クラッコ

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クラッコ - (2025/10/27 (月) 17:20:52) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2014/02/01 Sat 12:22:38
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 12 分で読めます

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#center(){&blankimg(クラッコ.png,width=250,height=201)}
#right(){出典:任天堂公式LINE、https://goo.gl/cfjRLJ、2018年3月21日、&br()星のカービィウルトラスーパーデラックス、HAL研究所、任天堂、2008年11月6日、&br()(C)1996~2008 HAL Laboratory.lnc./Nintendo}


&bold(){クラッコ}とは、[[星のカービィシリーズ]]に登場するボスキャラクターの1体である。

#openclose(show=●目次){
#contents
}

*【概要】
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わたアメみたいな丸いモコモコした雲をベースに、こちらを見つめる一つ目と沢山のトゲが生えた姿が特徴。
一人称は「わたし」で、改まった口調で話す(『カービィファイターズZ』参照)。
[[カービィ]]に負けず劣らず描きやすいデザインである。
[[ワドルドゥ]]、[[ダークマター族>ダークマター族(星のカービィ)]]と並んで有名な単眼キャラクター。
[[ウィスピーウッズ]]と並ぶ初代から登場しているシリーズのボスキャラクター代表格である。
そのネーミングは少なくとも「クラ」の部分は「クラウド」(雲)から来たものだろう。

その外見から想像できるように空を飛んでおり、雷を落とすなど電撃系の技が得意。
身軽なことを活かして体当たりも仕掛ける。
また、体内に収納している雑魚キャラやガラクタを吐き出すこともある。
基本的に左右どちらかの空中が定位置。

空を飛ぶ=カービィの攻撃が当たりにくいということもあってか、出演作ではだいたい中盤~終盤手前ぐらいの時期に戦う。
少なくともほぼ最初に登場するウィスピーウッズよりも手強い中堅ボスのポジションを与えられている。
そして担当のレベル・エリアのロケーションは雲や高所のパターンが多く、慣れたプレイヤーはそれだけで「そろそろアイツ来るな」と気配を察知するんだとか…。

作品によっては前形態の「クラッコJr.」も登場する。
クラッコが目玉とオプションの玉4つだけになったような姿で、まだ雷は得意でなく体当たりをメインにして戦う。

ちなみに代名詞の雷攻撃だが、意外にも初登場の1作目からあった技ではない。
2作目から追加されるようになり、ここで現在のクラッコのイメージがほぼ出来上がっている。


*【登場作品】
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亜種や強化版については後述。

**[[星のカービィ]]
初登場。
4面「バブリークラウズ」のボスを務めた。
中ボスのクラッコJr.を倒すと目玉だけになって退散し、後にボスとしてクラッコに変身する…という展開だった。
前述のように雷は落とせず、射程距離の短めなビームを回転させる攻撃が主である。
ラストステージでも程無くして再戦する(クラッコJr.は無し)。

[[エクストラモード>エクストラ(星のカービィシリーズ)]]ではクラッコJr.の挙動が初見ではヤバイ事になっており弾をばら撒きアグレッシブに跳ね回り爆弾を落とすその姿は、当時のプレイヤー達を大いにビビらせた。
画面端でしゃがめば一切当たらないものの、すぐに爆弾を吸い込んで吐き出さないとダメージを与えにくい。
クラッコの方は基本位置が中央に変更されており、Jr.と同じく爆弾を落としたり急に体当たりを仕掛けてくる。
しかし慣れるとエクストラのボスでは簡単という声も
(まあ、前回の[[カブーラー>カブーラー(星のカービィ)]]がエクストラでも最難関の強さでインパクトが薄れるのも仕方ないが…)。

この頃は目が右下と左下にしか向かなかった。
ウィスピーウッズのグラフィックに関しても容量削減の知恵が練られていた所を見ると、その一環で目のパターンをあまり用意できなかったのだろう。

**[[星のカービィ 夢の泉の物語]]
4面「グレープガーデン」のボスを務める。
初めはクラッコJr.から…なのだが、あろうことか&font(b){完全無敵状態。}
しかも足場の雲をガンガン壊して落下死を誘ってくるため、近場にいるスターマンからハイジャンプをコピーし、上へ上へと登っていかなければならない。
当然、その間もクラッコJr.は執拗に追いかけてくる。
特にハイジャンプには頼らずホバリングで逃げ切ろうとすると、向こうの移動スピードが速いので絶対に追いつかれてしまう。
もちろんやろうと思えばホバリングでも逃げることは可能。ただし2〜3回は足場に着地する必要がある。

