キセキの世代

「キセキの世代」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

キセキの世代 - (2025/06/05 (木) 18:49:33) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/04/10(土) 19:50:25
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

----
&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
----


キセキの世代(通称キセキ)とは、[[黒子のバスケ]]に出て来るキャラクター達の総称である。

#openclose(show=●目次){
#contents()
}


*概要
「全中(全国中学校バスケットボール大会)3連覇」を誇る、バスケの超強豪校・帝光中学校。
特にその際のスタメンは全員が「10年に1人(どころではないが)の逸材」とされており、彼ら五人は「キセキの世代」と呼ばれている。
しかし黒子曰く「勝利こそ全て、そこにチームは無かった」らしく、違和感を覚えた黒子は3連覇達成後に姿を消した。

上記の通り、厳密には黒子は「キセキの世代」には含まれないが、キセキ自身が黒子の実力を認め、別格視していたり、同じ帝光レギュラーだった事もあり、黒子もキセキ内に括って扱われる事がままある。

「[[黒子テツヤ]]は『キセキの世代』か?」という議論は読者間でも意見が分かれる。
ちなみに[[読み切り]]版の『黒子のバスケ』においては黒子は「キセキの世代」の5人の内の1人である。 

特徴として、全員の名前に色が入っていて、黒子以外全員が名前通りの髪色。
 
全員が超高校級どころでは無い素質の持ち主で、彼らを獲得した高校のいずれかが全国を制するとさえ言われており、事実、インターハイは赤司擁する洛山が制し、ウインターカップはベスト4がキセキ所属校+誠凛で占められた。

そういった設定だけではなく、実際の作中の描写も「キセキ>その他」と明確なヒエラルキーが構成されており、キセキと同格の素質を持つ火神以外には決して崩せる事は無い程。

&bold(){「各ポジション最強」=「キセキそれぞれ」}という図式は徹頭徹尾揺るがない。
そのハッキリとブレない力関係も、キセキの魅力の一面と言える。
その強烈なキャラクター性からポジションごとの[[人気投票]]でもPF以外の全てのポジションでキセキが1位であった。

「黒子のバスケ」は彼らの現実離れした能力から某テニヌになぞらえてバヌケと揶揄されることもある。

しかしファンブックの作者インタビューによると作品内では「物理法則を無視しない」というルールを定めていて、例えば青峰のゴール下からのシュートなどは現実でも100本に1本は決められる可能性があるが、 青峰はそれを100%で決めることで突出した存在にさせているらしい。
赤司の「天帝の眼」によるアンクルブレイクも同様。
ただし緑間の超長距離3Pについては「あのフォームじゃ本当はリングに届かない(笑)」と発言している。

作者にとってはリアルに実現可能な赤司の天帝の眼よりも緑間の存在の方がよっぽど[[ファンタジー]]という認識である。

しかし、チームワークを無視してスタンドプレーに走る者や、ただ勝てばいいと言う勝利至上主義に凝り固まる者など、バスケ選手として多少問題があるプレイヤーが多い((彼らに対抗せんとする黒子にしても、火神に嘘をついていたり結構独り善がりな面があったりと、問題児な所が見受けられる。))。

そんな彼らの話を追う毎の心の変化、成長も、黒子のバスケのストーリーの柱の一つであろう。

ちなみにキセキの世代の学力の序列は、
&font(#ff0000){赤司}≧&font(#008000){緑間}≧&font(#800080){紫原}≧&font(#ff69b4){桃井}≧&font(#afdfe4){黒子}≧&font(#ffdc00){黄瀬}≒&font(#0000ff){青峰}らしい。
  

*キセキの世代
[[&font(#ffdc00){◆黄瀬涼太(きせりょうた)}>黄瀬涼太]] 
[[&font(#008000){◆緑間真太郎(みどりましんたろう)}>緑間真太郎]] 
[[&font(#0000ff){◆青峰大輝(あおみねだいき)}>青峰大輝]] 
[[&font(#800080){◆紫原敦(むらさきばらあつし)}>紫原敦]] 
[[&font(#ff0000){◆赤司征十郎(あかしせいじゅうろう)}>赤司征十郎]] 

