&font(#6495ED){登録日}:2014/05/03 Sat 23:52:32 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- PREV:[[覚醒編>覚醒編(デュエル・マスターズ)]](PS) NEXT:[[エピソード2>エピソード2(デュエル・マスターズ)]](E2) #center(){&sizex(6){&bold(){&color(red){新しい世界へ行こう!合言葉はゴーオン!}}}} &bold(){エピソード1}とは、[[TCG>トレーディングカードゲーム(TCG)]]「[[デュエル・マスターズ>デュエル・マスターズ(TCG)]]」10番目のシリーズ。 #contents() *エキスパンション -DMR-01「エピソード1 ファースト・コンタクト」 -DMR-02「エピソード1 ダークサイド」 -DMR-03「エピソード1 ガイアール・ビクトリー」 -DMR-04「エピソード1 ライジング・ホープ」 *概要 [[エピソードシリーズ>エピソードシリーズ(デュエル・マスターズ)]]三部作の最初の章。 物語としては覚醒編から続くものの、意図的なのか商業的な理由なのか、はたまた忘れていたのか、それとも新世代で世界をリフレッシュしたかったのか、 前シリーズまでのキャラクターは多くがフェードアウトしている(Z軍などは関係している)。 とはいえ、すぐにリメイクカードでリバイバル登場したキャラも多い。 フィーチャーされたのはハンター、エイリアン両陣営が持つサイキック・リンクと多色、単色それぞれのカードパワーの上昇か。 特に友好色や対抗色などの色組み合わせを強化するように。 詳しいそれまでとの変化は[[エピソードシリーズ>エピソードシリーズ(デュエル・マスターズ)]]を参照。 新たなカードデザイン・ネタ要素も強いネーミングセンスなどは、古参のユーザーからは大きく評判が分かれた。 だが、商業的な面では大きく売り上げを落とした覚醒編から回復の傾向を見せている。 開発側の意図した「[[世代交代]]」の目論見は、成功に終わったと言えるだろう(決算でも新規層の獲得に成功したと認識されている模様)。 超次元による極端なインフレの傾向にユーザーが慣れたというのも少なからずあるのかもしれない(だが、次回シリーズで超次元要素は一旦お休みに)。 *背景ストーリー **あらすじ Z軍が倒され、再び平和を取り戻したかに見えた世界であったが、異形の民、エイリアンの来襲でその平和は打ち破られる。 エイリアンたちの「覚醒リンク」の前に、[[超獣世界>超獣世界(デュエル・マスターズ)]]は壊滅する。 生き残りたちは、光る傷跡により、ハンターに覚醒。エイリアンたちに反撃を誓い、自らも覚醒リンクを試みる。 エイリアンとハンターが激突するさなか、ハンターはさらなる一手を探るべく、ハンター五戦士を派遣。 しかしその五戦士が見かけたのは、瀕死状態のエイリアンの女王だった。彼女によると、どうやらエイリアンとハンターの戦争の裏で暗躍する 未知なるもの、「アンノウン」と呼ばれる存在が暗躍しているらしく…? エイリアンの王、《エイリアン・ファーザー》は自分の娘を殺されたと思い込んでおり、その怒りからハンターを攻撃しているということを知る。 しかし、その姫君《[[永遠のプリンプリン]]》は《[[永遠のリュウセイ・カイザー]]》によって発見される。 女王と姫が無事だったことで、闘う理由が亡くなったエイリアンとハンターの両軍を止めるべくハンター五戦士は走り回るが、刹那、姫は従者の凶刃に倒れ… **ストーリーの特徴 前述したように物語的には覚醒編の出来事が深く関わっており、地続きとなっている(覚醒編時点で伏線は張られている)。 別次元からの侵略者という点では神化編や不死鳥編と共通するが、エイリアンは単純に横暴な侵略者ではないのが注目できる点。 侵略者には侵略者なりの同情できる要素が存在し、やがて別の侵略者である第三勢力に共同で立ち向かうルートを歩む。 このような点は、少年漫画らしい要素が背景ストーリーに取り込まれたともいえる(前作のZ軍とフィオナの森だけが完全に損をする構図に)。 最大の特徴としては、主人公側の勢力が敗北で終わるという衝撃的な結末。 物語自体が[[バッドエンド]]に終わったのは転生編と共通するが、あちらは明確な敵味方という区別が存在しないので、こちらの異色さが目立つ。 と言っても、後味が悪いと言えば悪いが、転生編程悲惨極まりない空気という訳でもなく、次シリーズへの僅かな希望となる存在の伏線を描いてもいる。 