「「レイクハウス」拡張パック(RCU)」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
「レイクハウス」拡張パック(RCU) - (2025/08/18 (月) 20:37:55) の1つ前との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2025/08/16 Sat 21:38:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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#center(){
>&bold(){エステベス:}
>
>もうひとつ話がある
>コールドロンレイクにFBCの研究施設がある
>&bold(){レイクハウスだ}
>お前もチームの一員になったし あの大惨事について知っておきべきだろう
>この状況では仲間がいるしな
>&bold(){サーガ:}
>
>レイクハウスでは何が?
>&bold(){エステベス:}
>
>ああ FBCが扱う事件の複雑怪奇さは その目で見たと思うが
>更に奇妙なことにもなりえるって話 私がしてやろう
&bold(){&size(15px){『リターン』補遺}}
&bold(){&size(40px){レイクハウス}}
}
『&bold(){「レイクハウス」拡張パック}』は、『[[レメディー・コネクテッド・ユニバース]](RCU)』の関連作品の一つ。
『[[Alan Wake Ⅱ]]』のDLCエピソードである。
*🌀概要▼
FBCエージェント・エステベスを主人公としたスピンオフであり、&bold(){『[[Control>Control(レメディー社作品)]]』のDLCエピソード『[[畏怖>拡張パック2「畏怖」(RCU)]]』の直接の続編でもあり、}同時に&bold(){『Control 2』へのプロローグ}でもある。
主人公が超自然的な力を持たないエージェントであることから、ゲームシステムは『Alan Wake Ⅱ』と共通の&bold(){サバイバルホラー}である反面、作品全体の雰囲気は『Control』及び『畏怖』に近い。
-&bold(){舞台}
FBCの研究施設「レイクハウス」が舞台となる。
『Control』のオールデスト・ハウスに雰囲気が酷似しており、お馴染みの&bold(){実写映像ログ}も多く登場する。
地上階と地下のサブレベル1〜5で構成されている。
謎の「絵画」によって現実が変貌させられ、滅茶苦茶な構造になっている。
-&bold(){新たな武器}
このエピソード限定の武器として、「ブラックロックランチャー」が登場。
チャージショットが可能で、非常に強力だが弾薬になる「ブラックロック弾」は貴重。
*🌀ストーリー▼
#center(){
FBCは前にもブライトフォールズにきた
1970年 1976年 1978年 2010年にも
頻度はバラつくが この町では多くの変貌世界事象が発生している
またあの湖で問題が発生するのは時間の問題だった
2010年の変貌世界事象のあと FBCの研究部門はある施設を設置した
レイクハウスだ コールドロンレイクのスレッショルドを研究し その中の存在を隔離できるように
良い税金の使い方だろ?
コールドロンレイクで超常現象の急激な活発化が検出されたとき…
お前が関与していることを知る前に私はレイクハウスに向かっていた
人手が足りなかった 応援か 少なくとも情報が欲しかった
そこで待ち受けているものを私が知っていたら 関わろうとしなかっただろう
}
2023年9月14日、ワシントン州コールドロンレイク近くに設置された探知機が[[変貌世界事象]]を探知し、近隣の町ブライトフォールズに滞在していたFBCエージェント・エステベスが出動した。
状況を把握するため、コールドロンレイク・スレッショルドを研究していたFBCの研究施設「&bold(){レイクハウス}」を訪れるが応答はない。
不穏な空気を感じたエステベスは部下を入り口で待機させ、レイクハウスに足を踏み入れた…。
*🌀キャラクター▼
**🌀主役▼
-&bold(){[[キラン・エステベス]]}
演者:ジャニナ・ガヴァンカー
本作の主人公のFBC捜査部門エージェント。
ワシントン州ブライトフォールズに滞在する現場エージェントのリーダー。
&bold(){レズビアン}で妻もいたが、2023年9月時点で既に離婚している。
冷静沈着だが、異常事態に直面してパニックになりかけたときは、&bold(){「六回の深呼吸」}により心を落ち着かせる。
前作に当たる『畏怖』では名前だけ登場し、「影になったハートマン」を捕獲したり、&bold(){未来の日付}からオールデスト・ハウスに応援を要請した張本人。
