機動戦士Vガンダム(漫画版)

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機動戦士Vガンダム(漫画版) - (2025/06/13 (金) 18:40:42) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/03/04 (木) 02:24:45
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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『&bold(){機動戦士Vガンダム}』は『[[コミックボンボン]]』1993年4月号から1994年3月号まで連載された[[漫画]]。作者は岩村俊哉。
単行本は連載当時にボンボンコミックスより全2巻で刊行、後に2003年にもコンビニコミックとして復刊している。

*【概要】
テレビアニメ『[[機動戦士Vガンダム]]』を漫画化した作品。
……ではあるが、&bold(){主人公ウッソ・エヴィンが熱血漢な性格、アニメ版の重要キャラクターである[[カテジナ・ルース]]が登場しない、実在人物やゲーム作品のパロディキャラクターが登場する}など、アニメ版とはかなり印象の異なる内容となっている。

1巻と2巻の間には単行本未収録の話があり、それが上述したゲーム作品のパロディキャラクター・[[&bold(){ギ}ン&bold(){ザ}エフ>ギンザエフ(Vガンダム)]]大尉とモビルスーツでプロレスする話。
ちょっと、[[1年早すぎやしないかね?>機動武闘伝Gガンダム]]
このせいで、パロディのやり過ぎで未収録になったのではと長年言われていた。
&font(l){というか、ボンボンはストⅡの漫画もあったのによくやったもんである}((ちなみに本作連載中にストⅡの漫画の連載が始まっている。))

こんな内容になったのはもちろん理由があり、当時の編集長である米田浩二郎が、アニメ版のストーリーはボンボン読者には難解と判断したからだった((『ガンダム神話ゼータ』より。))。
また、2022年には作者のツイッターにて、主人公のキャラが変わったのは「いろいろ味付けしていいよ」(要約)と担当編集に言われた為、カテジナが未登場なのはヒロインをシャクティに絞る為、
ギンザエフの話が単行本でカットされたのは&bold(){ページ数の都合でコミックス化の際に1話分カットしなくてはいけなかった為}と、裏話が明かされた。

アニメと違いすぎる作風によりネタにされまくっている作品ではあるが、ギャグ一辺倒というわけでもなくアニメ同様に死ぬキャラはしっかり死に、地球クリーン作戦といった虐殺行為も描かれるなど主要なエピソードもしっかりと描かれている。
良くも悪くも、明朗快活な少年漫画へとアレンジされた作品として楽しむべきであろう。
&s(){[[なんかボンボンのコミカライズってそういう作品多くないか?>餓狼伝説(ボンボン餓狼)]]}

2024年には『F91』や『V』の再評価が進んだ背景もあってか、11月に新装版が発売。
幻となっていたギンザエフ回の他、『[[機動戦士ガンダム シルエット・フォーミュラ フォーミュラ91の亡霊]]』を初めとする読み切り四篇も収録される。

*【あらすじ】
[[宇宙世紀>宇宙世紀(ガンダムシリーズ)]]0153。
スペースコロニー、サイド2にザンスカール帝国が出現。
宇宙圏に急速に勢力を拡大し、地球・ヨーロッパ地方にも侵攻を開始した。
それに対して人々は「[[リガ・ミリティア]]」を結成。
必死の抵抗活動を展開していた。

そしてヨーロッパのポイント・カサレリアでまぼろしのMSがついに復活した。
その名はVガンダム!!
(1話より抜粋)


