自作ゲーム世界で俺が、神戦略で無双する

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自作ゲーム世界で俺が、神戦略で無双する - (2024/04/19 (金) 16:44:23) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2016/10/04 Tue 12:00:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます

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#center(){&size(20){&bold(){&color(blue){夢を実現するため具体的な目標を掲げて突き進むのは最高の娯楽だ。}}}}

#right(){&bold(){&color(blue){柴崎剣}}}




『自作[[ゲーム]]世界で俺が、神戦略で無双する』とは、日本の[[ライトノベル]]。全2巻。
著者:吉村夜 
イラスト:鉄豚
出版元:富士見ファンタジア文庫



*■概要
[[前々作>RPG W(・∀・)RLD ――ろーぷれ・わーるど――]]や[[前作>GOD W(`・ω・´)RLD ――ごっど・わーるど――]]と同じく王道路線の[[異世界>異世界モノ]][[戦記物>仮想戦記]]。
&bold(){&color(red){「主人公は他の追随を許さないほどのチート能力を持つが、そんな力が霞むほどに多勢に無勢」}}という過去2作との共通点がある。
タイトルに無双するって書いているのにね……。

……しかし、前作と同じく売り上げが悪く2巻で[[打ち切り>打ち切り(ライトノベル)]]となってしまった。
しかも作者のブログによれば1巻発売から約一ヶ月で打ち切り宣言された事が窺える。
本作は前作ほど破天荒なヒロインはいないのだが……、やはりタイトルが人を寄り付かせないのだろうか……。

さらに前作と同じく本作はある程度の長さを必要とするシリーズ前提として企画されたため、
最終巻となる2巻は3巻に続く!という終わり方をしており、話が纏まっていない。
吉村氏によれば5巻前後で違和感なく終われる段階になるはずだったとの事。

この事に吉村氏は大変不満を抱いており、作者は読者になるべく誠実であるべきとし、今後は&bold(){ネット上で公開していく}事を[[あとがき]]で発表した。
ただし吉村氏も生活していくため商業で発表するための原稿を書かなくてはならず、
本作の続きには原稿料は発生しないし、読者からもお金を取られないため、どうしても執筆に時間が掛かるとの事。
16年8月の時点では3巻のプロットが完成した段階らしい。


公開する場所は今のところ『[[小説家になろう]]』か、氏のブログを予定しており、その際『ウォーシミュレーションクロニクル』と改題する予定。
そこ、最初からそのタイトルだったらもう少し売れたとか言わない!
実際、吉村氏曰く編集者と大きな確執があったらしく……。

ただし現状投稿サイトは予定であってどこにするかは決定していない(というか、作品が出来ていない)
氏のブログではあまり一目がつかないし、『小説家になろう』に投稿するにしても3巻以降の物語になり、1~2巻は読者に買ってもらうしかない。
1~2巻分をアップしたくても出版社との契約上それが出来ず、
&bold(){&color(red){刊行してから3年で権利が吉村氏に戻って来る}}ので、それ以降は&bold(){1~2巻分を無料で読めるようには出来る。}
しかしそれまでの期間が長過ぎるので、既存ファンを長く待たせる事になってしまう等、新規ファンと既存ファンの事を考えて悩んでいるようだ。


そして16年10月に閲覧したブログによると9月12日から吉村氏の体調が崩れ入院、そして手術といった過酷な状況だったため、
執筆している余力がなく、年内に何処かに投稿予定だった本作は来年に持ち越される事を発表された。

また、本作はプロット上では4巻相当の話で完結予定との事。

&bold(){17年3月1日についに作品の続きが『小説家になろう』で連載開始}。(Nコード:N5020DV)
……が、運営から書籍を読まないと内容を理解出来ない作品はダメ、と言われたため、現在は削除されている。
著作権が吉村氏に戻る平成31年2月25日以降に投稿を開始する模様。


ちなみに現在『小説家になろう』にて吉村氏と同じペンネームで『奇病』という短編を投稿している人がいるが、本作の作者とは無関係なので注意を。



*■あらすじ
「最高に面白いSLGを作る!」この夢を叶えるため、ゲーム制作に高校生活を捧げる俺、柴崎剣と妹の紗良。
そんな俺達が突然転移させられた異世界は、開発中の自作SLG「ラクウェルクロニクル」に瓜二つの世界だった!

