
故郷で起きた血の惨劇で、復讐を決意して神浜に来た。
恨みの強さは優しさの裏返しで仲間には甘く、復讐も故郷の魔法少女を救うための一環。
(アプリII部公式サイト「CharacterS」より引用)
プロミストブラッドを率いる三姉妹の長女で、戦略的な戦いが得意な魔法少女。自身の恨みを受け入れてからは険呑とした空気を隠さず、感情が昂りやすくなった。しかしそれは敵にだけであり、仲間には激甘。頭を冷やせる氷菓子が好き。
(アプリ内プロフィールより引用)
願いは
「生徒会の選挙制度改正に反対する人たちの心を変えてほしい」
神浜市から離れたところにある二木市出身の魔法少女。「虎屋町の牙」の異名を持つ。
一人称は「私」で話す際、たまに語尾が小文字になる。(〇〇よぉ、〇〇ねぇ、ありがとぅ 等)
瞳のハイライトが消失した不気味な目が特徴(目の下にはクマがある)。
初登場イベント「真紅の決断」のクライマックスで恨みを受け入れ「鬼」となった際、変身後の姿と同時に変化した。
なお、II部完結後も目のハイライトは戻っていない。
虎屋町学園に通っており、生徒会長として活動している。
「真紅の決断」のクライマックス前や過去を描いた結菜・樹里・ひかるの魔法少女ストーリーでは、上記画像のように瞳にハイライトがある状態の結菜を見ることができる。
父は二木市の市長で、娘が同じ政治の道へ進むことを望んでいた。
しかし結菜本人は父の外面だけよくしているような態度を嫌っており、父に反発してわざと自分よりレベルの低い虎屋町学園に入学。
虎屋町学園は生徒の自由を認めない校風であり、厳しい校則がかえって生徒の非行を引き起こしていた。
髪色の校則についてクラスメイトと一緒に教師へ抗議した(地毛なのに校則違反だと言われたクラスメイトがいた)際、「校則を変えるためには、生徒会長クラスの権力が必要」だと知る。
(初めは周囲に流されてしまったが)学校を変えるために生徒会長を目指すことになった。
現在の校則では選挙に立候補できないため、署名を集めて選挙制度を改正しようとする。
ひょんな事から出会った後輩煌里ひかるや協力者と共に選挙活動を行い、多くの署名が集まった。
制度改正の議案を生徒会に提出し、支持を得ることに成功。
しかし、その後の臨時職員会議で父母会の反発を受ける。
このままでは選挙までに校則の改正が間に合わず、自分を信じてくれたひかるや生徒達の思いが無駄になってしまう。
その時、目の前にキュゥべえが現れた。
QBとの契約で上記の願いを叶え、選挙制度の改正に成功。選挙で生徒会長の座を勝ち取った。
魔法少女になった後、ひかるの紹介で二木市の魔法少女グループ「虎屋町」に入り、結菜が「先輩」と呼ぶリーダーの魔法少女や暴れていた
大庭樹里
と出会う。
先輩に樹里の対処を任され、ひかるの力を使い樹里との戦いに勝利。彼女と竜ケ崎の魔法少女を虎屋町に引き入れる。
しかし願いを叶えた時と同じように「力で無理矢理押さえつける」やり方で解決したことを気にしていた。
先輩との会話や校則変更の一件を経て
「目的のために力を使った責任を果たさなければならない」と考えるようになり、
「生徒のために学校を変えていくと同時に二木市の魔法少女達を幸せにする」ことが自分の目的だと認識。
そして先輩の
「憎まず、嫉まず、利己的にならず
何よりも誰かのためであり
世の平和と心の安泰を願い続ける」
という理念を胸に、彼女の死後も「二木市を平和にするため」「二木の魔法少女みんなのため」戦いを続けていた。
しかし「Crimson Resolve」の終盤で「鬼」と化してからはその理念を捨て、間接的に自分たちを苦しめた原因である神浜へ復讐し浄化システムを奪うべく行動するようになる。
「怒り、憎み、暴虐なまでに利己的であり
誰かの平和よりも仲間の安泰を願うために
この身を磨耗させて失うまで戦う」
II部ストーリー全体の半分となる7章までの敵であり、後述の「メインストーリーの結菜」にも書かれている通り神浜の魔法少女を苦しめた。
「みんなを守れなかったのは
自分のせいだってこともわかってる」
全ては二木市の魔法少女のため。
仲間を想う気持ちは以前から変わらない。
従者であるひかるからも「結菜さんは仲間には激アマっすよ」と言われていた。
II部1章で仲間の死について灯花から「ほーんのちょこっとの犠牲」と言われた際は、ショックのあまり目に涙を浮かべるほど。
II部7章の決戦前の描写から、亡くなった名前の名前も覚えている模様。
戦いを経ていろはを信用したII部8章以降は、全ての魔法少女を救おうとする彼女と共闘。
さらにかつて(結菜の魔法少女ストーリー)は「語るだけ虚しい」と話していた自分たちの、二木市の未来についても考えるようになった。
「鬼」となる前から、策略を巡らせたり小細工を使うのが得意。
■アプリでの戦闘能力
◆通常版
ディスク構成:A A B横3 B縦3 C
2021年8月10日にレアガチャに実装された。
初期レアリティ☆4・光属性のアタックタイプキャラ。
コネクトは対象の攻撃力をUPさせ、防御無視と回避無効を付与する効果。
マギア「雷霆の埋葬」とドッペル「折檻のドッペル」は敵単体に属性強化ダメージダメージを与え、自身の攻撃力とマギアダメージ(ドッペルはそれに加えて光属性攻撃力)をUPさせる。
さらに3(ドッペルは5)ターンの間耐久10000(ドッペルは15000)のバリアを自身に付与する。
精神強化で解放できる潜在スキルは自身に「瀕死時攻撃力UP」「瀕死時防御力UP」「耐久力10000のバリア」を3ターンの間付与し、
最大体力の80%のダメージを与える(自傷ダメージ)
「インテンショナル・クライシス」。
「潜在スキルの自傷ダメージでわざと瀕死状態にして瀕死時アビリティを発動→超火力で敵を殲滅する」のが基本戦法。
瀕死状態になってしまうデメリットもあるが、バリアと瀕死時防御力UPのおかげで倒れにくい。
◆結菜・樹里 ヴァンパイアver.