**幻の6人目(シックスマン)
[[&font(#afdfe4){◆黒子テツヤ(くろこてつや)}>黒子テツヤ]] 

それぞれの当該項目を参照


*関係人物
[[&font(#ff69b4){桃井さつき(ももいさつき)}>桃井さつき]] 
CV.[[折笠富美子]]

元帝光バスケ部マネージャーで、現[[桐皇学園]]高校バスケ部マネージャー。
また、情報収集のスペシャリストでもある。リコの読み取る目のデータでバストは91cmのFカップ。

データを元に対戦校の選手を分析研究、成長具合まで計算した上で自チームに提供している。
黒子や黄瀬・緑間も認めるある意味「キセキの世代」の一員で、桐皇躍進の影の功労者。
実際に、黒子のミスディレクションをある程度汎用的な理由で破ってみせた。((ミスディレ破りは高尾や青峰のように選手固有のスキルでしか出来なかった))
マネージャーでありながら、他校生徒に驚異の意味で顔を覚えられている模様。

アイスの当たり棒を貰った縁から黒子にゾッコン片想い中だが、幼馴染である青峰が荒んでいく様子を放っておけなかったため、桐皇に進学した。
黒子へのアプローチはかなり積極的だが、黒子には届いてるんだか届いてないんだか。

漢前の相田リコに代わってお色気を担当しており、アイスをかじったり水着や[[バスタオル]]一枚の姿になったり胸を押し付け合ったりした。
しかし料理の腕は残念で、誠凛対桐皇のハーフタイムではリコ同様檸檬丸ごとの[[蜂蜜]]漬けを作ってきた。
 

&font(#808080){灰崎祥吾(はいざきしょうご)}
CV.[[森田成一]]

[[静岡県]]代表・福田総合学園所属のSF。
身長188cm 体重78㎏

(パラメータ)(10段階評価)
|身体能力:9/10|技術:9/10|スタミナ:8/10|
|特殊能力:10/10|精神力:9/10|合計:45/50|

陽泉戦後に現れた元帝光バスケ部員。
黒子が6人目と呼ばれたのは中1の終わりで、黄瀬がバスケを始めたのは中2…つまり黄瀬が入る以前に既に5人揃っていたことになり、彼の登場でその伏線が回収された。
黒子と同じく名前に反して髪の色が一致していないが帝光時代は髪型が異なり髪の色も名前と同じ灰色になっている((高校では黒髪のコーンロウだが、中学時代は灰色のツンツン頭))。
勘違いされ易いが、本人の言を借りる限りは彼は「キセキの世代」とは呼ばれていない模様((関連書籍では「元キセキの世代」と呼ばれている))。

青峰を更に暴力的にしたような性格で、たとえ先輩でも平気で駒扱いし、ミスをすれば容赦なくどつき回すなどチームワークの欠片もない人物で、海常の笠松からは「先輩は敬え!」と一喝されている。
加えてアレックスを早々にナンパしたり、中学では黄瀬の彼女((別に黄瀬にとっては彼女でも何でもない))を奪うなど筋金入りの好色家。
ただ、自分が不真面目であることは認めているようで、中学でバスケ部を辞める際に&font(#808080){「(俺が)根が真面目だと思ってんのか?」}と黒子に返していた。

中学時代、黄瀬とは同じポジションだったためよくポジション争いをしていたが、黄瀬は灰崎に一度も勝ったことがなかった。
その後、数々の素行の悪さが祟って赤司にバスケ部を強制退部させられた。
しかし、後に帝光のスタメン5人がキセキの世代と呼ばれていることを知ると、その座を奪うべくバスケを再びやり始める。

彼の能力は黄瀬の模倣の上位互換と言えるもので、相手の技を我流にしつつ自分の物として相手のリズムを乱し、使えなくしてしまう能力を持つ((これは当然味方にも影響するため、灰崎が味方の技を使えば味方はその技を使えなくなってしまう))。
黒子は中学のときからこの能力を知っていたが、黄瀬は灰崎の能力を知らなかった模様。
なお、上位互換ではあるがあくまで&bold(){自分が奪える範疇の技}に限った話で、自分が奪えない格上の技に限っては黄瀬の模倣の相互互換どころか下位互換とも言える((黄瀬ですら足りない要素を補うことでやっと会得できたキセキの世代の技を、リズムやテンポを我流に変えてアレンジするなど到底不可能と言わざるを得ない))。