ある程度逃げ切ると急浮上し、頂上でクラッコに変身していよいよ決戦。
挨拶代わりに現在の代名詞である雷落としを披露してくれる。
他にはスターマンを落として体当たりくらいしか攻撃手段を持たないため、ハイジャンプを維持できれば苦労なく倒せるだろう。

**[[カービィのピンボール]]
クラッコ台のボスとして登場。
初めはクラッコJr.の形態で、時折高速回転で無敵になりながらカービィを押し出そうとする。
一定ダメージを与えるとクラッコに変身。
ここからは左右にフラフラ移動しつつ、雷落としでフリッパーの動きを封じ込めるいやらしい攻撃を行う。

**[[カービィボウル]]
ボスではなくお邪魔キャラとして登場。1ステージに複数体登場することも。
一定間隔で真下に雷を落とし、カービィが当たるとバイタリティを1失ってしまう。
しかもその衝撃でカービィが痺れながら斜め上に跳ねるため、当たりどころが悪いとクラッコ本体にも当たって一気に2失ってしまうことも。
このゲームは一打ごとにバイタリティを1消費する世界ゆえに、ペナルティとしてはじわじわキツイ。

スパークの発動中なら当たっても倒せる。
自分と同じ属性でやられるって…。

**[[星のカービィ2]]
6面「クラウディパーク」のボスとして登場。
初めはクラッコJr.の形態で、雲の中からひょっこりと目を出しながらビームを撃ち、雲から飛び出して空中をあちこち移動した末に、自分の周りの玉を爆発させる攻撃を2種類も仕掛けてくる。
ちなみに小さな分身体のコクラッコはここで初登場。

体力が少ないので楽勝…とは行かず、続けてクラッコとの連戦に。
得意の雷落としの他に、ビームを連射するという新技まで使う。
体力も打って変わってタフで、これまでのボスにおける星型弾6発分よりも多く当てる必要が出てくる。
変身前後を合わせるともはや一ボスとは思えない強靭さである。

ダークマターに洗脳されているらしく、撃破後にもう一度訪れると、雲の中から飛び出すほしのかけらを集めるミニゲームが出来る。

**[[星のカービィ スーパーデラックス]]
「はるかぜとともに」の4面ボス、「[[銀河にねがいを]]」の惑星スカイハイのボスとして登場。
「はるかぜとともに」ではやはりクラッコJr.の形態から登場する。
新たに雨を降らす攻撃を会得したほか、ジグザグに体当たりするという厄介な小技も追加。
出してくるザコキャラは久しぶりにワドルドゥに戻った。
今回は登場の一番早い「はるかぜとともに」が最初のモードということもあってか、体力が多くないので割とあっさり沈む。
「銀河に願いを」でも途中の部屋でクラッシュをコピーできたり直前に無敵キャンディがあるためやはりあっさり倒せてしまう…。なんなら投げ技で簡単に沈む。

ちなみにクラッコJr.は唯一、[[格闘王への道>格闘王への道(星のカービィ)]]の対戦相手からハブられているがリメイク版では…?

**[[カービィのブロックボール]]
ステージ7のボスを務める。
ボス直前のフロアで、とても小さなクラッコJr.の形態から登場。
この時は一切攻撃してこない。
ボス戦ではクラッコに変身し、雷を飛ばしてバンパーを小さくしてしまう攻撃を行う。
ボス常連仲間のウィスピーウッズより先に登場するのはこの作品と後述の『ハンターズZ』くらいである。

**[[星のカービィ3]]
4面「クラウディパーク」のボス、[[アド>アド(アドレーヌ)]]による実体化ボスラッシュのトリを務める。
体力がそれまでの実体化ボスよりも断然多く、おなじみの雷攻撃や体当たりも繰り出す。
いつもより基本位置が高いため、攻撃中に高度を下げてきた時などを狙う必要がある。