とまあ普通のコミカライズな雰囲気だが……


*【主な登場人物】
◆[[ウッソ・エヴィン]]
言わずもがな主人公。
髪型がとげとげしく、活動的で破天荒かつ支離滅裂な性格をしている。
[[一人称>一人称(日本語)]]は『オレ』、好戦的で興奮すると口調が荒くなる。
かなり個性的なセンスの持ち主で、普通は思いつかないような武装の使い方をする。
そもそも初登場シーンでターザンロープを披露し、人力飛行機のテストを行おうとして[[ハロ>ハロ(ガンダムシリーズ)]]から「ヤメロー、ヒトゴロシー」などと言われている始末。
戦闘中にメインカメラを破壊されたときは流石にシリアスな恐怖の表情を見せたが、パニックの中[[ニュータイプ>ニュータイプ(ガンダムシリーズ)]]の素養に目覚める。
終盤になるとオデロに目の前で死なれた時は心が折れかけ、なんとか立ち直ったら直後にハンゲルグも死ぬという悲劇に見舞われながらも最後まで戦い抜いた。
キャラクターがアニメと全然違うのには理由があり、ウッソがアニメそのままでは読者の子供への印象が弱いのではと考え、月刊連載で進める上ではキャラを立てる尺も足りなかったからとの事。((月刊ガンダムエース2025年1月号掲載のインタビューより。))

★ウッソ君の[[迷台詞>迷言]]
「よォ!オレ ウッソ・エヴィンってゆーんだ!!ヨロシクな!!」(読者に向かって)
「てめーっオレを殺す気かーっ!?」
「そ…そんなーオレの人生メチャメチャでんがなー」
「オラ オラーッ 今のオレはきげんがわるいぜっ」
「まだだ!!まだだぜ!ザンスカール かあさんの作戦は・・・・おわっちゃいねえー!!」
「バカめ スキだらけだ」
(クロノクルに対して)&font(#ff0000){「きさまは電子レンジにいれられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい」}((フキダシがギザギザなのでかなり強い語調であるが、「!」は入っていない))

◆[[クロノクル・アシャー]]
今作の[[ライバル]]&&bold(){[[ラスボス]]}。
ザンスカール帝国の兵士で、女王マリアの弟。
ウッソに関わったばかりに劣勢になっていく。部下には「&font(#ff0000){クロークル}艦長」と呼ばれるし。&s(){苦労来る?}
しかし終盤で覚醒し、大暴れする。アサルトパーツ(というよりメガビームシールド)がなかったらウッソは確実に負けていたと思わせる暴れっぷりである。

◆[[シャクティ・カリン]]
空気。
この漫画のヒロインはオデロです!

◆マーベット・フィンガーハット
リガ・ミリティアの兵士で、真面目で落ち着いた女性。
だが、2話では、シリアスな雰囲気などお構いなしにぶち壊す暴言の数々を放った。
「めいどのみやげにおしえてあげるわ。かれこそがVガンダムの天才パイロット、ウッソ・エヴィンくんよ!!」
「そうよ!あんたは十三歳の子どもにコテンのパーにやられちゃったのよー」
などとクロノクル相手に穏便に済ませようとするウッソの努力を粉砕した。
その場の全員に[[ギャグ補正]]がかかっているとはいえ、おかしいですよマーベットさん!
なお、中盤は流石に破天荒な一面はなりを潜めたが、代わりに出番が減った…。
 
◆[[オデロ・ヘンリーク]]
孤児のリーダー格。
わりと常識人だが、[[ガンブラスター>ガンイージ/ガンブラスター]]でタンカーを[[DIO様のごとく>ディオ・ブランドー]]ぶん投げるなどやはりこの漫画の登場人物。[[ビームサーベル>ビームサーベル(ガンダムシリーズ)]]に自分の名前を書いている。
最終決戦でエンジェル・ハイロゥに単身突撃したウッソを助けるために孤軍奮闘し、ウッソをカガチの銃弾から守った後に彼の無事を祈りながら爆死した。
後のビームサーベルの扱い含めこの展開をアニメよりも好む読者も多い。
&s(){その時とある人間を巻き添えにしたせいで更にピンチを招いたのは秘密}

◆オリファー・イノエ
いつの間にかマーベットに種(ガンダムSEEDのことではない)を仕込んで死んだ。

◆[[シュラク隊]]の方々
アニメよりかなり美人度を強調して描かれている。
しかし登場した翌月にマヘリア、ケイト、ヘレンが戦死。しかもマヘリアとケイトは1コマで。
その他の面々はいつの間にか死んでた。
ジュンコさんは原作通り生き残りそれなりに出番があるも、ギギムセメントクラッシュを食らってガンイージを破壊された以降出番が無くなる。

