北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌

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&font(#6495ED){登録日}:2024/09/30 Mon 21:06:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&bold(){&color(red){就職先は&ruby(ラオウ){拳王}軍でした。}}}} #center(){&sizex(6){&bold(){ザコ死にまくりコメディ☆}}} ((単行本1巻帯より)) 『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』(原案:武論尊、原哲夫 漫画:倉尾宏)は、漫画『[[北斗の拳]]』を元ネタにしたスピンオフコメディ。 マンガアプリ「マンガほっと」で連載していた。 単行本全3巻。 *概要 タイトル通り、『北斗の拳』のザコ(特に拳王軍)にスポットを当てたギャグマンガ。 『北斗の拳』あるある([[バイク]]や[[モヒカン]]、[[断末魔>断末魔の叫び]]など)にも焦点が当てられ、ザコたちの生き様と死に様が掘り下げられているのも特徴。 ギャグ系スピンオフ作品という位置づけながら原作とは時系列がリンクしており、キャラの退場順も原作通りである。 あと結構な頻度でザコが死ぬのでそういう描写が苦手な方は注意。 &s(){原作を読んでいるなら多分大丈夫} 作者の倉尾宏は本作が連載デビュー。 次回作でも、本作同様に『北斗の拳』のあるあるネタやブッ飛んだ描写、設定にツッコミを入れるギャグスピンオフ作品『[[北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝]]』を手掛けている。 *登場人物 **拳王軍 拳王ことラオウが治める軍。 タイトル通り本作の主要軍閥で、大半はヒャッハーなならず者。 ザコの中には[[8つ目の星>アルコル(死兆星)]]が見えている者もちらほら。 ***ノブ 本作の主人公 「&bold(){住み込み((雑魚寝ではなく二段ベッドがある))三食付き!((ある日の食事は野菜くずのスープ一杯で、足りない分は略奪で賄っている))誰でもできる簡単な作業です((とあるザコの感想))}」という謳い文句に騙され拳王軍に入隊。 はじめは拒否するも&bold(){「お前の村燃やすぞ」}とザクに脅されて勤務する羽目に。 とはいえメンタルもフィジカルもただの村人。 そのため兵士らしいことは何もできず、仕事といえばもっぱら雑用である。 挙句トキやケンシロウにまで一般人と勘違いされた。 入隊したての頃はザコの謎の破裂にビビっていたが、徐々に慣れたのか突っ込む余裕もついてきた。 序盤はバイクもまともに乗れなかったが、34話ではスクーター(ヘルメット着用)で任務に向かっている。 拳王軍に所属していることは自身の村には隠していたが、バーズのうっかりでバレてしまい村人から顰蹙を買った。母親はあまり理解していなかったが。 &s(){夢オチ回の夢のクセがすごい} ***バーズ ノブの上司のモヒカン。 歯を磨かないので口臭がひどい。 ノブにマンツーマンで大声を出す訓練をしたり、バイクが運転できないノブのためにサイドカーを用意するなど面倒見はいい。 食料を持ち帰らないモヒカンに突っ込んだりとモヒカンの中では常識人寄り。 ちなみに原作にもフドウの村侵攻時に似た容姿のモヒカンがいる。 ***ザク 拳王軍師団長。 本作では管理職ポジションで主に拳王軍ザコたちの取りまとめや伝令を行っている。 ヒャッハーだらけな拳王軍の中では聡明な人物で拳王への忠誠も深い。 だがでかいババアの作戦にゴーサインを出したり、拳王の命令を無視してフドウを射るよう指示するなど所々でやらかしている。 ***[[ラオウ>ラオウ(北斗の拳)]] 拳王として拳王軍を治める男。 