レイ(北斗の拳)

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レイ(北斗の拳) - (2025/06/09 (月) 19:44:08) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/12/04 Fri 16:42:47
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます

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[[北斗の拳]]に登場するキャラクター。

[[CV>声優(職業)]]
『テレビ・86年劇場版・AC[[ゲーム]]・PS版ゲーム)』[[塩沢兼人]]
『格闘ゲーム』[[千葉一伸]]
『真救世主伝説北斗の拳』シリーズ [[三木眞一郎]]
『NDS版ゲーム』植木誠
『[[北斗無双]]』[[子安武人]]
『[[北斗の拳 イチゴ味]]』[[鳥海浩輔]]


身長185cm、体重100kg、バスト132cm、ウエスト92cm、ヒップ106cm、首周り45cmと、ガッチリ体型。
だが顔の造形は北斗の拳の世界では女性と見紛う[[美男子]]のようで、このガタイにもかかわらず登場当初は[[女装]]して野盗を釣って食料を奪い取っていた。

原作では黒の長髪で後ほど白髪に、アニメ版では水色のカラーリング。


南斗六聖拳「義星」の男。人のために生き、命を懸ける宿命を背負っている。

指や手刀による斬撃を主体とする南斗水鳥拳の使い手であり正統伝承者である。

彼の使う水鳥拳は、優美にして華麗、見るものを魅了し、そのために[[ユダ>ユダ(北斗の拳)]]から激しい妬みと逆恨みを買い、後にマミヤの運命を賭けて戦う宿命がある。
&s(){このガタイで女装が通用していたのは身のこなしの美しさも関係しているのであろうか}

当初はかなり荒んだ表情で

リン曰く「あの目は人を助けるような目じゃない」
[[バット>バット(北斗の拳)]]曰く「大悪党のツラ」
[[ケンシロウ>ケンシロウ(北斗の拳)]]曰く「自分の利益以外では動かない男」

&font(#008000){ひでぇ……あんまりだ……}

(当初レイは敵にするか味方にするか検討中だったので、とのこと)
レイが歪んだのも、家族を惨殺し、妹アイリを連れ去った「[[胸に七つの傷のある男>ジャギ(北斗の拳)]]」への復讐の念に凝り固まり、
非道で孤独な旅を続け、時には人を裏切り、[[モヒカン]]を殺しては略奪を繰り返し、「胸に七つの傷のある男」を殺す、妹を助け出す為だけに生きているからである。

妹を目の前にしたときはケンシロウすら殺そうとしたが、ケンシロウとマミヤの協力のおかげで無事人の心を取り戻し、妹アイリを救うことも出来た。

ケンシロウには返しても返しきれない借りが出来たと言い、ケンシロウの胸に七つの傷があることを打ち明けられても仇とは別人と言い切り、ケンシロウの願いのためなら命すら差し出すと言うほど。

その後は、ケンシロウの留守の間にバットやリンの保護、トキの捜索、ケンシロウの窮地を救いに来たりと、
ケンシロウの良き友(強敵と書いて友とも言う)と呼べる存在であり、長らく彼の&bold(){唯一とも言える対等なバディ}として物語に関わることとなった。

[[トキ>トキ(北斗の拳)]]を救出後、ボロボロになったバットから拳王軍の知らせを受け一人先にマミヤの村に駆けつけ拳王軍の敵と戦う…

「義星」の宿命なのか、彼は幼い少女の涙のために[[拳王>ラオウ(北斗の拳)]]にただ一人闘いを挑むも&color(red){秘孔・新血愁}を突かれ敗北…余命は三日と宣告された。
後から駆けつけたケンシロウに対しても、既にボロボロになった体でケンシロウを助け闘いを止めようとする。それでも止まらないケンシロウ…

「たとえ相打ちでもそれは負けと同じだ!! おまえはこの時代に必要な男! リンやバットみんなのために生き続けなければならんのだ!」

余命三日と宣告されても友の命や幼き子供達の未来を考えるとは、なんと[[イケメン]]…いや、聖人と言ってもいい…!