**[[コロコロカービィ]]
ノーマル/エクストラ共に3・6面のボスを務める。
自分の後方をゴルドーで埋め尽くしながら横移動でジワジワ接近し、目から3面ではコクラッコ、6面では大ダメージの雷を撃って攻撃する。
こちらも黙ってやられる訳にはいかず、アイテム穴のバルーンを取り空気弾を撃って応戦することになる。
ダメージを受けると素早さが増す。

なお、最前列まで到達すると&font(b){完全無敵}と化し、&color(red){&font(b){一撃必殺の体当たりでカービィを葬り去ってくる}}。
この体当たりは極めてホーミングが強く、どんなに足掻いても逃げられない極悪性能。
そのためクラッコ戦は、コイツが最前列へ来るまでに何としても倒さなければならない。

**星のカービィ 夢の泉デラックス
『スーパーデラックス』基準にサイズが大きくなった。
後はオリジナル版と変わらず。

**[[カービィのエアライド]]
ウエライドのアイテムとしてのみ登場。
1位のプレイヤーにほぼ回避不能な雷落としで攻撃してくるが、雷自体は無差別攻撃の類いなので2位以下も巻き込まれないように。
取ったプレイヤーが1位の場合は2位を攻撃。

**[[星のカービィ 鏡の大迷宮]]
エリア4「マスタードマウンテン」のボスとして登場。
攻撃パターンは『スーパーデラックス』のそれと同じだが、行動がランダムなので『スーパーデラックス』と同じ感覚では痛い目を見る。
出してくるザコはワドルドゥ、フレイマー、ツイスター。

**[[タッチ!カービィ]]
ボス(サブ)ゲーム「ブロックアタック」のボスを務める。
レベル1はクラッコJr.で、レベル2がクラッコ、レベル3はその両方が交互に出現する。
クラッコJr.は周りの回転する玉で邪魔する一方、たまに大きく隙間を開けて停止するのでその隙に目玉を狙う。
クラッコは周りの雲(時間で再生)を消しつつ目玉を攻撃していくが、たまに放電して身を守ることに注意。

なお、これまで目の表情が一貫して変わらなかったのが本作では睨む・泣くといった様々な表情が初めて追加された。

**[[星のカービィ 参上!ドロッチェ団]]
本人は登場しないが、ドロッチェ団のドクが発明した戦闘マシーン「[[&color(green,silver){&font(b){メカクラッコ}}>メカクラッコ(星のカービィ)]]」が登場。
実質的に初めての亜種となった。

**星のカービィ ウルトラスーパーデラックス
専用の撃破モーションがついた。
「銀河にねがいを」のクラッコが青みのかかった色違いになり、ちょっとだけ体力増量。
追加モード「大王の逆襲」の3面「クラッシュクラウズ」では強化版の&font(b){&color(purple){クラッコJr. リベンジ、クラッコ リベンジ}}が登場した。
何気にクラッコJr.リベンジはちゃんと「真・格闘王への道」にも登場している。

**[[毛糸のカービィ]]
「スペースランド」のワッカせいうんには亜種の&font(b){スペースクラッコ}が、「プププランド」のモクモクきゅうでんにもクラッコ本人が登場する。
毛糸やフェルトで構成された本作の世界観に合わせ、クラッコも雲の質感が非常にモコモコとした綿のようになっている。
どちらも雷攻撃やビーム、体当たりを繰り出すところは共通しているが、それぞれ独自の技もある。

なお、クラッコは道中でも雷落としを繰り出しながら追跡してくる。
この時点では倒す事ができない。

**[[あつめて!カービィ]]
サブゲーム「[[空中探検隊EOS]]」の2面ボスとして登場。
前形態のクラッコJr.は道中に現れてじわじわ近寄ってくるが、それ以外の攻撃は特にない。
こちらの弾で押し返して退散させられる。
ボス戦では、吐き出したパラソルワドルドゥ達がハデに光線をぶっ放すインパクトに気を取られがちだが、本体もホーミング体当たりや弾を弾く雷攻撃などそこそこ強い。

**[[星のカービィ トリプルデラックス]]
据え置き機では出番が無かったが、遂にウン年越しの復活を果たす。
歴代でもかなりモコモコした雲の体を手に入れている。
ポーズ画面の説明文によれば、[[浮遊大陸フロラルド]]も彼のテリトリーらしく更に天空のパワーを得た事で今まで以上に強力になっている。