ディスク構成:A A A A C
ハロウィンに暴虐を決意したことで吸血鬼となった義姉妹の魔法少女。
自分たちの罪によって死んだ仲間の霊と対面し、彼女たちから罰を受けつつ贖罪をしようとしている。吸い込んだ血液を溜めて攻撃に使うため、貧血の心配はない。
(アプリ内プロフィールより引用)
2023年10月23日に開催されたイベント「ハロウィンによみがえる同胞たち」と同時に実装された樹里とのコンビユニット。(十七夜に次いで二例目となるヴァンパイアver.)
初期レアリティ☆4、火属性のマギアタイプキャラ。
露出が増えた次女に対してこちらは軍人を思わせる服と帽子を身につけた姿に変わり、頭の角が2本に増えた。
さらに髪の先が樹里のように赤く染まっている。
Accelディスクを4枚所持しており元の結菜、樹里どちらとも違うマギア特化の性能だが、固有スキルは通常版と同じ(バリアと瀕死時攻撃&防御UPの効果ターンが伸びている)ものになっている。
そのため「瀕死状態でスキルを発動させて大ダメージを与える」戦法は通常版の結菜と同じ。
マギア「無限灼熱大振撃破」は敵全体にランダムで4回属性強化ダメージを与え
- 味方全体には3ターンの間火属性攻撃力とマギアダメージアップ
- 自分には3ターンの間敵に与えるダメージと火属性攻撃力アップ
のバフを付与する。
ドッペルに相当する「血盟の狂乱」はランダムダメージが5回に増え、バフ効果ターンも5ターンに延長。おまけに自分のMPも回復する。
固有アビリティもマギア発動を補助する「マナスプリングオーラ」、固有スキルと組み合わせることでさらにステータスを上げる「クライシスブルーム・オーラ」、仲間の火力を上げる「フレイムスラッシュ・オーラ」など強力なものが揃っている。
◆キモチver.(仮称)
「飲み込まれそうよ…
私の中で力が暴れてねぇ…」
II部7章の決戦で、ユニオンを倒すために
「振動する アクアマリンの踵」
「穏やかなる オパールの首」
「麗しい 真珠の眼」
「止まる ガーネットの小指」の力を借りた姿。
4つのキモチを同時に纏い、アオのように禍々しい姿になっている。
鶴乃から「あんなの暴力の塊」、リィちゃん(風の伝道師のウワサ)から「暴虐を纏っている」と言われるほどの力を得た。
しかし4つのキモチの力を一度に使っているため、体に強い負荷がかかってしまっている。
力を借りた直後はなんとかキモチを制御していたが…。
魔法少女一人一人に設定されている固有魔法は「対象変更」。
「壁など適当なところに攻撃して対象変更→敵に攻撃を当てる」など、敵の不意を突いた攻撃に利用している。
またII部2章では魔力を込めた石をメンバーにたくさん持たせ、ユニオンの魔法少女たちが石を魔法少女だと誤認するよう対象変更を使用。
擬似的な大軍を作り上げていた。
■メインストーリーの結菜
◆Crimson Resolve以前(結菜・樹里の魔法少女ストーリー)
「先輩」の死(魔女化)後、警告のために「魔法少女が魔女になる」という情報を拡散。
結菜が
キュゥべえの危険性を広めたことでキュゥべえは二木の魔法少女に狩られ続け姿を消した。
キュゥべえが姿を消した後、二木市から魔女が減り始める。
争いが起きないようグリーフシードの扱いについて話し合っていたが、ある一件が原因で樹里が竜ケ崎の魔法少女を率いて離反してしまう(詳細は樹里の項目を参照)。
◆Crimson Resolve 〜真紅の決断〜
「未だに忽然と魔女が消えた理由は
わからないけれど」
「この短い歴史の中で
ハッキリしてることがひとつある」
「私がすべてを始めたということよぉ」
正確にはメインストーリーではなくイベントストーリーだが、Ⅱ部に繋がるストーリーであるため記載。
二木市の3勢力のひとつ、虎屋町のリーダー。
樹里の離反後、二木市から魔女が居なくなり、グリーフシード巡る「血の惨劇」が発生。
しばらくは均衡を保っていたが、二木市に魔女が戻り始めた頃に虎屋町が「馬」を失ったことが竜ケ崎に漏れてしまう。
生きるために食い扶持を減らし、結菜への借りを返そうとする樹里から宣戦布告を受けた。
鈴鹿さくやや竜ケ崎から来た魔法少女・煌里ひかるなど同じグループの仲間と共に竜ケ崎との戦いに臨む。
樹里との一騎打ちの最中、2つのグループに潜入していた
笠音アオ
たち「蛇の宮」の魔法少女から攻撃を受ける。
ひかるも蛇の宮のメンバーとして虎屋町に入り込んでいたが、何故か虎屋町の側についていた。
実はひかるが虎屋町の「馬」の正体であり、蛇の宮の事を知っていた結菜が潜入させていた(つまり二重スパイ)。
ひかるの活躍で蛇の宮の計画を阻止し、アオたちを仲間にすることに成功。
しかしお互いに戦死者を出す結果となった。
ストーリーII部では戦いを終わらせるために竜ケ崎の魔法少女の説得に動く。
未だに魔女がいなくなった原因は不明だったが、合同で行った調査で魔女が戻っていることを竜ケ崎の魔法少女に証明。
今後どうしていくかを決めるための会合をすることになった。
しかし会合中、結菜との一騎打ちを望む樹里の指示を受けた竜ケ崎の魔法少女に襲われ再び仲間を失ってしまう。
遅れて現れた樹里との戦闘中に自身も魔女化しそうになるが、ひかるに助けられ生還した。
その後、万全の状態の結菜と戦いたい樹里から(アオ経由で)
「1週間以内に結菜以外の虎屋町のメンバーが仲間になるなら傷つけない、1週間経っても来ない場合は敵とみなす」という話を聞く。
仲間を失い続けた結菜の心は、仲間の絶叫が胸の中に響くほど擦り切れてしまった。
