&font(#6495ED){登録日}:2017/02/12(日) 23:25:40 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&b(){&font(#000000){再び すべてのトライフォースを私の物に…}}} #center(){&b(){&font(#000000){そして勇者も…}}} [[ゲーム]]『[[ゼルダ無双]]』の登場人物。 *■概要 ---- CV:[[寿美菜子]] 本作[[オリジナルキャラクター]]にして、本作で対立する悪役。 "黒の魔女"の異名を持つ、『黒の魔女軍』大将。 WiiU版発売当初は敵として戦うのみのキャラクターだったが、アップデートによりプレイアブル化。 黒を基調とした衣装に、口元だけ見える仮面を被っている。 その衣装は&b(){&font(#ff69b4){かなり大胆に露出したセクシーな物}}であり、またそれに見合った[[巨乳]]と美脚を持つ。 肌色は[[褐色>褐色娘(属性)]]。 『転生の扉』からあらゆる時空の魔物を召喚し従え、ハイラル支配を目論む。 また、[[リンク>リンク(ゼルダの伝説)]]に対して異常に執着し、我が物にしようとしている。 言ってしまえば[[ヤンデレ]]。 その正体は力のトライフォースを管理し、[[トライフォース>トライフォース(ゼルダの伝説)]]の均衡を見守っていた魔女であり、白の魔女ラナの片割れ。 仮面に隠れた素顔はラナと同じである(ただし髪型と髪色、肌色は異なる)。 かつて彼女達が一人の魔女だった頃、魔女はトライフォースの魔法によってあらゆる時代を垣間見ることが出来た。 その中で、幾多の時代で特別な輝きを放つ"勇者の魂"に目をつける。 見守る中で魔女は勇者に思いを寄せるようになるが、いつの時代も勇者のそばには[[美しい姫>ゼルダ姫(ゼルダの伝説)]]がおり、魔女は姫への羨望を募らせる。 その心の隙に[[悪しきものの思念>ガノンドロフ]]がつけこみ、魔女から善の心を追い出してしまう。 こうして魔女の半身に悪しきものの思念が居座り、黒の魔女シアが誕生。 追い出された善の心は、白の魔女ラナとして実体化し分裂したのだった。 黒の魔女シアはハイラル、そして勇者を手に入れるため、闇の世界と繋がる"転生の扉"を開き、さまざまな時代の魔物を召喚した。 悪しきものに操られているとも気付かないまま… これらの出来事は、後世で『魔女の争乱』と語られる。 *■各章での活躍 ---- &b(){&font(#ff0000){※以下ネタバレを含みます。}} **闇にあやつられし者(黒の魔女シア編) 闇に心を支配され、ハイラル侵攻を目論むシアは、自身の手足となる戦力を欲する。 手始めにオルディン火山に住む炎竜[[ヴァルガ>ヴァルガ(ゼルダ無双)]]、同じくオルディン火山に封印された呪いの指輪[[ウィズロ>ウィズロ(ゼルダ無双)]]を配下にするべく侵攻。 火山を管理する[[ゴロン族]]も蹴散らし、ヴァルガとウィズロに闇の魔力を注入し、自身の部下にした。 **ハイラル侵攻(黒の魔女シア編) 味方武将として登場。 『黒の魔女シア編』において、本章のみシアをプレイキャラとして選択できない(シアが途中で撤退するため)。 ウィズロの進言で妖精狩りをする黒の魔女軍は、最も強い力を持つ妖精プロクシィを捕らえるべくハイラル城へ進軍。 ハイラル軍のインパを倒すと、シアはヴァルガとウィズロにその場を任せて撤退した。 (序章『おそいかかる闇』でシアがいないのはこのため)。 **神秘の森の魔女(序章) バトル中には登場しないものの、本章クリア後のムービーで、上記のシア誕生の経緯が語られる。 **暗き谷の魔女(序章) 敵側武将として登場。 リンクとはこの章で初めて対峙する。 リンクと対峙して間もなく、巨大魔獣テスチタートを召喚すると一時撤退。 テスチタートを撃破したリンクと[[シーク>シーク(ゼルダの伝説)]]を罠にかけ、勇気・知恵のトライフォースを強奪。 自身が持っていた力のトライフォースと合わせて、すべてのトライフォースをそろえたシアは、異次元世界を出現させる。 さらに出現させた異次元世界に転生の扉を開き、各異世界に封じられた悪しきものの魂の欠片を解き放った。 **影を覆う闇(黒の魔女シア編) 味方武将として登場。 『[[トワイライトプリンセス>ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス]]』の異世界で[[ザント>ザント(ゼルダの伝説)]]を味方に取り入れるべく、[[ミドナ>ミドナ(ゼルダの伝説)]]を撃破する。 なお、本編のシナリオで『ミドナはシアによって再度魔物の姿にされた』と説明されているが、追加シナリオである本章を見るとその設定に矛盾が生じてしまっている。 **天空の支配者(黒の魔女シア編) 味方武将として登場。 今度は『[[スカイウォードソード>ゼルダの伝説 スカイウォードソード]]』の異世界で[[ギラヒム>ギラヒム(ゼルダの伝説)]]を味方にするべく侵攻。 