本作では超常現象により歪められたレイクハウスを探索し、何があったのかを探る。
-&bold(){[[サーガ・アンダーソン]]}
演者:メラニー・リバード
本編『リターン』の主人公。
本作はエステベスの過去回想であり、サーガに自分の体験を語っている設定である。
そのため、『レイクハウス』はメニュー画面からスタートできる他、ストーリー終盤にエステベスと会話することによっても開始できる。
その際にサーガの「レイクハウスで何が?」という新録台詞が追加されている。
-&bold(){[[アラン・ウェイク]]}
演者:イルッカ・ヴィリ
声:マシュー・ポレッタ
本編『イニシエーション』の主人公。
本作では彼の書いた原稿が何枚か登場し、『畏怖』と同様に&bold(){全ての元凶かつ黒幕}として描写される。
本編含めても出番が少なめだが、&bold(){タイトルになっていることに説得力を感じさせる巨大な存在感を見せつける。}
**▼[[マーモント博士とマーモント博士>マーモント夫妻(RCU)]]▲
>&bold(){ジュール}:やあ いつも通り素晴らしいこのレイクハウスに…ようこそ!&br()私はジュール・マーモント博士そしてこちらは妻の…
>&bold(){ダイアナ}:ダイアナ・マーモントよ
>&bold(){ジュール}:私たち二人が
>&bold(){ダイアナ}:この施設の共同研究リーダーを務めています
>&bold(){ジュール}:この施設の共同研究リーダーを務めています!&br()コールドロンレイクの研究を進めるために協力してくれて本当にありがとう
>&bold(){ダイアナ}:そうねジュール でもスレッショルドの規制と次元結合に関する仕事やらに夢中になって 適切な安全手順を忘れたりしてはいけないわよね
>&bold(){ジュール}:その通りだ ここでは厳密な管理が必要だ
>&bold(){ダイアナ}:で
>&bold(){ジュール}:で 安全のために覚えてほしい3つの「ティ」を…&br()セーフティ セキュリティ そしてセンサーシップ
>&bold(){ダイアナ}:最後のは違うでしょ!
>&bold(){ジュール}:ハハハッ 今のは冗談さ!
>&bold(){ダイアナ}:なんでバカなことをいうの…
>&bold(){機械音声}:素敵な冗談ねジュール それじゃあまた!
レイクハウスの共同研究リーダーである&bold(){夫婦。}
夫婦でありながら互いにライバル視しており、両者とも部下に自分を「&bold(){マーモント博士}」と呼ぶことを強いている。
インターコムによる応答が無いが…
-&bold(){ジュール・フランソワ・マーモント}
演者:フィリップ・スポール
レイクハウス共同研究リーダー。ダイアナの夫。
妻を愛し、カリスマ性があり資金調達の手腕には長けていたが、研究に関しては妻やダーリング博士に劣るため、劣等感を抱いていた。
アランの原稿に書かれた物語により&bold(){劣等感が増幅されて人格を歪められ、}芸術家の創作を利用し、コールドロンレイク・スレッショルドを制御する計画「プロジェクト・ラムナス」を推し進め、そのために被験者を監禁して創作を強要する&bold(){非人道的行為}に手を染めるマッドサイエンティストとなってしまった。
-&bold(){ダイアナ・マーモント}
演者:ヘレン・マクスード
レイクハウス共同研究リーダー。ジュールの妻。
デミサイコパスで、人間の全ての感情は定量化できると信じていた。
ジュールに研究分野で勝るが、だからこそ先を越されることを恐れていた。
また、冗談が苦手で堅苦しい性格。
アランの原稿に書かれた物語により&bold(){そのジュールに対する焦燥感が増幅され、}人格を歪められた。
「自動タイピング装置(ATD)」によりアランの原稿を模倣してコールドロンレイク・スレッショルドを制御する「プロジェクト・アービュータス」を推し進め、&bold(){何としてでもジュールより先に成果を出すことに執着する。}
終いには町にやってきた演劇作家の&bold(){エド・ブッカーを拉致監禁してアランの小説を模倣した脚本を書かせようとする}など、こちらもマッドサイエンティストと化してしまった。
**🌀レイクハウスの被験者▼
-&bold(){[[被験者P/ルドルフ・レーン>ルドルフ・レーン]]}
演者:ジョナサン・ハーデン
絵画で未来を予知できるパラユーティリタリアン。
かつてスランプに陥っていた画家。
『[[Alan Wake]]』では中盤でフェードアウトし、『[[Psycho Thriller(アメリカンコミック)]]』にて重傷を負ったが、その後治療を受けてワシントン州ウォータリーで暮らしていた。
「芸術に集中できる場を提供してスランプを克服するのを手助けしたい」というジュールに騙されて「プロジェクト・ラムナス」の被験者に志願してしまう。