これ以上犠牲を増やさないため仲間に竜ケ崎に行くよう頼み、ひかる以外のメンバーは竜ケ崎に移った。
体力も回復し樹里との戦いが近づく中、向かわせていた虎屋町のメンバーをさくやが発見。
神浜市に潜入したそのメンバーの報告で魔女の減少がマギウスの翼によって引き起こされたことを知った。
「これが殺意なのねぇ…」
ひかるに指示して樹里を門前橋に呼び、「勝ったら自分のものになる」条件をつけて直接対決を仕掛ける。
「先輩…ごめんなさい…」
「私は…」
憎しみを受け入れた結菜は樹里の攻撃を受けても食い下がらない。
樹里に魔女の減少の原因が神浜であることを告げ、神浜への復讐のために仲間に加えようとする。
その直後、樹里の1年間溜めた炎を受けてしまうが…
「勝手に殺さないでもらえるかしらぁ?」
誰だ、お前…
よく知ってるでしょぉ…
紅晴結菜…
いえ、これからは
二木を率いて神浜に恨みを返す鬼よぉ
炎の中から鬼のような姿となり現れた結菜は樹里を圧倒。
さらに諸悪の根源である神浜から自動浄化システムを奪うと宣言する。
改めて樹里を仲間に加えようとするが、彼女は「今のアンタにはついていけない」と拒否。
樹里を殺そうとしたが、ひかるの介入により未遂に終わった。
キュゥべえから自動浄化システムについての情報や「楽に神浜に行ける方法」を聞いた後、二木市の魔法少女たちをまとめ上げ「プロミストブラッド」を結成。
グループのリーダーとなった。
さらに樹里・アオと互いの血を啜るという形で姉妹の盃を交わし、II部以降は2人から「姉さん」 「姉さま」と呼ばれるようになる。
◆II部1章
「こんな動物みたいな子に…」
「わたしたちの命が翻弄されるなんて!」
「腹立たしい!虫唾が走る!」
(1章1話)
「知らない町にいる魔法少女たちの
実験に、知らずに付き合わされ」
「私たちは多くの仲間を殺した!」
「殺さなくていい仲間を殺した!」
「この遣る瀬無さがわかる!?」
「だから、だから私たちは
自動浄化システムを頂くのよぉ…」
「私たちの血で作られたものを
贖罪の証としてねぇ」
(1章3話)
タイトルロゴに描かれたメインキャラクターの1人として登場(ひかる共々、1章1話で名乗るまでは「???」表記)。
神浜市では旧車両基地(Ⅰ部7章で白羽根時代の天音姉妹がいたところ)を拠点に活動している。
1章では強い(キモチの)魔力を探して神浜市に訪れ、キモチを倒した
環いろは
からブレスレットを奪うために襲いかかった。
戦闘後にいろは達から「二木市について知らない」と聞くと
「自分は血の約束を交わした魔法少女」
「神浜を死んだ同胞の数だけ苦しめる」
「自動浄化システムは自分たちが手に入れる」
ことを伝え、ひかると共に自分の名前を教え去っていった。
「紅晴結菜よぉ」
「私だけが知ってるのも
不公平だから教えてあげるわぁ」
1話ラストでは拠点に侵入してきたネオマギウスの白羽根を怒りに任せて殺害した。
3話では2話で樹里がネオマギウスの黒羽根を尋問して得た情報から電波望遠鏡に神浜の実力者かブレインがいると推測。
電波望遠鏡へ向かい、
宮尾時雨たちネオマギウスとユニオンの戦闘に乱入した。
「神浜に魔女を集めていた
マギウスっていうのは誰?」
「提案も実行もわたくしだよ
すごいでしょー、くふふっ」
「そう、ありがとう」
「お礼にその賢い頭を
潰してあげるわぁ…」
元マギウスである灯花とねむの命を狙うが、万年桜のウワサ(桜子)やうい・さなに阻まれる。
プロミストブラッドのメンバーにボコボコにされた時雨たちの様子を見たいろはの発言で戦闘は中断。
いろは達に聞かれ、自分たちの過去とプロミストブラッドの目的を語る。
その際時女一族のリーダーである静香からは「(復讐なんて)馬鹿馬鹿しい」「ユニオンに協力した方がいい、死んだ仲間も浮かばれるのではないか」と言われていたが、
「死んだ仲間の想いを勝手に決めるな」と言い返している。
さらにキュゥべえとの会話で「キモチの石を集めれば自動浄化システムが手に入る」ことを知った。
拠点への帰還後、樹里から彼女が手に入れたキモチの石を受け取った。
2章以降、他のグループとキモチの石をめぐってぶつかり合うことになる。
◆II部2章
1話ではモーモーファームでユニオンと時女一族に捕まりかけていたアオとひかるを助けるために参戦するも、三浦旭の狙撃によってひかるが傷を負ったため撤退。
2話の戦闘では魔力を込めた石と対象変更を駆使してユニオンと時女一族を撹乱。
樹里が半ば無理矢理連れてきた時雨とはぐむの道案内もあり、北養の山の中に追い詰める。
時雨とはぐむがユニオンを逃がしたため仕留められなかったが、キモチの付近を陣取ることに成功。
北養のキモチをめぐる戦闘では静香と激突。メンタルを崩すため、「他人がいなければ存在できない抜け殻のようなもの」だと侮辱し怒らせた。
最終的に深月フェリシアにキモチを倒され石を取られてしまうが、新入り・有夢うららがキモチの探知能力を持ったういの誘拐に成功する。
なお2話では魔法少女の戦いを記すため行動していた佐鳥かごめと出会っている。
◆II部3章
誘拐したういからキモチの場所を聞き出そうとするが、一向に口を割ろうとしない。
連絡手段を断たれたういは(共に二木に来ていた)小さなキュゥべえを使って情報を伝えようとすると予想。
狙い通り神浜へ行こうとしていた小さなキュゥべえに襲いかかり、キモチの場所が書かれた地図を強奪する。
ういの居場所が書かれた手紙はいろは達を二木におびき寄せるため、敢えて残した。