序盤ではほとんど出番はなかったが、拳王軍武術大会でようやく登場。 聖帝軍&KING連合軍を北斗剛掌波でまとめて蹴散らした。 終盤では原作通り自ら進軍に赴く場面も増えている。 ***[[でかいババア>でかいババア(北斗の拳)]] 老婆に変装してケンシロウ一行を襲った巨漢。 本作で身長が2m55cmもあることが発覚した。 原作のあの作戦をノブに審査してもらうが、ノブに(おそらく原作読者も突っ込んだであろう)問題点を次々と指摘される。 が、ノブに圧をかけて無理やり作戦を通してしまった。 作戦の結果はご存じの通りだが。 拳王軍武術大会にも出場。 様々な策を講じて決勝まで勝ち進むが… ***[[ライガ&フウガ>カサンドラの衛士]] カサンドラの衛士。 研修に来たノブを関係者用通路へ案内した。 ***[[ウイグル獄長]] カサンドラの獄長。 新人研修に来たノブに泰山流千条鞭&蒙古覇極道でその格を見せつけた。 #openclose(show=その研修というのが…){ &bold(){泰山流千条鞭の収納である。} 「容量的に無理でしょ!」と四苦八苦するノブだが、その鞭にはある秘密があり… } その後ケンシロウに敗れ墓標を壊されるが、ノブの提案で墓標が作りなおされた。 ***シーカー 拳王偵察隊所属。 ノブを誘ってサザンクロスの偵察任務に向かった。 ただこれが初任務のようで「偵察なんて雰囲気でやるもんだ!」とまで発言している。 その後は原作通りケンシロウ一行の偵察に向かうが、手柄欲しさにマミヤを襲ったのが運の尽き。 ちなみに目に着けているのはただの双眼鏡。曰く「暗視ゴーグルなんて今の時代にあるわけねーだろ」。 ***ガロン 拳王侵攻隊の隊長で、火闘術の使い手。 村を支配しては村人に拳王軍の焼印を入れさせている。 なおその炎は火闘術を使わず部下に起こさせている。 拳王軍武術大会にも出場するが、ガソリンの飲みすぎが敗北につながった。 その後レイと戦い爆死。 ***女に抱き着く男 女と目隠し鬼ごっこをしていた男。 女不足で禁断症状を起こし、旅をしていたマミヤを襲うも服を破かれ返り討ちにされた。 拳王軍武術大会ではヒルカに目隠しを食らうも逆に興奮し、誤って審判に抱き着き反則負けに。 その後拳王に粛清された。 ***ハブ [[アミ>アミバ(北斗の拳)]]…トキの配下。なので一応拳王軍所属。 ハート様を撃退したことからノブに興味を持ちスカウトをかける。 UD軍のコマクとノブを取り合い戦闘に発展するが、その中で互いに実力を認め合った。 拳王軍武術大会では野猿牙殺拳ででかいババアに立ちはだかるものの、棒の根元を狙われ敗北。 ***バラン のちに光帝を名乗りブランカを支配する男。 拳王の下で北斗神拳の修行に勤しんでいる。&s(){教育方針は「見て盗め」であるが} 拳王軍の中では最年少のようであり、誰に対しても敬語で会話する。 秘孔もある程度使えるがたまに間違える。 修行に対してはストイックであり、拳王軍武術大会やGOLANでの訓練には真面目に取り組んでいた。 ***無名のナイフ使い 「なにをぱら」の断末魔の男と一緒にいたナイフ使い。 ノブの新歓という名目で村を襲撃するも、その村の用心棒((腕相撲の人・元ボクサー・木人形にされた人))に返り討ちにされた。 拳王軍武術大会ではザルカとの持久勝負に敗れた。 ケンシロウのことは知っていたが、ケンカを売ったその男がケンシロウということに気づかなかった。 ***拳王先遣隊リーダー フドウの子供を鞭で追い回していた男。 拳王軍武術大会ではバランと対戦するも、鞭を当てられず秘孔膝限を突かれリングアウト。 ***鋼棍使いの拳王様に見込まれた男 烈闘破鋼棍の使い手。 拳王軍武術大会ではハート様と対戦するも、その脂肪の前には通用しなかった。 その後トキに人間知恵の輪にされる。 ***ザルカ 拳王親衛隊所属。 拳王軍武術大会では首長処刑刀術で戦うも、シーカーに弱点を見抜かれ敗北。 