誠凛vs陽泉終了後に氷室とアレックスに因縁をつけ負傷させるという、なかなかのインパクトと共に登場((このときの氷室は試合後で疲弊しており、立場上ケンカするわけにもいかなかったため実力的には怪しいものである))。
桐皇戦の怪我の影響と過剰練習もあったとはいえ黄瀬を完封するなど実力は本物だが((技を模倣する黄瀬にとって技を奪う灰崎とでは相性も悪かった))、完全無欠の模倣を発動した黄瀬には手も足も出ず敗北した。
因みに赤司にバスケ部を退部させられたのは素行の悪さ云々よりも、いずれ灰崎は黄瀬に追い抜かれてスタメンの座を奪われ、そうなればプライドの高い灰崎は自分から部を辞めることを赤司に看破されていたため((因みにこの時赤司は「素行は悪いが帝光に貢献していた」と語っており、逆説的に黄瀬が現れなければ灰崎の素行の悪さも黙認し、スタメンで居させつづけたということになる))。
結果として強くなった黄瀬の完全な噛ませになってしまった。かませのかませにされた氷室さんは泣いていい。

試合後は黄瀬に暴力による報復を試みるが、事前にそれを察知した青峰に阻止され、殴り掛かるが逆に一発で殴られてKO。

だが帝光時代にバスケ部を退部する時に黒子に「キセキの世代」が変わりゆく姿を彼なりに忠告したりアニメ版では青峰にKOされた後、バッシュを捨てようとするが結局捨てれなかったシーンが追加されるなど素行不良な彼も本心ではキセキの世代が羨ましかったのかもしれない。
無理矢理退部させられ、黒子に対して&font(#808080){「バスケに飽きた」}と言ったにもかかわらず高校で再び始めていたことから、その心情がうかがえる。

また、粗暴な彼だが自分を上から完全に封殺する虹村、そして底知れない威圧感を放つ赤司には頭が上がらず、特に赤司に対しては「怖ぇヤツ」と認識している。

なお、IHには出ていたのかどうか不明。普通の出場校が彼を負かすとは考えにくいため、他のキセキと当たって負けたか、何らかの事情で出なかった可能性が高い。


&font(#8000000){虹村修造(にじむらしゅうぞう)}
CV.[[置鮎龍太郎]]

(パラメータ)(10段階評価)
|身体能力:8/10|技術:8/10|スタミナ:10/10|
|特殊能力:5/10|精神力:9/10|合計:40/50|

身長179㎝,体重67㎏、ポジションはSF。

『キセキの世代』の一学年上で、黒子らが一年生時の主将で赤司が副主将を務めていた時に主将だった人物。

『キセキの世代』が開花する前までは中学No1プレイヤーとの呼び声も高かった程の選手で、腕っぷしも非常に強く、問題児で素行の悪い灰崎をいとも簡単にボコボコにできる程であった。その為灰崎も彼には頭が上がらない。

父親が病気で倒れたことから主将の座を赤司に譲り、黄瀬が開花後は黄瀬にスタメンを譲るが控え選手として帝光の日本一に貢献した。



*余談
VOMIC内での発音は『奇跡(最初の“キ”が高い)』に準じた発音だったが、のちに製作されたアニメでの発音は『軌跡(音が全て同一)』に準じた発音で表現されている。

キセキの世代+桃井で仲が良いと思う人物に
 &font(#afdfe4){黒子}→&font(#0000ff){青峰}
 &font(#ffdc00){黄瀬}→&font(#afdfe4){黒子}
 &font(#008000){緑間}→&font(#ff0000){赤司}
 &font(#0000ff){青峰}→&font(#afdfe4){黒子}
 &font(#ff69b4){桃井}→&font(#afdfe4){黒子}
 &font(#800080){紫原}→&font(#ff0000){赤司}
 &font(#ff0000){赤司}→&font(#008000){緑間}
を挙げている。