ういの地図と樹里からの情報を元に南凪区にキモチがいることを特定し、石の入手のため樹里・アオ・らんかを神浜へ向かわせた。
自身はひかる・さくや達と共に二木に残りういを取り戻そうと乗り込んできたいろは達と対峙。
ユニオンを崩すため、カタコンベで「ういは死んだ」と嘘を付きいろはを魔女化させようとするがキモチによって阻止される。
さらに(さくやの裏切りもあり)ういを救出したやちよたちが現れたが、死者を気遣う様子を見て「カタコンベでは」手を出さなかった。
カタコンベを出たいろは達を始末しようとするが貨物列車で無賃乗車逃げられてしまう。
その後、キュゥべえから残りのキモチの石についての情報を聞いた。
その後、キュゥべえから自動浄化システムに必要な石の数が8つであること、残りの石は2つであることを聞いた。
この章でアオが南凪のキモチを、樹里が北養西のキモチを(トドメを横取りする形で)撃破したため、プロミストブラッドのキモチの石は3つになった。
◆II部アナザー3章
「私に話を聞かせたいのなら
力で私を屈服させてみなさぃ…」
樹里から3章のさくやの裏切り(ユニオンを助けた)について聞き、「誰でも間違いは犯す」「一度目は寛大に」とひかるを監視に付ける。
再びさくやが裏切るつもりなら、自分が直接手を下すつもりでいた。
ひかるから「二木市にやってきた神浜の魔法少女たちを逃した」命令違反の報告を受け、カタコンベにさくやを呼び出す。
「勝ったら話を聞いて欲しい」と勝負を挑んできたさくやと対決。
さくやには勝利したが、窮地で自分に一撃を与えた彼女を半殺しで見逃した。
その後「人となりを知った相手(ういやいろは)を簡単に殺してほしくない」さくやの想いを聞くが、「仲間を失うくらいなら相手が誰であろうと殺す」「復讐を誓った日から覚悟は変わらない」と話す。
「…さくやが覚悟を決めて」
「次の計画を邪魔しないと
約束してくれるなら」
「今回のことは
ここで終わりにするわぁ…」
躊躇うさくやにテレパシーで「私に最後の一線を守らせることができるのはさくやだけ」だと伝え、彼女に覚悟を決めさせる。
「私のそばにいてくれないかしらぁ」
そしてさくやから覚悟を決める代わりに「自分が与えた痛みの分だけ、敵に情けを持って欲しい」と頼まれ、それを守ると約束した。
◆II部4章
さくやからユニオンの和解交渉について聞き、
「自身と話す前にひかる・さくやと話し、和解した場合どんな見返りがあるか提示すること」
「その前にういに(結界が見つからず膠着状態にある)南凪のキモチの結界を見つけさせること」
を交渉に応じる条件として提示。
交渉当日、樹里・らんか達と共に南凪へ向かう。
ういによってキモチの結界の場所が判明し、結界に突入するが前座である名無し人工知能のウワサに足止めされてしまった。
キモチに向けて体力を温存するため、ウワサが消えるまで待つ事に。
「もし交渉が成立するなら…」そう考えていた矢先、メンバーからの報告で観鳥令が自分たちの使っている株分けのミラーズのショートカットを狙って動いていることを知る。
「神浜の連中もやるわねぇ」
「甘い言葉で誘っておいて
話合いをしている隙を突くなんて」
「相応の覚悟はあるんでしょうね…」
ユニオンとの交渉は決裂。
さくやに連絡を取り、令を助けるために神浜監獄へ向かおうとするいろは達を足止めした。
アオが令を殺害した直後に監獄に到着、ショートカットの証拠をとらえた彼女のカメラを破壊してしまう。
非人道的な行動に怒ったみふゆから平手打ちを受けた。
「死んだ人の魂まで
足蹴にしないでください…!」
ショートカットの証拠も消し退こうとするが、郁美の悲しみに惹かれ8体目のキモチ「止まる ガーネットの小指」が出現。
他とは一線を画す力を持つガーネットのキモチに苦戦を強いられる。
ユニオンの攻撃の手が緩んだところを狙うが、サファイアのキモチの力を借りたいろはの攻撃でキモチは大ダメージを受け、郁美に石を取られてしまった。
「七海やちよが言っていた通り、
神浜に団結されると困るから」
「手始めにユニオンのメンバーを
間引くところを見せてあげる」
8つのキモチの石が揃った直後、事前に用意していた「仕掛け」を発動。
「交渉が成立すれば、
これだけは止めるつもりだった」
「送信、っと」
グループのメンバーを使い、ユニオンの他の魔法少女たちの命を奪おうとした。
しかし8つのキモチたちが「各グループの選抜されたメンバー以外が戦闘した場合、別の結界に隔離する」ようルールを変えたため失敗に終わる。
キモチに選抜されたメンバーを確認するために神浜監獄を後にした。
◆II部5章
いろは達がクレセントハウスに移動したため、拠点の場所がわからなくなってしまった。
そこでゲリラ戦法でユニオンの魔法少女を攻撃し、痺れを切らして監獄を狙ってきたところを迎え撃つ作戦に変更。
その後車両基地の外で傷心していたアオの前に現れ、自分の経験を語る。
「ウソはつかなくていいわぁ
私だって最初は同じだったものぉ」
「少しずつ慣れていくもの…?」
「…いえ、慣れないわぁ」
「慣れない代わりに凍っていくの
自分の感情と…罪悪感が…」
「私自身もね、そう努めて
感覚を削ぎ落としていったわぁ」
「でもね、時々その氷が溶けると
ひどく落ち込んだ気持ちになるの」
最後に「無理はしないこと」「本当に心がはち切れそうになったら自分に言ってほしい」と伝えた。
監獄に現れたユニオンとの戦闘ではひかるたちと共にやちよあちに襲いかかる。
