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サチコでどうだ?! - (2025/08/11 (月) 12:43:38) のソース
&font(#6495ED){登録日}:2010/06/03(木) 04:58:34
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます
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&font(#ff0000){本項ニハ TV GAME『リンダキューブ』Bシナリオ ニ 関スル 重大ナ ネタバレ ガ 記サレテイマス}
}}}
早すぎたポケモン・モンハンとも称される怪作RPG『[[リンダキューブ]]』。
「サチコでどうだ!?」とは、3つ用意されている初期シナリオ中、2番目のシナリオB「ハッピー・チャイルド」にて飛び出す名言である。
このセリフを発したのは、物語の舞台となる惑星ネオケニアはホスピコの大病院に勤務する「エモリ博士」(CV.故・[[青野武]])。
エモリはシナリオB序盤に重傷を負った、主人公「ケン」の彼女「リンダ」の主治医として登場する。何者かに襲撃され、&font(#ff0000){四肢切断}の重傷(レンジャー隊が発見した際には血の海の中を転がる芋虫状態だったらしい)を負ったリンダを見事に治療した名医である。
……が、この博士。どうにもイマイチ信用しきれない人物でもある。
#center(){
「&font(#ff0000){私はね、医者として人間として いつも 最善を尽くしてきたし できることは 全てやった…}
&font(#ff0000){なのに決まって 患者には 理解されないんだ… おそらく リンダにも 恨まれるだろう…}」
}
リンダの右腕と両足は現場に残されていた。しかし左腕だけは、何故か見つからなかったのだ。
エモリはリンダを助けるため、別人の腕を移植したのだ。やはり何者かに殺されたガチムチ大男の黒人である&bold(){リンダの父、ヒュームの左腕}を((「細胞レベルまで相性がいい」と評されており、拒絶反応などのリスクとリンダの後の人生を天秤にかけた結果としてヒュームの左腕が移植された。なお、ヒュームはリンダに自分の子である要素が全く見受けられないことが原因の1つとなってAシナリオで凶行に及んでる))。
「箱舟」の起動キーとして登録されているケンの右腕とリンダの左腕。その片方が欠けたことで、[[ゲーム]]の主目的である動物保護は初っ端から暗礁に乗り上げる。
途方に暮れるケンに、エモリは彼の娘である「サチコ」を紹介し、リンダ回復まで動物保護の手伝いを命じるのだった。
その後、サチコとケンがいい感じになったり、覚醒したリンダが嘆き悲しむどころか、父の左腕をフル活用して家族と近所の人々の敵討ちに乗り出したり、謎の怪死事件が連発するのだが、それは[[ゲーム]]本編を見て大爆笑して頂きたい。
物語後半、エモリの本性が明らかとなる。端的に言えば、エモリは無数の罪を背負った「狂ったクローン技術者」だったのだ。
一人娘のサチコと共に逃避行を続けてネオケニアにたどり着き、娘の幸せのために暗躍していたのである。
しかし逃亡生活に疲れたサチコは、「箱舟」の乗組員に志願して、つがいとなる男の子と共に新天地へ旅立つことを願うようになっていた。エモリは勿論猛反対するが、最後には折れ、娘の旅立ちを許そうとしていた。しかしサチコは選考から漏れ、絶望のあまり自殺してしまう。それはエモリを繋ぎとめる最後の存在が無くなったことを意味していた。
勘の良い方々は薄々察しているだろうが、リンダの村を襲ったのはエモリと、エモリが作った「サチコ」のクローン戦闘体である。
リンダの左腕を隠したのもエモリ。箱舟の機動キーである左腕を「サチコの一体」に取りつけ、ケンの嫁にしてその夢を叶えようとしたのだ。
#center(){
&font(#ff0000){ケン、必ず来ると 信じていたよ 実は折り入って君に相談があるんだ}
&font(#ff0000){他でもない、箱船の女性乗員(クルー) つまり、君の花嫁のことだがね リンダはあんな状態だろ?}
&font(#ff0000){そこで 相談だ はっきり言おう! サチコで どうだ!!}
}
そして、父親からの離反を決意した「サチコの一体」に案内される形で自宅を訪れたケンに、&bold(){一世一代のセールストークをぶちまけるのである}。
このシーンはムービー、特にプレイステーション版では完全フルアニメーションムービーが流れる。
#center(){
&font(#ff0000){納得いかないかね?ま、これを見てくれ。}