初めはSDXの時とほぼ同じ攻撃パターンで攻める。
が、体力が減ると目が赤く染まって角も変色。
竜巻と化し、画面奥の雲を散らしてからは行動が大幅に変化する。
ガラクタを大量にばら撒く、目から電気の弾を乱射する「イナズマボール」、クラッコリベンジの技であった「クロスサンダー」、&font(b){左右の角を巨大化させて突撃する「ロングホーン」}、など多彩な技を使いこなすようになるのだ。

それだけでは飽き足らず、雷雲のように黒く巨大化し、
&font(b){足場全体に及ぶ&color(red){MAP兵器クラスの全体落雷攻撃}&color(blue){「天からの災雷」}まで行ってくる。}
この技は恐ろしい事に、直前のガラクタばら撒きで落ちたふっとばし大砲でステージ奥(手前)に逃げない限りは&font(b){&color(red){絶対に回避不可能。}}
ガードもこのはかくれ、擬態以外は&font(b){&color(red){容易にブチ破られる。}}
見た目も威力もハデな技で、初見は度肝を抜かれること間違いなし。

後に6面「ロイヤルロード」でも再戦するが、行動パターンの順序は大きく異なる。ちなみにこのクラッコ戦の奥にレアキーホルダーが隠されている。&font(b){&color(red){こんなの初見じゃ分かりません。}}
また、サブゲーム「[[カービィファイターズ!]]」に登場するものは回転ビーム、雷落とし、雨降らしの3つと簡略化されている。

「デデデでゴー!」以降の隠しモードには強化版の&font(b){クラッコDX}が登場する。

**カービィファイターズZ
「ひとりで」モードの中ボスとしても登場。
技バリエーションは『トリプルデラックス』から総合的に見て大きく簡略化されたが、代わりにロングホーンを使った新技が2つ存在する。
1つは画面端から縦回転しながら移動。もう1つは画面上で一旦生やし、更に床上でも生やして横に1回転。
ガラクタをばら撒く技はその後に必ずキーホルダーを画面に貼り付ける「なつかしのめかくし」に続く。

難易度が上がると機敏さが増していき、初代エクストラを彷彿とさせる体当たり速度でカービィを翻弄する。
#openclose(show=難易度を上げてポーズのスペシャルページを読むと…?){
#center(){
カービィよ、わたしは忘れてはいないぞ!
[[あの、ハイジャンプで つらぬかれた日を。>星のカービィ 夢の泉の物語]]
[[あの、ヘルパーたちに うら切られた日を。>ヘルパーマスターへの道(星のカービィ)]]
[[あの、機械で作られたニセモノ>メカクラッコ(星のカービィ)]][[にその座を奪われた日を!>星のカービィ 参上!ドロッチェ団]]
いかん…涙で前が見えん!
}
}

**[[星のカービィ ロボボプラネット]]
本人は登場しないが[[ホログラフ防衛システムズ>ホログラフ防衛システムズ(星のカービィ)]]が作る&font(b){ホロ・クラッコ}が登場する。

**[[みんなで!カービィハンターズZ>みんなで!カービィハンターズ]]
砂丘のしれんクエストのボスとして登場。雲の精とのこと。
画面奥への退避がない為、天からの災雷は画面端が安置となった。

**[[カービィのすいこみ大作戦]]
2面のボスとして久々にクラッコJrがボスとして登場。
クラッコ本人も4面のボスとして出現する。
体力が半分以下になると、回転ビーム攻撃が解禁。クラッコは端まで届く電撃のバーとこちらを追尾する落雷のコンボ攻撃を大技として使用してくる。
どちらも空中に浮いていることや割と動きが素早いこともあって中々攻撃を当てづらく、しっかり狙う必要がある。

**[[星のカービィ スターアライズ]]
小惑星ガベルのボスとして登場。二つ名は&font(b){『隻眼の雷雲』}
空さえ存在するならポップスター以外の星にも棲息していることが判明した。
育つ環境次第で能力に違いがあるらしく……。

尚、本作のボスはジャマハートに洗脳されており、デデデ大王とメタナイトは撃破後にフレンズハートを投げる事でドリームフレンズに出来たり、ウィスピーウッズやポン&コンはフレンズハートを投げる事で浄化され、正気を取り戻してカービィにアイテムを落としてくれたりするが、クラッコはジャマハートに洗脳されておらず、彼にフレンズハートを投げるイベントは無く、また彼のポーズ画面でもジャマハートの影響については一切書かれておらず、正気でカービィ達に襲い掛かってきている。

