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ジェラルド・ヴァルキリー - (2025/06/12 (木) 22:19:12) のソース
&font(#6495ED){登録日}:2014/12/20 Mon 23:20:00
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&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
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#center(){&color(#f1c232,#e8ecef){一対一で倒せなどと誰が言った?}}
#center(){&color(#f1c232,#e8ecef){一対一では&bold(){“奇跡”}が起きても我は倒せまい!}}
#center(){&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){全員で来い!}}}
&underdot(#c0c0c0,2px){&sizex(6){&color(#f1c232,#e8ecef){“ M ” ジェラルド・ヴァルキリー} }}
&sizex(3){&font(#a9a9a9){Gerald Valkyrie}}
&font(#7fbfff){[職業]滅却師}
&font(#7fbfff){[所属]見えざる帝国「星十字騎士団」}
&font(#99ddff){[誕生日]1月7日(やぎ座)}
&font(#99ddff){[身長]222cm}
&font(#99ddff){[聖文字]“ M ”}
&font(#99ddff){[能 力]The Miracle ― &ruby(ザ・ミラクル){奇跡} ―}
&font(#99ddff){― “傷を負ったもの”を“神の&ruby(サイズ){尺度}”へと“交換”する}
&font(#99ddff){[完聖体]&ruby(アシュトニグ){神の権能}}
&font(#7fbfff){[CV]小山剛志}
[[漫画]]「[[BLEACH]]」の登場人物。
#openclose(show=目次){
#contents()
}
*&font(#4169e1){†} 概要
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千年血戦編から登場。[[星十字騎士団>星十字騎士団(BLEACH)]]所属の[[滅却師>滅却師(BLEACH)]]。
霊王宮に乗り込んだ[[ユーハバッハ]]の影により、直属精鋭部隊&bold(){『&ruby(シュッツシュタッフェル){親衛隊}』}の一員として出現した。
外見は頭部と目の周りを仮面で覆った、ローマの戦士を思わせる装束を纏う筋骨隆々の大男。
*&font(#4169e1){†} 人物
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同僚の[[リジェ>リジェ・バロ]]同様、傲慢不遜な性格の自信家。[[一人称>一人称(日本語)]]は「我」。
豪快に高笑いする事が多く、仰々しい振る舞いや喋り方をする。
また傲岸不遜ながら竹を割った様な性格でもあるのか、[[石田雨竜]]がリジェの行動の真意を答えた際には、
&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){「上出来だ」}}といい雨竜を認める発言を公然で堂々としており、その後も気さくに声をかけている。
仲間割れも多い騎士団の中では、かなり真っ当な部類かつ気持ちのいい性格といえる。
その自信は自身の実力に裏打ちされたものであり、性格に対して持久戦で無類の力を発揮するものである。
*&font(#4169e1){†} 戦闘能力
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#center(){&color(#f1c232,#e8ecef){……勝てる訳が無い…そう思うか…?}
&color(#f1c232,#e8ecef){ならば我が貴様等に勝てば}
&color(#f1c232,#e8ecef){それは&bold(){“奇跡”}と言うことだ!}}
見た目に違わぬパワーファイターであり、能力なしで超長距離を飛び越えて移動できる驚異的な身体能力の持ち主。
本人曰く&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){「最大・最強・最速の滅却師」「全てを与えられた戦士」}}。
