装甲騎兵ボトムズ 幻影篇

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装甲騎兵ボトムズ 幻影篇 - (2025/08/02 (土) 21:19:21) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/09/28(金) 20:41:58
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){
&font(#ff0000){「奴を語る言葉は少なくない」}

&font(#ff0000){「生まれながらのPS、異能生存体、触れ得ざる者…」}

&font(#ff0000){「そのどれもが奴であり、奴でないとも言える」}
}



『装甲騎兵ボトムズ 幻影篇』とは、『[[装甲騎兵ボトムズ]]』のOVA作品。


▽目次
#contents()

*概要
時間軸は先に小説版が発表され、後にボトムズフェスティバルで映像化された『[[孤影再び>装甲騎兵ボトムズ 孤影再び]]』の後。全6話構成。
そのため小説版を読んでいないと前作『[[赫奕たる異端>装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]]』との繋がりが分からなくなっている。


*あらすじ
「黒い稲妻旅団」を壊滅させた後、テイタニアの亡骸を抱いたキリコは仲間達の前から再び姿を消した。
キリコが出ていったのはバニラのせいだと泣きわめくココナ。これを仲裁するために、ゴウトは2人の結婚25周年の銀婚式の祝いに旅行に出てはどうかと提案する。
またキリコに会えるかもしれないという淡い期待と共に、2人はかつて彼と共に歩んだ[[ウド>ウド(装甲騎兵ボトムズ)]]、[[クメン>クメン(装甲騎兵ボトムズ)]]、[[サンサ>サンサ(装甲騎兵ボトムズ)]]の地を巡る…



*登場人物
・バニラ・バートラー
TVシリーズからずいぶん出世した[[損馬鹿トリオ>損馬鹿トリオ(装甲騎兵ボトムズ)]]の一角。
ココナと結婚し、3男3女の大家族を授かった。

・ココナ・バートラー
損馬鹿トリオの一角。バニラの嫁になった後も相変わらずキリコLOVE。
外見は歳食ったが中身はあまり変わってない。

・ブールーズ・ゴウト
損馬鹿トリオの一角。
すっかりおじいちゃんだが、バニラの商売の相談役やバトリングのマネージメントも手がけるなどまだまだ健在。

・ル・シャッコ
第1話「ウド」から登場。かつて仲間だった義理堅いクエント人。
クエント人は長命なので30年経ってもせいぜい髪が伸びたくらいで外見はあまり変わってない。
彼もまたキリコを探しているようだが…

・ポル・ポタリア
第2話「クメン」に登場。元[[アッセンブルEX-10>アッセンブルEX-10(装甲騎兵ボトムズ)]]の傭兵でキリコの戦友。
親友だったカンジェルマンの意思を継いでクメンの革新に尽力した結果、一傭兵から大統領という木下藤吉郎もびっくりの立身出世を果たす。
しかし、急激な近代化政策を推し進めた結果、民衆の不満が悪化。クーデターにより失脚した。
バニラ達からの招待状を受け取り、約30年振りに「ファンタムクラブ」を訪れたが、突如襲撃してきた[[ストライクドッグ]]のアイアンクローに握り潰され死亡してしまう。
32年越しで[[死亡フラグ]]を回収したある意味今作で1番可哀相な人。

・ゾフィー
第3話「サンサ」から登場。
[[レッドショルダー>レッドショルダー(装甲騎兵ボトムズ)]]のサンサ攻略戦で家族を皆殺しにされた女性。その恨みから元レッドショルダーだったキリコを殺そうとした。
今もサンサで鉄クズを集める生活をしているが、視力を失いつつある。かつてキリコに敵対しながら生き延びた、珍しい人物。

・[[キリコ・キュービィー]]
ご存知(敵にとっての)歩く[[死亡フラグ]]。主人公だが第3話「サンサ」からの登場。
テイタニアを弔った後、ゾフィーの元で彼女の鉄クズ集めを手伝っていたが、彼はまた自身が望まぬまま新たな争いの渦中に巻き込まれる。


・神の子
シャッコの属する[[クエント>クエント(装甲騎兵ボトムズ)]]の部族に生まれた「異能者」と目される赤ん坊。かつてヨラン・ペールゼンが見た「緑色の泡に包まれた子供」がこれ。
数千年に一度生まれるとされ、惑星ヌルゲラントの「ゴモルの塔」で神の裁定によって殺される運命にある。

