ロックバイソン

「ロックバイソン」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

ロックバイソン - (2024/02/17 (土) 19:22:45) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2011/05/31(火) 01:05:45
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----


&font(#00c000){牛角「おいおい、俺の項目はもうあるぜ?」}


3!

&font(#00c000){牛角「重複項目が建っちまうなんて、俺も中々人気なんだな」}


2!

&font(#00c000){牛角「まぁ、俺の項目だと思って開いたなら、悪いがこっちの牛角を…なんだ、俺の個別項目はサルベージされてないのか……」}


1!

&font(#00c000){牛角「悪いが[[こっち>>TIGER&BUNNY]]を見てくれよな!……ところでさっきから台詞の間に入ってるカウントダウンはなんだ?」}


ゴー!!


[[シュート!]]!!











&font(#803000){ロックバイソン}

BC:ロックバイソン
AR:ダブルホーン
WD:テンヘビィ
SG:ライトエンジンギア
BB:ノーマルベース

ロックバイソンとは、現在も遊ばれる人気ホビー「[[ベイブレード>爆転シュート ベイブレード]]」の初代
「爆転シュートベイブレード」に登場するベイブレードの一つ、またはそれを元に発売された玩具である。
ロックバイソンはベイブレードがスピンギア、マグネギアと進化を続けてたどり着いた新たな境地
【エンジンギア】、通称EGがベイに搭載され始めた時期に発売されたモデル。

エンジンギアとはベイブレードをシュートする前にギアに内蔵されたゼンマイを巻いておき、
着地した衝撃又は相手のベイと衝突した衝撃で解放されたゼンマイが超高速回転し、ベイの加速や回転を助けるギミックである。
古き良きアニヲタ諸君の中にも、ゼンマイをギッチギチに巻いたら&bold(){勢い余ってフィールドから吹っ飛んで}[[自爆]]した人がいるだろう。
……いるよね?

トップバッターを張った主役機体達であるドラグーンG(ギャラクシー)、ドライガーG(ガトリング)に続いて三機目のエンジンギア搭載機としてリリースされた。

ベイのトップにあるピットチップに描かれた聖獣は&bold(){&font(#803000){バイソン}}。

先に発売されたベイの聖獣は主人公達の&color(#3B4EF0){青龍}だったり白虎だったりするのに、こいつは&bold(){&font(#803000){バイソン}}。
……なんか嫌な予感がするな。



まぁ聖獣の強さはベイの強さに直接関係しない。
[[バイソン]]が気に入らないならビットチップを外して
ドラグーンでもウルボーグでも好きなのを嵌めたらいいのである。
&bold(){&font(#803000){ロックバイソン}}自体が強いのなら……。


結論から言ってみよう。
このロックバイソンは









&color(#F54738){&bold(){弱い}}



&color(#F54738){&bold(){めちゃくちゃ弱い}}










**●当たらないアタックリング


ベイブレードには攻撃型、持久型などのタイプが設定されているわけだが、ロックバイソンは防御力重視のディフェンスタイプ。

鉄壁のアタックリング(矛盾してるが気にしない)で敵の攻撃を物ともしない……訳では残念ながら無い。
何故ならばこのロックバイソンは後述する要因で他のベイより&bold(){&font(#ff0000){背が高い}}ので、
&color(#F54738){&bold(){アタックリングにベイの攻撃が当たらない}}のだ。
アタックリングに当たらないということは回転軸やコマの基礎部分といった
&bold(){&color(#F54738){下部の無防備な部分に相手のアタックリングが直撃する}}ということである。
そのため非常に&color(#F54738){&bold(){打たれ弱い}}のだが、下記の仕様上どうしても背を高くせざるを得ないのである。


???「アタックリングなんて飾りですよ。偉い人にはそれが分からんのです」


当たらないと言い切ったが、同じようにベイ自体の背丈が高い
[[トライグル]]や[[サイバードラグーン]]などと戦えばアタックリングの出番が来るだろう。
……これまた後述の要因で使ってる人間はほぼ存在しなかったが。



**●意味のないギミック

前述した通りこの世代の新機能「エンジンギア」はスタジアムに着地した衝撃か相手のベイと衝突した衝撃で止め金が外れて起動する。

ロックバイソンにも搭載されていることは最初に説明したが、当機はその常識に捕らわれない。
何とこのロックバイソンは&bold(){エンジンギアを起動するタイミングが設定されていない}のだ。
何故か?