仮面の中の素顔は、隈取りめいた紋様が刻まれた顔と非人間的形状の瞳から成る異形の目である。
また背中から[[天使]]のような翼を展開し、空中を飛ぶことも可能。
ちなみに彼(と[[ペルニダ>ペルニダ・パルンカジャス]])の聖文字の能力はユーハバッハから与えられていない&bold(){自前のモノ}らしく、[[アスキン・ナックルヴァール]]は&color(purple){「ジェラルドさんの能力をなぞらえて陛下は聖文字を決めた」}と語る。
騎士団内では&bold(){「[[霊王>霊王(BLEACH)]]の心臓」}と噂されているとのことが、本当かどうかは不明のまま連載が終了してしまった。
**&font(#b369d3){◇─ &ruby(ザ・ミラクル){奇跡}}
聖文字“M”の能力。
&bold(){“傷を負ったもの”を“神の&ruby(サイズ){尺度}”へと“交換”する}ことができる。
詳しい詳細は不明であるが、文面通りなのだろう。
端的に纏めるならば、&bold(){ダメージを負うと、そのダメージ量に比例して巨大化する能力。}
能力の効果は肉体だけでなく、[[剣]]や[[盾]]といった自身の[[装備]]にも適用され、「交換の対象者」もジェラルド自身に限定されないものと思われる。
作中ではジェラルド自身が「傷を負う」ことで装備ごと巨大化し、ジェラルドの剣が刃毀れを起こすとその分のダメージが相手に伝わっていた。
[[巨大化]]能力の場合、巨大化の度合いは受けたダメージに比例し、巨大化せずに再生・強化するだけもできるようである。
ジェラルド自身はこの能力を&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){「民衆の想いを形にする事」}}と表現して説明している。
また盾は[[斬魄刀]]を解放していないとはいえ、剣八の一撃を弾いたことで彼のスイッチを一瞬でオンにしている。
劇中では、[[二枚屋王悦]]との戦闘では瞬殺されて息の根を止められたものの、
その後ユーハバッハによって復活させられた後の戦闘では[[阿散井恋次]]ら護廷十三隊の隊長及び副隊長達の集中砲火を受けたことで&bold(){[[ウルトラマン]]のごとき巨人へと変貌した。}
なお彼曰く&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){「“交換”でここまで巨大になれたのは初めて」}}らしい。
この発言を見る限り能力の使用は一度や二度ではないはずだが、縮小のメカニズムは不明。
王悦に斬られたときは能力が発動していないため、蓄えた力がゼロの状態で瞬殺されれば能力は発動しないのだろう。
圧倒的巨体による質量攻撃は単純ながらも実際驚異であり、四肢による打撃はおろか、息を吐く行為すら強烈な攻撃手段となり得る((特にジェラルドは膂力など基礎的な戦闘能力が高く、それがそのまま反映されるためなおのことである))。
代償として相手の攻撃が当たりやすくなるのだが、防御能力も桁違いに高く、自身の装備も大きくなるため大した問題になっていない((事実、強化後の白哉の千本桜や虚化した[[仮面の軍勢]]二人+元鬼道衆副鬼道長の一斉攻撃をそのまま受けてもほぼノーダメージだった。巨大化後唯一有効打を与えたのは今のところ剣八のみである))。
[[ヤミー・リヤルゴ]]の上位互換に思えるが、単純に強化・巨大化するだけならまだしも、装備が傷つくことでも効果が発揮される。
加えて、&bold(){巨大化系能力者によくありがちな敏捷性の劣化がジェラルドの場合発生しない}ため、敵としての厄介さは天と地の差がある。
また、通常サイズと同じサイズの敵を見つけにくくなっているようだが、これも「奇跡」の力で押し切っている。
要するに巨大再生するだけでなく、無理なものごともどうにかできてしまうらしい。もちろん元々可能なら当然可能なので…ありえないぐらい強い。
本人の言っていた民衆の思いを形にする特性を考慮すると、神の尺度に交換するというよりも、自身の存在を民衆の脅威となる存在や状況を覆せる存在へと交換するという方が的確なのかもしれない。この民衆と言うのが、具体的にどの集団を指すかは不明だが、滅却師の集団そのものを指すのであれば、滅却師という集団自体を滅ぼさない限り、能力発動中のジェラルドを倒すことは出来ないという事になる。ある意味、ジェイムズと[[マスキュリン>マスク・ド・マスキュリン]]の関係に似ているともいえる。
**&font(#b369d3){◇─ 完聖体「&ruby(アシュトニグ){神の権能}」}
剣八に真っ二つにされた直後、復活した際にこの形態になったが、詳細な能力は不明。
曰く&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){「死してなお神の為に剣を奮う神の戦士」}}。