ジュールに「被験者P」のコードネームを与えられ、短期間に膨大な数の絵を描くように強要され、睡眠時間も取れず、抵抗したら拷問されるという極限状態の末に&bold(){過労死してしまったが…。}
-&bold(){ポー}
演者:本人役
歌で現実を変えるミュージシャン。
研究目的でレイクハウスに拘束されていたが、2021年5月12日に脱走した。
最後に「&bold(){六回の深呼吸}」という歌を作り、その歌の力で逃げ出したらしいが…。
ちなみに、彼女が脱走した「2021年」は&bold(){『畏怖』でエステベスが応援要請を送った年である。}
-&bold(){エドワード・マディソン・ブッカー}
演者:リーモア・マレット・ジュニア
2023年9月14日に妻タミーと共にワシントン州ブライトフォールズへやってきて変貌世界事象に巻き込まれた演劇作家。
本編ではタミーと共に地元の&bold(){自警団}((正体は闇の勢力と戦うサーガやアランの味方。))「樹木の教団」の儀式殺人を目撃し、教団信者である[[マリガンとソーントン]]にスケープゴートにされかけるが釈放された。
その後、タミーと喧嘩し、一人でぶらついていたところをダイアナに拉致監禁され、アランの原稿を模倣して新たな物語を書くように強要されていた。
エステベスはサブレベル3にて監禁されている彼を発見するが、エドは超常現象には一切気付かず、黙々と執筆してた。
**▼その他のFBC職員▼
-&bold(){[[キャスパー・ダーリング]]}
演者:マシュー・ポレッタ
元研究部門リーダー。
本編2周目の「&bold(){最後の草稿}」にて闇の世界にいることが判明している。
本作では過去にレイクハウスを訪れた際の映像が登場し、&bold(){相変わらず実写での出演}であった。
ジュールの研究にケチを付け、ただでさえダーリングに劣等感を抱いていたジュールの心を傷つけた。
また、ヒス禍の直前にディランが描いた絵をレイクハウスに送っていたが…。
-&bold(){FBCエージェント}
エステベスの部下達。
戻ってこないエステベスを心配してレイクハウスに乗り込むが…。
**変貌アイテム・FBCの備品
-&bold(){パワーコア}
レイラインのエネルギーを封じ込めた立方体の永久機関動力源。
FBC旧研究部門リーダーのセオドール・アッシュ・ジュニア博士により発明された。
-&bold(){ブラックロックパネル}
反超常現象物質「[[ブラックロック>ブラックロック採石場とヒル(QE-1)]]」を使用したパネル。
被験者達の監禁に用いられた。
-&bold(){ブラックロックランチャー}
レイクハウス職員により製作された、対超常現象生命体用兵器。
砕けて拡散するブラックロック弾を発射するグレネードランチャー。
チャージショットも可能。
-&bold(){自動タイピング装置(ATD)}
アランが使っているものと同じメーカーのタイプライターでアランの原稿を模倣した文章を書く装置。
最初は支離滅裂だったが、大量のATDを用意し、学習させていく内に次第にそれっぽくなっていった。
要するに自動生成AIである。
-&bold(){照明の紐スイッチ}
突然現れる電灯のコード。
3回引っ張るとあらゆる力の交差点「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」を通って様々な場所にテレポートできる。
*🌀[[超常現象生命体/余剰次元生命体]]▼
-[[&bold(){&color(#FFE921,black){光の存在}}>光の存在(超常現象生命体)]]
シリーズではお馴染みの光の姿の生命体。
エステベスもアランやサーガと同様に懐中電灯を強く握ることでバッテリーの消費と引き換えに光を強めることができ、光に包まれた「安全地帯」では瀕死状態から回復し、闇から身を隠せる。
-&bold(){[[超常現象生命体A-010(別名:影)]]}
「闇の存在」としてシリーズで知られる、&bold(){次元間の知覚と音を持つ闇}。
心の闇から入り込んで人間を支配し、怪物に変貌させる。
-&bold(){[[A-010タイプB:影になった個体>闇に支配された者/影になった個体]]}
「闇に支配された者」としてシリーズで知られる、「影」に支配された人間の成れの果て。
一部の者は防護服を身に着けている。
-&bold(){影になったジュール}
「影」に支配されたジュールの成れの果て。
&bold(){研究成果を守るため}にレイクハウスの侵入者を排除しようとする。
エステベスを助けるためにレイクハウスへ乗り込んできたエージェント達を&bold(){一瞬で殲滅}し、「影になった個体」の本来の恐ろしさを見せつけた。
