強臓式機械

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強臓式機械 - (2022/09/24 (土) 05:32:02) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2011/08/25(木) 23:32:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#0000ff){《誰もが そのままで} &font(#0000ff){ずっとずっと そのままで いられるために》} 強臓式機械とは[[川上稔]]氏の長編[[ライトノベル]]シリーズである〈[[都市シリーズ]]〉内における機械の一種である。 登場は都市シリーズの中でも〈機甲都市 伯林 パンツァーポリス1937〉から〈機甲都市 伯林 パンツァーポリス1943 Erste-Ende〉のファンの間では〈新伯林〉と呼ばれる五つの作品に限られており、同作の核心ともなる機械である。 言語によってルビが違うが(英語だと「ハイ・オーガン」)、最も降られるルビは〈アインゲヴァイデ〉であるため、本項目もそれで統一する。 ■強臓式開発術(アインゲヴァイデ・アオスピルデン) 読んで字の如く強臓式機械の開発方法。一般的に、この製法で生み出された機械を強臓式機械と呼ぶ。 中世の時代に生まれた鉄工品の製法で、製法は以下の通りである。以下原文。 〈使用者の身体の一部を[[遺伝詞]]分解し、作り上げる機械の遺伝詞と合成させることによってその人の意志が通じる機械を作り上げるもの。発生は記乗機構を起源とされる〉 遺伝詞とか言われても、氏の作品を読んだ事のない人にはちんぷんかんぷんだと思うが、要は 〈人の身体の一部と機械を融合させて生まれた機械〉ということで概ね問題はない。 何故そんな製法をするのかというと、そうする事によって〈言実化〉と呼ばれるモノが使えるためだが、言実化については後述。 記乗機構とは[[重騎>重騎(都市シリーズ)]](ロボット)の騎乗、操作方法。重騎は搭乗者の身体を分解し、重騎と合一することで、自身の肉体を動かす様に重騎を動かす事ができる。これが記乗機構であるが、詳しくは本項目の主旨から外れるため割愛。 また強臓式開発術は人の身体の一部を使うと書いたが、この「身体」は肉体的なものである必要はなく、事実として強臓式機械の中には記憶を材料としたものも存在する。 ■言実化(エアクレーレン) 前述した、強臓式機械の持つメリット。その効果は以下の通りである。以下原文。 〈使用者が己の意志を強く持ったとき、機械は反応、周囲空間に対して[[流体>流体(川上稔作品)]]を放出すると同時、己と使用者の意志を剥き出しにした言実詞(エアクレーリング)を放って遺伝詞変化を起こさせ、周囲空間を書き換えてしまう。事実を、人の意志と機械が文字的に書き換えてしまうのだ〉 専門用語過多なので解りやすく言うと、 〈意志を強く持ちながら言実詞を放つと、使用者だけの技を放つ事ができる〉 という事になる。言実詞は呪文と思ってくれればよい。 また、言実化には機械本意の〈仮発動(ベヴァイゼン)〉と使用者本意の〈駕発動(オーバーベヴァイゼン)〉が存在し、前者は威力が小さいが可変が利き、後者は“奇跡”とも呼べるほどの威力を発揮するが効果は完全固定。 ぶっちゃけ仮発動が必殺技、駕発動が超必殺技で問題ない。 ■作中で登場した強臓式機械 以下に作中で登場した強臓式機械とその種類、使用者、材料、言実化を示す。 尚、強臓式機械の名前に関しては主にクラシック(交響曲やピアノ曲等)のタイトルより採られている。 ●運命(ゲレーゲンハイト) ・種類:強臓式武剣 ・使用者:[[ダウゲ・ベルガー]] ・材料:ベルガーの神の力、エリンギウムの記憶 ・仮発動:運命の切断 ・駕発動:神の力及び記憶の解放   ●英雄(デア・ヘルト) ・種類:強臓式義腕 ・使用者:[[ヘラード・シュバイツァー]] ・材料:シュバイツァーの右腕 ・仮発動:結界術の使用 ・駕発動:流体の強制停止 ●救世者(メサイア) ・種類:強臓式義眼 ・使用者:[[ヘイゼル・ミリルドルフ]] ・材料:マルシュの右目 ・仮発動:他強臓式機械の操作 ・駕発動:あらゆる遺伝詞を見る事ができる ●新世界(ノイエ・エールデ) ・種類:強臓式人工心臓 ・使用者:[[レーヴェンツァーン・ネイロル]] ・材料:レーヴェンツァーンの心臓 ・仮発動:他強臓式機械の操作 ・駕発動:トリスタンを使用した時虚遺伝詞の抽出   ●魔弾の射手(フライシュッツェ) ・種類:強臓式拳銃 ・使用者:[[ベルマルク・フィーア>ベルマルクシリーズ]] ・材料:ベルマルクの奥歯 ・仮発動:拳銃の強化 ・駕発動:機械の強制解体 ●疾風(シルフィード) ・種類:強臓式航空戦艦 ・使用者:なし ・材料:マルシュの意志 ・仮発動:疾風の操艦 ・駕発動:機甲紋章〈疾竜〉 ●皇帝(カイザー) ・種類:強臓式重騎 ・使用者:[[アルフレート・マルドリック>アルフレート・マルドリック(都市シリーズ)]] ・材料:アルフレートの声帯 ・仮発動:皇帝の操作 ・駕発動:凌駕紋章の展開   ●葬送曲(レクイエム) ・種類:強臓式ガルド級航空戦艦 ・使用者:ローゼ・カールスルーエ ・材料:ローゼの身体 ・仮発動:葬送曲の操艦 ・駕発動:機甲紋章〈駆天竜〉 ●悲愴(トラーギッシュ) ・種類:強臓式義腕 ・使用者:ハイリガー・カールスルーエ ・材料:ハイリガーの両腕 ・仮発動:機械の強制起動 ・駕発動:機械との一体化 ●月夜(モーントナハト) ・種類:強臓式堅琴 ・使用者:リーリエ・テルメッツ ・材料:リーリエの涙 ・仮発動:風水術 ・駕発動:大水竜の作成 《項目とは追記・修正するものなり》 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/08/25(木) 23:32:33 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- &font(#0000ff){《誰もが そのままで} &font(#0000ff){ずっとずっと そのままで いられるために》} 強臓式機械とは[[川上稔]]氏の長編[[ライトノベル]]シリーズである〈[[都市シリーズ]]〉内における機械の一種である。 登場は都市シリーズの中でも〈機甲都市 伯林 パンツァーポリス1937〉から〈機甲都市 伯林 パンツァーポリス1943 Erste-Ende〉のファンの間では〈新伯林〉と呼ばれる五つの作品に限られており、同作の核心ともなる機械である。 言語によってルビが違うが(英語だと「ハイ・オーガン」)、最も降られるルビは〈アインゲヴァイデ〉であるため、本項目もそれで統一する。 ■強臓式開発術(アインゲヴァイデ・アオスピルデン) 読んで字の如く強臓式機械の開発方法。一般的に、この製法で生み出された機械を強臓式機械と呼ぶ。 中世の時代に生まれた鉄工品の製法で、製法は以下の通りである。以下原文。 〈使用者の身体の一部を[[遺伝詞]]分解し、作り上げる機械の遺伝詞と合成させることによってその人の意志が通じる機械を作り上げるもの。発生は記乗機構を起源とされる〉 遺伝詞とか言われても、氏の作品を読んだ事のない人にはちんぷんかんぷんだと思うが、要は 〈人の身体の一部と機械を融合させて生まれた機械〉ということで概ね問題はない。 何故そんな製法をするのかというと、そうする事によって〈言実化〉と呼ばれるモノが使えるためだが、言実化については後述。 記乗機構とは[[重騎>重騎(都市シリーズ)]]([[ロボット]])の騎乗、操作方法。重騎は搭乗者の身体を分解し、重騎と合一することで、自身の肉体を動かす様に重騎を動かす事ができる。