エマージー・マクスフェル(スクライド)

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エマージー・マクスフェル(スクライド) - (2024/01/18 (木) 20:23:10) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2010/04/18(日) 22:01:55
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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([[次回予告]]のあの声と[[BGM]]で再生して下さい。)

#center(){
&bold(){窮地!}
&bold(){追い詰められた者は、生き延びたいと強く願う!}
&bold(){生を渇望する!}
&bold(){崖っぷちに追い込まれた「エマージー・マクスフェル」も大声で泣き叫ぶ!}
&bold(){そして天からの来訪者は、神か?悪魔か?スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}か?}}




&bold(){『助けてぇ!ボクの!スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー!!!』}


声:[[千葉一伸]]

ホーリーのA級隊員。[[マーティン・ジグマール>マーティン・ジグマール(スクライド)]]の懐刀。
通称「崖っぷちのマクスフェル」
元はインナー出身で、アルター使い故に迫害を受け、&font(#ffdc00){ピンチ}になった経歴を持つ。

玩具好きで、インナーの子供たちに[[ロボット]]物の玩具をプレゼントしていた。
 
ホーリーの制服の下に[[仮面ライダー]]のような特殊スーツと赤いマフラーを装備しており、[[カズマ>カズマ(スクライド)]]のシェルブリットの猛攻を耐える事が出来る。


戦闘中以外にも挑戦的な振る舞いが多いが、これは自らを&font(#ffdc00){ピンチ}にするための演出と称しており、&font(#ffdc00){ピンチ}に追い詰められるとアルターが発動する。


作中ではシェルブリットの新たな力を獲得したカズマの前に登場。
挑発的な発言の数々に加え、子供に配布した玩具に&bold(){遠隔操作爆弾}を仕込むなどでカズマを怒らせ、戦闘となる。

……が、上記の通りそれは「&font(#ffdc00){ピンチ}にならないと発動しない」自分のアルターを発動するための策略。
心身共に(ワザと)追い詰められた事で「スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー」を出現させ、一転してカズマを追い詰める。

しかし、その「自分のアルターなのに『自分が&font(#ffdc00){ピンチ}の時に守ってくれる存在』=『自分自身の力と見ていない』」様を「&bold(){「縋り付いてるだけのバカ」}」と喝破され、向こう側の力に覚醒したカズマの一撃によってアルターを破壊される。

&bold(){&font(#ff0000){『お前のピンチもこれまでだぁ!!!』}}

そして、消えなかったラストチャンスソードが自身の近くに突き刺さって周囲が崩壊し、海に落下。
幸いホーリーによって救出されたが、敗北によって精神が崩壊。玩具で遊ぶ子供の如く幼児退行してしまうという哀れな末路を迎える。 

彼の末路に[[劉鳳>劉鳳(スクライド)]]や瓜核が心を傷める様子があったので、素の性格はそれほど悪い奴ではなかったのかもしれない。
打算があったとはいえ物資が貧窮でロクに玩具もない、インナーの子供達にロボットの玩具を配って周り、一緒に遊んであげるくらい、いい奴。


自らのアルターを発動させるために常に攻撃されるためドラマCDでは真性の[[マゾ>マゾヒズム]]と言われた。
また、肉体にダメージを受けなくても精神的に&font(#ffdc00){ピンチ}になればアルターの発動は可能である。
ちなみに瓜核曰く「緊張が絶頂に達する前に気絶させる事」が攻略法らしい。
また(作中では深く言及されていないが)精神が高揚すると[[クーガー>ストレイト・クーガー]]よろしく結構な早口となる。



◆アルター能力:「&bold(){スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}}」

エマージーが&font(#ffdc00){ピンチ}に陥ると、腕時計がブレスレット「Pコマンダー」に変化。これに命令を叫ぶことで、勇者シリーズに登場するようなロボット「スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー」を操ることが出来る。
また、ブレスレットからエマージー本人の周囲に&font(#ffdc00){ピンチ}ガードというバリアを発生させることも出来る。
逆に言えば、エマージー自身に&font(#ffdc00){ピンチ}が訪れないと能力が&bold(){一切発動できない。}