実は令の証拠は残っており、鶴乃にショートカットのある場所へ辿り着かれてしまう。
ショートカットを狙う鶴乃を樹里が相手取るが、お互い魔力切れの状態に追い込まれる。
鶴乃を道連れにしようと考えた樹里から、対象変更を使って監獄を破壊するよう頼まれた結菜。
しかしなぜか自分を攻撃しようとしたフェリシアに対して対象変更を使用。
(樹里は駆けつけたひかるが救出した)
「本当はこちらを皆殺しに
したかったでしょうけど残念ね」
「そうねぇ…まるで何かの意思に
邪魔されているとすら思えるわぁ」
「とはいえ、カメラを壊して
終わったと思ってた自分のせいね」
最終的にユニオンの撃破には失敗。
樹里と(キモチに乗っ取られ暴走した)アオが負傷してしまったため、仲間と共に退却した。
5章後半では調整を受けるためピュエラケアのリヴィア・メデュロスの所に訪れ、ネオマギウスが倒されたことを聞いた。
また、ヨヅルに神浜市の東西に関する噂(リヴィアが意図的に流したもの)について尋ねており…
◆II部6章
ネオマギウスが倒され、ユニオン・時女一族に挟まれる形となってしまったプロミストブラッド。
この局面を乗り越えるため、ユニオンの東西を分断する作戦に出る。
噂が広まった状況を利用して東の魔法少女の西に対する不信を煽り、さらに東のリーダーである十七夜の命を狙う。
「人からの信頼を担保にしながら
仲間を犠牲にしてでも敵を欺こうとする」
「神浜の連中も
やることがエグいわねぇ…」
さらにユニオン内部を掻き回すため、フェリシアが願いによって忘れていた火事の記憶を元に戻してしまった。
「魔法少女の固有魔法というのは
その人の願いに引っ張られる」
「基本的なことでしょぅ…?」
フェリシアが忘却の魔法を使っているのを覚えていた結菜は、「フェリシアが願いによって何か忘れているのではないか」と考えていたのだ。
地下鉄跡でのショートカット防衛戦では、「西の魔法少女から十七夜たちを殺すよう頼まれた」と嘘をつき十七夜を揺さぶる。
「ここで死ぬぅ?」
「それとも私たちのところに来て
一緒に西を潰しても良いわよぉ?」
いろは達を信じ誘いを断った十七夜を殺そうとするが、そこにいろは・戦意を取り戻したフェリシアをはじめとする魔法少女たちが助けに現れた。
他のメンバーがやちよ達と戦う中、仲間を傷つけられ怒るいろはと激突。
しかしいろはとの戦闘中、牧野郁美が(命と引き換えに)株分けのミラーズの魔女を撃破してしまった。
消滅した郁美が持っていた石を樹里が入手、アオが
十七夜から石を取り返したことでプロミストブラッドに4つのキモチの石が集まった。
その直後、ういを通じてキモチ達がイブに戻るために魔法少女を利用していたことを知る。
いろはは「こんな戦い不毛すぎます」と戦いをやめるよう提案するが、「キモチを支配できる」実感を得ていた結菜たちはそれを拒否した。
さらにいろはとフェリシアの石を奪おうとするが、やちよ達ユニオンが地下鉄跡からガスを流し人が来るように仕掛けたため撤退を余儀なくされた。
キモチの石の数では有利になったものの、ショートカットがなくなり神浜での活動が困難になってしまう(なお、株分けのミラーズの主である鏡の魔女との戦闘で仲間の魔法少女(モブ)が死亡している)。
◆II部7章
ミサ…
アユミ…リリカ…
アキ…サユリ…ララ…
ミエ…チナツ…ユキ…ショウコ
先輩…
みんなの血を取り戻してくるわ
詳しいキモチのルールについて知らない(キモチの結界に飛ばされる心配がない)他のメンバーも利用できることを理由に、最後の戦いの舞台を二木市にすることを決める。
浄化システムを手にいれたいユニオンは結菜達のホームである二木へ行かざるを得なくなった。
迎えたユニオン・ユニオンに加勢した時女一族との決戦では散らばったいろは達を各メンバーが戦いながら1ヶ所へ誘導、固まったところを一斉攻撃でまとめて仕留める作戦を実行する。
しかし保澄雫の固有魔法によって回避され(雫の固有魔法について事前に把握しており、封じるために神浜の雫の家にメンバーを向かわせていたが失敗した)、逆に追い詰められてしまった。
「策が奇策に破られるなら、
それを越えるのは圧倒的な力…」
逆転するため樹里たちから3つの石を受け取り、 4つのキモチの力を借りてパワーアップした。
禍々しい姿となりいろは達を圧倒するが、さくやを呼ぼうとした際にひかるからさくやが死んだことを知らされ愕然とする。
「…時女の連中と戦って死んだっす」
「ウソでしょぅ…」
さらに心の隙を突かれ5章のアオ同様、キモチに体と視界を乗っ取られてしまう。「キモチを支配できる実感」も偽りにすぎなかった。
敵味方問わず襲い掛かり、プロミストブラッドのメンバーを守ろうと飛び込んできたかごめにも攻撃してしまう(大怪我を負ったものの命は助かった)。
必死の抵抗で何とか視界を取り戻したものの、仲間やユニオン・時女一族の魔法少女は既に虫の息になっていた。
先輩や他の魔法少女が眠るカタコンベに辿り着いた結菜は、自らの命を絶とうとするがそれすらもキモチに阻止される。
直後、追いかけてきたいろはが現れた。
「二木の人が幸せになるっていう
紅晴さんが抱いている救いを」
「私は叶えたい…
一緒に背負っていくから…!」
「∵ソウイッテ_カミハマハ—」
(そう言って神浜は)
「∵ヒトヲ—クルシメテ ̄
スクイヲ_—テニ_イレル…」
(人を苦しめて救いを手に入れる…)
「∵ソンナ ̄ヤツラニ—
スクイヲ— ̄ユダネ—ラレナイ!」
(そんな奴らに救いを委ねられない!)
