レッドアリーマーⅡ

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レッドアリーマーⅡ - (2024/09/05 (木) 10:48:27) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2016/09/18 Sun 00:04:27
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#center(){&bold(){&sizex(6){&color(black){魔界の唯一の希望の&ruby(ひ){灯}、レッドアリーマー参上!}}}}


『レッドアリーマーⅡ』は92年にカプコンが開発。発売された[[ファミリーコンピュータ]]用のアクション[[RPG>RPG(ロールプレイングゲーム)]]ゲーム。
90年に[[ゲームボーイ]]で発売されて好評を呼んだ『[[レッドアリーマー 魔界村外伝]]』の続編。
[[スーパーファミコン]]全盛期の頃に発売されたFCゲームであるが、それだけにグラフィックや音楽の出来は素晴らしいの一言。
前作から基本的な操作方法とゲーム内容を引き継ぎつつ、カラー化された[[レッドアリーマー]]の活躍が描かれる。
#openclose(show=CM){
#center(){&bold(){見よ、この雄姿!}

&bold(){アイツの強さは魔界一!}


&bold(){&sizex(7){&color(red){レッドアリーマー&color(lawngreen){Ⅱ}}}}

&bold(){ファミリーコンピュータで好評発売中!!}}


町に来たレッドアリーマーがヘルクライムやファイアーを披露した後、回転飛行しながらタイトルロゴに変わるというもの。
}

一方、ハードを変えての発売という事には前作ユーザーからの不満も寄せられたのか、93年にはGBでも『魔界村外伝 THE DEMON DARKNESS』のタイトルでアレンジ移植がされた。

GB版ではインターフェースが簡略化された事や、一部の敵のBGMが違うといった部分以外は殆ど忠実な移植((ただし、GBの方が画面が狭くなる為か感覚が変わっている箇所も。))となっており、寧ろ追加要素も加えられる等のグレードアップが図られている。

14年には[[ニンテンドー3DS]]と[[WiiU>Wii U]]のバーチャルコンソールにてFC版が配信開始されている。


*【ゲーム内容】
基本的な設定は前作と同じく、レッドアリーマーを操り“黒き光”に侵食された魔界を解放する事である。
前作同様に“ホバリング”と“ヘルクライム”を駆使しつつ、縦横に入りくんだステージの攻略を目指そう。

各ステージ間をRPG風のフィールドにより繋いでいるのも同じだが、フィールド間の移動速度が上げられていたり、[[エンカウント]]方式による戦闘が廃止されていたりと、プレイヤーに配慮した仕様となっている。

一方で、前作には無かったギミックを加えて更に多彩になったアクションや仕掛けにも注目。
ステージ数も増やされており、ゲーム自体の攻略難易度は前作以上と言える。

前作を知っていると「似ているようで違う」世界観に戸惑いを感じる部分もあるが、物語を進めていく内に同一の世界観による過去編であることが明らかになっていく。

バックアップは“あくまのことば”から“あくまのすうじ”に変更。
平仮名の方が親しみやすかったとの声もあるが、それはそれ。
ちなみに、入力する数字の桁が違う為に FC時代のパスワードはGB版では流用出来なくなっている。


*【物語】
遥かな 昔……
まだ 人間界の 出来る以前の
話 である

魔界の町 エトルリアに
レッドアリーマーという 魔物が 住んでいた

レッドアリーマーは
一人前の 戦士となるべく 戦士の訓練所へと 毎日 通っていた

そんな ある日……


*【登場キャラクター】

■レッドアリーマー
赤い炎の様な色の若い魔物。
『レッドアリーマー』シリーズでは唯一の見習い状態からスタートする御先祖様。
日課の訓練をしている最中にエトルリアが“黒き光”に滅ぼされてしまい、あれよあれよと冒険に挑む事になる。

>■ファイアー
>火炎弾を放つ魔力。威力1。
>初期段階の魔力で低威力で連射不能。
>■バスター
>破壊弾を放つ魔力。威力2。
>色の違う壁を破壊可能で連射可能。
>終盤までのメイン火力。
>■トルネード
>小型竜巻を放つ魔力。威力4。
>連射可能で前方に放った段階で止まるので足場に使える。1画面に二つずつしか表示出来ないが、これを利用して障害物をスルー出来るステージもある。
>効かない相手が多く攻撃としては使い難いので注意。
>■クロー
>溶岩弾を放つ魔力。威力6。
>トゲに張り付き足場にすることが可能で連射可能。
>攻撃としても有効で、登場時期が遅いのだけが残念。
>■ダークファイアー
>暗黒の炎を放つ魔力。威力8。
>全ての能力が解放された後に得られる最強の魔力。
>連射は不能で攻撃にしか使えない為に、今回もほぼラスボス戦専用の扱い。
>■ホーミングファイアー
>誘導火炎弾を放つ魔力。威力1。
>GB版から追加。威力は低いが相手を追尾する弾を放つ。
>■幽体離脱
>GB版から追加。幽体を先に送って一定区間先のステージの様子を偵察できる。

■魔王モーロック
エトルリアの支配者。
その姿は後に魔界に現れる魔王アスタロトとほぼ同一で、血縁を感じさせる。時系列的にモーロック→ジャーク→アスタロトということだろうか?

