&font(#6495ED){登録日}:2014/04/11 Fri 23:14:04 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- シャッツォとは、[[星のカービィシリーズ]]に登場する敵キャラクターの一体である。 海外名は「Shotzo」。 *概要 地面(あるいは天井)に設置された、無骨ながらも丸い[[大砲>大砲(兵器)]]の姿をした敵キャラ。 たまに間違われるがシャッツ「&font(b){オ}」ではない。小文字で「&font(b){ォ}」が正解。 生物とは思えない無機物な造形から、そもそもキャラクターとして扱っていいのかどうかという疑問が湧く。 しかし後述のように自ら砲身を傾けることができ、出演作品では必ず敵キャラの枠に入れられているため、公式的にはあくまで敵キャラクターのくくりに入るらしい。一部の[[攻略本]]では棘などと同じく罠のページに記載される事もあるが。 つまり、[[仕掛けとしての大砲>大砲(星のカービィ)]]とは全く異なる。 常に一定間隔で砲弾を撃つ。 この攻撃は個体によって弾のスピードが違う、撃ち方が単発や3連射、などといった違いがある。撃つ方向もシャッツォの場所によってまちまちだが、中には[[カービィ]]を狙って45度ずつ砲身を傾けたり、砲台そのものの向きを変えたりすることも。 弾の軌道がへろへろと変な感じに回っているので当たり判定も大きいかと思いきや、意外とそうでもない(作品によって回らないこともある。ちなみになぜ回るのかは後述)。 初登場から一貫してこれらの特徴は変わっておらず、ある意味で安定感がある。 設置型砲台という特徴からお察しの通り、一歩も歩かない。 その代わり、シャッツォ自身は&font(b){完全に無敵}である。つまり置き物タイプのお邪魔キャラというわけ。 いかなる攻撃にも動じないため、ステージ上から排除することが不可能となっている。ただし、乗っているブロック等を壊してステージから落とすはできる(これも作品によって例外がある)。 また、砲弾はこちらの攻撃で消せることが多く、覚えておいて損はない。 ちなみに「歩かないし」とは書いたが、単なる固定砲台ではなく実はちゃんと自前の足がある。 横にある台座のような部分がそれ。3Dモデルだと分かりやすいが、下が繋がっておらず、左右が別々に動けるような作りになっているのである。 &b(){じゃあなんで動かないんだ}というのは永遠の謎。と思いきや?(後述) 星のカービィシリーズでは[[ゴルドー>ゴルドー(星のカービィ)]]と並んで、地味に登場回数が多い準皆勤キャラ。 むしろ片方が欠けた作品の方が少ない。 *登場作品 **[[星のカービィ]] シャッツォの始まり。 ステージ2「[[キャッスルロロロ]]」から登場し、所々でカービィを妨害してくる。 ステージ3の&font(b){荒れ狂うように180度乱射する}シャッツォは必見。 特に[[エクストラモード>エクストラ(星のカービィシリーズ)]]では強化版のブラッチーに全て置き換えられているため、余計に… 実はマイクや無敵キャンディで撃破可能。後者の場合しばらく触れ続ける必要がある。 [[カブーラー>カブーラー(星のカービィ)]]に取り付けられた砲台もシャッツォと同じグラフィックである。 **[[星のカービィ 夢の泉の物語]] 相変わらず。 亜種のパラソルシャッツォはここから登場したと思われがちだが、実際は初代の時点でもう出ている(ステージ4「バブリークラウズ」の中盤)。 **[[星のカービィ2]] 相変わらず。特筆することはこれといって無いが、6-2では倒さないと(正確には穴に落とす)仲間を救出できない。 ダークキャッスルのボス前部屋の外壁に取り付けられたシャッツォが印象的。この構図は後述の『[[星のカービィWii]]』でも復活した。 **[[星のカービィ スーパーデラックス]] 亜種のモトシャッツォが登場した。 また、砲台系の敵キャラクターでは親玉とも言えるボスの「二連主砲」も登場。上側の砲台がシャッツォと同じへろへろ弾を発射するため、ある意味元締めといえるか(ただし二連主砲の弾自体は吸い込める)。 **[[星のカービィ3]] 弾が回転せず、3連射の個体が存在しない。砲身の角度変更がスムーズ。 あと発射音がノックみたいな音になった。 **[[星のカービィ64]] 前作同様に弾が回転せず、3連射しない(執拗に連射する個体ならいる)。3D作品だからか、従来以上に狙いをつける動きが滑らかである。 [[ブルブルスター>ブルブルスター(星のカービィ)]]3面のゴール前のシャッツォは先読みして撃ってくるため、地味に厄介。 また、亜種のカベシャッツォが登場した。 **[[コロコロカービィ]] 8-3にだけ登場。 弾のスピードが若干遅く、あまり脅威に感じる必要はない。 また、6-3にはシャッツォを吊り下げた気球の敵、バルンが登場する。 **星のカービィ 夢の泉デラックス [[ドット絵]]がスパデラ基準になった。 また、本作のみ弾をスロウとバックドロップで掴む事が出来る。 **[[星のカービィ 鏡の大迷宮]] 相変わらず。 **[[タッチ!カービィ]] 亜種のフレイムシャッツォが登場。 この作品のシャッツォは心なしか攻撃性が強く、3連射タイプが比較的多めとなっている。 **[[星のカービィ 参上!ドロッチェ団]] 弾のスピードが遅い、次を撃つまでの間隔が長い…と、やる気を疑うレベルで弱い。 更にマジック能力のルーレットを発動させると、アイテムに変化させる出目の対象に含まれるので倒せてしまう。この点はゴルドーも同様。 **星のカービィ ウルトラスーパーデラックス 追加モード「大王の逆襲」でブラッチーが復活。 **[[毛糸のカービィ]] 世界観に合わせ、布で出来たシャッツォが登場した。 **[[星のカービィWii]] ギガッツォ、コルダッツォ、ボルトッツォ、と一気に3種類もの大型亜種が登場した。 詳しくは後述。 **[[星のカービィ 20周年スペシャルコレクション]] 「もっとチャレンジステージ」の中で登場。 **[[星のカービィ トリプルデラックス]] 奥行き重視のコンセプトにならい、シャッツォも画面奥からの射撃を行うようになった。…が、実はシャッツォに限れば64の時点で既に行っていた事である。 また、大型亜種からはギガッツォだけが続投した。 **[[星のカービィ ロボボプラネット]] 特に変更なし。 **[[カービィのすいこみ大作戦]] 特に変更(ry **[[星のカービィ スターアライズ]] 特に(ry *外部出演 **[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS>大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U]] [[フィールドスマッシュの敵キャラ>フィールドスマッシュの敵キャラ(スマブラ)]]として登場。原作同様に無敵で倒すことはできない。一定方向に3連発撃つものとファイターめがけて撃ってくるものに分かれている。 ちなみに、後者は向きを変える際に&bold(){なんと脚が動く。}このことは多くの原作プレイヤーを驚愕させた。 *亜種 ・ブラッチー エクストラモードに登場する強化版シャッツォ。シャッツォと違い、筒型の砲身に変わっている。 砲撃のスピードや連射性能に優れており、「大王の逆襲」では3連射から5連射にパワーアップ。 ・パラソルシャッツォ [[傘]]に吊り下げられたシャッツォ。 パラソル[[ワドルディ]]などと同様にフワフワと落下してくる。攻撃を当てたり接地したりすると、傘が切り離されて普通のシャッツォになる。 実は『夢の泉の物語』およびそのリメイク作では、分離する前なら&font(b){倒すことができる}。分離前は、データ上パラソルワドルディなどとほとんど違いがないため、傘を分離させないスロウなどの技が効いてしまうのだ。 また、敵の行動パターンが多彩な初代では、真下に砲口を向け、3連射の反動で浮遊していた(エクストラのブラッチーも同様)。 