◆[[ゴッドワルド中尉>ゴッドワルド・ハイン]]
なぜかサムライキャラ化。
[[ふんどし>褌(ふんどし)]]一丁で瞑想するというインパクトのある姿を見せつけた。
しかも見た目はどう見ても凛々しいピピニーデン。……あれ?
宇宙の虎には見えない。

モチーフはおそらく『[[ロボコップ3(映画)]]』のオートモ。&s(){何の関係があってモチーフにしたのかは未だ不明。}
ふたばチャンネルでは人気者。
後年、[[某ゲーム>スーパーロボット大戦D]]の攻略本でもネタにされた。
新装版ではゴッドワルド・ハインとフルネーム表記に。

◆[[&bold(){ギ}ン&bold(){ザ}エフ大尉>ギンザエフ(Vガンダム)]]
MS格闘王。それ以上でもそれ以下でもない。
[[ザンギュラ>ザンギエフ(ストリートファイター)]]とは全く関係ない、多分。
見た目は[[某闘う市長>ファイナルファイト]]。そして技は[[某エドモンド関>エドモンド本田(ストリートファイター)]]。
長らく本作のオリジナルキャラクターだったが、2022年になって漫画『[[機動戦士ガンダムF90 FastestFormula]]』の関連企画「月刊モビルマシーン」に妻のディナが登場したことで、
&bold(){宇宙世紀の正史にも存在している事が判明した}。

諸事情により当時の単行本とコンビニコミック版では登場する話が削られたが、新装版では遂に念願の復活を果たした。&s(){けど彼を出すのにやっぱり苦労したとか。}

◆[[セナ>アイルトン・セナ]]、[[プロスト>アラン・プロスト]]、[[シューマッハ>ミハエル・シューマッハ]]
MSグランプリのトップドライバーで構成された[[サンダーインパルス>サンダーインパルス(Vガンダム)]]のメンバー。
Vガンダムを追い詰めるが、直後に乗り換えたV2ガンダムのかませに。
&font(#ff0000){※本作はフィクションです。登場する人物名・団体名その他はすべて架空のものであり、実在の人物団体とは関係ありません。多分。}
なおプロストは途中「フロスト」と名前が誤植されたが別に[[彼ら>フロスト兄弟]]を先取りしたわけではないだろう。
#openclose(show=単行本新装版ネタバレ(クリックで展開)){
2024年に発売された単行本新装版では&bold(){&color(#F54738){ゼ}}ナ、&bold(){&color(#F54738){ブラ}}スト、シュー&bold(){&color(#F54738){バット}}へと変更された。「フロスト」呼びの誤植も修正されている。
元が流石にアレだったとはいえ改名も露骨。中でもゼナに至っては濁点を付けただけであり名前も[[あの男>ドズル・ザビ]]の嫁にして[[あの女性>ミネバ・ラオ・ザビ]]の母親とモロ被りである。ブラストも[[部隊名と合わせれば......>インパルスガンダム]]
}

◆ミューラ・ミゲル
ウッソにV2ガンダムを届けた。
モトシンド…ではなくモトラッド艦隊を足止めするための作戦中にゴズに捕まるが、倒れた機体が[[地雷]]を踏んで爆発に巻き込まれて死亡。
当然ながら[[首チョンパ>首ちょんぱ/首切断]]ありません。
翌月、そこには母の死をすっかり忘れてV2ガンダムで[[釣り]]をしていたウッソが!(その翌月に思い出しました)

◆ハンゲルグ・エヴィン
えらく若々しい。嫁はいかにもおばさんなのに。
しかしウッソと和解して元の親子の関係に戻れたので原作よりは救われたと言えなくもないが、
程なくウッソをジャンヌ・ダルクでクロノクルの攻撃から庇ったために脱出する間もなくクロノクルにぶった斬られてしまい、原作とは違い明確に死亡してしまった……。
ちなみに漫画版におけるアサルトパーツはこの人の形見。メガビームシールドのおかげで電子レンジの中のダイナマイトが出来たので結果として息子の命を守り切った。