条件を満たさなければ効果を持たないアルター使いはいるが、条件を満たさないと生成すらできないアルター使いは珍しい。
作中では瓜核のスイカくらいである。

世界観間違えてるようなふざけた能力だが、&bold(){&font(#ffdc00){ピンチ}になればなる程強くなる}という特性故に、実際の戦闘力はかなり高い。

この極端すぎる発動条件は、彼が幼少の頃&font(#ffdc00){ピンチ}に陥った際にスーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャーを生成した事で「自分の&font(#ffdc00){ピンチ}にはロボットが助けに来てくれる」という感覚に未だに囚われているからだと思われる。

つまり、彼のアルターは自分の力として生成するものはなく、自分が&font(#ffdc00){ピンチ}の時に助けてくれるものでしかない。
 
攻防共に非常に強力なアルターだが、この心の弱さがカズマとの戦いの敗因となった。


・[[アルター能力]]詳細
『&bold(){スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー}』
自立稼働型。エマージーの&font(#ffdc00){ピンチ}に天より駆けつける。
[[勇者シリーズ]]に登場するような巨大ロボットをブレスレット「Pコマンダー」と同時に生成する。
無駄に格好いい。&bold(){無駄に。}

エマージーが幼い頃に拾ったロボットの玩具が由来。
そもそもかなりの巨体な上、パワードライフルなど武器を使いこなすため、破壊力はかなり高い。


『&bold(){グレート・&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー}』
前述のスーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャーに、エマージーの「超&font(#ffdc00){ピンチ}合体」のかけ声と共に、新たに召還された鳥型ロボット、「&font(#ffdc00){ピンチ}バード」が合体することで生まれる超巨大ロボット。
ただでさえ大きかったスーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャーが胸部に収まってしまうほどの大きさ。
パワーや逞しさもスーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャーを大きく上回る。
やっぱり無駄に格好いい。
 
胸部の横と額に存在する砲口からの一斉射撃「デンジャーハザード」
&font(#ffdc00){ピンチ}バードの羽が変形することにより、装備された「ラストチャンスソード」による「逆転閃光カット」を必殺技とする。
 
劇中ではカズマのシェルブリットバーストと同等の威力を持つ。



モチーフは大隆起が起きる前に本土で大人気だった[[ロボットアニメ]]。



漫画版ではさらに最終合体のファイナル&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャーが登場。
デザインのまさひろ山根氏の寄稿によるとグレート&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャーとスーパーチャンスが超トリプル&font(#ffdc00){ピンチ}合体したものらしい。
しかしカズマに&b(){しゃらくせぇ!!}と1コマかつワンパンで粉砕された。
 

◆余談
エマージーとスーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャーが登場した回は作画に超気合が入っており、合体に実体剣装備。巨大兵器と勇者シリーズを彷彿させる。
その上、超ノリノリの専用BGMもある。
あげくの果てに、[[必殺技]]「逆転閃光カット」は[[勇者シリーズ]]伝統の構え(青空バックに実体剣を構え日光で刃を光らす。片足を振り上げ剣を背中まで振りかぶる必殺技)と、いい意味でサンライズの本気がうかがえる。

とゆーか「スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー」を主役ロボとする勇者シリーズが作れそうなほどである。

また似た様な特徴(外観、シチュ含めて)を持つメカとして
勇者の魂=[[ガン×ソード>ガン×ソード GUN SWORD]]の[[エルドラⅤ>エルドラチーム(ガン×ソード)]]や
東洋の神秘=[[ビッグ・オー>THEビッグオー]]の[[ベック・ザ・グレートRX3]]が存在する。
前者はスクライドと同じスタッフによるセルフパロも兼ねており、遊び心と熱さが感じられる演出にもなっている。


スーパーピンチクラッシャーのバトルBGMは著作のないもので、サンライズでは時折使用されている。


主な発言
「謹んで、謝罪の意を表明する」

「怒りを信念に昇華させた素晴らしい攻撃です…。となると、私も対応を決めないとね…」

「私の名はエマージー・マクスフェル。またの名を、『崖っぷちのマクスフェル』。どんな&font(#ffdc00){ピンチ}も乗り越える男です」

「良識ある戦いの基本は専守防衛です…」

「…はっ! 驚きましたかぁ!? 今のあなたの顔は後世に残したいほど傑作でしたよぉ!?」

「ピンチだ……デンジャラスだ……僕が&font(#ffdc00){ピンチ}だぁあっ!? 助けてぇえええぇっ!!
ボクの! スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー!!!」