逆に苦手と思う人物に
 &font(#afdfe4){黒子}→&font(#008000){緑間}
 &font(#ffdc00){黄瀬}→&font(#008000){緑間}
 &font(#008000){緑間}→&font(#afdfe4){黒子}
 &font(#0000ff){青峰}→&font(#008000){緑間}
 &font(#ff69b4){桃井}→&font(#800080){紫原}
 &font(#800080){紫原}→&font(#afdfe4){黒子}
 &font(#ff0000){赤司}→&font(#0000ff){青峰}
を挙げている。
このことから、帝光メンバーの中でも「&font(#afdfe4){黒子}・&font(#ffdc00){黄瀬}・&font(#0000ff){青峰}・&font(#ff69b4){桃井}」と「&font(#008000){緑間}・&font(#800080){紫原}・&font(#ff0000){赤司}」のグループに分かれていたことがうかがえる((ただ、黒子・黄瀬・緑間の3人でいる描写もあり、必ずしも2つに分かれていたわけではない))。


&font(#afdfe4){「そんなやり方でボクらの、先輩の、みんなの追記・修正の邪魔をするな!」}
&font(#ffdc00){「ウチおいでよ。また一緒に追記・修正やろう」}
&font(#008000){「オレは追記・修正を尽くしている。だからオレの項目は落ちん!」}
&font(#0000ff){「そーそー追記・修正してくれよ。少しでもオレを楽しませられるようにさ」}
&font(#800080){「逃げてねーしっ。追記・修正ムリじゃねーしっ。てゆーかビビってねーし!!」}
&font(#ff0000){「追記・修正を邪魔する奴は、wiki篭りでも殺す」}
&font(#ff69b4){「知ってますよー。そう追記・修正すると思ってたから」}
&font(#808080){「もうお前の項目じゃねぇよ。オレの項目だ」}


#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,19)
}

#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 反対意見も無かったのでリセットしました  -- 名無しさん  (2019-10-18 00:05:49)
- 笠松先輩とか無冠とかキセキの上の世代はどの辺りで負けてたんだろうか  -- 名無しさん  (2023-08-21 17:46:31)
- ゾーンに入るためにバスケが好きな基準がわからんな火神みたいな大きな挫折をほとんど味わってなかった紫原や僕司でもゾーンに入れるし  -- 名無しさん  (2024-12-16 06:18:29)
- 7番の注釈の「黄瀬ですら足りない要素を補うことでやっと会得できたキセキの世代の技を、リズムやテンポを我流に変えてアレンジするなど到底不可能と言わざるを得ない」  -- 名無しさん  (2025-05-13 10:13:44)
- ↑って黄瀬のそのやり方が我流のリズムやテンポそのものだし身体能力はステータスや青峰のセリフでも怪我の影響関係なく灰崎も互角かそれ以上なのは言われてるのに到底不可能とか妄想が過ぎると思う  -- 名無しさん  (2025-05-13 10:15:47)
- ↑どこが?黄瀬のパフェコピは足りない要素を補って完成に近づける、灰崎の強奪は完成された技を我流にアレンジするのは全く違うだろ。灰崎の比じゃない潜在能力と成長速度持つ黄瀬ですら模倣するのにやっとなんだから、我流でアレンジするなんて不可能だろ  -- 名無しさん  (2025-05-15 19:15:06)
- 不可能じゃないぞ。そもそもキセキ身体スペックの黄のコピーを奪えてる時点でフィジカル問題はクリアしてるし、その才能の話も赤司が勝手に言ってるだけで実際高校で勝負したら成長速度とかもまるで的外れだったのが本編だからな? 少なくともコレは公式でもなんでもないのにこんな断定する書き方はしない方がいい  -- 名無しさん  (2025-05-27 18:00:42)
- ↑それは個人の問題だから好きにすればいいけど、灰崎は「キセキの技は奪えない、赤司も言うように黄瀬は自分より才能が上」って認めてるんだけどねぇ。あと赤司の発言は黄瀬vs灰崎より大分後の帝光編で出てきたんだし、高校バスケ界頂点に君臨するキセキの技全てをバスケ歴3年足らずで模倣した黄瀬と黄瀬よりキャリアのある灰崎がキセキの技使えない時点で才能も成長速度も黄>灰だろ。その黄より劣る灰がどうやってキセキの技を奪うことができるビジョンが浮かぶの?  -- 名無しさん  (2025-06-05 18:49:33)
#comment
#areaedit(end)
}