◆その他登場キャラ
(特に原作と大きな違いはないため割愛)
オイ・ニュング
ロメロ・マラバル
ジン・ジャナハム(アニメ版、新装版ではジン・ジャハナム)
[[タシロ・ヴァゴ]]
ゴズ・バール
ドゥカー・イク
レンダ・デ・パロマ
ムバラク・スターン
ファラ・グリフォン
[[フォンセ・カガチ]]
マリア・アモーネス(アニメ版ではマリア・ピァ・アーモニア、彼女は新装版でも名前は変わらず)


*【登場モビルスーツ】
※原作と特に変わらない機体は割愛。

◆[[Vガンダム>ヴィクトリーガンダム]]
3機の戦闘機が[[合体]]するガンダム。
4話でいきなり何の説明もなくVダッシュガンダムになる(コミカライズではよくあること)。
ウッソの独創的な発想でかなり個性的な攻撃をする。

・ヴィクトリー斬り
ビームサーベルで斬り抜ける。

・Vガンダムビームシールドアタック
ビームシールドを展開しながら高速で回転して突撃。自分の目は回らんのか。

・ウッソ君の大発明(仮称)
ビームサーベルを7本束にして、Vガンダムの全エネルギーを放出。
その形容はまさしく[[イデオンソード>伝説巨神イデオン]]。ただ束ねてケーブルを本体と連結しただけでこの威力とか、リガ・ミリティアのMSはバケモノか!?
 
・&ruby(フルバーニアンソニック){電龍衝撃波}
ギンザエフとのガンダムファイトで放ったMS拳奥義・真空[[波動拳]]。


◆騎士Vガンダム
「ク~!おもいだすのう〜わかいころ[[ファミコン>ファミリーコンピュータ]]であそんだ日々。ロープレは燃える~!!」と
トチ狂ったロメロのジジイが勝手に[[ナイトガンダム]]風フルアーマーに改造したVガンダム。
騎士ヴィクトリーでもブイスクエアでもない。

武器は伝説のビームサーベル、エクスキャリバー。鞘がついただけのただのビームサーベルだけど。
鞘の製作に一番時間をかけたらしいがロマンを解さないウッソがそのままビームを出してぶっ壊した。
鎧もあっさりゴッドワルド中尉に斬られて篭手と具足を残して取れてしまった。
[[必殺技]]はV字斬。呼んで字の如く[[Vの字斬り>超電磁マシーン ボルテスV]]。
エピソードの最後にゴッドワルドから疾風二連斬りをラーニングしてバージョンアップしたが技名は変わらず。

作中でもネタのような扱いであったが割とかっこよく、また一応はこの話の伏線となっている。


◆[[V2ガンダム]]
ウッソの反応に追い付けなくなったVガンダムの代わりに届けられたガンダム。
機動力が半端ではなく、地平線の果てから数秒で突っ込んできてすれ違いざまに敵を切り裂けるほどで、初登場時のサンダーインパルス戦ではあまりの速さに相手をしたセナが、ガンダムが[[残像>ガンダムF91]]や[[分身>デスティニーガンダム]]を出していかのような錯覚に陥るほど。
最終決戦でハンゲルグが死の間際に託したアサルトパーツを装着してV2アサルトガンダムになる(バスターは登場せず)。
やはりというかなんというか大暴走。

・真・V字斬
&bold(){もはやVの字ですらない。}
[[Gジェネ>SDガンダムGジェネレーションシリーズ]]ではV2がビームサーベルの演出でこれ(ちゃんとVの字だが)を使うことが結構ある。

・ダブルクロスカッター
オデロとの[[合体攻撃>合体技]]で十字に斬る。

・バリアー流星(シューティングスター)アタック
Vガンダムのハンガーを両手に持ち、ビームシールドを出しながら突撃。
 
・V字斬乱れ斬り
&bold(){だからVの字じゃないって。}

・電子レンジに入れられたダイナマイト(仮称)
[[シールド>盾]]から射出したビットでフィンファンネルバリアのようなものを形成し[[敵を閉じこめ>アッザム(MA)]]、
中にメガビームライフルを撃ち込み[[ビーム>ビーム/レーザー]]の乱反射で破壊する鬼畜極まりない攻撃。
でもこれで倒しきれないドッゴーラ改&bold(){とクロノクルも}またトンデモである。