手を差し伸べようとするいろはを拒絶し、キモチに体の自由を奪われてでも彼女を殺そうとしていた。
「ブレスレットに戻ってー!!」
しかしいろはの呼びかけによって纏っていたキモチを剥がされてしまう。
キモチの石を通していろはの心と繋がり、いろはの過去と「すべての魔法少女を救いたい」という彼女の思いを知る。
魔法少女の真の解放へ向けて進むいろはの姿は、かつて「先輩」が語っていた言葉と同じだった。
「信用しても良いのかしらぁ…」
いろはがキモチに語りかけたことでキモチの支配から解放される。
ついにいろはを信用し、結菜たちの復讐は終わりを迎えた。
「多くが救われる道を
選んだだけよぉ…」
戦闘後は持っていた4つの石のうち3つをキモチの石を樹里たち3人に、残り1つをいろはに渡し神浜に帰るいろは達を見送った。
そしてメンバーに頼んで亡きさくやと2人きりにしてもらい…彼女に別れを告げた。
さらにその後、負傷したうららの見舞いに訪れ、さくやと涼子の戦いを止めようとした彼女に礼を言っている(また、この時点で既にうららがプロミストブラッドで内偵をしていたことに気付いていた)。
「プロミストブラッドの活動はここまで
神浜への復讐劇は終わりにするわぁ」
◆II部8章
神浜との戦いをやめたことに対し竜ケ崎の魔法少女たちが反発し、プロミストブラッド内部で争いが発生。
さらに樹里の思いつきで戦争続行を賭けてカタコンベで彼女と対決することになってしまう。
樹里との対決中に竜ケ崎の魔法少女たちを説得しようとするが、そこにいろはが現れる。
カタコンベに眠る二木市の魔法少女たちへ挨拶し想いを伝えるいろはの姿に竜ケ崎の魔法少女たちは感化され、彼女達の反発も解消された。
しかし戦闘中、樹里と共にアオから殺気を感じ取っており、らんかの「アオから『一緒に結菜・樹里を倒そう』と誘われた」という話を聞きアオ本人に直接問いただす。
アオとの会話で彼女の様子がおかしくなっていることを実感し、ひかるを監視につけることにした。
ユニオンの会合に行く直前、樹里と話をするために彼女を探すが見つからない。
色んな場所を探し回り旧車両基地でようやく樹里を見つけたが、「二木の未来のためには自分がいないほうがいい」と考えた樹里はソウルジェムを破壊し自殺しようとしていた。
「樹里ぃいい!」
「姉さんっ!?」
「あなた今…
死のうとしてたでしょぅ!」
咄嗟に押し倒して止め、
「樹里は無茶苦茶でも竜ヶ崎の心を掴んでおり、今消えれば混乱が生じる」
「これからは自分たちのせいで変わってしまったアオを救うために戦う」
と話し思いとどまらせた。
その後、会合に出席。
事前にいろはに「そちらの溜飲を下げるために自分の言葉が要るならいくらでも力を貸す」と伝えていたが、
「腹立たしい神浜の連中」
「今も殺したいと思っている」
「最善だと思ったから手を貸すだけ」
「今生きているのは令と郁美のおかげ、死んだ2人に感謝しろ」
などユニオンの魔法少女の神経を逆撫でする発言を繰り返す。
案の定ユニオンのメンバーは怒り乱闘になりかける(やちよとみふゆが阻止した)が、ユニオンを結束させるため過剰に演技していただけだった。
さらに自動浄化システムが世界に広がった後、二木の魔法少女が神浜に行くことがないようにすると約束し、(いろはがカタコンベでやったように)場を収めた。
「紅晴さんは
やり方が乱暴なんですよ!」
「樹里の乱暴さが
うつったのかもしれないわぁ」
「ふふっ」
ユニオンの会合の後「いろはが死んだ二木の魔法少女を悼んでくれるなら、手を組む者として相応の礼儀がある」として、アオに殺された令の墓を樹里と共に訪れる。
いろはと違い令たちを悼む気持ちは微塵もなく、そのことを聞いたひなの(同じタイミングで墓に来ていた)と戦闘になりかけてしまう。
しかし「2人の死がユニオンと手を組むきっかけになったことには感謝している」とひなのに伝え、彼女から「一緒に(2人の死を)背負え」と言われた際には「支えることくらいはできる」と返した。
そして全てのキモチの石が揃い、自動浄化システムが完成しようとしたとき、突如としてキモチ達が暴走。
キモチ暴走の犯人…キュゥべえは魔法少女たちの知らぬ間に自動浄化システムのコアになっており、システムを支配していた。
さらに「うい以外は自動浄化システムのコアになれない→うい以外がキモチの石を揃えても自動浄化システムは手に入らない」ことを知る。
説明を受けた後、やちよさんと一緒にキュゥべえを始末した
「私たちが流した血の意味を
たった一言で虚無にさせられた…」
さらに生きていたネオマギウスのリーダー
藍家ひめな
が現れ、アオがネオマギウスに寝返ってしまった。
◆II部9章〜10章
ひかるにアオを監視させ、彼女の動きをうかがう。
しかしアオを二木市に置き結菜を釘付けにするのがネオマギウスの作戦だった。
ちはる達がネオマギウスに寝返った静香と激突した際は、樹里にキモチの石をちはるへ渡すように連絡。
静香の説得に協力した。
「あの子を元に戻すよりも先に
こちらを止めることにしたわぁ」
9章後半では、電波望遠鏡を使って一般人を危険に晒す電波を流そうとするひめな達を止めるためいろは達と共に電波望遠鏡の破壊へ向かう。
「みんなを支配できると思ったから
あれだけ争ってたんでしょ?」
「私たちがしてきたのは
頂点を目指すような戦いじゃない…」
「生きるための戦いだった…」
ネオマギウスの一員となったアオと再会し望遠鏡に辿り着くが、ひめなは既に電波を流しておりアオにも逃げられてしまった。
10章のネオマギウスとの戦いでは時雨・はぐむを加えたグループのメンバーで神浜の通信網を掌握するために行動。
いろは達と合流した際、ネオマギウスの拠点に潜入した静香からの情報でアオが撲滅派の人間を痛めつける配信をしようとしていることを知る。
アオを止めるため樹里たちと共に湯国市へ向かい、撲滅派の拠点でアオと接触。
「武器を下ろして
撲滅派の人を解放しなさぃ」
「姉ちゃんと姉さまの言うことは
絶対に聞かないよ」
「だって、わたしが天辺に行くのに
邪魔な相手なんだから」
恐怖のキモチの石を利用して彼女の精神に入り、侵食していたキモチを剥がすも恐怖を感じる心は壊れたままだった。
アオの魂に刻まれた記憶はまだ壊れていないかもしれない
→恐怖の感情が芽生える赤ん坊の頃から、恐怖の感情が壊れないよう守り続けばアオを元に戻せるかも?
