&font(#6495ED){登録日}:2014/11/30 (日) 18:58:17 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 抜き打ち司会[[テスト]]はめちゃめちゃイケてる内の企画。 今や名物企画ともいえる「濱口だまし」の記念すべき第1作目である。 ***【プロローグ】 #center{その日はめちゃイケ史上最悪の長い1日であった…} というのも、前日のロケで矢部が負傷し緊急入院。そのため、この日の企画である「めちゃイケ!ハッスルハイキング!!」の司会がいなくなってしまったのである。 その代理司会として今回のディレクターである佐藤三羽一ディレクター(この日初ディレクターでかなりのおっちょこちょい)が選んだのはよゐこの[[濱口優>濱口優(よゐこ)]]。 濱口の他には岡村しか知らない矢部入院の事実と司会依頼を受けた濱口は「出来ますか?」という問いに「どうでしょう」と戸惑いながらも了承してしまう。 一方、大道具通路では… #center{&font(i,150%){「やべっちは元気です!」}} とピンピンしている矢部とそれに喜ぶめちゃイケメンバー。ちなみに矢部も前日に「入院した」と聞かされた模様。 ***今回の企画内容 めちゃイケでは企画の進行などは常に矢部が行っているものの、個性的な面々を束ねながら企画の進行を行うのはやはり大変であり矢部にも負担がかかってしまう。 そこで、矢部と番組のためにもう1人司会ができる人が欲しいと提案。そして白羽の矢が立ったのが濱口であった。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){尤も、こういう企画にハマってくれるのが濱口しかいないというのもあるが。}} [[というわけ]]で濱口へ抜き打ちで司会テストを行い、司会としての素質があるかを調べるのが本当の企画内容である。 しかし、初めてのドッキリということで自然な「演技」ができるか心配のメンバー。 特に確実にちょける(ふざける)であろう岡村には「隠しカメラに寄らないように」など警告をしたが、 岡村は「ブルーリボン賞新人賞(岸和田少年愚連隊)を取っているから大丈夫」と自信ありげ。 かくして濱口だまし 第1章が幕を開けた… ***【打ち合わせ】 メンバーは濱口と合流しロケバスで今日のロケ現場へ(なお、今回のロケには武田は欠席)。モニタリングをする矢部も気づかれぬよう別の車で遅れて到着。 自分の初司会の時はピリピリした雰囲気だったと懐かしむ矢部に対し、濱口はリラックスムード。 まずは最初のテストとして「番組にとって重要な打ち合わせを集中して行えるか?」に挑戦。 佐藤Dと打ち合わせを行う濱口は一転、集中して台本を読み込むも、佐藤Dの腕には濱口が一番欲しいブレスレット(30万以上)が。 当初は台本を読んでいたものの、佐藤Dの露骨なアピールでブレスレットに気づいてしまい、そっからは台本よりもブレスレットに夢中となってしまい第1テストは不合格。 第2テストは「打ち合わせを聞かないメンバーをまとめられるか?」 おしゃべりばかりの女性メンバーや寝ている有野、さらには裸になる岡村に対しきちんと注意できるかを見るも、岡村の裸に笑ってしまい注意できず不合格。 とはいえ、自分もそんなことばかりしていたことに気づき反省はしていた。 一方、岡村は岡村で隠しカメラに変顔をするなどやっぱりばれそうな行為をしてしまい矢部をやきもきさせる。 ***【ビーチでのロケ】 いよいよ本番。本番中では第3テストとして「次々と襲いかかる寒い状況を笑いに変えて救うことができるか?」に挑まされる。 収録は開始したものの、打ち合わせが不十分なためやはり初々しくグダグダな進行となってしまう濱口。 まずは最初のハプニングとして「海釣りを行うはずが肝心の釣り道具が無い」という状況。これに対し濱口は潔くコーナーを飛ばしてしまう。 さらに、次のコーナーであるバギーにも「ガソリンが入っていないため走れない」というアクシデントに笑ってごまかすことしかできないまま、収録時間2分15秒で終了。 佐藤DはOKを出し、「編集で何とかしますんで」とは言ったものの、無論この程度じゃどう何とかできるのか聞きたい状態に。 さらに雛形・紗理奈も途中の仕事で離脱(実際はモニタリングに参加)というとんでもない事態に。 次のロケ場所へ向かう最中、メンバーに対し佐藤Dとの打ち合わせについて話すが、そこでは佐藤Dによる「とんでもない演出」の数々を語りだす。 -オープニングのタイトルコール後バックで脈絡の無い爆発。しかも使うダイナマイトの量は200kg。&br()これはビルを爆破する際に使うレベルであり、そんなもの至近距離で使われたら「番組が終わる(濱口)」どころか出演者もスタッフも全員木端微塵である。 -収録時期は10月であるにもかかわらず昼食は流しそうめん。しかも用意した量は200人分。6人で1人33人前は食べなければいけない計算である。&br()さらにラストには「とっておきの演出」として岡村が裸で流しそうめんのレールを滑るというプランも語っていた。レーンの太さは普通の竹なのに。 ***【河原でのロケ】 第2ロケポイントに到着したころには時刻は午後6時に。 何もいい画は取れず、打ち合わせもしてくれない佐藤Dにさすがの濱口も不信感をあらわし、やや怒っている模様。 