その後もエステベスの行く先々に現れ、サブレベル5でスレッショルドを開く装置を止めようとしたエステベスを妨害するが…
-&bold(){影になったダイアナ}
「影」に支配されたダイアナ。
サブレベル5にて、ジュールをブラックロックで撲殺し&bold(){研究成果を強奪。}
更にエステベスにも襲い掛かる。
&bold(){本作のラスボス。}
-&bold(){絵画}
声:ジョナサン・ハーデン
レーンが最期に遺した&bold(){自画像。}
独房の壁に、&bold(){&color(#F54738){自分の血で描いた人間魚拓}}。
レーンの怨念が宿る超常現象生命体と化していた。
ジュールによって壁ごと切り出され、サブレベル5にて特殊な装置によって吊り下げられ、スレッショルドの起点にされた。
しかしダイアナの工作により不具合が生じ、絵画から&bold(){闇の世界がレイクハウスに流入}し、全職員が闇に支配された。
その後、「生きた絵画」はレーンの怨念を晴らすために、&bold(){既に「支配された者」となってしまったマーモント夫妻を探している。}
-&bold(){描かれし者}
「絵画」が生み出す人型生物。
乾いた絵の具のような体表と、枯れ枝のように細い体躯と長身を持つ。
&bold(){通常の物理攻撃が一切通用せず}、倒すにはブラックロックランチャーが必要。
壁の絵の具の落書きから出現する。
その目的は、恐らくマーモント夫妻への復讐。
-&bold(){[[P6/ディラン・フェイデン]]}
演者:ショーン・デュリー
FBC局長[[ジェシー・フェイデン>赤毛の女(レメディー)]]の弟。
非常に強力なパラユーティリタリアンで、『Control』のラスボス。
本作では『[[基盤>拡張パック1「基盤」(RCU)]]』と同様に髪と髭が生えている。
昏睡状態から目覚めており、なぜか「ATD」によって生み出された文章をぶつぶつと呟き続けている。
パノプティコンと記された、辺りには何もない謎の空間にポツンとある収容装置に閉じ込められた状態で「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」を通ってきたエステベスと遭遇した。
噛み合わない会話をするが、4年前のヒス禍における自身の殺戮と侵略を後悔する様子を見せ、最後に「&bold(){ジェシーに言ってくれ 努力したと}」と告げ、オールデスト・ハウスらしき様々なビジョンを見せた後エステベスを元の次元に返した。
彼と遭遇する場所は、『基盤』の隠しムービーでディランが立っていた場所とよく似ている。
-&bold(){[[ポラリス(EID-19929)>ポラリスとヘドロン(超常現象生命体)]]}
螺旋状の光として知覚できる電波型生命体。
侵略的な共鳴体を浄化できる。
ディランがエステベスに見せたビジョンの中に登場する。
*🌀結末▼
エステベスはダイアナを倒し、スレッショルドを閉じることに成功した。
その瞬間、エステベスは&bold(){闇の世界でタイプライターを打ち、自分の運命を操るアランを垣間見た。}
そして気が付くと、エステベスはエド・ブッカーと共に森の中にいた。
果たしてマーモント夫妻は原稿と闇の力で怪物になってしまったのか、それとも最初から怪物だったのか。
今となっては知る由もなかった…。
#center(){
エド・ブッカーを町まで送って このことは誰にも話すなと言った
彼なんかを拘束している場合じゃなかった
まあ それだけだ ああ
こう思ってただろ「この女はサイアクだ」と
わけがわかったか
初めて見ただろうが いっつもこんな感じだ
頭が痛くなるだろ
}
#right(){
『Control 2』に続く
}
追記、修正はスレッショルドを閉じてからお願いします
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 細かい編集を繰り返すのはおやめください。他の編集者のように十分な推敲を投稿前にしてください -- 名無しさん (2025-08-17 00:02:27)
#comment()
#areaedit(end)
}
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&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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#center(){
>&bold(){エステベス:}
>
>もうひとつ話がある
>コールドロンレイクにFBCの研究施設がある
>&bold(){レイクハウスだ}
>お前もチームの一員になったし あの大惨事について知っておきべきだろう
>この状況では仲間がいるしな
>&bold(){サーガ:}
>
>レイクハウスでは何が?