その後カサンドラで変死体として発見される。 ***アビダ&ゴンズ [[人間ハンマー投げ]]の男たち。 拳王軍武術大会ではアビダが八百長を仕掛けるも、ゴンズにうまく伝わらず失敗。 その後二人そろってケンシロウとリュウガに粛清される。 ***ジャドウ 巨大なバイクを操る男。 拳王軍武術大会ではシーカー相手にバイクで突進を仕掛けるも、かわされてリングアウト。 ***狗法眼ガルフ メディスンシティーを治める男。 拳王から霊薬作成の依頼を受けている。 ノブから依頼を聞いたときには材料を切らしており、愛犬のセキとともに材料探しを命ずる。 そのセキだが霊薬の材料を見つけたりザコを蹴散らしたりとかなり有能。 また今まで謎に包まれていた拳王の霊薬の正体も明らかになる。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){水虫用の薬}} ***ヒルカ 泰山妖拳の使い手。 拳王軍武術大会では二児の父であることをカミングアウトされた。 ケンシロウをおびき寄せるために実子を利用する作戦を企てるも、ザクとバーズにはドン引きされた。 だが時間稼ぎには成功したので評価はある程度見直された。 &s(){実子をいつ、作ったのかを忘れてた。} ***リュウガ 拳王の側近で泰山天狼拳の使い手。 新生拳王軍立ち上げのためにふさわしくない者を排除していた。 アビダとその部下が殺されるのを目の当たりにされながら、ノブ一行に再雇用の集団面接を実行した。 &s(){あといつの間にやられていた。} **[[KING>KING(北斗の拳)]] KINGことシンが治める軍。 ***[[シン>シン(北斗の拳)]] サザンクロスを治める男。 部下の入れ墨とザコが切られた傷からノブにトランプ使いと勘違いされる羽目に。 あと墓が雑。((アニメではユリアとセットのちゃんとした墓だった。)) &s(){ユリア人形を大量に埋めて投棄していた。} ***[[ハート様]] 自身の血で暴走する豚。 ある酒場で鋭利なものに囲まれ、出血寸前の状況だった。 部下たちは出血させまいと命がけだったが、ノブのうっかりで暴走してしまう。そしてノブの手柄になった。 拳王軍武術大会でもそのパワーと脂肪で終始相手を圧倒した。 **[[聖帝軍>聖帝軍(北斗の拳)]] 聖帝こと[[サウザー>サウザー(北斗の拳)]]が治める軍。 子供の強制労働で[[聖帝十字陵]]を建設している真っ最中であり、ノブに「明らかに効率が悪いのでは!?」と突っ込まれていた。 所属兵はなぜか皆目がよく、ケンシロウとサウザーの決戦を実況していた。 &s(){制服の露出度が高め} ***火炎放射器の男 「[[汚物は消毒だ~!!]]」でおなじみのモヒカン。 ガス欠を起こす→タンク入れかえ→中身が違う というギャグを披露した。 拳王軍武術大会にも出場するが上記のギャグが敗因になった。 ***副官 [[イチゴ味>北斗の拳 イチゴ味]]でもおなじみのあの人。 拳王軍崩壊で路頭に迷うノブたちを作業指揮係として聖帝軍に迎え入れた。 **牙一族 マミヤの村を狙っていた一族。 息子が拳王軍兵士に襲われているのを発見され、ノブを人質に取って復讐へ向かうが…? 地味に[[旧映画>北斗の拳(1986年の映画)]]以来の拳王軍VS牙一族である。 **GOLAN カーネルが治める軍 もらうもの(女とか)をもらえば他の軍閥にも協力する。 ケンシロウに壊滅させられた後、残った兵士はやることも行く場所もないため、GOLAN跡地でトレーニングをしていた。 ***カーネル GOLANの支配者で南斗無音拳の使い手。&s(){鳥類の名前が入っていないことに突っ込まれた。} 投げナイフやワイヤー、ブーメランなどを使った訓練を実施した。 実力も高く、拳王軍のザコたちを目隠しした状態で圧倒した。 &s(){その後ケンシロウに目つぶしされて敗北するが} 熱が入ると話が長くなるタイプ。 ***マッド軍曹 たわばの人。 ザクから事情を聞いて拳王軍のザコの訓練を引き受けた。 