また、本シリーズで覚醒関連の力は衰退の結末を迎えており、エピソード2以降に新規サイキックが登場しにくい口実を作った。 超次元というキーワードが再び背景ストーリーに影響を与えるのは、別世界へ舞台設定を移行したDSシリーズまで待つことになる。 ちなみに、今回の背景ストーリーの終盤の展開は、DS世界における世界観構築に大きく関与することになる。 その事を考えると、DMの背景ストーリー全体で見ても相当重要な位置に存在する物語でもある。 *勢力別の動き **[[ハンター>ハンター(デュエル・マスターズ)]] 「こちら側の世界」の住人のうち、エイリアンに傷を付けられ、死ななかった者。傷跡が治らず、光り、そこから武器が生まれた存在。 当初はエイリアンと敵対していたが、後にエイリアンのトラブルを解決していく。 **[[エイリアン>エイリアン(デュエル・マスターズ)]] 「むこう側の世界」である、[[パンドラ・スペース>パンドラ・スペース(デュエル・マスターズ)]]の住人。 超次元の穴の向こうに住んでいて、超獣世界とは共通点もあるが異なる文化を形成していた。 ハンターと比べてつるんとしていて目がなく、大きな口をもつなど異形の存在になっている。だがプリン姫などのように、例外もある。 当初はハンターと敵対していたが、ハンターに救われることになり、和解する。 **[[アンノウン>アンノウン(デュエル・マスターズ)]] エピソード1の全ての黒幕。 姫の従者の正体は、《偽りの名 ゾルゲ》と呼ばれる&bold(){社会のダニ}であった。彼は怒れるリュウセイとガイアールによって殺されたが、その後《偽りの名 13》《偽りの名 シャーロック》による襲撃でパンドラ・スペースは壊滅。 前述した通り、デュエル・マスターズには珍しく、[[バッドエンド]]を迎えるが… なお、黒幕の黒幕であるアンノウンだが、この後ろに[[黒幕の黒幕>ゼニス(デュエル・マスターズ)]]が控えていることを、この時はまだ誰も知る由もない。 **闇文明 覚醒編の[[ラスボス]]であるZ軍の本拠地となる文明だったが、[[Z>Ζ(デュエル・マスターズ)]]の失敗に苛立っていた《横綱 義留の富士》に鬱憤晴らしの場として目を付けられる。 義留の富士は覚醒リンクを行って《[[雲龍 ディス・イズ・大横綱]]》となり、闇文明の本拠地の大半を消滅させた。 闇文明の若大将《[[ヴォルグ・サンダー]]》と《サンダー・ティーガー》は孤軍奮闘の中で《雷獣ヴォルグ・ティーガー》への覚醒リンクに成功し、逆にエイリアンに激しい復讐を行う。 **白騎士 神化編以降、死神と違って消息不明だった対オリジンの光文明の精鋭。 《[[死海竜ガロウズ・デビルドラゴン]]》によって本拠地《白騎士城ピラー・オブ・フェザー》がついでのような軽いノリで壊滅させられてしまった。 久々に生存確認ができた描写が白騎士軍団最後の姿だったとは…神化編の力ではエピソードシリーズのインフレは生き延びれないのだ……。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Ζ一族の黒幕がエイリアンで、さらわれたマザーとプリン姫から戦争を仕掛けた割に悠長なやり方に見えるということについては、Ζ一族に超次元の力を与えたエイリアンはゾルゲに操られていたエイリアンだったのではないかとか、Ζ一族が超次元の穴の向こうに辿りついたときパンドラ・スペースを侵略したのではないかという説もあったなあ -- 名無しさん (2014-05-04 11:32:05) - エピソード1の黒幕のゾルゲが操っていたエイリアンが来たのは超次元の入り口が空いていたことで、その超次元の穴が空いていたのはオリジナルハートの爆発のせいで、そのオリジナルハートがそもそも世界に現れた理由はシーザーさんのせい。 -- 名無しさん (2014-05-08 16:09:12) - 全てはシーザーさんのせい。覇ァ!が生まれたのもシーザーさんのせい。 -- 名無しさん (2014-12-21 00:33:53) - 個性的なキャラや珍名カードが多いシリーズ。あと10周年ってこともあって結構派手なラインナップだよね -- 名無しさん (2016-01-16 17:21:37) - ネタバレ:アンノウンの伏線はエピソード2で回収されます。 -- vireze (2016-09-20 08:20:22) #comment #areaedit(end) }