…と考えた結菜はアオにゲームをすることを提案。
「アオが赤ん坊の頃からやり直し、14歳になってもまだ気持ちが変わらないなら戦ってもいい」と約束し、ゲームを始める。
樹里と共にアオの母親となり(ひかるは近所のお姉さん役)、アオの恐怖の感情を壊そうとするキモチから守りながら14歳まで育て上げていく。
現在の年齢から重ねて14年過ごしたため樹里共々30代になってしまった。ひかるも20代後半
「14年頑張ったよ」
「お互いねぇ…」
キモチとの最後の戦いで樹里と共に死ぬつもりでいたが、駆けつけたアオ・ひかるがキモチを撃破。
4人で無事脱出することに成功した。
ゲームを経てアオも元に戻り、いろは達がひめなを止めたことでネオマギウスとの戦いも終わった。
◆II部11章
「うん、今ではわかる
恐怖がないのが一番怖いって」
「ほんと、アオさんは恐怖を求める
マシンみたいだったっす」
「人間何かが欠けてるヤツってのは
こえーからなぁ、ニヒッ」
「だから、これからの私たちは
感情も人も欠けさせないわぁ…」
「もちろんかつてのように、
力で支配するなんてもってのほか」
樹里や他のグループの魔法少女たちと共に神浜水族館へ向かい、フォークロアの協力者である里見太助からフォークロアについての話を聞く。
中盤では自動浄化システムを手に入れるためにいろはにキモチの石を託し、他リーダー+うい&かごめと自動浄化システムのある空間に突入。
後半では
瀬奈みこと
が使用したひめなの仕掛けによって仲間が危険な状況に陥る中、いろは達と協力して暴走する氷室ラビと戦った。
アナザー11章(フォークロアの話を聞く前)でも登場し、10章の出来事やプロミストブラッドの現状、樹里に起きた変化についてかごめに話していた。
「あの14年が過去を書き換えた
わけではないけどぉ…」
「私たちは、間違いなく新たな
一歩を踏み出したと思うのよぉ」
「前に向かっての一歩をねぇ…」
◆II部12章前編〜中編
なんのための14年だったのか…
人格を取り戻し覚醒した鏡の魔女に立ち向かうが、ういを殺され自動浄化システムを奪われたことで次第に追い詰められていく。
最終的に悪夢でソウルジェムが穢れ切り、ドッペルに操られた仲間を止めるために戦闘。
(ともに行く未来を選んだのに…
ごめんなさい…)
(ひかるも…アオも…
あぁ…この無念をどうすれば…)
仲間たちの命を奪ったと同時に力尽き他のリーダーと共に死亡してしまう。
かつて話していた「二木の魔法少女は地獄行き」は現実となってしまった…
しかし死んだ結菜たちの希望を受け継いだやちよたちやピュエラケア・かごめ・いろはの活躍によって過去が変わり、絶望の結末は回避された。
鏡の魔女との最終決戦ではウワサになったメンバーと共に魔女に立ち向かい、見事勝利。
二木市の魔法少女たちの未来を取り戻した。
その後、自身の存在を犠牲にしてウワサになった魔法少女たちを元に戻し、浄化システムを広げようとするいろはを送り出した。
「他のグループの人たちは
怒り心頭だろうから」
「私はあなたを
笑って送り出してあげる」
「帰りを待ってるわぁ」
◆II部12章後編(エピローグ)
自動浄化システムが世界に広がった後、度々神浜を訪れるようになった。
かごめが様子を見にきた際には、パンチングマシンを破壊した樹里やひかる・うららと共にゲーム大会に参加するアオとらんかを応援していた。
II部エンディングで魔法少女ごとに書かれた後日談によると、プロミストブラッドを解散し、魔法少女の存在を悪用されるのを防ぐために国会議員の秘書を目指しているらしい。
最終的に父親と同じ道を進むことになった。
■メインストーリーII部以降の結菜
第3弾「ヴィークのヴァルキューレ編」に登場。
いろは達に異変が起きたと聞き他のグループのリーダー達と共に駆けつけた。
いろはの概念を集めるため樹里達とヴァイキングの時代に向かい、ねむの本に記されていたスレール(奴隷)の姉妹・オルガとガンヒルトを追う。
案内役のねむからは歴史的事象に深く介入しないよう注意を受けていたが…
ちなみにねむ(分身)の力のおかげで他のメンバー共々オルガ達からは「旅の商人」だと思われていた。
姉の夢を実現させるためにガンヒルトが魔法少女となり、契約の際の願いでオルガがリーダーの騎士団を結成。
さらに力を得るべくイングランド侵略を企むノルウェーの王・ハーラルの軍勢に加わり順調に夢の実現へ向かっていた。
しかしイングランドでの戦闘中、ガンヒルトの不死身の体に恐怖しオルガ達を殺そうとしたハーラルをガンヒルトが殺害。
さらに「夢が終わってしまう」と絶望し魔女化してしまった。
オルガを魔女の結界内の安全な場所に移した後、結菜は(樹里たちに魔女を足止めしてもらいつつ)ガンヒルトに起きたことと魔法少女の真実について説明する。
自分を責めるオルガに「ガンヒルトが契約したのは彼女自身の意思であり、オルガが背負い込むことはない」とフォローしつつ、オルガも自分の意思で運命に立ち向かうよう話した。
オルガはかつての妹だった魔女を倒すために契約し魔法少女となった。
実はねむが持つ本に記されていた/いろはが追っていた「魔法少女」はオルガだったのだ。
ねむは本に記された魔法少女がオルガかガンヒルトか分からないようにしたり、
「ガンヒルトが魔女化し、契約したオルガに倒される」という部分を
「魔法少女がひとり生まれ魔女を倒す」と曖昧な形にするなど本の内容を「調整」して伝えていた。
(干渉しないよう注意していたのも含め)結菜達がガンヒルトを助けて本に記された「本来の歴史」が変わる事を防ぐためである。
結菜も魔女化寸前に気づきガンヒルトに手を出さなかった他、後にねむから説明された際も「過度に干渉しないことには同意していたから」と受け入れていた。
