E・HERO ジ・アース(遊戯王OCG)

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E・HERO ジ・アース(遊戯王OCG) - (2025/09/07 (日) 15:59:40) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2009/06/11(木) 18:38:33
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&font(#800080){E・HERO ジ・アース}
#blockquote(){星8/[[地属性>地属性(遊戯王OCG)]]/[[戦士族>戦士族(遊戯王OCG)]]/ATK2500/DEF2000
融合・効果
「E・HERO オーシャン」+「E・HERO フォレストマン」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカード以外の自分フィールドの表側表示の「E・HERO」モンスター1体をリリースして発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、リリースしたモンスターの攻撃力分アップする。}

[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]のカードの一つで、E・HERO(エレメンタル・ヒーロー)の名を冠した融合モンスター。

素材となるモンスターのフォレストマンは森林(大地)、オーシャンは海を表し、それらが交わり一つになる事でジ・アース(地球)が現れる。
何とも洒落た事である。

……ただし、全く同じ素材からもっと便利な連中を色々と出せてしまう。詳しくは後述。


**漫画版GX
漫画版GXにおける十代の切り札に位置する。
能力値などから鑑みるに、アニメにおける《[[E・HERO ネオス]]》に相当すると思われる。
妖怪使いの三沢戦では何度も呼び出そうとするものの、その度に妨害されていた。

主な攻撃方法は打撃とビーム、効果を発動すると全身が赤くなりビームサーベルを取り出す。

《The big SATURN》と同じく、世界に一枚ずつしか存在しない[[プラネットシリーズ>プラネットシリーズ(遊戯王)]]の一枚。
響紅葉プロが世界一になった時に贈られたカード。
その後、響紅葉プロが引退の際に十代に託した。


世界に一枚しか無いはずなのに、単行本3巻の巻末オマケで公開された十代のデッキには2枚入っているのが確認出来る。
恐らく平行世界から来たのだろう。


**OCG版
[[E・HERO]]を生け贄にする事で、その攻撃力を丸々吸収する起動効果を持つ。
フィールド上での攻撃力を参照するため、強化された[[E・HERO]]をコストにすればさらに大幅に攻撃力をアップ可能。
また、発動回数に上限は無いため、1ターンに何度でも効果を使える。

ただし、何体吸収しても与えるダメージは結果的に変わらず、ターンがすぎれば元に戻ってしまう。
《魔法の筒》《ディメンション・ウォール》《[[炸裂装甲>炸裂装甲(遊戯王OCG)]]》などの攻撃反応型罠を受けると悲惨極まりない。
原作でもこの通りのことをされ「効果を使わずに2体で攻撃するべきだった」と&font(#ff0000){十代が後悔する}場面すらある。
なので基本的に高攻撃力モンスターの突破のためぐらいにしか使い所のない効果なため、原作ですらろくに効果が使われない。


しかし、そうなると同じ融合素材から出せる《[[E・HERO ガイア>E・HERO(属性融合)]]》《V・HERO アドレイション》、そして《[[E・HERO アブソルートZero>E・HERO(属性融合)]]》が壁となる。

&font(#994c00){《E・HERO ガイア》}は相手の攻撃力を半減し、その分自身の攻撃力をアップする効果を持つ。
こちらと違ってノーコストな上に、数値上は相手の攻撃力を確実に上回ることが出来る。
戦闘破壊が目的なら《E・HERO ジ・アース》の上位互換と言っていい。

&font(#800080){《V・HERO アドレイション》}は場のHEROの攻撃力分、相手の攻撃力を下げることが出来る。
アースとは逆に弱体化させる効果だが、「HERO」なら[[D-HERO]]でもE-HEROでも[[M・HERO]]でもOK。リリースする必要も無い。
融合素材の指定も緩く、果ては素の攻撃力でも上回る。ついでに蘇生や帰還も可能と来ている。
《E・HERO ジ・アース》が明確に勝る点は《ミラクル・フュージョン》で出せるぐらいじゃなかろうか。
しかし、それすら上記の《E・HERO ガイア》や以下の最大の壁が……


そしてコイツにとっては最大の壁である&font(#008cff){《E・HERO アブソルートZero》}。
攻撃力は同じ2500、「HERO+水属性」という素材の縛りの緩さ、ノーコストかつ条件の緩い攻撃力アップ。
そして、最大の武器である「フィールドを離れるだけで相手の場を全体除去」のインチキ効果。

