&font(#6495ED){登録日}:2010/07/29(木) 02:17:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[とある魔術の禁書目録]]の登場組織。 見た目は女の子仲良しグループだが、その実態は&bold(){学園都市の裏側で様々な汚れ仕事に手を染める暗部組織のひとつ}。 主な業務は学園都市の不穏分子の削除・抹消の他、統括理事会を含む上層部や他の暗部組織の暴走阻止も含まれる。 後に%%サークラ%%浜面がアイテムにやって来る以前の話となるスピンオフ『とある暗部の少女共棲』が発売され、彼女達の生い立ちなどについて掘り下げられている。 **【上司】 CV:[[村川梨衣]] アイテムの指令役を務める女性。 他の暗部組織同様、電話でのみ指令を下すため顔も明らかになっておらず、素性も不明。 口癖は「こいつときたらーっ!」で、口やかましいノリの軽い人物。 **【正規構成員】 ◆[[麦野沈利]] CV:[[小清水亜美]] アイテムのリーダーを務める高~大学生程の見た目の茶髪の女性。 リーダーらしく頭が切れ、面倒見も良いためアイテムの面々からも信頼されているが、実際は人を殺すことをためらわず、仲間の死にも何とも思わないなど非常に残忍な性格をしている。 プライドも非常に高く、傷つけられると本来の目的さえ見えなくなる程に激昂し、汚い言葉を連呼しながら[[リョナ]]ろうとするなど残虐極まりない。 7人しかいない学園都市最高峰の超能力者[[『レベル5』>レベル5(とある魔術の禁書目録) ]]の第四位であり、能力は電子を操る『原子崩し(メルトダウナー)』。 電子の性質を『粒子』と『波形』の中間の状態に留め、強制的に叩きつける『粒機波形高速砲』を撃つことができる。 ざっくり言えば全身からビームを撃つ能力で、遠・中距離戦では絶大な破壊力を誇る。 半面、制御が難しく暴発の可能性があるので、至近距離では使えないという弱点もある。 その弱点を補うためか、素手の力が恐ろしく強い。 読者的愛称は『むぎのん』。意外にも好物はシャケ弁。 ストッキングを着用しているのは脚が太めなのを気にしているかららしい。ちなみに巨乳。 生い立ちについては長らく謎だったが、(浜面らどこかのお嬢様と推測していた)小麦で財を成したマフィアの令嬢である事が『少女共棲』で明かされた。つまり元から社会の暗部で生まれ育った生粋の悪党だったという訳である。 本編以前の時系列である「少女共棲」では、敵対者に一切の容赦が無いのは変わらず、敵相手に&bold(){裏切り者は絶対に許さない}と何度も吐き捨てながら殺害するなど歪んだ一面が見受けられるが、それでも拉致された仲間を不眠不休で探したり、殺された仲間の弔い合戦に燃えるなど非常に仲間思いな性格であった事が伺える。 しかし自らの能力の限界に直面する、表の社会の友人に裏切られるなど精神的に追い詰められていき……? ◆[[絹旗最愛]] CV:[[赤崎千夏]] 12歳ほどの小柄な少女。見た目に違わずアイテム最年少。 「超~です」という相当変な口調を除けば、おとなしそうな印象を受けるが、平時はセクシーアピールしたり、C級映画好きだったりするなど、割とお調子者寄りな姿を見せる。 一方で、仕事中は感情の起伏が少ない冷静沈着な態度で、暗殺任務も淡々とこなして見せる冷酷さも持ち合わせている。 ただ、殺人行為に愉悦を見出すような残忍さは持っていない模様。オン・オフの切り替えがハッキリしている性格と言えよう。 能力は窒素を操るレベル4の『窒素装甲(オフェンスアーマー)』。 圧縮した窒素の壁を肉体表面に展開することで銃弾をも受け止める強固な装甲を纏うことができ、掌に集めた窒素を介することで車をも持ち上げるパワーを発揮する事ができる。 窒素の壁は肉体より数cm先までしか展開できないこともあって、バリバリの近接戦闘タイプであり、実質アイテムの切込み隊長である。 ちなみにこの能力は『暗闇の五月計画』という非人道実験の産物であり、絹旗も被験者の1人だった。 セクシーアピールに余念がないが、体の起伏の方は%%貧相%%年相応である。 ◆[[フレンダ=セイヴェルン]] CV:[[内田真礼]] 高校生くらいの金髪碧眼の白人少女。母国は不明だが[[日本語]]は堪能。 「結局~って訳よ」という軽い口調からわかるように非常に軽い性格をしている。 