(さらに本の内容を見たねむが、結菜達が適任だと考えこの時代に向かわせていたことも判明する)
そして本の内容通りオルガは魔女を撃破。
その後の象徴の魔女との戦いでは戦意を喪失していたオルガに加勢、妹たちと共にエールを送った。
「生き残ったのなら…」
「とことんまで生きてみなさい」
「生きる…」
「いい?簡単に死なないこと」
「あなたが命を長らえたのは
何か意味があるのよぉ」
いろはの概念を回収し無事現代へ帰還。
その後の「Pillar of tomorrow」でも仲間と共に象徴の魔女に挑んだ。
◆心は一年一万年
マギレコサービス終了直前に公開されたエンディングストーリー。
後半にプロミストブラッドのメンバーと共に登場。
いろは達が自動浄化システムを安定させるために旅立った後でも彼女を信じ、平和のために戦っているようだ。
■マギア☆レポートの結菜
神浜への怒りで怒髪天を突くにとどまらず角まで生えた。
文字通り鬼と化す有言実行ぶりに仲間の信頼も厚い。
(マギア☆レポート3巻の魔法少女図鑑より引用)
第二部#136にて樹里・ひかると共に初登場。
こちらでもマギアユニオンと敵対しているらしいが悪いことはあんまりしていない。
「神浜の魔法少女に勝利して
景品までもらえるなんて一石二鳥だわぁ」
マギレポイベント「神フェス」では樹里・アオと共にバンド「MerryBlood」として参戦。カミハ☆マギカと対決するが敗退した。
MAGIA DAYで公開された「メインストーリーざっくり振り返り動画」には声付きで登場。
2024年のマギレポイベント「神浜大運動会」にも登場した。
■結菜さん語録
「バカッ!!」
真紅の決断1部の竜ケ崎との戦闘で役割を果たした遠距離メンバーに合流するよう呼びかけた際、「樹里たちを食い止めるために残る」と聞いて。
魔力を使い果たしていたため、遠距離メンバーは樹里たちの攻撃で死亡してしまった。
「気にしなくていいわぁ」
「あなたたちに期待していたのは、
道先案内人としての役割」
「戦力だとは思ってないものぉ」
2章2話でユニオンにやられ逃げられてしまった(実はやられたフリをして逃がしていた)時雨・はぐむに対して。
1章3話の「(いろは達に比べて)ずいぶんと骨がないのねぇ」や静香の「ネオマギウスだと思って舐めてた(4章)」と並んで、当時の時雨たちやネオマギウスの弱さを象徴する台詞。
「ダマレッ!!」
「他の誰がどういう気持ちでも
私から折れることはなぃ…」
「折れるぐらいなら
死んだほうがましよ!」
7章の決戦にてユニオンに反撃され、逆に追い詰められた台詞。
雄叫びを上げ取り乱してしまった。
「本当は私が死ぬべきなのに…
ごめんなさい、さくや…」
「それに最後までありがとう…
私を見捨てないでくれて…」
「本当はすぐにでも
追いかけてあげたいけど」
「あなたは怒るだろうから
少しだけ時間をもらうわぁ…」
「二木のみんなと
アオを助けてあげないとね」
ユニオンとの決戦後、涼子との戦いで命を落としたさくやへの別れの言葉。
いろは達を見送るまで押し殺していた感情を涙と共に吐き出した。
後の9章でもさくやのことを思い出して涙を流している。
「っ!」
「アオの粉ミルクだって
言ったでしょー!!」
10章、赤ちゃんになったアオの世話のため粉ミルクを買いに出かけた際に「何買いに来たんだっけ」と聞いてきた樹里に対して。
直前の会話で自分に育児の負担が集中していることへの不満を漏らしており、「粉ミルクを買いに来た」と話していたにも関わらずそれを忘れた樹里に怒りが爆発。
一緒にいたアオを怖がらせてしまいキモチを呼び寄せてしまった。
「環さん」
「ういちゃんとの思い出を
私に聞かせてくれないかしらぁ」
「あなたは私の苦しみを受け入れて
二木市も救うと言ってくれた」
「だから、次はあなたの悲しみを
私が受け入れるわぁ」
鏡の魔女との最初の戦いでういを喪ったにも関わらず、無理して平然を装っていたいろはに対して。
静香やひめなと共にいろはに寄り添った。
「プロミストブラッドが勝ってるわぁ」
マギレポ第二部#200の「2つの候補のうち投票で選ばれた方のコマをメモリア化する」という話の中で、ユニオン側に並ぶもう一つの候補としてすごく柄の悪そうな感じで樹里と共に登場した時のセリフ。
しかし最終的にユニオン側が逆転したらしく、200回記念に配布されたメモリアはユニオン側のものだった。
元ネタは某食品会社の某シリアルの投票企画。
ユニオンを助(た)けて!マギレコでもピュエラ・ヒストリアでエジプト行ってたし
■余談
2020年には「プロミストブラッドの調整屋ジャック」が開催され、樹里・アオ・ひかると共に調整屋の店番(結菜は第4弾)を担当。
ショップとガチャのボイスが期間限定で結菜のものに変わっていた。
「ひかる、この項目の
追記・修正をお願いしてもいいかしらぁ」
「分かったっす!ひかるに任せるっすよ!」
出典:マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝(2017年8月22日~2024年7月31日)より
©Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners
- 画像が見切れるくらいでかいので、もうちょっと小さくしたほうが良いかと -- 名無しさん (2025-07-06 10:14:22)
- ↑PC版の方でも見えるように直しました、ありがとうございます -- 名無しさん (2025-07-06 10:52:41)
最終更新:2025年07月09日 07:38