語るまでもなくこいつのほうが圧倒的に便利である。

ただし、同時に《E・HERO ジ・アース》のコストに最適なモンスターでもある。
《E・HERO アブソルートZero》をリリースすると、全体除去を発動させつつ攻撃力を上げられるので、&font(#ff0000){攻撃力5000でダイレクト}を決められる。


総括すると、元々強いわけでもないのにさらに強力な[[ライバル]]が立ちふさがっている。
上記の連中に不可能でこのカードにしか出来ないこととなると、[[ハムドオベリスク>オベリスクの巨神兵]]等の耐性持ちを殴り倒せるぐらい。

《[[E・HERO プリズマー>E・HERO プリズマー(遊戯王OCG)]]》で素材を墓地に送る見せ役ぐらいにしか使われないのが実情。
エクシーズの台頭で、&font(#ff0000){それすら怪しくなってきた。}
現状素材名に《E・HERO オーシャン》と《E・HERO フォレストマン》が記されてるのはこのカードぐらいなので融合準備のようなカードが増えれば注目される…かもしれない。
だが、デュエルの高速化と強力なHEROの増加により素材2体も力不足と見なされることが増え、15枚のEXデッキの枠をこのカードに割く余裕はなくなりつつある…

そんなわけで色々影が薄いカードだが、最近になってこのカードに再び注目が。
2014年ブースターパックに再録したのだ。しかも&font(#ff0000,b){スーパーレア}で。いわゆるハズレア。
同じパックの[[社長>赤馬零児]]の地獄門やDTテーマの切り札狙いで箱買いする決闘者を絶望させまくっている。
しかしなんでLDSのパックに君たちが混じっているのでしょうか……。


そしてさらなる追い打ちが。


&font(red,b){E・HERO サンライザー}
#blockquote(){融合・効果モンスター
星7/光属性/戦士族/攻2500/守1200
&bold(){属性が異なる「HERO」モンスター×2}
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
&bold(){デッキから「ミラクル・フュージョン」1枚を手札に加える。}
(2):自分フィールドのモンスターの攻撃力は、自分フィールドのモンスターの属性の種類×200アップする。
(3):&bold(){このカード以外の自分の「HERO」モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。}
}

2019年のデュエリストパックで登場した日の出をモチーフとしたE・HERO。
例によって《E・HERO ジ・アース》と同じ素材で融合可能な素材指定で、他のHEROの攻撃時に除去効果が発動可能。
効果の発動に他のモンスターを要求する点は同じだが、
《E・HERO サンライザー》はリリースの必要もなく、《ミラクル・フュージョン》のサーチ効果によって自前で相方を用意できる。

《E・HERO フォレストマン》と《E・HERO オーシャン》で
《E・HERO サンライザー》を融合召喚→《ミラクル・フュージョン》で《E・HERO ジ・アース》を墓地融合、といった動きも可能だが、2種の効果は全くと言っていいほど噛み合わない。
並べるなら全体強化と噛み合うガイアのほうが優先だろう。

&s(){&small(){ジ・アース「まだ見えない自分の居場所を探して歩き続ける」}}



** 関連カード
- [[プラネットシリーズ(遊戯王)]]
《E・HERO ジ・アース》が属するカードシリーズ。
何故かこいつだけカード名がカタカナだが気にしてはいけない。


- [[E・HERO Core]]
《E・HERO ジ・アース》の進化系と言えるモンスター。
漫画では《E・HERO ジ・アース》を蘇生する効果を持っていたが、OCG化の際にサポート対象が増加。
効果的には《E・HERO ジ・アース》との関係もなくなってしまった。


-アース・グラビティ
相手のレベル4以下のモンスターに《E・HERO ジ・アース》への攻撃を強要する通常罠。
相手バトルフェイズにしか発動出来ないため、《立ちはだかる強敵》のほぼ下位互換。一応「相手がバトルフェイズ開始の宣言をして攻撃宣言をする前」に発動できるため[[古代の機械>アンティーク・ギア(遊戯王OCG)]]などの攻撃中のカード封印には強いが全力でだからどうしたと言うレベル。
メインフェイズが終わる頃には下級モンスターが残ってない事も多く、先に《E・HERO ジ・アース》より攻撃力の高いモンスターで倒される事もある上に、仮に相手の場に下級しかいなくても相手がバトルフェイズに入らなければ発動すら出来ない、とイマイチ使い所がない。
序でに言うと《E・HERO ジ・アース》の自己強化はエンドフェイズで終了するので超火力で迎え撃つと言う事も出来ず、肝心の《E・HERO ジ・アース》との相性も然程良くない。&s(){サポートカードとは}