>&bold(){エステベス:}
>
>ああ FBCが扱う事件の複雑怪奇さは その目で見たと思うが
>更に奇妙なことにもなりえるって話 私がしてやろう
&bold(){&size(15px){『リターン』補遺}}
&bold(){&size(40px){レイクハウス}}
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『&bold(){「レイクハウス」拡張パック}』は、『[[レメディー・コネクテッド・ユニバース]](RCU)』の関連作品の一つ。
『[[Alan Wake Ⅱ]]』のDLCエピソードである。
*🌀概要▼
FBCエージェント・エステベスを主人公としたスピンオフであり、&bold(){『[[Control>Control(レメディー社作品)]]』のDLCエピソード『[[畏怖>拡張パック2「畏怖」(RCU)]]』の直接の続編でもあり、}同時に&bold(){『Control 2』へのプロローグ}でもある。
主人公が超自然的な力を持たないエージェントであることから、ゲームシステムは『Alan Wake Ⅱ』と共通の&bold(){サバイバルホラー}である反面、作品全体の雰囲気は『Control』及び『畏怖』に近い。
-&bold(){舞台}
FBCの研究施設「レイクハウス」が舞台となる。
『Control』のオールデスト・ハウスに雰囲気が酷似しており、お馴染みの&bold(){実写映像ログ}も多く登場する。
地上階と地下のサブレベル1〜5で構成されている。
謎の「絵画」によって現実が変貌させられ、滅茶苦茶な構造になっている。
-&bold(){新たな武器}
このエピソード限定の武器として、「ブラックロックランチャー」が登場。
チャージショットが可能で、非常に強力だが弾薬になる「ブラックロック弾」は貴重。
*🌀ストーリー▼
#center(){
FBCは前にもブライトフォールズにきた
1970年 1976年 1978年 2010年にも
頻度はバラつくが この町では多くの変貌世界事象が発生している
またあの湖で問題が発生するのは時間の問題だった
2010年の変貌世界事象のあと FBCの研究部門はある施設を設置した
レイクハウスだ コールドロンレイクのスレッショルドを研究し その中の存在を隔離できるように
良い税金の使い方だろ?
コールドロンレイクで超常現象の急激な活発化が検出されたとき…
お前が関与していることを知る前に私はレイクハウスに向かっていた
人手が足りなかった 応援か 少なくとも情報が欲しかった
そこで待ち受けているものを私が知っていたら 関わろうとしなかっただろう
}
2023年9月14日、ワシントン州コールドロンレイク近くに設置された探知機が[[変貌世界事象]]を探知し、近隣の町ブライトフォールズに滞在していたFBCエージェント・エステベスが出動した。
状況を把握するため、コールドロンレイク・スレッショルドを研究していたFBCの研究施設「&bold(){レイクハウス}」を訪れるが応答はない。
不穏な空気を感じたエステベスは部下を入り口で待機させ、レイクハウスに足を踏み入れた…。
*🌀キャラクター▼
**🌀主役▼
-&bold(){[[キラン・エステベス]]}
演者:ジャニナ・ガヴァンカー
本作の主人公のFBC捜査部門エージェント。
ワシントン州ブライトフォールズに滞在する現場エージェントのリーダー。
&bold(){レズビアン}で妻もいたが、2023年9月時点で既に離婚している。
冷静沈着だが、異常事態に直面してパニックになりかけたときは、&bold(){「六回の深呼吸」}により心を落ち着かせる。
前作に当たる『畏怖』では名前だけ登場し、「影になったハートマン」を捕獲したり、&bold(){未来の日付}からオールデスト・ハウスに応援を要請した張本人。
本作では超常現象により歪められたレイクハウスを探索し、何があったのかを探る。
-&bold(){[[サーガ・アンダーソン]]}
演者:メラニー・リバード
本編『リターン』の主人公。
本作はエステベスの過去回想であり、サーガに自分の体験を語っている設定である。
そのため、『レイクハウス』はメニュー画面からスタートできる他、ストーリー終盤にエステベスと会話することによっても開始できる。
その際にサーガの「レイクハウスで何が?」という新録台詞が追加されている。
-&bold(){[[アラン・ウェイク]]}
演者:イルッカ・ヴィリ
声:マシュー・ポレッタ
本編『イニシエーション』の主人公。
本作では彼の書いた原稿が何枚か登場し、『畏怖』と同様に&bold(){全ての元凶かつ黒幕}として描写される。
本編含めても出番が少なめだが、&bold(){タイトルになっていることに説得力を感じさせる巨大な存在感を見せつける。}
**▼[[マーモント博士とマーモント博士>マーモント夫妻(RCU)]]▲
>&bold(){ジュール}:やあ いつも通り素晴らしいこのレイクハウスに…ようこそ!&br()私はジュール・マーモント博士そしてこちらは妻の…
>&bold(){ダイアナ}:ダイアナ・マーモントよ
>&bold(){ジュール}:私たち二人が
>&bold(){ダイアナ}:この施設の共同研究リーダーを務めています
>&bold(){ジュール}:この施設の共同研究リーダーを務めています!&br()コールドロンレイクの研究を進めるために協力してくれて本当にありがとう
>&bold(){ダイアナ}:そうねジュール でもスレッショルドの規制と次元結合に関する仕事やらに夢中になって 適切な安全手順を忘れたりしてはいけないわよね
>&bold(){ジュール}:その通りだ ここでは厳密な管理が必要だ
>&bold(){ダイアナ}:で
>&bold(){ジュール}:で 安全のために覚えてほしい3つの「ティ」を…&br()セーフティ セキュリティ そしてセンサーシップ
>&bold(){ダイアナ}:最後のは違うでしょ!