また、第2弾アプデで追加されたドリームフレンズのアドレーヌ&リボンの技として登場。
初代から登場して26年以上、アドレーヌの描いた絵として一時的ながら初めてのプレイアブル化が実現した。

**[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL]]
[[スピリット>スピリッツ(スマブラ)]]で登場。
スピリッツバトルではモノクロカラーのデデデに乗り移っており、護衛で2体の[[ピカチュウ]]も登場してクラッコのように下必殺ワザのかみなりを多用する。
ステージは天空界だが足場が最初から壊れて雲の状態になってガケつかまりができないため、復帰力が高いファイターで挑みたいところ。

スピリットとしての性能は投げ属性のアタッカーでスロットは3あり、電撃攻撃強化とやはりクラッコらしいスキルを持っている。
ちなみに階級はHOPEでシリーズ常連ボス仲間で同じくスピリットで登場しているウィスピーウッズより階級が下である。

**[[スーパーカービィハンターズ]]
カビハンZと基本的には同じだが、亜種のヴェノムクラッコが新たに登場した。

**星のカービィ Wiiデラックス
本人は登場しないが、リメイクの追加要素の一つの、[[わいわいマホロアランド]]のなりきりおめんの一種として登場。

**亜種・強化版
・[[メカクラッコ>メカクラッコ(星のカービィ)]]
ドクの発明したマシーン。
外見は金色の4本角が生え、黒い雲のかかった緑色の瞳のクラッコ。
その中身はドクが乗り込んでおり、雲をまとうとドクの見えるガラス部分が目になるという仕組みである。

雑魚を投下し、体当たりを仕掛けるだけなど今ひとつパッとしない。
しかしこれは本気を出してないだけに過ぎず、一度倒すと復活。
電撃を発生させながら&font(b){足場の雲を根こそぎ破壊}し、それ以降は定期的に足場を作ったり、気まぐれにまた破壊したりしながら激しい攻撃を繰り出すようになる。
中でもカービィに接近してからの放電は避けづらい。
足場も穴が空いて不安定な上にコピー能力を落としやすく、全体的に難易度が易しい本作において珍しく強い部類である。%%ラスボスより強いとまで。%%

行動パターンがランダムですっぴんで挑むとなかなかザコキャラを落とさないのも難易度の高さに拍車をかけている。

ちなみにクラッコ本人はメカクラッコに出番を奪われた事が不満だったようで、後に『ファイターズZ』のスペシャルページにて&font(#ff0000){カービィに文句を言っていた。}

・クラッコJr. リベンジ
見てくれは紫がかったクラッコJr.で、瞳が『星のカービィ3』のラスボス、[[ゼロ>ダークマター族(星のカービィ)]]を思わせる赤い形に変化している。
体当たりの軌道が増えているほか、クラッコJr.の時は右が定位置であったがこちらはあちこち移動して安定しない。
『すいこみ大作戦』では久々に登場。体当たりのスピードが異常に速くなっており、そのほかの攻撃も純粋にパワーアップしている。

・クラッコ リベンジ
雲が毒々しい紫色になり、トゲも黒々しいクラッコ。
各技が微妙に強化されており、新技の『クロスサンダー』を習得した。同じ名前の技を使う[[ポケモン>ゼクロム]]がいたような…。
この攻撃は横・縦・斜め×2の順に長い電撃を発生させるというもので、見た目もなかなか格好いい。
ただ、後は攻撃スピードがアップした程度で大きな変化は無かった為、本当の意味でプレイヤーにリベンジするには後の『トリプルデラックス』を待たねばならなかった…。
『すいこみ大作戦』で久々に登場した際には、星の消えるスピードが早いことと、攻撃チャンスを少しでも逃すと長期戦必至になる耐久力、それに加えて不安定な足場もあって''ぶっちゃけかなり強くなっている''。この形態でようやくリベンジできた作品なのかもしれない。

・スペースクラッコ
クラッコの親戚。カラーリングがメカクラッコと似ている。
基本的な攻撃パターンは前述した通りだが、性質がクラッコと微妙に違っている他、固有技に隕石を扇状にばら撒くものがある。

