「火想者ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, the Firemind(MtG)」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
&font(#6495ED){登録日}:2012/06/14 Thu 21:14:18
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます
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#center(){
&font(20,b){“&font(#0000ff){(Z->)90°}-&font(#ff0000){(E-N^2W)90°t} = 1”}
}
&font(b){《&font(#0000ff){火想者ニヴ=ミゼット}/&font(#ff0000){Niv-Mizzet, the Firemind}》}とは、&font(#0000ff){TCG、マジック:ザ・ギャザリング}に登場するキャラクター、およびカードである。
#openclose(show=■目次){#contents()}
**性能
#blockquote{&bold(){&font(#ff0000){Niv-Mizzet, the Firemind}/&font(#0000ff){火想者ニヴ=ミゼット}} &bold(){(2)}&font(#0000ff){&bold(){(青)(青)}}&font(#ff0000){&bold(){(赤)(赤)}}
伝説のクリーチャー - ドラゴン・ウィザード
&font(#0000ff){飛行}
&font(#ff0000){あなたがカードを引くたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火想者ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。}
&font(#0000ff){(T):カードを1枚引く。}
&font(#ff0000){4/4}}
**&font(#0000ff){キャラクターとして}
ラヴニカ次元の[[ギルド>ギルド(MtG)]]の一つ、イゼット団の創始者にしてリーダーである、&font(#ff0000){ドラゴン}の&font(#0000ff){魔法科学者}。&font(#ff0000){ラヴニカ世界で}最も&font(#0000ff){高い知性}を持つ。
この&font(#ff0000){最も高い知性}とは、&font(#0000ff){「ミゼット様が100点で二位が99点」}とかいう感じではなく、&font(#ff0000){「ミゼット様が100点で二位以下は全員1点」}という感じで、&font(#0000ff){他の追随を許さない、凄まじい頭脳を持っている}ということだ。
その頭脳を生かし、&font(#ff0000){ラヴニカ世界の科学技術発展に貢献しており}、彼が率いるイゼット団は&font(#0000ff){ラヴニカ世界の水道など、生活ラインを統括}している。
しかしそこはミゼット様、&font(#ff0000){ただ賢いだけでは終わらない。}
そう、天才的頭脳のミゼット様は&font(#0000ff){稀代のマッドサイエンティストでもある}のだ。
ミゼット様は&font(#ff0000){約1万年前}、&font(#0000ff){なんだか面白そうだった}のでギルドパクトに署名。イゼット団を作り上げた。
それは、&font(#ff0000){ミゼット様が天才すぎる}故に、&font(#0000ff){ラヴニカのありとあらゆることを知りすぎてしまい}、&font(#ff0000){暇になったので、科学者ギルドを作って「暇つぶし」をしよう}、と思い立ったからだ。
なので、イゼット団の&font(#0000ff){真の存在目的}は、&font(#ff0000){科学技術の発展でもラヴニカ住人の生活ライン管理でもなく}、&font(#0000ff){天才ドラゴンの暇つぶしに付き合うこと}、である。
そしてミゼット様は天才的頭脳を持つが、&font(#ff0000){ドラゴン故か非常に気紛れで攻撃性の強い}お方。
ギルド魔導士「ミゼット様!新発見です!」
ミゼット様「つまらん。死ね。」
#center(){焼死体☆完成}
ということが頻発するのだ。
性格は先にも少し触れた通り、&font(#0000ff){非常に気紛れ、目立ちたがり屋、自分大好き}で、&font(#ff0000){天才≒変態の定めなのか、思考回路は大概なことになっている。}
&font(#0000ff){気紛れなので、人工精霊シリーズの名前に規則性は無い。}
&font(#ff0000){目立ちたがり屋なので、ギルドの名前も発明品の名前も自宅の名前も、自分の名前の文字り。}
