&font(#6495ED){登録日}:2012/11/17(土) 16:09:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(#ff0000){「皆さんご覧になって? } &font(#ff0000){あれが私たちが卒業したら乗ることになる、82式戦術歩行戦闘機」} &font(#ff0000){「瑞鶴よ」} } 瑞鶴とは、[[age]]の『[[マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス]]』に登場する[[戦術機]]。 #openclose(show=▽目次){ #contents() } *【概要】 制式名称:82式戦術歩行戦闘機 [[F-4]]J改 通 称:瑞鶴(ずいかく) 主要兵装 ・74式近接戦用長刀 ・65式近接戦用短刀 ・87式[[突撃砲]] ・92式多目的追加装甲 戦術歩行戦闘機『[[F-4]] ファントム』のライセンス生産機『77式戦術歩行戦闘機 [[F-4]]J 撃震』を設計ベースとし、[[帝国斯衛軍]]向けに再設計した機体。 系統的には[[MiG-21 バラライカ>MiG-21 バラライカ(戦術機)]]と同じ[[F-4]]の改造機。 よく見たらフォルムが似てるだけで太腿と跳躍ユニットくらいしか原型機との共通点は無い。 撃震よりも国産パーツの割合が高く、ヨーロッパ戦線の戦況情報の分析により機動性を重視した第二世代機に近いコンセプトで開発が行われ、アビオニクスの国産化・各部モジュールの再設計・軽量化等が施され空力制御も本格的に導入されたため運動性能・機動性は20%ほど向上している。だが、整備性や稼働時間、操作性がやや悪化している。 また独自のレーザー警戒装置搭載により[[光線級>BETA(マブラヴ)]]レーザー初期照射感知能力が向上している。帝国陸軍の[[F-4]]Jと同じく、近代化改修が200回近く施されており、性能の向上が行われ続けている。 また、この瑞鶴で培われた技術と[[F-15]]の設計を組み合わせて発展させた機体が[[不知火(戦術機)]]であり、日本帝国製[[戦術機]]の元祖である。 アニメ版TE第1~2話、ゲーム版TE「帝都燃ゆ」では[[篁唯依]]ら短期練成しか施されていない学徒兵の機体として後方であった嵐山補給基地に配備されていたが、戦線崩壊に伴い参戦、経験や練成が全く足りてない上に初陣の精神負荷を薬物で麻痺させた判断能力の低下などが重なり、性能を全く活かせず次々に撃墜され全滅した。 また朝鮮半島では綾峰中将の独断行動によって危機に陥った国連軍を救助するために瑞鶴1個中隊が決死の足止めを行い全滅。 さらに京都撤退戦では斯衛軍第16大隊が斑鳩崇嗣の指揮の下殿を務め、30機近くが未帰還となりつつも任務を全うした。 野に朽ちて果てようとも留めおかまし大和魂、受け継がれ未来を紡ぐそれが瑞鶴という機体である。 *【開発経緯】 79年から開発が始まった瑞鶴だったが、その際に光菱/河崎/富嶽の開発陣と帝国城内省間で一悶着があった。 城内省(城)「斯衛軍に配備する[[戦術機]]欲しいお!! もちろん100%国産[[専用機]]だお!!」 メーカー(開)「えっ…撃震始めたばかりなのに…んなノウハウないし、工場作れないよ…作業員も今育成中だから、人手も、技術も、資産も足りないから無理。」 城「いいから作れ!! これは命令!!」 開「無理を技術と情熱で押し通すのが我らの誇りだが、本当に無理なことは無理なので無理だ。」 城「[[F-4]]をそのまま使うのは沽券に関わる。[[専用機]]は必須だ。」 開「じゃあ、米に行ってる連中帰ってきてから[[F-4]]をたたき台にした改造機ならどうよ?」 城「じゃあ撃震ベースでもいいや…でも絶対、撃震より高性能にしろよ? いいな、絶対だぞ!」 こんな感じで無理難題を押し付けられたが、ヨーロッパ方面へ[[F-4]](輸出)が回され後回しにされた日本への補填として軍民200人余りが渡米、アメリカにて[[戦術機]]の製造・開発のノウハウを学び帰国したことで何とか開発は進み[[試作機]]もトライアルで良好な結果を残し、82年に制式化されて引き渡された。 *【バリエーション】 後に運用する[[武御雷>武御雷(戦術機)]]と同様、6色に色分けされている。 武御雷と違い、頭部自体は全て同じである(バイザーの形状だけが若干異なる)。 ***【Type-82R】 紫は将軍家、青は五摂家の機体。 青色は1998年の京都防衛戦終盤の撤退戦にて、第16斯衛大隊指揮官の斑鳩崇継が搭乗し戦った。 ***【Type-82F】 赤は五摂家に近しい有力武家、山吹は譜代武家向け。 赤は京都防衛戦時に[[月詠真那]]や真耶が搭乗。 山吹は同じく京都防衛戦時に[[篁唯依]]が搭乗した。 ***【Type-82A・Type-82C】 白いA型は一般武家向け、黒い機体は武家以外の衛士に与えられる機体。 *【活躍】 雑誌連載にて若き日の巌谷中佐が開発衛士として関り、米軍との模擬戦で米軍の最新鋭機[[F-15]]を破ったことで知られている。 京都防衛戦ではまだ武御雷が試験段階であったため斯衛軍の主力として活躍しており、オルタ本編では登場しないものの、武御雷は配備が始まって間もなく量産性が低いためまだまだ数多くの瑞鶴が運用されているとされる。 (アニメ版では、クーデターの最中、帝都城の警備にあたっていた) *【立体化】 ボークスから限定品として青と赤、一般で黒の物がA3で発売され、ガレージキットで山吹の瑞鶴が発売された。 ただ青と赤は[[突撃砲]]を装備したガンマウントが付属せず、武御雷の物を流用しても色が微妙に異なるという残念な点がある。 *【余談】 本機には巌谷中佐以外にも親友であった[[篁唯依]]の父親も携わっているが、篁家は古来より武器の開発に長けた家系で[[戦術機]]開発の黎明期から携わっていたため莫大な富を得ておりそれによる言われなき風評被害を受けている。 唯依の母親は元々格下である篁家に嫁いだことでやっかみを受けていたことで体を壊し、唯依を生んで以降子供が出来なくなっている。 唯依は初陣では乗機を撃破され生き延びるも同期は全滅、父親も明星作戦にて戦死していると篁家の人間にとっては想い入れこそあれあまりいい思い出がない機体でもある。 なお、[[戦術機]]に長刀を持たせる、空力制御を機体制御に導入させるといった発想は篁唯裕の発案。 #center(){ &font(#ff0000){「閣下、頃合いに御座います。お下知を」} &font(#0000ff){「皆の者、これが瑞鶴の項目ぞ!」} &font(#0000ff){「殿を務める我らの追記修正ぶり、この千年の都に刻み込んでゆけ!」} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 新型機のイーグルを相手に勝利、純国産機への道を開いた素晴らしい機体 -- 名無しさん (2014-08-03 21:59:28) - 確か最近派生機として翔鶴って出てきたよね -- 名無しさん (2023-07-24 23:24:14) #comment #areaedit(end) }