当初はファイ率いるスカイロフト軍の加勢として、[[封印されしもの>封印されしもの(ゼルダの伝説)]]を討伐するものの、ギラヒムが味方になると人間たちを用済みとし裏切り。 ファイを制しスカイロフトを支配下に置いた。 **黄昏の大地へ(トワイライトプリンセス編) 敵側武将として登場。 転生の扉を閉じるべくハイラル軍とともに進軍するラナと、シアを探しに回るミドナとの三つ巴の戦いとなる。 ミドナは敵軍をかいくぐりシアの元へ到達するも、肝心のシアは撤退してしまう。 **影の王(トワイライトプリンセス編) バトル中には登場しないが、クリア後のムービーで登場。 姿を変えられたミドナを挑発するが、それに激昂したミドナの攻撃を受けて仮面が落ち、初めて素顔が明かされる。 **聖剣をその手に(終章) 冒頭のムービーで登場。 魂の欠片を4つ中3つ集めて実体化した[[ガノンドロフ]]と対峙し、トライフォースを奪われそうになるが、間一髪のところで勇気・知恵のトライフォースをわざと手放し、さらに力のトライフォースでガノンドロフを何処かへワープさせた。 本章ではムービーにのみ登場するだけでバトル中には登場しない。 なお、この頃からシアの魔力は弱まっていくことになる。 **闇の心との戦い(終章) 敵側武将として登場。 自身の精神が具現化した『精神の宮殿』でハイラル軍を迎え撃つ。 [[マスターソード>マスターソード(ゼルダの伝説)]]を手に入れ慢心するリンクの隙を突き、ダークリンクを生み出す。 そこへ再度甦ったガノンドロフが乱入し、三つ巴の戦いに。 戦いの中でマスターソードが覚醒し、光の力でダークリンクは消滅。 撤退するハイラル軍を妨害する魔物を召喚すると、戦線を完全に撤退する。 **取り戻せない光(黒の魔女シア編) 味方武将として登場。 力のトライフォースを取り戻すべく、三度進軍するガノンドロフを迎え撃つ。 この頃のシアはすっかり魔力が弱っており、魔力を注入したはずのウィズロが裏切り、さらにヴァルガも裏切りこそしないが命令に反した行動をとり、[[リザルとダイナ>リザルとダイナ(ゼルダ無双)]]はガノンドロフという強敵を前に逃亡。 更に自身もダークリンクを強引に生み出したことで正気を失いかけており、黒の魔女軍はもはや末期状態となっていた。 救援に駆け付けたラナの助けによってガノンドロフを撃退することに成功するも、シアはラナの説得を聞き入れなかった。 **光と闇の決戦(終章) 敵総大将として登場。 魔力によって自軍を強化し、更にヴァルガにも魔力を大量に注入する。 魔法陣によってそのヴァルガまでもが敗北すると、遺跡頂上でリンクを待ちかまえ、最終決戦にしてようやく戦闘となる。 ある程度ダメージを与えると、魔法によって分身し4体になる。 4体同時に相手をすることになり、すべてを倒さないとクリアにならない。 (3DS版からは各砦に分散して出現するようになり、手分けして最大2体を同時に相手することとなる)。 シアを撃破すると、正気を取り戻す。 ラナに自身の思いを告げると、光となって消滅。 黒の魔女軍との戦いは幕を閉じる。 …ここまでがWiiU版で描かれたお話。 3DS版とSwitch版はこの後のお話がストーリーに追加されている。 **取り戻すべき闇(風のタクト編) 最終決戦の後、シアは闇の世界に追放されており、更に自身の力を何者かに奪われていた。 シアを救出するべく奔走するラナと、訳あって合流したリンク、そして新たな異世界から来たテトラ、ハイラル王の4人は、異変の起こった精神の宮殿へ向かう。 魔女の部屋でシアの気配を感じたラナは、魔力を分け与えることでシアの救出に成功する。 救出されたシアは最初から体力が少なくなっており、やられればそのまま[[ゲームオーバー]]なので常に敵が来ないよう気を配ろう。 **聖三角を見守る者(風のタクト編) ラナによって心を引き戻せたとはいえ、依然シアは力を奪われたままであり、消滅の危機を迎えていた。 戦いの直前、シアの力を奪った悪しき存在・[[ファントムガノン]]の攻撃でメンバーはバラバラになってしまう。 ファントムガノンを撃破すると、奪われた力のトライフォースがシアの元に戻り、消滅を免れる。 力を取り戻したシアはハイラル城を訪れ、リンクとゼルダのトライフォースと合わせて[[風のタクト]]の異世界を戻し、ラナと共に魔女の谷へ戻っていった。 こうしてハイラルに平和が訪れ、二人はトライフォースの均衡をいつまでも見守るのだった― *■精神の宮殿 ---- シアの精神世界が具現化したステージであり、彼女を象徴する場所である。 建物エリアと、薔薇が咲く庭園エリアで構成される。 シアの精神を表すかのように建物は大きくゆがんでおり、裂けた壁は異空間に繋がっているように見える。 大きくねじれた廊下は、『[[時のオカリナ>ゼルダの伝説 時のオカリナ]]』の[[森の神殿>森の神殿(ゼルダの伝説)]]を彷彿とさせる。 宮殿の各所には&b(){リンクを象った銅像}が建てられている。