&font(#0000ff){自分大好きなので、自宅の内壁は鏡張り。}
&font(#ff0000){ついでに絶賛隠居生活中。}
&font(#0000ff){おまけにラヴニカ住人のライフライン管理という仕事は全部部下に任せっきり。}
まさかのヒキニートである。
というか&font(#ff0000){二千年近く公衆の前に姿を表しておらず}、おとぎ話のヒーローだったり破壊神だったりになっていたりするらしい。
ストーリーでは、&font(#0000ff){第一部の主人公をヌッ殺したり、ギルドを襲う大怪物・ネフィリムの4体中2体を瞬殺したり。}
ネフィリム戦で負傷して&font(#ff0000){言い訳しながら逃走し、現在も元気にヒキニート中。}
**&font(#ff0000){カードとして}
&font(#ff0000){6マナ}で&font(#0000ff){青}&font(#ff0000){赤}の伝説クリーチャー。
&font(#0000ff){伝説なのにサイズが微妙で除去耐性も無し}だが、&font(#ff0000){ドラゴンらしく飛行持ち。}
何より、&font(#0000ff){ドロー能力と、ドローに誘発する火力能力が非常に強力。}
毎ターンのドローと能力によるドローで、&font(#ff0000){突っ立ってるだけで、タフネス2以下のクリーチャーは壊滅する。}
無論、&font(#0000ff){ドロー呪文もトンでもないことになり}、&font(#ff0000){引いたカード1枚毎に1点ダメージが飛ぶ。}
また、&font(#0000ff){《好奇心》《知恵の蛇の眼》《二人組の見張り番》}といったカードで、&font(#ff0000){ミゼット様に「このクリーチャーが対戦相手にダメージを与えるたび、カードを1枚引く」能力を与える}と…
1.ミゼット様のタップ能力でドローし、火力能力誘発で相手にダメージ。
2.ダメージを与えたのでドローし、火力能力誘発で相手にダメージ。
3.ダメージを与えry
&font(#0000ff){ライブラリーが空になるまで}&font(#ff0000){火を噴き続ける。}
また、[[MoMa>MoMa(MtG)]]&font(#0000ff){こと「精神力」でも似たようなこと}ができ…
1.ミゼット様のタップ能力でドローし、火力能力誘発で相手にダメージ。
2.ドローしたカードを捨てて精神力起動、ミゼット様をアンタップ。
3.あれ、1と同じことができるぞ?
捨てるカードに[[エムラクール>エムラクール]]、[[ウラモグ>無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre]]、コジレックを使えば、&font(#ff0000){ライブラリーも修復して正に無限ダメージ。}
このように、&font(#0000ff){ボードコントロール力にもコンボ性にも優れている}ため、&font(#ff0000){カウンターバーンや[[ドラゴンストーム>ドラゴンストーム(MtG)]]で使われた。}
現在の活躍はもっぱら統率者。
というか、&font(#0000ff){ただでさえルール上優遇されている統率者が、瞬殺無限コンボ(統率者含め必要パーツ実質2枚)のパーツ}という次点でもはや異常。
&font(#ff0000){そしてこの色の組み合わせには多数の瞬殺コンボが存在し、さらにサーチやドローが得意な色なため非常に凶悪。}
ドラゴンな上に元々キャラクター的人気があり、当時のスタンダードで活躍し、さらに統率者として強力なため、&font(#0000ff){10のギルドマスターサイクル中、最高値。}次点は&font(#808080){白黒}。
&font(#ff0000){レガシーやモダンといった下の環境で見ないにもかかわらず、千円以上するだろう。}
**その後の御姿
#blockquote{&bold(){&font(#ff0000){竜英傑、ニヴ=ミゼット}/&font(#0000ff){Niv-Mizzet, Dracogenius}} &bold(){(2)}&font(#0000ff){&bold(){(青)(青)}}&font(#ff0000){&bold(){(赤)(赤)}}
伝説のクリーチャー - ドラゴン・ウィザード
&font(#0000ff){飛行}
&font(#ff0000){竜英傑、ニヴ=ミゼットがプレイヤー1人にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。}
&font(#0000ff){(青)(赤):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。竜英傑、ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。}
&font(#ff0000){4/4}}