・オデロのガンブラスターのビームサーベル
電子レンジに(ryでも死なないクロノクルに道連れにされそうになったウッソの手元にやってきた最後の武器。
これでV2ガンダム諸共、組み付いていたドッゴーラ改にぶっ刺してクロノクルにトドメを刺した(ちなみに刺した場所はコアファイタースレスレでかなり際どかった)。
なんと&b(){クロノクルが生身でビームサーベルに巻き込まれるコマがある}。少年誌なので&font(l){ボンボン版F91とかに比べれば}そこまでグロくはないけど。

・光の翼
アニメでは「使い道をいくらでも考えられる便利な現象」とこの漫画の作風に合いそうなものだったが、意外なことに&bold(){出番は一度きり}。
クロノクルを倒したのち、光の翼を展開して[[大気圏突入>大気圏突入(ガンダムシリーズ)]]を成功させた。


◆ビヒモス
見た目は[[コンティオ>コンティオ/リグ・コンティオ]]。搭乗者もクロノクル。
あらかじめ戦場に[[鏡]]を配置しておき、[[ビームを>サイコガンダムMk-Ⅱ]][[反射させて>シャンブロ]][[オールレンジ攻撃]]もどきをしていた。


◆アビゴル
搭乗者がゴッドワルド中尉なせいでこっちまでサムライ化。
必殺技は疾風二連斬り、[[烈光飛翔斬>剣(遠距離武器)]]。


◆ギギム
見た目はシャイターン。搭乗者はギンザエフ。
アニメ版のシャイターンは射撃機体だが、こちらは数々の格闘技でウッソたちを翻弄する。


◆[[リグ・シャッコー>シャッコー/リグ・シャッコー]]
搭乗者がサンダーインパルスなためか、[[やたら機体にマーキングが多く>仮面ライダードライブ]]悪趣味。
つーかどう見てもザンスカールではなくクロスボーンな機体。


◆ドッゴーラ改
&font(#ff0000){今!復讐の竜が戦場に飛びたった!!}((発進シーンにて筆文字で書かれた))
クロノクルが乗るモビルアーマー。
原作のドッゴーラとの違いは
&font(#ff0000){「このドッゴーラ改は全身がビームそのものなのだ!」}という点。
……ではなく全身がバリア・コーティングされていてビームが通用しないこと。
触れた瞬間あらゆる物体が焼けこげるため、体当たりすれば&bold(){小惑星すら砕け散る}(らしい)。

なおビームサーベルを持っているのに戦い方は持ってない方の手で殴るというもの。
後の『U.C.ENGAGE』ではクロノクルが(カテジナと共に)駆るドッゴーラの発展機である「ドッゴーグ」が登場。さしずめこちらは「野心と因縁の竜」と言うべきか。
やったのはクロノクルを殺されて復讐心に囚われたカテジナだが「倒したと思っていたら背後からV2を拘束する」「背を向けた状態のV2がトドメを刺す」という漫画版を彷彿させる演出がある。