-エレメントの加護
自分のE・HEROをエンドフェイズまで除外して魔法・罠カードの発動を無効にして破壊するカウンター罠。
《E・HERO ジ・アース》が自分の場にいる時に墓地から除外して手札・墓地・除外ゾーンからE・HEROを&b(){召喚条件を無視して}特殊召喚する効果もある。
前半の効果も強力だが、やはり《E・HERO ジ・アース》的に注目したいのは後半の墓地効果。特に特殊召喚に制約のかかっている事の多い融合E・HEROを蘇生・帰還出来るのは非常にありがたい。
《E・HERO ジ・アース》の名前が記されているので《E・HERO スピリット・オブ・ネオス》でサーチできるのも便利。
ネックになるのはモンスター効果に対応出来ない点と墓地効果を狙う際の《E・HERO ジ・アース》の用意。
お世辞にもスペックが高いとは言えない《E・HERO ジ・アース》を用意してまでやる事か?と言われると苦しい物がある。
それでも《E・HERO ジ・アース》的には&b(){ようやく見つけた自分の居場所}とも言えるカードと言えよう。


** 余談
タッグフォースで相方にこのカードを使わせると危険な場合もある。
[[CPU]]は攻撃できない状態だろうがむやみに効果を使用し自分の場のモンスターを犠牲に攻撃力をあげたがるので、
場合によっては五体いたモンスターが全てコイツに喰われ、場には《E・HERO ジ・アース》1体という事がある。
この状態で《魔法の筒》や、相手ターンで《地砕き》されると非常に悲しい気持ちになれる。
《[[D-HERO ダッシュガイ>D-HERO ダッシュガイ(遊戯王OCG)]]》も同じ問題を抱えていた。
TF3では改善され無暗に効果を使わないようになった。