ケンシロウ、拳王の闘いは相打ちに終わり、村の危機は去った……
しかし、世紀末の動乱の中、義星の宿命はまだ終わってはなかった!
南斗六聖拳の一人、[[妖星のユダ>ユダ(北斗の拳)]]の存在が死ぬ寸前のレイの体を突き動かすのだ。



人の心…愛を教えてくれたマミヤはユダの呪縛に取り付かれており、女としての幸せを掴めなくなってしまっていた。

残されたわずかな時間…死に方の問題を考えていたレイは覚悟を決め、ユダを倒すために旅立つもまともに歩ける状況ですらなかった…

ケンシロウに助けられユダの居城に到着するも、ユダの策略によりユダは居城を離れていた。
要するにレイとの戦いを回避して時間を稼ぐことで、ユダを捕まえられないままタイムリミットでレイが死ぬように仕向けたのだ。

これではレイは死んでも死にきれない。そして彼はトキから選択肢を与えられた。


#center(){
通常の人間ならば狂死するであろう激痛に襲われる代わりに一日程度だけ延命ができる、
「新血愁」に対応する唯一の秘孔「心霊台」を突くかどうか

……だが彼の答えは決まっていた。
}



秘孔を突く前に、耐えられなくなった時のためにマミヤが調達してきた毒薬を予め渡され、秘孔が突かれる。
神経が浮き上がり、爪がひとりでに剥がれていくような地獄の苦しみに襲われ、レイは絶叫する。
その声は小屋の外まで響き渡り、外で様子を見ていたアイリが「薬を飲んで」と懇願するほど。

それでもレイは耐え抜いた。
髪は真っ白に色が抜け、顔からも生気が失われていたが、確かに新血愁のタイムリミットを過ぎてもレイは生きている。



一方ユダは、レイが死んだ頃を見計らってマミヤの前に再び現れるも、そこにレイが立ちはだかる。
ユダはレイが生きていた事は想定外であったものの、今のレイを突き動かしているのはマミヤへの一心であると見て、
「マミヤは既に死兆星を見ている」と言う事実を突きつける。
ここでレイがマミヤを助けようが助けまいがマミヤはじきに死ぬのだと。

しかしレイは心が折れるどころか逆に、



&font(#0000ff){「どこまでも哀しき女よ…せめてお前のために死ぬ男が一人くらいいてもいい」}



#center(){レイの最後の闘いが始まった}

闘いは開幕からレイが圧倒するが、それも想定していたユダはマミヤの村が水を吸い込みやすい地質である事も事前に調べていたため、
部下のコマクに命じて近場のダムを爆破させて洪水を起こし、辺り一面を流砂のような渦に変え、レイの足さばきを封じた。
そして接近しないまま真空波を飛ばす南斗紅鶴拳奥義・伝衝裂波でレイを一方的に切り刻む。

万事休すかと思われたその時、レイは両手で激しく水面を叩いて腕の力でジャンプすることで水流から抜け出し高く舞う。
その美しい舞にユダは心を奪われ一瞬のスキを生み、我に返った後に慌てて奥義・血粧嘴で迎撃しようとするも間に合わず、
レイの南斗水鳥拳奥義・飛翔白麗が突き刺さった。

#center(){
&font(#ff0000){ユダ「南斗紅鶴拳奥義、血粧嘴……」}
&font(#ff0000){ハ  ッ  !}


&font(#0000ff){レイ「南斗水鳥拳奥義!」}


&font(#0000ff){ 飛  翔  白  麗!}

}



&font(#0000ff){レイ「衰えたなユダ…」}

&font(#ff0000){ユダ「またしてもおれはきさまの拳に一瞬魂を奪われてしまった…フ……フフフ…だ…だが!!}



#center(){
&font(#ff0000){おれはこんな死に方はせん! こんな死に方はな!!」}




ユダの手はレイの手刀を取り
手刀はユダの胸を貫く
}



&font(#0000ff){レイ「ユダ!!」}

&font(#ff0000){ユダ「「フッ…妖星が…義星に心魅かれた時から…妖星は…義星により…その光を消す運命にあったのだ」}

&font(#0000ff){レイ「ユダ…」}

&font(#ff0000){ユダ「レイ…おれがただひとりこの世で認めた男…」}




#center(){&font(#ff0000){せめて、その…胸の…中…でっ…}}




&font(#0000ff){レイ「ユダ!…ユダおまえも…また孤独!だが…おれもすぐに行く」}


&font(#0000ff){さらばだ南斗六聖拳伝承者妖星のユダ!}



その後、レイはその心をマミヤに託し、一人先に旅立って逝った……マミヤの死兆星ごと連れて……



#center(){
彼もまた世紀末救世主伝説の
一人の英雄だったのだ
}








#center(){[[AC北斗の拳>北斗の拳(2D格闘)]]のレイ}


唯一3段ジャンプが可能や、壁張り付き、空中から打ち出す[[飛び道具]]、着地まで攻撃判定を残す[[バリア]]、殆どの地上技がジャンプキャンセル可能など、
主に空中戦主体のキャラなのだが…