>&bold(){ジュール}:ハハハッ 今のは冗談さ!
>&bold(){ダイアナ}:なんでバカなことをいうの…
>&bold(){機械音声}:素敵な冗談ねジュール それじゃあまた!
レイクハウスの共同研究リーダーである&bold(){夫婦。}
夫婦でありながら互いにライバル視しており、両者とも部下に自分を「&bold(){マーモント博士}」と呼ぶことを強いている。
レイクハウスが設立された当初の目的はコールドロンレイクに出現し続けている闇の世界のスレッショルドを封じることだったが、2019年に研究部門リーダーのキャスパー・ダーリング博士により「コールドロンレイク・スレッショルドの制御」に研究目的が変更された。
ある時夫婦は&bold(){アラン・ウェイクの原稿}をレイクハウスで発見し、その原稿に現実を操る力があることを知り、「創作」がコールドロンレイク・スレッショルドを制御する鍵になると気付く。
しかしそれが、レイクハウスの終わりの始まりであった。
エステベスが訪れた時、インターコムによる応答が無いが…
-&bold(){ジュール・フランソワ・マーモント}
演者:フィリップ・スポール
レイクハウス共同研究リーダー。ダイアナの夫。
妻を愛し、カリスマ性があり資金調達の手腕には長けていたが、研究に関しては妻やダーリング博士に劣るため、劣等感を抱いていた。
アランの原稿に書かれた物語により&bold(){劣等感が増幅されて人格を歪められ、}芸術家の創作を利用し、コールドロンレイク・スレッショルドを制御する計画「プロジェクト・ラムナス」を推し進め、そのために被験者を監禁して創作を強要する&bold(){非人道的行為}に手を染めるマッドサイエンティストとなってしまった。
-&bold(){ダイアナ・マーモント}
演者:ヘレン・マクスード
レイクハウス共同研究リーダー。ジュールの妻。
デミサイコパスで、人間の全ての感情は定量化できると信じていた。
ジュールに研究分野で勝るが、だからこそ先を越されることを恐れていた。
また、冗談が苦手で堅苦しい性格。
アランの原稿に書かれた物語により&bold(){そのジュールに対する焦燥感が増幅され、}人格を歪められた。
「自動タイピング装置(ATD)」によりアランの原稿を模倣してコールドロンレイク・スレッショルドを制御する「プロジェクト・アービュータス」を推し進め、&bold(){何としてでもジュールより先に成果を出すことに執着する。}
終いには町にやってきた演劇作家の&bold(){エド・ブッカーを拉致監禁してアランの小説を模倣した脚本を書かせようとする}など、こちらもマッドサイエンティストと化してしまった。
**🌀レイクハウスの被験者▼
-&bold(){[[被験者P/ルドルフ・レーン>ルドルフ・レーン]]}
演者:ジョナサン・ハーデン
絵画で未来を予知できるパラユーティリタリアン。
かつてスランプに陥っていた画家。
『[[Alan Wake]]』では中盤でフェードアウトし、『[[Psycho Thriller(アメリカンコミック)]]』にて重傷を負ったが、その後治療を受けてワシントン州ウォータリーで暮らしていた。
「芸術に集中できる場を提供してスランプを克服するのを手助けしたい」というジュールに騙されて「プロジェクト・ラムナス」の被験者に志願してしまう。
ジュールに「被験者P」のコードネームを与えられ、短期間に膨大な数の絵を描くように強要され、睡眠時間も取れず、抵抗したら拷問されるという極限状態の末に&bold(){過労死してしまったが…。}
-&bold(){ポー}
演者:本人役
歌で現実を変えるミュージシャン。
研究目的でレイクハウスに拘束されていたが、2021年5月12日に脱走した。
最後に「&bold(){六回の深呼吸}」という歌を作り、その歌の力で逃げ出したらしいが…。
ちなみに、彼女が脱走した「2021年」は&bold(){『畏怖』でエステベスが応援要請を送った年である。}
-&bold(){エドワード・マディソン・ブッカー}
演者:リーモア・マレット・ジュニア
2023年9月14日に妻タミーと共にワシントン州ブライトフォールズへやってきて変貌世界事象に巻き込まれた演劇作家。