(死んだ表情で突っ立っているサチコに歩み寄るエモリ)
&font(#ff0000){どうだいこの「腕橈骨筋」から「上腕二頭筋」に続くエレガントなカーブ。}
(サチコの左腕を持ち上げ撫でるエモリ)
&font(#ff0000){そうリンダの左腕だ! ちゃぁんとサチコに付けておいたよ!}
(ケンの方を向いて叫ぶエモリ)
&font(#ff0000){どうだ?!サチコでどうだ?!}
&font(#ff0000){それからこのドレス、見覚えないかい? リンダの部屋からいただいてきたんだ。}
&font(#ff0000){あつらえたようにピッタリだろう?}
&font(#ff0000){どうだ!? サチコでどうだ!!}
(一瞬悲しそうな表情を見せた後、サチコの後ろに回りスカートを持ち上げ、彼女をパンチラさせるエモリ)
&font(#ff0000){理論的にはね、子供も産めるはずなんだ。}
(笑いながらこちらを誘うエモリ)
&font(#ff0000){試してみようよ! どうだ、えぇ?}
(サチコの股下から首を突き出して叫ぶエモリ)
&font(#ff0000){サチコでどうだ!!}
(顔を引っ込めながらつぶやくエモリ)
&font(#ff0000){んー、生娘のニオイだ……。}
(ケンにせまりつつ鬼気迫る勢いでまくしたてるエモリ)
&font(#ff0000){どうだ!! どうだ!! サチコで、どぉうだぁぁ!?}
}
博士の台詞として有名だが実は博士が登場しないシナリオAで&font(#ff0000){サチコ本人}がこの発言でプロポーズしていたりする。
追記・修正は迫真の演技で「サチコでどうだ!!」と言いながらお願いします。
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- う~ん生娘の匂いだ! -- 名無しさん (2014-03-07 18:19:36)
- 旧時代はこの文章量の薄さでも項目として生存していたのが驚き。もっと加筆してもいいんじゃよ?(チラッ -- 名無しさん (2014-03-07 18:26:00)
- 変態エモリの真骨頂のセリフだったな。 -- 名無しさん (2014-12-11 17:24:23)
- ドレスをアピールした直後に一瞬だけ素の表情に戻るのが印象的。 -- 名無しさん (2016-07-01 20:21:33)
- 何というか、本当に哀れなおっさんだなって思ったわこのシーン・・。娘を何としてでも救いたいっていう思いが何もかも間違った方向に傾いた事の象徴の様なシーンだと思う。その後のセリフも踏まえると俺はあんまり笑えない。 -- 名無しさん (2016-08-14 02:25:55)
- これと逆恨みの何が悪い!俺に教えてみろぉ!はリンダキューブでも屈指の名シーン -- 名無しさん (2016-11-02 14:30:45)
- 間違っても某大物歌手やカワイイボクとは関係ない。 -- 名無しさん (2017-01-11 17:18:30)
- 某ERO動画で青野御大が演じた別キャラがこの台詞でモバマスの幸子を推しててだめだった -- 名無しさん (2017-04-23 18:08:51)
- 同じく某イレギュラーで知ったクチだが元ネタに衝撃を受けた -- 名無しさん (2017-05-08 20:27:07)
- これと逆恨みの何が悪い!のアニメーションは一挙一動に意味が隠れてて感心する -- 名無しさん (2022-12-05 22:08:52)
- 一瞬だけエモリが素の表情になるところだけど、あれはどういう事なんだろう -- 名無しさん (2022-12-20 22:46:45)
- オリジナルの体型に合わせるとドレスが着れなくなるからそこは妥協して弄らざるを得なくて、左腕の件は仕方ないとしても眼前の娘はやっぱり本物ではないという現実を実感してるとか? -- 名無しさん (2023-03-07 07:43:21)
- シナリオAで遺伝的特徴がなくリンダが本当に自分の娘か疑っていたヒュームの左腕が適合したってのが、Aクリア直後に見せられるすげー痛烈な皮肉 -- 名無しさん (2023-11-23 10:19:53)
- イレギュラーDA! -- 名無しさん (2024-12-14 19:59:59)
- どうしてイレギュラーは発生するんだろう? -- 名無しさん (2025-02-04 15:37:53)
- 前にも言われてたと思うけどAシナリオのこの人もちゃんと悪い人だったんだろうな。ミサイルで始末されてるし -- 名無しさん (2025-03-27 00:10:36)
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