武御雷(戦術機)

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武御雷(戦術機) - (2024/12/05 (木) 20:28:05) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/05/29(金) 23:21:14
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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「─どうやら大事ないようだな。そなた、まだ戦えるか?」

─絶望の大地に舞い降りたるは&font(#ff0000){武}神
平和を取り戻すと&font(#ff0000){御}心に誓い
弱き者が為に刃を奮って
今、&font(#ff0000){雷}火の如く戦場を駆ける─


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*概要
武御雷(タケミカヅチ)とは[[マブラヴ]]シリーズに登場する[[戦術機]]の名称である。

00式戦術歩行戦闘機 武御雷 (TSF-TYPE00)

将軍家直属である[[帝国斯衛軍]]が、F-4J改 瑞鶴の[[後継機]]として開発を依頼。
[[不知火]]の上位互換機種にあたり開発によって培われた技術と基礎設計を応用し、富嶽重工と遠田技術によって共同開発された純国産の第3世代[[戦術機]]で通称は零式。
配備開始は2000年。
名称の由来は[[日本神話]]のタケミカヅチ、名づけは斑鳩崇継


**主な装備
87式[[突撃砲]]
87式支援[[突撃砲]]
74式近接戦闘長刀
65式近接戦闘短刀
92式多目的追加装甲

生産性や整備性よりも性能を優先しているため配備数は少数だが、
ずば抜けた機動性と運動性能、圧倒的な近接戦闘能力を持つ為世界最高クラスの[[戦術機]]として評価されており、特に日本製[[戦術機]]の特徴である長刀による戦闘能力は他より秀でている。
[[戦術機]]の[[ドッグファイト]]なら最強との声も出ている。

武御雷にはスーパーカーボン製ブレードエッジ装甲を採用しており、全身がカーボンブレードに覆われてるというまさに近接戦を体現したフォルムとなっている。
カーボンブレードの数は指先端部を含めれば27と、他の[[戦術機]]を圧倒している。
これこそ[[ロマン]]。
主腕(メインアーム)の肩関節は驚異の五重関節の蛇腹構造でウネウネ動き、通常の機体(プラも含む)とは比較にならない可動域を持ち[[コトブキヤ]]の1/100相当サイズの[[プラモデル]]では再現されている。
肩部ユニットは車両での陸送に対応するためF-18Eと同じくサブアームの延伸可動による折りたたみ機構が採用されている([[不知火]]も同様)。


将軍家とそれを守護する斯衛軍が乗る機体であり、防衛任務だけではなく、「将軍家の人間は、自ら第一戦に立って臣民の模範となるべし」という思想から、帝国軍の攻撃的な作戦行動に加わることもある。

しかし、機体を運用するには熟練整備士と十全なバックアップ体制を必要とし機動兵器としては運用に難がある機体。
勘違いされがちだが、電磁投射砲を運用可能なことから分かる通り肩部に装備用コネクタは存在しており92式多目的自律誘導弾システムは対応アタッチメントさえあれば装備できる。


**バリエーション
機体色は搭乗する衛士の出自を表しており、地位の高い順から冠位十二階に沿って紫(将軍)・青(五摂家)・赤(五摂家の直系など、高位の有力武家)・黄(譜代武家)・白(武家)・黒(武家以外の一般衛士)と分けられている。
機体の識別を高めている理由は、第一に[[BETA>BETA(マブラヴ)]]には迷彩効果が確認できないこと、
第二に兵士及び衛士の士気を高めること、
第三に衆人環視の状況によって、その衛士が担うべき責務に反するのを抑止するためである。

また機体も4つのVerに分類されている。

&bold(){◆Type-00R(紫・青)}
パッケージ裏にドンと佇むアレ。
紫の機体は本来、将軍専用機であるが、双子の妹を想う煌武院悠陽により[[御剣冥夜]]に下賜された。
特別な生体認証システムが組み込まれている為、悠陽と冥夜以外は搭乗することが出来ない他
ワンオフに近いチューニングが施されており、最高クラスの性能を誇る武御雷の中でも更にズバ抜けた性能を誇っている。ぶっちゃけオルタ本編最強機体。