『ラヴニカへの回帰』で登場したミゼット様。詳しくは[[個別項目>竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius(MtG)]]で。
#blockquote{&bold(){&font(#ff0000){パルン、ニヴ=ミゼット}/&font(#0000ff){Niv-Mizzet, Parun}} &font(b,#0000ff){(青)(青)(青)}&font(b,#ff0000){(赤)(赤)(赤)}
伝説のクリーチャー - ドラゴン・ウィザード
&font(#0000ff){この呪文は打ち消されない。}
&font(#ff0000){飛行}
&font(#0000ff){あなたがカードを1枚引くたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。パルン、ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。}
&font(#ff0000){プレイヤーがインスタントかソーサリーである呪文を唱えるたび、あなたはカードを1枚引く。}
&font(#0000ff){5/5}}
『ラヴニカのギルド』で三度登場したミゼット様。
&font(#ff0000){能力は火想者の正統パワーアップ版といった趣であり、}&font(#0000ff){《好奇心》とのコンボも引き続き可能。}
&font(#ff0000){インスタントやソーサリーによるドローは相手が唱えたものも対象のため、}&font(#0000ff){相手からすればドローされた上に打ち消されるかもしれない……と非常に嫌らしい能力。}ただし《払拭の光》のような他カードタイプに注意。
#blockquote{&font(b){ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn &font(#a0a090){(白)}&font(#0000ff){(青)}&font(#800080){(黒)}&font(#ff0000){(赤)}&font(#008000){(緑)}}
伝説のクリーチャー — ドラゴン・アバター
飛行
ニヴ=ミゼット再誕が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚公開する。その中から、色2色の組1組につき、ちょうどその2色であるカード1枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
6/6
}
『灯争大戦』で、一度はボーラスに倒されたものの、ギルドの力を結集することでギルドパクトとして再誕した姿。&font(l){前任のジェイスはクビになりました}
ギルドパクトとなったことで今までのイゼット的な能力は失い、2色のカードを参照する手札補充を得た。
組み合わせを増やすことで一度に5枚以上の手札補充も狙えるが、その分多色土地を増やすことによるリスクは付きまとう。
とはいえ6/6飛行という高水準のサイズに手札補充が付いてくるのは魅力的であり、5色のマナを支払うとこれを踏み倒せる《白日の下に》と組み合わせた【白日ニヴ】がパイオニアで結果を残している。
#blockquote{&font(b){至高の者、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Supreme &font(#a0a090){(白)}&font(#0000ff){(青)}&font(#800080){(黒)}&font(#ff0000){(赤)}&font(#008000){(緑)}}
伝説のクリーチャー — ドラゴン・アバター
飛行、単色からの呪禁
あなたの墓地にありちょうど2色でありインスタントやソーサリーであるすべてのカードは再活を持つ。(あなたは、あなたの墓地にあるそのカードを、他のコストの支払いに加えてカード1枚を捨てることで唱えてもよい。その後、それを追放する。)
5/5
}
『機械兵団の進軍:決戦の後に』で再登場した5枚目のニヴ=ミゼット。
能力はニヴ=ミゼット再誕を踏襲した2色カードサポートだが、今回はイゼットのメカニズムである「再活」を与えることで、墓地の2色スペルを再利用する。
単色からの呪禁を持つため場持ちはいいが、再誕に比べ十分なお膳立てが必要になるため長期戦の方が能力を活かせるだろう。
#blockquote{&font(b){ギルドパクト、ニヴ=ミゼット / Niv-Mizzet, Guildpact &font(#a0a090){(白)}&font(#0000ff){(青)}&font(#800080){(黒)}&font(#ff0000){(赤)}&font(#008000){(緑)}}
伝説のクリーチャー — ドラゴン・アバター
飛行、多色からの呪禁