伝説の勇者専用の超強力スキルを所持していた俺は、
王家再興を目指す女王パッシェリカを怪物から救ったことから、彼女に仕える将軍として兵を指揮する事になったのだが……。
目前に兵力10倍の敵軍が迫る、VERYHARDモードでゲームスタートだと!?

……しかたない。創造主として、あらゆる知識・システムを駆使したこの世界の真の攻略法を見せてやるよ!

(公式より引用)



*■登場人物
**▲女王率いる革命軍
・柴崎剣/[[シヴァ]]
本作の主人公。クラスは主人公専用のドラゴンナイト。
高校二年生。一度決めた事には一直線な性格をしている。
『[[ファイアーエムブレムシリーズ]]』『[[タクティクスオウガ]]』等のSLGが大好きで、
中二の頃から妹と一緒にゲームを作っていたら、限りなく自作ゲームに似た異世界へと飛ばされた。
その世界でのステータスは自作ゲームの主人公そのもので、それ故もあってデフォルトネーム『シヴァ』と名乗っている。
主人公専用能力として自分が所属している部隊の能力を底上げするドラゴンハーツと、対象の能力値を見るサーチという魔法を使える。
またSLGを作るにあたって史実の戦争や戦術の勉強をしてきたので、ある程度の戦略をたてる事が可能で、革命軍の軍師的立場にいる。
将軍と言う地位と伝説の勇者という立場、そして自身の活躍で発言力を高め、男女混浴風呂を作ることが目下最大の夢。

・柴崎紗良/サラ
シヴァの妹で高校一年生、兄とはすごく仲がいい。ノリが良く異世界ではサラと名乗る。
幼少時から絵を描くのが好きで自分の絵が商業でどの程度か見極めるために、兄のゲームを作りたいという夢に乗っかった。
ゲーム作りでは主に数百種類のキャラデザを担当している。
異世界で色んなことを見て体験して、それを元に元の世界で凄い絵を描く事が目標。
クラスはウォーザードで、これは本来一つの属性しか扱えない魔法使いに対し、[[全属性]]の魔法を使えるという、主人公の相棒専用クラス。

・パッシェリカ・イスカリエン
本作の[[メインヒロイン]]。革命軍率いる自称女王。
プラチナブロンドの髪色をしている美少女。17歳。
前王の[[散子の一人>腹違い/種違い]]で、当人はそれを知らずに一般人として過ごしてきたが、
ネビウスに王の子供である事を告げられたため暴王ラディンを打倒すべく立ち上がる。
そんな危険を犯したのは平和を取り戻したいという気持ちもあるが、他人よりも良い物を食べたいとか、チヤホヤされたいとか打算もあった。
しかし革命軍を作ってからラディンに追われるようになったため、各地を転々とする日々を送っている。
クラスは医術師で[[回復魔法]]を使い支援する。

・アノン・アレリア
東リザード自治領の隣にあるアレリア領の領主。19歳。
赤毛で巨乳の美人で、部下達から頼られており信頼も厚い。
しかし、実は内心は臆病な普通の女性で、普段の威勢の良い姿は幼い頃からの教育の成果で父親の真似をしているに過ぎない。
クラスはナイトで騎馬隊を率いる。

・ミモリー
有翼人種『セフィラ』の美少女。セフィラ部隊の隊長を務める。
飛行でき、弓の扱いに長ける種族なので、戦闘の際には自軍の要になる。
恋多き乙女で、現在はシヴァに好意を抱いている。
『ろーぷれ』におけるイシュラのポジ。

・リドリー
セフィラ部隊の副隊長をしているミモリーの弟。サラとは仲がいい。
意外とチョロく、現在パッシェリカに想いを寄せる。

・ネビウス
陰険な性格をしている老魔法使い。仲間全員から嫌われている。
パッシェリカを探し出し王族の証である聖剣イデアを与え革命軍を作った立役者。
しかしそれはパッシェリカを女王とする事で確固たる権力をえる事を目的としている。
この行動は分が悪い賭けで、現状賭けに負けっぱなしなので機嫌が悪い。
こんなんでも腕の良い魔法使いで、召喚魔法を扱う。