青の機体は将軍を輩出する五摂家出身者に与えられるフルスペック機、甲21号作戦において斯衛軍第16大隊の指揮官が搭乗。
BETAの圧倒的物量によって戦線維持が困難となり、仲間を失い自らも命の危機にあった伊隅あきらを救い、
自ら先立って戦線を押し上げるシーンに心震えたプレイヤーは少なくないだろう。
TDAでは斯衛軍の組織が変わったことで最高権力者となった政威軍監斑鳩崇継の機体が電磁投射砲を装備してJFKハイヴ攻略戦に参加した。

&bold(){◆Type-00F(赤・山吹色)}
赤の機体は[[月詠真那]]中尉が搭乗し、桜花作戦では榊 千鶴少尉に預けられた。
五摂家に近い有力武家出身者に与えられる高機動型。
煌武院家に近い月詠家以外にも斑鳩家に近い真壁家の機体が登場している。

山吹色の機体は[[篁唯依]]中尉機として[[トータル・イクリプス>マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス]]にて登場。
試験中に乱入し、主人公ユウヤ・ブリッジスが駆る[[不知火 弐型>不知火(戦術機)]]と近接戦を繰り広げた。
譜代武家出身者に与えられる機体だが篁家以外には藤原大尉の機体も登場するが、そちらは国連塗装が施されていたためもっぱら
立体化の際には唯依の武御雷として扱われることが多い。

&bold(){◆Type-00A(白)}
神代 巽、巴 雪乃、戎 美凪各少尉が搭乗し、桜花作戦では鎧衣 美琴、珠瀬 壬姫、彩峰 慧各少尉に託された。
下位武家出身の衛士に与えられる高機動型。主機はF型と同じだが間接強度に合わせて出力が抑えられている。アビオニクスグレードも下げられ塗装もややランクが落ちているとのこと。
こちらは本編以外にも焔狼部隊所属機などでも出演している。

&bold(){◆Type-00C(黒)}
武家以外の衛士に与えられるいわゆる一般機 でも性能は高いよ。
跳躍ユニット主機の出力などはこのC型を指標として調整が施されている。頭部は前任機種の瑞鶴を継承する形状となっており他のタイプと一目瞭然。
一般機ということもありモブ扱いが多かったがTDAでは武が搭乗し圧倒的な実力を見せつけている。


またType-00Rは、頭部のスリットの違いや
赤外線センサーが目の様になっていたり、ヒサシ部分が窪んでいる点が異なっている。
(Type-00F/Aは、常時[[ゴーグル]]状のカバーが見え、ヒサシ部分は膨らんでおり、Type-00Cでは、頭部センサーマストなどが簡略化されている。)


**その他
先に記した通り汎用性に欠ける点があったものの、
桜花作戦で数万を超えるBETA相手にたった5機で[[凄乃皇]]の直援を果たした功績を諸外国に認められ、特需と発言力強化を目的に輸出が検討された。
その結果、国連派遣部隊仕様としてUNブルー(水色)に塗り替えられた極寒冷地仕様のF型とC型が
[[帝国斯衛軍]]国連派遣部隊(通称『第一独立北方中隊』)に試験運用の名目で配備された。

この機体は基本的な寒冷地対策以外の変更点として、
機体各所の駆動系や機関部、燃料循環系、センサーやモニターカバーに廃熱再利用型の強化ヒーターが装備されている他、
可動部を保護する積層樹脂装甲も極低温でも伸縮性や柔軟性を損なわない新素材のものに換装されている。



先に述べた通り生産性が低く年に30機程しか生産出来ないそうな。その生産コストは帝国軍が採用を断念した程であるとか。
ただし試験運用自体は行われており帝国軍仕様の武御雷C型は存在する。