&color(#F54738){&bold(){エンジンギアに止め金がついてないからである}}





そう、このロックバイソンは、エンジンギアのゼンマイを巻いたら、&bold(){&font(#ff0000){止まる事なく勝手にエンジンギアが回転する}}。
ベイブレードはスタジアムにベイをシュートする時は適当な合図でシュートするのがルール。
つまりはエンジンギアのゼンマイを巻いてからラグが有るので、
下手したら&bold(){&font(#ff0000){シュートした時にはエンジンギアが止まってる}}なんて事もあり得るのだ。

だがその[[弱点]]というか&color(#F54738){&bold(){欠陥}}をカバーする機能が存在する。
何とこのロックバイソンは&bold(){&font(#ff0000){相手のベイと衝突した時に、その衝撃でエンジンギアのゼンマイを巻きなおす機能}}を搭載しているのである!
エンジンギアと直結したベイの軸部分に&color(#FFE921)[[扇風機の羽に丸い枠を着けたどっかで見たようなパーツ>>トライピオ]]が装備されており、

&bold(){①羽に当たった衝撃で軸が回転}

&bold(){②直結しているエンジンギアのゼンマイが再度まき直される}

&bold(){③エンジンギアが再始動して以下ループ}

つまり、&bold(){&color(#F54738){無限の超高速回転を維持しながらプロペラから発生するダウンフォースも併用して無敵の持久力を実現}}という
夢の[[永久機関]]を搭載した機体なのだ!
もろたで工藤!











&bold(){&font(#ff0000){だからどうした}}










一回衝突する毎に巻かれるゼンマイなんて&bold(){&color(#F54738){微々たる物}}。
更に結局&color(#F54738){&bold(){垂れ流し状態で回る}}ので、上記の機能には一切の意味合いが存在しない。
前述の根本的な欠陥による打たれ弱さとこの無駄な機能が合わさって、驚異の弱さを叩き出しているわけである。
ちなみにこの機構のためにエンジンギアと軸の回転が独立しているため、敗北した際に
&color(#F54738){&bold(){下の部分は止まっているのに上のアタックリングだけが慣性で虚しく回り続ける}}他のベイでは見ることのできない楽しい姿を
拝むことができるぞ。
そしてこの世代のベイにおける謎プロペラから発生する[[ダウンフォース]]の実用性に関しては……まぁ[[皆さんご存知であろう。>>トライピオ]]



**●世代の負の要素を詰め込んだ結果


上記で登場した背の高いベイ達である[[トライグル]]や[[サイバードラグーン]]も使い所が皆無なのだが、
これは&bold(){&color(#F54738){ジャンプ型}}と言うロマンを取ったら何も残らないこれまた産廃ベースを装備しているため。
このタイプは相手のベイが衝突するとギミックが作動。
軸がバネで伸び&bold(){&font(#ff0000){ジャンプ}}して相手をアッパー攻撃や踏みつけ攻撃に巻き込むというコンセプト。
だがこのギミック、&bold(){相手から攻撃を受けた時}に作動するため、
トライグルの場合飛び上がる時には既に&bold(){敵との距離が離れており、アッパー攻撃が不発してしまう。}
それどころか&bold(){そのまま場外へ吹っ飛ぶ}のがお約束負けパターン。
運良く着地したところで軸が伸び切って弱点にアタックリングのダイレクトアタックをくらう状態であり、
&color(#F54738){&bold(){跳ぶこと自体がデメリット}}というコンセプトからして崩壊している代物である。
サイバードラグーンはトライグルの反省から&bold(){ジャンプ力を弱くしているのだが}、
今度は&bold(){跳ぶ意味があるのかレベルの跳躍しかできなくなった}ため、こちらもコンセプト崩壊しているような物であった。


