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世界平和は一家団欒のあとに - (2023/07/25 (火) 00:00:47) のソース
&font(#6495ED){登録日}：2009/12/03(木) 00:30:08
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&font(#6495ED){所要時間}：約 4 分で読めます
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電撃文庫の[[ライトノベル]]。全10巻。
著者:橋本和也
イラスト:さめだ小判
【ストーリー】
星弓家の兄弟姉妹は一般人の持ち得ない特殊な力を持っている。
そんな彼らは、世界の危機を巡る事件に巻き込まれては否応なく解決しなければならない星のもとに生まれていた。
あるとき長男・軋人は自らと世界と妹の、3つの危機に同時に直面する。
世界平和を守る一家が織りなす、おかしくあたたかい物語。
第13回電撃小説大賞金賞受賞作。
一見すると[[能力バトル]]ものだが戦闘はあくまでスパイスで、家族愛や人との繋がりをテーマにした作品。
基本的に一巻完結(6巻は短編集)の形をとっており、伏線が持ち越されることはほとんどないため読みやすい。
//8巻も続いているのでそれなりに売れていることは確かなのだがあまり話題になっているところを見かけない……。
//例として、1巻が出て6年近く経ったにもかかわらず2chラノベ板本スレは未だ4スレ目。
//１０巻にて完結が発表される。
//古い情報をCO
[[生徒会の一存]](正しくは生徒会の四散)でチラッとネタにされたことがある。
TCG[[ゲーム]][[プロジェクトレヴォリューション>PROJECT REVOLUION(プロジェクトレヴォリューション)]]に参戦している。
【登場人物】
■星弓家
・[[星弓軋人]]“冒涜”
3番目の長男。17歳の高校2年生。高速移動と生命の流れを操る能力を持つ。
本作の主人公。
・星弓美智乃“祝福”
5番目の四女。16歳の高校1年生。回復[[魔法]]の使い手。
傷を癒すだけでなく物体を修復させることも可能。
非常に強い力の持ち主で、魔法のエキスパートである志乃が舌を巻くほど。その為か自分が傷つくことを軽視する傾向がある。
「今どきの回復役は自分でも戦えなくちゃね」がモットーの銃火器マニアで扱いにも長けており、自室には無数のコレクションがある。
とある事情により、今は厄介事への介入を控えているものの、
以前は相当ヤンチャしていたらしく、武器の入手経路や独自の情報網など怪しい人脈も豊富。
かなりの大食いで軋人曰く「エンゲル番長」。
星弓家では軋人に次いで出番が多く、実質もう一人のヒロイン。
・星弓彩美“災魔”
一番上の長女。25歳独身。魔法を自在に操る能力を持つ。
自称「運び屋」という怪しげな仕事（明らかにカタギではない）をしており黒塗りのベンツを乗り回す。
スーツの似合うクールビューティーだが酒癖が悪い。
魔法は攻撃に特化しており、実力も非常に高く、本気を出した彼女に勝てるのは色々規格外な七美くらいだとされる。
・星弓七美“超越”
2番目の次女。19歳。宇宙スケールで戦うバカ。
単純な戦闘力なら星弓家最強の人物。
全力を出すと[[地球]]が崩壊するので地球にいる時は力を大幅にセーブしている。
能力の具体的な説明は無いが、上記のような戦闘力と頑丈な体に加え、
飛行できたり宇宙空間で行動できたり火星やら冥王星やらを飛び回ったりと正に「超人」。
日々地球の平和を守っているらしいが地球では無職。しかし国家に情報統制を敷くなど謎の権力を持っている。
傍若無人な性格故たびたび軋人の壁となるが、いざというときは頼れる姉。