作画は[[ニトロプラス]]のNiθ。


*立体化
序盤から終盤にかけて広く登場し、終盤では主人公たちの部隊で使用されることもあって国連軍仕様の[[不知火]]と並んで多く立体化されている。
中でも紫は群を抜いており武御雷の立体化の際には高確率で出ている、唯一の例外はタカラトミーが発売したガシャポンくらい。
A3は国連仕様の物も含めて((F型のみならずC型の頭部も付属されていた))唯一全ての色の武御雷が立体化されているが青と山吹色は最初期の限定品、特に山吹色は最初の販売以降は景品アイテムになるほど数が少なかった。
そのため一時期凄まじいプレミアがついておりA3では最高値の5万円ということもあった。
[[コトブキヤ]]の1/144キットでは珍しい装備としてA型では桜花作戦時に装備していたドロップタンクなどの装備、青のR型はTDAで登場した時の
電磁投射砲とケーブル・バックコンテナ装備一式が立体化されている。((電磁投射砲単体はA3で立体化、装備一式もガレージキットで出ているが後者ではバックコンテナとケーブルはキャンペーン配布だった))



「クレスト2より第16大隊各機に告ぐ。鶴翼複五陣で追記・修正せよ」
「うむ──では、参るぞ。[[Wiki篭り]]────続けッ!!」

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- コメント欄が長くなってきたのでリセットしました  -- 名無しさん  (2016-02-14 16:50:44)
- 整備兵を生贄に武御雷を召喚!  -- 名無しさん  (2016-07-08 19:01:32)
- ↑スパロボ時空のアストナージさんを呼ぶんだ!!!  -- 名無しさん  (2017-03-14 09:21:44)
- ブキヤさんは早く黒タケミーを1/144で出してください…後生ですから…  -- 名無しさん  (2017-04-20 20:35:14)
- ザ デイアフター完全版が出ない限りは無理じゃろうなぁ…コトブキヤ自体社長が気に入ったものしか出さない物凄く尖がったメーカーだし  -- 名無しさん  (2017-10-12 10:16:35)
- ↑2 今更だけどType-00Cの1/144出てるよ? 再販が無いから安くは買えないけど  -- 名無しさん  (2018-02-05 16:51:39)
- 実際に戦術機を貫手で仕留め、蹴りで要撃級の首を斬り飛ばす。全身刃物に機体出力および剛性も相まって、タケミカヅチの名に恥じぬ全身凶器ぶりを発揮する  -- 名無しさん  (2018-02-27 18:45:13)
- それでシナンジュとどっちが強いの?  -- 名無しさん  (2018-02-27 20:01:47)
- ↑イデオンのが強い  -- 名無しさん  (2018-02-27 21:59:13)
- 強い弱いで戦術機は正直語りにくい、取り敢えず身軽で亜音速飛行可能性、第三世代の近接考慮タイプならパワーもある。だがこのタケミーぐらいで漸くBETAの物量に対し接近戦で大立ち回りが出来るレベルなのでオルタ世界あまりに人類側弱すぎんねん…  -- 名無しさん  (2018-02-28 14:25:30)
- 防御捨ててスピード特化で、攻撃力はそれほどでなくてもいいから手数と継戦能力高めたのが第3世代のトレンドだからね。情報の出てる第8世代まで行くと普通にバケモンだけど  -- 名無しさん  (2018-02-28 15:00:07)
- type-00aは白い機体色にBETAの返り血を浴びまくった姿がなんか不謹慎な気もするけど映えるよなぁ…連邦の白いヤツことガンダムに慣れ親しんだ身としては白いエース機はやはり思い入れがある。プラモ作ったなぁ  -- 名無しさん  (2018-03-12 18:16:34)
- 武ちゃんの妄想に出てきたどこぞの黄金の電気騎士みたいな武御雷好き  -- 名無しさん  (2023-08-21 15:13:36)
- 色でスペック分けられてるの好き  -- 名無しさん  (2024-01-15 22:05:27)
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