「ああっ! 来てくれた!
僕の&font(#ffdc00){ピンチ}に来てくれた! 呼べば必ずやって来る。無敵のヒーローが!」

「そんな……無敵の、ヒーロー。僕のヒーローが………
誰か…誰か! 僕のヒーローをぉ!!」


追記・修正してぇえええぇっ!!
ボクの! スーパー&font(#ffdc00){ピンチ}クラッシャー!!!


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- 顔付きはマイトカイザーに似てるような気がする。  -- 名無しさん  (2013-08-27 10:03:04)
- ピンチで発動というと某バイツァ・ダストを思い出すw  -- 名無しさん  (2013-08-27 10:06:02)
- 銀魂の「カイエーン」のほうがカッコイイと思ったのは自分だけか?  -- 名無しさん  (2013-08-27 21:55:19)
- 劉鳳のアルターが傷を負えば劉鳳自身が傷付く。しかしエマージーはアルターを完全に打倒されるまで一切のダメージフィードバックを受けなかった。完全にアルターを「他者」と認識しているせいかもしれない。  -- 名無しさん  (2013-09-20 22:29:23)
- ↑2アンタだけだよ、たぶん  -- 名無しさん  (2013-10-30 02:49:28)
- 実はグレート合体ではなく普通の合体なんだよな。  -- 名無しさん  (2014-03-28 00:55:30)
- 漫画版でさらに上位ノが出てたっけw設定にもあるらしいw  -- 名無しさん  (2014-03-28 08:25:11)
- 人機一体に至らぬ勇者ロボなど笑止千万、傷ついても共に立ち向かうからこそ浪漫なのだ。  -- 名無しさん  (2014-06-01 21:18:54)
- 発狂してしまえばピンチも怖くなくなる・・・・。  -- 名無しさん  (2014-06-01 21:26:48)
- 打算有りとはいえ、子供にオモチャ配ったり一緒に遊んでるとこ見た感じ悪党にも悪人にも見えない。  -- 名無しさん  (2014-06-01 21:35:53)
- 瓜実も同情していたな。  -- 名無しさん  (2014-06-01 21:44:35)
- 腐ってたりする奴の多いホーリーじゃかなり良い奴だと思う。  -- 名無しさん  (2014-06-02 00:21:29)
- ロボットオタクにとってはある意味夢のような能力の持ち主。劇中では悪役だったが割と親しみを感じるキャラではあった。  -- ロボットオタクにとってはある意味夢のような能力の持ち主。劇中では悪役だったが割と親しみを感じるキャラではあった。  (2014-08-16 13:30:18)
- この回は主人公より敵応援したくなったわ  -- 名無し  (2016-07-02 13:01:08)
- 谷口悟朗のエンタメ無法地帯によると命令だけして自分は戦わない 具体的に言うとサトシのピカチュウへのアンチテーゼとして作り上げたが電気ネズミをそのまんま出す訳にはいかんからこういう形にしたとか  -- 名無しさん  (2017-07-30 13:13:14)
- ↑1 そもそも、バトルの仕組み自体が違うからな。  -- 名無しさん  (2017-09-13 00:04:25)
- 半天狗の血鬼術と同じ能力じゃないかw  -- 名無しさん  (2018-09-23 15:15:20)
- こいつが登場する回はストーリー的には特に無くても良いような回の話なのにすごく印象深くて好きだった  -- 名無しさん  (2019-07-05 04:53:28)
- ピンチの色が見え難いわ  -- 名無しさん  (2019-07-20 07:42:30)
- 鬼滅の半天狗見てた時まっさきにコイツ思い出したわ  -- 名無しさん  (2019-09-24 17:30:48)
- 自分で戦わないとか言われたら装着型以外みんなそうだしなあ。むしろ発動条件のせいでかなり体張ってるような…。まあエマージーの場合は精神的な意味だろうけど  -- 名無しさん  (2019-11-14 01:08:51)
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