ウルフリンクまである。 更に宮殿中央、魔女の部屋と呼ばれる場所には&font(b,red){無数のリンクの肖像画が飾られている。} 魔女のリンクに対する執着を最も表している場面である。誰が呼んだか『[[ストーカー]]部屋』。 ストーリー上でこのステージは2度訪れることになるが、いずれの場合もこの部屋で何かしらのイベントが発生する。 なお、劇中でこの写真について突っ込まれることはない。 *■性能 ---- 武器は宝杖。属性は[[闇>闇属性/暗黒属性]]。 宝杖は先端が鞭状になっており、さながら女王様のごとくバシバシしばいて攻撃する。 各種強攻撃は、 足踏みで闇の波動を撃ち広げる強2、光弾を放つ強3、ダークリンクを正面に召喚する強4、地面に地雷型の魔法を設置する強5、自分の周囲にダークリンクを召喚する強6。 強攻撃はどれも攻撃範囲が広いのが特徴で、出が早く範囲の広い強2は雑魚殲滅と必殺ゲージ稼ぎにお世話になったプレイヤーも多いと思われる。 強3、強5はタイマン戦で高い威力を発揮することが出来、強4は巨大魔獣のウィークポイント削りに強力。 強6は範囲・威力ともに強力だが、隙がやや大きいのがネック。タイミングを合わせれば武将や巨大魔獣相手に大きなダメージを与えられる。 特殊攻撃は攻撃技ではなく、自身に闇属性のオーラを纏う。 画面左上のゲージが無くなるまでの間、攻撃による闇属性が強化されたうえで、スーパーアーマーがついてギブドの拘束攻撃なども効かなくなる。 効果時間は短いが発動回数に制限は無いため、隙があれば積極的に発動させていきたいところ。 [[必殺技]]は広範囲に闇の波動を撃ち放つ強5の強化版のような演出。こちらも範囲が広く背後もカバーできるため強力。 欠点として、単発の攻撃力がそこまで高くないのと、各種強攻撃がどれもその場で立ち止まってしまうものばかりであるため被弾しやすいという点。 *■その他 ---- ・敵として対峙した際の登場ムービーは、シアの全身を映し出し、セクシーさをこれでもかと見せつける演出。&br()また、プレイ時の勝利ムービーは、こちらを見下すかのような演出がたまらないと好評。 ・キャラクターの性質上、シアのコスチュームは「仮面あり」「仮面なし」「帽子なし」の3種類が用意されている。 ・アドベンチャーモードのあるステージでは、味方総大将であるシアが敵総大将へ突撃してしまう事態が起こり度々敗走のきっかけになってしまうため、一部プレイヤーからは鬱陶しがられている。 ・3DS版ではシナリオクリアでのプレイアブル解禁となるが、WiiU版ではアップデートによる参戦となっている。&br()そのため新規購入者は最初から使用可能となっており、さらに上述のコスチュームの関係で&b(){レジェンドモードクリア前から素顔がわかってしまう}事態が起こっており、盛大なネタバレとなっている。 追記・修正は、リンクの写真で部屋を埋め尽くしてお願い致します。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ラナの半身なせいかよく見ると顔立ちは結構幼かったりする -- 名無しさん (2017-02-13 00:01:49) - ロリ顔巨乳とか俺得 -- 名無しさん (2017-02-13 15:57:44) - ギラヒム様といいザントといい、変態ばっかりな印象のWIIゼルダ悪役 -- 名無しさん (2017-02-13 16:09:10) - ストーカー部屋に関してはラナの時点からストーカーだったからシアだけが悪いわけじゃないし・・・ -- 名無しさん (2017-02-13 18:34:48) - 監視者コスのシアはかなり美人。 -- 名無しさん (2017-02-13 18:57:53) - ゼルダ無双のレート判定にセクシャルがついてる原因 -- 名無しさん (2017-02-25 10:15:26) - ラナとシアだと、一見シアの方が大きく見える気がするが、多分同じぐらい -- 名無しさん (2018-02-10 14:46:23) - 実際監視者コスとかにしてみるとうぉって思うくらいデカいよねラナ。 -- 名無しさん (2018-02-13 09:16:30) - 実のところリンクとゼルダが恋仲なのあんまりイメージにないわ。 -- 名無しさん (2020-07-21 07:09:42) - ↑本編だとトワプリ世界、時オカ世界、スカウォ世界の3つの世界繋げてたけどスカウォ以外ピンとこないよな。時オカにせよトワプリにせよゼルダじゃなくて冒険を共にした相棒を選んだ感じがすごいし -- 名無しさん (2020-07-21 12:24:50) - 恋仲だからではなく「あらゆる時代のリンクの隣にゼルダと呼ばれる姫がいる」ということに嫉妬した。要はスカウォで授けられた呪いがシアには運命に見えたってこと。 -- 名無しさん (2023-02-05 04:12:56) #comment #areaedit(end) }