これが記乗機構であるが、詳しくは本項目の主旨から外れるため割愛。 また強臓式開発術は人の身体の一部を使うと書いたが、この「身体」は肉体的なものである必要はなく、事実として強臓式機械の中には記憶を材料としたものも存在する。 ■言実化(エアクレーレン) 前述した、強臓式機械の持つメリット。その効果は以下の通りである。以下原文。 〈使用者が己の意志を強く持ったとき、機械は反応、周囲空間に対して[[流体>流体(川上稔作品)]]を放出すると同時、己と使用者の意志を剥き出しにした言実詞(エアクレーリング)を放って遺伝詞変化を起こさせ、周囲空間を書き換えてしまう。事実を、人の意志と機械が文字的に書き換えてしまうのだ〉 専門用語過多なので解りやすく言うと、 〈意志を強く持ちながら言実詞を放つと、使用者だけの技を放つ事ができる〉 という事になる。言実詞は呪文と思ってくれればよい。 また、言実化には機械本意の〈仮発動(ベヴァイゼン)〉と使用者本意の〈駕発動(オーバーベヴァイゼン)〉が存在し、前者は威力が小さいが可変が利き、後者は“奇跡”とも呼べるほどの威力を発揮するが効果は完全固定。 ぶっちゃけ仮発動が[[必殺技]]、駕発動が超必殺技で問題ない。 ■作中で登場した強臓式機械 以下に作中で登場した強臓式機械とその種類、使用者、材料、言実化を示す。 尚、強臓式機械の名前に関しては主にクラシック(交響曲やピアノ曲等)のタイトルより採られている。 ●運命(ゲレーゲンハイト) ・種類:強臓式武剣 ・使用者:[[ダウゲ・ベルガー]] ・材料:ベルガーの神の力、エリンギウムの記憶 ・仮発動:運命の切断 ・駕発動:神の力及び記憶の解放   ●英雄(デア・ヘルト) ・種類:強臓式義腕 ・使用者:[[ヘラード・シュバイツァー]] ・材料:シュバイツァーの右腕 ・仮発動:結界術の使用 ・駕発動:流体の強制停止 ●救世者(メサイア) ・種類:強臓式義眼 ・使用者:[[ヘイゼル・ミリルドルフ]] ・材料:マルシュの右目 ・仮発動:他強臓式機械の操作 ・駕発動:あらゆる遺伝詞を見る事ができる ●新世界(ノイエ・エールデ) ・種類:強臓式人工心臓 ・使用者:[[レーヴェンツァーン・ネイロル]] ・材料:レーヴェンツァーンの心臓 ・仮発動:他強臓式機械の操作 ・駕発動:トリスタンを使用した時虚遺伝詞の抽出   ●魔弾の射手(フライシュッツェ) ・種類:強臓式拳銃 ・使用者:[[ベルマルク・フィーア>ベルマルクシリーズ]] ・材料:ベルマルクの奥歯 ・仮発動:拳銃の強化 ・駕発動:機械の強制解体 ●疾風(シルフィード) ・種類:強臓式航空戦艦 ・使用者:なし ・材料:マルシュの意志 ・仮発動:疾風の操艦 ・駕発動:機甲紋章〈疾竜〉 ●皇帝(カイザー) ・種類:強臓式重騎 ・使用者:[[アルフレート・マルドリック>アルフレート・マルドリック(都市シリーズ)]] ・材料:アルフレートの声帯 ・仮発動:皇帝の操作 ・駕発動:凌駕紋章の展開   ●葬送曲(レクイエム) ・種類:強臓式ガルド級航空戦艦 ・使用者:ローゼ・カールスルーエ ・材料:ローゼの身体 ・仮発動:葬送曲の操艦 ・駕発動:機甲紋章〈駆天竜〉 ●悲愴(トラーギッシュ) ・種類:強臓式義腕 ・使用者:ハイリガー・カールスルーエ ・材料:ハイリガーの両腕 ・仮発動:機械の強制起動 ・駕発動:機械との一体化 ●月夜(モーントナハト) ・種類:強臓式堅琴 ・使用者:リーリエ・テルメッツ ・材料:リーリエの涙 ・仮発動:風水術 ・駕発動:大水竜の作成 《項目とは追記・修正するものなり》 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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