一言で言えばお調子者であり、アイテムのムードメーカー的な存在である。 怖いのは仕事の時もそのお調子者を崩さないことであり、人の命を奪うことも軽く考えている。 また、人を殺す瞬間に多少の愉悦を感じるなど残忍さもうかがわせる。 仲間に対して気遣いを見せるなど、それなりに大切には思ってるようだが、自分が危険に晒されると保身に走りがちな傾向にある。 原作で能力を使用する描写が無く、ファンの間では「レベル0(無能力者)、あるいは戦闘に向かない低能力者」など考察されていたが、後に無能力者である事が判明。 戦闘ではトラップなどを駆使した奇襲を主体に、身体能力を活かした格闘戦や、状況によっては心理戦をしかけるなど、能力を一切使わないにもかかわらず高い戦闘能力を誇る。 しかし、肝心なところで詰めが甘く、ミスをして台無しにしてしまうこともあるようだ。 自慢は脚線美らしいが、スタイルは最年少の絹旗より控えめだとか…。 ◆[[滝壺理后]] CV:[[洲崎綾]] 高校生くらいの脱力系少女。いつもピンクのジャージを着用している。 常にぼーっとしていて感情も乏しいが、性格は温厚で優しく、人の死にも心を痛めることができるなど、どこか殺伐としたアイテムの面々の中ではむしろ異質な存在である。 その希少な能力故、暗部に身柄を狙われて拉致されかけた所を麦野に助けられたという過去を持つ。 能力は能力者を探索するレベル4の『能力追跡(AIM[[ストーカー]])』。 記憶した能力者の『[[AIM拡散力場]]』を追跡することで、対象がたとえ太陽系の外にいようとも補足することができる。 戦闘よりも補助的な要素が強いが、アイテムが任務を遂行する上で欠かせない能力である。 極めて強力な追跡能力であるが、能力を使用するには『体晶』と呼ばれる薬物を摂取することで、意図的に能力を暴走させなければならない。 この体晶の使用が肉体に半端ない負担をかけているため虚弱体質で、戦闘はからきしである。 その格好も相まって地味目な印象がぬぐえないが、中々の巨乳である。 **【見習い】 ◆華野超美 『少女共棲』1巻に登場。お試しメンバーとしてアイテムに加入させられた暗部の少女。絹旗とはほぼ同期で正規構成員の座を(一応)争った関係になる。((当時の絹旗はそこまで正規構成員の座に拘っておらず、仲が悪い訳ではなかったのだが)) 気弱な性格であり、麦野の威圧的な雰囲気に常に怯えている。 レベル0の無能力者だが変装の達人であり、口調や声色だけでなく指紋や歯型、眼球や血液型すらも模倣する事ができる。 また、髪型もウイッグによって模倣するという性質上、本人は坊主である。 アイテムのメンバーからはなんやかんやで可愛がられていたが、滝壺を逃がす為に拉致されてしまい、麦野らの救出も間に合わずフレンダから貰った液体爆薬によって敵を巻き込んで自爆してその生涯を終えた。 #openclose(show=これによってアイテムの面々は怒りに燃え、残された首領に対して復讐を果たすと、フレンダと滝壺は彼女の棺を抱いて号泣する両親のいる葬式を遠くから弔い、麦野と絹旗はこのような事態を巻き起こした黒幕の元に向かうのであった……。){ &bold(){「お葬式で棺にすがりついて号泣してた人達は?」} &bold(){「……下部組織によると、超連絡がつかないと。本当に一般人なのかも超不明です」} &bold(){「華野超美。そもそも何者なんだ……?」} &bold(){実は1巻の事件の真の黒幕。} アイテムと接触した際の姿も変装であり、実際の外見は20代後半の女性。 増長し過ぎた敵組織が他の暗部とコネクションを構築する前に処理する為に、あえてアイテムのメンバーと親密になり、自らの死を偽装する事で麦野達の怒りを煽って彼女らに粛清させたのであった。 そして全てが終わった後、華野超美を名乗っていた「誰か」はこう呟くのであった。 &bold(){「まったく、こいつときたら」} } **【下部構成員】 主に裏方で後始末などの雑用に従事する下っ端。 その多くは学園都市暗部に弱みを握られ、汚れ仕事を強いられている人間で構成されている。 正規構成員からは消耗品扱いされており、戦闘に巻き込まれて死亡するものも少なくない。 とはいえ『アイテム』の場合、(正規に比べると雀の涙ほどだが)下部構成員にも給与は振り込まれており、直接正面から敵とやり合う正規構成員と比べると死傷するリスクは低いともいえる((正規構成員の中にはフレンダのような無能力者や滝壺の様に非戦闘向けの能力者も存在する))。 ◆[[浜面仕上]] CV:[[日野聡]] 元『武装無能力集団(スキルアウト)』の少年。 学園都市上層部からの命令である御坂美鈴暗殺に失敗して暗部に墜ち、アイテムの下部構成員になった。 さらに車泥棒のスキルを買われ、正規構成員4人の傍に置かれて雑用させられることに。 ちなみに4人からの評は、 「浜面…」 「結局、浜面ってキモいんだけど」 「キモいと言っても超種類があるんですけど、浜面のは最悪のキモさですね」 「大丈夫だよ、はまづら。私はそんなキモいと呼ばれ続けるはまづらを応援してる」 傍からから見ると美少女4人に囲まれるうらやましい野郎であるが、元々能力者に対抗する無能力者の集団であるスキルアウトに所属していた浜面にとって、高位能力者の女の子に顎で使われるのは屈辱以外の何物でもなく、劣等感も相まって彼女たちに向ける感情は憎悪に近いものだったが…。 **暗部組織間抗争 レベル5の第二位『[[垣根帝督]]』率いる暗部組織『スクール』の反乱鎮圧を上層部より命じられたアイテムは、学園都市各地で戦闘を行う。 しかし、スクールに取っ捕まったフレンダがアイテムの拠点を吐いてしまったため、スクールから逆に襲撃されてしまい…。 ・フレンダ…裏切者と判断した麦野に粛清され、&bold(){[[上半身と下半身を真っ二つに両断されて死亡>魚沼宇水(るろうに剣心)]]}。 ・絹旗…垣根帝督の『未元物質』による攻撃を喰らって吹き飛ばされ、&bold(){重傷}。 ・滝壺…浜面を逃がすため、能力を限界まで酷使したために昏倒。体晶の副作用でもう一度能力を使えば&bold(){脳が崩壊する瀕死状態}に。 ・麦野…滝壺が上記の状態であるにもかかわらず能力の使用を強制し、スクールを追跡しようとしたため、反発した浜面と交戦。結果、&bold(){右目と左腕を失い、至近距離から銃弾を何発も体に叩き込まれた挙句、その傷口に鉄拳をくらって敗北}。&bold(){消息不明}。 ・浜面…自分を守ろうとしてくれた滝壺を守るため、麦野と交戦。結果、&bold(){レベル0の無能力者でありながらレベル5の超能力者を倒してしまった}。しかし、それをアレイスターに計画の障害因子と見なされ、学園都市を追われる身になり、滝壺と共にロシアへ逃亡。 と、比較的軽傷だった絹旗以外はほぼ再起不能状態であり、事実上の&bold(){壊滅}である。 その後浜面&滝壺と麦野は何度も対峙&bold(){(というか一方的に麦野がストーキング)}する事となるが紆余曲折を経て和解。 復帰した絹旗も加わって再結成する。 一応、暗部とは手を切っているらしいものの、具体的な活動内容は不明。 [[とある科学の超電磁砲]]にも登場。[[とある偶像の一方通行さま]]ではガールズバンドに成っていた。 『とにかく追記・修正よろしく。せめてそっちは大至急ね』 麦野「悪いそれ無理だわ」 『何よそれどーなってんのよーっ!?』 麦野「何故ならこれからそのアニヲタのクソ野郎どもを皆殺しにするからです」 ぎゃあぎゃあ言っていた女性の声がピタリと止まった。 『ええと、追加で良い? 最低でも1人に10発は鉛弾をブチ込んであげて?』 浜面「……あのー、つかぬ事をお聞きしますが、制御役のお前は止めるべき場面ですよ?」 『騒ぐな下っ端。こいつときたらーっ! アニヲタの連中は前から嫌いだったのよ。この私の頭を悩ませるものは地球から消えてしまえば良いのだーっ!!』 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 科学Sでついに本格活躍。 浜面、フレメアつながりで、上条勢力の一部化している。 -- 名無しさん (2013-08-08 23:19:16) - でもやっぱアイテムの活躍は禁書本編からが本番だと思うのでさっさと3期はよ。滝壺とか絹旗とか目立たなくて寂しい -- 名無しさん (2013-08-29 01:09:25) - 一方通行もアイドルデビューしたし。アイテムもアイドルグループとして売り出してみてはどうだろうw -- 名無しさん (2015-11-01 21:39:30) - とある偶像の一方通行さまで本当にアイドルグループとしてデビューしたよ -- 名無しさん (2016-09-03 20:51:20) #comment #areaedit(end) }