■ヘカテ
ガザの洞窟で待つ魔女。

■魔王バアル
ギベアの町の支配者。

■魔界王
魔界全体を統べる[[魔王]]だが“黒き光”の軍勢に力を封じられている。
姿は前作のダークロードと同じなので先代とかご先祖なのだろう。

■魔王レーテ
レーテの館の主。

■魔王ルシフェル
ルースキープに居る炎の支配者。
後の[[大魔界村]]のラスボス。今回は戦わない。

■魔王べローナ
ルースキープに居る氷の支配者。
ルシフェルに瓜二つだが体が青い。

■魔王デモゴルゴン
破壊王の腹心ゴーザを倒した後で話しかけてくる魔王。元ネタに倣い姿は見せない。
レッドアリーマーの全ての能力を解放する装備を渡してくれる。


*【敵キャラクター】

■シャド・フ
布を纏った人型の魔物。

■バット・アイ
一つ目[[コウモリ]]。

■ダグ・エッグ
骨ダチョウ。

■シンビー
跳ねる足つき目玉。

■トパス
壁に張り付いてる魔物。

■ヘル・ダイバー
跳ねている球形の魔物。近づくと体を開いて体当たり。

■メルトアイアン
人面炎。今回は動かないのだけ。

■ガン・ロック
人面岩。足場扱いだが弾を吐いて攻撃もしてくる。
慣れるまでウザったい。

■オーエン
一つ目[[幽霊]]。

■ポポ
弾を吐いてくる植物。

■ドラグ・カイト
小型の骨竜。上空から弾を落としてくる。

■シャボテグロン
体を開いて弾を放つ。体を開かないと攻撃が利かない。トルネードが効く。

■モーラ
にじりよってくる炎の獣。

■モーラの巣
モーラが出る時じゃないと攻撃が利かない。

■テトラス
前作にも居た手形コウモリ。

■ロードン
骨魚。

■スモーク・オーガン
アイテム壺に見せかけてランプの精的なモンスターが飛び出す壺。

■ヘルスピン
回転攻撃してくるイモムシ。

■ビー
ハチの魔物。トルネードが効く。

■プリズン・クリスタ
水晶の魔物。バスターでのみ完全破壊出来る。

■ミライン
鏡に潜む幽霊。

■デス・ショット
悪魔の顔。横軸が合うと炎を吐き出す。

■テッキンフォー
燭台を持った幽霊。倒すと一定時間暗闇になる。

■ゼルブ
トゲ壁を這い回る虫。近づくと飛んでくる。

■スラッキー
めだまの塊。倒すと弾が四方向に飛び散るので厄介。

■シャーメン
斜面に居る骨。弾を全力で吐いてくる。

■BOSS:スカルサタン
キングパレスで魔界王に化けていた魔物。
動きは前作を参照。

■BOSS:ダゴン
長大な体を持つ魔物。耐久力が高い。
姿は違うが、特徴と攻略方法は前作のビオラスに似ている。

■BOSS:カマギラス
巨大な蟷螂型の魔物。
高速で放たれるカマ攻撃が強力なので、充分に回避を取れる距離を保って戦えることを祈りたい。


*【各ステージ&BOSS】

・ステージ1 エトルリアの町
■BOSS:ナーガス
ピョンピョンと跳ねつつ、止まった位置からバウンド弾と三方向弾を放つ。
距離を取って戦おう。

・ステージ2 ヒンノムの森
BOSS:デス・バルーン
風船みたいな魔物で、吸い込み&吐き出し攻撃中は“ヘルクライム”していないと引き寄せられたり飛ばされてしまう。
吐き出される三つの泡はなるべく一方向に誘導してかわして行きたい。

・ステージ3 砂漠の遺跡
■BOSS:サンドフロッグ
ピョンピョンと跳ねる巨大ガエル。
止まると三匹の小ガエルを生み出すので、一方向に集めてかわしたい。
動きを止めて一直線に体当たりしてくる事もある。
ステージ同様に流砂でレッドアリーマーが流されるのにも注意。

・ステージ4 イマウスの山
■BOSS:ツイン・ガーディアン
[[双子]]の魔物で、レッドアリーマーを挟み込む様な位置に来ると高速で交差攻撃をしかけくる。
距離が空くとバスターの様な光弾も放ってくる。
挟撃がとにかく怖いので、距離を取って個別撃破を目指そう。

・ステージ5 魔鏡の館
■BOSS:ドッペルゲンガー
巨大な鏡から出現する魔術師の様な魔物。
レッドアリーマーに化けている間は此方がダメージを食らってしまうので注意。
変身が解けると高速で体当たりを仕掛けてくるが、動きを読んでいてもかわすのが難しい位なので、被ダメージの低さを利用して攻撃に集中した方が速い。

・ステージ6 ブレーガーズパレス入口
■BOSS:ゴーザ
ブレーガーの腹心ゴーザとの決戦。
攻略法はブレーガーとも共通するので覚えておこう。&font(l){前座のこっちのが遥かに大変だが。}
頭部が弱点なので、高く飛び上がって攻撃出来る位置を確保したい。
ノコギリと[[レーザー>ビーム/レーザー]]を放ってくるが、特にレーザーは足場を破壊されてしまうのでなるべく何も無い位置に発射角度を誘導したい。

・ラストステージ ブレーガーズパレス
■BOSS:キングブレーガー
“黒き光”の軍勢を生み出した異世界からやって来た破壊の王。
三方向弾と二つの誘導弾を放って猛攻撃を仕掛けてくるが、弱点である頭部への攻撃位置さえ確保出来れば、無限に“ホバリング”出来るようになっているのと、厄介な筈の誘導弾もダークファイアーで相殺可能なので三方向弾の回避にさえ気を使えば楽勝である。
能力的にはゴーザより上だがレッドアリーマーが強くなっているので攻略はこちらのほうがおそらく簡単で、これは前作のルシフェルとブレーガーの関係にも似ている。
……“赤き炎”の恐怖を存分に思い知らせてやろう。


追記修正お願いします。

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