・シャノーラ
元々は東リザード自治領に雇われていた傭兵だったが、後にシヴァに雇われた。
風術師の少女で腕は良いが口と態度は悪い。
皆がネビウスに対して思っていても立場的に言えなかった事をずけずけと言う。

・ウィード
800人という大所帯だが子供だけしかいない傭兵団『レイヴン』の頭目。
まだ14と言う年齢の割に大人の兵士の平均より少し上と言う、将来有望なダークエルフ。
元々は孤児で同じような境遇同士で集まるうちに巨大な組織となり、生きるために死体漁りをする傭兵となった。
クラスは二本の片手剣で戦うデュアルブレイダー。

・ユリア
傭兵団『レイヴン』に所属するエルフの美少女。他と同じく孤児。
子供たちの[[お母さん]]的存在であり、レイヴンがここまで大きくなってしまった元凶。
本来エルフはダークエルフとは宿敵同士なのだが、境遇ゆえに仲良し。
ウィードとは違い能力は平凡レベルなのだが、100あれば十分に高い幸運の値が345とズバ抜けて高い。
クラスは冒険者。


**▲東リザード自治領
その名のとおりリザードマンが住んでいる地域。アレリア領のご近所さん。

・バルゴ
東リザード自治領の領主。
戦いの才とリザードマンを統べる才に恵まれた兄がいたが、病で他界したため後を継いだ。
バルゴにはリザードマンの中でも小柄で才能にも恵まれていないが、努力で凄腕の戦士となった。
それ故荒事が好きで、そういう性格のため早急な判断を下し革命軍を匿うアレリア領と戦争をする事に。

・ロルカ
バルゴの妹。兄に比べ政治に長ける。
アノンとは昔馴染み。


**▲イスカリエン王朝
伝説の英雄ジェドが大陸を統一し、建国したラクウェルの王族。
万が一、王家に何かがあった時のために、王の子供を各地に秘密裏に送る『散種の儀』がある。

・ジェド・イスカリエン
神代の時代から種族間で抗争を繰り返していたラクウェルにて、最初に種族をまとめて国を築いた英雄王。
ドラゴンハーツとサーチという主人公専用魔法を扱ったという。

・アーウィン・イスカリエン
第39代の王。賢王と呼ばれる程度には民に慕われていた。

・ラディン・イスカリエン
アーウィン王の第一子で、父親を始めとした一族を謀殺し王位を継いだ暴君。
圧政を開始したため各地の領主の反感を買い、大戦乱を引き起こした。

・アノン・イスカリエン
アレリア領主の元に送られていた散子。
ラディンの異母妹でパッシェリカの異母姉にあたる。
前述した通り臆病な性格のため、パッシェリカとは違いラディンの圧政に立ち上がる事が出来なかった。
そのためこの名前を妹に告げていない。

・パッシェリカ・イスカリエン
民間に送られていた散子。ラディンとアノンの異母妹。


*■用語
・ラクウェルクロニクル
柴崎兄妹が3年の月日を捧げて開発していた自作SLG。
国が30国あり、その内17国から所属する国を選び、最大勢力を目指すゲーム。
戦闘はクォータービュー形式を採用し、素人なりに教本とにらめっこしながら作ったこだわりのAIが組み込まれている。
現在おおまかなプログラムの構築が終わったばかりで、細かい部分は未完成。
製作者的にはパッシェリカが国を統一するシナリオが本作のメインシナリオ。

・部隊
部隊長1名、小隊長4名、各小隊長の元に付く4名の合計21人から部隊は構成される。
主人公が所属する第一部隊のみ操作可能だが、それ以外は敵味方問わずAIによる行動。
このAIの基準は部隊長のAIに関するステータス次第となっており、ユニットとしては優秀でも隊長にするとダメだったりといったキャラの個性にしている。

・チェイン
部隊に属する仲間同士の友好度。
魔法使いは能力が高いため、皆から嫌われやすいという設定がされている。
顔アイコンで数値が表されており、これが高いほど部隊の能力が向上したり[[必殺技]]が使用可能となる。

・伝説の勇者シヴァ
『ラクウェルクロニクル』の主人公。妹にウォーザードのサラがいる。
神が世界を平和にすべく派遣した勇者で、古の竜族の血を引いている……という設定。
シヴァはデフォルトネームで変更可能。この名前は主人公のあだ名『シバ』が由来。