そんな濱口に気づいていないのか佐藤Dは「昼食のシーンを撮るため午後1時ぐらいの感じで撮影する」と言いだす。この時時刻は午後7時。10月であればとっくに真っ暗の時間である。 ここで第4のテスト「仲間のミスをカバーすることができるか?」へ。 ゲストとしてミニスカポリスが登場。俄然テンションが上がり次第にセクハラをしだす有野と山本。 濱口がツッコミで止めるも、ついには激怒したマネージャーが収録を止めてミニスカポリスを帰らせてしまう。 アクシデントを起こしたメンバーに対し若干睨みつける濱口。 一方佐藤Dの演出はというと「OPの映像を生かし、ゲストを呼んだように見せかけて実は呼んでなかった」という形にするというお粗末なもの。 持ってきた釣り道具もリールがついていないなど全く準備が出来ておらず、次第に岡村のイライラがたまっていく中、 唐突に佐藤Dと当時ADだったカガリが喧嘩し、カガリを川に突き落とす。 濱口が仲裁するも完全に進行が止まり空気も最悪の中、佐藤Dは一人「OKです!」と満足げ。モニタリング中のメンバーは大爆笑だが、現場は凍死寸前の重い空気が… そんな空気についに耐えきれなくなってしまった岡村がブルーリボン賞物の演技でブチ切れ、収録を放棄し帰ってしまう。 収録を再開するも、当初8人だった出演者が5人まで減少という普通の画すら寂しい状態。 あまりの事態に進行する濱口もついに半分壊れかけてしまう。 ***【キャンプ場でのロケ】 ついに佐藤DとではなくADのカガリと打ち合わせをしだす濱口。 佐藤Dとの打ち合わせでは目を合わせもしないなど、露骨に不信感を示すが、そんなこともつゆ知らず、佐藤Dは「ロケ現場の使用時間があと20分」と相変らずのディレクションをする。 [[トイレ]]に行くふりをしてモニタリングに加わった有野も現場からいなくなり、ついに残りは濱口・極楽とんぼ・光浦の4人と当初の半分に。 キャンプ場ではまずはキャンプファイアーを囲みながらカラオケ大会。さらにはメンバーには内緒のスペシャルな演出をするというが… そして肝心の最終テスト。その内容は&font(red){「司会以前にこれがドッキリであることに気づくか?」} 要はネタバラシに向けたクライマックスである。 撮影が始まり、1人必死に盛り上げる濱口。そんな中、佐藤Dはカンペで「極楽ケンカ」と出す。 要は十八番の「極楽とんぼによる乱闘を見せてほしい」訳だが、あまりの展開の速さと無茶な注文にさすがの加藤も苦笑い。 仕方なく「歌を催促する山本に対しこっちを見るなと因縁を付ける加藤」という無理やりな理由でケンカを始めた極楽。 ケンカを止めようとする濱口と光浦を置いて、極楽の2人は土手の下に止めてあった車へ。加藤がボンネットにしがみついたまま山本が運転し、そのまま山道へ。 少しして戻ってきた車。しかし、そのまま道から外れ森に突っ込み、爆発炎上し素晴らしい表情で驚く濱口。 それでも完全に信じきっている濱口に対しようやくネタバラシ。 一方、現場では佐藤Dがこんな状況にもかかわらず「笑いでシメ」と最後までクソみたいなカンペを出していた。 現場に余りにも早すぎる救急車が到着し、中から矢部を筆頭に登場しようやく濱口もドッキリだと判明。一方、極楽とんぼは黒焦げになりながらも生還。 しかし、途中で帰った岡村は… と思ったら岡村も黒焦げで登場。どうやら帰る途中に巻き込まれていたようだった。 ***【備考】 この企画のクライマックスである「車が爆発炎上→黒焦げで生還」は、15年の時を経て「国立め茶の水女子第48高等学校 体育祭編」で復活した。 この時の流れは +食事タイム中に着ぐるみに入っていた加藤が正体を現し暴走。&br()(というのも、その数か月前にAKB48をゲストに迎えた「生爆裂お父さん」にて、渡辺麻友の顔を踏んだことに対し殺害予告が殺到しBPOからも怒られるという事件を起こしていた) +それを止めるため、山本の代わりに当事者である渡辺がなだめる。 +それに対しさらに渡辺を攻撃する加藤に対しついにブチ切れ乱闘。 +加藤が屋根にしがみついたまま渡辺がゴルフカートを運転し、そのままプレハブ小屋へ突っ込み爆発炎上。 +中から黒焦げの加藤と渡辺が生還し和解。 という感じである。もちろん一連の流れは全て台本ありのコントである。 これが好評だったことからか、その後も「極楽まゆゆ」としてケンカコントを行っている。 追記・修正はバカディレクターにも負けずちゃんと司会進行できる方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - タグ表示部分を入れると「コメントプラグインで指定されているログページの編集権限がありません。」と出てしまうので、暫定的にタグ部分を抜いています。もし解決策があれば教えるか編集していただけると幸いです。 -- 立て主 (2014-11-30 20:15:28) - 幼稚園の頃見てたな 忘れたけど -- 名無しさん (2015-10-15 12:20:19) - 子供の頃見た奴はもう大人になっている。私もだ めちゃイケを見続けたことが唯一の後悔と汚点 2007年から見なくなった -- 名無しさん (2016-09-25 10:02:20) - 言うなれば佐藤三羽一ディレクターの出世作 -- 名無しさん (2018-09-16 16:28:57) #comment #areaedit(end) }