&font(#0000ff){●空中戦主体のキャラなのに地上技の判定も強く、ケンシロウより発生の速い昇龍「南斗撃星嚇舞」(ゲージによってはそこから永久可)}
&font(#0000ff){●スーパーアーマー付きでガーキャン狩りにうってつけの「南斗虎破龍」}
&font(#0000ff){●飛び道具を跳ね返せるグレイヴ}
&font(#0000ff){●多くの技がJC可能なことを生かしたAC北斗の中でも屈指のラッシュ力}
&font(#0000ff){●壁コンに持っていければ空中JCCを駆使したゲージ消費無し即死コンボ可能(実用的にはゲージを消費する)}
&font(#0000ff){●高威力で隙が小さい上にヒット数が多くバスケに移行しやすい究極奥義「南斗凄気網波」}
&font(#0000ff){●そのバスケもヒット数を稼ぐ手段が豊富でどこからでも可能}
&font(#0000ff){●数少ない空中投げの持主にして、そこから平然とバスケ可能}
&font(#0000ff){●発動時の状況次第では筐体をKOしかねない全自動永久バグ昇竜}

と、非常にぶっ壊れている器用万能キャラ。
2D対戦ゲーにありがちな死に技が無いのも特徴。
開発者から歪んだ愛情を受けた結果ぶっちぎりの最弱と化したジャギとは真逆に順当に強キャラとなっている。


演出面も優遇され、投げ技時に一定キャラの台詞が変わる。
また、「特定の相手に一撃必殺を決めると特殊演出」がマミヤとユダの2人に対して存在する等、開発者が意図的に優遇したキャラと思われる。

こんな完全無欠キャラに見えるが弱点は無い訳ではなく、それは「食らい判定面でのメタボ」。
食らい判定がやたらでかいため、適当な繋ぎでもコンボが簡単に繋がってしまい、色んなキャラの色んなキャラ限コンボを容赦なく食らう。
他にもしゃがみ食らいの仰け反り硬直時間が他キャラより何故か長いため、「しゃがみ食らい状態のレイ」限定の永パもあるほど。
特にラオウ相手でこれをやってしまうと、初心者でも楽々完走できるほどの低難度永パが確定するため、不用意に膝をつく事が許されない。
まあ、極まったプレイヤー同士だとレイじゃなくても一度触られたらそのまま死ぬ事はよくあるので、
こんな防御力よりも「先に触って殺す能力」の方が遥かに重要であるが故の強キャラなのだが。

投げ技時の台詞は
ケン、[[ジャギ>ジャギ(北斗の拳)]]「貴様が七つの傷の男か!」
マミヤ「お前はやはり女だ…」
[[ハート様]]「キリサケッ!(腹を切る)」
その他のキャラには「七つの傷が無い…!」と言う。(因みに同キャラ戦でレイが投げられた時に服の間からアイリのケープが見える)


しかし、そんなレイでも06闘劇時代はあまり注目されていなかった。


理由は[[ジョインジョイントキィ>トキ(北斗の拳)]]


だがしかし……


#center(){
&font(#0000ff){南斗水鳥拳奥義}


&font(#ff0000){テーレッテー}


&font(#0000ff){ 飛 翔 白 麗!}
}


試合時間はわずか一分、ストレート勝ち。
宿敵トキは破れトキ一強時代は終わりを告げる。

&font(#0000ff){レイが闘劇'08を制したのであった。}


ダイヤグラムも変動し、現在ではレイ、トキ、ユダの3強になっている。
さらに下位キャラも見直され、全国上位クラスににラオウやケンシロウ、サウザー他も見受けられるようになった。

有名プレイヤーは前述した闘劇の覇者、全一レイの呼び声高い精密機械こと「KI」氏、ブーンループ全一「マサト」氏等がいる。



&color(#3B4EF0){きさまの項目はおれが追記・修正してやる}


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