古典的な手品(本人曰く軍隊ジョーク)でノブを気絶させた。 **その他の登場人物 ***[[ケンシロウ>ケンシロウ(北斗の拳)]] ご存じ原作主人公で北斗神拳の使い手。 いたるところで拳王軍兵士を殺しまわっているので拳王軍の悩みの種となっている。 出会ったザコは確実に死ぬためまともな目撃証言がなく、太眉と星形の七つの傷のみが手掛かりとなっている。 その後多数の軍閥を滅ぼし、拳王軍の崩壊が始まる。 #openclose(show=終盤ネタバレ注意){ 47話では単身で拳王軍の本拠地に乗り込む((目的のラオウはフドウの村へ侵攻中で不在))。 &s(){リハクのせいで}目を負傷していたものの拳王軍のザコを難なく蹴散らした。 その後ノブと対峙するも「拳王軍に捕まった村人」と勘違いし去っていった。&s(){ある意味間違っても無いけど。} } ***[[ジャギ>ジャギ(北斗の拳)]] 胸に七つの傷を持つ男その2。 やはり拳王軍にもケンシロウと疑われる。 素顔を確かめようとしたザコを北斗羅漢撃で一蹴するも、その後の爆発が地味だったためノブとバーズに偽物扱いにされた。 &s(){自身の銅像を大量に埋めて投棄していた。} ***トヨ とある村で子供たちを保護している老婆。 巡回中のノブ一行を子供たちと協力して退治した。 &s(){銃を持つと性格が豹変する案があったがボツになった。} ***マミヤ とある村のリーダーの女戦士。 旅の途中で女に抱き着く男と戦い返り討ちにした。 でかいババアのことは出会った当初は疑わなかったため、ノブには騙されやすいとまで言われてしまった。 ***[[トキ>トキ(北斗の拳)]] カサンドラに囚われている本物のトキ。 ノブを注意した上司を「囚人に襲い掛かる看守」と勘違いして有情破顔拳を放ってしまう。 ノブの弁解ですぐに死を停止する秘孔を打ったが&bold(){その結果快楽だけが残り、}カサンドラに有情拳ジャンキーが蔓延ることに。 ***[[ミスミ>ミスミ(北斗の拳)]] 種モミのじいさん。 種モミを持ち帰っている最中にアビダ一行に種モミを強奪され、自身も人間ハンマー投げで吹っ飛ばされる。 幸い種モミは予備があり自身も無事だったのだがその背後に迫るのは… ***[[レイ>レイ(北斗の拳)]] 南斗水鳥拳の使い手。 拳王軍も惨殺&食料強奪の被害にあっている。 やはりザコの切り傷から彼もトランプ使いだと勘違いされる。 ***[[フドウ>フドウ(北斗の拳)]] [[南斗五車星>南斗五車星(北斗の拳)]]の山の男。 ケンシロウに対するビビり克服のためにラオウの理不尽な戦いに巻き込まれる。 その気迫でラオウを追い詰めるもののザクの判断で命を落とす。 ***ユリア 南斗慈母星の女。 終盤ラオウに襲われかけたもののザクの命がけの一矢で事なきを得る。 &s(){慈母の宿星は拳王軍師団長をも惑わせる} 追記・修正おねが…が… &bold(){がべれ!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これ見た後で本編読み返すと、拳王軍って何だかんだで他のヒャッハーどもに比べて統制は取れてるんだよね。少なくともラオウの目の届く範囲で意味もなく支配下の村人殺したりはしないし -- 名無しさん (2024-09-30 21:46:30) - 原作キャラなのに他の媒体では全然出てこない光帝バランが掘り下げられてる貴重な作品 -- 名無しさん (2024-09-30 22:55:00) - トヨってノブの歓迎会開くためにために食料奪おうとして、子供たちとヒャッハーもドン引きするガチ目のトラップ仕掛けて撃退した婆さん? -- 名無しさん (2024-10-01 06:14:37) - ザコたちからも不評な種もみを奪おうとしたスペードぇ -- 名無しさん (2024-10-01 17:35:26) #comment() #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2024/09/30 Mon 21:06:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&sizex(6){&bold(){&color(red){就職先は&ruby(ラオウ){拳王}軍でした。