*【余談】
上のプロレスのように本作で読者からつっこまれた武器やネタの一部は後のガンダムに普通に登場していることがある。

[[1年後のプロレスするガンダム>機動武闘伝Gガンダム]]をはじめ、7本通り越して15本のビームサーベルを搭載した[[ムラマサブラスター>クロスボーン・ガンダムX3]]とか[[ライザーソード>ダブルオーライザー/トランザムライザー]]とか、MSレーサーの[[ウルフ>ウルフ・エニアクル]]さんとか((ただしこれについてはそもそも当時の子供たちはかなりのモータースポーツブームで、ガンダムでもそういったネタを組み込むことはそう珍しくなかった、という事情もある。F91ガンダムの胸デザインとか、F91の外伝のタイトルが『シルエットフォーミュラ』とかは宇宙世紀の正史入りしているし…))、
[[WEW>新機動戦記ガンダムW Endless Waltz]]の[[「翼を展開して大気圏突入する主人公ガンダム」>ウイングガンダムゼロ(Endless Waltz版)]]とか
[[全身がビームそのものになるガンダム>ガンダムAGE-FX]]とか
[[ハイペリオンガンダム]]の最期([[カナード>カナード・パルス]]の[[自爆]]だが、原理は電子レンジにいれられたダイナマイトと同じ)とか。
ようやく時代が追いついてきつつあるのかもしれない。
暴言とキャラ崩壊のセンスは永遠に追いつけないだろうけど。

だが逆に単行本未収録話((※権利的にまずかったのではなく、単行本のページ数調整のためにやむなく1話欠けにせざるを得なくなり、ストーリー上「一番さしさわりのない(作者本人談)」ものを欠番とした、とのこと。))のキャラであったギンザエフが四半世紀以上の時を経て我々の前に再び名前が出てくるとは作者含め誰も予想だにしなかったであろう。&s(){結果、作品そのものが埋もれて再収録できなかったから問題になったのだが}