そして我らがロックバイソンの話に戻ると、このようにジャンプ型から&s(){無駄に}受け継いだ高い軸で常時戦わざるを得ない。
ジャンプ型にある&s(){ようでない}ロマンすら無く、そこにあるのは
&bold(){&font(#ff0000){扇風機の羽に枠を着けたような、持久力を削ぐダウンフォースを発生させるパーツ}}だけ。
更にこのパーツはロックバイソンのエンジンギアに対応しているので&bold(){右にしか回らない。}
つまりは&bold(){皆大好き左回転の主人公機ドラグーン系統にめちゃくちゃ弱かった}。


止めに[[ダウンフォースを生み出す>>トライピオ]]扇風機型パーツは、直接アタックリングにくっついてるアレとは違い
小さな留め具だけで芯に固定してるので&bold(){留め具が飛んだら簡単に外れる}。
遊んでて留め具がどこかへ飛んで消え去ったお友達もたくさんいたことだろう。
&color(#F54738){&bold(){当時のタカラはプロペラに何か恨みでもあったのであろうか。}}


今日に至るまで散々ネタにされている[[ダウンフォースを生み出す黄色い奴>>トライピオ]]や[[無駄にジャンプするオレンジの奴>>トライグル]]は、
&bold(){第3世代ベイブレードバーストで登場し、強すぎてアタックリングが制限フレームまでになった精神的後継機マキシマムガルーダ}や、
&bold(){潔くジャンプをなくして堅実な持久型と化した直接的な後継機トライグル2}で
性能面の挽回を見せているのだが、第4世代のベイブレードXが登場した2023年現在においても、
こいつに関しては&color(#F54738){&bold(){全くその気配がない}}。
ぶっちゃけ&bold(){世代においての地雷要素を詰め込みすぎて}改善のしようがないレベルなんで是非もなし。

なお販売から20年近くたった2024年2月4日。トライピオに&s(){歪んだ}愛情を注ぎ日夜改造に励んでいる動画投稿者が
&bold(){ロックバイソンの軸部分とトライピオのアタックリングを合体させるという&s(){様子のおかしな}}動画を投稿した際、
プロペラと軸部分が止まっても&bold(){エンジンギアの力で本体さえ動いていれば勝ち}という判定を取っており、
いつもの&s(){レギュ違反上等戦法で}&color(#F54738){&bold(){トライピオに}}勝利を与えている。
参考url https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=v54hgpQQQ3c




**●アニメでの活躍


「爆転シュートベイブレード Gレボリューション」より登場。PPBオールスターズ所属のリックが使用している。
こちらでは現実とは違い、アタックタイプであった。
初登場はアメリカ地区予選。PPBチームのエースであるマイケルが扱うトライグル2を圧倒する凄まじい強さを見せた。
ネオボーグ戦では、なんとウルボーグ4を破る程の強さを見せるが、第3試合でドランザーGに敗北を喫する。
BBAレボリューション戦ではガイアドラグーンGとの正面からの激しい力比べの末敗れている。


少しでも懐かしいと思った人は追記・修正よろしくお願いします






#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,7)
}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- せめて項目名に(ベイブレード)とつけたほうがいいと思うよ……  -- 名無しさん  (2014-02-19 11:41:33)
- ↑前置きの意味が無くなる  -- 名無しさん  (2014-03-25 17:38:14)
- ↑冒頭の牛角さんの項目がないみたいだからダメじゃない?    向こうの項目があって、(タイバニ)みたいについてて区別出来るならまだしも、名前だけだとどっちか分からない。  -- 名無しさん  (2015-02-14 18:43:33)
- アニメで使い手が無印ラスボスのユーリに勝ったのは許せれない(漫画だとユーリって最強クラスなのに)  -- 名無しさん  (2015-09-17 23:43:09)
- ウチはウチ、他所は他所  -- 名無しさん  (2015-11-23 15:57:38)
- ↑2終盤で手抜きのカイに負けるユーリが最強クラス?(タカオは本気のカイと互角)  -- 名無しさん  (2015-11-24 09:19:05)
- メタルドライガーはブレードベースがエンジンギアに対応してるだけで搭載はされてないぞ  -- 名無しさん  (2022-09-13 01:55:12)
- ↑4ラスボスだろうが年月が経てば周りが強くなるという証拠だろう  -- 名無しさん  (2024-02-07 20:41:16)
#comment
#areaedit(end)
}