}}}} #center(){&sizex(6){&bold(){ザコ死にまくりコメディ☆}}} ((単行本1巻帯より)) 『北斗の拳 拳王軍ザコたちの挽歌』(原案:武論尊、原哲夫 漫画:倉尾宏)は、漫画『[[北斗の拳]]』を元ネタにしたスピンオフコメディ。 マンガアプリ「マンガほっと」で連載していた。 単行本全3巻。 *概要 タイトル通り、『北斗の拳』のザコ(特に拳王軍)にスポットを当てたギャグマンガ。 『北斗の拳』あるある([[バイク]]や[[モヒカン]]、[[断末魔>断末魔の叫び]]など)にも焦点が当てられ、ザコたちの生き様と死に様が掘り下げられているのも特徴。 ギャグ系スピンオフ作品という位置づけながら原作とは時系列がリンクしており、キャラの退場順も原作通りである。 あと結構な頻度でザコが死ぬのでそういう描写が苦手な方は注意。 &s(){原作を読んでいるなら多分大丈夫} 作者の倉尾宏は本作が連載デビュー。 次回作でも、本作同様に『北斗の拳』のあるあるネタやブッ飛んだ描写、設定にツッコミを入れるギャグスピンオフ作品『[[北斗の拳 世紀末ドラマ撮影伝]]』を手掛けている。 *登場人物 **拳王軍 拳王ことラオウが治める軍。 タイトル通り本作の主要軍閥で、大半はヒャッハーなならず者。計画性も無く、奪った食料や水を貯蓄せずその場で食べてしまうので大組織なのに財政(?)は常にカツカツ。ザコ曰く&bold(){「明日より今日なんだよ!」} しかし何だかんだで帰属意識と結束は強く、職場としての居心地は悪くない……のかも知れない? ザコの中には[[8つ目の星>アルコル(死兆星)]]が見えている者もちらほら。 ***ノブ 本作の主人公 「&bold(){住み込み((雑魚寝ではなく二段ベッドがある))三食付き!((ある日の食事は野菜くずのスープ一杯で、足りない分は略奪で賄っている))誰でもできる簡単な作業です((とあるザコの感想))}」という謳い文句に騙され拳王軍に入隊。 はじめは拒否するも&bold(){「お前の村燃やすぞ」}とザクに脅されて勤務する羽目に。 とはいえメンタルもフィジカルもただの村人。 そのため兵士らしいことは何もできず、仕事といえばもっぱら雑用である。 挙句トキやケンシロウにまで一般人と勘違いされた。 入隊したての頃はザコの謎の破裂にビビっていたが、徐々に慣れたのか突っ込む余裕もついてきた。 序盤はバイクもまともに乗れなかったが、34話ではスクーター(ヘルメット着用)で任務に向かっている。 拳王軍に所属していることは自身の村には隠していたが、バーズのうっかりでバレてしまい村人から顰蹙を買った。母親はあまり理解していなかったが。 &s(){夢オチ回の夢のクセがすごい} ***バーズ ノブの上司のモヒカン。 歯を磨かないので口臭がひどい。 ノブにマンツーマンで大声を出す訓練をしたり、バイクが運転できないノブのためにサイドカーを用意するなど面倒見はいい。 食料を持ち帰らないモヒカンに突っ込んだりとモヒカンの中では常識人寄り。 ちなみに原作にもフドウの村侵攻時に似た容姿のモヒカンがいる。 ***ザク 拳王軍師団長。 本作では管理職ポジションで主に拳王軍ザコたちの取りまとめや伝令を行っている。 ヒャッハーだらけな拳王軍の中では聡明な人物で拳王への忠誠も深い。 だがでかいババアの作戦にゴーサインを出したり、拳王の命令を無視してフドウを射るよう指示するなど所々でやらかしている。 ***[[ラオウ>ラオウ(北斗の拳)]] 拳王として拳王軍を治める男。 序盤ではほとんど出番はなかったが、拳王軍武術大会でようやく登場。 