身体中に紋様が浮かび上がった形態になり、頭部も身体の紋様を模したかのような兜が装着される。
丸い形状だった盾には星を象った意匠が追加され、さながら刃の[[ブーメラン]]としての用途にも使われるようになった。
肉体は更に巨大化し、剣の切っ先から真世界城の一角を崩壊させる程の威力を持つ砲撃を放つなど殲滅力が大幅に増大した。
この状態でも神聖滅矢を使用できるが、弓矢の大きさも巨大化したジェラルドの肉体相応のサイズである。
また、神の戦士としてこの世を構成する四元素には縛られない肉体を持つらしく(というか奇跡の能力かも)、不完全ながらも[[日番谷>日番谷冬獅郎]]の「四界氷結」を打ち破っている。
**装備
・&font(#b369d3){&ruby(ホーフヌング){希望の剣}}
&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){「民衆の“希望”を束ねて作り上げた」}}というジェラルド所有の両刃剣。
この剣も『奇跡』の能力で巨大化するだけでなく、&bold(){刃毀れすると剣を傷つけた相手に刃毀れ分と同等のダメージを与える効果}を持つ。
剣の本格的な使用は『奇跡』の効果による巨大化後から。
剣八の野晒と比べると威力はわずかに劣るが((作中では野晒とぶつかり合ったとき刃こぼれを起こしている。まあ、隕石すら破壊する野晒相手に刃こぼれで済んだのは十分すごいことだが))、戦闘中に武器の刃毀れを起こさせる事無く戦うことは困難を極める。
とはいえ「物質」の域は出ないようで、「物質の機能停止」の域まで凍らせれば、この剣の能力は発動できなくなる。
%%物質ってなんだっけ…%%
*&font(#4169e1){†} 活躍
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**&font(#b369d3){◇─ VS 王属特務・零番隊}
第二次尸魂界侵攻で登場、[[ニャンゾル・ワイゾル]]の敗北後、親衛隊としてユーハバッハに召喚される。
……が、二枚屋王悦に瞬殺され、親衛隊最初の戦死者となった。
その後ユーハバッハが行使した「聖別」で復活するが、結局能力も発揮する事無くそのままフェードアウトする。
***アニメ版
聖別での復活後は、曳舟によってタイマンの場になった時は自身は[[修多羅千手丸>修多羅千手丸(BLEACH)]]と対決。
身代わり、超速による格闘術、縫合の応用によるジェラルドの身動きを封じられたが、千手丸の斬魄刀による心臓突き刺しにその頑強さで防ぎ、カウンターでパンチを叩き込む。
その後は千手丸が他3人を犠牲にして発動させた卍解に引きずり込まれ、氷結の空間に閉じ込められる。
抵抗するも完聖体でも凍りついてしまい、氷像と化した。
しかしユーハバッハの開眼にともない共鳴して復活した模様。そのまま雨竜が千手丸を倒したことで卍解も解除されて空間から解放された。
**&font(#b369d3){◇─ VS 織姫&茶渡&岩鷲}
足止めに来た織姫らと対決。
岩鷲の旋遍万花による陽動に「小賢しい」と一閃で薙ぎ払うも攻撃は織姫によって防がれ、泰虎と岩鷲の連携技で足場が砂に変化されて一緒にいたリジェらと共にそのまま飲み込まれてしまった…
#center(){&color(#f1c232,#e8ecef){ワッー!!ハッハッハッ!!}}
完聖体発動させて流砂から脱出。
そして先ほど以上の力の薙ぎ払いで3人を霊王宮外へと飛ばして勝利する。
同じ頃に一護を倒した石田雨竜の活躍に褒め称えた。
**&font(#b369d3){◇─ VS 護廷十三隊・隊長副隊長}
その後「真世界城」決戦に移っても中々出番が無かったが、654話にて漸く出番が到来。
[[阿散井恋次]]、[[朽木白哉]]、[[朽木ルキア]]、[[平子真子]]といった隊長・副隊長組の前に落下して立ち塞がる。
彼らを持前の自信溢れる口調で挑発するも、逆にボコボコにされボロ雑巾じみた姿を晒す羽目に。
しかし、自身の能力により今まで受けたダメージを利用して大幅に巨大化したことで一気に形勢逆転。
隊長格達をまとめて薙ぎ倒し、仮面の軍勢の攻撃にも動じず、彼らを悉く地に伏せさせる実力を見せた。
因みに初登場に装備していた兜は白哉の攻撃で破壊された。
その後に日番谷と交戦。日番谷の卍解をもってしてでも動きを封じることができなかったが、時間は稼がれてしまったようで朽木白哉が体制と立て直して復帰。さらに[[更木剣八]]も復活して右腕を切られ隊長三人を相手する羽目になる。
ポストヤ○ーまっしぐら…
と思いきやそんなことはなかった。なぜなら、