・ドラゴンハーツ
主人公……というかドラゴンナイト専用魔法。竜の血を引いていなければ使えない。
効果は使用者の能力を7倍、小隊長4名を4倍、各小隊長に従う4名の部下を3倍にする。
これを合計数値にすると71、部隊構成は21人のため主人公の所属する部隊は通常より約50人分強くなる魔法である。
一見すると強そうに見え、実際決闘など局地的な抗争ならチート能力なのだが、シヴァ達がしているのは桁が二つほど違う戦争である。
シヴァが属する軍団が300人として敵が1000人とする、そこでこの魔法を使用して350人分の戦力にした所で1000人には敵わない。
したがっていかにこの魔法を有効活用できる範囲に敵を誘導するかが勝敗を分ける。

・サーチ
上記と同じ主人公専用魔法。
見た人間の能力を数値として見る事が可能で、能力が高い者を厳選出来る。
またチェインの値も確認出来る為、仲良し部隊を編成する事も可能。
ただしあくまでも魔法の一種に過ぎず、魔法耐性が高い存在のステータスは確認できない。
特に種族全体で耐性が高い『ドリアード』は天敵と言える。

・[[主人公補正]]
その名の通り、プレイヤーたる主人公に補正がかかる現象。
『ラクウェルクロニクル』においての主人公補正は異性キャラへの好感度が上昇しやすくなるというもの。
これのおかげで主人公の部隊のチェインは高くなりやすい(もちろん、異性キャラが部隊にいればの話だが)。
また、どうやら異世界ラクウェルにおいても補正は存在するらしく、シヴァに関わる女性はいずれもシヴァに対する好感度は高くなっている。

・ラクウェル
本作の舞台となる世界の名前。
あらゆる種族が生活しているが、現在戦乱状態。
基本的には『ラクウェルクロニクル』でのシステム通りなのだが、何故か製作者すら分からない仕様があるなど、完全に同一ではない。


#center(){
&size(20){&bold(){&color(blue){自分の編集と誰かの編集が衝突した時、争いが生じる。}}}

&size(20){&bold(){&color(blue){でも、争いが生じたからといって、和解の可能性が失われる訳じゃない。}}}
}


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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- メガテンの小説書いていた人か?  -- 名無しさん  (2016-10-04 13:48:54)
- これ読んでたから2巻で終わったのには残念。  -- 名無しさん  (2016-10-04 15:44:30)
- 前作が1巻発売後打ち切り決定って言う事は「面白い面白くない以前に買って貰えない」って判断が下ったと考えられる訳で。そこで「タイトル変えれば一応手にとってもらえるかも」と試したのがこれなんだろうな。  -- 名無しさん  (2016-10-04 18:45:46)
- これに限った話ではないけど、タイトルが文章になっているラノベが多くなってる今となっては、返って逆効果な気がする  -- 名無しさん  (2016-10-04 23:36:34)
- つーても、「GOD W(`・ω・´)RLD ――ごっど・わーるど――」ってタイトルで売れなかった作者が「ウォーシミュレーションクロニクル」で売れたとは思えんし。まあだからってあまりにダメ元過ぎるけど、どうせ切るならこれ書く前に素直に切っとくべきだったんでは  -- 名無しさん  (2016-10-05 08:26:46)
- タイトルの酷さもそうだが主人公補正がこれ洗脳と何が変わらないんだよって感じてダメだった。ロープレみたいに普通に勇者で強いから、で十分なのに。あとSLGチックだからしょうがないけど魔神みたいなヤバい敵の存在がなかったこと、ショウとかノッチみたいなキャラがいなかったのも残念だった  -- 名無しさん  (2016-10-05 18:17:12)
- 自分は未読なんだけど、この項目に「隠れた名作」タグがついてることについて、実際に読んだ人から感想を聞きたい。……↑の感想見る限りではちょっと疑わしいけども  -- 名無しさん  (2019-10-19 21:20:46)
- どこ情報かすら謎の筆者の事情が記事内で主張されてるのは一体何なんだ。持ち上げるような内容といい筆者自身が作った記事なのではと疑いたくなる。…もっと露骨な宣伝目的にしか見えん記事がゴロゴロしてる時点で今更かもしれんが…。  -- 名無しさん  (2020-01-01 00:49:56)
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