3Dの作品には長らく登場していなかったが、『スターアライズ』のドリームフレンズでの「星の○○○○」で過去のステージを再現するために、本編のストーリーにはいなかったところをアップデートによって再登場したという稀有な経歴を持つ。 ・モトシャッツォ 白とオレンジのボディが特徴的な自走砲台。 脚代わりの青い球4つを回転させながら移動し、カービィに近づき砲撃を行う。空中に逃げてもジャンプから撃ってくる。 固定砲台では無くなったからか、砲撃時に反動でバックするあたり芸が細かい。 また、シャッツォと違って&font(b){カービィの攻撃が通じ、吸い込める}のも大きな違いである。 実は本作初出のキャラクターではなく、かつてハル研が開発したGB用ソフト『突撃!ポンコツタンク』の主人公だった。 戦争で捨てられた戦車を村人達が修理したのだが、元々壊れていたために砲塔が右回りにしか動かせず、 それが由来でポンコツタンクと名付けられたのである。 シャッツォ独特のへろへろ軌道の弾も、ポンコツタンクの初期装備「へろへろ弾」のアニメーションを流用したもの(『ポンコツタンク』とカービィシリーズは同じ[[桜井政博]]氏の[[ゲーム]])。 ・二連主砲 [[戦艦ハルバード]]の主力兵器。実弾がシャッツォ同様のへろへろ軌道を描く。 詳しくはリンク先で。 ・カベシャッツォ その名通り、壁に設置されたシャッツォ。普段のシャッツォと違い、壁から砲身だけが露出している。 弾は実弾ではなくビームのような光の弾。なぜか[[ホロビタスター]]の4面にしか登場しない。 ・バルン 顔がついた紅白の気球に吊り下げられたシャッツォ。気球に空気弾を3回当てると気球が割れて落下、アイテムの風船だけが残る。 なぜかゴール前のレッドスターを隠し持つ個体以外は一切砲撃しない。…が、エクストラモードでは一転して普通に撃つようになる。 ・フレイムシャッツォ 赤いカバーに砲身を隠したシャッツォ。その名通り実弾ではなく、[[火炎放射]]でカービィを攻撃する。 発射前にカバーが2回動くので、予兆そのものは見切りやすい。 ・コーラス ボディは水色で[[サンタクロース]]のような帽子をかぶったシャッツォ。当たると凍る弾を撃ってくる。 巻き取りはできないが倒せる。 ・ギガッツォ 大型の炎属性シャッツォ。黒味がかったボディと赤い砲口が特徴で、巨大な火炎弾を撃って攻撃する。 当然ダメージも比べ物にならない大きさで、カービィの攻撃では相殺不可なのが厄介(消火できる攻撃でも同様。)。 『トリプルデラックス』ではカービィに狙いを定めるタイプが登場してしまった。 [[どうでもいい]]事だが、シャッツォと違って3連射する個体はごく僅かである。 ・コルダッツォ 大型の氷属性シャッツォ。青いボディと砲口を覆う白いカバーが特徴で、巨大な氷塊を撃って攻撃する。 大きすぎるからか、やはり氷を溶かす能力でも相殺不可。 ・ボルトッツォ 大型の電気属性シャッツォ。発電機のようなボディが特徴で、巨大な電気の球を撃って攻撃する。これも相殺できない。 上2つと違って密度が薄そうに錯覚しがちだが、威力は全く変わらない。 追記・修正はへろへろ弾の嵐をかいくぐりながらお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - スマブラのフィールドスマッシュに出演決定! -- 名無しさん (2014-04-16 10:32:55) - やれる場所は限られるが、倒すことは可能だったはず -- 名無しさん (2014-09-01 03:06:29) - 初代では1.マイクの範囲に入れる 2.キャンディー状態でしばらく触れ続ける で撃破可能。どちらもキャッスルロロロで実践できる -- 名無しさん (2014-09-01 09:03:12) - 射+ショット? -- 名無しさん (2017-02-14 04:34:05) - ディスカバリーでもいつも通りでもはや安心感すら覚える。 -- 名無しさん (2022-03-16 15:37:49) - とある漫画では足についての意義を考えて立つためと理解したものがあった -- 名無しさん (2022-04-26 21:59:38) #comment #areaedit(end) }