&font(b){&big(){「この項目は電子レンジにいれられたダイナマイトだ メガ粒子の閉鎖空間のなかで追記、修正されるがいい」}}

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#right(){この項目が面白かったなら……\ズオオオオ/
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}
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 漫画の内容がこのようになったのは、子供に受け入れやすいようにと編集側が決めたからbyガンダム神話Z  -- 名無しさん  (2013-11-26 22:59:30)
- 電子レンジネタについては某所でギアス版とゲッター版あったな  -- 名無しさん  (2013-11-28 15:25:43)
- なにこれみたい  -- 名無しさん  (2014-01-09 18:05:06)
- 正直アニメよりおもしろかった  -- 名無しさん  (2014-01-12 17:39:57)
- カテ公が出てこない貴重な漫画。岩村先生ナイス!ガンガンでは「モアイくん」という下ネタマンガ描いていたんだけれどねぇ。  -- 名無しさん  (2014-02-26 13:28:43)
- 少年漫画としては本当に王道進んでて面白い。  -- 名無しさん  (2014-03-23 20:11:28)
- くそぅ、SRCシナリオに出したいけど、コミックスないからできんっ><  -- 名無しさん  (2014-03-23 21:01:35)
- こっちのウッソだけでもスパロボ参戦してほしい。  -- 名無しさん  (2014-03-23 21:14:46)
- この作品のウッソは絶対に声違うだろwwww  -- 名無しさん  (2014-03-23 21:38:52)
- むしろ阪口が演じた方がおかしくなるからもしセリフ採用する機会があればぜひやって欲しい  -- 名無しさん  (2014-05-01 01:55:04)
- 冒険王アムロ・ボンボンシーブック・ボンボンウッソが揃い踏みしたところを見てみたい。  -- 名無しさん  (2014-05-01 02:14:50)
- ああ、モアイくんの作者さんが描いたんかw  -- 名無しさん  (2014-05-01 03:15:00)
- カテジナいないし面白かったが結局シュラク隊は死んでしまうんだ・・・・・。  -- 名無しさん  (2014-05-01 09:35:32)
- なんだかんだあるけど絵も上手いし迫力あるから好き。トチ狂った本家様とはまた違った面白さがある気がする。  -- 名無しさん  (2014-05-01 09:41:11)
- こんな作風だけどグロい、まさにボンボンの漫画って感じだった  -- 名無しさん  (2014-05-01 09:45:01)
- こっちの方をアニメ化した方が良かったんじゃないの?  -- 名無しさん  (2014-05-11 14:23:48)
- 台詞が面白すぎるわwww これがVガンだと…!?  -- 名無しさん  (2014-11-03 17:58:34)
- ボンボン餓狼と担当編集が同じ人だった、とのこと。凄く…納得です  -- 名無しさん  (2015-01-31 20:30:07)
- つかファミコンUCの時代まで現役かよwww懐古主義もここまでいけばいっそ立派www  -- 名無しさん  (2015-01-31 22:14:30)
- 実は、VガンはスパロボDとこっちのしか見たことないんだが…  -- 名無しマン  (2015-02-01 14:53:11)
- ↑10ガンダムっつーかむしろゲッターに乗る方がしっくりきそうだなw  -- 名無しさん  (2015-02-01 17:19:19)
- ゲームオーバーだド外道ーーーッ!!!  -- 名無しさん  (2015-02-01 18:06:02)
- 作者はF90とかシルエットフォーミュラとかも描いてたしな。  -- 名無しさん  (2015-02-01 20:57:29)
- この漫画があまりにも有名なもんで、同じ作者のF90を後から見て拍子抜けする人もいるそうな。  -- 名無しさん  (2015-06-04 21:33:25)
- シャクティがカテ公を爆死させるのはこの漫画だっけ?  -- 名無しさん  (2015-09-01 18:58:22)
- ↑だからカテジナは出てないって。それはことぶきつかさの「いけ!いけ!ぼくらのVガンダム!!」  -- 名無しさん  (2015-09-01 19:39:14)
- そもそも髪型が全然原作と違うよネウッソ  -- 名無しさん  (2015-10-07 02:41:09)
- 漫画版しか読んでなかったんでVガンダムってすごく明るくて熱血な話だと思ってた俺、アニメ見て困惑  -- 名無しさん  (2015-11-10 21:23:32)
- 原作レイプより原作逆レイプの方が正しくね?  -- 名無しさん  (2016-05-17 17:43:57)
- オデロがカッコいい  -- 名無しさん  (2016-09-05 08:07:45)
- バカめ、スキだらけだ  -- 名無しさん  (2016-09-06 17:15:58)
- ↑3 逆レイプというかレイプした相手がたまたまドのつく痴女だったというか  -- 名無しさん  (2016-09-08 15:49:49)
- V字斬乱れ斬りとかいうMAP兵器  -- 名無しさん  (2016-10-10 11:58:17)
- コミカライズって基本尺が足りないから初登場で重要に見えないとカットされるからね。比較的忠実なときた版GやWもチャップマンやサリイが終盤になって突然登場してるしw  -- 名無しさん  (2016-10-10 12:05:29)
