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ガエル1キル(遊戯王OCG) - (2024/12/05 (木) 00:15:16) のソース
&font(#6495ED){登録日}:2014/08/24(日) 14:14:03
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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ガエル1キルとは、その名の通り【[[ガエル>ガエル(遊戯王)]]】の中でも特に[[1ターンキル>1ショットキル]]に特化したタイプをこう呼ぶ。
いずれのパターンでも《イレカエル》をキーカードとするため【イレカエル1キル】・【&bold(){カ}エル1キル】と呼んだりもするが、由来に従って本項目ではこの表記を使わせていただく。
*【イレカエル1キル】
最初に登場したタイプ。《イレカエル》と相性抜群のチューナー《[[フィッシュボーグ・ガンナー>フィッシュボーグ(遊戯王OCG)]]》とを使用したもの。
後述の型と区別するため、【イレカエル1キル】と言えばこちらを指すほうが多い(と思う)。
核となるコンボは、《[[氷結界の虎王ドゥローレン]]》と《継承の印》によるループ。
ドゥローレンが&color(red){三枚墓地に落ちていれば、}《継承の印》によりドゥローレンを[[蘇生>蘇生/帰還(遊戯王OCG)]]することができる。
ここでドゥローレンの[[バウンス>バウンス(TCG)]]効果で《継承の印》を手札に戻せるので、何らかの手段でドゥローレンを墓地に送ってやればループが成立する。
そこで、史上最凶のシンクロモンスター、《[[ダーク・ダイブ・ボンバー>ダーク・ダイブ・ボンバー(遊戯王OCG)]]》(エラッタ前)を射出手段としたのがこのデッキ、[[というわけ]]。
前提となる状況を整える手段が、
&color(red){何枚でもガエルを特殊召喚できる}《イレカエル》と、
&color(red){何回でも自己蘇生するチューナー}の《フィッシュボーグ・ガンナー》であるが、
ややこしいのはその手順である。
まず両者をフィールドに揃え(《ワン・フォー・ワン》とかを使ってやれば簡単)、
《イレカエル》でFBGをエサに《デスガエル》を呼び出す。
次いでFBGを蘇生して《デスガエル》とシンクロ、ドゥローレンを出す。
後は「《イレカエル》でドゥローレンをコストに《デスガエル》→FBGでドゥローレンシンクロ」の流れを繰り返してやれば、墓地にドゥローレンが三枚揃う。
最後にドゥローレンとFBGとをシンクロしてDDBを出せば、上記のコンボがスタートできる、という寸法。
《継承の印》が手札に無いなら上記手順に《[[パワー・ツール・ドラゴン]]》を噛ませてやればいい。
問題となるのは&color(red){FBGの蘇生には手札コストが必要}な点である。
コンボ成立に最低&bold(){4回}(《パワー・ツール・ドラゴン》を経由するなら&bold(){5回})FBGを蘇生する必要があるので、初期手札だけではぜんぜん足りない。
このコストを補うために、《サルベージ》《貪欲な壺》《ヴォルカニック・バレット》といったカードを大量に用意しておく必要がある。
(《生還の宝札》があればラクだったんだが、この時点ですでに禁止カード)
それ以外にも《継承の印》を利用した手札コストの稼ぎ方も覚えておく必要がある。
《継承の印》で蘇生後、ドゥローレンによりフィールドのそのモンスターと《継承の印》とを&bold(){同時に}手札に戻すことが出来る。
つまり、《継承の印》があれば&color(red){墓地にあるモンスターを一枚無償で手札に加えられる}ということ。
この点と、上記の《パワー・ツール・ドラゴン》のコストのこともあって、
《継承の印》の有無で必要な手札コストの枚数が違ってくる。
コンボスタートに必要な手札枚数が変化するため、そのことを頭に入れておかねばならない。
(《継承の印》の対象としては、《イレカエル》で《デスガエル》を出す前に、《デスガエル》以外のガエル(《魔知ガエル》あたり)を三枚墓地に送ってやることが多い)
この他、《貪欲な壺》をプレイする際の《イレカエル》の利用方法など、頭を使わなければならない部分は結構多かったりする。
この通り動きは複雑だが、&color(red){実質的にフィールドにキーカード二枚が揃うだけでコンボは成立する}ため、1ターンキル率も相当に(5割超)高い。
…だが、妨害されやすかったりドゥローレンが高かったり、&color(red){DDBが扱える他のデッキも滅茶苦茶に強かったり、}と色々あってあんまり流行らなかった。