本編ではタミーと共に地元の&bold(){自警団}((正体は闇の勢力と戦うサーガやアランの味方。))「樹木の教団」の儀式殺人を目撃し、教団信者である[[マリガンとソーントン]]にスケープゴートにされかけるが釈放された。
その後、タミーと喧嘩し、一人でぶらついていたところをダイアナに拉致監禁され、アランの原稿を模倣して新たな物語を書くように強要されていた。
エステベスはサブレベル3にて監禁されている彼を発見するが、エドは超常現象には一切気付かず、黙々と執筆してた。
**▼その他のFBC職員▼
-&bold(){[[キャスパー・ダーリング]]}
演者:マシュー・ポレッタ
元研究部門リーダー。
本編2周目の「&bold(){最後の草稿}」にて闇の世界にいることが判明している。
本作では過去にレイクハウスを訪れた際の映像が登場し、&bold(){相変わらず実写での出演}であった。
ジュールの研究にケチを付け、ただでさえダーリングに劣等感を抱いていたジュールの心を傷つけた。
また、ヒス禍の直前にディランが描いた絵をレイクハウスに送っていたが…。
-&bold(){FBCエージェント}
エステベスの部下達。
戻ってこないエステベスを心配してレイクハウスに乗り込むが…。
**変貌アイテム・FBCの備品
-&bold(){タイプライターで打ったページ(AI83-KE)}
ある時レイクハウスに出現した、アラン・ウェイクが書いた『リターン』の原稿。
&bold(){書かれたことが現実になる。}
この原稿を発見したことを機にマーモント夫妻は創作でコールドロンレイク・スレッショルドを制御することを思いつき、やがて狂気に飲まれていった。
つまり&bold(){『レイクハウス』の全ての元凶である。}
-&bold(){パワーコア}
レイラインのエネルギーを封じ込めた立方体の永久機関動力源。
FBC旧研究部門リーダーのセオドール・アッシュ・ジュニア博士により発明された。
-&bold(){ブラックロックパネル}
反超常現象物質「[[ブラックロック>ブラックロック採石場とヒル(QE-1)]]」を使用したパネル。
被験者達の監禁に用いられた。
-&bold(){ブラックロックランチャー}
レイクハウス職員により製作された、対超常現象生命体用兵器。
砕けて拡散するブラックロック弾を発射するグレネードランチャー。
チャージショットも可能。
-&bold(){自動タイピング装置(ATD)}
アランが使っているものと同じメーカーのタイプライターでアランの原稿を模倣した文章を書く装置。
最初は支離滅裂だったが、大量のATDを用意し、学習させていく内に次第にそれっぽくなっていった。
要するに自動生成AIである。
-&bold(){照明の紐スイッチ}
突然現れる電灯のコード。
3回引っ張るとあらゆる力の交差点「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」を通って様々な場所にテレポートできる。
*🌀[[超常現象生命体/余剰次元生命体]]▼
-[[&bold(){&color(#FFE921,black){光の存在}}>光の存在(超常現象生命体)]]
シリーズではお馴染みの光の姿の生命体。
エステベスもアランやサーガと同様に懐中電灯を強く握ることでバッテリーの消費と引き換えに光を強めることができ、光に包まれた「安全地帯」では瀕死状態から回復し、闇から身を隠せる。
-&bold(){[[超常現象生命体A-010(別名:影)]]}
「闇の存在」としてシリーズで知られる、&bold(){次元間の知覚と音を持つ闇}。
心の闇から入り込んで人間を支配し、怪物に変貌させる。
-&bold(){[[A-010タイプB:影になった個体>闇に支配された者/影になった個体]]}
「闇に支配された者」としてシリーズで知られる、「影」に支配された人間の成れの果て。
一部の者は防護服を身に着けている。
-&bold(){影になったジュール}
「影」に支配されたジュールの成れの果て。
&bold(){研究成果を守るため}にレイクハウスの侵入者を排除しようとする。
エステベスを助けるためにレイクハウスへ乗り込んできたエージェント達を&bold(){一瞬で殲滅}し、「影になった個体」の本来の恐ろしさを見せつけた。