・クラッコDX
緑がかった雲に、カラフルな角の色が特徴的。
前半の強化具合はクラッコ リベンジとほぼ同じの一方、前半の時点からクロスサンダーが使えるといった違いがある。
後半はほとんどの技が大きく強化されており、中でも厄介なのが「天からの災雷」。
困ったことにふっとばし大砲が出てから消滅するまで短いため、ちょっとでも遅れるとたちまち餌食にされてしまう。

それを除いても元が十分強化された方なので、歴代最強のクラッコと言える。
これに拍車をかけているのがポーズ画面の説明文。
何と

「&font(b){この世に空と雲がある限り&color(red){決して消滅しない}}」

という、まさかの不死身設定が明らかとなったのだ。
空と雲があるだけで復活するなんて、どう考えても&color(red){一ボスにあるまじきチート能力}である。
設定だけなら下手なラスボスよりも恐ろしい…。

逆に言えばポップスターにおけるクラッコはどの作品でも同一人物という事になり、今までカービィ達にフルボッコにされたり、メカに出番を奪われたりした事を思い出すと涙が出てくるとか。

・ホロ・クラッコ
名前からわかる通りホログラフで写し出されたクラッコ。技は殆ど変わっていない。
Re:版はトゲの柄や目の形が懐かしのリベンジ仕様。

・ツインクラッコ
小惑星ガベル産のクラッコが倒された後に2体に分裂した形態。二つ名は&font(b){『乱舞する双雲』}
最初にやってくる&s(){滝}雨攻撃はパラソルのフレンズ能力で防げるほか、氷属性や雷属性で攻撃するとクラッコにもダメージが入る。またフレンズと共に氷属性攻撃を当てると、本体ごと凍結して墜落し、暫くの間殴り放題に。
2体同時に相手するのに加えて身体が巨大化していることもあり、攻撃が中々避けづらくなっている。
…が、''体力は2体で共有''されているうえ、身体がデカくなったということはこちらの攻撃もあてやすくなったという事でもあるので高火力コピーでは結構簡単に沈んだり。
ただ、滞空しながら攻撃できたり上方向に攻撃できるコピーでないとTAで結構時間を取られる。
そういう意味では厄介さが増したとも言える。

・アナザーツインクラッコ
・アナザービッグクラッコ
異空間に集ったクラッコの思念が実体化した存在。
[[こちら>アナザー〇〇(星のカービィ)]]を参照。

・ヴェノムクラッコ
毒々しい外観のクラッコ。
雨の代わりに毒ガスを撒き散らす。
公式ツイッターで公開されているアナザーツイン/アナザービッグの没デザインに似ている。

*【[[アニメ版>星のカービィ(アニメ)]]のクラッコ】
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4話に登場する。
[[ホーリーナイトメア社]]お抱えの最強の[[魔獣>魔獣(星のカービィ)]](&font(b){当時})。
愛嬌のあるゲームとは違いシリアスな雰囲気を漂わせた本格的な強敵として登場した。
また、初めてデリバリーシステムを使わず、直接プププビレッジに来た魔獣である。
巨大な雷雲に覆われたテリトリーを築き、空高くから一方的にカービィを落雷で狙い撃ちして苦しめた。
(この際のカービィとフームの逃走劇で村人もとばっちりを喰らった)

その後、カービィがワープスターに乗ってクラッコの元へ直接乗り込むも返り討ちに。
しかし機転を利かせた吸い込みにより、地上のフーム達もハッキリと視認できる高度まで引きずり下ろされる。
放った&font(b){雷の剣}も吸い込まれ、ソードカービィへの変身を許してしまい、最後はソードビームの連発を喰らって爆発した。
この回は[[銀河戦士団>銀河戦士団(星のカービィ)]]の事について語られており、色々と印象深い回だった。

また、「&font(b){稲妻を吸いこんだのに、何故[[ソード>ソード(コピー能力)]]をコピーしてたのか?}」というのはよく突っ込まれやすい。後の話で[[スパーク>スパーク/プラズマ(コピー能力)]]が登場するのにである。
一応、
「剣の形をしているからソードでも問題ない」
「この時のカービィはまだスパークをコピーできる状態ではなかった」
などのフォローもあるが。



追記・修正はふかふかのクラッコに乗ることを夢見ながらお願いします。

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