その後、DDB禁止((現在はエラッタを受けて釈放済み))・141制限・ドゥローレン準制限という厳しい措置を受け、このデッキも[[消滅]]した。
…ハズだった。
だが、&color(red){心臓となる《イレカエル》は生きていた。}
*【マスドラガエル】
《イレカエル》を利用したもう一つのコンボデッキ。
こちらは主たる射出手段から上との区別のために【マスドラガエル】と呼ばれていたりする。
こっちは上に比べるとかなり単純。
・フィールドに《イレカエル》+リリースコストとなるモンスターを並べる。
・モンスター1体をエサにして《イレカエル》でガエルを出す
・ガエルをエサにして《イレカエル》で別のガエルを出す。
・別のガエルをエサにして《イレカエル》でさらに別のガエルを出す。
・別の(ry
…と、この手順をひたすら(&bold(){20回}ぐらい)繰り返して大量のガエルを墓地に送る。
後は、墓地のガエルをコストに《粋カエル》を蘇生し、《マスドライバー》辺りで射出してやれば1キルできる。
(《粋カエル》は《鬼ガエル》で墓地に送ってやればいい)
射出手段は別に《マスドライバー》でなくてもいいのだが、通常召喚の権利は消費したくないのでコレを選ぶ場合が多い。
コンボ自体は上より大分シンプルだが、一応弱点もある。
まず、コンボ開始までに射出手段を別途用意する必要がある点
(この点を見るに、&color(red){エクストラデッキから好きなタイミングで呼べる射出カード}のDDBが如何におかしかったかがよく分かる)。
もう一つは、《粋カエル》のコスト用にデッキに20枚前後のカエルを用意してやる必要がある点である。つまり、デッキに割かなければならないスロットの量が多い。
しかし逆に言うなら、《イレカエル》の効果を利用すれば&color(red){20枚単位でデッキ圧縮}が出来るということでもある。
そのため、マスドラ無しで強引に《イレカエル》ループを発生させ、《引きガエル》とかで無理矢理にマスドラを引き当てる、といった荒業も可能である。
もちろんこれだけのリソースがあるなら素直にシンクロビートすることだって可能。
総合的に以前のものより弱体化はしているのだが、
環境全体が度重なる制限改定により低速化していた影響もあって以前よりむしろ活躍できた。
世界大会にこのマスドラガエル軸のデッキで出場した選手は
サイドチェンジによって強力なメタモンスターである「光と闇の竜」とシンクロビート軸に変更する大胆なギミックも用いて、
&color(red){世界大会でも見事世界優勝の座を射止めている。}
ちなみに当時環境に居た他のデッキは[[ガン>インフェルニティガン(遊戯王OCG)]][[トリシューラ>氷結界の龍 トリシューラ]]三積み出来ていた[[満足>インフェルニティ]]や[[3積み旋風>黒い旋風(遊戯王OCG)]]に弾圧を積めていた頃の[[BF>BF(遊戯王OCG)]]など。
見るからに頭のおかしそうな連中の中に混ざるカエル……シュールである。
(なお世界大会にはガエル帝もいたので結構なカエル率があった)。
…が、今度は当然というか、《イレカエル》と《マスドライバー》双方が禁止カードに指定されてしまい、完全に消滅を余儀なくされた。
仮に《イレカエル》と《マスドライバー》が制限復帰したとしても、間違いなくエラッタされていると思われるためこのコンボが成立することは今後一切無いだろう。
追記・修正は不要な内容を必要な記述に《イレカエル》ことでお願いします。
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- 散々迷ったが、結局建てた。苦情等が無い様なら、[[ガエル(遊戯王)]]のページも若干書きカエル予定。 -- 名無しさん (2014-08-24 14:17:54)
- ↑誰うま -- 名無しさん (2014-08-24 15:59:55)
- 節子、FGBやない、FBGや -- 名無しさん (2014-08-24 16:45:06)
- TFでCPUが使ってくるけど使いこなせないせいで世界チャンプのデッキの中でも一番弱い -- 名無しさん (2015-02-24 19:57:32)
- TFの世界大会優勝デッキラッシュの中に混じってるとかなり異彩を放ってるデッキ -- 名無しさん (2017-03-21 08:38:24)
- スパルタクァの呪術師なんてのも -- 名無しさん (2022-09-30 08:52:39)
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