ギルドパクト、ニヴ=ミゼットがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、1つを対象とし、プレイヤー1人を対象とする。これはその前者にX点のダメージを与え、その後者はカードX枚を引き、あなたはX点のライフを得る。Xは、あなたがコントロールしていてちょうど2色であるパーマネントの中の色2色の組の種類数に等しい。
6/6
}
『カルロフ邸殺人事件』で登場したニヴ=ミゼットで、再建中のギルドパクト庁舎に鎮座している。
今回の事件には関わっていないようだが、何らかの計画のために領界路の調査を行っている模様。
性能はインスタント&ソーサリー⇔パーマネント、単色からの呪禁⇔多色からの呪禁と、至高の者と対になるデザイン。
多色からの呪禁は単色に比べると耐性としては少々心許ないが、その分サイズは再誕と同じになっている。
肝要となる能力は戦闘ダメージを与えた時に火力とドローと回復を行うというもので、2色の組の種類数を参照するためかなり手間がかかる。2~3種類もあれば効果としては十分だが、攻撃を通すためにも除去ができる多色パーマネントを用意したい。
#blockquote{&bold(){&font(#ff0000){先見者、ニヴ=ミゼット}/&font(#0000ff){Niv-Mizzet, Visionary}} &bold(){(4)}&font(b,#0000ff){(青)}&font(b,#ff0000){(赤)}
伝説のクリーチャー - ドラゴン・ウィザード
&font(#0000ff){飛行}
&font(#ff0000){あなたの手札の上限はなくなる。}
&font(#0000ff){あなたがコントロールしている発生源1つが対戦相手1人に戦闘ダメージでないダメージを与えるたび、あなたはその点数に等しい枚数のカードを引く。}
&font(#ff0000){5/5}}
『ファウンデーションズ』では久々に青赤として登場。
能力はダメージをトリガーとしてドローする竜英傑寄りのもので、戦闘ダメージに対応しない代わりに発生源を問わなくなった。
火想者やパルンと並べばライブラリー枚数分のドローとダメージが成立するが、自身は効果ダメージを与える能力を持たないため他のカードとの連携が必須になっている。単純な火力でドローが付いてくるだけでも強力ではあるが、そこまでたどり着くまでが課題となる。
面白い追記・修正をしないと、ミゼット様に焼き殺されます。
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}
#include(テンプレ3)
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- ドラゴンで魔導士で天才でナルシストで策略家 -- 名無しさん (2014-03-02 14:51:19)
- 基本的に気難しくて面倒くさいけど、暗黙の迷路に眠るギルドパクトの魔法については、「出来るなら意のままとなるイゼット団が手にしたいが、十のギルド全てを分け隔てなく理解し接することのできるギルドの調停者に相応しい人物(=ジェイス)が無事手にすることができたのならそれでよし」とするくらいにはラヴニカを愛している方 -- 名無しさん (2014-10-19 15:31:58)
- ボーラス様と比べれば多次元に迷惑かけないだけマシじゃないかな…けど御両者共良い歳(二万、一万五千)こいて厨二なのは共t(ジュッ! -- 名無しさん (2015-08-11 19:06:42)
- フレーバーテキストの話題はないのか…(Z–>)90º – (E–N²W)90ºt = 1 -- 名無しさん (2015-10-10 03:46:45)
- 「『賢明で長寿なドラゴン』と龍王オジュタイと共にナーセットの才覚に興味を示したり、反目し合うラルとテイガム」とか見てなんか気になった -- 名無しさん (2015-10-25 16:16:02)
- 次のラヴニカでイゼット様どうなっちゃうんだろ、ボーラス様とかいうエルダーで多次元宇宙を渡り歩くことができるドラゴンとか悔しさで憤死不可避では -- 名無しさん (2018-06-15 08:59:56)
- 龍は生まれた時から名前を二つ持っているって設定がクロミウムから語られたから、パラディア=モルスと命名法則が同じな火想者もエルダードラゴンになるかもしれない。仮にそうだったらニコル・ウギンと兄弟かもしれない。 -- 名無しさん (2018-07-02 13:30:08)
- ↑2ウギンとその親友のサルカンさんがあらかじめ手を打ってくれたそうだ。”火想者の器”という復活アイテムを手配したのはサルカン -- 名無しさん (2019-05-23 17:35:46)
- なんかメカ=ミゼット様にバージョンアップしたらしい -- 名無しさん (2021-03-14 21:53:43)
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