サイバー・エルタニン

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サイバー・エルタニン - (2025/02/11 (火) 16:48:30) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2012/10/04(木) 09:58:46
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#center(){&font(#ff0000){サイバー・エルタニン}}
#center(){&font(#ff0000){出 現}} 




《サイバー・エルタニン》とは[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]に登場するモンスター。

本項目ではこのモンスターについて解説する。
 

**【スペック】
#blockquote(){特殊召喚・効果モンスター
星10/[[光属性>光属性(遊戯王OCG)]]/[[機械族>機械族(遊戯王OCG)]]/攻 ?/守 ?
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、機械族・光属性モンスターを全て除外した場合のみ特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードを特殊召喚するために除外したモンスターの数×500になる。
(2):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカード以外のフィールドの表側表示モンスターを全て墓地へ送る。}
 

**【概要】
初出は漫画版遊戯王GXの39話「カイザー亮!!」において、[[万丈目準]]VS[[丸藤亮]]のデュエルにて華々しく登場した。

万丈目の切り札の3体のドラゴンである、攻撃力減少効果を持つ《ライトエンド・ドラゴン》」と相手を墓地送りにする《ダークエンド・ドラゴン》に、全ての効果を無力化する《[[光と闇の竜>光と闇の竜(遊戯王OCG)]]》を出してドヤ顔をする万丈目を相手にしたカイザーは、魔法《エマージェンシー・サイバー》を使ったループコンボで厄介な《光と闇の竜》を封殺。
そして伏せていた罠《ボーン・フロム・ドラコニス》を発動し、手札の《サイバー・エルタニン》を特殊召喚。
そして自身の効果で万丈目のドラゴンを纏めて一掃し、万丈目とのデュエルにケリを付ける事になった。

ちなみに漫画版の《サイバー・エルタニン》の効果はこちら。


>サイバー・エルタニン
>星10攻撃力?守備力?
>このカードの攻撃力は除外されているサイバー×500P
>召喚時、除外されているサイバーの数分、相手モンスターを破壊する。

[[必殺技]]名は「ドラコニスアセンション」、効果名は「コンステレイションシージュ」。
 

そして多くの漫画版のモンスターと並び《サイバー・エルタニン》もOCGになり、原作に比べはるかに強化された。

具体的に言えば「ほぼ専用サポートな《ボーン・フロム・ドラコニス》を内蔵」と「サイバー縛りがなくなった」と言う事。

前者に関して言えば《[[冥府の使者ゴーズ]]》よろしく、確かに効果が原作のままなら産廃にも程があるので、能動的に自分の効果を使える様になったのは大きい。
かわりに漫画版と違い通常召喚出来ない事になったが、そもそも星10のモンスターなんて普通に召喚する機会なんて専用構築しない限りあんまり無い為別段気にはならないか。

後者は要するにサイバー縛りがなくなって光属性機械族縛りになった為、少し汎用性が上がったと言う事。
おかげで【サイバー流】の[[ファンデッキ]]以外でも、例えば【[[超時空戦闘機>超時空戦闘機(遊戯王OCG)]]】【[[VWXYZ>VWXYZ(遊戯王)]]】デッキでも採用が見込めるようになった。
特に除外を多用するVWXYZは《サイバー・エルタニン》と特に相性が良いため、&font(#ff0000){重すぎる5体合体の融合形態よりよっぽど切り札になりやすい}と言えるだろう。
 
ちなみに、前述のデッキではフィニッシャーではなく単に除去目的で出す人も少なくない。

原作で「破壊」だった除去効果が「墓地送り」に変更されたのも地味に手伝い、厄介な《[[スターダスト・ドラゴン]]》などを潰してしまう事もでき、《スターライト・ロード》にも引っかからない。
当然対象に取らない「墓地送り」なので、ハムドオベリスクすら墓地にボッシュートできるのは魅力と言えるだろう。