ただし力が強すぎるため、全力を出さないようにセーブしている所に不意を突かれたり、幼少の頃から施されてきた睡眠魔法には弱かったりする。
彼女じゃないとどうしようもないクラスの相手と直接ぶつかってしまうと結局惑星が壊れかねない難儀なところも。
家族の能力の[[二つ名]]は彼女が付けたもの。
・星弓軋奈“創生”
4番目の三女。故人。生命を創り出す能力を持っていた。
軋人とは[[双子]]の兄妹で瓜二つだった。美智乃の9歳の誕生日にこの世を去る。
詳しくは軋人の項目を参照。
・星弓刻人“破壊”
末っ子の次男。14歳の中学3年生。
とんでもない怪力と頑丈な体を持つ。&color(red){七姉の下位互換}などと言ってはならない。
直情的で優しい正義漢。関係のない人にまで迷惑がかかっているという理由で、
不良達の抗争に一人で介入し平定したことから不良達には一目置かれており、学校にもファンが多い。
必要と判断すれば一般人（不良）であろうと叩きのめし、兄の骨を躊躇なくへし折ったりと、配慮はあっても容赦はない。
一番幼いためか癇癪というか、少し精神的に不安定なところがあり、時に兄姉ですら予想もつかない行動に走る。
家庭内では唯一といって良い常識人で、色々マイペースでフリーダムな姉兄に振り回されている。真面目に登校し授業を受けているのにもかかわらず、
要領の悪さからプチ不良の兄貴よりも成績が悪い。ちょっと不憫。
おとなしそうな外見とは裏腹に戦い方は掴んで叩きつけてぶん投げるという豪快なもの。“荒い”と称されることもしばしばあるが、
お遊びとはいえ七美に尻もちをつかせたり、梢と連携して攻防の精度を格段に上げたり、第六感に近い“見切り”を発現するなど着々と強くなっていく。
・星弓志乃“元姫君”
軋人たちの母。本名はシノン＝アーダルハント。魔法使い。
その正体は異世界の大国「聖アーダルハント王国」の第一王女。
[[魔王]]討伐のために召喚された耕作と共に魔王を撃破することに成功するが、
魔王の最後の力で耕作の世界、つまり地球に跳ばされ、そこで生きていくことを余儀なくされた。
晴れて耕作と結婚し6人の子を儲け、現在はスーパーのセール品を決して逃さないくらいに順応している。
耕作にぞっこんで極度のやきもち焼きであり、完全に前線からは退いでいるものの魔法の威力は健在で、嫉妬による暴走で家が半壊することもある。
攻撃も回復もできるオールマイティだが娘達ほど特化はしておらず、美智乃なら一瞬で済む骨折を治すのにも数時間はかかる。
・星弓耕作“元勇者”
軋人たちの父。45歳。
高校2年生のときに異世界に召喚され魔王を討伐した過去を持つ。現在は経営コンサルタントのような仕事をしている。
志乃曰く「スッゴイ[[剣]]の達人」で、召喚された矢先に10mはある[[ドラゴンを>ドラゴン(西洋の神話)]]その辺に落ちてた剣で一刀両断したという。
高校時代には七股を掛けていたこともあるほどの女好きで、志乃の嫉妬の原因となっている。
その手腕から紛らわしい態度を取ることもしばしばあるものの、正真正銘志乃一筋。
現在はスーツと[[ヒゲ]]が似合うナイスミドルだが、元勇者の実力は（ｒｙ。
とある事情から軋人＆美智乃と敵対した際にはリアルター○ネーターになり、
生身で[[自動車]]に追いつき、油断していたとはいえ一撃で七美を昏倒させ、当然のように銃火器のの弾幕を切り払ってみせた。
■その他
・柚島香奈子
本作の[[メインヒロイン]]。
美智乃のクラスメイトで同じく[[回復魔法]]の使い手だが力は美智乃より劣る。
怪人に襲われているところを軋人に助けてもらったのがきっかけで行動を共にするようになる。
クールな性格だがお化けなどは苦手。[[コーヒー]]にはうるさい。
兄がいたが[[自殺]]により他界している。
追記・修正は一家団欒のあとに。
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