- この漫画のゴッドワルドの瞑想の元ネタはロボコップ3のオートモ。比較するとかなり元ネタに忠実。  -- 名無しさん  (2016-11-06 08:34:10)
- 今の坂口さんならなんとかやってくれそうだと思うw銀魂見てそう感じたwww  -- 名無しさん  (2018-10-23 16:08:59)
- 漫画版が独立した項目になってる時点で吹いたので俺の負け  -- 名無しさん  (2019-03-10 00:21:21)
- 地味に漫画版のV2アサルトガンダムは「母の託したガンダムが父の託した強化パーツでパワーアップ」という胸熱な存在だが…この時のウッソの状況が悲惨過ぎるのとクロノクルがあまりにバケモノ過ぎてボコボコにされてしまったのが…まぁ、アサルトパーツなかったら絶対に勝てなかったけど  -- 名無しさん  (2019-06-03 13:44:59)
- ところで、実際にダイナマイトをレンジでチンしたら爆発すんの?  -- 名無しさん  (2020-02-19 23:42:16)
- 作者はカテ公があんなキャラになると思ってなかったから出さなかったんだろうか?  -- 名無しさん  (2020-05-12 16:45:07)
- 「流れ星の中に天使がいる!」初めて読んだのが最終回からだったからシリアスでまともな漫画と思っていたけど、電子レンジの中のダイナマイトのバイオレンス加減は尋常じゃないよなあ… いや児童向けと思えば詰めの甘さ含めて充分面白いんだけど  -- 名無しさん  (2020-10-27 08:17:32)
- スパロボ30で要素が拾われないだろうか・・・(期待  -- 名無しさん  (2021-09-20 22:18:49)
- 「電子レンジにいれられたダイナマイトだ!メガ粒子の閉鎖空間のなかで分解されるがいい!!」は漫画版ウッソでも言わなさそうな異質なセリフであるためアニメ版ウッソが言っても違和感はない  -- 名無しさん  (2021-09-20 22:28:54)
- ↑5『怪しい伝説』の奴らがこの漫画を知ってたら実験しそうだなと思った。  -- 名無しさん  (2021-11-14 22:11:27)
- ↑×2 「分解されるがいい‼︎」だとちょっと違和感あるけど「分解されてしまえッ‼︎」だと言いそう 個人的に  -- 名無しさん  (2021-12-09 19:54:49)
- ボンボンウッソは阪口大助より、松本梨香とか高野麗のような90年代アニメでよく男児を演じてた女性声優の方が合いそう  -- 名無しさん  (2022-01-26 15:03:37)
- ↑7これ実際どうなんだろうな?マイクロ波で火薬を起爆させることは出来るみたいだから出来そうではある  -- 名無しさん  (2023-08-28 15:26:38)
- 「ガンダム拳炸裂!!」の項目が読めぬ… しかしギンザエフがF90FF(の連動コーナー)で拾うとは誰も予想出来まい  -- 名無しさん  (2023-11-26 15:50:34)
- ガンダムのコミカライズで渡される資料はメカ人物デザインとアニメ誌に載る3,4話分のあらすじ程度だったというのがときた洸一の時代に明らかになったので、児童誌向けの味付け以上に資料不足もかなり大きいと思う  -- 名無しさん  (2023-12-02 15:28:26)
- いつか復刊されたら、「ガンダム拳炸裂!!」も初収録されるのだろうか  -- 名無しさん  (2023-12-02 16:13:02)
- スパロボ30のDLCに是非出してほしかったなぁ~。スパロボでは「平行世界の同一人物ネタ」はやりたがらない&単純に売り上げを見込め無さそうって事情はあるだろうけど、DLCのチョイ役として出すにはこれほど適した作品及びキャラもそうそうないと思うんだ  -- 名無しさん  (2024-04-28 11:43:20)
- この漫画のゴッドワルドさんはマジネタになるわwww  -- 名無しさん  (2024-07-31 10:22:18)
- 原作とはまた違った良さが滲み出るのはいいよね 改変もこれぐらいが丁度いい  -- 名無し  (2024-08-10 23:34:47)
- まさかの新装版発売。もしかしてギンザエフ大尉のエピソードが復活するのか?  -- 名無しさん  (2024-09-28 02:43:26)
- 色々と破天荒だったが別にクソ漫画だったわけではない。それにしても最後にオデロのビームサーベルが来るのは真魔剛竜剣のようではないか。オデロは兄貴分ではなく親父分であったか。  -- 名無しさん  (2024-10-11 13:41:47)
- ガンダム拳復活!ガンダム拳復活!  -- 名無しさん  (2024-10-27 01:51:26)
- ファンからウッソくんじゃなくてウッソさんと呼ばれる主人公。  -- 名無しさん  (2024-11-26 19:55:50)
- 富野監督は知っているんだろうか?  -- 名無しさん  (2024-11-27 03:30:51)
- 『常識にとらわれないフリーダムなアイデアが後のシリーズで現実になる』ってギエピーみたいだな  -- 名無しさん  (2024-11-30 14:34:53)
- 一週間ルールあるから言ってもいいのか微妙だがまさかの漫画版オマージュが…  -- 名無しさん  (2024-12-04 18:22:40)
- ↑3 事後承諾で聞いてるんじゃないかな。本人はそれはそれとしてアニメに注力するだろうが。  -- 名無しさん  (2024-12-05 18:45:15)
- ギャグばっかり取り上げられてるけど実際見てみたら終盤はまさにウッソとクロノクルのお互いの機体ボロボロにした緊迫感ある死闘で良かった。アニメだとV2無傷だしな  -- 名無しさん  (2024-12-09 16:02:42)
- ジュンコさんが猿空間に入っていたとは知らなかった  -- 名無しさん  (2025-06-13 18:40:42)
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