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モネブ・ザ・ゲイル - (2025/08/04 (月) 08:29:06) のソース
&font(#6495ED){登録日}:2011/10/02 Sun 17:46:50
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#center(){
長かったぞ20年…来る日も来る日もトレーニング地獄だった
その日々も、てめえをブッ殺して終りだ
}
No.1
モネブ・ザ・ゲイル
声:天田益男
[[漫画]]『[[トライガン>トライガン/トライガン・マキシマム]]』の登場人物。
[[ナイブズ>ミリオンズ・ナイブズ(トライガン/トライガンマキシマム)]]率いる殺人集団[[GUNG-HO-GUNS>GUNG-HO-GUNS(メンバー一覧)]]の一員にして、[[ヴァッシュ・ザ・スタンピード]]への記念すべき(?)最初の刺客である。
筋骨隆々の大柄な体型に全身タイツを着込み、フェイスマスクを被った男。
『ゲイル(突風)』の名は大火力の銃器を用い敵を吹き飛ばす戦い方に由来しており、性格もそれに見合って基本的にハイ。
さらには周囲に被害を出すこともお構い無しという危険人物だが、そこは[[GUNG-HO-GUNS>GUNG-HO-GUNS(メンバー一覧)]]に相応しいとも言える特徴。
本編の時点まで、“親”の言いつけによりどこかの地下施設でトレーニング生活を強いられてきた。
……と言ってもその“親”はナイブズの手の者であり、命令でモネブを身請けした赤の他人に過ぎないのだが。
そして、やがて現れた[[レガート・ブルーサマーズ]]の命を受けて待ち続けた戦場へと向かうこととなる。
ヴァッシュと対峙するのは、ヴァッシュとレガートが初めて出会った日の夜。
レガートが犯した殺人の罪を擦り付けられて収監されていたヴァッシュの前に現れ、襲い掛かった。
モデルは『[[スパイダーマン>スパイダーマン(アメコミ版)]]』に登場する[[ヴェノム>ヴェノム(SPIDER-MAN)]]。
「VENOM(ヴェノム)」→「MONEV(モネヴ)」
#center(){&font(#ff0000){「獲物がつないであるなんざ、この上ないラッキーだ」}}
以下、作中での顛末。
保安所内にて拘留されていたヴァッシュの前に現れるや否や、両手に携えた腕輪状の巨大ガトリングガンをぶっ放す。
ヴァッシュについては『スジ金入りの平和主義者』と聞いていたため、檻の中で鎖に繋がれていると見るとそのまま仕留めようとした。
しかし仇敵であるナイブズ絡みで殺気立っていたヴァッシュは即座に反撃。これにより&font(#ff0000){右肩への集中砲火という"えげつない反撃"}を受ける。
その反撃とヴァッシュの形相を見て胸中に
#center(){&font(#800080){悪魔}}
の一言を思い浮かべた。
この後はヴァッシュの左腕を吹き飛ばす善戦を見せるも、無関係の人々をその攻撃に巻き込んでヴァッシュの逆鱗に触れ、無力化された上で顔に銃口を突きつけられ、敗北。
迫り来る死の恐怖にモネブは、&font(#0000ff){平然と周囲の人を傷つけておきながら涙混じりに命乞いする}という情け無い姿を晒す。
それは余計にヴァッシュの怒りを煽るものの、しかしギリギリの一歩で発砲を留まらせた。
激しい怒りに苛まれながら
#center(){「俺がここで撃てば、&font(#0000ff){彼女は“本当に死んでしまう”}」}
と自身も涙しつつ心の中で呟くヴァッシュは、レム・セイブレムという今は亡き女性を思い浮かべていた。
&font(#ff0000){&u(){&font(#ffffff){ちなみに、この戦いで千切れ飛んだヴァッシュの左腕は義手。生身の腕を失ったのはずっと前のこと}}}
こうしてモネブはヴァッシュに敗れるも、本人も意外なままに生かして開放された。
……が、続く刺客である[[マイン・ザ・EGマイン]]によって直後に惨たらしく処刑され、砂漠の中で磔にされた亡骸はヴァッシュの前に晒されるという最期を迎える。
これはレガートのヴァッシュに対する「死ぬか相手を死なせるかの選択肢しか与えない」という意思の表れであり、ヴァッシュとレガートとの対立はこれをもってさらに激化していく。
アニメ版ではドミニク・ザ・サイクロプスと共にマインに処刑されるが、原作漫画のように亡骸はズタズタになっていない。ただし、ドミニクともども街の壁に磔にされているところをヴァッシュに発見される展開になっている。
【余談】
ナイブズらとヴァッシュの確執を知らずにヴァッシュに同行していたメリル・ストライフにとって、今回の襲撃は非常に不可解なものとして映った。
本編当初までヴァッシュに掛けられていた多額の懸賞金は既に失効しており、ヴァッシュが襲われる理由に心当たりがなかったからである。
これはメリルの抱く疑惑の始まりであり、彼女がヴァッシュの事情に踏み込んでいく最初の出来事となる。
ちなみに読者に対してのモネブは、馬鹿げた火力の銃器を平然と扱い、周囲への被害を顧みない戦法やその最期など、“異常殺戮集団”としてのテンプレを提示する役割を持っていたと言える。
また、モネブが&font(#ff0000){見た目20代半ばのヴァッシュを標的に20年前からトレーニングを積まされていた}という奇妙な状況は、後に明かされるヴァッシュの正体への伏線となっている。
当時海洋堂からアクションフィギュアが発売されており、後に作者やデザイナー・神宮司訓之とともに[[リボルテック]]を立ち上げる山口勝久が原型を担当している。
サイズ、プレイバリュー、関節の硬度ともに超一級の傑作として名高い。
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- アクションフィギュアは頭部のヘッドギアが違うゴーストバージョンがあったのを覚えてる。もう20年は前だが -- 名無しさん (2023-01-12 22:57:20)
- 今更だけど「モネブ」じゃなくて「モネヴ」だったと思うんだ -- 名無しさん (2023-01-16 02:57:15)
- 記事タイトルまちがっとるな -- 名無しさん (2023-02-06 17:29:00)
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