その後もエステベスの行く先々に現れ、サブレベル5でスレッショルドを開く装置を止めようとしたエステベスを妨害するが…
-&bold(){影になったダイアナ}
「影」に支配されたダイアナ。
サブレベル5にて、ジュールをブラックロックで撲殺し&bold(){研究成果を強奪。}
更にエステベスにも襲い掛かる。
&bold(){本作のラスボス。}
-&bold(){絵画}
声:ジョナサン・ハーデン
レーンが最期に遺した&bold(){自画像。}
独房の壁に、&bold(){&color(#F54738){自分の血で描いた人間魚拓}}。
レーンの怨念が宿る超常現象生命体と化していた。
ジュールによって壁ごと切り出され、サブレベル5にて特殊な装置によって吊り下げられ、スレッショルドの起点にされた。
しかしダイアナの工作により不具合が生じ、絵画から&bold(){闇の世界がレイクハウスに流入}し、全職員が闇に支配された。
その後、「生きた絵画」はレーンの怨念を晴らすために、&bold(){既に「支配された者」となってしまったマーモント夫妻を探している。}
-&bold(){描かれし者}
「絵画」が生み出す人型生物。
乾いた絵の具のような体表と、枯れ枝のように細い体躯と長身を持つ。
&bold(){通常の物理攻撃が一切通用せず}、倒すにはブラックロックランチャーが必要。
壁の絵の具の落書きから出現する。
その目的は、恐らくマーモント夫妻への復讐。
-&bold(){[[P6/ディラン・フェイデン]]}
演者:ショーン・デュリー
FBC局長[[ジェシー・フェイデン>赤毛の女(レメディー)]]の弟。
非常に強力なパラユーティリタリアンで、『Control』のラスボス。
本作では『[[基盤>拡張パック1「基盤」(RCU)]]』と同様に髪と髭が生えている。
昏睡状態から目覚めており、なぜか「ATD」によって生み出された文章をぶつぶつと呟き続けている。
パノプティコンと記された、辺りには何もない謎の空間にポツンとある収容装置に閉じ込められた状態で「オーシャンビュー・モーテルとカジノ」を通ってきたエステベスと遭遇した。
噛み合わない会話をするが、4年前のヒス禍における自身の殺戮と侵略を後悔する様子を見せ、最後に「&bold(){ジェシーに言ってくれ 努力したと}」と告げ、オールデスト・ハウスらしき様々なビジョンを見せた後エステベスを元の次元に返した。
彼と遭遇する場所は、『基盤』の隠しムービーでディランが立っていた場所とよく似ている。
-&bold(){[[ポラリス(EID-19929)>ポラリスとヘドロン(超常現象生命体)]]}
螺旋状の光として知覚できる電波型生命体。
侵略的な共鳴体を浄化できる。
ディランがエステベスに見せたビジョンの中に登場する。
*🌀結末▼
エステベスはダイアナを倒し、スレッショルドを閉じることに成功した。
その瞬間、エステベスは&bold(){闇の世界でタイプライターを打ち、自分の運命を操るアランを垣間見た。}
そして気が付くと、エステベスはエド・ブッカーと共に森の中にいた。
果たしてマーモント夫妻は原稿と闇の力で怪物になってしまったのか、それとも最初から怪物だったのか。
今となっては知る由もなかった…。
#center(){
エド・ブッカーを町まで送って このことは誰にも話すなと言った
彼なんかを拘束している場合じゃなかった
まあ それだけだ ああ
こう思ってただろ「この女はサイアクだ」と
わけがわかったか
初めて見ただろうが いっつもこんな感じだ
頭が痛くなるだろ
}
#right(){
『Control 2』に続く
}
追記、修正はスレッショルドを閉じてからお願いします
#include(テンプレ2)
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#vote3(time=600)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 細かい編集を繰り返すのはおやめください。他の編集者のように十分な推敲を投稿前にしてください -- 名無しさん (2025-08-17 00:02:27)
#comment()
#areaedit(end)
}