さらに登場から数年を経て「COLLECTORS PACK 2018」で、内蔵されたはずの《ボーン・フロム・ドラコニス》が強化されて登場。

#blockquote(){ボーン・フロム・ドラコニス
通常罠
このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを特殊召喚できない。
①:自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、機械族・光属性モンスターを全て除外して発動できる。
手札からレベル6以上の機械族・光属性モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力・守備力はこのカードを発動するために除外したモンスターの数×500になり、
&bold(){自身以外のカードの効果を受けない。}}

《サイバー・エルタニン》を召喚条件を無視して特殊召喚でき、最大の売りの全体除去も発動可能。
…が、そのために必要なコストも、アップする攻撃力も、《サイバー・エルタニン》を自身の効果で出した場合と変わらない。

このカードで《サイバー・エルタニン》を召喚するメリットは「相手ターンの召喚が可能」「効果耐性付与」になる。
相手ターン中の全体墓地送りは除去としては充分な性能。
《[[エフェクト・ヴェーラー]]》《[[無限泡影>無限泡影(遊戯王OCG)]]》当てられると悲しいことになる《サイバー・エルタニン》にとって、効果耐性もありがたい。

サーチ手段の《エマージェンシー・サイバー》も同時に収録され、使い勝手が向上した。

とまあ非常に除去性能が高いカードなのだが、その分召喚コストが少し重いので、調子に乗って序盤にこいつを出してしまうと墓地にもフィールド上にも味方がいなくなり後続が続かなくなるので注意しよう。
 

**【弱点】
とにかく素の攻守が?なのが弱点。
自身の効果で出した場合は《[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]》等効果無効のカードを張られたら死ぬので注意しよう。
《交響魔人マエストローク》や《[[月の書>月の書(遊戯王OCG)]]》も天敵、裏守備にされたら攻守0になってしまう。
召喚時に《[[エフェクト・ヴェーラー]]》撃たれて涙目になることも珍しくない。

これらは《ボーン・フロム・ドラコニス》でフォローが効くが、
耐性と高攻撃力を得ることに成功しても[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]にはあっさりと処理されるのはお約束か。
……ちなみに、その壊獣には光機械が3体おり、その3体を《ボーン・フロム・ドラコニス》で出すと壊獣リリースの効かない厄介なモンスターが生まれる。
ついでにサイバー流の天敵《[[キメラテック・フォートレス・ドラゴン>キメラテック・フォートレス・ドラゴン(遊戯王OCG)]]》にも喰われる。


除去が済んだら単なるバニラ、《ボーン・フロム・ドラコニス》を使った場合も耐性と高い攻撃力だけで、相手への干渉手段はないと、近年ではフィニッシャーを務めるには不安が残る性能。
このあたりは、「《サイバー・エルタニン》は使いきりの全体除去カード」と割り切るか、「《サイバー・エルタニン》は出したターンでケリをつける絶対的なフィニッシャー」としてきっちりと使うようにしよう。

レベルが高すぎる事が災いしてエクシーズやシンクロにも繋げにくかったが、
[[列車>列車デッキ(遊戯王OCG)]]を皮切りにランク10エクシーズの質はかなり向上。縛りのゆるい高レベルSモンスターも増加している。
「《サイバー・エルタニン》で除去→ランク10Xor高レベルシンクロでゲームエンド!」は狙いやすくなっている。



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- エルタニンとsinサイバーエンドでグスタフマックスでますよ  -- 名無しさん  (2013-06-16 00:15:36)
- 今ならレベル1チューナーで星態龍出せるな  -- 名無し  (2013-09-02 12:33:09)
- あー、これTFSPで食らったわ。切り札まで消し飛ばされたこともあってサレンダーせざるを得なかった;  -- 名無しさん  (2015-03-04 14:39:08)
- 残りの竜座サイバーも欲しいですね。絵柄すら判明してませんが…  -- 名無しさん  (2016-01-17 22:34:56)
- 中央の顔がエグゼのゴスペルっぽい  -- 名無しさん  (2017-09-01 09:44:01)
- エ…エルニたん(空目)  -- 名無しさん  (2023-10-07 14:09:23)
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