聖帝軍&KING連合軍を北斗剛掌波でまとめて蹴散らした。 終盤では原作通り自ら進軍に赴く場面も増えている。 ***[[でかいババア>でかいババア(北斗の拳)]] 老婆に変装してケンシロウ一行を襲った巨漢。 本作で身長が2m55cmもあることが発覚した。 原作のあの作戦をノブに審査してもらうが、ノブに(おそらく原作読者も突っ込んだであろう)問題点を次々と指摘される。 が、ノブに圧をかけて無理やり作戦を通してしまった。 作戦の結果はご存じの通りだが。 拳王軍武術大会にも出場。 様々な策を講じて決勝まで勝ち進むが… ***[[ライガ&フウガ>カサンドラの衛士]] カサンドラの衛士。 研修に来たノブを関係者用通路へ案内した。 ***[[ウイグル獄長]] カサンドラの獄長。 新人研修に来たノブに泰山流千条鞭&蒙古覇極道でその格を見せつけた。 #openclose(show=その研修というのが…){ &bold(){泰山流千条鞭の収納である。} 「容量的に無理でしょ!」と四苦八苦するノブだが、その鞭にはある秘密があり… } その後ケンシロウに敗れ墓標を壊されるが、ノブの提案で墓標が作りなおされた。 ***シーカー 拳王偵察隊所属。 ノブを誘ってサザンクロスの偵察任務に向かった。 ただこれが初任務のようで「偵察なんて雰囲気でやるもんだ!」とまで発言している。 その後は原作通りケンシロウ一行の偵察に向かうが、手柄欲しさにマミヤを襲ったのが運の尽き。 ちなみに目に着けているのはただの双眼鏡。曰く「暗視ゴーグルなんて今の時代にあるわけねーだろ」。 ***ガロン 拳王侵攻隊の隊長で、火闘術の使い手。 村を支配しては村人に拳王軍の焼印を入れさせている。 なおその炎は火闘術を使わず部下に起こさせている。 拳王軍武術大会にも出場するが、ガソリンの飲みすぎが敗北につながった。 その後レイと戦い爆死。 ***女に抱き着く男 女と目隠し鬼ごっこをしていた男。 女不足で禁断症状を起こし、旅をしていたマミヤを襲うも服を破かれ返り討ちにされた。 拳王軍武術大会ではヒルカに目隠しを食らうも逆に興奮し、誤って審判に抱き着き反則負けに。 その後拳王に粛清された。 ***ハブ [[アミ>アミバ(北斗の拳)]]…トキの配下。なので一応拳王軍所属。 ハート様を撃退したことからノブに興味を持ちスカウトをかける。 UD軍のコマクとノブを取り合い戦闘に発展するが、その中で互いに実力を認め合った。 拳王軍武術大会では野猿牙殺拳ででかいババアに立ちはだかるものの、棒の根元を狙われ敗北。 ***バラン のちに光帝を名乗りブランカを支配する男。 拳王の下で北斗神拳の修行に勤しんでいる。&s(){教育方針は「見て盗め」であるが} 拳王軍の中では最年少のようであり、誰に対しても敬語で会話する。 秘孔もある程度使えるがたまに間違える。 修行に対してはストイックであり、拳王軍武術大会やGOLANでの訓練には真面目に取り組んでいた。 ***無名のナイフ使い 「なにをぱら」の断末魔の男と一緒にいたナイフ使い。 ノブの新歓という名目で村を襲撃するも、その村の用心棒((腕相撲の人・元ボクサー・木人形にされた人))に返り討ちにされた。 拳王軍武術大会ではザルカとの持久勝負に敗れた。 ケンシロウのことは知っていたが、ケンカを売ったその男がケンシロウということに気づかなかった。 ***拳王先遣隊リーダー フドウの子供を鞭で追い回していた男。 拳王軍武術大会ではバランと対戦するも、鞭を当てられず秘孔膝限を突かれリングアウト。 ***鋼棍使いの拳王様に見込まれた男 烈闘破鋼棍の使い手。 拳王軍武術大会ではハート様と対戦するも、その脂肪の前には通用しなかった。 その後トキに人間知恵の輪にされる。 ***ザルカ 拳王親衛隊所属。 拳王軍武術大会では首長処刑刀術で戦うも、シーカーに弱点を見抜かれ敗北。 その後カサンドラで変死体として発見される。 ***アビダ&ゴンズ [[人間ハンマー投げ]]の男たち。 