①:戦いの舞台、真世界城(旧・霊王宮)は、瀞霊廷の超が付くほど高い場所にあり、こいつがさらに巨大化して落ちようものならそれだけで瀞霊廷は壊滅しかねなかったからである((超質量のもので瀞霊廷ごと攻撃はグレミィ・トゥミューが実際やっており、混乱を招いた。言ってる本人がどうやってそんな推測できたのかは禁止))。
もちろん、切られた右腕も即復活している。
②:ジェラルドの能力はジェラルド自身だけでなく装備にも適用され、加えて剣が傷つけば自身も傷ついてしまう。
そんな状態であるため、更木剣八は&bold(){「ジェラルド自身と装備に傷をつけることなく、ジェラルドを一撃で仕留めなければならない」}という縛りプレイを強いられ、(盾を切れなかったことがことがきっかけとはいえ)始解状態・真の力・そしていつの間にか眼帯外していた当時最強の剣八をも追い詰めていく。
ついにはダメージを蓄積させ剣八を昏倒させるが、卍解の力を手にして赤鬼のような外見と化した剣八の猛攻撃に反撃も敵わず真っ二つに切り裂かれた。
その直後どこからともなく現れた滅却十字の力で復活し、卍解を持て余して自滅した剣八を退けるが、
時間をかけすぎた事で今度は氷華が全て散り、青年の姿となり、完成した大紅蓮氷輪丸を引っさげた日番谷と交戦。
希望の剣を容易く切り裂きその機能すら氷結させる日番谷に対し、地水火風の四元素に縛られない肉体でごり押ししようとするが、
倒されたと思われた剣八に足の小指を突き刺され転倒、剣八に悪態を吐いている途中で再度氷結され、
白哉の奥義を喰らい頭部を完全に消し飛ばされ、残った肉体も芯まで凍り付いてバラバラに砕け散った。
完全にサンドバッグです。ありがとうございました。
霊王の心臓と称された彼も、ここまで破壊されれば流石に万事休す…という訳では全く無かった。
なんと砕け散った肉体が閃光となって再集結、再び人の姿を象っていく。(元の姿に戻ったわけではない。[[もののけ姫]]のデイダラボッチのような状態)
ジェラルドさんの戦いはこれからだ!
とおもいきや、&bold(){これといった活躍もないまま陛下の聖別を受けて白骨化した。}
なんで復活させたんだ…
*&font(#4169e1){†} 余談
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・&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){倒せるか問題}}
剣八&冬獅郎&白哉の実力者が相手でも幾度なく復活して最終的に倒せなかったが、初戦の王悦戦や千手丸戦では何故か能力を発動出来ずに戦死した。
これには「剣八が両断した時に現れた滅却十字が核で壊せば倒せたのか?」と考察されていたが、後に読者投稿の作者への質問コーナーにこれに関して触れられた。
作者曰く「滅却十字を破壊できたら倒せていました。破壊できたらですが…」との事でちゃんと明確な弱点が存在していたようだが、破壊できたらと意味深な言葉を残していたので核となっていたものの耐久は異常なくらいに硬いと思われる。
王悦戦や千手丸戦で、自力で復活できなかったのはこの核まで破壊されていたか、能力発動が間に合わないレベルで瞬殺されたかのどちらかだと思われる。((本人の「"奇跡"とは 危機に瀕して起きてこそ”奇跡”!」というセリフや、織姫達や死神一行に向かって全員でかかってくるように挑発したりするあたり、自身がピンチにならないと能力が発動しない可能性もある。瞬殺された王悦の時や、一発逆転された千手丸の時も能力が発動しなかったのはそのためと思われる。))
・&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){霊王の心臓}}
霊王の心臓の件は原作ではナックルヴァールの台詞でのみで残念な事に彼が心臓だという描写などがないまま退場してしまった。
というよりはペルニダは当人は自覚してなかったが、左手の形をしていたがジェラルドの場合は心臓のパーツとは思えない程にジェラルド個人の容姿であった。
一方で、アニメでは前述の千手丸との戦闘で心臓部分が赤く光ったりとそれを示唆する描写が追加されていたので読者たちが長らく謎であった「本当に霊王の心臓なのか?」、「もしそうならユーハバッハはどのような経緯で心臓(ジェラルド)を傘下にいれた?」のが拾われると思われる。
&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){ハハハハハハ!!無力!!無力!!無力とは恐ろしいのう!!}}
&bold(){&color(#f1c232,#e8ecef){だが嘆くな、貴様等が幾ら追記・修正したところで“奇跡”は起こらぬ!!}}
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