余談だが、地球を背景に全身白で頭頂部や肩などが紫色の姿はどこと無く[[違うお方>フリーザ]]を彷彿とさせる。
しかし攻撃力は53万も無い。

だが、マテリアルゲートによる[[無限ループ]]を使えば53万の実現は可能。%%攻撃できないからカタパで射出くらいしか使い道ないがな!%%



追記・修正は場のモンスターをリリースしてからお願いします
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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- どこが最強HEROなんだろ?  -- 名無しさん  (2013-12-14 15:46:56)
- 味方ヒーローがどんなに強くても耐性があってもなすすべなく吸収されるから(笑) 実際、アブソルート・ZEROとのコンボはここぞという時に輝く。  -- 名無しさん  (2014-03-13 17:49:21)
- 効果コストという形で仲間の力を借りてパワーアップという意味では間違いなくヒーローなんだけど遊戯王だからな  -- 名無しさん  (2014-03-13 18:55:15)
- 地球をバックにしているその広大さと名前が好きだが名前負けしてる感がしないでもない  -- 名無しさん  (2014-05-11 00:26:05)
- まぁプラネットシリーズ、というか漫画版GX産は攻撃力増減ばかりでしかもその幅も微妙なのが多いからな。HEROというかアブソだけだよあんなにすごい扱い受けてんの  -- 名無しさん  (2014-05-11 01:05:28)
- はしゃぎ過ぎて規制くらったエアーマンをお忘れかい、まぁ一体増えた所でだけどね  -- 名無しさん  (2014-05-11 02:36:43)
- プラネットシリーズは全体的に抑え気味だからな  -- 名無しさん  (2014-05-11 13:09:15)
- でも漫画版だと正にキーカードだからかっこいいよな。  -- 名無しさん  (2014-05-15 22:47:39)
- 読み切りでは出されて色々と凄い事言われたけど効果は全く使わず対して活躍してない・・・けど、進化版のCoreが出て強敵感が増すという、優遇なのか不遇なのかよくわからんポジション。  -- 名無しさん  (2014-06-22 09:19:36)
- どことなく刃牙のキャラっぽい雰囲気  -- 名無しさん  (2014-06-22 11:34:40)
- でも実際かっこいいよね。余裕あると無理にでも出してフィニッシャーにするよ。  -- 通りすがりのHERO使い  (2014-07-16 05:40:20)
- >しかしなんでLDSのパックに君たちが混じっているのでしょうか……。     HEROストラクが出たからじゃない?      ストラクかデュエリストパックぐらいじゃないと再録の機会ないし。     ちょうどストラクが出たからチャンスだと判断したんじゃね?  -- 名無しさん  (2014-08-10 00:44:50)
- ↑守備力が間違ってなければよかったのにね。トルネードさん……  -- 名無しさん  (2014-08-10 00:50:43)
- 各地から最凶のハズレアとしてヘイトを集めまくってますよフリーザさん・・・  -- 名無しさん  (2014-08-10 00:57:45)
- こうなったらアポクリを殴り倒して満足するしかねえ…  -- 名無しさん  (2014-08-10 01:21:08)
- ↑スキドレ撃ちますね(ニッコリ)  -- 名無しさん  (2014-08-10 02:52:53)
- せめて、配色変えればニセフリーザ様なんて言われることもなかったろうに。  -- 名無しさん  (2014-08-20 00:33:53)
- アブゼロとかエスクリダオだったらどんな反応だったんだろう  -- 名無しさん  (2014-08-20 00:41:43)
- 酸性雨という特撮ヒーローに零の相棒ポジを奪われそうになってるお方。零と融合してフリーザになるしか無いな…  -- 名無しさん  (2015-02-26 19:03:29)
- って零が酸性雨に変身するんだから関係ねえや  -- 名無しさん  (2015-02-26 19:16:17)
- 名前の由来似てるし素材の条件的にもガイアと効果逆ならまだ収まり良かったんじゃないかと思う そうなったら今度はガイアの方が属性融合組の中でソス扱いされてたかもしれないけど  -- 名無しさん  (2015-02-26 19:52:25)
- 攻撃力吸収後、アサルトアーマーで2回攻撃可能にすれば、なかなか  -- 名無しさん  (2015-02-26 20:02:04)
- ↑3 いっその事、zero→アシッドにして相手の場殲滅→アースでアシッド吸収して5100ダメージとか?...ロマン凄いけど  -- 名無しさん  (2015-02-26 21:12:07)
- 素晴らしいロマンだ。感動的だな  -- 名無しさん  (2015-02-26 21:17:08)
- だが無意味…ではないな  -- 名無しさん  (2015-03-28 20:56:48)
- アシッドはEHEROじゃないから残念ながらできない  -- 名無しさん  (2015-12-25 16:49:25)
- 平行世界から来たって確実に大統領だろwww  -- 名無しさん  (2016-01-04 00:45:33)
- ↑それだとどっちも消えるなwwwwwwww  -- 名無しさん  (2016-01-04 00:46:15)
- 最近じゃライトニングブッコロする為に入れてる  -- 名無しさん  (2016-03-17 14:54:57)
- 煽りとそれに関わるコメントを削除しました  -- 名無しさん  (2017-12-15 20:05:22)
- 生贄なしで攻撃力もらうで良かったよな  -- 名無しさん  (2018-11-21 12:11:42)
- 作品のキーカードとはいえ生まれるのが早すぎた  -- 名無しさん  (2018-11-21 13:24:48)
- 単体で弱いカードであっても、専用サポートカードによって輝くことができるのは多くのカードが証明している。問題はこいつの専用サポートが増える可能性がほぼないことだが。  -- 名無しさん  (2019-06-01 21:46:03)
- 元ネタ(?)的に「ジ・アース・ゴールデンフォーム」が出てもおかしくないが…。  -- 名無しさん  (2022-07-09 23:03:36)
- エレメントの加護で居場所が出来て良かったねジ・アース。  -- 名無しさん  (2022-12-10 17:33:03)
- なるほど、これは重症だな  -- 名無しさん  (2025-01-14 20:33:06)
- 作劇映えする効果として用意された効果のはずなのに、作中でもあんまり使われる機会がない効果になってしまったのがな…。最後を決められただけマシな扱いだけど、やはり実用するにはリメイクしかないかなぁはどうしても  -- 名無しさん  (2025-01-14 20:43:55)
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