・ジュノ
「ゴモルの塔」地下でキリコとシャッコが出会った子供(少年なのか少女なのかは不明)
古代クエント語を話し、キリコ達の道中の案内をする。

・[[ジャン・ポール・ロッチナ]]
相変わらずなキリコの[[ストーカー]]。
「神の子」の誕生を聞き、惑星ヌルゲラントへと赴く。


以下ネタバレ












・ワイズマン
TVシリーズでキリコが殺したアストラギウスの支配者。
クエントが消滅する直前、ゴモルの塔の地下に自らを転移させて生き延びていた。
キリコを「神の子」の養育者に任命するため、彼を再び自分の元へ呼び寄せた。
当たり前だが30年経とうがキリコが言う事を聞く訳もなく、また殺された。
……と思われたが、「神の子編」においても、まだ生きていることが明らかになった。

・ヴィアチェスラフ・ダ・モンテウェルズ
テイタニアの父親。
『赫奕たる異端』でフルボッコされたのにまだ懲りておらず、マーティアルの法皇としての威光を取り戻すために「神の子」の養育係に立候補するがワイズマンに拒否られ、ならばとキリコを殺そうと銃を向ける。
が、キリコに当たるはずもなく全ての銃弾が自分に跳ね返り、頭に銃弾を受けて死亡。ざまぁ。



前半3話はTVシリーズの総括、後半からはまた新たな謎が提示されたが、キリコの物語は一応の完結を迎えた……
…という雰囲気で〆られ、ファンにも「ボトムズシリーズ完結編」と解釈されていたが、監督の高橋良輔はこれを否定し、今後もシリーズを続けていく旨の発言をしていた。


それから長らく音沙汰がなかったが、2020年代に入り「幻影篇」後日談にあたる小説「神の子篇」がWeb上で連載。
2023年には上下巻で単行本化されている。

……でも、昨今の業界で映像化されそうな内容とは言いにくいので、しっかりしたアニメとしてはやっぱり「孤影再び」「幻影篇」で完結かもしれない…。




#center(){
&font(#ff0000){ひょんな事から始まった項目建て}

&font(#ff0000){だが、その求めるところが秀逸な項目であれば、ただの建てで済むはずもなかった}

&font(#ff0000){きな臭く素敵に、デンジャラスな議論へのご招待}

&font(#ff0000){この項目の真の考案者は誰?メインテーマは何?建て主は誰?}

&font(#ff0000){ともあれ、次に追記・編集する項目は決まっている}

&font(#ff0000){wiki篭りと自治厨がお出迎え}


&font(#ff0000){そう、アニヲタwiki}

&font(#ff0000){あの電子の地獄だ}
}


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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ワイズマンの紹介に悲哀が漂うぜ……。  -- 名無し  (2014-05-14 18:39:17)
- 疑問なんだけども、ワイズマン、ああしてキリコを煽る必要あったのかなぁ。 よほどの冷徹なやつでない限り、赤子は見捨てられないだろうし、キリコも「この子は俺が養う」といってたし・・・。 念には念を、ってことなんだろうか?  -- 名無しさん  (2014-05-14 18:42:35)
- 多分スパロボ参戦予定作品  -- 名無しさん  (2014-10-20 23:28:40)
- お、続くんだ、スパロボから入った最低野郎見習いだからスゲー楽しみ。  -- 名無しさん  (2015-03-01 22:34:39)
- 天獄篇ではあまり原作再現されず 話の性質上仕方ないか  -- 名無しさん  (2015-07-18 10:46:07)
- 子供6人産んでるのに、体のスタイル崩れてないしココナさんちょっと実年齢に比べて若すぎやしませんk(ドーン  -- 名無しさん  (2015-11-09 10:38:26)
- ↑×2 フィアナが復活したのがワロタw  -- 名無しさん  (2017-07-12 13:11:25)
- ワイズマン、神の子編になってもまだ生きてたという。この神、ルーが成人して神になるまで生き続けるんじゃないか? 見方を変えれば、息子の成長が心配で死にきれない親にも見えないことはないが。  -- 名無しさん  (2021-12-26 12:01:09)
- ワイズマンの不死性は、今ならクラウドコンピューティングの概念で説明できるんじゃないかな。  -- 名無しさん  (2025-08-02 21:19:21)
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