拳王軍武術大会ではアビダが八百長を仕掛けるも、ゴンズにうまく伝わらず失敗。 その後二人そろってケンシロウとリュウガに粛清される。 ***ジャドウ 巨大なバイクを操る男。 拳王軍武術大会ではシーカー相手にバイクで突進を仕掛けるも、かわされてリングアウト。 ***狗法眼ガルフ メディスンシティーを治める男。 拳王から霊薬作成の依頼を受けている。 ノブから依頼を聞いたときには材料を切らしており、愛犬のセキとともに材料探しを命ずる。 そのセキだが霊薬の材料を見つけたりザコを蹴散らしたりとかなり有能。 また今まで謎に包まれていた拳王の霊薬の正体も明らかになる。&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){水虫用の薬}} ***ヒルカ 泰山妖拳の使い手。 拳王軍武術大会では二児の父であることをカミングアウトされた。 ケンシロウをおびき寄せるために実子を利用する作戦を企てるも、ザクとバーズにはドン引きされた。 だが時間稼ぎには成功したので評価はある程度見直された。 &s(){実子をいつ、作ったのかを忘れてた。} ***リュウガ 拳王の側近で泰山天狼拳の使い手。 新生拳王軍立ち上げのためにふさわしくない者を排除していた。 アビダとその部下が殺されるのを目の当たりにされながら、ノブ一行に再雇用の集団面接を実行した。 &s(){あといつの間にやられていた。} **[[KING>KING(北斗の拳)]] KINGことシンが治める軍。 ***[[シン>シン(北斗の拳)]] サザンクロスを治める男。 部下の入れ墨とザコが切られた傷からノブにトランプ使いと勘違いされる羽目に。 あと墓が雑。((アニメではユリアとセットのちゃんとした墓だった。)) &s(){ユリア人形を大量に埋めて投棄していた。} ***[[ハート様]] 自身の血で暴走する豚。 ある酒場で鋭利なものに囲まれ、出血寸前の状況だった。 部下たちは出血させまいと命がけだったが、ノブのうっかりで暴走してしまう。そしてノブの手柄になった。 拳王軍武術大会でもそのパワーと脂肪で終始相手を圧倒した。 **[[聖帝軍>聖帝軍(北斗の拳)]] 聖帝こと[[サウザー>サウザー(北斗の拳)]]が治める軍。 子供の強制労働で[[聖帝十字陵]]を建設している真っ最中であり、ノブに「明らかに効率が悪いのでは!?」と突っ込まれていた。 所属兵はなぜか皆目がよく、ケンシロウとサウザーの決戦を実況していた。 &s(){制服の露出度が高め} ***火炎放射器の男 「[[汚物は消毒だ~!!]]」でおなじみのモヒカン。 ガス欠を起こす→タンク入れかえ→中身が違う というギャグを披露した。 拳王軍武術大会にも出場するが上記のギャグが敗因になった。 ***副官 [[イチゴ味>北斗の拳 イチゴ味]]でもおなじみのあの人。 拳王軍崩壊で路頭に迷うノブたちを作業指揮係として聖帝軍に迎え入れた。 **牙一族 マミヤの村を狙っていた一族。 息子が拳王軍兵士に襲われているのを発見され、ノブを人質に取って復讐へ向かうが…? 地味に[[旧映画>北斗の拳(1986年の映画)]]以来の拳王軍VS牙一族である。 **GOLAN カーネルが治める軍 もらうもの(女とか)をもらえば他の軍閥にも協力する。 ケンシロウに壊滅させられた後、残った兵士はやることも行く場所もないため、GOLAN跡地でトレーニングをしていた。 ***カーネル GOLANの支配者で南斗無音拳の使い手。&s(){鳥類の名前が入っていないことに突っ込まれた。} 投げナイフやワイヤー、ブーメランなどを使った訓練を実施した。 実力も高く、拳王軍のザコたちを目隠しした状態で圧倒した。 &s(){その後ケンシロウに目つぶしされて敗北するが} 熱が入ると話が長くなるタイプ。 ***マッド軍曹 たわばの人。 ザクから事情を聞いて拳王軍のザコの訓練を引き受けた。 古典的な手品(本人曰く軍隊ジョーク)でノブを気絶させた。 **その他の登場人物 ***[[ケンシロウ>ケンシロウ(北斗の拳)]] ご存じ原作主人公で北斗神拳の使い手。 いたるところで拳王軍兵士を殺しまわっているので拳王軍の悩みの種となっている。 出会ったザコは確実に死ぬためまともな目撃証言がなく、太眉と星形の七つの傷のみが手掛かりとなっている。 その後多数の軍閥を滅ぼし、拳王軍の崩壊が始まる。 #openclose(show=終盤ネタバレ注意){ 47話では単身で拳王軍の本拠地に乗り込む((目的のラオウはフドウの村へ侵攻中で不在))。 &s(){リハクのせいで}目を負傷していたものの拳王軍のザコを難なく蹴散らした。 その後ノブと対峙するも「拳王軍に捕まった村人」と勘違いし去っていった。&s(){ある意味間違っても無いけど。} } ***[[ジャギ>ジャギ(北斗の拳)]] 胸に七つの傷を持つ男その2。 やはり拳王軍にもケンシロウと疑われる。 素顔を確かめようとしたザコを北斗羅漢撃で一蹴するも、その後の爆発が地味だったためノブとバーズに偽物扱いにされた。 &s(){自身の銅像を大量に埋めて投棄していた。} ***トヨ とある村で子供たちを保護している老婆。 巡回中のノブ一行を子供たちと協力して退治した。 &s(){銃を持つと性格が豹変する案があったがボツになった。} ***マミヤ とある村のリーダーの女戦士。 旅の途中で女に抱き着く男と戦い返り討ちにした。 でかいババアのことは出会った当初は疑わなかったため、ノブには騙されやすいとまで言われてしまった。 ***[[トキ>トキ(北斗の拳)]] カサンドラに囚われている本物のトキ。 ノブを注意した上司を「囚人に襲い掛かる看守」と勘違いして有情破顔拳を放ってしまう。 ノブの弁解ですぐに死を停止する秘孔を打ったが&bold(){その結果快楽だけが残り、}カサンドラに有情拳ジャンキーが蔓延ることに。 ***[[ミスミ>ミスミ(北斗の拳)]] 種モミのじいさん。 種モミを持ち帰っている最中にアビダ一行に種モミを強奪され、自身も人間ハンマー投げで吹っ飛ばされる。 幸い種モミは予備があり自身も無事だったのだがその背後に迫るのは… ***[[レイ>レイ(北斗の拳)]] 南斗水鳥拳の使い手。 拳王軍も惨殺&食料強奪の被害にあっている。 やはりザコの切り傷から彼もトランプ使いだと勘違いされる。 ***[[フドウ>フドウ(北斗の拳)]] [[南斗五車星>南斗五車星(北斗の拳)]]の山の男。 ケンシロウに対するビビり克服のためにラオウの理不尽な戦いに巻き込まれる。 その気迫でラオウを追い詰めるもののザクの判断で命を落とす。 ***ユリア 南斗慈母星の女。 終盤ラオウに襲われかけたもののザクの命がけの一矢で事なきを得る。 &s(){慈母の宿星は拳王軍師団長をも惑わせる} 追記・修正おねが…が… &bold(){がべれ!} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - これ見た後で本編読み返すと、拳王軍って何だかんだで他のヒャッハーどもに比べて統制は取れてるんだよね。少なくともラオウの目の届く範囲で意味もなく支配下の村人殺したりはしないし -- 名無しさん (2024-09-30 21:46:30) - 原作キャラなのに他の媒体では全然出てこない光帝バランが掘り下げられてる貴重な作品 -- 名無しさん (2024-09-30 22:55:00) - トヨってノブの歓迎会開くためにために食料奪おうとして、子供たちとヒャッハーもドン引きするガチ目のトラップ仕掛けて撃退した婆さん? -- 名無しさん (2024-10-01 06:14:37) - ザコたちからも不評な種もみを奪おうとしたスペードぇ -- 名無しさん (2024-10-01 17:35:26) #comment() #areaedit(end) }

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